JPH11273003A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

Info

Publication number
JPH11273003A
JPH11273003A JP27740298A JP27740298A JPH11273003A JP H11273003 A JPH11273003 A JP H11273003A JP 27740298 A JP27740298 A JP 27740298A JP 27740298 A JP27740298 A JP 27740298A JP H11273003 A JPH11273003 A JP H11273003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
recording medium
support member
cartridge
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27740298A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitake Seshime
義丈 勢〆
Yuji Ikedo
勇二 池戸
Tadashi Kurosawa
正 黒澤
Masamitsu Ogawara
正光 大河原
Yoshihiro Ichikawa
義博 市川
Yuji Morita
雄二 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP27740298A priority Critical patent/JPH11273003A/ja
Priority to EP99105567A priority patent/EP0944068A3/en
Priority to US09/271,379 priority patent/US6195324B1/en
Publication of JPH11273003A publication Critical patent/JPH11273003A/ja
Priority to US09/750,705 priority patent/US6522615B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク状記録媒体に情報を記録するための
情報記録機構の位置精度を向上させ、これを昇降するた
めの駆動機構を簡素化したディスクプレーヤを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 ターンテーブル(33)を搭載する支持
部材(30)と一体的に構成された情報記録機構(3
8)を駆動する駆動機構(39)のうち、支持部材と一
体的に構成された摺動ピン(39b)と、カートリッジ
ホルダ20に設けられた傾斜部(20a)とは分離可能
とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体から情報を再生、またはディスク状記録媒体に情報を
記録するディスクプレーヤに関し、更に詳しくは、ディ
スク状記録媒体に情報を記録する記録機構を昇降するた
めの駆動機構を改良したディスクプレーヤに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ディスク状記録媒体を内
部に収納しているディスクカートリッジには、上記ディ
スク状記録媒体の情報面を適宜露出させる、スライド可
能なシャッターが取り付けられている。通常、このシャ
ッターは閉じており、ディスクカートリッジ内のディス
ク状記録媒体を外部環境から保護している。そのため、
従来のディスクプレーヤでは、上記のようなディスク状
記録媒体の情報面から情報を再生する、または情報面に
情報を記録する時には、上記ディスクカートリッジを搬
送機構により所定位置まで搬送すると同時に、上記ディ
スクカートリッジのシャッターを上記ディスクプレーヤ
に装着されているシャッター開閉機構によって開放作動
させて全開状態にし、ディスク状記録媒体の情報面を露
出させ、ディスクプレーヤ内に設けられた光学式ピック
アップにより露出した情報面から情報を再生する、また
は光学式ピックアップと磁気ヘッドとにより露出した情
報面に情報を記録することがなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のディ
スクプレーヤでは、次のようなことが懸念される。ディ
スクプレーヤ内に搬送された情報記録媒体をターンテー
ブルに保持するために、ターンテーブルを支持する支持
部材を情報記録媒体に対して相対的に移動させる必要が
あり、さらに、ディスク状記録媒体に対して磁気ヘッド
をも相対的に移動させる必要がある。このように、情報
記録媒体に対して支持部材と磁気ヘッドの双方を相対的
に移動させる構成であるために駆動機構の複雑化及び大
型化を招き、さらには、例えば、磁気ヘッドの情報記録
媒体に対する高さ位置精度が上がらない等の問題が生じ
ていた。本発明の目的は、上記従来のディスクプレーヤ
における問題に鑑み、駆動機構構造の簡素化を図ると共
に、磁気ヘッドの情報記録媒体に対する高さ位置精度を
向上させることができるようにしたディスクプレーヤを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のうち請求項1記載の発明は、ディスク状
記録媒体を保持するターンテーブル(33)と、ターン
テーブルを搭載する支持部材(30)と、支持部材上に
設けられ且つディスク状記録媒体に対して近接または離
間しディスク状記録媒体に情報を記録する情報記録機構
(38)と、情報記録機構を駆動する駆動機構(39)
とを備えたディスクプレーヤであって、駆動機構は支持
部材上に設けられた係合部(39b)と、支持部材とは
別に構成され且つ情報記録機構の非駆動時に係合部とは
分離された被係合部(20a)とを備えることを特徴と
している。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
イスクプレーヤにおいて、さらに支持部材は所定方向に
往復移動可能であって、支持部材の前記所定方向への往
復移動に伴い、係合部と被係合部が係合状態または分離
状態となることを特徴としている。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項2記載のデ
イスクプレーヤにおいて、さらに支持部材の所定方向へ
の往復移動に伴い、支持部材はディスク状記録媒体に対
して相対的に移動可能であることを特徴としている。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項3記載のデ
イスクプレーヤにおいて、さらに支持部材の所定方向へ
の往復移動における一方向の移動に伴い、係合部と被係
合部が係合状態となり且つディスク状記録媒体がターン
テーブル上に保持されることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、ターンテーブルを搭
載する支持部材上に情報記録機構が構成され、且つ、情
報記録機構を駆動する駆動機構を構成する部材のうち、
支持部材上に設けられた係合部と支持部材とは別に設け
られた被係合部とが分離独立しているため、ターンテー
ブル上に保持されたディスク状記録媒体に対する情報記
録機構の高さ位置精度を向上させることができ、且つ、
駆動機構の構成を簡素化することができるようになって
いる。
【0009】請求項2記載の発明では、さらに、支持部
材の所定方向への往復移動に伴い、係合部と被係合部が
係合状態または分離状態となるため、情報記録機構を駆
動するための駆動機構の簡素化が達成できる。
【0010】請求項3記載の発明では、さらに、支持部
材の所定方向への往復移動に伴い、支持部材もディスク
状記録媒体に対して相対的に移動可能であるため、ディ
スク状記録媒体をターンテーブル上に保持させるための
駆動機構の簡素化が達成できる。
【0011】請求項4記載の発明では、さらに、支持部
材の所定方向への往復移動における一方向の移動に伴
い、係合部と被係合部が係合状態となり且つディスク状
記録媒体がターンテーブル上に保持されるため、情報記
録機構と支持部材を駆動するための駆動機構の簡素化が
達成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により本発明の
詳細を説明する。図1乃至図5は、本発明実施例による
ディスクプレーヤを説明する説明図であり、図1におい
て、ディスクプレーヤ10のカートリッジホルダ20の
内側には、上記カートリッジホルダ20の一側部側に設
けた複数のガイド溝21に沿って前後移動可能なサーボ
メカ30が装着されている。更に、上記カートリッジホ
ルダ20の一側部側には、後述するディスクカートリッ
ジ40のシャッター42をスライドさせるシャッタース
ライド機構50が取り付けられている。また、上記カー
トリッジホルダ20の他側部側には、上記ディスクカー
トリッジ40を前後方向に搬送し、且つ上記サーボメカ
30を昇降及び前後移動させて、上記ディスクカートリ
ッジ40を情報再生位置及び情報記録位置に搬送させる
搬送機構60と、この搬送機構60を駆動する駆動源と
しての駆動モータ70とが、備えられている。
【0013】詳述すると、上記カートリッジホルダ20
は枠体形状を成すものであって、そのカートリッジホル
ダ20の前面側には、適宜大きさの開口部22が設けら
れており、この開口部22からディスク状記録媒体41
を収納した略矩形状のディスクカートリッジ40が、上
記カートリッジホルダ20の内部に向かって挿入された
り、或いは外部に向かって抜出されたりするようになっ
ている。この時、上記ディスクカートリッジ40内のデ
ィスク状記録媒体41を保護するシャッター42は、上
記カートリッジホルダ20の一側部側に位置するように
なっていて、上記シャッター42のスライド方向は、上
記ディスクカートリッジ40の挿抜方向と一致してい
る。また、上記カートリッジホルダ20の一側部側の前
後方向に設けられている複数のガイド溝21には、後述
するサーボメカ30の複数の係合ピン31が各々摺動可
能に係合しており、上記カートリッジホルダ20内部で
上記サーボメカ30が昇降・往復動可能となるようにな
っている。
【0014】図2に示すように、支持部材としてのサー
ボメカ30はフレーム形状であって、前記サーボメカ3
0の一側部側には、上記カートリッジホルダ20の各ガ
イド溝21に挿入可能な形状の複数の係合ピン31が、
水平方向に突出させて設けてある。また、他側部側に
は、後述する傾斜溝63に沿って昇降する昇降ピン32
が、外側に向かって水平方向に突出させて設けてある。
上記サーボメカ30の中央部には、挿入されたカートリ
ッジ40内のディスク状記録媒体41を回転可能に保持
する、ディスク回転機構としてのターンテーブル33が
装着されている。このターンテーブル33は、サーボメ
カ30の下面に取り付けられた回転駆動用のスピンドル
モータ33Aのスピンドル軸33aによって回転駆動さ
れる(図3参照)。
【0015】また、上記サーボメカ30には、固定部材
34によって一端を軸支されたガイドシャフト35とウ
ォームギア36とが、一側部側から他側部側に向けて略
平行となるよう配置されている。上記ウォームギア36
の他端には、従動ギア36aが噛合されており、この従
動ギア36aは、サーボメカ30に装着された図示しな
い小型モータによって回転駆動される駆動ギア36bと
噛み合うことによって回転駆動される。また、上記ガイ
ドシャフト35の他端は、サーボメカ30の図示しない
嵌合部に嵌合支持されている。そして、上記ガイドシャ
フト35とウォームギア36とには、一側部側とターン
テーブル33側とを往復動可能とする、情報読取手段と
してのピックアップ37が装着されている。上記ピック
アップ37は、回転駆動される上記ウォームギア36と
噛み合いながらガイドシャフト35に摺動することによ
り往復動可能となっている。また、上記スピンドル軸3
3aの法線上にあたるピックアップ37の位置には、情
報読取用レーザー光を照射するレンズ37aが装着され
ている。
【0016】また、上記ピックアップ37の後端には、
上記ディスク状記録媒体41に情報を記録する為の情報
記録手段として、上記サーボメカ30の前後移動に伴っ
て昇降作動可能とした磁気ヘッド38aを有する記録機
構38がサーボメカ30上に装着されている。この記録
機構38は、図示しない弾性部材によりディスク状記録
媒体41の情報記録面方向、つまり、下方への移動習性
を付与されているもので、上記サーボメカ30がカート
リッジホルダ20の前端に位置し、カートリッジホルダ
40が装填されていないような時は、上記記録機構38
に当接係合するヘッドリフター39によって起立状態を
維持している。このヘッドリフター39は、サーボメカ
30の奥側に回動軸39aにより回動可能に取り付けら
れていると共に、図示しないばねによって記録機構38
の下方への移動習性に抗して起立方向の力が付与されて
いる。そして、上記サーボメカ30にディスクカートリ
ッジ40が装填されて、上記サーボメカ30と上記記録
機構38が一体的にカートリッジホルダ20の後端へ移
動した時には、係合部として上記ヘッドリフター39の
下部に設けられている摺動ピン39bが、被係合部とし
て上記カートリッジホルダ20に設けられている傾斜部
20aに初めて係合し、これに沿って上方向に移動させ
られることによって、上記ヘッドリフター39が回動し
て上記記録機構38から離反する。そして、上記記録機
構38の起立状態を解除して、ディスク状記録媒体41
の情報記録面に磁気ヘッド38aを付勢するようになっ
ている。
【0017】上記カートリッジホルダ20の一側部側の
適宜位置には、上記ディスクカートリッジ40のシャッ
ター42をスライドさせる、シャッタースライド機構5
0が設けられている。このシャッタースライド機構50
の取付位置は、搬送されてきた上記ディスクカートリッ
ジ40が情報再生位置又は、情報記録位置のいずれか一
方に在る時には、ディスクカートリッジ40のシャッタ
ー42をスライド中間位置とするように、また、他方に
在る時には、スライド終端位置とするような位置に設け
るようにする。図5に示すように、上記シャッタースラ
イド機構50は、平板状の部材を折り曲げて形成したシ
ャッタースライド機構本体51に、側面孔51aと張り
出しプレート52とを設けたもので、上記シャッタース
ライド機構本体51の側面孔51aからは、上記シャッ
ター42に設けられている凹部42aに摺接係合する折
り曲げた板バネ53の一端を適宜突出させると共に、他
端をシャッタースライド機構本体51に固着させてあ
る。そして、上記張り出しプレート52は平板状であっ
て、上記ディスクカートリッジ40に設けられている案
内溝40a内に挿通可能な形態となっている。そして、
上記張り出しプレート52は、上記案内溝40a内を挿
通しながら、シャッター42を押圧して開かないように
しているディスクカートリッジ40の図示しない押圧バ
ネを押し込むことによって、上記シャッター42をスラ
イド可能とするものである。
【0018】上記カートリッジホルダ20の他側部側に
装着された搬送機構60は、上記ディスクカートリッジ
40のシャッター42のスライド方向と略平行な方向に
上記ディスクカートリッジ40を搬送するものであっ
て、上記カートリッジホルダ20の前後方向に進退自在
に装着されたキャリヤ61によって上記ディスクカート
リッジ40が情報再生位置及び情報記録位置に搬送され
るようになっている。上記キャリヤ61は、横F字形の
形状をなすような基板61aと側板61b,61cとか
ら形成されており、上記カートリッジホルダ20上面の
前後方向にわたって設けられている搬送溝23に沿って
往復動可能となっている。
【0019】図4に示すように、上記キャリヤ61の側
板61bは、上記カートリッジホルダ20の他側面に沿
って下向きに形成されていると共に、上記側板61bの
上部位置には、上記カートリッジホルダ20の他側面に
設けられている側面開口部24からカートリッジホルダ
20内部に挿入される側板61cと図示しないキャリヤ
ロックと係止フックとが装着されている。上記キャリヤ
ロックは、上記キャリヤ61をカートリッジホルダ20
に対してロックするもので、カートリッジホルダ20内
にディスクカートリッジ40が挿入されるとロック解除
して、上記キャリヤ61を移動可能とするものである。
また、係止フックは、上記カートリッジホルダ20の一
側面の一部分と係合して、上記キャリヤ61にカートリ
ッジホルダ20を係止させるものである。
【0020】ところで、上記キャリヤ61の側板61b
の下面には、前後方向にわたって適宜範囲のラック部6
2が形成されており、後述する駆動ギヤ75に噛み合い
可能となっているので、駆動ギヤ75を回転駆動するこ
とによって、上記キャリア61を前後方向に移動するこ
とができるようになっている。一方、上記キャリヤ61
の側板61cは、上記カートリッジホルダ20の他側面
内側に位置すると共に、上記側板61cの側面には、上
記サーボメカ30の昇降ピン32が摺動可能に係合する
平行溝63aを含む適宜範囲の傾斜溝63が設けてあ
る。そして、上記キャリア61が前後方向に移動するこ
とによって、上記傾斜溝63に沿って上記サーボメカ3
0の昇降ピン32を上下動させ、上記カートリッジホル
ダ20に対して上記サーボメカ30の一側部(昇降ピン
32)側を接離させることができるようになっている。
また、上記昇降ピン32が上記傾斜溝63の上端と当接
した後も上記キャリア61が更に移動することによっ
て、上記キャリア61と上記サーボメカ30とを一体化
して移動することができるようになると共に、上記サー
ボメカ30をカートリッジホルダ20のガイド溝21に
沿って前後方向に移動させることができる。
【0021】上記カートリッジホルダ20の他側面後端
位置には、上記搬送機構60を駆動する駆動源としての
駆動モータ70が取り付けられている。上記駆動モータ
70の駆動軸70aには、駆動プーリ71が取り付けら
れている。そして、上記カートリッジホルダ20の他側
面側に軸支されている従動プーリ73との間にVベルト
72が張架されている。また、上記従動プーリ73と一
体成形の小ギア73aは、上記カートリッジホルダ20
の他側面側に軸支されている減速ギア74に噛み合うよ
うに配置されている。そして、前記減速ギア74の内側
には、上記キャリヤ61の側板の下面に設けたラック部
62に噛み合わせ可能となるような駆動ギア75が同軸
に装着される。また、上記減速ギア74の内周側には、
図示しない半周溝が設けてあり、この半周溝の溝端で係
止する突起75aを上記駆動ギア75に設けるようにす
る。そして、上記減速ギア74が半周ほど駆動されてか
ら上記駆動ギア75が回転駆動されるようになっている
(図1及び図4参照)。
【0022】次に、上記構成とした本発明のディスクプ
レーヤ10の動作状態について図6乃至図10を用いて
説明する。なお、図6以下は、ディスクプレーヤ10の
動作状態を説明するために構成の一部を省略して記載し
てあるため、構成の省略してある部分は、図1乃至図5
を参照していただきたい。まず、図6(a)は、ディス
クプレーヤ10に搭載されているカートリッジホルダ2
0の前面に設けられている開口部22に、ディスクカー
トリッジ40を挿入した状態を示す概略上面図であり、
同図(b)は、概略側面図を示している。上記カートリ
ッジホルダ20に対してキャリア61は、前部つまり、
図中左端に位置している。この状態では、キャリア61
のラック部62と駆動ギア75とは、まだ噛み合ってい
ない。そして、シャッタースライド機構本体51の側面
孔51aから突出している板バネ53と張り出しプレー
ト52とは、上記ディスクカートリッジ40にまだ接し
ていない。
【0023】そして、上記カートリッジホルダ20内に
上記カートリッジ40がある程度奥側に挿入されると、
図示しないキャリアロックが解除されて、キャリア61
が移動可能となると共に、上記ディスクカートリッジ4
0の側面の図示しない係合孔に係止フックが係止して、
上記ディスクカートリッジ40とキャリア61とが一体
となって移動するようになる。この時、上記キャリア6
1が、上記カートリッジホルダ20の後方にガイド溝2
3に沿って適宜移動することにより、上記キャリア61
のラック部62と駆動ギア75とが噛み合うようにな
り、駆動モータ70の図示しない回転スイッチが入っ
て、上記駆動モータ70が回転駆動される。この駆動モ
ータ70の始動による回転は、駆動プーリ71,Vベル
ト72,従動プーリ73,小ギヤ73a,減速ギヤ74
へと伝達される。そして、前記減速ギア74が半回転ほ
どしてから上記駆動ギア75が回転し始める。
【0024】上記駆動モータ70の回転駆動により上記
キャリア61が後方に移動するのに伴って、上記ディス
クカートリッジ40は上記カートリッジホルダ20の後
方に搬送される。そして、上記ディスクカートリッジ4
0のセンター位置とサーボメカ30上のターンテーブル
33のセンター位置とが略同軸上に一致するまでは、上
記キャリア61の側板61cに設けられている平行溝6
3a内の昇降ピン32は、上記平行溝63a内を摺接し
ているだけであるから、上記キャリア61が後方に移動
しても上記昇降ピン32の位置変化はなく、従って上記
サーボメカ30の位置変化もない。この時、シャッター
スライド機構本体51の側面孔51aから突出している
板バネ53は、上記ディスクカートリッジ40に摺接さ
れて側面孔51aの内側に押圧されている。また、張り
出しプレート52は、上記ディスクカートリッジ40の
案内溝40a内を挿通している(図7参照)。
【0025】そして、上記ディスクカートリッジ40の
センター位置とサーボメカ30上のターンテーブル33
のセンター位置とが略同軸上に一致した時点から、上記
ディスクカートリッジ40とサーボメカ30とが、一緒
に移動を開始する。つまり、上記駆動モータ70の回転
駆動により上記キャリア61が後方に移動するのに伴っ
て、上記カートリッジホルダ20とディスクカートリッ
ジ40とが後方に搬送される。この時点で、上記キャリ
ア61の移動に伴ってサーボメカ30の側板61cの平
行溝63a内の昇降ピン32は、傾斜溝63内に移動す
る。すると、傾斜溝63に沿って昇降ピン32が上方向
に移動を開始することよって上記サーボメカ30の一側
部(昇降ピン32)側が上昇すると共に、その後は昇降
ピン32が傾斜溝63の上端と当接することにより、キ
ャリア61とサーボメカ30とが一体となって移動を開
始するため、上記カートリッジホルダ20のガイド溝2
1に係合している上記サーボメカ30の係合ピン31が
上記ガイド溝21に沿って移動を開始することによっ
て、上記サーボメカ30が後方に移動しながら、その他
側部(係合ピン31)側が上昇をする。そして、上記カ
ートリッジホルダ20に対して近接して、上記サーボメ
カ30のターンテーブル33上に上記ディスクカートリ
ッジ40のディスク状記録媒体41を載置する。この
時、シャッタースライド機構本体51の側面孔51aか
ら突出している板バネ53が、上記ディスクカートリッ
ジ40の凹部42aに当接係合すると共に、張り出しプ
レート52は、上記ディスクカートリッジ40内の案内
溝40a内を挿通していて、シャッター42を押圧して
開かないようにしているディスクカートリッジ40の図
示しない押圧バネを押し込んでおり、上記シャッター4
2をスライド可能な状態としている。
【0026】上記サーボメカ30に対するディスクカー
トリッジ40の載置が終了すると、傾斜溝63の上端側
に上記昇降ピン32が当接することによって、上記キャ
リア61と上記サーボメカ30とが一体となって後方に
移動可能となる。上記キャリア61が更に所定距離移動
すると、シャッタースライド機構本体51の側面孔51
aから突出している板バネ53と張り出しプレート52
とが協動して、上記シャッター42をスライド開口さ
せ、上記ディスク状記録媒体41の情報面を露出させて
情報再生位置をとることができる。この情報再生位置で
は、ディスクカートリッジ40のシャッター42は、全
開しておらず、レンズ37aからの情報読取用レーザ光
が、ディスク状記録媒体41に照射可能となる程度に開
放されている。そして、図示しないスイッチにより駆動
モータ70の回転が停止されると共に、上記キャリア6
1の移動も停止され、上記ディスクカートリッジ40内
のディスク状記録媒体41の再生が行われる(図9参
照)。
【0027】上記ディスク状記録媒体41に情報記録を
する場合は、停止している上記駆動モータ70を更に回
転駆動させて、上記キャリア61を更に後方に、つまり
図中右方向に移動させる。すると、上記キャリア61の
更なる移動に伴って、上記サーボメカ30とディスクカ
ートリッジ40とが後方に移動するので、上記カートリ
ッジホルダ20に固定されているシャッタースライド機
構50により、上記シャッター42を更にスライド開口
させてスライド終端位置に位置させ、上記ディスク状記
録媒体41の情報面を更に露出させて情報記録位置をと
ることができる。この情報記録位置では、ディスクカー
トリッジ40のシャッター42は、全開している状態と
なっている。そして、上記サーボメカ30とディスクカ
ートリッジ40とが一緒に移動して情報記録位置に移動
したことにより、上記サーボメカ30に設けられたヘッ
ドリフター39の係合部としての摺動ピン39bが、被
係合部としての傾斜部20aに係合してその上方位置に
まで移動する。そのことにより、ヘッドリフター39が
回動して記録機構38を下降作動させる。その時、上記
ディスクカートリッジ40のシャッター42はスライド
して全開状態になっているので、上記ディスク状記録媒
体41上に磁気ヘッド38aを付勢することによって情
報を記録可能とすることができる(図10参照)。
【0028】このような実施例によれば、上記カートリ
ッジホルダ20に対する上記キャリア61の直線搬送動
作のみにより、サーボメカ30とディスクカートリッジ
40との圧着を行い、その動作の延長上で記録機構38
の昇降作動を行うことが可能となり、搬送機構系の動作
部品を小型化、集約化することができる。また、上記キ
ャリア61を往復動させるだけで、上記キャリア61に
設けられている傾斜溝63に沿って上記サーボメカ30
の昇降ピン32を上下動させることができるので、上記
サーボメカ30をカートリッジホルダ20に対して接離
させる構造を簡単に形成することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、ターンテーブルを搭載する
支持部材上に情報記録機構が構成され、且つ、情報記録
機構を駆動する駆動機構を構成する部材のうち、支持部
材上に設けられた係合部と支持部材とは別に設けられた
被係合部とが分離独立しているため、ターンテーブル上
に保持されたディスク状記録媒体に対する情報記録機構
の高さ位置精度を向上させることができ、且つ、駆動機
構の構成を簡素化することができるようになっている。
【0030】請求項2記載の発明によれば、さらに、支
持部材の所定方向への往復移動に伴い、係合部と被係合
部が係合状態または分離状態となるため、情報記録機構
を駆動するための駆動機構の簡素化が達成できる。でき
るようになる。
【0031】請求項3記載の発明によれば、さらに、支
持部材の所定方向への往復移動に伴い、支持部材もディ
スク状記録媒体に対して相対的に移動可能であるため、
ディスク状記録媒体をターンテーブル上に保持させるた
めの駆動機構の簡素化が達成できる。
【0032】請求項4記載の発明によれば、さらに、支
持部材の所定方向への往復移動における一方向の移動に
伴い、係合部と被係合部が係合状態となり且つディスク
状記録媒体がターンテーブル上に保持されるため、情報
記録機構と支持部材を駆動するための駆動機構の簡素化
が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクプレーヤの概略上面
図である。
【図2】図1中のサーボメカの要部構成を説明するため
の概略上面図である。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】図1のB−B矢視図である。
【図5】図1のC−C矢視図である。
【図6】本発明を適用したディスクプレーヤにディスク
カートリッジをローディングさせている状態を示すもの
で、(a)は、概略上面図、(b)は、概略側面図であ
る。
【図7】本発明を適用したディスクプレーヤにディスク
カートリッジをローディングさせている状態を示すもの
で、(a)は、概略上面図、(b)は、概略側面図であ
る。
【図8】本発明を適用したディスクプレーヤにディスク
カートリッジをローディングさせている状態を示すもの
で、(a)は、概略上面図、(b)は、概略側面図であ
る。
【図9】本発明を適用したディスクプレーヤの情報再生
位置にディスクカートリッジを位置させた状態を示すも
ので、(a)は、概略上面図、(b)は、概略側面図で
ある。
【図10】本発明を適用したディスクプレーヤの情報記
録位置にディスクカートリッジを位置させた状態を示す
もので、(a)は、概略上面図、(b)は、概略側面図
である。
【符号の説明】
10 ディスクプレーヤ 20 カートリッジホルダ 30 サーボメカ 33 ターンテーブル 37 ピックアップ 38 記録機構 38a 磁気ヘッド 40 ディスクカートリッジ 41 ディスク状記録媒体 42 シャッター 50 シャッタースライド機構 60 搬送機構 70 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大河原 正光 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 市川 義博 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 森田 雄二 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体を保持するターンテ
    ーブル(33)と、前記ターンテーブルを搭載する支持
    部材(30)と、前記支持部材上に設けられ且つ前記デ
    ィスク状記録媒体に対して近接または離間し前記ディス
    ク状記録媒体に情報を記録する情報記録機構(38)
    と、前記情報記録機構を駆動する駆動機構(39)とを
    備えたディスクプレーヤにおいて、 前記駆動機構は前記支持部材上に設けられた係合部(3
    9b)と、前記支持部材とは別に構成され且つ前記情報
    記録機構の非駆動時に前記係合部とは分離された被係合
    部(20a)とを備えることを特徴とするディスクプレ
    ーヤ。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は所定方向に往復移動可能
    であって、前記支持部材の前記所定方向への往復移動に
    伴い、前記係合部と前記被係合部が係合状態または分離
    状態となることを特徴とする請求項1記載のデイスクプ
    レーヤ。
  3. 【請求項3】 前記支持部材の前記所定方向への往復移
    動に伴い、前記支持部材は前記ディスク状記録媒体に対
    して相対的に移動可能であることを特徴とする請求項2
    記載のデイスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】 前記支持部材の前記所定方向への往復
    移動における一方向の移動に伴い、前記係合部と前記被
    係合部が係合状態となり且つ前記ディスク状記録媒体が
    前記ターンテーブル上に保持されることを特徴とする請
    求項3記載のデイスクプレーヤ。
JP27740298A 1998-03-20 1998-09-30 ディスクプレーヤ Pending JPH11273003A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27740298A JPH11273003A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 ディスクプレーヤ
EP99105567A EP0944068A3 (en) 1998-03-20 1999-03-18 Disk player
US09/271,379 US6195324B1 (en) 1998-03-20 1999-03-18 Disk player
US09/750,705 US6522615B2 (en) 1998-03-20 2001-01-02 Disk player

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27740298A JPH11273003A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 ディスクプレーヤ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07290198A Division JP3630549B2 (ja) 1998-03-20 1998-03-20 ディスクプレーヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11273003A true JPH11273003A (ja) 1999-10-08

Family

ID=17583055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27740298A Pending JPH11273003A (ja) 1998-03-20 1998-09-30 ディスクプレーヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11273003A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3740698B2 (ja) 記録再生装置
JP2003109282A (ja) ディスク式記録および/または再生装置
JPH10208359A (ja) 電子機器
JP3088243B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JPH11273003A (ja) ディスクプレーヤ
JPH06259864A (ja) ディスク再生装置
JPH06259869A (ja) ディスク再生装置
JP3630549B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH10208412A (ja) ディスク装置
WO2001004898A1 (fr) Dispositif d'ecriture et/ou de lecture de disque magneto-optique
JP3011847B2 (ja) 光ディスクローディング機構
JP2845792B2 (ja) ディスク移送装置
EP0944071A2 (en) Positioning system for use in an information recording /reproducing apparatus
JP3088274B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3031949B2 (ja) 円盤状記録媒体のチャッキング機構
JP3067533B2 (ja) ディスク装置
JP3607092B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP3695073B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2901455B2 (ja) 記録媒体ローディング機構
JP2942492B2 (ja) ディスク移送装置
JP3586950B2 (ja) 再生装置
JPH08167209A (ja) ディスクローディング機構
JP2942493B2 (ja) ディスク移送装置
JP3078218B2 (ja) ディスク移送装置
JP3572695B2 (ja) ディスクローディング機構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040803

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040817

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050823

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051220