JPH11275099A - ポイント対マルチポイントabrコネクション設定制御方式 - Google Patents

ポイント対マルチポイントabrコネクション設定制御方式

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JPH11275099A
JPH11275099A JP7283598A JP7283598A JPH11275099A JP H11275099 A JPH11275099 A JP H11275099A JP 7283598 A JP7283598 A JP 7283598A JP 7283598 A JP7283598 A JP 7283598A JP H11275099 A JPH11275099 A JP H11275099A
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abr
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Tatsuhiro Ando
達宏 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポイント対マルチポイント形式のABRコネ
クションを設定するための制御技術に関し、伝送距離の
長いリーフ端末と伝送距離の短いリーフ端末とが混在す
る場合に、伝送距離に応じたABR制御を可能とするこ
とにある。 【解決手段】 シグナリングメッセージ終端部201
は、発信端末102と各着信端末との間で各ポイント対
ポイントコネクションの設定シーケンスを順次実行する
ことにより、暫定的なポイント対マルチポイントABR
コネクションを確立する。この際、各着信端末と発信端
末との間の各ラウンドトリップ時間がATMネットワー
クから順次受信される。ラウンドトリップ時間処理部2
03は、各ラウンドトリップ時間に基づいて、各着信端
末をクラス分けする。コネクション再設定要否判定部2
04及び複数コネクション設定処理部205は、クラス
分けされた着信端末毎に、新たなABRコネクションを
再確立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポイント対マルチ
ポイント形式のABRコネクションを設定するための制
御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ATM ForumやITU−Tにおい
て、ATM(Asynchronous TransferMode)方式による
データ交換技術をLAN(ローカルエリアネットワー
ク)やWAN(ワイドエリアネットワーク)等の高速デ
ータ通信ネットワークへ適用するためのサービス方式と
して、ABR(Available Bit Rate) サービスと呼ばれ
るサービスが提案されている。
【0003】このABRサービスとは、ネットワーク内
の空き帯域の状況に応じて、発信端末に対してデータを
可変レートで送信させるサービスである。発信端末は、
RM(リソースマネージメント)セルと呼ばれる帯域制
御用セルを使用して、ネットワークから現在のネットワ
ーク内の空き帯域情報等のフィードバック情報を受け取
ることにより、送信データの送信レートを調整する。こ
の結果、ネットワークにおける輻輳を回避し、かつネッ
トワーク内の帯域リソースを最大限に利用することが可
能となる。
【0004】このためには、ネットワーク内の各交換機
は、それが管理する各ABRコネクションに対して自交
換機内で現在使用可能な帯域をリアルタイムに計算し、
その計算結果をRMセルに書き込む必要がある。また、
交換機は、自交換機内で輻輳が発生したことを示す情報
をRMセルに書き込む。
【0005】以下に、ABRサービスについて説明す
る。 <ABRサービス>発信端末は、一定個数のユーザデー
タセルを送出する毎に、RMセルを送出する。そのRM
セルは、ATMネットワークを経て着信端末に達し、そ
こで折り返されて再び発信端末に戻ってくる。
【0006】一方、ATMネットワーク内のATM交換
機は、交換機を通過するRMセルに対して、交換機内の
リソース情報(帯域情報、輻輳情報)を書き込むことに
よって、ネットワーク側の情報を発信端末に通知する。
帯域情報や輻輳情報等が書き込まれたRMセルを受信し
た発信端末は、それらの情報に従って自身の許可セルレ
ートACR(Allowed Cell Rate)を再計算し、ACR以
下のレートで通信を行う。
【0007】また、発信端末は、通信開始時において、
最大送信レートであるピークセルレートPCR(Peak C
ell Rate) 、及び最低要求レートである最小セルレート
MCR(Minumum Cell Rate)をネットワークに申告、交
渉する。発信端末は、交渉の結果決定したPCRを超え
たレートで、ATMセルを送出することはできない。ま
た、ATMネットワークは、発信端末に対し、交渉の結
果決定したMCR以上のレートを保証する。従って、発
信端末における許可セルレートACRは、MCR以上P
CR以下の範囲で変動する(MCR≦ACR≦PC
R)。
【0008】これらの動作によって、ATMネットワー
ク側は、輻輳の回避及び輻輳からの回復を図ることが可
能となり、端末側にとっては、ネットワークのリソース
が空いている場合には高い送信レートでATMセルを送
信できる。 <端末の動作>ABRサービスを利用して通信する発信
端末及び着信端末の動作は、ATMForum で標準化の対
象となっている。以下に、その主な動作について、簡単
に説明する。
【0009】発信端末は、各時点における許可セルレー
トACR以下のレートで、ATMセルを送出する。その
際、ABR発信端末は、一定個数(Nrm−1)個のユー
ザデータセルを送出する毎に、RMセルを1個送出す
る。発信端末がRMセルを受信した場合、RMセル中の
輻輳表示ビットであるCI(Congestion Indicator) ビ
ットが0(非輻輳)に設定されていたならば、発信端末
はACRの値を一定値だけ増加させる。また、CIビッ
トが1(輻輳)に設定されていたならば、発信端末はA
CRの値を一定値だけ減少させる。更に、発信端末は、
上記動作と同時に、RMセル中に書き込まれている明示
的指示レートER(Explicit Rate)と先に再計算したA
CRとの大小を比較し、小さい方の値を新たなACRと
する。この時、ACRの値は、MCR≦ACR≦PCR
の範囲内でなければならない。
【0010】着信端末は、送信側から転送されてきたユ
ーザデータセルを終端すると共に、受信したRMセルを
折り返して発信端末に向けて送信する。このとき、着信
端末は、RMセルの受信の直前に受信したユーザデータ
セル中に輻輳を表すEFCI(Explicit Forward Conge
stion Indication:明示的前方輻輳表示)ビットが1に
設定されていると、折り返すRMセル中の輻輳表示ビッ
トCIを1に設定し、そのRMセルを送出する。<AT
M交換機の動作>ABRサービスを実現するATMネッ
トワーク側、つまりATM交換機の動作は、おおよそ大
別して2種類あり、それぞれEFCIモード及びERモ
ードと呼ばれる。
【0011】まず、EFCIモードにおいては、ATM
交換機は、輻輳時に、そのATM交換機を通過するユー
ザデータセル中のEFCIビットを設定し、そのATM
セルを通過させる。
【0012】一方、ERモードでは、ATM交換機は、
内部のリソースや輻輳状況に応じて、発信端末側に送信
を許すレートである明示的指示レートERを計算し、そ
の値を、ATM交換機を通過する順方向(送信側→受信
側)或いは逆方向(受信側→送信側)のRMセル中に書
き込む。その際、ATM交換機は、RMセル中のER値
と交換機が計算したER値とを比較して得られる小さい
方の値を、RMセルに書き込む。
【0013】更に、発信端末から送出されているRMセ
ルとは別に、ATM交換機自身がRMセルを生成して発
信端末側に送り出すことも可能である。この際、ATM
交換機は、RMセル中のCIビットを設定し、或いは、
ATM交換機自身が計算したER値をRMセルに書き込
む。
【0014】以上の動作がATM Forumで標準化の対象
となっているが、具体的な制御方式や実装方法に関して
は標準化の対象外である。今例えば、ポイント対マルチ
ポイント形式のABRコネクションに対する制御方式を
考える。
【0015】ABRサービスにおける従来のポイント対
マルチポイントコネクションの制御方式として、以下に
示されるようなものが考えられる。発信端末(ルート端
末)は、各着信端末(リーフ端末)に対してRMセルを
転送し、マルチポイントtoポイントコネクション上で
各リーフ端末から戻ってくるATMセルを受信すること
により、送信データの送信レートを決定する。
【0016】より具体的には、各リーフ端末までの経路
における輻輳を回避するため、或いはその経路における
空き帯域を利用するために、分岐点のATM交換機内
が、各リーフ端末から戻ってくる各RMセルを観測し、
各RMセルに格納されている利用可能帯域を集計してそ
のうちの最小値を選択し、その最小値が設定されたRM
セルを更に上流方向(ルート端末方向)に返送する。こ
のため、ルート端末に戻ってくるRMセル中の利用可能
帯域は、ルート端末と各リーフ端末間の各経路における
利用可能帯域のうちの最小帯域となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来は、ポイ
ント対マルチポイント形式のABRコネクション呼の設
定時には、ルート端末と各リーフ端末間の伝送距離、す
なわち応答時間は考慮せずに、呼が受け付けられてい
た。このため、従来は、1つの呼に対応するポイント対
マルチポイントコネクション内に伝送距離の長いリーフ
端末と伝送距離の短いリーフ端末とが混在すると、伝送
距離の短いリーフ端末は本来はネットワーク内の帯域情
報を短時間で知ることが可能であるはずなのに、そのよ
うなリーフ端末に対してもスループットがなかなか向上
せず、使用効率が向上しないという問題点を有してい
た。
【0018】本発明の課題は、ポイント対マルチポイン
トコネクション内に伝送距離の長いリーフ端末と伝送距
離の短いリーフ端末とが混在する場合に、伝送距離に応
じたABR制御を可能とすることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、セル交換ネッ
トワークにおける輻輳状態をリソース管理セルを用いて
発信端末(ルート端末102)にフィードバックさせる
ことによりその発信端末におけるセルの送信レートを可
変させるABRコネクションであり、その発信端末と1
つ以上の着信端末(リーフ端末103)との間で確立さ
れるポイント対マルチポイントABRコネクションの設
定制御技術を前提とする。
【0020】まず発信端末において、その発信端末と各
着信端末との間で各ポイント対ポイントコネクションの
設定シーケンスが順次実行されることにより、暫定的な
ポイント対マルチポイントABRコネクションが確立さ
れる。
【0021】次に、発信端末において、各ポイント対ポ
イントコネクションの設定シーケンスの実行時に、各ポ
イント対ポイントコネクションに対応する各着信端末と
発信端末との間の各ラウンドトリップ時間がセル交換ネ
ットワークから順次受信される。
【0022】続いて、発信端末において、各ラウンドト
リップ時間に基づいて、各着信端末がクラス分けされ
る。そして、発信端末において、クラス分けされた着信
端末毎に、新たなABRコネクションが再確立される。
【0023】このように、本発明では、ポイント対マル
チポイントABRコネクションの呼設定時にABRセッ
トアップパラメータとして通知されるラウンドトリップ
時間すなわち応答時間を利用して、応答時間に大きな差
のある着信端末に対しては、別のABRコネクションが
設定される。この結果、同一のABR制御を受ける各着
信端末間の各応答時間の格差が抑制されることにより、
各着信端末に対応するコネクション毎のスループットを
向上させると共に、ネットワークの空き帯域ことが可能
となり、ネットワークで輻輳が発生する確率を低く抑え
ることが可能となる。
【0024】上述の発明の構成において、発信端末にお
いて、新たなABRコネクションの再確立時に、発信端
末が接続されている回線の帯域と暫定的なポイント対マ
ルチポイントABRコネクション及び再確立される新た
なABRコネクションの使用帯域の総和とが比較される
ことにより、新たなABRコネクションを実際に再確立
するか否かが決定される。
【0025】これにより、発信端末が接続される回線の
帯域を最大限に利用しながら、ABRコネクションを再
設定することが可能となる。また、上述の発明の構成に
おいて、発信端末において、新たなABRコネクション
の再確立時に、新たなABRコネクションに対応する着
信端末を暫定的なポイント対マルチポイントABRコネ
クションからドロップさせるためのドロップパーティー
メッセージが、セル交換ネットワークに送出される。
【0026】続いて、発信端末において、そのドロップ
パーティーメッセージに基づいて新たなABRコネクシ
ョンに対応する着信端末が暫定的なポイント対マルチポ
イントABRコネクションからドロップされた後に、そ
の着信端末と発信端末との間で新たなポイント対ポイン
トABRコネクション又はポイント対マルチポイントA
BRコネクションを確立するためのセットアップ要求メ
ッセージ又はアッドパーティーメッセージが、セル交換
ネットワークに送出される。
【0027】このような構成により、セル交換ネットワ
ーク内のABR設定制御手順を何ら変更することなく、
ABRコネクションの再設定が可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。まず、図1
は、本発明の実施の形態が対象とするATMネットワー
クの構成図である。
【0029】図1で、ルート端末102(#A)から、
複数のATM交換機101(#A〜#D)を経由して、
複数のリーフ端末103(#B〜#E)に対して、ポイ
ント対マルチポイントコネクションを用いたマルチキャ
スト通信が行われる。
【0030】この場合に例えば、ルート端末102(#
A)とリーフ端末103(#E)の間の伝送距離は10
km(キロメートル)であり、ルート端末102(#
A)とリーフ端末103(#B)の間の伝送距離は1,
000kmである。
【0031】ルート端末102(#A)とリーフ端末1
03(#E)の間の伝送距離は10kmしかないため、
ABR制御の原理に基づくと、ATMネットワーク内の
帯域情報を、ほぼ瞬時に知ることが可能である。一方、
ルート端末102(#A)とリーフ端末103(#B)
の間の伝送距離は1,000kmあるため、ATMネッ
トワーク内の帯域情報を知るために、単純にリーフ端末
103(#E)の場合に比較して100倍の時間を要す
ることになる。
【0032】本発明の実施の形態では、伝送距離の代わ
りに、ポイント対マルチポイントABRコネクションの
呼設定時にABRセットアップパラメータとして通知さ
れるラウンドトリップ(往復)時間すなわち応答時間を
利用して、応答時間に大きな差のあるリーフ端末103
に対しては、別のコネクションが設定される。この結
果、同一のABR制御を受ける各リーフ端末103間の
各応答時間の格差が抑制されることにより、各リーフ端
末103に対応するコネクション毎のスループットを向
上させると共に、ネットワークの空き帯域ことが可能と
なり、ネットワークで輻輳が発生する確率を低く抑える
ことが可能となる。
【0033】図2は、本発明の実施の形態におけるルー
ト端末102の機能ブロック図である。なお、リーフ端
末103も同じ機能を有する。まず、ルート端末102
(#A)(図1)内のシグナリングメッセージ終端部2
01は、図3の動作シーケンス図によって示される呼設
定手順を実行することにより、各リーフ端末103(図
3の例では#B〜#D)との間で、暫定的なポイント対
マルチポイントABRコネクションを設定する。
【0034】この場合に、上記シグナリングメッセージ
終端部201は、まず図3に示される通常呼設定手順を
実行することにより、リーフ端末103(#B)に対す
るABRコネクションを確立する。
【0035】この場合、ルート端末102又はリーフ端
末103とATM交換機101間で通信される呼設定メ
ッセージであるSETUPメッセージ又はCONN(CO
NNection)メッセージと、ATM交換機101間で通信
される呼設定メッセージであるIAM(Initial Addres
s Message )メッセージ又はANM(ANswer Message)
メッセージには、図8に示されるデータフォーマットを
有するABRセットアップパラメータインフォメーショ
ンエレメントが含まれている。
【0036】そして、各呼設定メッセージを受信したA
TM交換機101は、その呼設定メッセージに含まれる
上記エレメント内のCumulative RM fixed round-trip t
imeフィールド値に、自交換機内の処理遅延時間を累算
する。
【0037】この結果、図3の通常呼設定手順におい
て、ルート端末102(#A)内のシグナリングメッセ
ージ終端部201(図2)が、SETUPメッセージを
送信した後に、それに対応するCONNメッセージを受
信した時点で、そのCONNメッセージに含まれる図8
に示されるエレメント内のCumulative RM fixed round-
trip time フィールド値は、リーフ端末103(#B)
に対するラウンドトリップ時間すなわち応答時間を示し
ていることになる。
【0038】このラウンドトリップ時間は、メッセージ
解析・処理部202によって認識された後に、後述する
ラウンドトリップ時間処理部203によって処理され
る。次に、ルート端末102(#A)内のシグナリング
メッセージ終端部201は、図3に示される対リーフ端
末呼設定手順を実行することにより、残りの各リーフ端
末103(#Cと#D)に対するABRコネクションを
確立する。
【0039】具体的には、リーフ端末103毎に、下記
シーケンスが実行される。以下、リーフ端末103(#
C)を例として説明する。まず、ルート端末102(#
A)からATM交換機101(#A)に、図9に示され
るデータフォーマットを有するADD PARTYメッ
セージが送信される。このメッセージにおいて、Called
party number フィールド(及び、Calledparty subadd
ress フィールド)が、宛先のリーフ端末103(#
C)のアドレスを示す。また、Call referenceフィール
ドには、図3の通常呼設定手順によって、ATM交換機
101(#A)からCONNメッセージにより通知され
たCallreference number 値が設定される。これによ
り、このADD PARTYメッセージが、先の通常呼
設定手順によって確立されたコネクションに対する追加
コネクションに対応するものであることが識別される。
【0040】次に、ATM交換機101(#A)からA
TM交換機101(#B)に、IAMメッセージが送信
される。このメッセージには、図8に示されるデータフ
ォーマットを有するABRセットアップパラメータイン
フォメーションエレメントが含まれており、そのエレメ
ント内のCumulative RM fixed round-trip time フィー
ルド値に、前述したように、ATM交換機101(#
A)内の上り方向の処理遅延時間が累算される。
【0041】次に、ATM交換機101(#B)からリ
ーフ端末103(#C)に、SETUPメッセージが送
信される。このメッセージにも図8に示されるエレメン
トが含まれており、そのエレメント内のCumulative RM
fixed round-trip time フィールド値に、前述したよう
に、ATM交換機101(#B)内の上り方向の処理遅
延時間が累算される。
【0042】続いて、リーフ端末103(#C)からA
TM交換機101(#B)に、CONNメッセージが返
送される。このメッセージにも図8に示されるエレメン
トが含まれている。
【0043】更に、ATM交換機101(#B)からA
TM交換機101(#A)に、ANMメッセージが返送
される。このメッセージにも図8に示されるエレメント
が含まれており、そのエレメント内のCumulative RM fi
xed round-trip time フィールド値に、前述したよう
に、ATM交換機101(#B)内の下り方向の処理遅
延時間が累算される。
【0044】そして、ATM交換機101(#A)から
ルート端末102(#A)に、図10に示されるデータ
フォーマットを有するADD PARTY ACKメッ
セージが返送される。このメッセージのEnd-to end tra
nsit delayフィールドには、ATM交換機101(#
A)がATM交換機101(#B)から受信したANM
メッセージに含まれる前述のCumulative RM fixed roun
d-trip time フィールド値にATM交換機101(#
A)内の下り方向の処理遅延時間を累算して得られる値
が設定されている。
【0045】従って図3の対リーフ端末呼設定手順にお
いて、ルート端末102(#A)内のシグナリングメッ
セージ終端部201(図2)が、リーフ端末103(#
C)に対するADD PARTYメッセージを送信した
後に、それに対応するADDPARTY ACKメッセ
ージを受信した時点で、そのメッセージに含まれるEnd-
to end transit delayフィールド値は、リーフ端末10
3(#C)に対するラウンドトリップ時間すなわち応答
時間を示していることになる。
【0046】このラウンドトリップ時間は、メッセージ
解析・処理部202によって認識された後に、後述する
ラウンドトリップ時間処理部203によって処理され
る。以上の対リーフ端末呼設定手順が、リーフ端末10
3(#D)に対しても同様に実行される。
【0047】このようにして、ルート端末102(#
A)内のシグナリングメッセージ終端部201(図2)
は、図3に示される動作シーケンスによって、各リーフ
端末103(図3の例では#B〜#D)との間で、暫定
的なポイント対マルチポイントABRコネクションを設
定する。
【0048】続いて、ルート端末102(#A)内のラ
ウンドトリップ時間処理部203の動作について、説明
する。図4は、ラウンドトリップ時間処理部203が実
行するラウンドトリップ時間クラス分け処理を示す動作
フローチャートである。
【0049】まず、ラウンドトリップ時間処理部203
は、各リーフ端末103(#B〜#D)毎に上述したよ
うにして受信した各ラウンドトリップ時間を、配列FR
TT(n)(1≦n≦N,Nは全リーフ端末数)として
管理する。
【0050】次に、ステップ401、408、及び40
9によって順次インクリメントされる変数nの値によっ
て定まる各リーフ端末103毎に、そのラウンドトリッ
プ時間が、例えば1〜10[μsec],10〜100
[μsec]というように、その桁数に応じてクラス分
けされる。
【0051】具体的には、下限値1[μsec]から上
限値m_max[μsec]までの範囲内でラウンドト
リップ時間を例えば1桁単位(10[μsec]のべき
乗の単位)でクラス分けするために、次の処理が実行さ
れる。すなわち、変数mの値が、ステップ402で0に
リセットされた後、ステップ406でlog10(W)
(例えば=1)ずつインクリメントされながら、ステッ
プ407で上限値m_max[μsec]を越えたと判
定されるまで、ステップ403で、配列FRTT(n)
に格納されているラウンドトリップ時間値が変数mの値
以下となったか否かが判定される。
【0052】ステップ403の判定がNOならば、ステ
ップ406に進む。ステップ403の判定がYESとな
ると、ステップ404で、class配列中の変数mの
値に対応する要素値class(m)が+1されること
によって、変数mの値に対応するクラスにおけるリーフ
数がインクリメントされる。更に、ステップ405で、
connection配列中の変数mの値に対応する要
素値connection(m)に現在処理中のリーフ
端末103(#C)に対応する変数値nがリストとして
追加されることにより、変数mの値に対応するクラスの
端末リストに上記リーフ端末103(#C)が追加され
る。その後、ステップ406に進む。この結果、上記1
つのリーフ端末103に対応するラウンドトリップ時間
が、変数mの値に対応するクラスにクラス分けされたこ
とになる。
【0053】以上の処理が、全リーフ端末103(#B
〜#D)について実行される(ステップ408−>40
9−>402のループ処理)。続いて、図5は、ラウン
ドトリップ時間処理部203(図2)が実行するコネク
ション再設定必要回数計算処理の動作フローチャートで
ある。
【0054】この動作フローチャートでは、変数mの値
が、ステップ501で0にリセットされた後、ステップ
505で順次インクリメントされながら、ステップ50
4で上限値m_maxを越えたと判定されるまで、ステ
ップ502で、class配列中の変数mの値に対応す
る要素値class(m)が0であるか否かが判定され
る。
【0055】この要素値が0であれば、ステップ504
に進む。一方、この要素値が0でなければ、ステップ5
03で、変数Lの値が+1される。この変数Lの値は、
ステップ501で0にリセットされており、ステップ5
03での処理により、コネクションが存在するクラス数
がカウントされる。そして、変数mの値が上限値m_m
axを越えステップ504の判定がNOとなった時点
で、変数Lには、今回のポイント対マルチポイントコネ
クションの設定動作において実際にコネクションがクラ
ス分けされたクラス数すなわち再設定必要コネクション
数が得られる。
【0056】続いて、図2で、ラウンドトリップ時間処
理部203からコネクション再設定要否判定部204
に、上記再設定必要コネクション数Lとconnect
ion配列の各データが引き渡される。
【0057】図6は、コネクション再設定要否判定部2
04の処理を示す動作フローチャートである。まず、ス
テップ601で、ラウンドトリップ時間処理部203か
ら引き渡された再設定必要コネクション数Lが2以上で
あるか否かが判定される。
【0058】再設定必要コネクション数Lが2より小さ
い(すなわち1である)場合には、ポイント対マルチポ
イントコネクションを構成する個々のポイント対ポイン
トコネクションは、全てのラウンドトリップ時間が同じ
桁数の範囲に入っており、全てのコネクションが同じク
ラスにクラス分けされおり再設定の必要はないため、ス
テップ603で、図2のデータ転送開始処理部206に
対して、最初に設定されたポイント対マルチポイントコ
ネクションを使用したデータ転送の開始が指示される。
この結果、データ転送開始処理部206は、特には図示
しないで転送処理部に対して、データ転送を指示する。
【0059】一方、再設定必要コネクション数Lが2以
上である場合には、ステップ602で、各コネクション
のMCR(最小帯域)rに再設定必要コネクション数L
を乗じて得られる値が、ルート端末102(#A)が接
続されている回線速度R以下であるか否かが判定され
る。
【0060】r×Lの値が回線速度Rより大きくステッ
プ602の判定がNOの場合には、実際にコネクション
の再設定を行うことはできないため、ステップ603
で、図2のデータ転送開始処理部206に対して、最初
に設定されたポイント対マルチポイントコネクションを
使用したデータ転送の開始が指示される。この結果、デ
ータ転送開始処理部206は、特には図示しないで転送
処理部に対して、データ転送を指示する。
【0061】一方、r×Lの値が回線速度R以下でステ
ップ602の判定がYESの場合にはコネクションの再
設定が可能であるため、図2の複数コネクション設定処
理部205に対して、connection配列のデー
タが引き渡されて、コネクションの再設定が指示され
る。
【0062】複数コネクション設定処理部205は、ク
ラス分けされた各クラス毎に、そのクラスに属するリー
フ端末103に対して、最初に設定されたポイント対マ
ルチポイントコネクションとは別のポイント対マルチポ
イントコネクション(そのクラス内のリーフ端末103
の数が複数である場合)又はポイント対ポイントコネク
ション(そのクラス内のリーフ端末103の数が1つで
ある場合)を再設定する。
【0063】そのために、複数コネクション設定処理部
205は、処理対象クラス毎に、以下のコネクション再
設定処理を実行する。まず、複数コネクション設定処理
部205は、コネクション再設定要否判定部204から
引き渡されたconnection配列データ中の処理
対象クラスに対応する要素値connection
(m),(1≦m≦m_max)から、処理対象クラス
に属するリーフ端末103の端末番号を取り出す。
【0064】そして、複数コネクション設定処理部20
5は、シグナリングメッセージ終端部201を介して、
処理対象クラス内の上記取り出した各端末番号に対応す
るリーフ端末103に対して、図7の動作シーケンスと
して示される対リーフ端末呼解放手順をまず実行する。
【0065】続いて、複数コネクション設定処理部20
5は、シグナリングメッセージ終端部201を介して、
処理対象クラス内の第1番目のリーフ端末103に対し
て、図7に示される通常呼設定手順を実行する。
【0066】更に、処理対象クラス内に第2番目以降の
リーフ端末103が存在する場合には、複数コネクショ
ン設定処理部205は、シグナリングメッセージ終端部
201を介して、それらのリーフ端末103に対して、
図3の場合と同様の対リーフ端末呼設定手順を実行す
る。
【0067】以下に、リーフ端末103(#C)に対し
て、コネクション(ポイント対ポイントコネクション)
の再設定が行われる場合の、具体的動作を示す。まず、
ルート端末102(#A)からATM交換機101(#
A)に、図11に示されるデータフォーマットを有する
DROP PARTYメッセージが送信される。このメ
ッセージにおいて、Called party number フィールド
(及び、Called party subaddress フィールド)が、宛
先のリーフ端末103(#C)のアドレスを示す。ま
た、Call referenceフィールドには、図3の通常呼設定
手順によって、ATM交換機101(#A)からCON
Nメッセージにより通知されたCall reference number
値が設定される。これにより、このDROP PART
Yメッセージが、先の通常呼設定手順によって確立され
たコネクションに対する追加コネクションに対応するも
のであることが識別される。
【0068】次に、ATM交換機101(#A)からA
TM交換機101(#B)に、IAMメッセージが送信
される。次に、ATM交換機101(#B)からリーフ
端末103(#C)に、SETUPメッセージが送信さ
れる。
【0069】続いて、リーフ端末103(#C)からA
TM交換機101(#B)に、CONNメッセージが返
送される。更に、ATM交換機101(#B)からAT
M交換機101(#A)に、ANMメッセージが返送さ
れる。
【0070】そして、ATM交換機101(#A)から
ルート端末102(#A)に、図12に示されるデータ
フォーマットを有するDROP PARTY ACKメ
ッセージが返送される。
【0071】処理対象クラス内に第2番目以降のリーフ
端末103が存在する場合には、複数コネクション設定
処理部205は、それらのリーフ端末103に対して
も、上記と同様の対リーフ端末呼解放手順を実行する。
【0072】続いて、複数コネクション設定処理部20
5は、シグナリングメッセージ終端部201を介して、
処理対象クラス内の第1番目のリーフ端末103(#
C)に対して、図3で説明したのと同様にして、図7に
示される通常呼設定手順を実行する。
【0073】これにより、リーフ端末103(#C)の
コネクションが再設定される。処理対象クラス内に第2
番目以降のリーフ端末103が存在する場合には、複数
コネクション設定処理部205は、シグナリングメッセ
ージ終端部201を介して、それらのリーフ端末103
に対して、図3の場合と同様の対リーフ端末呼設定手順
を実行する。この場合に、ルート端末102(#A)か
ら送出されるADD PARTYメッセージ内のCall r
eferenceフィールド(図9参照)には、図7の通常呼設
定手順によって、ATM交換機101(#A)からCO
NNメッセージにより通知されたCall reference numbe
r 値が設定される。これにより、このADD PART
Yメッセージが、図7の通常呼設定手順によって再設定
されたコネクションに対する追加コネクションに対応す
るものであることが識別される。
【0074】以上の一連のコネクション再設定処理は、
各処理対象クラスについてそれぞれ実行される。このよ
うにして、各処理対象クラスについて、そのクラスに属
するリーフ端末103に対して、最初に設定されたポイ
ント対マルチポイントコネクションとは別のポイント対
マルチポイントコネクション(そのクラス内のリーフ端
末103の数が複数である場合)又はポイント対ポイン
トコネクション(そのクラス内のリーフ端末103の数
が1つである場合)が再設定される。
【0075】このようにして再設定された各ポイント対
マルチポイントコネクション(又はポイント対ポイント
コネクション)に属する、ルート端末102と各リーフ
端末103間の応答時間(ラウンドトリップ時間)の格
差は、最大でも例えば10倍以内に抑えることができ
る。そして、各コネクション毎に個別にABR制御が実
行される結果、各リーフ端末103に対応するコネクシ
ョン毎のスループットを向上させると共に、ネットワー
クの空き帯域ことが可能となり、ネットワークで輻輳が
発生する確率を低く抑えることが可能となる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、ポイント対マルチポイ
ントABRコネクションの呼設定時にABRセットアッ
プパラメータとして通知されるラウンドトリップ時間す
なわち応答時間を利用して、応答時間に大きな差のある
着信端末に対しては、別のABRコネクションが設定さ
れる。この結果、同一のABR制御を受ける各着信端末
間の各応答時間の格差が抑制されることにより、各着信
端末に対応するコネクション毎のスループットを向上さ
せると共に、ネットワークの空き帯域ことが可能とな
り、ネットワークで輻輳が発生する確率を低く抑えるこ
とが可能となる。
【0077】また、本発明によれば、ABRコネクショ
ンの再確立時に発信端末が接続される回線の帯域が考慮
されることにより、発信端末が接続される回線の帯域を
最大限に利用しながら、ABRコネクションを再設定す
ることが可能となる。
【0078】更に、本発明によれば、セル交換ネットワ
ーク内のABR設定制御手順を何ら変更することなく、
ABRコネクションの再設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態が対象とするATMネット
ワークの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における端末の機能ブロッ
ク図である。
【図3】本発明の実施の形態の動作シーケンス図(その
1)である。
【図4】ラウンドトリップ時間処理部が実行するラウン
ドトリップ時間クラス分け処理の動作フローチャートで
ある。
【図5】ラウンドトリップ時間処理部が実行するコネク
ション再設定必要回数計算処理の動作フローチャートで
ある。
【図6】コネクション再設定要否判定部の動作フローチ
ャートである。
【図7】本発明の実施の形態の動作シーケンス図(その
2)である。
【図8】ABRセットアップパラメータインフォメーシ
ョンエレメントのデータフォーマットを示す図である。
【図9】ADD PARTYメッセージのデータフォー
マットを示す図である。
【図10】ADD PARTY ACKメッセージのデ
ータフォーマットを示す図である。
【図11】DROP PARTYメッセージのデータフ
ォーマットを示す図である。
【図12】DROP PARTY ACKメッセージの
データフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
101 ATM交換機 102 ルート端末102 103 リーフ端末103 201 シグナリングメッセージ終端部 202 メッセージ解析・処理部 203 ラウンドトリップ時間処理部 204 コネクション再設定要否判定部204 205 複数コネクション設定処理部 206 データ転送開始処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル交換ネットワークにおける輻輳状態
    をリソース管理セルを用いて発信端末にフィードバック
    させることにより該発信端末におけるセルの送信レート
    を可変させるABRコネクションであり、該発信端末と
    1つ以上の着信端末との間で確立されるポイント対マル
    チポイントABRコネクションの設定制御方法であっ
    て、 前記発信端末において、該発信端末と前記各着信端末と
    の間で各ポイント対ポイントコネクションの設定シーケ
    ンスを順次実行することにより、暫定的なポイント対マ
    ルチポイントABRコネクションを確立し、 前記発信端末において、前記各ポイント対ポイントコネ
    クションの設定シーケンスの実行時に、該各ポイント対
    ポイントコネクションに対応する各着信端末と前記発信
    端末との間の各ラウンドトリップ時間を前記セル交換ネ
    ットワークから順次受信し、 前記発信端末において、前記各ラウンドトリップ時間に
    基づいて、前記各着信端末をクラス分けし、 前記発信端末において、該クラス分けされた着信端末毎
    に、新たなABRコネクションを再確立する、 過程を含むことを特徴とするポイント対マルチポイント
    ABRコネクション設定制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、 前記発信端末において、前記新たなABRコネクション
    の再確立時に、前記発信端末が接続されている回線の帯
    域と前記暫定的なポイント対マルチポイントABRコネ
    クション及び前記再確立される新たなABRコネクショ
    ンの使用帯域の総和とを比較することにより、該新たな
    ABRコネクションを実際に再確立するか否かを決定す
    る、 過程を含むことを特徴とするポイント対マルチポイント
    ABRコネクション設定制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、 前記発信端末において、前記新たなABRコネクション
    の再確立時に、該新たなABRコネクションに対応する
    着信端末を前記暫定的なポイント対マルチポイントAB
    Rコネクションからドロップさせるためのドロップパー
    ティーメッセージを、前記セル交換ネットワークに送出
    し、 前記発信端末において、該ドロップパーティーメッセー
    ジに基づいて前記新たなABRコネクションに対応する
    着信端末が前記暫定的なポイント対マルチポイントAB
    Rコネクションからドロップされた後に、該着信端末と
    前記発信端末との間で新たなポイント対ポイントABR
    コネクション又はポイント対マルチポイントABRコネ
    クションを確立するためのセットアップ要求メッセージ
    又はアッドパーティーメッセージを、前記セル交換ネッ
    トワークに送出する、 過程を含むことを特徴とするポイント対マルチポイント
    ABRコネクション設定制御方法。
  4. 【請求項4】 セル交換ネットワークにおける輻輳状態
    をリソース管理セルを用いて発信端末にフィードバック
    させることにより該発信端末におけるセルの送信レート
    を可変させるABRコネクションであり、該発信端末と
    1つ以上の着信端末との間で確立されるポイント対マル
    チポイントABRコネクションの設定制御を行う端末装
    置であって、 該端末装置である発信端末と前記各着信端末との間で各
    ポイント対ポイントコネクションの設定シーケンスを順
    次実行することにより、暫定的なポイント対マルチポイ
    ントABRコネクションを確立する暫定ポイント対マル
    チポイントABRコネクション確立手段と、 前記各ポイント対ポイントコネクションの設定シーケン
    スの実行時に、該各ポイント対ポイントコネクションに
    対応する各着信端末と前記端末装置である発信端末との
    間の各ラウンドトリップ時間を前記セル交換ネットワー
    クから順次受信するラウンドトリップ時間受信手段と、 前記各ラウンドトリップ時間に基づいて、前記各着信端
    末をクラス分けするクラス分け手段と、 前記発信端末において、該クラス分けされた着信端末毎
    に、新たなABRコネクションを再確立するABRコネ
    クション再確立手段と、 を含むことを特徴とするポイント対マルチポイントAB
    Rコネクション設定制御を行う端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置であって、 前記ABRコネクション再確立手段は、前記端末装置で
    ある発信端末が接続されている回線の帯域と前記再確立
    される新たなABRコネクションの使用帯域とを比較す
    ることにより、該新たなABRコネクションを実際に再
    確立するか否かを決定する、 ことを特徴とするポイント対マルチポイントABRコネ
    クション設定制御を行う端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の装置であって、 前記ABRコネクション再確立手段は、 前記再確立される新たなABRコネクションに対応する
    着信端末を前記暫定的なポイント対マルチポイントAB
    Rコネクションからドロップさせるためのドロップパー
    ティーメッセージを、前記セル交換ネットワークに送出
    し、 該ドロップパーティーメッセージに基づいて前記新たな
    ABRコネクションに対応する着信端末が前記暫定的な
    ポイント対マルチポイントABRコネクションからドロ
    ップされた後に、該着信端末と前記端末装置である発信
    端末との間で新たなポイント対ポイントABRコネクシ
    ョン又はポイント対マルチポイントABRコネクション
    を確立するためのセットアップ要求メッセージ又はアッ
    ドパーティーメッセージを、前記セル交換ネットワーク
    に送出する、 ことを特徴とするポイント対マルチポイントABRコネ
    クション設定制御を行う端末装置。
JP7283598A 1998-03-20 1998-03-20 ポイント対マルチポイントabrコネクション設定制御方式 Withdrawn JPH11275099A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000354067A (ja) * 1999-01-25 2000-12-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プッシュ型ネットワーク
US7925697B2 (en) 2002-09-27 2011-04-12 Panasonic Corporation Group judgment device

Cited By (3)

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JP2000354067A (ja) * 1999-01-25 2000-12-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プッシュ型ネットワーク
US7925697B2 (en) 2002-09-27 2011-04-12 Panasonic Corporation Group judgment device
US7958240B2 (en) 2002-09-27 2011-06-07 Panasonic Corporation Group judgment device

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