JPH11271454A - 放射線撮像装置及び放射線撮像システム - Google Patents
放射線撮像装置及び放射線撮像システムInfo
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- JPH11271454A JPH11271454A JP10072116A JP7211698A JPH11271454A JP H11271454 A JPH11271454 A JP H11271454A JP 10072116 A JP10072116 A JP 10072116A JP 7211698 A JP7211698 A JP 7211698A JP H11271454 A JPH11271454 A JP H11271454A
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可搬性に優れ、容易にＸ線撮影施設に装着し
て、大容量の画像データを処理・表示・記録することが
でき、安価な放射線撮像装置及び放射線撮像システムを
提供する。 【解決手段】 Ｘ線センサーユニット２は、従来のカセ
ッテとほぼ同一の大きさの筐体内にＸ線センサーアレイ
２１、読み出し回路２２、ゲートドライバー２３、制御
回路２４、アドレスメモリー２６等を内蔵し、大量のＸ
線画像データを接続ケーブル３を介して、外部の画像処
理装置・画像表示装置・画像記録装置に送ることができ
る。Ｘ線センサーユニット２の内部には電源や画像メモ
リを内蔵されている。そして建物の一フロアに画像処理
装置・画像表示装置・画像記録装置を設け、そこから各
階に通信ケーブルを配線しＸ線撮影室の各々に、接続ケ
ーブル３を接続し、Ｘ線センサーユニット２を必要なＸ
線撮影室に持ち込み、接続ケーブル３にコネクタ接続し
て、Ｘ線撮影をする。
て、大容量の画像データを処理・表示・記録することが
でき、安価な放射線撮像装置及び放射線撮像システムを
提供する。 【解決手段】 Ｘ線センサーユニット２は、従来のカセ
ッテとほぼ同一の大きさの筐体内にＸ線センサーアレイ
２１、読み出し回路２２、ゲートドライバー２３、制御
回路２４、アドレスメモリー２６等を内蔵し、大量のＸ
線画像データを接続ケーブル３を介して、外部の画像処
理装置・画像表示装置・画像記録装置に送ることができ
る。Ｘ線センサーユニット２の内部には電源や画像メモ
リを内蔵されている。そして建物の一フロアに画像処理
装置・画像表示装置・画像記録装置を設け、そこから各
階に通信ケーブルを配線しＸ線撮影室の各々に、接続ケ
ーブル３を接続し、Ｘ線センサーユニット２を必要なＸ
線撮影室に持ち込み、接続ケーブル３にコネクタ接続し
て、Ｘ線撮影をする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用放射線撮像装
置もしくは産業用非破壊検査装置、及び放射線撮像シス
テムに関する。
置もしくは産業用非破壊検査装置、及び放射線撮像シス
テムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、単純Ｘ線撮影装置に使用されてい
たＸ線フィルムやイメージングプレートに代わり半導体
のＸ線面センサーを用いた放射線撮像装置が開発されて
いる。このＸ線面センサーは、通常、Ｘ線を光に変換す
るＸ線変換膜と、その直下に行列状に配置されたホトダ
イオードアレイと、各ホトダイオードアレイに接続され
たＴＦＴスイッチによって構成されており、Ｘ線照射
後、各ＴＦＴスイッチを順次ＯＮすることで、各画素に
蓄積された信号電荷を読み出しＸ線画像を形成する様に
なっている。
たＸ線フィルムやイメージングプレートに代わり半導体
のＸ線面センサーを用いた放射線撮像装置が開発されて
いる。このＸ線面センサーは、通常、Ｘ線を光に変換す
るＸ線変換膜と、その直下に行列状に配置されたホトダ
イオードアレイと、各ホトダイオードアレイに接続され
たＴＦＴスイッチによって構成されており、Ｘ線照射
後、各ＴＦＴスイッチを順次ＯＮすることで、各画素に
蓄積された信号電荷を読み出しＸ線画像を形成する様に
なっている。
【０００３】図４は上記の放射線撮像装置を使用して撮
影する状態を示す。Ｘ線管１００からＸ線管側のコリメ
ータによりＸ線が絞られてＸ線ビーム１０１になり、被
検体１０２を透過して放射線検出用カセッテ１０３の上
面に入射する。上面部は散乱線除去のためのＸ線用グリ
ッドで構成されたグリッド天板１１０で構成され、筐体
１０４の内部にシンチレータ１１２とその各部分に対応
してその真下に固体光検出素子のホトダイオード１１３
が配置されて、シンチレータ１１２のＸ線発光像を各ホ
トダイオード１１３がとらえ、その電荷信号を筐体１０
４内の画像メモリーに記憶させる。筐体１０４の下部側
にはバック散乱防止用の散乱防止用鉛層１１１が備えら
れている。そして放射線検出用カセッテ１０３を外部の
信号処理装置に接続して画像処理等の信号処理を行った
うえで、可視像として被検体１０２のＸ線画像を再生す
る。
影する状態を示す。Ｘ線管１００からＸ線管側のコリメ
ータによりＸ線が絞られてＸ線ビーム１０１になり、被
検体１０２を透過して放射線検出用カセッテ１０３の上
面に入射する。上面部は散乱線除去のためのＸ線用グリ
ッドで構成されたグリッド天板１１０で構成され、筐体
１０４の内部にシンチレータ１１２とその各部分に対応
してその真下に固体光検出素子のホトダイオード１１３
が配置されて、シンチレータ１１２のＸ線発光像を各ホ
トダイオード１１３がとらえ、その電荷信号を筐体１０
４内の画像メモリーに記憶させる。筐体１０４の下部側
にはバック散乱防止用の散乱防止用鉛層１１１が備えら
れている。そして放射線検出用カセッテ１０３を外部の
信号処理装置に接続して画像処理等の信号処理を行った
うえで、可視像として被検体１０２のＸ線画像を再生す
る。
【０００４】図５にその放射線検出用カセッテ１０３の
構成を示す。放射線検出用カセッテ１０３は放射線検出
器１０５とその電源１０９とＸ線画像信号を記憶する画
像メモリ１０７から構成され、そして放射線検出器１０
５はＸ線像を光に変換するシンチレータ１１２と、その
真下に配置されその光を受けて電荷信号に変換するホト
ダイオード１１３と、その電荷信号を走査する走査パル
ス発生器１１４と、電荷信号をスイッチングするための
ＦＥＴ薄膜トランジスタ１１６と、その信号を時系列に
転送するための転送レジスタ１１５から構成されてい
る。撮影されたＸ線画像はこの画像メモリ１０７に保存
され、必要な時に外部に取り出すことができる。
構成を示す。放射線検出用カセッテ１０３は放射線検出
器１０５とその電源１０９とＸ線画像信号を記憶する画
像メモリ１０７から構成され、そして放射線検出器１０
５はＸ線像を光に変換するシンチレータ１１２と、その
真下に配置されその光を受けて電荷信号に変換するホト
ダイオード１１３と、その電荷信号を走査する走査パル
ス発生器１１４と、電荷信号をスイッチングするための
ＦＥＴ薄膜トランジスタ１１６と、その信号を時系列に
転送するための転送レジスタ１１５から構成されてい
る。撮影されたＸ線画像はこの画像メモリ１０７に保存
され、必要な時に外部に取り出すことができる。
【０００５】上記においては、放射線検出用カッセッテ
１０３内に電源１０９や画像メモリー１０７等が実装さ
れており、ホスト装置に接続することなく画像撮影する
ことが可能となっている。従って、この放射線検出用カ
セッテ１０３はホスト装置に接続しなくても良いので、
どこへでも持っていけるという利点がある。そして、撮
影された画像データは、一旦内蔵の画像メモリーに蓄積
され、その蓄積された画像データは、一連の撮影が終了
した後に、改めて放射線検出用カセッテ１０３をホスト
装置に接続し直すことにより処理・保存される。
１０３内に電源１０９や画像メモリー１０７等が実装さ
れており、ホスト装置に接続することなく画像撮影する
ことが可能となっている。従って、この放射線検出用カ
セッテ１０３はホスト装置に接続しなくても良いので、
どこへでも持っていけるという利点がある。そして、撮
影された画像データは、一旦内蔵の画像メモリーに蓄積
され、その蓄積された画像データは、一連の撮影が終了
した後に、改めて放射線検出用カセッテ１０３をホスト
装置に接続し直すことにより処理・保存される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射線撮像装置
としての放射線検出用カセッテ１０３は以上のように構
成されているが、放射線検出用カセッテ１０３の大きさ
には、可搬性、装着性、コストの点からある程度の制限
があるため、搭載できる画像メモリー容量も限られたも
のとなる。従って、記録できる画像枚数は少なく、特に
動画像を撮影記録するのは事実上不可能となるという問
題があった。また同時に、各放射線検出用カセッテ１０
３それぞれに大容量のメモリーを搭載するのは、コスト
の上昇をまねくという問題もあった。
としての放射線検出用カセッテ１０３は以上のように構
成されているが、放射線検出用カセッテ１０３の大きさ
には、可搬性、装着性、コストの点からある程度の制限
があるため、搭載できる画像メモリー容量も限られたも
のとなる。従って、記録できる画像枚数は少なく、特に
動画像を撮影記録するのは事実上不可能となるという問
題があった。また同時に、各放射線検出用カセッテ１０
３それぞれに大容量のメモリーを搭載するのは、コスト
の上昇をまねくという問題もあった。
【０００７】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、可搬性に優れ、容易にＸ線撮影施設に
装着して、大容量の画像データを処理・表示・記録する
ことができ、複数のＸ線撮影室間を移動して撮影するこ
とのできる安価なセンサーユニットを有する放射線撮像
装置及び放射線撮像システムを提供することを目的とす
る。
たものであって、可搬性に優れ、容易にＸ線撮影施設に
装着して、大容量の画像データを処理・表示・記録する
ことができ、複数のＸ線撮影室間を移動して撮影するこ
とのできる安価なセンサーユニットを有する放射線撮像
装置及び放射線撮像システムを提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の放射線撮像装置は、放射線に感応し入射線
量に対応した電気信号を出力する一次元もしくは二次元
の放射線センサーアレイと、前記センサーアレイから信
号を読み出しデジタルデータに変換する読み出し回路
と、読み出し回路からの信号を出力する通信ケーブルに
着脱可能なコネクタとを有することを特徴とする。
め、本発明の放射線撮像装置は、放射線に感応し入射線
量に対応した電気信号を出力する一次元もしくは二次元
の放射線センサーアレイと、前記センサーアレイから信
号を読み出しデジタルデータに変換する読み出し回路
と、読み出し回路からの信号を出力する通信ケーブルに
着脱可能なコネクタとを有することを特徴とする。
【０００９】また、放射線に感応し入射線量に対応した
電気信号を出力する一次元もしくは二次元の放射線セン
サーアレイと、前記センサーアレイから信号を読み出
し、デジタルデータに変換する読み出し回路とを具備す
るセンサーユニットが、着脱可能な方式にて通信ケーブ
ルに接続され、同時に前記通信ケーブルを介して画像処
理装置、もしくは画像表示装置、もしくは画像記録装置
に接続することができることを特徴とする。
電気信号を出力する一次元もしくは二次元の放射線セン
サーアレイと、前記センサーアレイから信号を読み出
し、デジタルデータに変換する読み出し回路とを具備す
るセンサーユニットが、着脱可能な方式にて通信ケーブ
ルに接続され、同時に前記通信ケーブルを介して画像処
理装置、もしくは画像表示装置、もしくは画像記録装置
に接続することができることを特徴とする。
【００１０】本発明の放射線撮像装置及び放射線撮像シ
ステムは上記のように構成されており、Ｘ線撮影を行う
建物内に通信ケーブルを設置し、そのケーブルに画像処
理装置、画像記録装置、画像表示装置のそれぞれを接続
すると同時に、前述のＸ線センサーユニットを、各Ｘ線
撮影室に設けられた着脱可能な通信ケーブルを介して接
続する様にすることで、安価で、可搬性に優れ、容易に
Ｘ線撮影施設に装着して、大容量の画像データを処理記
録することができ、複数のＸ線撮影室間を移動して撮影
することができる。
ステムは上記のように構成されており、Ｘ線撮影を行う
建物内に通信ケーブルを設置し、そのケーブルに画像処
理装置、画像記録装置、画像表示装置のそれぞれを接続
すると同時に、前述のＸ線センサーユニットを、各Ｘ線
撮影室に設けられた着脱可能な通信ケーブルを介して接
続する様にすることで、安価で、可搬性に優れ、容易に
Ｘ線撮影施設に装着して、大容量の画像データを処理記
録することができ、複数のＸ線撮影室間を移動して撮影
することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の放射線撮像装置の一実施
例を図１により説明する。
例を図１により説明する。
【００１２】Ｘ線センサーユニット２は、従来の放射線
撮影システムや放射線画像記録再生システムに用いられ
るカセッテとほぼ同一の大きさの筐体内に、図１に示す
構成を有したもので、ｎ行ｍ列に分割されたＸ線センサ
ーアレイ２１と、各画素として設けられたＴＦＴスイッ
チ（図２に示す）をＯＮ／０ＦＦするためのゲートドラ
イバー２３、各画素から読み出された電荷データを電圧
に変換しＡ／Ｄ変換する読み出し回路２２、データ通信
用のＩ／Ｏコネクター２５ａ、データ出力時に送信元
（送信先）アドレスを発生させるアドレスメモリー２
６、及びデータ収集（転送）シーケンスを制御するため
の制御回路２４から構成されている。
撮影システムや放射線画像記録再生システムに用いられ
るカセッテとほぼ同一の大きさの筐体内に、図１に示す
構成を有したもので、ｎ行ｍ列に分割されたＸ線センサ
ーアレイ２１と、各画素として設けられたＴＦＴスイッ
チ（図２に示す）をＯＮ／０ＦＦするためのゲートドラ
イバー２３、各画素から読み出された電荷データを電圧
に変換しＡ／Ｄ変換する読み出し回路２２、データ通信
用のＩ／Ｏコネクター２５ａ、データ出力時に送信元
（送信先）アドレスを発生させるアドレスメモリー２
６、及びデータ収集（転送）シーケンスを制御するため
の制御回路２４から構成されている。
【００１３】なお行列状に配置されたＸ線センサーアレ
イ２１の一画素分を示したのが図２であり、光に感応し
電荷を出力するホトダイオード２１１と、それに接続さ
れたＴＦＴスイッチ２１２、各列共通のゲート線２１
４、及び、各行共通のデータ線２１３により構成されて
いる。
イ２１の一画素分を示したのが図２であり、光に感応し
電荷を出力するホトダイオード２１１と、それに接続さ
れたＴＦＴスイッチ２１２、各列共通のゲート線２１
４、及び、各行共通のデータ線２１３により構成されて
いる。
【００１４】以下、これらの図に基づいて実施例の動作
を説明する。Ｘ線が入射すると、センサーのＸ線入射面
に配置されたシンチレーター（図示せず）が、入射した
Ｘ線量に比例した光信号を出力しホトダイオード２１１
に電荷信号を誘起させる。ＴＦＴスイッチ２１２は、各
列共通のゲート線２１４に接続されており、このゲート
線が駆動されると、接続されている一列分のＴＦＴスイ
ッチがＯＮし、各行共通のデータ線２１３へ蓄積された
電荷信号が出力される。
を説明する。Ｘ線が入射すると、センサーのＸ線入射面
に配置されたシンチレーター（図示せず）が、入射した
Ｘ線量に比例した光信号を出力しホトダイオード２１１
に電荷信号を誘起させる。ＴＦＴスイッチ２１２は、各
列共通のゲート線２１４に接続されており、このゲート
線が駆動されると、接続されている一列分のＴＦＴスイ
ッチがＯＮし、各行共通のデータ線２１３へ蓄積された
電荷信号が出力される。
【００１５】Ｘ線センサーアレイ２１の列方向に配置さ
れたｍ本のゲート線は、ゲートドライバー２３によって
順次駆動され、行方向に配置されたｎ本のデータ線に
は、各列の電荷信号が順次出力される。出力された電荷
信号は、信号読み出し回路２２に入力され、電荷電圧変
換及び増幅された後、各画素毎にＡ／Ｄ変換され、制御
回路２４を経由の後、Ｉ／Ｏコネクター２５ａから出力
される。なお、Ｘ線計測のスタート信号等の制御信号
も、同コネクター２５ａから入力され、制御回路２４が
それに基づき、読み出し回路２２及びゲートドライバー
２３用の制御信号を発生する。
れたｍ本のゲート線は、ゲートドライバー２３によって
順次駆動され、行方向に配置されたｎ本のデータ線に
は、各列の電荷信号が順次出力される。出力された電荷
信号は、信号読み出し回路２２に入力され、電荷電圧変
換及び増幅された後、各画素毎にＡ／Ｄ変換され、制御
回路２４を経由の後、Ｉ／Ｏコネクター２５ａから出力
される。なお、Ｘ線計測のスタート信号等の制御信号
も、同コネクター２５ａから入力され、制御回路２４が
それに基づき、読み出し回路２２及びゲートドライバー
２３用の制御信号を発生する。
【００１６】図３は、本発明の装置が３階建ての建物１
のＸ線撮影施設に設置されている様子を示す。撮影施設
は２Ｆ，３ＦがＸ線撮影室になっており、１Ｆはデータ
処理室となっている。本装置の構成は、建物内に配設さ
れた通信ケーブル４と、それに接続された画像処理装置
５、画像表示装置６、画像記録装置７、及び着脱可能な
接続ケーブル３（各撮影室に配設されている）を介して
接続されたＸ線センサーユニット２により構成されてい
る。
のＸ線撮影施設に設置されている様子を示す。撮影施設
は２Ｆ，３ＦがＸ線撮影室になっており、１Ｆはデータ
処理室となっている。本装置の構成は、建物内に配設さ
れた通信ケーブル４と、それに接続された画像処理装置
５、画像表示装置６、画像記録装置７、及び着脱可能な
接続ケーブル３（各撮影室に配設されている）を介して
接続されたＸ線センサーユニット２により構成されてい
る。
【００１７】図１及び図３に示すＸ線センサーユニット
２は、電源と画像メモリを内蔵しないので、持ち運びを
するのに十分な軽さであり、撮影時には目的の撮影室に
移動して、備え付けの接続ケーブル３にコネクター２５
ｂを介して接続することでＸ線撮影を行うことができ
る。撮影されたＸ線画像データは通信ケーブル４を通り
画像処理装置５、画像表示装置６及び画像記録装置７に
即時転送される。
２は、電源と画像メモリを内蔵しないので、持ち運びを
するのに十分な軽さであり、撮影時には目的の撮影室に
移動して、備え付けの接続ケーブル３にコネクター２５
ｂを介して接続することでＸ線撮影を行うことができ
る。撮影されたＸ線画像データは通信ケーブル４を通り
画像処理装置５、画像表示装置６及び画像記録装置７に
即時転送される。
【００１８】上述のように、本発明は建物１内の複数の
Ｘ線撮影室間を移動しながらＸ線撮影を行う場合に特に
有用である。撮影時には、その部屋に備え付けてある通
信ケーブルからの接続ケーブル３のコネクター２５に接
続することで、建物内の他の部屋に配置されている画像
処理、画像表示、画像記録の各装置５、６、７にデータ
を同時転送する。この場合、装置のメモリーサイズに厳
しい制限がないため、動画像を含む大容量の画像データ
を処理記録することが可能となる。一方、撮影室間の移
動時には、コネクター２５から接続ケーブル３を外して
Ｘ線センサーユニット２のみを搬送することで、可搬性
を良くすることができる。
Ｘ線撮影室間を移動しながらＸ線撮影を行う場合に特に
有用である。撮影時には、その部屋に備え付けてある通
信ケーブルからの接続ケーブル３のコネクター２５に接
続することで、建物内の他の部屋に配置されている画像
処理、画像表示、画像記録の各装置５、６、７にデータ
を同時転送する。この場合、装置のメモリーサイズに厳
しい制限がないため、動画像を含む大容量の画像データ
を処理記録することが可能となる。一方、撮影室間の移
動時には、コネクター２５から接続ケーブル３を外して
Ｘ線センサーユニット２のみを搬送することで、可搬性
を良くすることができる。
【００１９】本発明ではＸ線センサーユニット２を複数
同時に使用することや、あるいは、画像処理５・表示６
・記録装置７を複数使用することも可能である。これ
は、アドレスメモリー２６に書き込まれている送信元及
び送信先アドレスを、画像データに付加して送信するこ
とで、容易に実現できる。
同時に使用することや、あるいは、画像処理５・表示６
・記録装置７を複数使用することも可能である。これ
は、アドレスメモリー２６に書き込まれている送信元及
び送信先アドレスを、画像データに付加して送信するこ
とで、容易に実現できる。
【００２０】本発明の画像表示装置６は、テレビモニタ
ー等の動画像表示装置や、レーザープリンター等の静止
画像表示装置であっても適用できる。
ー等の動画像表示装置や、レーザープリンター等の静止
画像表示装置であっても適用できる。
【００２１】また、実施例では画像処理装置５、画像表
示装置６、画像記録装置７のそれぞれが、同一の通信ケ
ーブルに接続される例を示したが、各装置の接続はこれ
に限定するものではなく、例えば、通信ケーブル４に接
続された画像処理装置５から伸びるローカルケーブル
に、画像表示装置６と画像記録装置７が接続される構成
であっても適用できる。
示装置６、画像記録装置７のそれぞれが、同一の通信ケ
ーブルに接続される例を示したが、各装置の接続はこれ
に限定するものではなく、例えば、通信ケーブル４に接
続された画像処理装置５から伸びるローカルケーブル
に、画像表示装置６と画像記録装置７が接続される構成
であっても適用できる。
【００２２】さらに、通信ケーブル及び接続ケーブル
は、光ファイバーケーブルを用いたものであっても、電
気ケーブルを用いたものであっても適用できる。また、
前記通信ケーブルは建物間にまたがる長いものであって
も、一つの室内に限定される短いものであっても適用で
きる。そして通信ケーブルとして使用されるケーブル本
数も、特定の数に限定するものではない。
は、光ファイバーケーブルを用いたものであっても、電
気ケーブルを用いたものであっても適用できる。また、
前記通信ケーブルは建物間にまたがる長いものであって
も、一つの室内に限定される短いものであっても適用で
きる。そして通信ケーブルとして使用されるケーブル本
数も、特定の数に限定するものではない。
【００２３】さらに、実施例では、Ｘ線センサーアレイ
として２次元のものを示したが、１次元のラインセンサ
ーであっても適用できる。
として２次元のものを示したが、１次元のラインセンサ
ーであっても適用できる。
【００２４】
【発明の効果】本発明の放射線撮像装置及び放射線撮像
システムは上記のように構成されており、Ｘ線センサー
ユニットに電源等を内蔵しないため、可搬性を持たせる
ことができ、さらにＸ線センサーユニットのそれぞれに
画像メモリーを持たせずに済むため、低コスト化が可能
となり、さらに一個所に管理された装置とのケーブル接
続により、大容量のＸ線画像データの処理・保存・表示
が可能となる。さらに、Ｘ線画像データの集中管理をす
ることができる。
システムは上記のように構成されており、Ｘ線センサー
ユニットに電源等を内蔵しないため、可搬性を持たせる
ことができ、さらにＸ線センサーユニットのそれぞれに
画像メモリーを持たせずに済むため、低コスト化が可能
となり、さらに一個所に管理された装置とのケーブル接
続により、大容量のＸ線画像データの処理・保存・表示
が可能となる。さらに、Ｘ線画像データの集中管理をす
ることができる。
【図１】 本発明の放射線撮像装置の一実施例を示す図
である。
である。
【図２】 センサーアレイ一画素の構成を示す図であ
る。
る。
【図３】 本発明の放射線撮像システムの一実施例を示
す図である。
す図である。
【図４】 被検体と放射線検出用カセッテの配置を示す
図である。
図である。
【図５】 放射線検出用カセッテの構成を示す図であ
る。
る。
１…建物 ２…Ｘ線センサーユニット ３…接続ケーブル ４…通信ケーブル ５…画像処理装置 ６…画像表示装置 ７…画像記録装置 ２１…Ｘ線センサーアレイ ２２…読み出し回路 ２３…ゲートドライバー ２４…制御回路 ２５…コネクター ２６…アドレスメモリー １００…Ｘ線管 １０１…Ｘ線ビーム １０２…被検体 １０３…放射線検出用カセッテ １０４…筐体 １０５…放射線検出器 １０６…出力端子 １０７…画像メモリ １０８…接続端子 １０９…電源 １１０…グリッド天板 １１１…散乱線防止用鉛層 １１２…シンチレータ １１３…ホトダイオード １１４…走査パルス発生器 １１５…転送レジスタ １１６…薄膜トランジスタ ２１１…ホトダイオード ２１２…ＴＦＴスイッチ ２１３…データ線 ２１４…ゲート線
Claims (2)
- 【請求項１】放射線に感応し入射線量に対応した電気信
号を出力する一次元もしくは二次元の放射線センサーア
レイと、前記センサーアレイから信号を読み出しデジタ
ルデータに変換する読み出し回路と、この読み出し回路
からの信号を出力する通信ケーブルに着脱可能なコネク
タとを有することを特徴とする放射線撮像装置。 - 【請求項２】放射線に感応し入射線量に対応した電気信
号を出力する一次元もしくは二次元の放射線センサーア
レイと、前記センサーアレイから信号を読み出しデジタ
ルデータに変換する読み出し回路とを具備するセンサー
ユニットが、着脱可能な方式にて通信ケーブルに接続さ
れ、同時に前記通信ケーブルを介して画像処理装置、も
しくは画像表示装置、もしくは画像記録装置に接続する
ことができることを特徴とする放射線撮像システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072116A JPH11271454A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 放射線撮像装置及び放射線撮像システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072116A JPH11271454A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 放射線撮像装置及び放射線撮像システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11271454A true JPH11271454A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13480079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10072116A Pending JPH11271454A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 放射線撮像装置及び放射線撮像システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11271454A (ja) |
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