JPH11275570A - 来訪者報知装置 - Google Patents

来訪者報知装置

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JPH11275570A
JPH11275570A JP10092456A JP9245698A JPH11275570A JP H11275570 A JPH11275570 A JP H11275570A JP 10092456 A JP10092456 A JP 10092456A JP 9245698 A JP9245698 A JP 9245698A JP H11275570 A JPH11275570 A JP H11275570A
Authority
JP
Japan
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signal
circuit
telephone
transmission
television
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Pending
Application number
JP10092456A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ito
宏幸 伊藤
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DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 防犯性が高い訪問者報知装置を提供する。 【解決手段】 子機4が、撮像信号を親機2に伝送する
CCDカメラ6と、このカメラ6の近傍に人体が到来し
たとき、人体検出信号を親機2に伝送する焦電センサ26
を具備している。映像表示装置41は、撮像信号で空きテ
レビチャンネルの搬送波を変調する変調回路46と、この
変調回路46の出力信号と、テレビジョン放送受信用アン
テナで受信されたテレビジョン放送信号を混合して出力
する混合回路48と、この混合回路48の出力を、離れた複
数の位置にそれぞれ配置された複数台のテレビジョン受
像機に伝送する共同受信施設50を具備している。子機4
は、マイクロホン14とスピーカ14とを備える送受話回路
10を有し、親機2は電話機と送受話回路10との間で通話
するターミナルアダプター58を備え、ターミナルアダプ
ター58を介して外部の電話機と前記電話機とが通話可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、来訪者があること
を遠隔地において知ることができる来訪者報知装置に関
し、特に撮像装置による撮像に基づいて報知するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭において、来訪者があった場
合、玄関に設けたカメラによって撮像した映像を家庭内
に設けたテレビジョン受像機によって見ながら、来訪者
と通話するテレビ・インターホン装置がある。この装置
の一例が、例えば特許第2620449号公報に開示さ
れている。
【0003】この装置では、マンションのような集合住
宅用のもので、各家庭においてテレビジョン放送を受信
するために設けられた共同受信施設に、集合住宅の玄関
に設けたカメラからの映像信号が伝送されている。ま
た、集合住宅の玄関には玄関用インターホン装置が設け
られている。このインターホン装置は、各家庭にそれぞ
れ設けられた住戸用インターホン装置と交換器を介して
通話可能に設けられている。来訪者が、玄関用インター
ホン装置を操作して、訪問したい家庭の住戸用インター
ホン装置を呼び出すと、この呼び出しに応じて、各家庭
のテレビジョン受像機にカメラからの映像が写し出さ
れ、来訪者が誰であるか確認することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このテレビ・インター
ホン装置では、玄関から玄関用インターホン装置を利用
して、訪問先の家庭を呼び出すことによって、始めてそ
の家庭のテレビジョン受像機に来訪者が映し出される。
従って、来訪者が玄関用インターホン装置を操作せず
に、その家庭を突然に訪問することが可能であり、防犯
上問題が生じる可能性がある。また、このテレビ・イン
ターホン装置では、玄関と各家庭とで通話するために、
専用のインターホン装置が、玄関だけでなく、各住戸に
も必要である上に、インターホン装置間の通話専用のに
電話交換器も必要である。そのため、コストが高くなる
という問題点があった。
【0005】本発明は、防犯性が高い訪問者報知装置を
提供することを目的とする。また、本発明は、通話する
ことが可能な上に、来訪者を目視で確認することができ
る安価な訪問者報知装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
親機と、この親機から離れた位置に設けられた子機と
を、具備している。前記子機は、設置場所の周囲を撮影
した撮像信号を前記親機に伝送する撮像装置と、この撮
像装置の近傍に人体が接近したとき、人体検出信号を前
記親機に伝送する人体検出器とを、具備している。前記
親機は、前記人体検出器からの前記人体検出信号に応動
して、前記撮像装置から伝送された前記撮像信号を表示
する映像表示装置を、具備している。なお、人体検出器
が、人体を検出する領域と撮像装置が撮像する領域は、
重複していることが望ましい。
【0007】請求項1記載の発明によれば、子機の近傍
に来訪者があると、この来訪者を人体検出器が検出し、
人体検出信号を映像表示装置に供給する。これに応動し
て、映像表示装置は、撮像装置から供給された映像を映
し出し、来訪者がだれであるかを、親機側で確認するこ
とができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記映像表示装置が、前記撮像信号によっ
て、テレビジョン放送用の複数のチャンネルのうち空き
チャンネルの搬送波を変調する変調回路と、この変調回
路の出力信号と、テレビジョン放送受信用アンテナで受
信されたテレビジョン放送信号とを、混合して出力する
混合回路と、この混合回路の出力を、離れた複数の位置
にそれぞれ配置された複数台のテレビジョン受像機に伝
送する伝送回路とを、具備している。伝送回路として
は、共同受信施設を使用することができ、特に1つの家
庭の複数の部屋にテレビジョン放送信号を伝送する家庭
用共同受信施設を利用することができる。
【0009】請求項2記載の発明によれば、撮像装置か
らの撮像信号は、変調回路によってテレビジョン放送の
空きチャンネルを利用して、各テレビジョン受像機に供
給される。従って、一般家庭に普及している通常のテレ
ビジョン受像機を利用して、子機周辺にいる人が誰であ
るかを知ることができ、いずれのテレビジョン受像機に
よっても、誰であるか知ることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記子機は、マイクロホンとスピーカとを
備える送受話回路を有し、前記親機は、電話機と前記送
受話回路との間で通話する中継回路を備えている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、親機側で、
子機周辺にいる人が誰であるかを知ることができる上
に、電話機と送受話回路と中継回路とを利用して、親機
側と子機側とで通話することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記中継回路は、電話回線を介して外部の
電話機と前記電話機とが通話可能である。中継回路とし
ては、例えばテレホンアダプターを使用することができ
る。
【0013】請求項4記載の発明によれば、中継回路が
外部の電話機と通話可能なものであるので、電話機とし
ては市販の電話機をそのまま使用することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、前記電話機が、前記各テレビジョ
ン受像機の近傍にそれぞれ設けられている複数台の電話
機である。
【0015】請求項5記載の発明によれば、各テレビジ
ョン受像機の近傍に設けられているので、各テレビジョ
ン受像機に映し出されている子機側の映像を見ながら、
通話をすることができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記送受話回路と前記親機との信号伝送
と、前記撮像装置からの前記撮像信号の前記親機への信
号伝送とが、共通の伝送線路を介して行われている。
【0017】請求項6記載の発明によれば、親機と子機
との間での信号の伝送の1つである撮像信号の伝送と、
送受話器と親機との信号の伝送が、共通の線路によって
行われているので、親機と子機との間に布設される線路
の本数を減少させることができる。
【0018】請求項7記載の発明も、親機と、この親機
から離れた位置に設けられた子機とを、具備している。
前記子機は、設置位置付近を撮像した撮像信号を前記親
機に伝送する撮像装置と送受話回路とを備えている。送
受話回路は、マイクロホンとスピーカとを備え、前記親
機にマイクロホンからの音声信号を伝送し、前記親機か
らの音声信号を前記スピーカに供給する。前記親機は、
前記撮像信号でテレビジョン放送チャンネルのうち空き
チャンネルの搬送波を変調する変調回路と、この変調回
路の出力とテレビジョン放送受信用アンテナからのテレ
ビジョン放送信号とを混合して、複数のテレビジョン受
像機に伝送する混合回路と、前記送受話回路と電話機と
に接続され、これらの間で通話可能とすると共に、電話
回線を介して外部の電話機とも通話可能である中継回路
とを、具備している。前記撮像信号の前記親機への伝送
と、前記送受話回路と前記中継回路との間の前記音声信
号の伝送とを、共通の伝送線路を介して行うこともでき
る。
【0019】請求項7記載の発明によれば、各テレビジ
ョン受像機において、子機側の映像を見ることができる
が、この映像は、テレビジョン放送の空きチャンネルを
利用して各テレビジョン受像機に伝送されているので、
テレビジョン受像機としては、市販されているものをそ
のまま使用できる。また、中継回路が、子機側の送受話
器と音声信号での通話が可能な上に、外部の電話機とも
通話可能であるので、電話機として、通常の電話機を使
用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態のテレビ・
インターホン装置は、例えば一般家庭において使用され
るもので、図1に示すように親機2と子機4とを備えて
いる。親機2は、一般家庭の適当な居室に配置される。
子機4は、例えば一般家庭の玄関に配置されている。
【0021】子機4は、玄関の所定の領域を撮像するこ
とができるように配置された撮像装置、例えばCCDカ
メラ6を含んでいる。CCDカメラ6の撮像信号は、映
像信号変調回路8に供給される。映像信号変調回路8
は、この撮像信号によって、予め定めた周波数の搬送波
を変調して、映像変調信号を生成する。
【0022】また、子機4は、送受話回路10を含んで
いる。送受話回路10は、スピーカ12と、マイクロホ
ン14と、これらが接続された音声回路16とを、有し
ている。音声回路16は、マイクロホン14から出力さ
れた音声信号を増幅して、親機側に伝送し、親機2から
伝送された音声信号をスピーカ12に供給する。
【0023】映像信号変調回路8からの映像変調信号は
コンデンサ18を介してインピーダンス変換回路20に
供給され、音声回路16からのマイクロホン12の音声
信号も高周波阻止コイル22を介してインピーダンス変
換回路20に供給される。この両信号は重畳されて、共
通の伝送線路、例えば平行2線24を介して親機2に伝
送される。なお、線路数が増加するが、映像変調信号と
音声信号とをそれぞれ別の線路を介して親機2に供給す
ることもできる。
【0024】子機4には、さらに人体検出器、例えば焦
電センサ26も設けられている。この焦電センサ26
は、CCDカメラ6が撮像する領域とほぼ同一の領域内
に人体が存在しない場合、予め定めた値よりも小さい値
の出力信号を発生し、上記領域内に人体が存在する場
合、予め定めた値以上の値の出力信号を発生する。な
お、焦電センサ26に代えて、発光ダイオードと受光ト
ランジスタのような発光素子と受光素子とからなる光電
検出器を使用することもできる。
【0025】この焦電センサ26の出力信号は、信号処
理制御部28に供給されている。信号処理制御部28
は、図2に示されているように、人体検出信号処理部3
0を含み、これは、焦電センサ26の出力信号が、上記
予め定めた値以上のとき、抵抗器32を介してNPNト
ランジスタ34のベースに付勢信号、例えばHレベルの
信号を供給する。このトランジスタ34のベースとコレ
クタは、信号処理制御部28に含まれている呼出信号処
理制御部36の呼出スイッチ38に並列に接続されてい
る。
【0026】呼出信号処理制御部36は、玄関に来た来
訪者が呼出スイッチ38を操作すると、来客があった旨
を報知する呼出信号を発生するものである。呼出スイッ
チ38に並列にトランジスタ34が接続されているの
で、焦電センサ26によって来訪者が検出された場合に
も、呼出信号処理制御部36が呼出信号を発生する。こ
の呼出信号も、インピーダンス変換回路20及び平行2
線24を介して親機2に供給されている。なお、呼出信
号のみを別の線路によって親機2に供給することもでき
る。
【0027】親機2では、平行2線24を介して供給さ
れた映像変調信号がインピーダンス変換回路40を介し
て映像表示装置41に供給されている。映像表示装置4
1は、映像信号復調回路42、液晶TVモニタ44、変
調回路46及び混合回路48を含んでいる。
【0028】映像信号復調回路42は、インピーダンス
変換回路40からの映像変調信号を、元の撮像信号に復
調する。この撮像信号は、液晶TVモニタ44に供給さ
れる。
【0029】撮像信号は、変調回路46に供給される。
変調回路46は、テレビジョン放送の各チャンネルのう
ち空きチャンネルの周波数の搬送波を、撮像信号によっ
て変調し、混合回路48に供給する。
【0030】混合回路48には、この他に、図示してい
ないアンテナから供給される各テレビジョン放送信号が
供給されている。従って、混合回路48は、放送局から
送信されている各テレビジョン放送信号と、変調回路4
8からの出力信号とを混合した信号を出力する。
【0031】この信号は、この家庭に設けられている伝
送回路、例えば共同受信施設(図1では分配器50によ
って代表させて示してある。)を介して各部屋に設けら
れているテレビジョン受像機52、54(図3参照)に
供給されている。従って、所定の空きチャンネルにテレ
ビジョン受像機52、54のチャンネルを切り換える
と、CCDカメラ6によって撮像された映像を、テレビ
ジョン受像機52、54によって見ることができる。な
お、テレビジョン受像機54は、親機2の近傍に配置さ
れ、テレビジョン受像機52は、親機2が配置されてい
る部屋から離れた別の部屋に配置されている。
【0032】親機2では、平行2線24を介してインピ
ーダンス変換回路40に供給された音声信号を高周波阻
止コイル56を介して中継回路、例えばテレホンアダプ
ター58に供給している。このテレホンアダプター58
には、電話機、例えば親子電話機の親電話機60に接続
されている。この親子電話機は、図3に示すように、親
電話機60とは離れた部屋にある子電話機62も有して
いる。この子電話機62は、テレビジョン受像機52の
近傍に配置されていることが望ましく、親電話機2は、
親機2の近傍に配置されていることが望ましい。
【0033】また、テレホンアダプター58は、電話回
線にも接続されている。従って、親電話機60と子電話
機62は、電話回線を介して外部の電話機と通話するこ
とができる上に、子機2の送受話回路10とも通話が可
能である。子機2の送受話回路10との通話のため、親
電話機60または子電話機62からの音声信号は、親電
話機62からテレホンアダプター58、高周波阻止コイ
ル56、インピーダンス変換回路40、平行2線24、
インピーダンス変換回路20、高周波阻止コイル22を
介して音声回路16に供給され、さらにスピーカ12か
ら発声される。
【0034】焦電センサ26が人体を検出したとき、ま
たはスイッチ38が操作されたとき、呼出信号処理制御
部36からインピーダンス変換回路20、平行2線24
及びインピーダンス変換回路40を介して、或いは呼出
信号処理制御部36から別の経路を介して、親機2の親
機制御部64に呼出信号が供給される。この呼出信号の
供給に応動して、親機制御部64は、制御部66に命令
を送り、制御部66に映像信号復調回路42を作動させ
る。
【0035】即ち、CCDカメラ6で撮像されている映
像は、常に液晶TVモニタ44やテレビジョン受像機5
2、54で表示されるのではなく、焦電センサ26が人
体等の来訪者や不審な人物を検出したときのみ、表示さ
れる。従って、呼出スイッチを操作せずに、焦電センサ
の検出範囲内において、この玄関前にいる不審な人物や
徘徊する人物が存在することを住人が知ることができ
る。
【0036】同時に、制御部66は、インピーダンス変
換回路40、高周波阻止コイル56及びテレホンアダプ
ター58を介して親電話機60に、報知命令信号を供給
する。これによって親電話機60及び子電話機62は、
それぞれ可聴の報知音を発生し、不審物を焦電センサ2
6が検出したことを報知する。
【0037】これによって、例えば子機電話機62の近
傍にいる住人は、近傍にあるテレビ受像機52を空きチ
ャンネルに切り換えると、CCDカメラ2によって撮像
された画像を見ることができる。また、親機2の近傍に
いる住人は、液晶TVモニター44を見るか、テレビジ
ョン受像機54を空きチャンネルに切り換えて、これを
見ると、CCDカメラ2によって撮像された画像を見る
ことができる。
【0038】このように、焦電センサの検出領域内にお
ける玄関前にいる不審な人物や徘徊する人物が存在する
とき、報知音が親電話機60及び子機電話機62から発
生するので、このときのみ、液晶TVモニター44やテ
レビ受像機52、54を見ればよいので、これらの画面
を常時監視している必要がない。また、CCDカメラ6
からの撮像信号は、変調回路46によって空きチャンネ
ルの周波数帯に周波数変換されているので、CCDカメ
ラ6によって撮像された画像を見るために、専用の受像
機を使用する必要がなく、市販のテレビジョン受像機を
使用できる。
【0039】また、報知音の発生によって、親電話機6
0または子電話機62の送受話器をとって、会話をする
と、親電話機60から音声信号がテレホンアダプター5
8、高周波阻止コイル56、インピーダンス変換回路4
0、平行2線24、インピーダンス変換回路20、高周
波阻止コイル22の経路を介して音声回路16に供給さ
れ、スピーカ12から放音される。また、マイクロホン
12によって集音された音声信号が、上記の経路を逆に
伝送されて、テレホンアダプター58から親電話機6
0、子電話機62に供給される。
【0040】従って、玄関と、家屋内の親電話機60ま
たは子電話機62との間で通話を行える。親機2がテレ
ホンアダプター58を備えているので、家屋内にインタ
ーホンとして専用の機器を設ける必要がなく、一般家庭
用の親子電話機をそのままインターホン用の機器として
使用することができる。
【0041】また、音声回路16とテレホンアダプター
58との間で送受される音声信号と、映像信号変調回路
8からの映像変調信号とは、共通の伝送線路である平行
2線24によって伝送されているので、親機2と子機4
との間の伝送線路の本数を減少させることができる。な
お、この平行2線24に子機4用の動作電力を親機2側
から重畳することもできる。
【0042】上記の実施の形態では、2台のテレビジョ
ン受像機を設けたが、さらに多くの受像機を設けること
もできる。また、親機2に液晶TVモニター44を設け
たが、これを除去することもできる。上記の実施の形態
では、焦電センサ26を設けたが、場合によっては、こ
れを除去することもできる。また、上記の実施の形態で
は、焦電センサ26が人体を検出したとき、信号処理制
御部28が、付勢信号を生成したが、焦電センサ26が
人体を始めて検出してから予め定めた時間にわたって検
出を継続したとき、付勢信号を生成するようにしてもよ
い。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、人体検出器を設け、これが人体を検出したとき
に、映像表示装置に撮像装置が撮像した映像を映し出す
ように構成しているので、例えば家屋への侵入しようと
する不審な人物がいても、容易にこれを知ることができ
るし、不審な人物がいるか否かを常時監視している必要
もない。
【0044】請求項2記載の発明によれば、それぞれ異
なる位置に設けた複数台のテレビジョン受像機によっ
て、不審な人物がいる場合、その映像を見ることができ
るので、一般家庭のように、一定の箇所に人が常駐して
いないような場合でも、容易に不審な人物がいることを
知ることができる。しかも、一般家庭で既に使用されて
いるテレビジョン受像機を使用できるので、コストが高
くなることはない。
【0045】請求項3記載の発明によれば、子機側と通
話をすることができるので、通常の訪問者があった場
合、インターホンとしても使用できる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、親機側で
は、通常に家庭にある電話機を使用することができるの
で、コストが高くなることはない。
【0047】請求項5記載の発明によれば、各電話機
は、テレビジョン受像機の近傍にそれぞれ配置されてい
るので、通話を行う場合にも、撮像された画面を見なが
ら、行うことができる。
【0048】請求項6記載の発明によれば、前記送受話
回路と前記親機との信号伝送と、前記撮像装置からの前
記撮像信号の前記親機への信号伝送とが、共通の伝送線
路を介して行われているので、親機と子機との間の配線
が少なくなる。
【0049】請求項7記載の発明によれば、子機からの
撮像信号と音声信号は、親機に設けた通常のテレビジョ
ン受像機で見ることができる上に、子機との通話も通常
の電話機を用いて行えるので、低コストでテレビ・イン
ターホン装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態によるテレビ・インター
ホン装置の回路図である。
【図2】図1の信号処理制御部の詳細な回路図である。
【図3】図1の装置の実際の配置を示す図である。
【符号の説明】
2 親機 4 子機 6 CCDカメラ(撮像装置) 10 通話回路 12 スピーカ 14 マイクロホン 24 平行2線(共通の線路) 26 焦電センサ(人体検出器) 41 映像表示装置 46 変調回路 48 混合回路 50 分配器(伝送回路) 58 テレホンアダプター(中継回路)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と、この親機から離れた位置に設け
    られた子機とを、具備し、 前記子機は、設置場所の周囲を撮影した撮像信号を前記
    親機に伝送する撮像装置と、この撮像装置の近傍に人体
    が接近したとき、人体検出信号を前記親機に伝送する人
    体検出器とを、具備し、 前記親機は、前記人体検出器からの前記人体検出信号に
    応動して、前記撮像装置から伝送された前記撮像信号を
    表示する映像表示装置を、具備する来訪者報知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の来訪者報知装置におい
    て、前記映像表示装置は、前記撮像信号によって、テレ
    ビジョン放送用の複数のチャンネルのうち空きチャンネ
    ルの搬送波を変調する変調回路と、この変調回路の出力
    信号と、テレビジョン放送受信用アンテナで受信された
    テレビジョン放送信号とを、混合して出力する混合回路
    と、この混合回路の出力を、離れた複数の位置にそれぞ
    れ配置された複数台のテレビジョン受像機に伝送する伝
    送回路とを、具備する来訪者報知装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の来訪者報知装置におい
    て、前記子機は、マイクロホンとスピーカとを備える送
    受話回路を有し、前記親機は、電話機と前記送受話回路
    との間で通話する中継回路を備える来訪者報知装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の来訪者報知装置におい
    て、前記中継回路は、電話回線を介して外部の電話機と
    前記電話機とが通話可能である来訪者報知装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の来訪者報知装置
    において、前記電話機は、前記各テレビジョン受像機の
    近傍にそれぞれ設けられている複数台の電話機である来
    訪者報知装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の来訪者報知装置におい
    て、前記送受話回路と前記親機との信号伝送と、前記撮
    像装置からの前記撮像信号の前記親機への信号伝送と
    が、共通の伝送線路を介して行われる来訪者報知装置。
  7. 【請求項7】 親機と、この親機から離れた位置に設け
    られた子機とを、具備し、 前記子機は、設置位置付近を撮像した撮像信号を前記親
    機に伝送する撮像装置と、マイクロホンとスピーカとを
    備え前記親機にマイクロホンからの音声信号を伝送し前
    記親機からの音声信号を前記スピーカに供給する送受話
    回路とを、具備し、 前記親機は、前記撮像信号でテレビジョン放送チャンネ
    ルのうち空きチャンネルの搬送波を変調する変調回路
    と、この変調回路の出力とテレビジョン放送受信用アン
    テナからのテレビジョン放送信号とを混合して、複数の
    テレビジョン受像機に伝送する混合回路と、前記送受話
    回路と電話機とに接続されこれらの間で通話可能とし、
    電話回線を介して外部の電話機とも通話可能である中継
    回路とを、具備する来訪者報知装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014075417A1 (zh) * 2012-11-15 2014-05-22 深圳市东西民生科技有限公司 智能人体热释红外线监控装置
CN109166260A (zh) * 2018-08-31 2019-01-08 安徽恒杰保安服务有限公司 一种智能化小区安全保护***

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