JPH1127613A - 画像記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 実時間で流れている画像を直前の短い過去に
戻って短時間ですぐに見ることができ、また、すでに経
過してしまった画像を過去に戻って簡単に記録すること
ができる画像記録再生装置を提供する。 【構成】 現在の入力画像情報を一定時間だけ記憶する
容量を有する画像メモリ２０と、画像メモリ２０に画像
情報を循環的に記録するとともに読み出し指示にしたが
い読み出し処理を行うメモリ読み書き処理部１９とを有
し、過去の画像情報を出力する過去画像記録部１１と、
現在の入力画像情報と過去画像記録部１１から出力され
る過去の画像情報とを選択的に切換え表示装置１５に出
力する切換部１４と、表示装置１６で現在の画像情報を
表示中に過去の時間を設定してメモリ読み書き処理部１
９へ画像メモリ２０の読み出し指示を与えるとともに、
切換部１４に現在の画像情報から過去の画像情報に切換
え表示装置１６に過去の画像情報を表示させる指示をす
る選択操作部１２とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、テレビジョンある
いはテープレコーダ（ＶＴＲ）等における画像信号を記
録し再生する画像記録再生装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、テレビジョン放送の記録、再生を
行うためにＶＴＲ等の記録再生装置が用いられている。
このＶＴＲでは、ビデオカセットを機器本体に挿入し、
記録ボタンを操作することで、例えば、予め決められた
番組を記録したり、あるいは記録した番組を再生するこ
とができる。ところで、実時間で流れているテレビジョ
ン画像を、見落としたりあるいは確認したい場合に、直
前の短い過去に戻って再現したいときがある。例えば、
テレビジョン画像で重要な情報が表示されその内容を書
き留めておきたい場合、あるいは野球やゴルフの番組等
においてプレーを再現したい場合等があるが、ＶＴＲで
記録していれば、その記録を停止し巻き戻して再生する
ことで必要なテレビジョン画像を再現することができ
る。しかし、実時間で流れているテレビジョン画像で
は、いつ再現の必要性が生じるか予測がつかないためＶ
ＴＲで記録していないこともあり、また、たとえ記録し
ていたとしてもＶＴＲによる再現では、記録の停止し、
巻き戻し及び再生のために時間がかかり、短時間ですぐ
に見るには不便である。

【０００３】また、ＶＴＲで予め決められた番組を記録
しようと考えていたとき、すでに時間が経過していた場
合、あるいは番組を見始めてからその番組を記録したい
と考えたとき等に、ＶＴＲの機器本体にビデオカセット
挿入し記録ボタンを操作するまで時間がかかり、番組の
最初から記録できないことがあった。

【０００４】なお、実時間で流れているテレビジョン画
像を一瞬止めて、再度見ることができる静止画テレビジ
ョンが知られているが、これは画像の流れの中で画面の
一部を静止画で再現するものであり、経過してしまった
過去の画像を動画として再現できるものではない。ま
た、特開平６−１０５２８１号公報には、映像信号をフ
レームメモリに間引き状態でかつ静止画で記録し、録画
するときにフレームメモリの映像信号を短い時間間隔で
記録し、その後通常の録画状態に移行させることで、Ｖ
ＴＲ等の映像信号の録画において希望する映像の先頭の
録画ミスを軽減する映像記録再生装置に関する記述が開
示されているが、この技術では間引き状態の静止画であ
り、動画を再現することができず、また、直前の短い過
去に戻って再現したい場合には、操作に時間がかかり簡
単にできない。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】すなわち上記のよう
に、従来のテレビジョン等では、実時間で流れている画
像を直前の短い過去に戻って短時間ですぐに見ることが
できず、また、そのすでに経過してしまった画像をＶＴ
Ｒ等で過去に戻って簡単に記録することができず、その
ため番組の最初の部分が記録できないことがあった。な
お、近年では画像情報の圧縮技術の実用化技術の向上
と、半導体メモリの大容量化により動画を記録及び再生
できるようになっている。

【０００６】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
実時間で流れている画像を直前の短い過去に戻って短時
間ですぐに見ることができ、また、すでに経過してしま
った画像を過去に戻って簡単に記録することができる画
像記録再生装置を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像記録再生装置は、現在の入力画像情報
を一定時間だけ記憶する容量を有する画像メモリと、該
画像メモリに画像情報を循環的に記録するとともに読み
出し指示にしたがい読み出し処理を行うメモリ読み書き
処理部とを有し、過去の画像情報を出力する過去画像記
録部と、前記現在の入力画像情報と過去画像記録部から
出力される過去の画像情報とを選択的に切換え表示装置
に出力する切換部と、前記表示装置で現在の画像情報を
表示中に過去の時間を設定して前記メモリ読み書き処理
部へ画像メモリの読み出し指示を与えるとともに、前記
切換部に現在の画像情報から過去の画像情報に切換え該
表示装置に過去の画像情報を表示させる指示をする選択
操作部とを備えることを特徴とするものである。過去画
像記録部において常に画像情報を一定時間だけ循環的に
記録しているため、表示装置で現在の画像情報を見てい
て、短い過去に戻って画像を再現したい場合には、過去
の任意の時間を指定して選択操作部を操作することで、
画像メモリに記録された画像情報がメモリ読み書き処理
部で読み出され、切換部から表示装置に表示することが
でき、実時間で流れている画像を直前の短い過去に戻っ
て短時間ですぐに見ることができる。

【０００８】また、本発明の画像記録再生装置は、現在
の入力画像情報を一定時間だけ記憶する容量を有する画
像メモリと、該画像メモリに画像情報を循環的に記録す
るとともに読み出し指示にしたがい読み出し処理を行う
メモリ読み書き処理部とを有し、過去の画像情報を出力
する過去画像記録部と、前記現在の入力画像情報と過去
画像記録部から出力される過去の画像情報とを選択的に
切換え記録装置に出力する切換部と、過去の時間を設定
し該過去の時間に相当するアドレスをアドレス記憶部へ
記録させ、前記記録装置の準備完了を待って前記メモリ
読み書き処理部へアドレス記憶部へ記録されたアドレス
を読み出しアドレスとして画像メモリの読み出し指示を
与えるとともに、前記切換部に現在の画像情報から過去
の画像情報に切換え前記記録装置に過去の画像情報を記
録させる指示をする選択操作部とを備えることを特徴と
するものである。再生を開始する過去の時間を設定して
選択操作部で過去録画を選択すると、その過去の時間に
相当する読み出しアドレスがアドレス記憶部に記憶さ
れ、記録装置の記録準備ができたとき選択操作部がアド
レス記憶部に記憶されたアドレスを読み出し指示し、メ
モリ読み書き処理部がそのアドレスから画像メモリを読
み出し、記録装置で記録することができ、すでに経過し
てしまった画像を過去に戻って簡単に記録することがで
きる。

【０００９】前記過去画像記録部は、一定の短い時間の
画像情報を記録する容量を有する半導体メモリを備える
ことが、アクセスを早くできるとともに寿命を長くでき
る点で好ましい。

【００１０】前記過去画像記録部は、一定の短い時間の
画像情報を記録する容量を有する半導体メモリと、一定
の長い時間の画像情報を記録する容量を有する固定ディ
スク装置を備え、かつ前記選択操作部は読み出し指示後
に前記半導体メモリの記録時間を越える時間が経過する
ときに循環的記録を停止させ、前記固定ディスク装置に
切換えて過去の画像情報を記録させることが、記録装置
の準備完了までの時間が長かったり、あるいは同時に長
い時間の裏番組を録画することができる点で好ましい。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
より具体的に説明する。図１は本発明実施形態の画像記
録再生装置を示すブロック図、図２は本発明実施形態の
画像メモリの記録状態を説明する図である。

【００１２】これらの図において、本実施形態の画像記
録再生装置１０は、入力端子に入力された外部からの入
力画像信号あるいは受信した画像信号を所定の一定時間
だけ動画として記録しその画像の再生信号を出力する過
去画像記録部１１と、この過去画像記録部１１の画像の
表示と記録媒体への記録を適宜切換えて選択操作する選
択操作部１２と、過去の再生時点に対応する読み出しア
ドレスを記録するためのアドレス記録部１３と、入力画
像信号と過去画像記録部１１の出力画像信号を選択操作
部１２の操作に基づいて選択する切換部１４と、切換部
１４から出力される画像信号を記録する記録装置１５
と、画像信号を表示する表示装置１６とを備えている。

【００１３】上記過去画像記録部１１は、入力される画
像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するＡ／
Ｄ変換器１７と、このＡ／Ｄ変換器１７で変換されたデ
ジタル信号を所定の画像情報圧縮を行う画像信号符号器
１８と、この画像情報圧縮された画像情報を画像メモリ
２０に書き込んだり、画像メモリ２０に書き込まれた画
像情報を読み出したりの処理を行うメモリ読み書き処理
部１９と、このメモリ読み書き処理部１９で読み出され
た画像情報を圧縮前のデジタル信号に戻す画像信号復号
器２１と、この画像信号復号器２１から出力されるデジ
タル信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器２２と
から構成されている。画像メモリ２０は、画像情報圧縮
された情報を、例えば、２分間程度の一定の時間だけ動
画として記録できる容量を有する半導体メモリであり、
メモリ読み書き処理部１９により、例えば、小さいメモ
リアドレス１から順番に記録され、最後のメモリアドレ
スｎに達したときには、再び最初のメモリアドレス１に
戻って記録されるように常に循環的に記録されるように
なっている。

【００１４】上記選択操作部１２は、表示装置１６で現
在の画像を表示中に画像メモリ２０に記録されている所
定の過去の画像情報をメモリ読み書き処理部１９へ読み
出し指示するとともに、現在情報側ラインＡから過去情
報側ラインＢへ変換するよう切換部１４を切換え、ま
た、記録装置１５で記録するときには、所定の過去の画
像情報を読み出しアドレスをアドレス記憶部１３に記憶
指示するとともに、記録装置１５側から送られる記録開
始の操作信号を受信して、アドレス記憶部１３に記録さ
れたアドレスを読み出しアドレスとしてメモリ読み書き
処理部１９へ読み出し指示し、同時に過去情報側ライン
Ｂを記録装置１５側（ラインＤ側）へ切換えるよう切換
部１４を切換える。また、選択操作部１２は、画像メモ
リ２０の最大記憶時間の範囲内において過去の再現時点
を任意に設定して過去情報の再現を操作できるようにな
っている。すなわち、選択操作部１２が操作した時の書
き込みアドレスａのときに、所定の時間ｔの過去に戻っ
て再現するときには、メモリ読み書き処理部１９が時間
ｔに相当する時間戻ったアドレスｂを算出して、そのア
ドレスｂから読み出しを開始するように動作する。

【００１５】上記表示装置１６は、切換部１４から出力
される現在または過去の画像情報を表示のための処理を
行う表示処理部２６と、この表示処理部２６からの出力
に基づいて表示するディスプレイ等の表示部２７とから
構成されている。

【００１６】上記記録装置１５は、例えば、ＶＴＲであ
り、切換部１４から出力される過去の画像情報を記録の
ための処理を行う記録処理部２３と、ビデオカセット等
の記録媒体２５と、記録の開始や停止を操作するととも
に記録の開始信号を選択操作部１２へ出力する記録操作
部２４とから構成されている。

【００１７】図３は本発明実施形態の画像記録再生装置
の表示動作を説明するフローチャートである。

【００１８】まず、本装置に電源が供給されたとき、端
子に供給された画像信号は過去画像記録部１１におい
て、Ａ／Ｄ変換器１７、画像信号符号器１８、メモリ読
み書き処理部１９を介して画像メモリ２０に常に循環的
に記録され、また、現在の画像信号は、切換部１４から
表示装置１６側に与えられ表示部２７に表示されてい
る。そして、実時間で流れている画像を直前の短い過去
の画像に戻って見たい場合に、選択操作部１２で時間を
設定して過去表示を選択したとき（ＳＴ１）、切換部１
４が現在情報側ラインＡから過去情報側ラインＢへ切換
えられ（ＳＴ２）、メモリ読み書き処理部１９が設定さ
れた時間に相当する過去に記録された画像メモリ２０の
アドレスを算出し（ＳＴ３）、このアドレスを読み出し
開始アドレスとして画像メモリ２０の画像情報を読み出
し、この画像情報が画像信号復号器２１で圧縮前のデジ
タル信号に戻され、Ｄ／Ａ変換器２２でアナログ信号に
変換され、過去情報側ラインＢから切換部１４を介して
表示側ラインＣを通って表示装置１６に入力され、表示
部２７に過去の画像に戻って表示される（ＳＴ５）。次
に、選択操作部１２を現在表示側に操作すれば、過去画
像記録部１１の記録動作を継続しながら、切換部１４が
現在情報側ラインＡ側に切換えられ（ＳＴ６）、表示装
置１６には現在表示に戻る（ＳＴ７）。

【００１９】図４は本発明実施形態の画像記録再生装置
の記録動作を説明するフローチャートである。

【００２０】次に、表示装置１６で現在の画像情報を表
示しているときに、過去に戻って記録装置１５で記録し
たい場合に、過去の所定の時間を設定して選択操作部１
２で過去記録を選択すると（ＳＴ１１）、その過去の時
間に相当する読み出しアドレスがメモリ書き込み処理部
１９から与えられアドレス記憶部１３に記憶される（Ｓ
Ｔ１２）。次に、記憶装置１５でビデオカセット等を機
器本体に挿入し、記録操作部２４で記録開始（オン）さ
せたとき（ＳＴ１３）、その信号が選択操作部１２に与
えられると、選択操作部１２の指示により切換部１４が
現在情報側ラインＢから記録側ラインＤに切換えられ
（ＳＴ１４）、同時にメモリ読み書き処理部１９が記録
開始の読み出しアドレスをアドレス記憶部１３から読み
出し（ＳＴ１５）、そのアドレスから画像メモリ２０に
記録されている画像情報を読み出し（ＳＴ１６）、その
画像情報が上記と同様に画像符号復号器２１、Ｄ／Ａ変
換器２２、切換部１４を介して記録装置１５に記録され
る。次に、選択操作部１２で現在記録を選択すれば（Ｓ
Ｔ１８）、切換部１４が現在情報側ラインＢから記録側
ラインＤに切換えられ（ＳＴ１４）、記録装置１５で現
在記録が行われる（ＳＴ１９）。なお、記録装置１５を
操作中においても表示装置１６では、現在の表示を見る
ことができる。

【００２１】上記構成の画像記録再生装置１０によれ
ば、過去画像記録部１１において常に画像情報を一定時
間だけ循環的に記録しているため、表示装置１６で画像
情報を見ていて、短い過去に戻って画像を再現したい場
合には、過去の任意の時間を指定して選択操作部１２を
操作することで、画像メモリ２０に記録された画像情報
がメモリ読み書き処理部１９で読み出され、切換部１４
から表示装置１６に伝達され表示することができる。し
たがって、実時間で流れている画像を直前の短い過去に
戻って短時間ですぐに見ることができる。また、すでに
経過してしまった画像をＶＴＲ等の記録装置１５で過去
に戻って記録使用とする場合には、その再生を開始する
過去の時間を設定して選択操作部１２で過去録画を選択
すると、その過去の時間に相当する読み出しアドレスが
アドレス記憶部１３に記憶され、記録装置１５の記録準
備ができ記録操作部２４を操作すると、その信号が選択
操作部１２に伝達され、それにより選択操作部１２がメ
モリ読み書き処理部１９にアドレス記憶部１３に記憶さ
れたアドレスを読み出し指示し、そのアドレスから画像
メモリ２０が読み出され、切換部１４から記録装置１５
に伝達され記録することができる。したがって、すでに
経過してしまった画像を過去に戻って簡単に記録するこ
とができ、例えば、ビデオカセット交換の際にも画像情
報が途切れることなく記録することができる。

【００２２】図５は本発明の他の実施形態の画像記録再
生装置の過去画像記録部の一部を示すブロック図であ
る。なお、記載されていない他の部分は上記の実施形態
と同様のため省略している。

【００２３】本実施形態の画像記録再生装置は、その過
去画像記録部１１’の画像メモリが例えば、２分程度の
短い時間だけ過去の画像情報を繰り返し循環的に記録す
る半導体メモリ２０’ａと、この半導体メモリ２０’ａ
の２分程度の記録時間を越えた画像情報を例えば、１時
間程度記録する固定ディスク装置２０’ｂとから構成さ
れており、選択操作部１２’は、アドレス記憶部１３’
とメモリ読み書き処理部１９’に指示し、アドレス記憶
部１３が再現を開始するアドレスを記憶し、メモリ読み
書き処理部１９’が半導体メモリ２０’ａに過去情報を
記録し再現するアドレス直前まで達したときに循環的記
録を停止し、固定ディスク装置２０’ｂに切換えて画像
情報を記録するよう制御する。その他の構成は上記の実
施形態と同様である。

【００２４】上記構成の画像記録再生装置によれば、画
像メモリが半導体メモリ２０’ａと固定ディスク装置２
０’ｂとから構成され、メモリ読み書き処理部１９’の
指示により半導体メモリ２０’ａに過去情報を記録して
再現するアドレス前まで達したとき循環的記録を停止
し、固定ディスク装置２０’ｂに切換えて画像情報を記
録することで、例えば、記録装置のビデオカセット交換
等の準備に十分の時間をとることが可能になる。また、
本実施形態では長時間の記録が可能になるため、裏番組
を半導体メモリ２０’ａと固定ディスク装置２０’ｂと
で記録し、後にその記録をビデオカセット等に録画する
ことができるため、同じ時間帯の異なる番組の記録がで
きる。

【００２５】上記各実施形態において、画像メモリの画
像情報の循環的に記録する半導体メモリを２分程度の記
録容量のものを例に説明したが、さらに大きな記録容量
のものを使用してもよく実施形態に限定されない。ま
た、本画像記録再生装置の入力画像信号は、テレビジョ
ン以外の任意の画像情報を取り扱うことができる。さら
に、記録装置１５は、ＶＴＲ以外にデジタルビデオディ
スク（ＤＶＤ）に記録できる装置でもよく、また表示装
置１６も任意の液晶表示装置等が使用できる。

【００２６】

【発明の効果】以上説明したように本発明の画像記録再
生装置では、過去画像記録部において常に画像情報を一
定時間だけ循環的に記録しているため、表示装置で画像
情報を見ていて、短い過去に戻って画像を再現したい場
合には、過去の任意の時間を指定して選択操作部を操作
することで、画像メモリに記録された画像情報がメモリ
読み書き処理部で読み出され、切換部から表示装置にさ
れ表示することができ、実時間で流れている画像を直前
の短い過去に戻って短時間ですぐに見ることができる。

【００２７】また、本発明の画像記録再生装置では、再
生を開始する過去の時間を設定して選択操作部で過去録
画を選択すると、その過去の時間に相当する読み出しア
ドレスがアドレス記憶部に記憶され、記録装置の記録準
備ができたとき選択操作部がアドレス記憶部に記憶され
たアドレスを読み出し指示し、メモリ読み書き処理部が
そのアドレスから画像メモリを読み出し、記録装置で記
録することができ、すでに経過してしまった画像を過去
に戻って簡単に記録することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明実施形態の画像記録再生装置を示すブロ
ック図である。

【図２】本発明実施形態の画像メモリの記録状態を説明
する図である。

【図３】本発明実施形態の画像記録再生装置の表示動作
を説明するフローチャートである。

【図４】本発明実施形態の画像記録再生装置の記録動作
を説明するフローチャートである。

【図５】本発明の他の実施形態の画像記録再生装置の過
去画像記録部の一部を示すブロック図である。

【符号の説明】

１０ 画像記録再生装置 １１，１１’ 過去画像記録部 １２，１２’ 選択操作部 １３，１３’ アドレス記憶部 １４ 切換部 １５ 記録装置 １６ 表示装置 １７ Ａ／Ｄ変換器 １８ 画像信号符号器 １９，１９’ メモリ読み書き処理部 ２０，２０’ａ，２０’ｂ 画像メモリ ２１ 画像信号復号器 ２２ Ｄ／Ａ変換器 ２３ 記録処理部 ２４ 記録操作部 ２５ 記録媒体 ２６ 表示処理部 ２７ 表示部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 現在の入力画像情報を一定時間だけ記憶
   する容量を有する画像メモリと、該画像メモリに画像情
   報を循環的に記録するとともに読み出し指示にしたがい
   読み出し処理を行うメモリ読み書き処理部とを有し、過
   去の画像情報を出力する過去画像記録部と、 前記現在の入力画像情報と過去画像記録部から出力され
   る過去の画像情報とを選択的に切換え表示装置に出力す
   る切換部と、 前記表示装置で現在の画像情報を表示中に過去の時間を
   設定して前記メモリ読み書き処理部へ画像メモリの読み
   出し指示を与えるとともに、前記切換部に現在の画像情
   報から過去の画像情報に切換え該表示装置に過去の画像
   情報を表示させる指示をする選択操作部とを備えること
   を特徴とする画像記録再生装置。
2. 【請求項２】 現在の入力画像情報を一定時間だけ記憶
   する容量を有する画像メモリと、該画像メモリに画像情
   報を循環的に記録するとともに読み出し指示にしたがい
   読み出し処理を行うメモリ読み書き処理部とを有し、過
   去の画像情報を出力する過去画像記録部と、 前記現在の入力画像情報と過去画像記録部から出力され
   る過去の画像情報とを選択的に切換え記録装置に出力す
   る切換部と、 過去の時間を設定し該過去の時間に相当するアドレスを
   アドレス記憶部へ記録させ、前記記録装置の準備完了を
   待って前記メモリ読み書き処理部へアドレス記憶部へ記
   録されたアドレスを読み出しアドレスとして画像メモリ
   の読み出し指示を与えるとともに、前記切換部に現在の
   画像情報から過去の画像情報に切換え前記記録装置に過
   去の画像情報を記録させる指示をする選択操作部とを備
   えることを特徴とする画像記録再生装置。
3. 【請求項３】 前記過去画像記録部は、一定の短い時間
   の画像情報を記録する容量を有する半導体メモリを備え
   ることを特徴とする請求項１または２記載の画像記録再
   生装置。
4. 【請求項４】 前記過去画像記録部は、一定の短い時間
   の画像情報を記録する容量を有する半導体メモリと、一
   定の長い時間の画像情報を記録する容量を有する固定デ
   ィスク装置を備え、かつ前記選択操作部は読み出し指示
   後に前記半導体メモリの記録時間を越える時間が経過す
   るときに循環的記録を停止させ、前記固定ディスク装置
   に切換えて過去の画像情報を記録させることを特徴とす
   る請求項２記載の画像記録再生装置。