JPH1127808A - 充電制御装置及び充電制御方法 - Google Patents

充電制御装置及び充電制御方法

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JPH1127808A
JPH1127808A JP9175851A JP17585197A JPH1127808A JP H1127808 A JPH1127808 A JP H1127808A JP 9175851 A JP9175851 A JP 9175851A JP 17585197 A JP17585197 A JP 17585197A JP H1127808 A JPH1127808 A JP H1127808A
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charging
holding
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JP9175851A
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Hideo Nakamura
中村  秀男
Yutaka Hotta
豊 堀田
Akira Suzuki
明 鈴木
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/20Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed
    • B60L15/2072Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed for drive off
    • B60L15/2081Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed for drive off for drive off on a slope
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータの充電中にロータが振動して騒音が発生
したり、ギヤの歯面にフレッチングが生じたりすること
がないようにする。 【解決手段】複数の相のステータコイル15〜17を備
えたステータと、該ステータに対して回転自在に配設さ
れ、少なくとも一つの極対を備えたロータ35と、蓄電
手段と、モータ駆動時において、直流電流を各相の電流
に変換し、該各相の電流を前記各ステータコイル15〜
17に供給して前記ロータ35によってトルクを発生さ
せ、充電時において、商用電源25から供給された交流
電流を直流電流に変換し、該直流電流を前記ステータコ
イル15〜17を介して蓄電手段に変圧して供給する電
流供給手段と、充電時において、該電流供給手段を作動
させてステータにおける所定の保持位置に磁束を発生さ
せ、ロータ35を前記保持位置に保持するロータ保持手
段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電制御装置及び
充電制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動車両においては、ステータ及
びロータによって構成されるDCブラシレスモータ、リ
ラクタンスモータ等のモータが使用され、前記ステータ
に配設されたステータコイルに電流を供給することによ
って前記モータが駆動されるようになっている。
【0003】そのために、電流波形制御回路及びベース
ドライブ回路を備えたモータ駆動装置が配設され、前記
電流波形制御回路において、前記ロータの位置、すなわ
ち、磁極の位置に対応させてU相、V相及びW相の正弦
波信号が発生させられるとともに、電流指令値が発生さ
せられ、かつ、前記正弦波信号及び電流指令値に基づい
て、該電流指令値に対応するパルス幅を有する各相のパ
ルス幅変調信号が発生させられ、該パルス幅変調信号が
ベースドライブ回路に送られる。
【0004】該ベースドライブ回路は、前記パルス幅変
調信号に対応させてトランジスタ駆動信号を発生させ、
該トランジスタ駆動信号をインバータブリッジに対して
出力する。該インバータブリッジは、6個のトランジス
タを有し、前記トランジスタ駆動信号がオンの間だけト
ランジスタをオンにして各相の電流を発生させ、該各相
の電流を前記ステータコイルに供給する。このようにし
て、前記モータ駆動装置を作動させることによってモー
タを駆動し、電動車両を走行させることができる。
【0005】そのために、前記インバータブリッジにバ
ッテリが接続され、該バッテリからの直流電流がインバ
ータブリッジによって各相の電流に変換されるようにな
っている。したがって、バッテリ残量が少なくなると、
前記各ステータコイルに商用電源を接続し、前記バッテ
リを充電するようにしている。すなわち、ロータによっ
て発生させられるトルクにアンバランスが生じないよう
に、前記商用電源から交流電流を、各相のステータコイ
ルに均等に1/3ずつ供給するようにしている。この場
合、充電リアクトル(アキュムレータ)として各ステー
タコイルが利用され、インバータブリッジの各アームに
おいて一対のトランジスタが交互にオン・オフさせられ
る(特開平6−245327号公報及び特開平6−32
7102号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の充電制御方法においては、ステータコイルは三相対
称巻線から成るので、各ステータコイルに等しい電流が
流れると、モータの内部において発生させられる相互イ
ンダクタンスによって自己インダクタンスが打ち消さ
れ、該自己インダクタンスがその分小さくなってしま
う。
【0007】その結果、充電に必要な自己インダクタン
スを確保することができなくなり、トランジスタのオン
・オフに伴って発生する電流リップルが大きくなるだけ
でなく、充電利用率が低くなってしまう。そこで、充電
を行う際に、1相のステータコイルだけに電流を流すよ
うにした充電制御方法が考えられる。この場合、インバ
ータブリッジにおける1相のアームだけを利用し、一対
のトランジスタをオン・オフさせることによって、相互
インダクタンスが発生するのを防止し、充電に必要な自
己インダクタンスを確保するようにしている。
【0008】ところが、ステータコイルに流れる交流電
流によってステータの特定の位置に交番磁界が発生させ
られ、ロータの永久磁石、突極鉄心等とステータの鉄心
との間において吸引及び反発が繰り返され、ロータが振
動して騒音が発生してしまう。図2は従来の充電制御方
法が適用されたDCブラシレスモータの概念図である。
【0009】図において、101はステータ、102は
U相のステータコイル、103はV相のステータコイ
ル、104はW相のステータコイル、105は図示しな
いロータに配設された永久磁石である。この場合、図示
しないバッテリを充電するに当たり、充電リアクトルと
してステータコイル102を利用すると、前記ステータ
コイル102に流れる交流電流によってステータ101
の位置P1、P2に交番磁界が発生させられる。その結
果、図に示すような位置に永久磁石105が配設されて
いると、該永久磁石105とステータ101の図示しな
い鉄心との間において吸引及び反発が繰り返され、ロー
タが振動して騒音を発生させてしまう。
【0010】図3は従来の充電制御方法が適用されたリ
ラクタンスモータの概念図である。図において、101
はステータ、102はU相のステータコイル、103は
V相のステータコイル、104はW相のステータコイ
ル、106は図示しないロータに形成された突極鉄心で
ある。この場合、図示しないバッテリを充電するに当た
り、充電リアクトルとしてステータコイル102を利用
すると、前記ステータコイル102に流れる交流電流に
よってステータ101の位置P1、P2に交番磁界が発
生させられる。その結果、図に示すような位置に突極鉄
心106が配設されていると、該突極鉄心106とステ
ータ101の図示しない鉄心との間において吸引及び反
発が繰り返され、ロータが振動して騒音を発生させてし
まう。
【0011】ところで、前記各モータによって発生させ
られた回転は、図示しない変速装置によって変速されて
図示しない駆動輪に伝達されるようになっているので、
前記モータは変速装置を構成するギヤと連結される。し
たがって、前記バッテリの充電中にロータが振動すると
ギヤも振動し、ギヤのバックラッシュによってギヤの各
歯面が衝突を繰り返すので、騒音が発生するだけでな
く、前記歯面にフレッチングが生じてしまうことがあ
る。
【0012】本発明は前記従来の充電制御方法の問題点
を解決して、モータの充電中にロータが振動して騒音が
発生したり、ギヤの歯面にフレッチングが生じたりする
ことがない充電制御装置及び充電制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の充
電制御装置においては、複数の相のステータコイルを備
えたステータと、該ステータに対して回転自在に配設さ
れ、少なくとも一つの極対を備えたロータと、蓄電手段
と、モータ駆動時において、前記蓄電手段から供給され
た直流電流を各相の電流に変換し、該各相の電流を前記
各ステータコイルに供給して前記ロータによってトルク
を発生させ、充電時において、商用電源から供給された
交流電流を直流電流に変換し、該直流電流を前記ステー
タコイルを介して蓄電手段に変圧して供給する電流供給
手段と、充電時において、該電流供給手段を作動させて
ステータにおける所定の保持位置に磁束を発生させ、ロ
ータを前記保持位置に保持するロータ保持手段とを有す
る。
【0014】本発明の他の充電制御装置においては、さ
らに、前記ロータの位置を検出するロータ位置検出手段
を有し、前記ロータ保持手段は、前記ロータの位置に対
応する保持位置に磁束を発生させる。本発明の更に他の
充電制御装置においては、さらに、前記ロータ保持手段
は、互いに隣接する異なる相のステータコイルを同じ極
性に励磁する。
【0015】本発明の更に他の充電制御装置において
は、さらに、前記電流供給手段はインバータブリッジ、
及び該インバータブリッジに並列に接続された整流・ス
イッチング手段を備える。本発明の更に他の充電制御装
置においては、さらに、前記ロータ保持手段は、トルク
を発生させることができない位置にロータを固定するロ
ータ固定手段と、固定されたロータの位置に対応する保
持位置に磁束を発生させる磁束発生手段とを備える。
【0016】本発明の更に他の充電制御装置において
は、さらに、前記ロータ保持手段は、トルクを発生させ
ることができない位置にロータを固定するロータ固定手
段と、固定されたロータの極対の中間の位置に対応する
保持位置に磁束を発生させる磁束発生手段とを備える。
本発明の更に他の充電制御装置においては、さらに、前
記ロータ固定手段はパーキング装置である。
【0017】本発明の更に他の充電制御装置において
は、さらに、前記ロータが固定されてない場合に、前記
ロータによってトルクを発生させてパーキング装置をロ
ック状態に置くロック状態形成手段を有する。本発明の
充電制御方法においては、商用電源から供給された交流
電流を直流電流に変換し、該直流電流をステータコイル
を介して蓄電手段に変圧して供給するとともに、ステー
タにおける所定の保持位置に磁束を発生させ、ロータを
前記保持位置に保持する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるモータ駆動装置の概念図であ
る。図において、31はモータであり、該モータ31
は、複数、すなわち、U相、V相及びW相のステータコ
イル15〜17、及び該ステータコイル15〜17の内
側において回転自在に配設されたロータ35を有し、該
ロータ35は、2個の極から成る極対を少なくとも一つ
備える。本実施の形態において、前記モータ31はDC
ブラシレスモータによって構成され、前記ロータ35は
2個の磁極から成る磁極対を三つ備える。なお、モータ
31がリラクタンスモータによって構成される場合、ロ
ータ35は2個の突極鉄心から成る突極鉄心対を少なく
とも一つ備える。また、本実施の形態において、前記ロ
ータ35は、ステータコイル15〜17の内側において
回転自在に配設されるが、ステータコイル15〜17の
外側において回転自在に配設することもできる。
【0019】前記モータ31を駆動して電動車両を走行
させる場合は、蓄電手段としてのバッテリ33からの直
流電流がインバータブリッジ40によって各相の電流に
変換され、該各相の電流はそれぞれ各ステータコイル1
5〜17に供給される。そのために、前記インバータブ
リッジ40は、コンデンサ13及び各相のアーム21〜
23を備え、前記アーム21にトランジスタTr1、T
r2が、前記アーム22にトランジスタTr3、Tr4
が、前記アーム23にトランジスタTr5、Tr6がそ
れぞれ配設されるとともに、各トランジスタTr1〜T
r6のエミッタ・コレクタ間にそれぞれダイオードD1
〜D6が接続される。そして、前記ステータコイル15
〜17の中性点P3と前記トランジスタTr1、Tr2
の中間点P4とがステータコイル15によって、前記中
性点P3と前記トランジスタTr3、Tr4の中間点P
5とがステータコイル16によって、前記中性点P3と
前記トランジスタTr5、Tr6の中間点P6とがステ
ータコイル17によってそれぞれ接続される。
【0020】また、前記ロータ35に連結されたロータ
シャフト42に、ロータ位置検出手段としてのレゾルバ
(RE)43の図示しない回転子が同軸的に連結され
る。そして、前記レゾルバ43にはロータ位置算出回路
44が接続され、該ロータ位置算出回路44は、前記レ
ゾルバ43に交流電圧を印加するとともに、レゾルバ4
3からレゾルバ信号を受けて前記ロータ35の位置、す
なわち、磁極の位置を算出し、モータ制御回路45に対
して磁極位置信号を出力する。
【0021】したがって、車両制御回路46が、モータ
駆動時に電流指令値を発生させてモータ制御回路45に
送ると、該モータ制御回路45は、前記電流指令値に対
応するパルス幅を有する3相のパルス幅変調信号を発生
させ、該パルス幅変調信号をゲート駆動回路51に対し
て出力する。該ゲート駆動回路51は、前記パルス幅変
調信号を受けて、6個のトランジスタTr1〜Tr6を
駆動するためのトランジスタ駆動信号をそれぞれ発生さ
せ、インバータブリッジ40に対して出力する。
【0022】その結果、前記ステータコイル15〜17
に各相の電流が供給され、ロータ35によってトルクが
発生させられる。なお、前記車両制御回路46には、ア
クセル信号、ブレーキ信号、シフト信号、充電信号、パ
ーキング信号等が入力される。また、52は補機用12
〔V〕電源に接続された電源回路であり、該電源回路5
2は、前記ゲート駆動回路51に駆動電圧を印加すると
ともに、モータ制御回路45及び車両制御回路46に制
御電源電圧を印加する。
【0023】そして、前記トランジスタ駆動信号によっ
て各アーム21〜23ごとに前記トランジスタTr1〜
Tr6を選択的にオン・オフさせると、バッテリ33か
らの直流電流が各相の電流に変換され、該各相の電流は
それぞれステータコイル15〜17に供給される。とこ
ろで、前記バッテリ33のバッテリ残量が少なくなる
と、バッテリ33を充電することができるようになって
いる。
【0024】そのために、前記インバータブリッジ40
の各アーム21〜23と並列に整流・スイッチング手段
としての充電用アーム24が接続され、前記インバータ
ブリッジ40及び充電用アーム24によって電流供給手
段が構成される。該充電用アーム24は、2個のダイオ
ードD7、D8、及び該各ダイオードD7、D8のアノ
ード・カソード間を接続するトランジスタTr7、Tr
8から成る。
【0025】そして、前記中性点P3と前記トランジス
タTr7、Tr8の中間点P7とが商用電源25によっ
て接続される。なお、前記トランジスタTr7、Tr8
のオン・オフは、前記ゲート駆動回路51によって出力
されるトランジスタ駆動信号に従って行われる。次に、
バッテリ33を充電するための充電制御装置及び充電制
御方法について説明する。
【0026】図4は本発明の第1の実施の形態における
モータの第1の概念図、図5は他のモータの概念図、図
6は本発明の第1の実施の形態におけるU相のアームの
状態を示す等価回路図、図7は本発明の第1の実施の形
態におけるV相のアームの状態を示す等価回路図、図8
は本発明の第1の実施の形態におけるモータの第2の概
念図である。
【0027】図において、13はコンデンサ、31はモ
ータ、32はステータ、34はロータ35(図1)に配
設された永久磁石であり、前記ステータ32はU相、V
相及びW相のステータコイル15〜17を有する。とこ
ろで、バッテリ33を充電するに当たり、車両制御回路
46の図示しないロータ保持手段は、各相のアーム21
〜23のうちの二つのアームを使用し、商用電源25か
ら供給される交流電流IACが正である場合と負である場
合とで、互いに異なる相のステータコイルに前記交流電
流IACを供給するように前記トランジスタTr1〜Tr
8をオン・オフさせる。
【0028】例えば、図4に示すモータ31において
は、バッテリ33を充電するためにU相及びV相のアー
ムが使用され、商用電源25から供給される交流電流I
ACはステータコイル15、16を選択的に流れる。すな
わち、前記交流電流IACが正である場合、第1段階でト
ランジスタTr2をオンに、トランジスタTr1、Tr
3〜Tr8をオフにすると、商用電源25から供給され
る交流電流IACはステータコイル15、トランジスタT
r2及びダイオードD8を矢印A方向に流れ、ステータ
コイル15に電気エネルギーが蓄えられる。続いて、第
2段階でトランジスタTr1〜Tr8をオフにすると、
前記ステータコイル15に蓄えられていた電気エネルギ
ーが放出され、正のU相の電流IU が直流電流になって
ステータコイル15、ダイオードD1、バッテリ33及
びダイオードD8を矢印B方向に流れる。
【0029】その結果、図4に示すように、矢印E方向
に磁束が発生させられ、ステータコイル15の正極(U
+)側がS極に励磁され、負極(U−)側がN極に励磁
されるので、前記永久磁石34のN極がステータコイル
15の正極側に、永久磁石34のS極がステータコイル
15の負極側にそれぞれ吸引される。次に、前記交流電
流IACが負である場合、第1段階でトランジスタTr3
をオンに、トランジスタTr1、Tr2、Tr4〜Tr
8をオフにすると、商用電源25から供給される交流電
流IACはダイオードD7、トランジスタTr3及びステ
ータコイル16を矢印C方向に流れ、ステータコイル1
6に電気エネルギーが蓄えられる。続いて、第2段階で
トランジスタTr1〜Tr8をオフにすると、前記ステ
ータコイル16に蓄えられていた電気エネルギーが放出
され、負のV相の電流IV が直流電流になってダイオー
ドD7、バッテリ33、ダイオードD4及びステータコ
イル16を矢印D方向に流れる。
【0030】その結果、図4に示すように、矢印F方向
に磁束が発生させられ、ステータコイル16の負極(V
−)側がS極に励磁され、ステータコイル16の正極
(V+)側がN極に励磁されるので、前記永久磁石34
のN極がステータコイル16の負極側に、永久磁石34
のS極がステータコイル16の正極側にそれぞれ吸引さ
れる。
【0031】このように、前記交流電流IACは直流電流
に変換され、変圧されてバッテリ33に供給され、充電
が行われる。そして、U相のアームのトランジスタTr
2及びV相のアームのトランジスタTr3をオン・オフ
させることによって、前記交流電流IACが正である場合
に矢印E方向に磁束を発生させ、交流電流IACが負であ
る場合に矢印F方向に磁束を発生させるようにしている
が、トランジスタTr1、Tr4をオン・オフさせるこ
とによって、前記交流電流IACが正である場合に矢印E
方向と反対の方向に磁束を発生させ、交流電流IACが負
である場合に矢印F方向と反対の方向に磁束を発生させ
ることもできる。
【0032】また、同様に、V相のアーム22のトラン
ジスタTr4及びW相のアーム23のトランジスタTr
5をオン・オフさせたり、V相のアーム22のトランジ
スタTr3及びW相のアーム23のトランジスタTr6
をオン・オフさせたりすることもできる。さらに、同様
に、W相のアーム23のトランジスタTr6及びU相の
アーム21のトランジスタTr1をオン・オフさせた
り、W相のアーム23のトランジスタTr5及びU相の
アームのトランジスタTr2をオン・オフさせたりする
こともできる。
【0033】したがって、図4に示すように磁極数が2
である場合、第1の励磁方法においては、ステータコイ
ル15の正極側及びステータコイル16の負極側をS極
に、ステータコイル15の負極側及びステータコイル1
6の正極側をN極にそれぞれ励磁させることができる。
また、第2の励磁方法においては、ステータコイル15
の正極側及びステータコイル17の負極側をS極に、ス
テータコイル15の負極側及びステータコイル17の正
極側をN極にそれぞれ励磁させ、第3の励磁方法におい
ては、ステータコイル15の負極側及びステータコイル
16の正極側をS極に、ステータコイル15の正極側及
びステータコイル16の負極側をN極にそれぞれ励磁さ
せ、第4の励磁方法においては、ステータコイル15の
負極側及びステータコイル17の正極側をS極に、ステ
ータコイル15の正極側及びステータコイル17の負極
側をN極にそれぞれ励磁させ、第5の励磁方法において
は、ステータコイル16の正極側及びステータコイル1
7の負極側をS極に、ステータコイル16の負極側及び
ステータコイル17の正極側をN極にそれぞれ励磁さ
せ、第6の励磁方法においては、ステータコイル16の
負極側及びステータコイル17の正極側をS極に、ステ
ータコイル16の正極側及びステータコイル17の負極
側をN極にそれぞれ励磁させることができる。
【0034】なお、図8に示すように、前記モータ31
が、磁極数が6であるDCブラシレスモータである場
合、ステータ32には、ステータコイル15〜17がそ
れぞれ6個ずつ配設され、ロータ35には3個の永久磁
石34が配設される。その結果、18とおりの励磁方法
でステータコイル15〜17を励磁させることができ
る。
【0035】このように、互いに隣接する異なる相のス
テータコイルを同じ極性に励磁すると、ステータコイル
15〜17に流れる各相の電流IU 、IV 、IW によっ
てステータ32の特定の位置に交番磁界が発生させられ
ることがなくなる。したがって、ロータ35の永久磁石
34とステータ32の鉄心との間において吸引及び反発
が繰り返されることがなくなるので、ロータ35が振動
して騒音が発生するのを防止することができる。
【0036】また、前記磁極の位置をレゾルバ43によ
って検出し、検出された磁極の位置に対応する保持位置
において、互いに隣接する異なる相のステータコイルを
同じ極性に励磁すると、ロータ35を保持する吸引力を
大きくすることができるので、ロータ35が振動して騒
音が発生するのを一層防止することができる。なお、U
相のアーム21だけを使用してバッテリ33を充電しよ
うとすると、図5に示すように、U相のステータコイル
15によって矢印G方向及び矢印H方向に交互に磁束が
発生させられ、ステータコイル15の正極側及び負極側
が交互に異なる極性N、Sに励磁されることになる。し
たがって、ロータ35が振動して騒音を発生するのを防
止することはできない。
【0037】ところで、前記モータ31によって発生さ
せられた回転は、図示しない変速装置によって変速され
て図示しない駆動輪に伝達されるようになっているの
で、前記モータ31は変速装置を構成するギヤと連結さ
れる。したがって、前記バッテリ33の充電中にロータ
35が振動するとギヤも振動するが、本実施の形態にお
いては、ロータ35が振動するのを防止することができ
るので、ギヤも振動することがなく、ギヤのバックラッ
シュによってギヤの各歯面が衝突を繰り返すことがなく
なる。その結果、騒音が発生したり、前記歯面にフレッ
チングが生じたりするのを防止することができる。
【0038】なお、永久磁石34を備えないリラクタン
スモータにおいても、同様に商用電源25から供給され
る交流電流IACの極性に対応させて、トランジスタTr
1〜Tr6をオン・オフすることによって、ステータ3
2の特定の位置に交番磁界が発生させられるのを防止す
ることができる。ところで、バッテリ33の充電を開始
するに当たり、前記第1〜第6の励磁方法でステータコ
イル15〜17の正極側又は負極側を励磁するようにな
っているが、励磁に伴ってロータ35の永久磁石34が
所定のステータコイルに吸引され、ロータ35が回動さ
せられる。そして、該ロータ35の回動量は、バッテリ
33の充電を開始したときの磁極の位置及び前記励磁方
法によって異なる。
【0039】そこで、車両制御回路46は、バッテリ3
3の充電を開始するときに前記ロータ35の回動量が最
も少なくなるようにしている。図9は本発明の第1の実
施の形態における充電制御装置の動作を示すフローチャ
ートである。車両制御回路46(図1)は、運転者によ
って所定の図示しないスイッチ等が操作されてバッテリ
33の充電を開始する旨の指示が出されたかどうかを判
断し、充電の開始が指示された場合は、運転者が図示し
ないシフトレバーを操作して、パーキングレンジが選択
されたことを表すシフト信号、すなわち、パーキングレ
ンジ信号が発生したかどうかを判断する。
【0040】次に、前記車両制御回路46は、前記パー
キングレンジ信号が発生した場合はレゾルバ43によっ
て磁極の位置を検出し、検出された磁極の位置に対応す
る保持位置に配設された、発生するトルクが少ない二つ
の相を選択し、充電を開始する。そして、前記車両制御
回路46は、バッテリ33の充電を終了する旨の指示が
出されたかどうかを判断し、指示が出された場合は処理
を終了する。
【0041】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 充電の開始が指示されたかどうかを判断
する。充電の開始が指示された場合はステップS2に進
み、指示されていない場合は処理を終了する。 ステップS2 パーキングレンジ信号が発生したかどう
かを判断する。パーキングレンジ信号が発生した場合は
ステップS3に進み、発生していない場合は処理を終了
する。 ステップS3 磁極の位置を検出する。 ステップS4 磁極の位置に対応する保持位置に配設さ
れた、発生するトルクが少ない相を選択し、充電を開始
する。 ステップS5 充電を終了する旨の指示が出されるのを
待機し、指示が出されると処理を終了する。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図10は本発明の第2の実施の形態における
モータ駆動装置の概念図である。なお、第1の実施の形
態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与
することによってその説明を省略する。この場合、イン
バータブリッジ40の各アーム21〜23と並列に整流
・スイッチング手段としての充電用アーム36が接続さ
れる。該充電用アーム36は、2個のダイオードD7、
D8、及び該各ダイオードD7、D8のアノード・カソ
ード間を接続するスイッチング素子SW1、SW2から
成る。該スイッチング素子SW1、SW2はゲート駆動
回路51(図1)から出力されたトランジスタ駆動信号
に従ってオン・オフさせられる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。ところで、DCブラシレスモータ、リラクタ
ンスモータ等のモータを駆動する場合、ステータコイル
に流れる電流によって発生させられる磁束に基づいて、
ロータの永久磁石、突極鉄心等とステータの鉄心とが吸
引及び反発を繰り返す特性を利用している。このことか
らすると、トルクを全く発生させない磁極の位置が存在
する。
【0044】図11は本発明の第3の実施の形態におけ
る充電制御方法が適用されたDCブラシレスモータの概
念図である。図において、32はステータ、62はU相
のステータコイル、63はV相のステータコイル、64
はW相のステータコイル、65はロータ35(図1)に
配設された永久磁石である。
【0045】この場合、蓄電手段としての図示しないバ
ッテリを充電するに当たり、充電リアクトルとしてステ
ータコイル62を利用すると、前記ステータコイル62
に流れる交流電流によってステータ32の位置P1、P
2に、交番磁界が発生させられ、磁束が発生させられ
る。その結果、図に示すような位置に永久磁石65が配
設されていると、永久磁石65とステータ32の図示し
ない鉄心との間において吸引及び反発が繰り返される
が、磁極の位置に対応する保持位置に磁束が発生させら
れるので、ロータ35はトルクを発生させない。したが
って、前記保持位置においてロータ35を保持すること
ができる。
【0046】図12は本発明の第3の実施の形態におけ
る充電制御方法が適用されたリラクタンスモータの概念
図である。図において、32はステータ、62はU相の
ステータコイル、63はV相のステータコイル、64は
W相のステータコイル、66はロータ35(図1)に配
設された突極鉄心である。
【0047】この場合、図示しないバッテリを充電する
に当たり、充電リアクトルとしてステータコイル62を
利用すると、前記ステータコイル62に流れる交流電流
によってステータ32の位置P1、P2が保持位置とさ
れ、該保持位置に交番磁界が発生させられて磁束が発生
させられる。その結果、図の実線で示すような位置に突
極鉄心66が配設されていると、突極鉄心66とステー
タ32の図示しない鉄心との間において吸引及び反発が
繰り返されるが、突極鉄心66の位置に対応する保持位
置に磁束が発生させられるので、ロータ35はトルクを
発生させない。なお、リラクタンスモータの場合、ロー
タ35に磁性がないので、図の破線で示すようなロータ
35の突極鉄心対の中間の位置に対応する保持位置に磁
束が発生させられるときも、ロータ35はトルクを発生
させない。したがって、前記各保持位置においてロータ
35を保持することができる。
【0048】ところで、電動車両には、駐車中に車両が
動かないようにパーキング装置が配設されていて、運転
者が、電動車両を停止させてシフトレバーを操作するこ
とによって、パーキングレンジが選択され、パーキング
装置が作動させられるようになっている。図13は本発
明の第3の実施の形態におけるパーキング装置のロック
状態を示す図、図14は本発明の第3の実施の形態にお
けるパーキング装置の解放状態を示す図、図15は本発
明の第3の実施の形態における電動車両の動力伝達系を
示す図である。
【0049】図において、31はモータ、60は図示し
ないロータシャフトに一体的に連結された出力軸、67
はカウンタドライブギヤ、68はパーキングギヤ、71
はカウンタシャフト、72は前記カウンタドライブギヤ
67と噛(し)合するカウンタドリブンギヤ、73は出
力ギヤ、74はリングギヤ、75は該リングギヤ74を
介して伝達された回転を図示しない左右の駆動輪に伝達
するディファレンシャル装置である。なお、前記リング
ギヤ74の歯数は出力ギヤ73の歯数と比べて大きくさ
れ、出力ギヤ73及びリングギヤ74によって変速装置
(減速機)が構成される。
【0050】パーキング装置は、図示しないディテント
レバーによって進退させられるロッド、該ロッドの所定
位置において摺(しゅう)動自在に配設されたカム、該
カムを支持する支持部、前記カムを進退させたときに揺
動させられるパーキングポール76及びパーキングギヤ
68を有し、前記パーキングポール76は爪77を備え
る。そして、前記パーキング装置によってロータ固定手
段が構成される。
【0051】前記パーキングギヤ68は、前記出力軸6
0と連結され、電動車両が前進したり後退したりすると
きに回転させられる。また、前記パーキングポール76
は、ポールシャフト78を中心にして揺動自在に支持さ
れ、図13に示すように爪77とパーキングギヤ68の
歯溝79とを噛合させたり、図14に示すように爪77
を前記歯溝79から解放させたりする。
【0052】したがって、運転者が図示しないシフトレ
バーを操作することによってディテントレバーを回転さ
せ、前記ロッドを前進させると、カムが、パーキングポ
ール76の先端部と支持部との間に進入し、パーキング
ポール76を回動させ、爪77と歯溝79とを噛合させ
ることができる。このように、運転者がシフトレバーを
操作してパーキングレンジを選択し、パーキング装置を
ロックさせることができる。
【0053】そこで、運転者が、バッテリ33(図1)
を充電するために電動車両を停止させ、パーキング装置
をロックさせて爪77と歯溝79とを噛合させたとき
に、前記永久磁石65(図11)、突極鉄心66(図1
2)等を図11又は12に示すような状態になるように
ロータ35とパーキングギヤ68とを連結させておく
と、バッテリ33の充電時においては、前記車両制御回
路46の図示しない磁束発生手段によって、前記永久磁
石65、突極鉄心66等の位置に対応する保持位置、又
は突極鉄心対の中間の位置に対応する保持位置に磁束が
発生させられるので、ロータ35は、トルクを発生させ
ず、保持される。
【0054】したがって、ロータ35の永久磁石65と
モータ31の鉄心との間において吸引及び反発が繰り返
されることがなくなるので、ロータ35が振動して騒音
が発生するのを防止することができる。また、ロータ3
5が振動するのを防止することができるので、カウンタ
ドライブギヤ67、カウンタドリブンギヤ72、出力ギ
ヤ73、リングギヤ74等の各ギヤも振動することがな
く、該ギヤのバックラッシュによってギヤの各歯面が衝
突を繰り返すことがなくなる。したがって、騒音が発生
したり、歯面にフレッチングが生じたりするのを防止す
ることができる。
【0055】なお、前記パーキングギヤ68は、ロータ
35にトルクを発生させることがない位置の数だけ歯溝
79を備える。したがって、パーキングギヤ68がDC
ブラシレスモータである場合、磁極数をmとすると、前
記パーキングギヤ68は、3・m個の歯溝79を有し、
パーキングギヤ68がリラクタンスモータである場合、
磁極数をnとすると、前記パーキングギヤ68は、3・
2・n個の歯溝79を有する。
【0056】次に、本実施の形態を他の動力伝達系を備
えた電動車両に適用した例について説明する。図16は
本発明の第3の実施の形態における電動車両の他の動力
伝達系を示す図である。図において、31はモータ、6
0は図示しないロータシャフトに一体的に連結された出
力軸、68はパーキングギヤ、98はプラネタリギヤユ
ニット、CRはキャリヤ、75は該キャリヤCRを介し
て伝達された回転を図示しない左右の駆動輪に伝達する
ディファレンシャル装置である。なお、前記プラネタリ
ギヤユニット98によって変速装置(減速機)が構成さ
れる。
【0057】次に、前記構成の充電制御装置の動作につ
いて説明する。図17は本発明の第3の実施の形態にお
ける充電制御装置の動作を示すフローチャートである。
車両制御回路46(図1)は、運転者によって所定の図
示しないスイッチ等が操作されてバッテリ33の充電を
開始する旨の指示が出されたかどうかを判断し、充電の
開始が指示された場合は、パーキングレンジ信号が発生
したかどうかを判断する。
【0058】次に、前記車両制御回路46は、前記パー
キングレンジ信号が発生した場合、例えば、パーキング
ポール76の位置を検出する図示しない位置センサから
の信号に基づいてパーキング装置がロック状態にあるか
どうかを判断する。そして、パーキング装置がロック状
態にない場合、前記車両制御回路46の図示しないロッ
ク状態形成手段は、モータ31を駆動してロータ35に
トルクを発生させ、パーキングギヤ68をわずかに回転
させ、パーキング装置をロック状態にする。一方、パー
キング装置がロック状態にある場合、前記車両制御回路
46は、レゾルバ43によって磁極の位置を検出し、検
出された磁極の位置に対応する保持位置に配設された、
発生するトルクが少ない相を選択し、充電を開始する。
【0059】そして、前記車両制御回路46は、バッテ
リ33の充電を終了する旨の指示が出されたかどうかを
判断し、指示が出された場合は処理を終了する。次に、
フローチャートについて説明する。 ステップS11 充電の開始が指示されたかどうかを判
断する。充電の開始が指示された場合はステップS12
に進み、指示されていない場合は処理を終了する。 ステップS12 パーキングレンジ信号が発生したかど
うかを判断する。パーキングレンジ信号が発生した場合
はステップS13に進み、発生していない場合は処理を
終了する。 ステップS13 パーキングギヤ68がロック状態にあ
るかどうかを判断する。パーキングギヤ68がロック状
態にある場合はステップS15に、ロック状態にない場
合はステップS14に進む。 ステップS14 ロータ35にトルクを発生させてパー
キングギヤ68をロックさせ、ステップS13に戻る。 ステップS15 磁極の位置を検出する。 ステップS16 検出された磁極の位置に対応する保持
位置に配設された、発生するトルクが少ない相を選択
し、充電を開始する。 ステップS17 充電を終了する旨の指示が出されたか
どうかを判断する。充電を終了する旨の指示が出された
場合は処理を終了し、指示されていない場合はステップ
S16に戻る。
【0060】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、充電制御装置においては、複数の相のステータコ
イルを備えたステータと、該ステータに対して回転自在
に配設され、少なくとも一つの極対を備えたロータと、
蓄電手段と、モータ駆動時において、前記蓄電手段から
供給された直流電流を各相の電流に変換し、該各相の電
流を前記各ステータコイルに供給して前記ロータによっ
てトルクを発生させ、充電時において、商用電源から供
給された交流電流を直流電流に変換し、該直流電流を前
記ステータコイルを介して蓄電手段に変圧して供給する
電流供給手段と、充電時において、該電流供給手段を作
動させてステータにおける所定の保持位置に磁束を発生
させ、ロータを前記保持位置に保持するロータ保持手段
とを有する。
【0062】この場合、充電時において、ロータが所定
の保持位置に保持されるので、ロータが振動して騒音が
発生するのを防止することができる。また、ロータが振
動するのを防止することができるので、ギヤも振動する
ことがなく、ギヤのバックラッシュによってギヤの各歯
面が衝突を繰り返すことがなくなる。したがって、騒音
が発生したり、歯面にフレッチングが生じたりするのを
防止することができる。
【0063】本発明の他の充電制御装置においては、さ
らに、前記ロータの位置を検出するロータ位置検出手段
を有し、前記ロータ保持手段は、前記ロータの位置に対
応する保持位置に磁束を発生させる。この場合、ロータ
位置検出手段によって検出されたロータの位置に対応す
る保持位置に磁束が発生させられるので、ロータが振動
して騒音が発生するのを確実に防止することができる。
【0064】本発明の更に他の充電制御装置において
は、さらに、前記ロータ保持手段は、互いに隣接する異
なる相のステータコイルを同じ極性に励磁する。この場
合、充電時において、互いに隣接する異なる相のステー
タコイルを同じ極性に励磁することができるので、ステ
ータコイルに流れる各相の電流によってステータの特定
の位置に交番磁界が発生させられることがなくなる。し
たがって、ロータとステータとの間において吸引及び反
発が繰り返されることがなくなるので、ロータが振動し
て騒音が発生するのを防止することができる。
【0065】本発明の更に他の充電制御装置において
は、さらに、前記ロータ保持手段は、トルクを発生させ
ることができない位置にロータを固定するロータ固定手
段と、固定されたロータの位置に対応する保持位置にお
いて磁束を発生させる磁束発生手段とを備える。この場
合、充電時において、トルクを発生させることができな
い位置にロータが固定され、固定されたロータの位置に
対応する保持位置に磁束が発生させられるので、ロータ
が振動して騒音が発生するのを防止することができる。
【0066】本発明の更に他の充電制御装置において
は、さらに、前記ロータ保持手段は、トルクを発生させ
ることができない位置にロータを固定するロータ固定手
段と、固定されたロータの極対の中間の位置に対応する
保持位置に磁束を発生させる磁束発生手段とを備える。
この場合、充電時において、トルクを発生させることが
できない位置にロータが固定され、固定されたロータの
極対の中間の保持位置に磁束が発生させられるので、ロ
ータが振動して騒音が発生するのを防止することができ
る。
【0067】本発明の更に他の充電制御装置において
は、さらに、前記ロータ固定手段はパーキング装置であ
る。この場合、充電時において、電動車両を停止させて
パーキング装置を作動させると、ロータが固定される。
そして、固定されたロータの位置に対応する保持位置、
又はロータの極対の中間の位置に対応する保持位置に磁
束が発生させられるので、ロータが振動して騒音が発生
するのを防止することができる。
【0068】本発明の充電制御方法においては、商用電
源から供給された交流電流を直流電流に変換し、該直流
電流をステータコイルを介して蓄電手段に変圧して供給
するとともに、ステータにおける所定の保持位置に磁束
を発生させ、ロータを前記保持位置に保持する。この場
合、充電時において、ロータが所定の保持位置に保持さ
れるので、ロータが振動して騒音が発生するのを防止す
ることができる。
【0069】また、ロータが振動するのを防止すること
ができるので、ギヤも振動することがなく、ギヤのバッ
クラッシュによってギヤの各歯面が衝突を繰り返すこと
がなくなる。したがって、騒音が発生したり、歯面にフ
レッチングが生じたりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動
装置の概念図である。
【図2】従来の充電制御方法が適用されたDCブラシレ
スモータの概念図である。
【図3】従来の充電制御方法が適用されたリラクタンス
モータの概念図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるモータの第
1の概念図である。
【図5】他のモータの概念図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるU相のアー
ムの状態を示す等価回路図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるV相のアー
ムの状態を示す等価回路図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるモータの第
2の概念図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における充電制御装
置の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるモータ駆
動装置の概念図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における充電制御
方法が適用されたDCブラシレスモータの概念図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施の形態における充電制御
方法が適用されたリラクタンスモータの概念図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるパーキン
グ装置のロック状態を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるパーキン
グ装置の解放状態を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態における電動車両
の動力伝達系を示す図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態における電動車両
の他の動力伝達系を示す図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態における充電制御
装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
15〜17、62〜64 ステータコイル 24、36 充電用アーム 25 商用電源 32 ステータ 33 バッテリ 35 ロータ 40 インバータブリッジ 43 レゾルバ 46 車両制御回路 68 パーキングギヤ 76 パーキングポール 77 爪 IAC 交流電源 IU 、IV 、IW 電流
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の相のステータコイルを備えたステ
    ータと、該ステータに対して回転自在に配設され、少な
    くとも一つの極対を備えたロータと、蓄電手段と、モー
    タ駆動時において、前記蓄電手段から供給された直流電
    流を各相の電流に変換し、該各相の電流を前記各ステー
    タコイルに供給して前記ロータによってトルクを発生さ
    せ、充電時において、商用電源から供給された交流電流
    を直流電流に変換し、該直流電流を前記ステータコイル
    を介して蓄電手段に変圧して供給する電流供給手段と、
    充電時において、該電流供給手段を作動させてステータ
    における所定の保持位置に磁束を発生させ、ロータを前
    記保持位置に保持するロータ保持手段とを有することを
    特徴とする充電制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ロータの位置を検出するロータ位置
    検出手段を有し、前記ロータ保持手段は、前記ロータの
    位置に対応する保持位置に磁束を発生させる請求項1に
    記載の充電制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータ保持手段は、互いに隣接する
    異なる相のステータコイルを同じ極性に励磁する請求項
    1に記載の充電制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電流供給手段はインバータブリッ
    ジ、及び該インバータブリッジに並列に接続された整流
    ・スイッチング手段を備える請求項1に記載の充電制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ロータ保持手段は、トルクを発生さ
    せることができない位置にロータを固定するロータ固定
    手段と、固定されたロータの位置に対応する保持位置に
    磁束を発生させる磁束発生手段とを備える請求項1に記
    載の充電制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ロータ保持手段は、トルクを発生さ
    せることができない位置にロータを固定するロータ固定
    手段と、固定されたロータの極対の中間の位置に対応す
    る保持位置に磁束を発生させる磁束発生手段とを備える
    請求項1に記載の充電制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ロータ固定手段はパーキング装置で
    ある請求項5又は6に記載の充電制御装置。
  8. 【請求項8】 前記ロータが固定されてない場合に、前
    記ロータによってトルクを発生させてパーキング装置を
    ロック状態に置くロック状態形成手段を有する請求項7
    に記載の充電制御装置。
  9. 【請求項9】 商用電源から供給された交流電流を直流
    電流に変換し、該直流電流をステータコイルを介して蓄
    電手段に変圧して供給するとともに、ステータにおける
    所定の保持位置に磁束を発生させ、ロータを前記保持位
    置に保持することを特徴とする充電制御方法。
JP9175851A 1997-07-01 1997-07-01 充電制御装置及び充電制御方法 Withdrawn JPH1127808A (ja)

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