JPH11269744A - 給糸用ガイド - Google Patents
給糸用ガイドInfo
- Publication number
- JPH11269744A JPH11269744A JP11408198A JP11408198A JPH11269744A JP H11269744 A JPH11269744 A JP H11269744A JP 11408198 A JP11408198 A JP 11408198A JP 11408198 A JP11408198 A JP 11408198A JP H11269744 A JPH11269744 A JP H11269744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- guide
- yarns
- feeding
- different kinds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数本の異種糸を引揃えて丸編機に給糸する
際、異種糸が互いに反転することなく、正確に給糸され
るようにした給糸用ガイドに関する。 【解決手段】 長方形状の給糸用ガイド１の下方部位に
給糸口２を設けると共に、同ガイド１の下方部位に円弧
状の切除部６を設けたものにおいて、前記切除部６の近
辺に凹状の糸条案内片８を設けたことにより、同案内片
８でガイドされる糸条は、異常な張力によって上下、左
右方向に振動しても凹状案内片８から外れる恐れがな
く、従って異種糸が編針３０側に給糸される際、互いに
給糸位置が反転されることがないので、異常な編疵が発
生せず、品質良好なメリヤス生地を能率的に生産するこ
とができるのである。
際、異種糸が互いに反転することなく、正確に給糸され
るようにした給糸用ガイドに関する。 【解決手段】 長方形状の給糸用ガイド１の下方部位に
給糸口２を設けると共に、同ガイド１の下方部位に円弧
状の切除部６を設けたものにおいて、前記切除部６の近
辺に凹状の糸条案内片８を設けたことにより、同案内片
８でガイドされる糸条は、異常な張力によって上下、左
右方向に振動しても凹状案内片８から外れる恐れがな
く、従って異種糸が編針３０側に給糸される際、互いに
給糸位置が反転されることがないので、異常な編疵が発
生せず、品質良好なメリヤス生地を能率的に生産するこ
とができるのである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の異種糸を
引揃えて丸編機に給糸する際、異種糸が互いに反転する
ことなく、正確に給糸されるようにした給糸用ガイドに
関する。
引揃えて丸編機に給糸する際、異種糸が互いに反転する
ことなく、正確に給糸されるようにした給糸用ガイドに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、メリヤス丸編機において２〜３本
の異種糸を引揃えて給糸する際、例えば図３の如く給糸
用ガイド５０を介して異種の糸条２０、２１を下針等の
編針３０側に給糸してメリヤス生地を編成するにあた
り、綿糸等の糸条２０を給糸口５２に挿通し、且つ伸縮
性に富んだポリウレタン系弾性繊維等の糸条２１を給糸
用ガイド５０の正面側下方部位に設けた切除部５６の位
置を通過させて夫々編針３０側に給糸するようにしてい
た。
の異種糸を引揃えて給糸する際、例えば図３の如く給糸
用ガイド５０を介して異種の糸条２０、２１を下針等の
編針３０側に給糸してメリヤス生地を編成するにあた
り、綿糸等の糸条２０を給糸口５２に挿通し、且つ伸縮
性に富んだポリウレタン系弾性繊維等の糸条２１を給糸
用ガイド５０の正面側下方部位に設けた切除部５６の位
置を通過させて夫々編針３０側に給糸するようにしてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、前記糸条
２１が、給糸用ガイド５０の切除部５６の部位を通過す
る際、糸条２１が例えば異常な張力変動等によって上
下、左右方向に振動すると、糸条２１が、前記切除部５
６の位置を潜り抜けて反対側の背面側下方部位に移動、
変位する、即ち糸条２１が、給糸用ガイド５０の背面側
を通過して編針３０側に給糸されることになる。
２１が、給糸用ガイド５０の切除部５６の部位を通過す
る際、糸条２１が例えば異常な張力変動等によって上
下、左右方向に振動すると、糸条２１が、前記切除部５
６の位置を潜り抜けて反対側の背面側下方部位に移動、
変位する、即ち糸条２１が、給糸用ガイド５０の背面側
を通過して編針３０側に給糸されることになる。
【０００４】従って図４の如く、メリヤス生地の生地表
面側に編込み、位置させようとした糸条２０が、図５の
如く生地の裏面側に位置し、更に生地の裏面側に編込
み、位置させようとした糸条２１が、生地の表面側に位
置することになり、このことが編疵の異常な不良発生原
因となっていた。
面側に編込み、位置させようとした糸条２０が、図５の
如く生地の裏面側に位置し、更に生地の裏面側に編込
み、位置させようとした糸条２１が、生地の表面側に位
置することになり、このことが編疵の異常な不良発生原
因となっていた。
【０００５】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、上記の問題
点を解決するために、長方形状の給糸用ガイド１の下方
部位に給糸口２を設けると共に、同ガイド１の下方部位
に円弧状の切除部６を設けたものにおいて、前記切除部
６の近辺に凹状の糸条案内片８を設けて構成したことに
より、同案内片８でガイドされる糸条は、異常な張力に
よって上下、左右方向に振動しても凹状案内片８から外
れる恐れがなく、従って異種糸が編針３０側に給糸され
る際、互いに給糸位置が反転されることがないので、異
常な編疵が発生せず、品質良好なメリヤス生地を能率的
に生産することができるのである。
点を解決するために、長方形状の給糸用ガイド１の下方
部位に給糸口２を設けると共に、同ガイド１の下方部位
に円弧状の切除部６を設けたものにおいて、前記切除部
６の近辺に凹状の糸条案内片８を設けて構成したことに
より、同案内片８でガイドされる糸条は、異常な張力に
よって上下、左右方向に振動しても凹状案内片８から外
れる恐れがなく、従って異種糸が編針３０側に給糸され
る際、互いに給糸位置が反転されることがないので、異
常な編疵が発生せず、品質良好なメリヤス生地を能率的
に生産することができるのである。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１及び図２において、１は丸編
機の給糸用ガイド、２は同ガイド１の下方部位に設けた
給糸口で、綿糸などの糸条２０を挿通するようにしてあ
り、５は糸用ガイド１の下方部に一体的に設けた突出部
で、６は同突出部５の正面側下方部位において円弧状に
切除した切除部、８は同切除部６の近辺に固定して設け
た糸条の凹状案内片で、伸縮性に富んだポリウレタン系
弾性繊維等の糸条２１を同案内片８を介して案内するよ
うにしてある。
機の給糸用ガイド、２は同ガイド１の下方部位に設けた
給糸口で、綿糸などの糸条２０を挿通するようにしてあ
り、５は糸用ガイド１の下方部に一体的に設けた突出部
で、６は同突出部５の正面側下方部位において円弧状に
切除した切除部、８は同切除部６の近辺に固定して設け
た糸条の凹状案内片で、伸縮性に富んだポリウレタン系
弾性繊維等の糸条２１を同案内片８を介して案内するよ
うにしてある。
【０００７】１０は給糸用ガイド１の上方部位に設けた
長孔で、ネジ片１１を介して同ガイド１を丸編機側に適
宜固定するようにしてあり、１５は糸条２１の案内用鼓
車で給糸用ガイド１の側方に適宜、回動自在に設けてあ
る。
長孔で、ネジ片１１を介して同ガイド１を丸編機側に適
宜固定するようにしてあり、１５は糸条２１の案内用鼓
車で給糸用ガイド１の側方に適宜、回動自在に設けてあ
る。
【０００８】本発明では、上記の如く糸条２１は、凹状
案内片８を介して下針などの編針３０側に案内されるの
で、糸条２１が異常な張力によって上下方向に振動して
も凹状案内片８から外れることなく、確実に編針３０側
に給糸されるのである。また本発明では、下針と上針で
構成されたフライス丸編機などにも適用できるものであ
る。
案内片８を介して下針などの編針３０側に案内されるの
で、糸条２１が異常な張力によって上下方向に振動して
も凹状案内片８から外れることなく、確実に編針３０側
に給糸されるのである。また本発明では、下針と上針で
構成されたフライス丸編機などにも適用できるものであ
る。
【０００９】
【発明の効果】本発明は上述の如く、長方形状の給糸用
ガイド１の下方部位に給糸口２を設けると共に、同ガイ
ド１の下方部位に円弧状の切除部６を設けたものにおい
て、前記切除部６の近辺に凹状の糸条案内片８を設けた
ことにより、同案内片８でガイドされる糸条は、異常な
張力によって上下、左右方向に振動しても凹状案内片８
から外れることがないのである。
ガイド１の下方部位に給糸口２を設けると共に、同ガイ
ド１の下方部位に円弧状の切除部６を設けたものにおい
て、前記切除部６の近辺に凹状の糸条案内片８を設けた
ことにより、同案内片８でガイドされる糸条は、異常な
張力によって上下、左右方向に振動しても凹状案内片８
から外れることがないのである。
【００１０】即ち、従来の如く、例えば２種類の糸条が
編針３０側に給糸される際、互いに給糸位置が反転され
ることがないので、異常な編疵が発生せず、品質良好な
メリヤス生地を能率的に生産することができるのであ
る。
編針３０側に給糸される際、互いに給糸位置が反転され
ることがないので、異常な編疵が発生せず、品質良好な
メリヤス生地を能率的に生産することができるのであ
る。
【図１】本発明装置による編針への給糸状態を示した斜
視図である。
視図である。
【図２】図１の側面図を示したものである。
【図３】従来装置による編針への給糸状態を示した斜視
図である。
図である。
【図４】２本の引揃え糸編込みによるメリヤス編生地の
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図５】図４における引揃え糸を反転して編込んだ状態
のメリヤス編生地の拡大平面図である。
のメリヤス編生地の拡大平面図である。
１ 給糸用ガイド ２ 給糸口 ８ 凹状案内片
Claims (1)
- 【請求項１】 長方形状の給糸用ガイド１の下方部位に
給糸口２を設けると共に、同ガイド１の下方部位に円弧
状の切除部６を設けたものにおいて前記切除部６の近辺
に凹状の糸条案内片８を設けて構成したことを特徴とす
る給糸用ガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11408198A JPH11269744A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 給糸用ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11408198A JPH11269744A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 給糸用ガイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11269744A true JPH11269744A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14628601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11408198A Pending JPH11269744A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 給糸用ガイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11269744A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011149109A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Hakuryu Kikaisho Kofun Yugenkoshi | 丸編み機の給糸板両面糸屑吹き飛ばし装置 |
| CN102409479A (zh) * | 2010-09-14 | 2012-04-11 | 株式会社福原精机制作所 | 偏置编织用线引导装置 |
| JP2014051755A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Gunze Ltd | ベア糸給糸装置及びこのベア糸給糸装置を具備して成る丸編機 |
| CN104153112A (zh) * | 2014-07-10 | 2014-11-19 | 泉州恒毅机械有限公司 | 新型毛巾机喂纱嘴装置 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP11408198A patent/JPH11269744A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011149109A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Hakuryu Kikaisho Kofun Yugenkoshi | 丸編み機の給糸板両面糸屑吹き飛ばし装置 |
| CN102409479A (zh) * | 2010-09-14 | 2012-04-11 | 株式会社福原精机制作所 | 偏置编织用线引导装置 |
| JP2014051755A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Gunze Ltd | ベア糸給糸装置及びこのベア糸給糸装置を具備して成る丸編機 |
| CN104153112A (zh) * | 2014-07-10 | 2014-11-19 | 泉州恒毅机械有限公司 | 新型毛巾机喂纱嘴装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2007107134A (ja) | 横編機の糸案内装置 | |
| JP4725863B2 (ja) | 押え金及びミシン | |
| US8893631B2 (en) | Multi-needle sewing machine | |
| EP2762625B1 (en) | Embroidery cloth presser | |
| TR199802755A2 (xx) | Elektronik olarak kontrollü şablon çözgü tezgahı. | |
| JP4977699B2 (ja) | スプライサ装置 | |
| JPH11269744A (ja) | 給糸用ガイド | |
| EP0717797B1 (en) | Device for holding down the stitches being formed in a flat knitting machine | |
| JPH0966183A (ja) | ルーパ糸繰り装置 | |
| JP2012029801A (ja) | ミシン | |
| JPH0625960A (ja) | ニードリングしたフリースに糸を仮留めするための装置 | |
| ES8504287A1 (es) | Dispositivo de aportacion de hilo para maquinas tricotadoras o de punto | |
| US5718180A (en) | Multiple-needle sewing machine | |
| JP4943932B2 (ja) | 弾性糸の給糸機能を備える編機 | |
| US4546715A (en) | Overcasting attachment for a sewing machine | |
| US1675627A (en) | Yakut director for knitting machines | |
| CN216274618U (zh) | 一种双面型导纱针块 | |
| KR200154265Y1 (ko) | 환편기에 조립된 니들에 다수개의 실를 일정한 장력으로 동시에 공급하는 실안내장치 | |
| EP0606585A3 (de) | Schneide- und Klemmeinrichtung für Vordergarn für Stickmaschinen. | |
| JP2019196572A (ja) | 編機の張力測定装置及びその張力測定方法 | |
| KR100517436B1 (ko) | 개선된 원형 편직기용 급사 기구 | |
| KR200157719Y1 (ko) | 환편기의 니들에 공급하는 사 안내장치 | |
| CN216427768U (zh) | 扣眼锁边缝纫机的标记投射装置 | |
| JP2000080555A (ja) | 刺繍機の糸切り装置 | |
| KR200202704Y1 (ko) | 자수장치 |