JPH11271076A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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- JPH11271076A JPH11271076A JP9066798A JP9066798A JPH11271076A JP H11271076 A JPH11271076 A JP H11271076A JP 9066798 A JP9066798 A JP 9066798A JP 9066798 A JP9066798 A JP 9066798A JP H11271076 A JPH11271076 A JP H11271076A
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- Japan
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- dab
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ＧＰＳ衛星からの電波が受けられない場合には
ＤＡＢ信号の中からＴIIを検出し、ＴIIとメモリーに記
憶のトランスミッタ情報とから現在位置を求めること。 【解決手段】ＧＰＳ衛星からの電波により測位演算が可
能か否かを判断し不能の場合はＤＡＢの受信に切り換え
る判断手段１０６と、ＤＡＢの復調信号の中からＴIIを
検出するＴII検出手段１０８と、各送信機のトランスミ
ッタ情報を記憶するメモリー１０９と、そのトランスミ
ッタ情報と検出されたＴIIとにより移動体の受信位置を
検出する第２の演算手段１１０とを具備し、判断手段が
ＧＰＳ衛星からの電波により測位不能と判断したとき
は、ＤＡＢの受信に切り換えてそのＴIIを検出し、検出
したＴIIとメモリーからのトランスミッタ情報とにより
移動体の受信位置を算出して、ＧＰＳ衛星の電波による
測位演算に代えることができる。
ＤＡＢ信号の中からＴIIを検出し、ＴIIとメモリーに記
憶のトランスミッタ情報とから現在位置を求めること。 【解決手段】ＧＰＳ衛星からの電波により測位演算が可
能か否かを判断し不能の場合はＤＡＢの受信に切り換え
る判断手段１０６と、ＤＡＢの復調信号の中からＴIIを
検出するＴII検出手段１０８と、各送信機のトランスミ
ッタ情報を記憶するメモリー１０９と、そのトランスミ
ッタ情報と検出されたＴIIとにより移動体の受信位置を
検出する第２の演算手段１１０とを具備し、判断手段が
ＧＰＳ衛星からの電波により測位不能と判断したとき
は、ＤＡＢの受信に切り換えてそのＴIIを検出し、検出
したＴIIとメモリーからのトランスミッタ情報とにより
移動体の受信位置を算出して、ＧＰＳ衛星の電波による
測位演算に代えることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＧＰＳ(Global Po
sitioning System) 衛星からの電波を受信して、車両な
ど移動体の現在位置を求めるナビゲーション装置に関す
る。
sitioning System) 衛星からの電波を受信して、車両な
ど移動体の現在位置を求めるナビゲーション装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】最近、ＧＰＳ衛星からの電波を受信し
て、車両など移動体の現在位置を求めるナビゲーション
装置が広く実用化されている。図５は、このような従来
のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
図５において、１はアンテナ、２は測位演算手段、３は
制御手段、４は記憶手段、５は表示手段である。
て、車両など移動体の現在位置を求めるナビゲーション
装置が広く実用化されている。図５は、このような従来
のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
図５において、１はアンテナ、２は測位演算手段、３は
制御手段、４は記憶手段、５は表示手段である。
【０００３】次に、図５を参照して、上記従来のナビゲ
ーション装置の動作について説明する。まず、アンテナ
１により受信されたＧＰＳ衛星からの信号は測位演算手
段２に入力され、移動体の現在位置を求める。測位演算
手段２の出力は制御手段３に入力され、測位演算手段２
により求められた走行車両の現在位置により、記憶手段
４に記憶されている地図情報のうち、現在位置に対応し
た地図情報を読み出して、表示手段５上に現在位置とと
もにその地図情報を表示する。
ーション装置の動作について説明する。まず、アンテナ
１により受信されたＧＰＳ衛星からの信号は測位演算手
段２に入力され、移動体の現在位置を求める。測位演算
手段２の出力は制御手段３に入力され、測位演算手段２
により求められた走行車両の現在位置により、記憶手段
４に記憶されている地図情報のうち、現在位置に対応し
た地図情報を読み出して、表示手段５上に現在位置とと
もにその地図情報を表示する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のナビゲーション装置においては、市街地な
ど高さの高い建造物が立ち並んでいる道路や、都市高速
道路に沿った高架下の幹線道路などを移動体が走行する
際に、マルチパスの影響や、建造物による遮へい等によ
り、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行うことがで
きない場合があるという問題があった。
ような従来のナビゲーション装置においては、市街地な
ど高さの高い建造物が立ち並んでいる道路や、都市高速
道路に沿った高架下の幹線道路などを移動体が走行する
際に、マルチパスの影響や、建造物による遮へい等によ
り、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行うことがで
きない場合があるという問題があった。
【０００５】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、ＤＡＢチューナ内部で復調したディ
ジタルオーディオ放送（以下、ＤＡＢ（Digital Audio
Broadcasting）という）信号の中から送信機識別情報
（以下、ＴIIという）を検出し、検出したＴIIとメモリ
ーに記憶されているトランスミッタ情報とから受信位置
を算出するようにして、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて
測位を行うことができないような場合でも、現在位置を
求めることを目的とする。
になされたもので、ＤＡＢチューナ内部で復調したディ
ジタルオーディオ放送（以下、ＤＡＢ（Digital Audio
Broadcasting）という）信号の中から送信機識別情報
（以下、ＴIIという）を検出し、検出したＴIIとメモリ
ーに記憶されているトランスミッタ情報とから受信位置
を算出するようにして、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて
測位を行うことができないような場合でも、現在位置を
求めることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明におけるナビゲー
ション装置は、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位演算
が可能か否かを判断し不能の場合はＤＡＢに切り換える
判断手段と、ＤＡＢチューナからの復調信号の中からＴ
IIを検出するＴII検出手段と、各送信機のトランスミッ
タ情報を記憶するメモリーと、メモリーからのトランス
ミッタ情報とＴII検出手段からのＴIIとにより移動体の
受信位置を検出する第２の演算手段とを具備し、判断手
段においてＧＰＳ衛星からの電波により測位不能と判断
されたときは、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換え
てそのＴIIを検出し、検出したＴIIとメモリーからのト
ランスミッタ情報とにより移動体の受信位置を算出する
ようにしたものである。
ション装置は、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位演算
が可能か否かを判断し不能の場合はＤＡＢに切り換える
判断手段と、ＤＡＢチューナからの復調信号の中からＴ
IIを検出するＴII検出手段と、各送信機のトランスミッ
タ情報を記憶するメモリーと、メモリーからのトランス
ミッタ情報とＴII検出手段からのＴIIとにより移動体の
受信位置を検出する第２の演算手段とを具備し、判断手
段においてＧＰＳ衛星からの電波により測位不能と判断
されたときは、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換え
てそのＴIIを検出し、検出したＴIIとメモリーからのト
ランスミッタ情報とにより移動体の受信位置を算出する
ようにしたものである。
【０００７】本発明は、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて
測位を行うことができないような場合には、判断手段に
より自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにした
ことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代
え、ＤＡＢから受信したＴIIに対応するメモリーからの
トランスミッタ情報により受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出することができるナビゲーション装置が
得られる。
測位を行うことができないような場合には、判断手段に
より自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにした
ことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代
え、ＤＡＢから受信したＴIIに対応するメモリーからの
トランスミッタ情報により受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出することができるナビゲーション装置が
得られる。
【０００８】また、本発明におけるナビゲーション装置
は、判断手段と、ＴII検出手段と、メモリーと、第２の
演算手段とともに、ＤＡＢチューナからの復調信号の中
から交通情報を検出する交通情報検出手段を備え、判断
手段においてＧＰＳ衛星からの電波により測位不能と判
断されたときは、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換
えてそのＴIIを検出し、検出したＴIIとメモリーからの
トランスミッタ情報とにより移動体の受信位置を算出す
るとともに、交通情報検出手段において検出された交通
情報を表示手段に表示するようにしたものである。
は、判断手段と、ＴII検出手段と、メモリーと、第２の
演算手段とともに、ＤＡＢチューナからの復調信号の中
から交通情報を検出する交通情報検出手段を備え、判断
手段においてＧＰＳ衛星からの電波により測位不能と判
断されたときは、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換
えてそのＴIIを検出し、検出したＴIIとメモリーからの
トランスミッタ情報とにより移動体の受信位置を算出す
るとともに、交通情報検出手段において検出された交通
情報を表示手段に表示するようにしたものである。
【０００９】本発明は、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて
測位を行うことができないような場合には、判断手段に
より自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにした
ことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代
え、ＤＡＢから受信したＴIIに対応するメモリーからの
トランスミッタ情報により受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出するとともに、ＤＡＢからの交通情報を
表示することができるナビゲーション装置が得られる。
測位を行うことができないような場合には、判断手段に
より自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにした
ことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代
え、ＤＡＢから受信したＴIIに対応するメモリーからの
トランスミッタ情報により受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出するとともに、ＤＡＢからの交通情報を
表示することができるナビゲーション装置が得られる。
【００１０】また、本発明におけるナビゲーション装置
は、判断手段と、ＴII検出手段と、メモリーと、第２の
演算手段と、交通情報検出手段とともに、メモリーに記
憶されているトランスミッタ情報から検出した移動体の
受信位置に合わせて、交通情報検出手段からの交通情報
を選別する交通情報選別手段を備え、判断手段において
ＧＰＳ衛星からの電波により測位不能と判断されたとき
は、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換えてそのＴII
を検出し、検出したＴIIとメモリーからのトランスミッ
タ情報とにより移動体の受信位置を算出するとともに、
交通情報検出手段からの交通情報をその受信位置に合わ
せ選別して表示するようにしたものである。
は、判断手段と、ＴII検出手段と、メモリーと、第２の
演算手段と、交通情報検出手段とともに、メモリーに記
憶されているトランスミッタ情報から検出した移動体の
受信位置に合わせて、交通情報検出手段からの交通情報
を選別する交通情報選別手段を備え、判断手段において
ＧＰＳ衛星からの電波により測位不能と判断されたとき
は、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換えてそのＴII
を検出し、検出したＴIIとメモリーからのトランスミッ
タ情報とにより移動体の受信位置を算出するとともに、
交通情報検出手段からの交通情報をその受信位置に合わ
せ選別して表示するようにしたものである。
【００１１】本発明は、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて
測位を行うことができないような場合には、判断手段に
より自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにした
ことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代
え、ＤＡＢから受信したＴIIに対応するメモリーからの
トランスミッタ情報により受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出することができるとともに、ＤＡＢから
の交通情報をその受信位置に合わせ選別して表示するこ
とができるナビゲーション装置が得られる。
測位を行うことができないような場合には、判断手段に
より自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにした
ことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代
え、ＤＡＢから受信したＴIIに対応するメモリーからの
トランスミッタ情報により受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出することができるとともに、ＤＡＢから
の交通情報をその受信位置に合わせ選別して表示するこ
とができるナビゲーション装置が得られる。
【００１２】
【発明の実施の形態】請求項１に記載の発明におけるナ
ビゲーション装置は、ＧＰＳ衛星からの電波により移動
体の現在位置を測位する測位演算手段と、地図情報を記
憶する地図情報記憶手段と、地図情報などを表示する表
示手段と、前記測位演算手段により測位した移動体の現
在位置に対応した地図情報を前記地図情報記憶手段から
読み出し現在位置とともに前記表示手段に表示する制御
手段と、ＧＰＳ衛星からの情報により測位演算が可能か
否かを判断し不能の場合はＤＡＢの受信に切り換える判
断手段と、ＤＡＢを受信して復調するＤＡＢチューナ
と、前記ＤＡＢチューナにより復調された信号に含まれ
ているＴIIを検出するＴII検出手段と、複数のトランス
ミッタ情報を記憶するメモリーと、少なくとも３カ所の
トランスミッタから送信されたＴIIと前記メモリーの情
報とから移動体の現在位置を算出する第２の演算手段と
を具備し、ＧＰＳ衛星からの電波が受けられないと判断
された場合は、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換え
そのＴIIとトランスミッタ情報とにより移動体の現在位
置を算出するようにしたものであり、ＧＰＳ衛星からの
電波を受けて測位を行うことができないような場合に
は、判断手段により自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換
えるようにしたことにより、ＧＰＳ衛星からの電波によ
る測位演算に代え、ＤＡＢから得られたＴIIとそのＴII
に対応するメモリーからのトランスミッタ情報とにより
受信位置を検出して移動体の現在位置を算出することが
できるという作用を有する。
ビゲーション装置は、ＧＰＳ衛星からの電波により移動
体の現在位置を測位する測位演算手段と、地図情報を記
憶する地図情報記憶手段と、地図情報などを表示する表
示手段と、前記測位演算手段により測位した移動体の現
在位置に対応した地図情報を前記地図情報記憶手段から
読み出し現在位置とともに前記表示手段に表示する制御
手段と、ＧＰＳ衛星からの情報により測位演算が可能か
否かを判断し不能の場合はＤＡＢの受信に切り換える判
断手段と、ＤＡＢを受信して復調するＤＡＢチューナ
と、前記ＤＡＢチューナにより復調された信号に含まれ
ているＴIIを検出するＴII検出手段と、複数のトランス
ミッタ情報を記憶するメモリーと、少なくとも３カ所の
トランスミッタから送信されたＴIIと前記メモリーの情
報とから移動体の現在位置を算出する第２の演算手段と
を具備し、ＧＰＳ衛星からの電波が受けられないと判断
された場合は、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換え
そのＴIIとトランスミッタ情報とにより移動体の現在位
置を算出するようにしたものであり、ＧＰＳ衛星からの
電波を受けて測位を行うことができないような場合に
は、判断手段により自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換
えるようにしたことにより、ＧＰＳ衛星からの電波によ
る測位演算に代え、ＤＡＢから得られたＴIIとそのＴII
に対応するメモリーからのトランスミッタ情報とにより
受信位置を検出して移動体の現在位置を算出することが
できるという作用を有する。
【００１３】請求項２に記載の発明におけるナビゲーシ
ョン装置は、前記ナビゲーション装置が、前記ＤＡＢチ
ューナにより復調された信号から交通情報を検出する交
通情報検出手段を備え、ＧＰＳ衛星からの電波が受けら
れない場合は受信をＤＡＢに切り換え、そのＴIIとトラ
ンスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算出すると
ともに、前記ＤＡＢチューナを介して受信した交通情報
を表示するようにしたものであり、ＧＰＳ衛星からの電
波を受けて測位を行うことができないような場合には、
判断手段により自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換える
ようにしたことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測
位演算に代え、ＤＡＢから得られたＴIIとそのＴIIに対
応するメモリーからのトランスミッタ情報とにより受信
位置を検出して移動体の現在位置を算出するとともに、
ＤＡＢからの交通情報を表示するという作用を有する。
ョン装置は、前記ナビゲーション装置が、前記ＤＡＢチ
ューナにより復調された信号から交通情報を検出する交
通情報検出手段を備え、ＧＰＳ衛星からの電波が受けら
れない場合は受信をＤＡＢに切り換え、そのＴIIとトラ
ンスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算出すると
ともに、前記ＤＡＢチューナを介して受信した交通情報
を表示するようにしたものであり、ＧＰＳ衛星からの電
波を受けて測位を行うことができないような場合には、
判断手段により自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換える
ようにしたことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測
位演算に代え、ＤＡＢから得られたＴIIとそのＴIIに対
応するメモリーからのトランスミッタ情報とにより受信
位置を検出して移動体の現在位置を算出するとともに、
ＤＡＢからの交通情報を表示するという作用を有する。
【００１４】請求項３に記載の発明におけるナビゲーシ
ョン装置は、前記ナビゲーション装置が、前記第２の演
算手段からの移動体の位置情報をもとに、前記交通情報
検出手段からの交通情報の中から移動体の現在位置に関
する情報のみを検出する交通情報選別手段を備え、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波が受けられない場合は受信をＤＡＢに
切り換え、そのＴIIとトランスミッタ情報とにより移動
体の現在位置を算出するとともに、交通情報検出手段か
ら得られた交通情報のうち移動体の現在位置に関する情
報のみを選別して表示するようにしたものであり、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波を受けて測位を行うことができないよ
うな場合には、判断手段により自動的にＤＡＢのＴII検
出に切り換えるようにしたことにより、ＧＰＳ衛星から
の電波による測位演算に代え、ＤＡＢから得られたＴII
とそのＴIIに対応するメモリーからのトランスミッタ情
報とにより受信位置を検出して移動体の現在位置を算出
することができるとともに、ＤＡＢからの交通情報をそ
の受信位置に合わせ選別して表示するという作用を有す
る。
ョン装置は、前記ナビゲーション装置が、前記第２の演
算手段からの移動体の位置情報をもとに、前記交通情報
検出手段からの交通情報の中から移動体の現在位置に関
する情報のみを検出する交通情報選別手段を備え、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波が受けられない場合は受信をＤＡＢに
切り換え、そのＴIIとトランスミッタ情報とにより移動
体の現在位置を算出するとともに、交通情報検出手段か
ら得られた交通情報のうち移動体の現在位置に関する情
報のみを選別して表示するようにしたものであり、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波を受けて測位を行うことができないよ
うな場合には、判断手段により自動的にＤＡＢのＴII検
出に切り換えるようにしたことにより、ＧＰＳ衛星から
の電波による測位演算に代え、ＤＡＢから得られたＴII
とそのＴIIに対応するメモリーからのトランスミッタ情
報とにより受信位置を検出して移動体の現在位置を算出
することができるとともに、ＤＡＢからの交通情報をそ
の受信位置に合わせ選別して表示するという作用を有す
る。
【００１５】請求項４に記載の発明におけるナビゲーシ
ョン方法は、ＧＰＳ衛星からの電波により移動体の現在
位置を測位し、前記測位した移動体の現在位置に対応し
た地図情報を地図情報記憶手段から読み出して現在位置
とともに表示手段に表示し、ＧＰＳ衛星からの信号によ
り測位が可能か否かを判断して不能の場合はＤＡＢの受
信に切り換え、受信したＤＡＢ信号に含まれているＴII
を検出し、少なくとも３カ所のトランスミッタから送信
されたＴIIとそれに対応するメモリーからのトランスミ
ッタ情報とから移動体の現在位置を算出する各工程から
なり、ＧＰＳ衛星からの電波が受けられないと判断され
た場合、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換えそのＴ
IIとトランスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算
出するようにしたものであり、ＧＰＳ衛星からの電波を
受けて測位を行うことができないような場合には、判断
手段により自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換えるよう
にしたことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演
算に代え、ＤＡＢから得られたＴIIとそのＴIIに対応す
るメモリーからのトランスミッタ情報とにより受信位置
を検出して移動体の現在位置を算出することができると
いう作用を有する。
ョン方法は、ＧＰＳ衛星からの電波により移動体の現在
位置を測位し、前記測位した移動体の現在位置に対応し
た地図情報を地図情報記憶手段から読み出して現在位置
とともに表示手段に表示し、ＧＰＳ衛星からの信号によ
り測位が可能か否かを判断して不能の場合はＤＡＢの受
信に切り換え、受信したＤＡＢ信号に含まれているＴII
を検出し、少なくとも３カ所のトランスミッタから送信
されたＴIIとそれに対応するメモリーからのトランスミ
ッタ情報とから移動体の現在位置を算出する各工程から
なり、ＧＰＳ衛星からの電波が受けられないと判断され
た場合、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換えそのＴ
IIとトランスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算
出するようにしたものであり、ＧＰＳ衛星からの電波を
受けて測位を行うことができないような場合には、判断
手段により自動的にＤＡＢのＴII検出に切り換えるよう
にしたことにより、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演
算に代え、ＤＡＢから得られたＴIIとそのＴIIに対応す
るメモリーからのトランスミッタ情報とにより受信位置
を検出して移動体の現在位置を算出することができると
いう作用を有する。
【００１６】請求項５に記載の発明における移動体は、
請求項１、請求項２または請求項３に記載のナビゲーシ
ョン装置を搭載し、ＧＰＳ衛星からの電波が受けられな
い場合は受信をＤＡＢの受信に切り換え、そのＴIIとト
ランスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算出する
ようにしたものであり、搭載したナビゲーション装置に
より、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行うことが
できないような場合には、判断手段により自動的にＤＡ
ＢのＴII検出に切り換えるようにしたことにより、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波による測位演算に代え、ＤＡＢから得
られたＴIIとそのＴIIに対応するメモリーからのトラン
スミッタ情報とにより受信位置を検出して移動体の現在
位置を算出することができるという作用を有する。
請求項１、請求項２または請求項３に記載のナビゲーシ
ョン装置を搭載し、ＧＰＳ衛星からの電波が受けられな
い場合は受信をＤＡＢの受信に切り換え、そのＴIIとト
ランスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算出する
ようにしたものであり、搭載したナビゲーション装置に
より、ＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行うことが
できないような場合には、判断手段により自動的にＤＡ
ＢのＴII検出に切り換えるようにしたことにより、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波による測位演算に代え、ＤＡＢから得
られたＴIIとそのＴIIに対応するメモリーからのトラン
スミッタ情報とにより受信位置を検出して移動体の現在
位置を算出することができるという作用を有する。
【００１７】以下、添付図面、図１乃至図４に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。 （実施の形態１)図１は本発明の実施の形態１における
ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。 （実施の形態１)図１は本発明の実施の形態１における
ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【００１８】まず、図１を参照して、本発明の実施の形
態１におけるナビゲーション装置の構成について説明す
る。図１において、１０１はＧＰＳ衛星からの電波を受
信するアンテナ、１０２はＧＰＳ衛星からの信号により
移動体の現在位置を求める測位演算手段、１０３は地図
情報の読み出し及び表示等を制御する制御手段、１０４
は地図情報等を記憶する地図情報記憶手段、１０５は現
在位置とともに地図情報を表示する表示手段、１０６は
ＧＰＳ衛星からの情報により測位が可能か否かを判断し
測位不能と判断した場合、自動的にＤＡＢチューナ１０
７からの受信に切り換える判断手段である。
態１におけるナビゲーション装置の構成について説明す
る。図１において、１０１はＧＰＳ衛星からの電波を受
信するアンテナ、１０２はＧＰＳ衛星からの信号により
移動体の現在位置を求める測位演算手段、１０３は地図
情報の読み出し及び表示等を制御する制御手段、１０４
は地図情報等を記憶する地図情報記憶手段、１０５は現
在位置とともに地図情報を表示する表示手段、１０６は
ＧＰＳ衛星からの情報により測位が可能か否かを判断し
測位不能と判断した場合、自動的にＤＡＢチューナ１０
７からの受信に切り換える判断手段である。
【００１９】また、１０７はＤＡＢ信号を復調するＤＡ
Ｂチューナ、１０８はＤＡＢの復調信号に含まれている
ＴIIを検出するＴII検出手段、１０９は送信機（トラン
スミッタ）のＩＤ、送信出力及び受信電界強度等を記憶
するメモリー、１１０は移動体の現在位置を算出する演
算手段、１１１はＤＡＢチューナに受信周波数を設定す
る入力装置である。尚、判断手段１０６における受信の
切り換えは如何なる手段を使用してもよく、例えば、判
断手段１０６に内蔵するものでもよい。
Ｂチューナ、１０８はＤＡＢの復調信号に含まれている
ＴIIを検出するＴII検出手段、１０９は送信機（トラン
スミッタ）のＩＤ、送信出力及び受信電界強度等を記憶
するメモリー、１１０は移動体の現在位置を算出する演
算手段、１１１はＤＡＢチューナに受信周波数を設定す
る入力装置である。尚、判断手段１０６における受信の
切り換えは如何なる手段を使用してもよく、例えば、判
断手段１０６に内蔵するものでもよい。
【００２０】次に、図１及び図４を参照して、本発明の
実施の形態１におけるナビゲーション装置の動作につい
て説明する。図４は各送信機（トランスミッタ）からの
距離から現在位置を割り出す方式を示し、（Ａ）は複数
の送信機からの受信範囲を示し、（Ｂ）はナビゲーショ
ン装置のメモリーに記憶されている各トランスミッタの
ＩＤ及び送信出力を示す図である。
実施の形態１におけるナビゲーション装置の動作につい
て説明する。図４は各送信機（トランスミッタ）からの
距離から現在位置を割り出す方式を示し、（Ａ）は複数
の送信機からの受信範囲を示し、（Ｂ）はナビゲーショ
ン装置のメモリーに記憶されている各トランスミッタの
ＩＤ及び送信出力を示す図である。
【００２１】この例では、ＧＰＳ衛星からの情報により
測位を行うことができる場合、アンテナ１０１により受
信されたＧＰＳ衛星からの信号は、測位演算手段１０２
に入力され、移動体の現在位置を求める。測位演算手段
１０２の出力は制御手段１０３に入力され、測位演算手
段１０２により求められた走行車両の現在位置により、
地図情報記憶手段１０４に記憶されている地図情報のう
ち、現在位置に対応した地図情報を読み出し、表示手段
１０５上に現在位置とともにその地図情報を表示する。
測位を行うことができる場合、アンテナ１０１により受
信されたＧＰＳ衛星からの信号は、測位演算手段１０２
に入力され、移動体の現在位置を求める。測位演算手段
１０２の出力は制御手段１０３に入力され、測位演算手
段１０２により求められた走行車両の現在位置により、
地図情報記憶手段１０４に記憶されている地図情報のう
ち、現在位置に対応した地図情報を読み出し、表示手段
１０５上に現在位置とともにその地図情報を表示する。
【００２２】しかしながら、判断手段１０６がＧＰＳ衛
星からの情報により測位を行うことができないと判断し
た場合は、判断手段１０６により自動的にＤＡＢチュー
ナ１０７からの受信に切り換え、ＤＡＢを受信するため
のＤＡＢチューナ１０７で復調された信号に含まれてい
るＴIIをＴII検出手段１０８により３つ以上検出し、検
出した３つ以上のＴIIから、それら受信した信号を送信
した各トランスミッタのＩＤ、緯度、経度、およびトラ
ンスミッタから受信した信号の電界強度が得られる。
星からの情報により測位を行うことができないと判断し
た場合は、判断手段１０６により自動的にＤＡＢチュー
ナ１０７からの受信に切り換え、ＤＡＢを受信するため
のＤＡＢチューナ１０７で復調された信号に含まれてい
るＴIIをＴII検出手段１０８により３つ以上検出し、検
出した３つ以上のＴIIから、それら受信した信号を送信
した各トランスミッタのＩＤ、緯度、経度、およびトラ
ンスミッタから受信した信号の電界強度が得られる。
【００２３】ここで、第２の演算手段１１０は、メモリ
ー１０９に図４の（Ｂ）に示すように記憶されている情
報から取り出した受信しているトランスミッタの送信出
力と、実際に受信した受信電界強度とから、トランスミ
ッタからの距離を求めることができ、図４の（Ａ）に示
すように、それぞれ求めた３つ以上のトランスミッタか
らの距離の交点を求めることにより、移動体の現在位置
を算出することができる。なお、入力装置１１１は、Ｄ
ＡＢチューナに対し受信周波数を設定するための入力装
置である。
ー１０９に図４の（Ｂ）に示すように記憶されている情
報から取り出した受信しているトランスミッタの送信出
力と、実際に受信した受信電界強度とから、トランスミ
ッタからの距離を求めることができ、図４の（Ａ）に示
すように、それぞれ求めた３つ以上のトランスミッタか
らの距離の交点を求めることにより、移動体の現在位置
を算出することができる。なお、入力装置１１１は、Ｄ
ＡＢチューナに対し受信周波数を設定するための入力装
置である。
【００２４】（実施の形態２）次に、図２を参照して、
本発明の実施の形態２におけるナビゲーション装置の構
成について説明する。図２は本発明の実施の形態２にお
けるナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
る。図２において、１１２はＤＡＢチューナ１０７で復
調された信号に含まれている交通情報を検出する交通情
報検出手段であり、その他の図１に示すものと同一の符
号を有する構成要素は図１において説明したものと同一
であるから再度の説明は省略する。
本発明の実施の形態２におけるナビゲーション装置の構
成について説明する。図２は本発明の実施の形態２にお
けるナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
る。図２において、１１２はＤＡＢチューナ１０７で復
調された信号に含まれている交通情報を検出する交通情
報検出手段であり、その他の図１に示すものと同一の符
号を有する構成要素は図１において説明したものと同一
であるから再度の説明は省略する。
【００２５】次に、図２及び図４を参照して、本発明の
実施の形態２におけるナビゲーション装置の動作につい
て説明する。この例では、ＧＰＳ衛星からの情報により
測位を行うことができる場合、アンテナ１０１により受
信されたＧＰＳ衛星からの信号は、測位演算手段１０２
に入力され、移動体の現在位置を求める。測位演算手段
１０２の出力は制御手段１０３に入力され、測位演算手
段１０２により求められた走行車両の現在位置により、
地図情報記憶手段１０４に記憶されている地図情報のう
ち、現在位置に対応した地図情報を読み出し、表示手段
１０５上に現在位置とともにその地図情報を表示する。
実施の形態２におけるナビゲーション装置の動作につい
て説明する。この例では、ＧＰＳ衛星からの情報により
測位を行うことができる場合、アンテナ１０１により受
信されたＧＰＳ衛星からの信号は、測位演算手段１０２
に入力され、移動体の現在位置を求める。測位演算手段
１０２の出力は制御手段１０３に入力され、測位演算手
段１０２により求められた走行車両の現在位置により、
地図情報記憶手段１０４に記憶されている地図情報のう
ち、現在位置に対応した地図情報を読み出し、表示手段
１０５上に現在位置とともにその地図情報を表示する。
【００２６】しかしながら、判断手段１０６がＧＰＳ衛
星からの情報により測位を行うことができないと判断し
た場合は、判断手段１０６により自動的にＤＡＢチュー
ナ１０７からの受信に切り換え、ＤＡＢを受信するため
のＤＡＢチューナ１０７で復調された信号に含まれてい
るＴIIをＴII検出手段１０８により３つ以上検出し、検
出した３つ以上のＴIIから、それら受信した信号を送信
した各トランスミッタのＩＤ、緯度、経度、およびトラ
ンスミッタから受信した信号の電界強度が得られる。
星からの情報により測位を行うことができないと判断し
た場合は、判断手段１０６により自動的にＤＡＢチュー
ナ１０７からの受信に切り換え、ＤＡＢを受信するため
のＤＡＢチューナ１０７で復調された信号に含まれてい
るＴIIをＴII検出手段１０８により３つ以上検出し、検
出した３つ以上のＴIIから、それら受信した信号を送信
した各トランスミッタのＩＤ、緯度、経度、およびトラ
ンスミッタから受信した信号の電界強度が得られる。
【００２７】ここで、第２の演算手段１１０は、メモリ
ー１０９に図４の（Ｂ）に示すように記憶されている情
報から取り出した受信しているトランスミッタの送信出
力と、実際に受信した受信電界強度とから、トランスミ
ッタからの距離を求めることができ、図４の（Ａ）に示
すように、それぞれ求めた３つ以上のトランスミッタか
らの距離の交点を求めることにより、移動体の現在位置
を算出することができる。なお、入力装置１１１は、Ｄ
ＡＢチューナに対し受信周波数を設定するための入力装
置である。さらに、ＤＡＢチューナ１０７において復調
した信号に含まれている交通情報を交通情報検出手段１
１２により検出し、検出した交通情報を制御手段１０３
に入力して、その交通情報を表示手段１０５に表示する
ことができる。
ー１０９に図４の（Ｂ）に示すように記憶されている情
報から取り出した受信しているトランスミッタの送信出
力と、実際に受信した受信電界強度とから、トランスミ
ッタからの距離を求めることができ、図４の（Ａ）に示
すように、それぞれ求めた３つ以上のトランスミッタか
らの距離の交点を求めることにより、移動体の現在位置
を算出することができる。なお、入力装置１１１は、Ｄ
ＡＢチューナに対し受信周波数を設定するための入力装
置である。さらに、ＤＡＢチューナ１０７において復調
した信号に含まれている交通情報を交通情報検出手段１
１２により検出し、検出した交通情報を制御手段１０３
に入力して、その交通情報を表示手段１０５に表示する
ことができる。
【００２８】（実施の形態３）次に、図３を参照して、
本発明の実施の形態３におけるナビゲーション装置の構
成について説明する。図３は本発明の実施の形態３にお
けるナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
る。図３において、１１３は受信位置周辺に関する交通
情報のみを選別する交通情報選別手段であり、その他の
図１及び図２に示すものと同一の符号を有する構成要素
は図１及び図２において説明したものと同一であるから
再度の説明は省略する。
本発明の実施の形態３におけるナビゲーション装置の構
成について説明する。図３は本発明の実施の形態３にお
けるナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
る。図３において、１１３は受信位置周辺に関する交通
情報のみを選別する交通情報選別手段であり、その他の
図１及び図２に示すものと同一の符号を有する構成要素
は図１及び図２において説明したものと同一であるから
再度の説明は省略する。
【００２９】次に、図３及び図４を参照して、本発明の
実施の形態３におけるナビゲーション装置の動作につい
て説明する。この例では、ＧＰＳ衛星からの情報により
測位を行うことができる場合、アンテナ１０１により受
信されたＧＰＳ衛星からの信号は、測位演算手段１０２
に入力され、移動体の現在位置を求める。測位演算手段
１０２の出力は制御手段１０３に入力され、測位演算手
段１０２により求められた走行車両の現在位置により、
地図情報記憶手段１０４に記憶されている地図情報のう
ち、現在位置に対応した地図情報を読み出し、表示手段
１０５上に現在位置とともにその地図情報を表示する。
実施の形態３におけるナビゲーション装置の動作につい
て説明する。この例では、ＧＰＳ衛星からの情報により
測位を行うことができる場合、アンテナ１０１により受
信されたＧＰＳ衛星からの信号は、測位演算手段１０２
に入力され、移動体の現在位置を求める。測位演算手段
１０２の出力は制御手段１０３に入力され、測位演算手
段１０２により求められた走行車両の現在位置により、
地図情報記憶手段１０４に記憶されている地図情報のう
ち、現在位置に対応した地図情報を読み出し、表示手段
１０５上に現在位置とともにその地図情報を表示する。
【００３０】しかしながら、判断手段１０６がＧＰＳ衛
星からの情報により測位を行うことができないと判断し
た場合は、判断手段１０６により自動的にＤＡＢチュー
ナ１０７からの受信に切り換え、ＤＡＢを受信するため
のＤＡＢチューナ１０７で復調された信号に含まれてい
るＴIIをＴII検出手段１０８により３つ以上検出し、検
出した３つ以上のＴIIから、それら受信した信号を送信
した各トランスミッタのＩＤ、緯度、経度、およびトラ
ンスミッタから受信した信号の電界強度が得られる。
星からの情報により測位を行うことができないと判断し
た場合は、判断手段１０６により自動的にＤＡＢチュー
ナ１０７からの受信に切り換え、ＤＡＢを受信するため
のＤＡＢチューナ１０７で復調された信号に含まれてい
るＴIIをＴII検出手段１０８により３つ以上検出し、検
出した３つ以上のＴIIから、それら受信した信号を送信
した各トランスミッタのＩＤ、緯度、経度、およびトラ
ンスミッタから受信した信号の電界強度が得られる。
【００３１】ここで、第２の演算手段１１０は、メモリ
ー１０９に図４の（Ｂ）に示すように記憶されている情
報から取り出した受信しているトランスミッタの送信出
力と、実際に受信した受信電界強度とから、トランスミ
ッタからの距離を求めることができ、図４の（Ａ）に示
すように、それぞれ求めた３つ以上のトランスミッタか
らの距離の交点を求めることにより、移動体の現在位置
を算出することができる。なお、入力装置１１１は、Ｄ
ＡＢチューナに対し受信周波数を設定するための入力装
置である。
ー１０９に図４の（Ｂ）に示すように記憶されている情
報から取り出した受信しているトランスミッタの送信出
力と、実際に受信した受信電界強度とから、トランスミ
ッタからの距離を求めることができ、図４の（Ａ）に示
すように、それぞれ求めた３つ以上のトランスミッタか
らの距離の交点を求めることにより、移動体の現在位置
を算出することができる。なお、入力装置１１１は、Ｄ
ＡＢチューナに対し受信周波数を設定するための入力装
置である。
【００３２】さらに、ＤＡＢチューナ１０７において復
調した信号に含まれている交通情報を交通情報検出手段
１１２により検出した後、第２の演算手段において算出
した移動体の受信位置をもとに、交通情報選別手段１１
３により受信位置周辺に関する交通情報のみを選別し、
選別後の交通情報のみを制御手段１０３に入力すること
により、必要な交通情報を選択表示することができる。
調した信号に含まれている交通情報を交通情報検出手段
１１２により検出した後、第２の演算手段において算出
した移動体の受信位置をもとに、交通情報選別手段１１
３により受信位置周辺に関する交通情報のみを選別し、
選別後の交通情報のみを制御手段１０３に入力すること
により、必要な交通情報を選択表示することができる。
【００３３】
【発明の効果】請求項１に記載の発明は、上記のように
構成し、特にＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行う
ことができないような場合には、判断手段により自動的
にＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにしたことによ
り、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代え、ＤＡ
Ｂから得られたＴIIとそのＴIIに対応するメモリーから
のトランスミッタ情報とにより受信位置を検出して移動
体の現在位置を算出することができる。
構成し、特にＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行う
ことができないような場合には、判断手段により自動的
にＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにしたことによ
り、ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代え、ＤＡ
Ｂから得られたＴIIとそのＴIIに対応するメモリーから
のトランスミッタ情報とにより受信位置を検出して移動
体の現在位置を算出することができる。
【００３４】請求項２に記載の発明は、上記のように構
成し、特にＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行うこ
とができないような場合には、判断手段により自動的に
ＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにしたことにより、
ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代え、ＤＡＢか
ら得られたＴIIとそのＴIIに対応するメモリーからのト
ランスミッタ情報とにより受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出するとともに、ＤＡＢからの交通情報を
表示することができる。
成し、特にＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行うこ
とができないような場合には、判断手段により自動的に
ＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにしたことにより、
ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代え、ＤＡＢか
ら得られたＴIIとそのＴIIに対応するメモリーからのト
ランスミッタ情報とにより受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出するとともに、ＤＡＢからの交通情報を
表示することができる。
【００３５】請求項３に記載の発明は、上記のように構
成し、特にＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行うこ
とができないような場合には、判断手段により自動的に
ＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにしたことにより、
ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代え、ＤＡＢか
ら得られたＴIIとそのＴIIに対応するメモリーからのト
ランスミッタ情報とにより受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出することができるとともに、ＤＡＢから
の交通情報をその受信位置に合わせ選別して表示するこ
とができる。
成し、特にＧＰＳ衛星からの電波を受けて測位を行うこ
とができないような場合には、判断手段により自動的に
ＤＡＢのＴII検出に切り換えるようにしたことにより、
ＧＰＳ衛星からの電波による測位演算に代え、ＤＡＢか
ら得られたＴIIとそのＴIIに対応するメモリーからのト
ランスミッタ情報とにより受信位置を検出して移動体の
現在位置を算出することができるとともに、ＤＡＢから
の交通情報をその受信位置に合わせ選別して表示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
【図２】本発明の実施の形態２におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
【図３】本発明の実施の形態３におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
【図４】各送信機（トランスミッタ）からの距離から現
在位置を割り出す方式を示し、（Ａ）は複数の送信機か
らの受信位置を示し、（Ｂ）はナビゲーション装置のメ
モリーに記憶されている各トランスミッタのＩＤ及び送
信出力を示す図、
在位置を割り出す方式を示し、（Ａ）は複数の送信機か
らの受信位置を示し、（Ｂ）はナビゲーション装置のメ
モリーに記憶されている各トランスミッタのＩＤ及び送
信出力を示す図、
【図５】従来のナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
１、１０１ アンテナ ２、１０２ 測位演算手段 ３、１０３ 制御手段 ４、１０４ 地図情報記憶手段 ５、１０５ 表示手段 １０６ 判断手段 １０７ ＤＡＢチューナ １０８ ＴII検出手段 １０９ メモリー １１０ 第２の演算手段 １１１ 入力装置 １１２ 交通情報検出手段 １１３ 交通情報選別手段
Claims (5)
- 【請求項１】ＧＰＳ衛星からの電波により移動体の現在
位置を測位する測位演算手段と、地図情報を記憶する地
図情報記憶手段と、地図情報などを表示する表示手段
と、前記測位演算手段により測位した移動体の現在位置
に対応した地図情報を前記地図情報記憶手段から読み出
し現在位置とともに前記表示手段に表示する制御手段
と、ＧＰＳ衛星からの情報により測位演算が可能か否か
を判断し不能の場合はＤＡＢの受信に切り換える判断手
段と、ＤＡＢを受信して復調するＤＡＢチューナと、前
記ＤＡＢチューナにより復調された信号に含まれている
ＴIIを検出するＴII検出手段と、複数のトランスミッタ
情報を記憶するメモリーと、少なくとも３カ所のトラン
スミッタから送信されたＴIIと前記メモリーの情報とか
ら移動体の現在位置を算出する第２の演算手段とを具備
し、ＧＰＳ衛星からの電波が受けられないと判断された
場合は、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換えそのＴ
IIとトランスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算
出することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項２】前記ナビゲーション装置は、前記ＤＡＢチ
ューナにより復調された信号から交通情報を検出する交
通情報検出手段を備え、ＧＰＳ衛星からの電波が受けら
れない場合は受信をＤＡＢに切り換え、そのＴIIとトラ
ンスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算出すると
ともに、前記ＤＡＢチューナを介して受信した交通情報
を表示することを特徴とする請求項１記載のナビゲーシ
ョン装置。 - 【請求項３】前記ナビゲーション装置は、前記第２の演
算手段からの移動体の位置情報をもとに、前記交通情報
検出手段からの交通情報の中から移動体の現在位置に関
する情報のみを検出する交通情報選別手段を備え、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波が受けられない場合は受信をＤＡＢに
切り換え、そのＴIIとトランスミッタ情報とにより移動
体の現在位置を算出するとともに、交通情報検出手段か
ら得られた交通情報のうち移動体の現在位置に関する情
報のみを選別して表示するようにしたことを特徴とする
請求項２記載のナビゲーション装置。 - 【請求項４】ＧＰＳ衛星からの電波により移動体の現在
位置を測位し、前記測位した移動体の現在位置に対応し
た地図情報を地図情報記憶手段から読み出して現在位置
とともに表示手段に表示し、ＧＰＳ衛星からの信号によ
り測位が可能か否かを判断して不能の場合はＤＡＢの受
信に切り換え、受信したＤＡＢ信号に含まれているＴII
を検出し、少なくとも３カ所のトランスミッタから送信
されたＴIIとそれに対応するメモリーからのトランスミ
ッタ情報とから移動体の現在位置を算出する各工程から
なり、ＧＰＳ衛星からの電波が受けられないと判断され
た場合、判断手段によりＤＡＢの受信に切り換えそのＴ
IIとトランスミッタ情報とにより移動体の現在位置を算
出するようにしたことを特徴とするナビゲーション方
法。 - 【請求項５】請求項１、請求項２または請求項３に記載
のナビゲーション装置を搭載し、ＧＰＳ衛星からの電波
が受けられない場合は受信をＤＡＢの受信に切り換え、
そのＴIIとトランスミッタ情報とにより移動体の現在位
置を算出するようにしたことを特徴とする移動体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9066798A JPH11271076A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9066798A JPH11271076A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11271076A true JPH11271076A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14004899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9066798A Pending JPH11271076A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11271076A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007139772A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | O2 Micro Inc | Ｄｂｓとｇｐｓ衛星信号を用いた新星ハイブリッド測位技術 |
| KR100841449B1 (ko) | 2007-11-23 | 2008-06-25 | (주)웨이브다임 | 디지털 오디오방송을 이용한 위치 추적 방법 |
| JP2010525372A (ja) * | 2007-04-26 | 2010-07-22 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ロケーションベースのトラッキング |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP9066798A patent/JPH11271076A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007139772A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | O2 Micro Inc | Ｄｂｓとｇｐｓ衛星信号を用いた新星ハイブリッド測位技術 |
| US8004460B2 (en) | 2005-11-15 | 2011-08-23 | O2Micro International, Ltd. | Novas hybrid positioning technology using terrestrial digital broadcasting signal (DBS) and global positioning system (GPS) satellite signal |
| JP2010525372A (ja) * | 2007-04-26 | 2010-07-22 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ロケーションベースのトラッキング |
| KR100841449B1 (ko) | 2007-11-23 | 2008-06-25 | (주)웨이브다임 | 디지털 오디오방송을 이용한 위치 추적 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040827 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Effective date: 20050804 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060905 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |