JPH11265998A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置

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JPH11265998A
JPH11265998A JP16565898A JP16565898A JPH11265998A JP H11265998 A JPH11265998 A JP H11265998A JP 16565898 A JP16565898 A JP 16565898A JP 16565898 A JP16565898 A JP 16565898A JP H11265998 A JPH11265998 A JP H11265998A
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function
semiconductor device
general
transistors
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JP16565898A
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Naoko Omori
直子 大森
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のゲートアレイ方式やECA方式により
形成した半導体装置では、各トランジスタのサイズが大
きくなってしまうなどの問題があり、高集積化や低消費
電力化には制限があった。 【解決手段】 それぞれ複数のフリップフロップ回路を
構成するための複数の特定機能バンク5と、それぞれ従
来のゲートアレイ方式と同様のトランジスタ配列を有す
る複数の汎用機能バンク4とが交互に配設されたトラン
ジスタ形成領域を有する半導体基板1を有する半導体装
置および半導体装置の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のトランジ
スタが形成された半導体装置およびその製造方法に係
り、詳しくは、自動配置配線により所望の電気回路を形
成するのに好適な半導体装置の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複数のトランジスタが形成された半導体
基板を用いて、これら複数のトランジスタを配線情報に
基づいて相互接続して所望の電気回路を形成する半導体
装置の製造方法には、大きく分けて2つの製造方法があ
る。
【0003】一方は、回路設計者が半導体基板のパラメ
ータに基づいて回路設計のみならず、各トランジスタの
配置なども含めて設計するセルベース方式の製造方法で
あり、他方は、回路設計者は同一サイズの多数のトラン
ジスタがマトリックス状に配設された半導体基板のトラ
ンジスタ特性に基づいて回路設計を行うゲートアレイ方
式の製造方法である。そして、前者のセルベース方式の
製造方法では、回路設計者がトランジスタのサイズや位
置を含めて自由に設計することができるので、高機能の
回路を実現することができるという利点があり、後者の
ゲートアレイ方式の製造方法では、回路設計者はトラン
ジスタの設計などをする必要がなく、自動配置配線によ
りトランジスタの位置を決定することができるので回路
設計のみをすれば半導体装置を得ることができるという
利点がある。
【0004】また、上記ゲートアレイ方式の製造方法を
更に改善したものとして、汎用的に用いられる機能ブロ
ック、例えばメモリやA/Dコンバータなどのマクロセ
ルを回路設計者に供給するようにしたエンベデッド・セ
ル・アレイ方式(ECA方式)の製造方法もある。この
エンベデッド・セル・アレイ方式の製造方法では、上記
ゲートアレイ方式と同様に自動配置配線で半導体装置を
得ることができるだけでなく、所望のマクロセルを選択
し回路の一部にこのマクロセルを使用することにより機
能ブロック自体を設計する必要がなくなり、設計期間を
更に短縮することができるという利点がある。
【0005】図10は「’95三菱半導体CMOSゲー
トアレイ0.8μm編データブック」に記載されたゲー
トアレイ方式の製造方法で製造される半導体装置のレイ
アウトを示す平面図である。図において、1は複数の電
界効果トランジスタがマトリックス状に形成されたトラ
ンジスタ形成領域であり、2はそれぞれ半導体基板に形
成された電気回路と半導体装置の外部ピンとを接続する
ボンディングパッドであり、3はそれぞれトランジスタ
形成領域1内の入出力用トランジスタとボンディングパ
ッド2との間に配設され、これらのインタフェースであ
る外部入出力バッファである。
【0006】図11はトランジスタ形成領域1の一例の
一部を拡大したものを示す平面図である。この例は、ト
ランジスタ形成領域1に、複数のPチャネル電界効果ト
ランジスタと複数のNチャネル電界効果トランジスタと
を形成した例である。図において、7はそれぞれ上記ト
ランジスタ形成領域1の一辺に沿って長尺状に形成され
たP型拡散領域であり、8はそれぞれP型拡散領域7と
平行に長尺状に形成されたN型拡散領域であり、9はそ
れぞれ各拡散領域7,8上に一定の間隔毎に配設された
ゲート電極である。
【0007】図12はトランジスタ形成領域1において
電気回路を自動配置配線した場合の回路レイアウトの一
例を示す平面図である。図において、6はそれぞれ電気
回路を構成する論理回路やフリップフロップなどの機能
ブロックである。図12に示すように、自動配置配線で
は一般的に、一対のP型拡散領域7とN型拡散領域8と
を組にしたバンク毎に機能ブロック6がレイアウトさ
れ、各バンクの左詰めで各機能ブロック6が配置されて
ゆく。このようにして、ゲートアレイ方式の半導体装置
は形成される。なお、機能ブロックのバンクへのレイア
ウト順は左詰めに限られるものではなく右詰めであって
もその他の様式で並べられてもよい。
【0008】図13は「’95三菱半導体エンベデッド
・セル・アレイ/セルベースIC編データブック」に記
載されたECA方式の製造方法で製造される半導体装置
のレイアウトを示す平面図である。図において、10は
回路設計者に供給される、メモリやA/Dコンバータな
どの汎用機能ブロックである。ECA方式の製造方法を
用いることにより、上記ゲートアレイ方式と同様に、複
数の汎用機能ブロック10以外のトランジスタ形成領域
1には、多くの機能ブロックが配設され所定の電気回路
が実現される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のゲートアレイ方
式の半導体装置の製造方法やECA方式の半導体装置の
製造方法は以上のように構成されているので、セルベー
ス方式の半導体装置の製造方法に比べて回路設計者の設
計負担が軽くなるとか、半導体装置の製造完了までの工
期を短縮できるといった利点を有するが、それにより形
成した半導体装置においてはセルベース方式にて形成し
た半導体装置に比べて高集積化が望めないことや、消費
電力が大きいなどの課題がある。
【0010】具体的に説明する。ゲートアレイ方式やE
CA方式にて形成される半導体装置では、トランジスタ
形成領域内に形成するトランジスタは、その用途が不明
なため、全て出力バッファとして動作できる能力を有す
るようにそのサイズが決定される。従って、機能ブロッ
クの内部回路として用いられるトランジスタのサイズは
不必要に大きなものとなる。その結果、同一の機能ブロ
ックをセルベース方式で形成した場合に比べて各トラン
ジスタのサイズが大きくなるため、機能ブロックとして
のサイズも大きくなってしまう。また、その機能ブロッ
クのサイズが増大するということはその機能ブロック内
部の配線の長さも長くなるということなので、配線容量
の増大も招く。
【0011】また、上述したようにゲートアレイ方式の
製造方法やECA方式の製造方法では自動配置配線にて
機能ブロックを半導体基板に割り付けるので、各バンク
のトランジスタは必ずしも全て利用されるのではなく、
その分トランジスタの利用効率が低下する。
【0012】これらの理由により、ゲートアレイ方式や
ECA方式にて形成される半導体装置では、セルベース
方式にて形成される半導体装置に比べて高集積化を望む
ことができず、しかも、消費電力が大きくなってしまう
という課題があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、自動配置配線により機能ブロック
を半導体基板に割り付けることができるとともに、従来
のゲートアレイ方式やECA方式にて形成した半導体装
置よりも高集積化、低消費電力化、工期短縮が可能とな
る半導体装置の製造方法およびその製造方法により得ら
れる半導体装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、半導体基板に多数のトランジスタを形
成する際に、それぞれ複数のトランジスタを備えている
とともに所望の電気回路の1つ以上の特定の機能ブロッ
クを実現するために用いられる複数の特定機能領域と、
それぞれ複数のトランジスタを備えた複数の汎用機能領
域とを交互に形成し、配線情報に基づいて前記複数の特
定機能領域のそれぞれにおける前記複数のトランジス
タ、及び、前記複数の汎用機能領域のそれぞれにおける
前記複数のトランジスタを相互接続するとともに、前記
複数の特定機能領域と前記複数の汎用機能領域との間を
接続するものである。
【0015】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
前記複数の汎用機能領域のそれぞれは、一列のPチャネ
ル電界効果トランジスタと一列のNチャネル電界効果ト
ランジスタとを含む少なくとも1つの汎用機能バンクを
含むように形成され、前記特定機能領域のそれぞれは、
それぞれ特定機能を実現する複数の機能ブロックが一列
に配置された少なくとも1つの特定機能バンクを含むよ
うに形成されるものである。
【0016】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
各汎用機能バンクでは、一列のPチャネル及び一列のN
チャネル電界効果トランジスタの配列方向とそれらPチ
ャネル及びNチャネル電界効果トランジスタのゲート電
極の長さの方向とが平行であるものである。
【0017】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
各汎用機能バンクでは、一列のPチャネル及び一列のN
チャネル電界効果トランジスタの配列方向とそれらPチ
ャネル及びNチャネル電界効果トランジスタのゲート電
極の長さの方向とが直交するものである。
【0018】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
前記複数の機能ブロックのそれぞれはフリップフロップ
として形成されているものである。
【0019】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
前記フリップフロップはセット/リセットスキャンフリ
ップフロップであるものである。
【0020】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
前記複数の機能ブロックのそれぞれは同一の機能を果た
すように形成されているとともに、前記複数の機能ブロ
ックに少なくとも1つの共通の信号が入力されるもので
ある。
【0021】この発明に係る半導体装置は、それぞれ複
数のトランジスタを備えているとともに所望の電気回路
の1つ以上の特定の機能ブロックを実現するために用い
られる複数の特定機能領域と、それぞれ複数のトランジ
スタを備えた複数の汎用機能領域とが交互に形成された
半導体基板を有するものである。
【0022】この発明に係る半導体装置は、複数の汎用
機能領域のそれぞれは、一列のPチャネル電界効果トラ
ンジスタと一列のNチャネル電界効果トランジスタとを
含む少なくとも1つの汎用機能バンクから構成され、前
記特定機能領域のそれぞれは、それぞれ特定機能を実現
する複数の機能ブロックが一列に配置された少なくとも
1つの特定機能バンクから構成されているものである。
【0023】この発明に係る半導体装置は、各汎用機能
バンクでは、一列のPチャネル及び一列のNチャネル電
界効果トランジスタの配列方向とそれらPチャネル及び
Nチャネル電界効果トランジスタのゲート電極の長さの
方向とが平行であるものである。
【0024】この発明に係る半導体装置は、各汎用機能
バンクでは、一列のPチャネル及び一列のNチャネル電
界効果トランジスタの配列方向とそれらPチャネル及び
Nチャネル電界効果トランジスタのゲート電極の長さの
方向とが直交するものである。
【0025】この発明に係る半導体装置は、複数の機能
ブロックのそれぞれがフリップフロップとして動作し得
るものである。
【0026】この発明に係る半導体装置は、フリップフ
ロップがセット/リセットスキャンフリップフロップで
あるものである。
【0027】この発明に係る半導体装置は、複数の機能
ブロックのそれぞれは同一の機能を果たすことができる
とともに、前記複数の機能ブロックに少なくとも1つの
共通の信号が入力されるものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるE
CA形式の半導体装置の製造方法を用いて製造される半
導体装置のレイアウトの概略を示す平面図である。図に
おいて、1は半導体基板上に複数の電界効果トランジス
タがマトリックス状に形成されているトランジスタ形成
領域であり、2はそれぞれ半導体基板に形成された電気
回路とピン(図示せず)とを接続するボンディングパッ
ドであり、3はそれぞれトランジスタ形成領域1内の入
出力用トランジスタとボンディングパッド2との間に配
設され、これらのインタフェースである入出力バッファ
であり、5はそれぞれ複数のトランジスタを有する1つ
の特定機能バンクであり、4はそれぞれ複数のトランジ
スタを有する1つの汎用機能バンクである。各特定機能
バンク5は電気回路の特定の機能ブロックを実現するた
めに用いられる。図1に示すように、各特定機能バンク
5と各汎用機能バンク4とはトランジスタ形成領域1内
に交互に配列されている。なお、この実施の形態1で
は、1つの特定機能領域は1つの特定機能バンク5から
構成され、1つの汎用機能領域は1つの汎用機能バンク
4から構成される。
【0029】図2はこの発明の実施の形態1によるトラ
ンジスタ形成領域1の一例のレイアウトを示す平面図で
ある。図において、7はそれぞれトランジスタ形成領域
1の一辺に沿って長尺状に形成されたP型拡散領域であ
り、8はそれぞれ各P型拡散領域7と平行に長尺状に形
成されたN型拡散領域であり、9はそれぞれ各拡散領域
7,8上に一定の間隔毎に配設されたゲート電極であ
る。このように、各汎用機能バンク4は、一列のPチャ
ネル電界効果トランジスタと一列のNチャネル電界効果
トランジスタとを具備する。
【0030】図2に示すように、各汎用機能バンク4で
は、一列のPチャネル電界効果トランジスタは、それら
の電界効果トランジスタが配列される方向がそれらのゲ
ート電極9の長さ方向と平行となるように整列される。
すなわち、それぞれP型拡散領域7の一部及び1つのゲ
ート電極9から構成される複数のPチャネル電界効果ト
ランジスタは、ゲート電極9の長さ方向と平行な方向に
縦に並んで配置される。同様に、それぞれN型拡散領域
8の一部及び1つのゲート電極9から構成される複数の
Nチャネル電界効果トランジスタは、ゲート電極9の長
さ方向と平行な方向に縦に並んで配置される。
【0031】また、11はそれぞれP型拡散領域であ
り、12はそれぞれP型拡散領域11と併設されたN型
拡散領域であり、15はそれぞれこれら各拡散領域1
1,12上に一定の間隔毎に配設されたゲート電極であ
り、6はそれぞれこれらの構成要素11,12,15に
より形成されるフリップフロップとして動作する機能ブ
ロックである。このように、各特定機能バンク5は複数
の機能ブロック6により構成されている。また、1つの
トランジスタとして動作する、拡散領域11または12
と少なくとも1つのゲート電極15との各組み合わせ
は、フリップフロップ回路を実現するために最低限必要
な大きさを持つように形成され得る。したがって、1つ
の汎用機能バンク4において形成される同一の機能を有
するフリップフロップと比較してフリップフロップとし
て動作する各機能ブロック6の占有面積を削減すること
ができる。
【0032】次に図1及び図2に示すように形成された
半導体基板を用いて所望の電気回路を形成する工程を説
明する。まず、自動配置配線装置により所望の電気回路
を構成する機能ブロックが各汎用機能バンク4内に配置
されるとともに、フリップフロップとしてそれぞれ動作
する複数の機能ブロックが各特定機能バンク5内に配置
されて、電気回路に含まれるトランジスタが各機能ブロ
ック内で割り付けられ、各機能ブロック内の配線が決定
される。
【0033】図3はこのような自動配置配線により所望
の電気回路を構成する複数の機能ブロックを半導体基板
上に配置し、各機能ブロック内の配線を接続した状態に
おける半導体装置の構成を示す配線図である。図におい
て、16は各特定機能バンク5に機能ブロック6を形成
するために必要な配線であり、17は各汎用機能バンク
4に各種の機能ブロックを形成するために必要な配線で
ある。これ以外の構成は図2と同様なので説明を省略す
る。
【0034】次に、上記所望の電気回路の回路情報に基
づいてトランジスタ形成領域1に配置された機能ブロッ
ク間の配線のレイアウトが決定され、これに基づいてブ
ロック間配線がなされて、半導体装置として完成する。
【0035】図4はこのような自動配置配線により上記
機能ブロック間の配線がなされた状態における半導体装
置の構成を示す配線図である。図において、18は機能
ブロック間配線に用いられる配線である。これ以外の構
成は図3と同様なので説明を省略する。
【0036】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、複数のトランジスタからなるとともに上記フリップ
フロップ回路を実現するために専用に用いられる特定機
能バンク5と、複数のトランジスタを有する汎用機能バ
ンク4とを交互に形成した半導体基板を形成するととも
に、これを用いて配線情報に基づいて複数のトランジス
タ及び複数の機能ブロックを相互接続しているので、こ
の実施の形態1は自動配置配線の効果の恩恵を受けつ
つ、各特定機能バンク5に形成されるフリップフロップ
を構成するトランジスタのサイズをフリップフロップを
実現するのに必要な最小なサイズとすることができる効
果を奏する。
【0037】このように、各特定機能バンク5に形成さ
れるフリップフロップの内部回路として動作するトラン
ジスタのサイズがフリップフロップを実現するのに必要
な最小なサイズとなっているので、各機能ブロック6の
占有面積や貫通電流を従来のセルベース方式におけるそ
れらと同等のレベルまで削減することができ、低消費電
力で、高集積化された半導体装置を製造することができ
る。
【0038】また、この実施の形態1によれば、汎用機
能バンク4と特定機能バンク5とを交互に配設している
ので、機能ブロック6とその前後に接続される機能ブロ
ックとの間のブロック間配線の長さは従来のゲートアレ
イ方式におけるそれと同等のレベルに納めることができ
る。従って、ゲート間配線の配線容量を従来と同様のレ
ベルに抑えることができ、フリップフロップ回路を含め
た各機能ブロックの出力トランジスタのサイズも単なる
ゲートアレイ方式と同等のサイズに抑えることができ
る。その結果、高集積化、低消費電力化の効果をよりい
っそう追求することができる効果がある。
【0039】更に、この実施の形態1によれば、特定機
能バンク5では複数のフリップフロップ回路を実現する
ための複数の機能ブロック6を最適に配置しているの
で、汎用機能バンク4の場合とは異なり、自動配置配線
の際に余分となるトランジスタが発生してしまうことは
なく、トランジスタの利用効率も増大することができる
効果がある。
【0040】その他にも、この実施の形態1によれば、
各汎用機能バンク4では、各チャネルの拡散領域7,8
を複数のトランジスタにおいて共通に形成するとともに
ゲート電極9を用いてトランジスタ同士のアイソレーシ
ョン(絶縁)を行う、いわゆるゲートアイソレーション
方式のトランジスタ配列を採用しているにも関わらず、
各汎用機能バンク4の複数のPチャネル及びNチャネル
の電界効果トランジスタの配列方向と各電界効果トラン
ジスタのゲート電極9の長さ方向とが平行となっている
ので、電源ラインを好適に通すことができる。また、汎
用機能バンク4では、複数のトランジスタにて機能ブロ
ックの出力バッファを形成する際にも隣接する複数のト
ランジスタの間を直線的に結線して構成することができ
るので、効率良く配線を通すことができる。従って、高
集積密度や低消費電力の効果を更に向上させることがで
きる効果がある。
【0041】また、この実施の形態1によれば、各特定
機能バンク5が、機能ブロック6を実現するためのトラ
ンジスタ構成となっているとともに、汎用機能バンク4
と交互に配設されているので、高度に集積され且つ消費
電力を格段に低減した、広く利用されている同期制御回
路をトランジスタ形成領域1に構成できる効果がある。
【0042】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるECA形式の半導体装置の製造方法を用いて
製造される半導体装置のレイアウトの概略を示す平面図
である。図において、10はトランジスタ形成領域1内
に形成されたメモリやA/Dコンバータなどのマクロセ
ルである。また、この実施の形態2では、1つの汎用機
能領域は2つの汎用機能バンク4で構成され、1つの特
定機能領域は1つの特定機能バンク5で構成される。ま
た、各汎用機能領域は各特定機能領域と交互に並んで設
けられている。すなわち、2つの汎用機能バンク4を含
む各汎用機能領域と各特定機能バンク5とが交互に並ん
で設けられている。これ以外の構成は実施の形態1と同
様であるので図1と同一符号を付して説明を省略する。
【0043】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、上記実施の形態1と同様の効果とともに、メモリや
A/Dコンバータなどのマクロセル10を単にトランジ
スタ形成領域1に据え置き、マクロセルと複数の機能ブ
ロックとの間を自動配置配線で配線することにより、回
路設計者が所望の半導体装置を得ることを可能にするこ
とができる効果がある。さらに、回路設計者はメモリや
A/Dコンバータなどのマクロセル10自体を設計する
必要がないので、設計期間を更に短縮する効果がある。
【0044】また、各汎用機能領域は2つの汎用機能バ
ンク4から構成されているので、各汎用領域に形成され
る機能ブロックの能力を、実施の形態1の場合に比較し
て高めることができる。
【0045】なお、この実施の形態2の一変形例では、
1つの汎用機能領域は3つ以上の汎用機能バンク4で構
成され、1つの特定機能領域は2つ以上の特定機能バン
ク5で構成され得る。
【0046】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるECA形式の半導体装置の製造方法を用いて
製造される半導体装置のレイアウトの概略を示す平面図
である。また、図7は図6に示す半導体装置のトランジ
スタ形成領域1に形成された各汎用機能バンク4の一部
を拡大したものを示す平面図である。図において、20
はそれぞれ各Pチャネル電界効果トランジスタ毎に設け
られたP型拡散領域であり、21はそれぞれ各Nチャネ
ル電界効果トランジスタ毎に設けられたN型拡散領域で
あり、19はそれぞれ汎用機能バンク4の長尺方向にそ
って配設された電源ラインである。図7に示すように、
各汎用機能バンクでは、一列のPチャネル電界効果トラ
ンジスタは、それらの電界効果トランジスタが配列され
る方向がそれらのゲート電極9の長さ方向と垂直となる
ように整列される。すなわち、それぞれ1つのP型拡散
領域20及び1つのゲート電極9を具備する複数のPチ
ャネル電界効果トランジスタは、ゲート電極9の長さ方
向と垂直な方向に横に並んで配置される。同様に、それ
ぞれ1つのN型拡散領域21及び1つのゲート電極9を
具備する複数のNチャネル電界効果トランジスタは、ゲ
ート電極9の長さ方向と垂直な方向に横に並んで配置さ
れる。これ以外は、実施の形態1と同様であるので図1
と同一符号を付して説明を省略する。
【0047】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、各汎
用機能バンク4において各チャネルの電界効果トランジ
スタの配列方向とそれら電界効果トランジスタのゲート
電極9の長さの方向とが直交しているように複数のPチ
ャネル及びNチャネル電界効果トランジスタが横に並ん
でいるので、ゲート電極9の長さの方向に垂直な方向、
即ち、電界効果トランジスタが並んでいる方向と平行に
電源ラインを通すことが可能となる効果がある。
【0048】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4による半導体装置のトランジスタ形成領域の特定機
能バンクに形成されるセット/リセットスキャンフリッ
プフロップのブロック図である。図において、42はフ
リップフロップ本体であり、23はフリップフロップ本
体42の動作モードをスキャンモードと通常動作モード
との間で切り替える制御信号が印加されるモード設定端
子であり、24は通常モードにおいて有効となるデータ
が入力される第1のデータ入力端子であり、22はスキ
ャンモードにおいて有効となるデータが入力される第2
のデータ入力端子であり、25はクロック信号が入力さ
れるクロック入力端子である。このクロック信号に応答
して、セット/リセットスキャンフリップフロップは設
定されている動作モードに応じて第1または第2のデー
タ入力端子24または22に印加されたデータをラッチ
する。また、28はセット/リセットスキャンフリップ
フロップによりラッチされたデータと同一レベルのデジ
タルデータが出力されるQ出力端子であり、29はQ出
力端子28からの出力とは論理的に異なるレベルのデジ
タルデータが出力されるQC出力端子であり、26はデ
ータ入力に関係なくQ出力端子28からハイレベル信号
が出力されるように設定するセット信号を受信するため
のセット入力端子であり、27はデータ入力に関係なく
Q出力端子28からローレベル信号が出力されるように
設定するリセット信号を受信するためのリセット入力端
子である。
【0049】そして、このようなスキャンフリップフロ
ップ回路では、第1のデータ入力端子24とクロック入
力端子25のみに配線することによりDフリップフロッ
プとして動作し、更にセット入力端子26にも配線する
ことによりセットDフリップフロップとして動作し、更
にリセット入力端子27にも配線することによりセット
/リセットDフリップフロップとして動作し、更にモー
ド設定端子23および第2のデータ入力端子22にも配
線することによりセット/リセットスキャンフリップフ
ロップとして動作する。すなわち、セット入力端子2
6、リセット入力端子27、及びモード設定端子23に
それぞれ対応する信号が印加されるか否かに応じて、ス
キャンフリップフロップ回路は8種類のフリップフロッ
プのいずれか1つとして動作することができる。
【0050】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、半導体基板上の各特定機能バンク5においてそれぞ
れセット/リセットスキャンフリップフロップとして動
作する少なくとも1つの機能ブロックを実現することが
できる。そして、必要な結線を行うことにより8種類の
フリップフロップのいずれのものも特定機能バンク5に
形成することができる。その結果、一般的な同期回路に
おいて利用されるフリップフロップは全て特定機能バン
ク5にて形成することができ、高集積化をより一層図る
ことができる効果がある。
【0051】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5による半導体装置のトランジスタ形成領域の特定機
能バンクに形成される機能ブロックを示すブロック図で
ある。図において、43〜46はそれぞれセット/リセ
ットスキャンフリップフロップであり、30〜33はそ
れぞれフリップフロップ43〜46に対して通常モード
において有効となるデータを入力するための第1のデー
タ入力端子であり、34〜37はそれぞれ各フリップフ
ロップ本体43〜46がラッチしたデータと同一レベル
のデジタルデータを出力するQ出力端子であり、38〜
41はそれぞれ各フリップフロップ43〜46のQ出力
端子からの出力と論理的に異なるレベルのデジタルデー
タを出力するQC出力端子である。これ以外の構成は実
施の形態4と同様なので図8と同一符号を付して説明を
省略する。
【0052】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、半導体基板上の各特定機能バンク5においてそれぞ
れセット/リセットスキャンフリップフロップとして動
作する複数の機能ブロックを実現することができる。さ
らに、図9に示すように、それら機能ブロックには、ク
ロック信号、モード設定信号、セット信号及びリセット
信号は共通に入力される。従って、各機能ブロック毎に
入力用トランジスタのサイズを最小となるようにする場
合とは異なり、半導体基板の種類に依存するトランジス
タの最小サイズによりそのセット/リセットスキャンフ
リップフロップとして動作する特定機能ブロックのサイ
ズが制限されてしまうことがなくなり、特定機能バンク
5全体の占有面積を削減することができる効果がある。
【0053】なお、以上の実施の形態1から実施の形態
5では、特定機能バンク5には一種類の機能ブロック6
しか形成していないが、この発明は一種類の機能ブロッ
クを形成した場合に限定されるものではなく、複数の種
類の機能ブロックを特定機能バンクに形成するようにし
ても同様の低消費電力、高集積化の効果を奏することは
言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、それ
ぞれ複数のトランジスタを備えているとともに所望の電
気回路の1つ以上の特定の機能ブロックを実現するため
に用いられる複数の特定機能領域と、それぞれ複数のト
ランジスタを備えた複数の汎用機能領域とを交互に形成
し、配線情報に基づいて複数の特定機能領域のそれぞれ
における複数のトランジスタ、前記複数の汎用機能領域
のそれぞれにおける前記複数のトランジスタを相互接続
するとともに、複数の特定機能領域と複数の汎用機能領
域との間を接続するようにしたので、各特定機能領域に
おいて電気回路の特定の機能を果たす機能ブロックを形
成することができる効果がある。従って、特定の機能ブ
ロックを実現する電気回路は、従来のように汎用機能領
域が不要に大きいサイズのトランジスタにて形成する必
要が無くなり、特定機能領域において最小のサイズにて
最適化して形成することができる。その結果、機能ブロ
ックのサイズや貫通電流はセルベース方式の半導体基板
にて形成された場合と同等のレベルまで低下させること
ができ、半導体装置としての低消費電力、高集積化を達
成することができる効果がある。
【0055】この発明によれば、各汎用機能領域が一列
のPチャネル電界効果トランジスタと一列のNチャネル
電界効果トランジスタとを含む少なくとも1つの汎用機
能バンクからなり、各特定機能領域は、それぞれ特定機
能を実現する複数の機能ブロックが一列に配置された少
なくとも1つの特定機能バンクから成るように構成した
ので、各汎用機能バンクにて実現された機能ブロックと
各特定機能領域にて実現された機能ブロックとの間のブ
ロック間配線を常に最小に抑えることができる効果があ
る。その結果、各機能ブロックの出力トランジスタのド
ライブ能力は従来のECAと同等に抑えることができ、
各汎用機能バンクに形成する各トランジスタのサイズを
従来のECAと同等のサイズにて形成することができる
効果がある。
【0056】この発明によれば、各汎用機能バンクで
は、一列のPチャネル及び一列のNチャネル電界効果ト
ランジスタの配列方向とそれらPチャネル及びNチャネ
ル電界効果トランジスタのゲート電極の長さの方向とが
平行であるように構成したので、Pチャネル及びNチャ
ネルの拡散領域を複数のトランジスタにおいて共通に形
成するとともに複数のゲート電極を用いてトランジスタ
同士のアイソレーション(絶縁)を行うようないわゆる
ゲートアイソレーション方式のトランジスタ配列であっ
ても電源ラインを好適に通すことができる効果がある。
【0057】この発明によれば、各汎用機能領域では、
一列のPチャネル及び一列のNチャネル電界効果トラン
ジスタの配列方向とそれらPチャネル及びNチャネル電
界効果トランジスタのゲート電極の長さの方向とが直交
するように構成したので、ゲート電極の長さの方向と垂
直な方向、即ち、電界効果トランジスタが並んでいる方
向に電源ラインを通すことが可能となる効果がある。そ
の結果、電源ラインが信号線の配線を妨げ難くなり、信
号線を効率良く配線することができ、配線に使用される
領域を最小化して配線容量を減らすことができる。ま
た、複数のトランジスタにて機能ブロックの出力用トラ
ンジスタを形成する際にも隣接する複数のトランジスタ
の間を直線的に結線して構成することができるので、効
率良く配線を通すことができる。その結果、高集積密度
や低消費電力の効果を向上させることができる効果があ
る。
【0058】この発明によれば、複数の機能ブロックの
それぞれをフリップフロップとして構成したので、広く
利用されている同期制御回路をそれら機能ブロックを用
いて構成することによりその集積度を格段に向上させる
ことができる効果がある。また、消費電力も格段に低減
される効果がある。
【0059】この発明によれば、上記フリップフロップ
をセット/リセットスキャンフリップフロップであるよ
うに構成したので、機能ブロックに対する結線を適当に
削除することによりあらゆるフリップフロップを形成す
ることができ、高集積化をより一層図ることができる効
果がある。
【0060】この発明によれば、各特定機能バンクに
は、同一機能を有する複数の機能ブロックが形成される
とともに、複数の機能ブロックには少なくとも1つの共
通の信号が入力されるように構成したので、各機能ブロ
ック毎に入力用トランジスタのサイズを最小となるよう
にする場合とは異なり、特定機能バンク全体の占有面積
を削減することができる。すなわち、各機能ブロック毎
に入力用トランジスタのサイズを最小にした場合には半
導体基板の種類に応じてその最小サイズが制限されてし
まいそれ以上の小型化を図ることができないが、そのよ
うな制限を受けることなく機能ブロックに含まれるトラ
ンジスタのサイズを小さくできるので、特定機能バンク
全体の占有面積を削減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるECA方式に
よる半導体装置の製造方法により製造される半導体装置
のレイアウトの概略を示す平面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
トランジスタ形成領域の一例のレイアウトを示す平面図
である。
【図3】 この発明の実施の形態1による自動配置配線
により電気回路を構成する複数の機能ブロックを半導体
基板上に配置し、各機能ブロック内の配線を接続した状
態における半導体装置の構成を示す配線図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による自動配置配線
により機能ブロック間の配線がなされた状態における半
導体装置の構成を示す配線図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるECA方式に
よる半導体装置の製造方法により製造される半導体装置
のレイアウトの概略を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるECA方式に
よる半導体装置の製造方法により製造される半導体装置
のレイアウトの概略を示す平面図である。
【図7】 図6に示す半導体装置の汎用機能バンクの一
部を拡大したものを示す平面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるECA方式に
よる半導体装置の製造方法により製造される半導体装置
の特定機能バンクに形成されるセット/リセットスキャ
ンフリップフロップのブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるECA方式に
よる半導体装置の製造方法により製造される半導体装置
の特定機能バンクに形成される機能ブロックを示すブロ
ック図である。
【図10】 従来のゲートアレイ方式の製造方法で製造
される半導体装置のレイアウトを示す平面図である。
【図11】 図10に示すトランジスタ形成領域の一例
の一部を拡大したものを示す平面図である。
【図12】 自動配置配線を用いてトランジスタ形成領
域に形成された電気回路レイアウトの一例を示す平面図
である。
【図13】 従来のECA方式の製造方法で製造される
半導体装置のレイアウトを示す平面図である。
【符号の説明】
1 トランジスタ形成領域(半導体基板)、4 汎用機
能バンク(汎用機能領域)、5 特定機能バンク(特定
機能領域)、6 機能ブロック、7,20 P型拡散領
域(1列のPチャネル電界効果トランジスタ)、8,2
1 N型拡散領域(1列のNチャネル電界効果トランジ
スタ)、9,15 ゲート電極、23モード設定端子
(共通の信号)、25 クロック入力端子(共通の信
号)、26セット入力端子(共通の信号)、27 リセ
ット入力端子(共通の信号)。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に多数のトランジスタを形成
    する際に、それぞれ複数のトランジスタを備えていると
    ともに所望の電気回路の1つ以上の特定の機能ブロック
    を実現するために用いられる複数の特定機能領域と、そ
    れぞれ複数のトランジスタを備えた複数の汎用機能領域
    とを交互に形成し、 配線情報に基づいて前記複数の特定機能領域のそれぞれ
    における前記複数のトランジスタ、及び、前記複数の汎
    用機能領域のそれぞれにおける前記複数のトランジスタ
    を相互接続するとともに、前記複数の特定機能領域と前
    記複数の汎用機能領域との間を接続する半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の汎用機能領域のそれぞれは、
    一列のPチャネル電界効果トランジスタと一列のNチャ
    ネル電界効果トランジスタとを含む少なくとも1つの汎
    用機能バンクを含むように形成され、前記特定機能領域
    のそれぞれは、それぞれ特定機能を実現する複数の機能
    ブロックが一列に配置された少なくとも1つの特定機能
    バンクを含むように形成されることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 各汎用機能バンクでは、一列のPチャネ
    ル及び一列のNチャネル電界効果トランジスタの配列方
    向とそれらPチャネル及びNチャネル電界効果トランジ
    スタのゲート電極の長さの方向とが平行であることを特
    徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 各汎用機能バンクでは、一列のPチャネ
    ル及び一列のNチャネル電界効果トランジスタの配列方
    向とそれらPチャネル及びNチャネル電界効果トランジ
    スタのゲート電極の長さの方向とが直交することを特徴
    とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の機能ブロックのそれぞれはフ
    リップフロップとして形成されていることを特徴とする
    請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記フリップフロップはセット/リセッ
    トスキャンフリップフロップであることを特徴とする請
    求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の機能ブロックのそれぞれは同
    一の機能を果たすように形成されているとともに、前記
    複数の機能ブロックに少なくとも1つの共通の信号が入
    力されることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 それぞれ複数のトランジスタを備えてい
    るとともに所望の電気回路の1つ以上の特定の機能ブロ
    ックを実現するために用いられる複数の特定機能領域
    と、それぞれ複数のトランジスタを備えた複数の汎用機
    能領域とが交互に形成された半導体基板を有する半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の汎用機能領域のそれぞれは、
    一列のPチャネル電界効果トランジスタと一列のNチャ
    ネル電界効果トランジスタとを含む少なくとも1つの汎
    用機能バンクから構成され、前記特定機能領域のそれぞ
    れは、それぞれ特定機能を実現する複数の機能ブロック
    が一列に配置された少なくとも1つの特定機能バンクか
    ら構成されていることを特徴とする請求項8記載の半導
    体装置。
  10. 【請求項10】 各汎用機能バンクでは、一列のPチャ
    ネル及び一列のNチャネル電界効果トランジスタの配列
    方向とそれらPチャネル及びNチャネル電界効果トラン
    ジスタのゲート電極の長さの方向とが平行であることを
    特徴とする請求項9記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 各汎用機能バンクでは、一列のPチャ
    ネル及び一列のNチャネル電界効果トランジスタの配列
    方向とそれらPチャネル及びNチャネル電界効果トラン
    ジスタのゲート電極の長さの方向とが直交することを特
    徴とする請求項9記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の機能ブロックのそれぞれは
    フリップフロップとして動作し得ることを特徴とする請
    求項9記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記フリップフロップはセット/リセ
    ットスキャンフリップフロップであることを特徴とする
    請求項12記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の機能ブロックのそれぞれは
    同一の機能を果たすことができるとともに、前記複数の
    機能ブロックに少なくとも1つの共通の信号が入力され
    ることを特徴とする請求項9記載の半導体装置。
JP16565898A 1998-01-13 1998-06-12 半導体装置の製造方法及び半導体装置 Pending JPH11265998A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6924671B2 (en) 2000-10-19 2005-08-02 Nec Electronics Corporation General-purpose logic module and cell using the same
US7161382B2 (en) 2002-05-20 2007-01-09 Nec Electronics Corporation General-purpose logic cell, general-purpose logic cell array using the same, and ASIC using general-purpose logic cell array

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