JPH11271320A - 自動分注装置 - Google Patents

自動分注装置

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JPH11271320A
JPH11271320A JP7394398A JP7394398A JPH11271320A JP H11271320 A JPH11271320 A JP H11271320A JP 7394398 A JP7394398 A JP 7394398A JP 7394398 A JP7394398 A JP 7394398A JP H11271320 A JPH11271320 A JP H11271320A
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liquid
discharge
suction
impedance
electrode
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JP7394398A
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English (en)
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Shinichi Inamura
伸一 稲村
Haruhisa Watanabe
晴久 渡辺
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体分注時の分注用管体内のインピーダンス
に関する物理量に基づき分注状態を検出し得る自動分注
装置を提供する。 【解決手段】 液体を吸引または吐出するための絶縁物
質製の管体(サンプルノズルまたは試薬ノズル)と、該
管体の外周面近傍に配置される第1電極21と、吸引ま
たは吐出すべき液体を収容する容器(サンプル容器また
は反応容器)と関連して配置される第2電極22と、液
体の吸引または吐出時に第1電極21および第2電極2
2間のインピーダンスに関する物理量を検出するインピ
ーダンス検出器23と、前記インピーダンスに関する物
理量に基づき前記液体の吸引または吐出状態を検出する
制御回路24と、制御回路24の制御に基づいて液体の
吸引または吐出を行う給排装置25とにより自動分注装
置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給排装置の作動に
より液体を自動的に吸引または吐出する自動分注装置、
特に、液体の吸引または吐出状態を検出する機能を有す
る自動分注装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体を自動的に吸引または吐出する自動
分注装置においては、液体の吸引または吐出状態(吸引
または吐出の正常/異常、吸引または吐出量等)を検出
する必要がある。そのため、以下のような従来技術が提
案されている。
【0003】特開平6−194212号公報(以下、従
来技術1という)には、図5(a)に示すように、液体
51を吸引または吐出するための絶縁物質製の管体52
の外周面に該管体を挟む形状の一対の電極53a,53
bを管軸方向に所定間隔を隔てて配置した静電容量セン
サが記載されている。この従来技術1では、管体52内
の液面レベルの変化に応じて一対の電極53a,53b
間の静電容量が変化することから、この従来技術1を自
動分注装置に適用した場合には、上記静電容量に対応す
るセンサ出力電圧から液面レベルを検出することができ
る。
【0004】特開平7−333231号公報(以下、従
来技術2という)には、試料吐出時にノズル先端から滴
下される液滴を二次元画像として取り込み、この二次元
画像から液滴の体積を求め、各液滴の体積を順次加算し
て試料の吐出量を体積として求める自動分注装置が記載
されている。この従来技術2では、試料の体積を画像処
理によって求めることにより分注量を制御している。
【0005】特開平6−109745号公報(以下、従
来技術3−1という)、特開平7−198726号公報
(以下、従来技術3−2という)、特開平9−1524
8号公報(以下、従来技術3−3という)には夫々、配
管内の圧力を検出し、吐出圧力の負圧ピーク値および残
圧値(従来技術3−1)、エア圧力の二次微分値(従来
技術3−2)、配管内の圧力(従来技術3−3)が基準
範囲から外れたか否かにより分注の異常の有無を検出す
る技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術1では、
一対の電極53a,53bを管軸方向に所定間隔を隔て
て外周面に配置した管体52を、液面検知すべき液体5
1を収容した容器54内に挿入した状態で液体51を吸
引すると、液面レベルが管体52の下端面を下回る際に
管体52の下端面から空気が混入して、図5(b)に示
すように管体先端付近に気泡(空気による空間)55が
発生することがある。しかし、このような気泡55の発
生時であっても、電極53bが管体52の下端部に配置
されているため、静電容量の変動は極めて僅かしか生じ
ない。したがって、この従来技術1では、吸引の場合に
おける気泡発生時(異常時)と正常時とを識別すること
ができない。
【0007】上記従来技術2では、画像処理によって試
料の体積を求めることから、構成が複雑化するとともに
システムが大型化し、コストアップを招く。また、「試
料吐出時にノズル先端から滴下される液滴を二次元画像
として取り込む」という技術は、「滴下される液滴が連
続しないように、1滴ずつ同じ大きさの液滴を滴下す
る」ことを前提としているが、これは現実的ではない。
さらに、この従来技術2は液体の吐出の場合にのみ適用
され、液体の吸入の場合には適用できないという不具合
も有している。
【0008】上記従来技術3−1〜3−3では、異常の
有無の検出に配管内の圧力を用いているが、この配管内
の圧力は当該液体の粘性によっても変動し、配管からの
リーク等の異常によっても変動する。したがって、異常
検出を行う際に上記のような変動要因を考慮する必要が
ある。
【0009】本発明は、上述した問題に着目してなされ
てものであり、液体分注時の分注用管体内のインピーダ
ンスに関する物理量に基づき分注状態を検出し得る自動
分注装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
の請求項1は、給排装置により液体を自動的に吸引また
は吐出する自動分注装置であって、液体を吸引または吐
出するための絶縁物質製の管体と、該管体の外周面近傍
に配置される第1電極と、吸引または吐出すべき液体を
収容する容器と関連して配置される第2電極と、液体の
吸引または吐出時に前記第1および第2電極間のインピ
ーダンスに関する物理量を検出するインピーダンス検出
手段と、前記インピーダンスに関する物理量に基づき前
記液体の吸引または吐出状態を検出する分注状態検出手
段とを具備して成ることを特徴とするものである。
【0011】上記目的のため、本発明の請求項2は、給
排装置により液体を自動的に吸引または吐出する自動分
注装置であって、液体を吸引または吐出するための絶縁
物質製の管体と、該管体の外周面近傍に配置される第1
電極と、吸引または吐出すべき液体を収容する容器と関
連して配置される第2電極と、液体の吸引または吐出時
に前記第1および第2電極間のインピーダンスに関する
物理量を検出するインピーダンス検出手段と、前記イン
ピーダンスに関する物理量に基づき前記液体の吸引また
は吐出状態を検出する分注状態検出手段と、前記液体の
吸引または吐出状態が正常であることが検出されたとき
以後の前記液体の吸引または吐出速度ならびに吸引また
は吐出時間を検出する分注情報検出手段と、前記液体の
吸引または吐出速度ならびに吸引または吐出時間に基づ
き液体の吸引または吐出量を算出する分注量算出手段と
を具備して成ることを特徴とするものである。
【0012】上記目的のため、本発明の請求項3は、給
排装置により液体を自動的に吸引または吐出する自動分
注装置であって、液体を吸引または吐出するための絶縁
物質製の管体と、該管体の外周面近傍に配置される第1
電極と、吸引または吐出すべき液体を収容する容器と関
連して配置される第2電極と、液体の吸引または吐出時
に前記第1および第2電極間のインピーダンスの変化速
度を検出するインピーダンス変化速度検出手段と、前記
液体の吸引または吐出速度を検出する分注速度検出手段
と、前記インピーダンスの変化速度ならびに前記液体の
吸引または吐出速度に基づき前記液体の吸引または吐出
状態を検出する分注状態検出手段と、所望の吸引または
吐出量が得られるように、前記液体の吸引または吐出状
態が正常であることが検出されたとき以後の前記液体の
吸引または吐出動作を制御する分注動作制御手段とを具
備して成ることを特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項1によれば、液体の吸引ま
たは吐出時には、絶縁物質製の管体の外周面近傍に配置
される第1電極と、吸引または吐出すべき液体を収容す
る容器と関連して配置される第2電極との間のインピー
ダンスに関する物理量が検出される。このインピーダン
スに関する物理量は、例えば吸引により管体の前記第1
および第2電極間が前記液体で充填されたとき急激に変
化するから、前記インピーダンスに関する物理量に基づ
いて前記液体の吸引または吐出状態を検出することがで
きる。
【0014】また、吸引の場合に管体先端付近に気泡が
発生すると、管体内の液体と容器内の液体との間に気泡
による空間が介在するから、前記第1および第2電極間
のインピーダンスに関する物理量は気泡が介在しない場
合とは大きく異なるものとなり、気泡発生時(異常時)
と正常時とを識別することができる。
【0015】また、従来技術2で用いた画像処理システ
ムを必要としないため、従来技術2に比べて構成が単純
化されるから、信頼性が向上するとともにシステムの小
型化およびコストダウンが可能になる。その上、液体の
吸入の場合には適用できないという不具合も生じない。
【0016】また、従来技術3−1〜3−3で異常の検
出に用いた配管内の圧力に代えて前記第1および第2電
極間のインピーダンスに関する物理量を用いたから、当
該液体の粘性や配管からのリーク等の異常による変動を
考慮する必要もない。
【0017】本発明の請求項2によれば、液体の吸引ま
たは吐出時には、絶縁物質製の管体の外周面近傍に配置
される第1電極と、吸引または吐出すべき液体を収容す
る容器と関連して配置される第2電極との間のインピー
ダンスに関する物理量が検出される。このインピーダン
スに関する物理量は、例えば吸引により管体の前記第1
および第2電極間が前記液体で充填されたとき急激に変
化するから、前記インピーダンスに関する物理量に基づ
いて前記液体の吸引または吐出状態を検出することがで
きる。
【0018】その際、前記液体の吸引または吐出状態が
正常であることが検出された場合には、検出時以後の前
記液体の吸引または吐出速度ならびに吸引または吐出時
間が検出される。この液体の吸引または吐出速度ならび
に吸引または吐出時間は、前記第1および第2電極間が
所望の通りに前記液体で充填されたとき以後の検出値で
あるためリニアな特性を示すことになるから、それら検
出値に基づいて液体の吸引または吐出量を算出すること
ができる。
【0019】本発明の請求項3によれば、液体の吸引ま
たは吐出時には、絶縁物質製の管体の外周面近傍に配置
される第1電極と、吸引または吐出すべき液体を収容す
る容器と関連して配置される第2電極との間のインピー
ダンスの変化速度が検出されるとともに、前記液体の吸
引または吐出速度が検出される。前記インピーダンスの
変化速度は例えば吸引により管体の前記第1および第2
電極間が前記液体で充填されたとき急激に変化し、前記
液体の吸引または吐出速度は吸引または吐出すべき液体
の粘性に応じて変化するから、前記インピーダンスの変
化速度および前記液体の吸引または吐出速度に基づいて
前記液体の吸引または吐出状態を検出することができ
る。
【0020】その際、前記液体の吸引または吐出状態が
正常であることが検出された場合には、所望の吸引また
は吐出量となるように検出時以後の前記液体の吸引また
は吐出動作(例えば吸引または吐出速度ならびに吸引ま
たは吐出時間)を制御することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態
の自動分注装置の構成を示す図である。本実施形態の自
動分注装置は、主に血清等のサンプルをサンプル容器か
ら反応容器に分注し、反応容器内のサンプルと試薬とを
混和した後に、吸光度分析を自動的に行うものである。
上記サンプルをサンプル容器から吸引し、反応容器に吐
出する作用をなす分注機構は、以下のように構成されて
いる。
【0022】図1において、1は液体を吸引または吐出
するための管体としてのサンプルノズルであり、このサ
ンプルノズル1は絶縁物質より成る。このサンプルノズ
ル1は、回動昇降アーム2により回動および昇降可能に
支持されるとともに、液体を吸引または吐出するための
管体である給排チューブ3を介してシリンジ4に接続さ
れている。
【0023】このサンプルノズル1は、回動昇降アーム
2により図示実線のようにサンプル吸引位置Aまで回動
した後に下降し、この状態でシリンジ4が吸引動作を行
うことにより、図示しない駆動装置により搬送されるラ
ック5に収容されている、絶縁物質製の複数(図示例で
は3つ)のサンプル容器(ここでは試験管)6の1つに
収容されたサンプルを吸引する。その後、サンプルノズ
ル1は、回動昇降アーム2により上昇した後に図示点線
のようにサンプル分注位置Bまで回動し、反応テーブル
(ターンテーブル)7上の反応容器8の1つの上部に至
った後に必要に応じて下降し、この状態でシリンジ4が
吐出動作を行うことにより、サンプルを絶縁物質製の反
応容器8内に分注する。
【0024】上記のようにしてサンプルを分注された反
応容器8は、反応テーブル7の回転により試薬分注位置
Cまで回動する。このとき、シリンジ9により三方弁1
0を介して試薬タンク11から吸引しておいた試薬は、
シリンジ9が吐出動作を行うことにより、支持アーム1
2に支持された試薬ノズル13の先端から吐出され、反
応容器8内に流入する。
【0025】その後、サンプルと試薬とを混和された反
応容器8は、反応テーブル7の回転により測光位置Dま
で回動し、そこで測光部14によって測光が行われる。
その後、反応容器8は、反応テーブル7の回転により洗
浄位置Eまで回動し、そこで容器洗浄部15によって、
測光後の混和液の排液、洗浄液の供給、洗浄液の排液お
よび反応容器の乾燥の一連の処理が行われる。なお、洗
浄液を供給する装置は上記試薬タンク11の場合と同様
に構成してもよく、また、混和液および洗浄液を排液す
る装置は上記試薬タンク11の場合と同様に構成しても
よい(ただし、液体の流れの方向を逆にする必要があ
る)。
【0026】ところで、本実施形態の自動分注装置に
は、以下のような分注状態検出手段が設けられている。
図2は第1実施形態の自動分注装置の分注状態検出手段
の構成を示す図である。この分注状態検出手段は、液体
を吸引または吐出するための絶縁物質製の管体の外周面
近傍に配置される第1電極21と、吸引または吐出すべ
き液体を収容する容器と関連して配置される第2電極2
2と、液体の吸引または吐出時に第1電極21および第
2電極22間のインピーダンスに関する物理量を検出す
るインピーダンス検出器23と、このインピーダンスに
関する物理量に基づき前記液体の吸引または吐出状態を
検出する制御回路24と、制御回路24の制御に基づい
て液体の吸引または吐出を行う給排装置25とから成
る。
【0027】上記液体を吸引または吐出するための絶縁
物質製の管体は、サンプルノズル1および給排チューブ
3、あるは試薬ノズル13およびそれに接続される配管
であり、上記吸引または吐出すべき液体を収容する容器
はサンプル容器6または反応容器8である。上記第1電
極21は、例えばリング状に形成され、図示しない支持
機構によってサンプルノズル1の外周面近傍に支持され
ている。この第1電極21の高さ方向の位置は、吸引ま
たは吐出すべき液体の所要量に応じて適宜決定するもの
とする。この第1電極21は、幅を細くする方がインピ
ーダンスを測定する上で好ましい。なお、第1電極21
は、サンプルノズル1の外周面近傍の代わりに、給排チ
ューブ3のサンプルノズル1との接続部の近傍に設ける
ようにしてもよい。
【0028】上記第2電極22は任意の形状とすること
ができ、図示しない支持機構によってサンプル容器6の
近傍(例えばサンプル吸引位置Aのラック5底面近傍)
または反応容器8の近傍(例えば試薬分注位置Cの反応
テーブル7底面近傍)に支持されている。この第2電極
22は、サンプル容器6または反応容器8の側面近傍に
支持するようにしてもよい。なお、サンプル容器6また
は反応容器8の少なくとも一部(例えば底面)を導電体
とすることにより、サンプル容器6または反応容器8が
第2電極22を兼用するようにしてもよい。上記給排装
置25は、シリンジ4もしくは、シリンジ9および三方
弁10である。なお、シリンジの代わりに給排ポンプ
(吸引ポンプまたは吐出ポンプ)を用いてもよい。
【0029】次に、本実施形態の自動分注装置の作用を
吸引および吐出の場合の夫々について例を挙げながら説
明する。まず、吸引の場合について説明すると、給排装
置25(シリンジ4)の吸引動作により、給排チューブ
3およびサンプルノズル1を介してサンプル吸引位置A
でサンプル容器6内の液体(この場合、サンプル)を吸
引する場合、吸引開始前にはサンプルノズル1内が例え
ばエアーで満たされているため、インピーダンス検出器
23により検出されるインピーダンスは高くなってい
る。
【0030】この状態から吸引を開始すると、サンプル
ノズル1内のエアーが徐々に液体に置き換わることにな
る。この液体の吸引の進行に従い、第1電極21および
第2電極22間のインピーダンスが徐々に変化(減少)
する。そして、サンプルノズル1の先端から第1電極2
1の位置までの部分が液体で満たされたとき、第1電極
21および第2電極22間には同一誘電率の液体である
サンプルのみが存在することになるため、第1電極21
および第2電極22間のインピーダンスが急激に変化
(減少)する。
【0031】このインピーダンスの急激な変化は、イン
ピーダンス検出器23からのインピーダンス検出値を監
視している制御回路24によって検出される。すなわ
ち、制御回路24は、「高インピーダンス値から減少し
続けるインピーダンスの変化が極大になった場合」をも
って「サンプルノズル1の先端から第1電極21の位置
までの部分が液体で満たされたこと」を検出し、それに
より「吸引が正常に行われたこと」を検出(判定)する
ことができる。なお、吸引時にサンプルノズル1の先端
付近に気泡が発生したこと等に起因して「高インピーダ
ンス値から減少し続けるインピーダンスの変化率が極大
にならなかった場合」には、「吸引の異常が発生したこ
と」を検出(判定)することができる。
【0032】上記吸引の正常判定後にさらに液体の吸引
を続けると、サンプル容器6内の液体を吸引し続けてい
る限りは第1電極21および第2電極22間のインピー
ダンスの変化が小さくなるが、サンプル容器6内の液体
が少なくなったり無くなったりしたためエアーを吸引し
た場合には、第1電極21および第2電極22間のイン
ピーダンスが急激に変化(減少)する。したがって、イ
ンピーダンス検出器23からのインピーダンス検出値を
監視している制御回路24によって、「液体の吸引がで
きなくなったこと」を検出(判定)することができる。
【0033】なお、上記液体の吸引状態の判定において
は、インピーダンスに関する物理量として「第1電極2
1および第2電極22間のインピーダンスの変化」を用
いてインピーダンスの急激な変化の有無により吸引の正
常/異常を判定しているが、代わりに「第1電極21お
よび第2電極22間のインピーダンス自体またはその変
化量」を用いることも可能である。
【0034】また、上記液体の吸引状態の判定において
は、吸引開始前にはサンプルノズル1内がエアーで満た
されているものとしたが、これに限定されるものではな
く、吸引開始前にサンプルノズル1内が水等の液体で満
たされている場合もある。その場合、水等の液体と吸引
すべき液体であるサンプルとのインピーダンス(誘電
率)の相違が検出可能であれば、上記と同様にして吸引
の正常/異常の判定が可能である。さらに、上記インピ
ーダンス等の相違が検出不能の場合であっても、エアー
を吸引したことによる「液体の吸引ができなくなったこ
と」の検出だけは可能である。
【0035】次に、吐出の場合について説明すると、給
排装置25(シリンジ4)の吐出動作により、給排チュ
ーブ3およびサンプルノズル1を介してサンプル分注位
置Bで反応容器8内に液体(この場合、サンプル)を分
注する場合、例えば反応容器8内に先に試薬を入れてお
く場合にはサンプルノズル1を下降させて反応容器8内
に挿入した状態でサンプルおよび試薬を混和するように
構成する場合がある。この場合、吐出開始前にはサンプ
ルノズル1内は液体で満たされているが、サンプルノズ
ル1の先端および反応容器8間にエアーが存在するた
め、インピーダンス検出器23により検出されるインピ
ーダンスは高くなっている。
【0036】この状態から吐出を開始すると、サンプル
ノズル1内の液体が徐々に反応容器8内に流入して液面
レベルが上昇する。この液面レベルの上昇の進行に従い
サンプルノズル1の先端および反応容器8間のエアーが
徐々に減少して、第1電極21および第2電極22間の
インピーダンスが徐々に変化(減少)する。そして、サ
ンプルノズル1の先端まで液面レベルが上昇して第1電
極21および反応容器8間が液体で満たされたとき、第
1電極21および第2電極22間には同一誘電率の液体
であるサンプルのみが存在することになるため、第1電
極21および第2電極22間のインピーダンスが急激に
変化(減少)する。
【0037】このインピーダンスの急激な変化の有無に
基づき、吸引の場合と同様にして、「吐出が正常に行わ
れた」こと、または「吐出の異常が発生したこと」を検
出(判定)することができる。
【0038】上記吐出の正常判定後にさらに液体の吐出
を続けると、サンプルノズル1内の液体を吐出し続けて
いる限りは第1電極21および第2電極22間のインピ
ーダンスの変化が小さくなるが、サンプルノズル1内の
液体が少なくなったり無くなったりしたためエアーを吐
出した場合には、第1電極21および第2電極22間の
インピーダンスが急激に変化(減少)する。したがっ
て、インピーダンス検出器23からのインピーダンス検
出値を監視している制御回路24によって、「液体の吐
出ができなくなったこと」を検出(判定)することがで
きる。
【0039】なお、上記液体の吐出状態の判定において
は、インピーダンスに関する物理量として「第1電極2
1および第2電極22間のインピーダンスの変化」を用
いてインピーダンスの急激な変化の有無により吐出の正
常/異常を判定しているが、代わりに「第1電極21お
よび第2電極22間のインピーダンス自体またはその変
化量」を用いることも可能である。
【0040】また、上記液体の吐出状態の判定において
は、吐出開始前にはサンプルノズル1の先端および反応
容器8間がエアーで満たされているものとしたが、これ
に限定されるものではなく、吐出開始前に反応容器8内
が水等の液体で満たされている場合もある。その場合、
水等の液体と吐出すべき液体であるサンプルとのインピ
ーダンス(誘電率)の相違が検出可能であれば、上記と
同様にして吐出の正常/異常の判定が可能である。さら
に、上記インピーダンス等の相違が検出不能の場合であ
っても、エアーを吐出したことによる「液体の吐出がで
きなくなったこと」の検出だけは可能である。
【0041】本実施形態によれば、第1電極21および
第2電極22間のインピーダンスの変化に基づいて液体
の吸引または吐出の正常/異常を検出(判定)すること
ができるから、分析結果の信頼性が大幅に向上する。
【0042】また、本実施形態では、管体(サンプルノ
ズル1や試薬ノズル13)の外周面近傍に第1電極21
を配置するとともに容器(サンプル容器6または反応容
器8)と関連して第2電極22を配置するだけで、上記
液体の吸引または吐出状態の判定を行うことができるか
ら、画像処理システムを用いる従来技術2や、配管内の
圧力を圧力センサで検出する従来技術3−1〜3−3に
比べて構成が単純化され、システムの小型化およびコス
トダウンが可能になる。その上、従来技術3−1〜3−
3のように当該液体の粘性や配管からのリーク等の異常
による変動を考慮する必要もなく、また、センサ部を液
体に浸さない構成であるため圧力センサのメンテナンス
が必要になることもない。
【0043】なお、上記第1実施形態においては、吸引
および吐出の双方に適用し得る自動分注装置である場合
について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、所定量の吸引のみに適用し得る自動分注装置と
して構成する場合には、第1電極21およびノズル先端
間の距離およびノズル断面積により求まる第1電極21
およびノズル先端間の容積が「吸引すべき所定量」にな
るように第1電極21の高さ方向の位置を設定しておく
ことにより、第1電極21および第2電極22間のイン
ピーダンスの変化に基づき「所定量の吸引が正常に行わ
れたこと」または、途中でエアーを吸引したこと等によ
り「所定量の吸引が正常に行われなかったこと」を検出
(判定)することができる。
【0044】図3は本発明の第2実施形態の自動分注装
置の分注状態検出手段の制御回路の構成を示す図であ
る。本実施形態の制御回路26は、第1電極21および
第2電極22間のインピーダンスに基づき液体の吸引ま
たは吐出状態を検出する分注状態検出部26aと、液体
の吸引または吐出速度を検出する分注速度検出部26b
と、液体の吸引または吐出時間を検出する分注時間検出
部26cと、正常判定時以後の液体の吸引または吐出量
を算出する分注量算出部26dとから成る。
【0045】次に、本実施形態の作用を説明する。分注
状態検出部26aは、第1電極21および第2電極22
間のインピーダンスに基づき、上記第1実施形態と同様
にして液体の吸引または吐出の正常/異常を判定し、正
常判定時にはOK信号を出力し、異常判定時にはNG信
号を出力する。ここで、正常判定時であれば、それ以後
の液体の吸引または吐出速度ならびに液体の吸引または
吐出時間はリニアな特性を示すことになる。
【0046】分注速度検出部26bは、分注状態検出部
26aからのOK信号を受けた時点以後の液体の吸引ま
たは吐出速度を検出する。この速度検出は、例えば給排
装置25の液体給排用のモータに対する指令信号に基づ
いて行うものとする。分注時間検出部26cは、分注状
態検出部26aからのOK信号を受けた時点以後の液体
の吸引または吐出時間を検出する。この時間検出は、例
えば給排装置25の液体給排用のモータに対する指令信
号に基づいて行うものとするが、代わりに、「分注状態
検出部26aからのOK信号を受けた時点から、第1お
よび第2電極間へのエアーの進入に伴いNG信号が発せ
られる時点までの時間を液体の吸引または吐出時間とし
て検出する」ようにしてもよい。分注量算出部26d
は、分注速度検出部26bからの液体の吸引または吐出
速度と、分注時間検出部26cからの液体の吸引または
吐出時間とを乗算し、それにより液体の吸引または吐出
量を算出する。
【0047】本実施形態によれば、上記従来技術3−1
〜3−3の液面検知技術では不可能であった「液体の吸
引または吐出量の算出」が可能になる。
【0048】図4は本発明の第3実施形態の自動分注装
置の分注状態検出手段の制御回路の構成を示す図であ
る。本実施形態の制御回路27は、第1電極21および
第2電極22間のインピーダンスの変化速度を算出する
インピーダンス変化速度算出部27aと、液体の吸引ま
たは吐出速度を検出する分注速度検出部27bと、上記
インピーダンスの変化速度ならびに液体の吸引または吐
出速度に基づき液体の吸引または吐出状態を検出する分
注状態検出部27cと、液体の吸引または吐出動作を制
御する分注動作制御部27dとから成る。
【0049】次に、本実施形態の作用を説明する。イン
ピーダンス変化速度算出部27aは、インピーダンス検
出器23からのインピーダンス検出値に基づき第1電極
21および第2電極22間のインピーダンスの変化速度
を算出する。分注速度検出部27bは、液体の吸引また
は吐出速度を検出する。この速度検出は、例えば給排装
置25の液体給排用のモータに対する指令信号に基づい
て行うものとする。
【0050】分注状態検出部27cは、第1電極21お
よび第2電極22間のインピーダンスの変化速度ならび
に液体の吸引または吐出速度に基づき液体の吸引または
吐出状態(液体の吸引または吐出の正常/異常ならびに
液体の吸引または吐出量)を検出する。この場合、例え
ば「粘性が既知の液体に関するインピーダンス変化速度
と液体の吸引または吐出速度との関係を示すデータ」を
予め多数求めておき、これらデータから設定される正常
範囲内に「粘性が不明な今回の液体に関するインピーダ
ンス変化速度と液体の吸引または吐出速度との関係を示
すデータ」が入っているか否かにより、吸引または吐出
の正常/異常を判定する。
【0051】ここで、吸引または吐出の正常と判定され
た場合には、当該液体の粘性が、吸引または吐出時の給
排装置25(シリンジまたは給排ポンプ)の移動速度の
関数として検出された場合であることから、分注状態検
出部27cは、例えば「粘性が既知の液体に関するイン
ピーダンス変化速度と液体の吸引または吐出速度との関
係を示すデータ」の内の最も近似するデータに基づい
て、正常判定時までの液体の吸引または吐出量を検出す
る。
【0052】分注動作制御部27dは、正常判定時まで
の液体の吸引または吐出量と所望の吸引または吐出量と
を比較して、不足分を吸引または吐出するように、給排
装置25の液体の吸引または吐出動作(例えば吸引また
は吐出速度ならびに吸引または吐出時間)を制御する。
【0053】本実施形態によれば、上記分注動作制御に
より、吸引または吐出する液体の粘性に応じて所望の吸
引または吐出量となるような分注を行うことができる。
【0054】ところで、上記従来技術3−2(特開平7
−198726号公報)では、圧力センサ検出値の二次
微分(エアー圧力変化率の変化を示す)に基づき液体の
粘性に応じた分注制御を行うようにしているが、この従
来技術3−2を本実施形態に適用しても、「吸引または
吐出により第1電極21および第2電極22間のインピ
ーダンスを変化させるような液体の移動が生じたこと」
は検出できない。一方、本実施形態では、上記液体の移
動を検出できるので、液体の移動があればノズル詰まり
ではなく、液体の移動がなければノズル詰まりであると
判定することができる。したがって、ノズル詰まりの場
合と高粘性の液体の場合とを識別することが可能にな
る。
【0055】なお、上記各実施形態では、液体の吸引ま
たは吐出状態として「液体の吸引または吐出の正常/異
常や、液体の吸引または吐出量」を検出するようにして
いるが、これに限定されるものではない。例えば、タン
クに収容した試薬や水のような液体を吸引するシステム
に上記図2の構成を適用すれば、タンク内でのチューブ
の浮き上がりやタンク内の液体の有無を判定することが
でき、システムの信頼性が大幅に向上する。具体例を挙
げれば、図1に示す容器洗浄部15に上記図2の構成を
適用して、「洗浄水タンクまたは排液タンクが満杯にな
ったか否か」を検出するようにすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
体を吸引または吐出するための管体の外周面近傍に配置
される第1電極と、吸引または吐出すべき液体を収容す
る絶縁物質製の容器と関連して配置される第2電極との
間のインピーダンスに関する物理量に基づいて液体の吸
引または吐出状態(例えば吸引または吐出の正常/異
常)を検出することができるから、分析結果の信頼性が
大幅に向上する。また、液体の吸引または吐出状態が正
常である場合の前記液体の吸引または吐出速度ならびに
吸引または吐出時間に基づいて液体の吸引または吐出量
を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の自動分注装置の構成を
示す図である。
【図2】第1実施形態の自動分注装置の分注状態検出手
段の構成を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態の自動分注装置の分注状
態検出手段の制御回路の構成を示す図である。
【図4】本発明の第3実施形態の自動分注装置の分注状
態検出手段の制御回路の構成を示す図である。
【図5】(a),(b)は夫々、従来技術およびその問
題点を説明するための図である。
【符号の説明】 1 サンプルノズル(管体) 2 回動昇降アーム 3 給排チューブ(管体) 4,9 シリンジ 5 ラック 6 サンプル容器 7 反応テーブル(ターンテーブル) 8 反応容器 10 三方弁 11 試薬タンク 12 支持アーム 13 試薬ノズル 14 測光部 15 容器洗浄部 21 第1電極 22 第2電極 23 インピーダンス検出器 24 制御回路 25 給排装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給排装置により液体を自動的に吸引また
    は吐出する自動分注装置であって、 液体を吸引または吐出するための絶縁物質製の管体と、 該管体の外周面近傍に配置される第1電極と、 吸引または吐出すべき液体を収容する容器と関連して配
    置される第2電極と、 液体の吸引または吐出時に前記第1および第2電極間の
    インピーダンスに関する物理量を検出するインピーダン
    ス検出手段と、 前記インピーダンスに関する物理量に基づき前記液体の
    吸引または吐出状態を検出する分注状態検出手段とを具
    備して成ることを特徴とする自動分注装置。
  2. 【請求項2】 給排装置により液体を自動的に吸引また
    は吐出する自動分注装置であって、 液体を吸引または吐出するための絶縁物質製の管体と、 該管体の外周面近傍に配置される第1電極と、 吸引または吐出すべき液体を収容する容器と関連して配
    置される第2電極と、 液体の吸引または吐出時に前記第1および第2電極間の
    インピーダンスに関する物理量を検出するインピーダン
    ス検出手段と、 前記インピーダンスに関する物理量に基づき前記液体の
    吸引または吐出状態を検出する分注状態検出手段と、 前記液体の吸引または吐出状態が正常であることが検出
    されたとき以後の前記液体の吸引または吐出速度ならび
    に吸引または吐出時間を検出する分注情報検出手段と、 前記液体の吸引または吐出速度ならびに吸引または吐出
    時間に基づき液体の吸引または吐出量を算出する分注量
    算出手段とを具備して成ることを特徴とする自動分注装
    置。
  3. 【請求項3】 給排装置により液体を自動的に吸引また
    は吐出する自動分注装置であって、 液体を吸引または吐出するための絶縁物質製の管体と、 該管体の外周面近傍に配置される第1電極と、 吸引または吐出すべき液体を収容する容器と関連して配
    置される第2電極と、 液体の吸引または吐出時に前記第1および第2電極間の
    インピーダンスの変化速度を検出するインピーダンス変
    化速度検出手段と、 前記液体の吸引または吐出速度を検出する分注速度検出
    手段と、 前記インピーダンスの変化速度ならびに前記液体の吸引
    または吐出速度に基づき前記液体の吸引または吐出状態
    を検出する分注状態検出手段と、 所望の吸引または吐出量が得られるように、前記液体の
    吸引または吐出状態が正常であることが検出されたとき
    以後の前記液体の吸引または吐出動作を制御する分注動
    作制御手段とを具備して成ることを特徴とする自動分注
    装置。
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