JPH11267213A - 吸入式投薬器 - Google Patents

吸入式投薬器

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JPH11267213A
JPH11267213A JP9237898A JP9237898A JPH11267213A JP H11267213 A JPH11267213 A JP H11267213A JP 9237898 A JP9237898 A JP 9237898A JP 9237898 A JP9237898 A JP 9237898A JP H11267213 A JPH11267213 A JP H11267213A
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JP
Japan
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capsule
hole
medicine powder
passage
inflow
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Pending
Application number
JP9237898A
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English (en)
Inventor
Hisatomo Oki
久朝 大木
Kazunori Ishizeki
一則 石関
Shigemi Nakamura
茂巳 中村
Yoshiyuki Tanizawa
嘉行 谷澤
Akira Yanagawa
明 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DOT KK
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
DOT KK
Unisia Jecs Corp
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Publication of JPH11267213A publication Critical patent/JPH11267213A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬粉収容穴内で塊となった薬粉を微粒化し、
規定量の薬粉を患者に投与する。 【解決手段】 カプセル収容穴6(カプセル)に向け空
気を供給する流入側通気路9の径方向通路11を、カプ
セル収容穴6の接線方向に偏心した位置に開口して設け
る構成としている。これにより、吸入口をくわえて息を
吸込んだときには、径方向通路11から供給される空気
流によってカプセル内で旋回流を形成することができ、
薬粉が凝集性の強い造粒体等でカプセル内で固着した場
合でも、この旋回流により塊状薬粉を突き崩して微粒化
することができ、規定量の薬粉を肺内に吸入させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、患者の息
の吸込みによって粉体状の薬品(薬粉)を肺内に投与す
るのに用いて好適な吸入式投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、喘息患者等の肺に薬品を投与す
る方法には、液体エアゾール噴霧器で吸引する方法、薬
粉収容穴やカプセル内に充填された粉体状の薬品(以
下、薬粉という)を吸入する方法等が用いられている。
【0003】これら喘息患者用の薬品投与方法のうち、
薬粉収容穴等に充填された薬粉を吸入する方法に用いら
れる吸入式投薬器としては、特開平7−313599号
公報等に示すものが知られている。そして、この従来技
術による吸入式投薬器は、軸方向の一側が薬粉を収容す
る薬粉収容穴となり、他側が吸入口となった投薬器本体
と、該投薬器本体の薬粉収容穴内に空気を流入させるた
め、前記薬粉収容穴と大気側とを連通して設けられた流
入側通気路と、前記薬粉収容穴内の薬粉を前記吸入口側
に流出させるため、前記薬粉収容穴と吸入口側とを連通
して設けられた流出側通気路とを備えている。
【0004】この吸入式投薬器では、薬粉収容穴に薬粉
を充填し、この状態で吸入口をくわえて息を吸込むこと
により、大気側から流入側通気路を通して薬粉収容穴内
に空気を流入させ、この空気流によって該薬粉収容穴内
の薬粉を拡散する。そして、空気流によって拡散された
薬粉を流出側通気路を通して吸入口側に放出し、該吸入
口から患者の肺内に吸入させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による吸入式投薬器では、流入側通気路を通して
薬粉収容穴内に流入する空気流によって薬粉を拡散させ
るようにしている。しかし、薬粉が凝集性の強い造粒
体、静電気を帯び易い粉体等である場合には、薬粉が分
散されずに塊のまま吸入口側に流出してしまう。この結
果、塊状をなした薬粉が吸入途中で口内等に落下するこ
ととなり、規定量の薬粉を肺内に吸入することができ
ず、薬粉の効能が低下するという問題がある。
【0006】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
なされたもので、本発明の目的は、薬粉収容穴内で塊と
なった薬粉を微粒化し、規定量の薬粉を患者に投与でき
るようにした吸入式投薬器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による吸入式投薬
器は、軸方向の一側が薬粉を収容する薬粉収容穴とな
り、他側が吸入口となった投薬器本体と、該投薬器本体
の薬粉収容穴内に空気を流入させるため、前記薬粉収容
穴と大気側とを連通して設けられた流入側通気路と、前
記薬粉収容穴内の薬粉を前記吸入口側に流出させるた
め、前記薬粉収容穴と吸入口側とを連通して設けられた
流出側通気路とを備えている。
【0008】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記流入側通
気路は、前記投薬器本体の軸方向に伸長して大気に開口
した軸方向通路と、該軸方向通路に連通して投薬器本体
の径方向に伸長した径方向通路とによって形成し、該径
方向通路は前記薬粉収容穴の接線方向に偏心した位置に
開口して設けたことにある。
【0009】このように構成したことにより、吸入口を
くわえて息を吸込むと、流入側通気路の軸方向通路に大
気が流入し、空気流として径方向通路を通って薬粉収容
穴内に流入する。このときには径方向通路が薬粉収容穴
の接線方向に偏心した位置に開口しているから、該径方
向通路から薬粉収容穴内に流入する空気流は該薬粉収容
穴内で旋回流を形成し、該薬粉収容穴内で凝集等によっ
て固着した薬粉を分散して微粒化する。そして、薬粉収
容穴内で微粒化された薬粉は空気流に混入した状態で流
出側通気路を通って吸入口側に放出され、該吸入口から
肺内に吸入される。
【0010】請求項2の発明は、投薬器本体には、該投
薬器本体の径方向に伸長して薬粉収容穴に開口したピン
挿通穴と、薬粉収容穴内に収容されたカプセルに穴をあ
けるため、該ピン挿通穴からカプセルに向け挿入される
ピンを有する穴あけ具とを設け、流入側通気路の径方向
通路は前記ピン挿通穴とほぼ同じ位置で薬粉収容穴に開
口する構成としたことにある。
【0011】このように構成したことにより、薬粉収容
穴内にカプセルを挿入し、この状態で穴あけ具のピンを
ピン挿通穴からカプセルに向け挿入することにより、該
ピンによってカプセルに穴を形成する。このときに、流
入側通気路の径方向通路は前記ピン挿通穴とほぼ同じ位
置で薬粉収容穴に開口しているから、穴あけ具のピンに
よって形成されたカプセルの穴を流入側通気路の径方向
通路に連通させることができ、該径方向通路を流通する
空気流を穴を介してカプセル内に流入させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
吸入式投薬器を図1ないし図3に従って詳細に説明す
る。
【0013】1は吸入式投薬器の基部をなす投薬器本体
で、該投薬器本体1は、後述する吸引ピース2とカプセ
ルホルダ5とによって構成されている。
【0014】2は略円筒状に形成された吸引ピースで、
該吸引ピース2は、一側に位置して内部にカプセルホル
ダ5を挿入保持するホルダ収容部3と、該ホルダ収容部
3の他側に配設された吸入口4とによって大略構成さ
れ、前記ホルダ収容部3の外周側には後述する穴あけ具
15の支持部16を可動に支持するガイド筒部3Aが径
方向外向きに突設されている。また、前記吸入口4はホ
ルダ収容部3の他端部に着脱可能に取付けられ、該吸入
口4の他端側外周は患者がくわえ易いように他側に向け
て漸次縮径している。
【0015】5はホルダ収容部3内に装着されたカプセ
ルホルダで、該カプセルホルダ5は略円柱状に形成さ
れ、その一端側には他側に向け漸次縮径するテーパ状の
カプセル挿入ガイド5Aが形成されている。
【0016】6はカプセルホルダ5の中央部に位置して
軸方向に形成された薬粉収容穴をなすカプセル収容穴
で、該カプセル収容穴6は、その一端側がカプセル挿入
ガイド5Aに開口した有底穴として形成されている。そ
して、カプセル収容穴6は、一端側の開口から挿入され
たカプセルK(図3中に図示)を収容するものである。
ここで、カプセルKは長円筒状に形成され、内部には粉
体状の薬品(以下、薬粉という)が充填されている。
【0017】7はホルダ収容部3とカプセルホルダ5に
亘って形成された流入側ピン挿通穴で、該流入側ピン挿
通穴7はガイド筒部3A内の一側寄りに位置し、カプセ
ル収容穴6の軸線を通るように投薬器本体1の径方向に
伸長して形成されている。
【0018】また、8は流入側ピン挿通穴7と平行なす
ようにホルダ収容部3とカプセルホルダ5に亘って形成
された流出側ピン挿通穴で、該流出側ピン挿通穴8は、
ガイド筒部3A内の他側寄りに位置し、カプセル収容穴
6の軸線を通るように投薬器本体1の径方向に伸長して
形成されている。また、流出側ピン挿通穴8は、後述の
流出側通気路12の一部を構成している。
【0019】9,9はカプセルホルダ5の一側に設けら
れた2本の流入側通気路で、該各流入側通気路9は、図
2に示す如く、後述の軸方向通路10と径方向通路11
とによって大略構成されている。
【0020】10,10はカプセル収容穴6の外周側に
設けられた軸方向通路で、該各軸方向通路10は、流入
側ピン挿通穴7から周方向にずれた位置でカプセルホル
ダ5の軸方向に伸長して設けられている。
【0021】11,11は軸方向通路10,10に連通
して設けられた径方向通路で、該各径方向通路11はカ
プセルホルダ5の径方向に伸長して設けられ、その先端
側はカプセル収容穴6の接線方向に偏心した位置に開口
している。また、各径方向通路11は、カプセル収容穴
6に対する開口位置が流入側ピン挿通穴7の開口位置と
同じ位置となっている。
【0022】そして、このように構成された各流入側通
気路9は、投薬時に軸方向通路10から大気を空気流と
して流入させ、この空気流を径方向通路11を通してカ
プセル収容穴6内に向け供給するものである。ここで、
径方向通路11は、その先端側がカプセル収容穴6の接
線方向に偏心した位置に開口しており、これにより、該
径方向通路11からカプセル収容穴6に収容されたカプ
セルK内に流入する空気流は、該カプセルK内で矢示の
如く旋回流となり、凝集等によって固着し塊状となった
薬粉を突き崩して拡散する。
【0023】12,12はカプセルホルダ5の他側に設
けられた2本の流出側通気路で、該各流出側通気路12
は、前述した流出側ピン挿通穴8と、該流出側ピン挿通
穴8に連通し、カプセルホルダ5の外周側を切欠くよう
に形成された軸方向通路13とによって構成されてい
る。そして、各流出側通気路12はカプセル収容穴6と
吸入口4側とを連通するものである。
【0024】14,14はカプセル収容穴6の外周側に
位置してカプセルホルダ5に設けられた2本の補助通気
路で、該各補助通気路14は、ピン挿通穴7,8に対し
て周方向に90度回動した位置に軸方向に伸長して形成
されている。そして、各補助通気路14は、息を吸込む
ときに流通する空気量を増やすことにより、このときの
息苦しさを解消するものである。
【0025】次に、15はカプセル収容穴6内に収容さ
れたカプセルKに貫通穴Hをあけるための穴あけ具で、
該穴あけ具15は、ガイド筒部3A内に可動に支持され
た支持部16と、基端側が該支持部16に固着され、先
端側が鋭利な針先となってピン挿通穴7,8内に挿入さ
れたピン17,17と、前記支持部16とホルダ収容部
3との間に設けられた戻しばね18とから大略構成され
ている。また、戻しばね18は、ピン17,17がカプ
セルKから離間する方向に支持部16を付勢し、カプセ
ルKの穴あけ後にピン17,17を初期位置まで戻すも
のである。
【0026】そして、穴あけ具15は、支持部16を戻
しばね18に抗してガイド筒部3A内に押込むことによ
り、ピン17の針先をカプセル収容穴6内のカプセルK
に貫通させ、該カプセルKに4個の貫通穴Hを形成する
ものである。また、支持部16への押圧力を取除くと、
戻しばね18の付勢力によって支持部16、各ピン1
7,17が初期位置まで後退する。
【0027】本実施の形態による吸入式投薬器は上述の
如き構成を有するもので、次に、患者が薬粉を吸入する
までの準備動作および吸入時の空気と薬粉の流れについ
て説明する。
【0028】まず、カプセルKをカプセルホルダ5のカ
プセル収容穴6内に挿入して収容する。そして、カプセ
ルKをカプセル収容穴6内に収容した状態で、穴あけ具
15の支持部16をガイド筒部3Aに沿って押込むと、
ピン17,17がピン挿通穴7,8に沿って挿入され、
該各ピン17によってカプセルKに各流入側通気路9、
各流出側通気路12に連通する4個の貫通穴Hを形成す
る。また、カプセルKに4個の貫通穴Hを形成した後に
は、戻しばね18の付勢力によって支持部16、各ピン
17が初期位置まで戻される。
【0029】次に、患者が薬品を吸込むときの吸入式投
薬器内の空気と薬粉の流れについて図3を参照しつつ述
べる。
【0030】まず、患者は吸入口4の他端側をくわえ、
この状態で息を吸込む。これにより、空気(大気)は各
流入側通気路9の軸方向通路10に流入し、径方向通路
11を通ってカプセル収容穴6側に流通し、流入側の貫
通穴Hを介してカプセルK内に流入する。このときに
は、径方向通路11がカプセル収容穴6の接線方向に偏
心した位置に開口しているから、該径方向通路11から
カプセルK内に流入する空気流は該カプセルK内で矢示
方向に旋回流を形成し、カプセルK内の薬粉を分散す
る。
【0031】このようにして空気中に混入した薬粉は、
流出側の貫通穴Hから各流出側通気路12を構成する流
出側ピン挿通穴8、軸方向通路13を通して吸入口4側
に放出される。これにより、患者は吸入口4から放出さ
れる薬粉を吸入することにより、この薬粉を口内、気管
を介して肺内に投与することができる。
【0032】以上のように、本実施の形態によれば、カ
プセル収容穴6(カプセルK)に向け空気を供給する流
入側通気路9の径方向通路10を、カプセル収容穴6の
接線方向に偏心した位置に開口して設ける構成としてい
るから、該径方向通路10から供給される空気によって
カプセルK内で旋回流を形成することができる。これに
より、薬粉が凝集性の強い造粒体等でカプセルK内で互
いに固着して塊状となった場合でも、この塊状薬粉を突
き崩して微粒化することができるから、規定量の薬粉を
肺内に吸入させることができ、薬粉の効能を高めて吸入
式投薬器に対する信頼性を向上することができる。
【0033】また、径方向通路11を流入側ピン挿通穴
7とほぼ同じ位置でカプセル収容穴6に開口させている
から、穴あけ具15のピン17によって形成したカプセ
ルKの貫通穴Hを径方向通路11に連通させることがで
きる。これにより、径方向通路11を流通する空気流を
貫通穴Hを介してカプセルK内に流入させることがで
き、カプセルKを用いた吸入式投薬器に適応することが
できる。
【0034】なお、実施の形態では、カプセル収容穴6
内に薬粉が充填されたカプセルKを収容する構成とした
場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、
例えば、薬粉収容穴内に薬粉を直接的に充填し、この薬
粉を吸入する構成としてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、流入側通気路の径方向通路を薬粉収容穴の接線方
向に偏心した位置に開口して設ける構成としているか
ら、吸入口をくわえて息を吸込み、流入側通気路を通し
て薬粉収容穴内に空気流を流入させたときには、該流入
側通気路の径方向通路から薬粉収容穴内に流入する空気
流により薬粉収容穴内で旋回流を形成することができ
る。これにより、薬粉が凝集性の強い造粒体等である場
合でも、薬粉収容穴内で凝集等によって固着した薬粉を
旋回流により微粒化することができるから、規定量の薬
粉を肺内に吸入させることができ、薬粉の効能を高めて
吸入式投薬器に対する信頼性を向上することができる。
【0036】請求項2の発明によれば、投薬器本体に設
けられたピン挿通穴に穴あけ具のピンを挿入することに
より、カプセルに流入側通気路の径方向通路に連通する
穴をあけることができるから、径方向通路を流通する空
気流を穴を介してカプセル内に流入させることができ、
薬粉が充填されたカプセルを用いた吸入式投薬器に適応
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による吸入式投薬器を示す
縦断面図である。
【図2】流入側ピン挿通穴、流入側通気路をホルダ収容
部、カプセルホルダと一緒に図1中の矢示II−II方向か
ら示す要部拡大横断面図である。
【図3】カプセル内の薬粉を吸入している状態の吸入式
投薬器を示す図1と同様位置からみた縦断面図である。
【符号の説明】
1 投薬器本体 3 ホルダ収容部 4 吸入口 5 カプセルホルダ 6 カプセル収容穴(薬粉収容穴) 7 流入側ピン挿通穴 9 流入側通気路 10 軸方向通路 11 径方向通路 12 流出側通気路 15 穴あけ具 17 ピン K カプセル H 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 茂巳 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 谷澤 嘉行 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の一側が薬粉を収容する薬粉収容
    穴となり、他側が吸入口となった投薬器本体と、該投薬
    器本体の薬粉収容穴内に空気を流入させるため、前記薬
    粉収容穴と大気側とを連通して設けられた流入側通気路
    と、前記薬粉収容穴内の薬粉を前記吸入口側に流出させ
    るため、前記薬粉収容穴と吸入口側とを連通して設けら
    れた流出側通気路とを備えた吸入式投薬器において、 前記流入側通気路は、前記投薬器本体の軸方向に伸長し
    て大気に開口した軸方向通路と、該軸方向通路に連通し
    て投薬器本体の径方向に伸長した径方向通路とによって
    形成し、該径方向通路は前記薬粉収容穴の接線方向に偏
    心した位置に開口して設ける構成としたことを特徴とす
    る吸入式投薬器。
  2. 【請求項2】 前記投薬器本体には、該投薬器本体の径
    方向に伸長して前記薬粉収容穴に開口したピン挿通穴
    と、前記薬粉収容穴内に収容されたカプセルに穴をあけ
    るため、該ピン挿通穴からカプセルに向け挿入されるピ
    ンを有する穴あけ具とを設け、前記流入側通気路の径方
    向通路は前記ピン挿通穴とほぼ同じ位置で前記薬粉収容
    穴に開口する構成としてなる請求項1に記載の吸入式投
    薬器。
JP9237898A 1998-03-20 1998-03-20 吸入式投薬器 Pending JPH11267213A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148842A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Hitachi Ltd 粉末薬剤投与器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148842A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Hitachi Ltd 粉末薬剤投与器

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