JPH11265543A - 記録及び/または再生装置 - Google Patents

記録及び/または再生装置

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Publication number
JPH11265543A
JPH11265543A JP6714198A JP6714198A JPH11265543A JP H11265543 A JPH11265543 A JP H11265543A JP 6714198 A JP6714198 A JP 6714198A JP 6714198 A JP6714198 A JP 6714198A JP H11265543 A JPH11265543 A JP H11265543A
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JP
Japan
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optical recording
disk
recording disk
rotation
recording
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JP6714198A
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Takashi Tajiri
隆 田尻
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクに面振れが生じているときにもフォ
ーカスサーボを行う。 【解決手段】 ピックアップ装置2でフォーカスエラー
信号が検出され、このフォーカスエラー信号がピックア
ップ駆動回路5に供給されることでフォーカスサーボが
行われる。また、再生信号から分離された同期信号が例
えば線速度一定(CLV)制御を行う処理回路10に供
給される。そしてこのCLV処理回路10からの信号が
切り換えスイッチ11(SW1)の接点bを通じてスピ
ンドルモータの駆動回路12に供給され、スピンドルモ
ータ13のCLV駆動の制御が行われる。さらに上述の
CLV処理回路10と並列に、例えば定常回転用の電圧
発生器14と、低速回転用の電圧発生器15が設けられ
る。そしてこれらの電圧発生器14、15で発生される
電圧信号が、それぞれ切り換えスイッチ16(SW2)
の接点b、aを通じて上述のスイッチ11(SW1)の
接点aに供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば例えばコン
パクトディスク(CD)や、デジタルビデオディスク
(DVD)のような高密度光ディスク等の光学式記録デ
ィスクの記録及び/または再生に使用して好適な記録及
び/または再生装置に関する。詳しくは光学式記録ディ
スクの記録及び/または再生を行う光ビームの焦点を合
わせる制御を円滑かつ良好に行うようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えばコンパクトディスク(CD)や、
デジタルビデオディスク(DVD)のような高密度光デ
ィスク等の光学式記録ディスクの記録及び/または再生
を行う装置が考えられている。すなわち例えばコンパク
トディスク(CD)とデジタルビデオディスク(DV
D)のような高密度光ディスク等においては、これらの
ディスクの外観の形状が近似しており、これらのディス
クの駆動機構等を共通にした装置を設計することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような光
学式記録ディスクの記録及び/または再生装置では、例
えば光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う
際に、記録及び/または再生を行う光ビームの焦点を光
学式記録ディスクに対して垂直に移動して、焦点の合わ
せられる位置を検出し、この光ビームの焦点が常に光学
式記録ディスクの記録面に合うようにするフォーカスサ
ーボ(焦点制御)が行われている。
【0004】ところがこのような記録及び/または再生
装置において、例えば光学式記録ディスクの変形や装着
の誤差によって、光学式記録ディスクの記録面の位置が
垂直方向に変動する、いわゆる面振れ現象が生じること
がある。そしてこのような面振れ現象が生じていると、
記録面の位置が垂直方向に変動するために上述のフォー
カスサーボ(焦点制御)を行うことが極めて困難なもの
になる。
【0005】これに対して従来の装置では、光学式記録
ディスクの回転を停止させた状態でフォーカスサーボ
(焦点制御)を実行し、このフォーカスサーボが実行さ
れた後で光学式記録ディスクの回転を開始させる手段が
用いられてきた。
【0006】ところが上述の各種の光学式記録ディスク
を共通の駆動機構等を用いて共通に記録及び/または再
生できるようにした装置では、例えば上述のコンパクト
ディスク(CD)や、デジタルビデオディスク(DV
D)のような高密度光ディスク等と同様に、いわゆる書
き込み可能なディスク(リライタブルディスク:CD−
R、DVD−R)等が装着される場合がある。
【0007】その場合に、例えば上述の書き込み可能な
リライタブルディスク(CD−R、DVD−R)の回転
を停止させた状態で、誤った波長の光ビームを照射する
と、これらのディスクに記録されたデータを破壊してし
まう恐れがある。
【0008】すなわち、例えばコンパクトディスク(C
D)の再生用の光ビーム(例えば波長780nm)をリ
ライタブルディスク(DVD−R)に照射すると、ディ
スクに記録されたデータを破壊する恐れがある。またデ
ジタルビデオディスク(DVD)の再生用の光ビーム
(例えば波長650nm)をリライタブルディスク(C
D−R)に照射すると、ディスクに記録されたデータを
破壊する恐れがある。
【0009】そこでこのような障害に対しては、例えば
予めディスクの種類を判別して、誤った波長の光ビーム
が照射されないようにする手段が考えられる。しかしな
がらこのようなディスクの種類を判別を行うには、例え
ば特別な光検出手段や回路等が必要とされ、またその精
度も極めて高精度のものが要求されるために、価格も高
価であって容易に実施できるものではなかった。
【0010】また、例えばディスクが回転されている状
態では、照射された光ビームによる熱が拡散されるため
に、上述のディスクに記録されたデータを破壊するなど
の障害は起きることがない。しかしながら上述のような
ディスクの面振れ現象が生じている場合には、肝心のフ
ォーカスサーボ(焦点制御)そのものが極めて困難にな
ってしまうものである。
【0011】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置
ではディスクの面振れ現象が生じている場合にフォーカ
スサーボ(焦点制御)が極めて困難になり、例えばディ
スクの回転を停止させた状態でフォーカスサーボを実行
すると記録されたデータを破壊するなどの障害が起きる
恐れがあるというものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、ディスクを低速で回転させた状態で光ビームの焦点
を合わせるようにし、その後にディスクを所定の速度で
回転させるようにしたものであって、これによれば、熱
が拡散されて記録されたデータを破壊する恐れがなく、
またディスクの回転が低速なのでディスクの面振れ現象
が生じている場合にもフォーカスサーボ(焦点制御)を
行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、光学式記録デ
ィスクの記録及び/または再生装置であって、光学式記
録ディスクの回転を制御する回転制御手段と、光学式記
録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビームを発
生するピックアップ装置と、光ビームの焦点を光学式記
録ディスクの記録面に合わせる制御を行う焦点制御手段
とを有し、光学式記録ディスクの回転を低速にして光学
式記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビーム
の焦点を合わせた後に光学式記録ディスクの回転を所定
の速度としてなるものである。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明するに、
図1は本発明を適用した記録及び/または再生装置の一
例の構成を示すブロック図である。
【0015】図1において、例えばコンパクトディスク
(CD)、またはデジタルビデオディスク(DVD)の
ような高密度光ディスク等の光学式記録ディスク(以
下、光ディスクと称する)1が設けられる。また光学式
のピックアップ装置2が設けられ、このピックアップ装
置2からの光(レーザー)ビーム3が光ディスク1の記
録面に対して照射されて、この反射光がピックアップ装
置2で検出される。
【0016】そこでピックアップ装置2では、例えば上
述の光ビーム3の焦点を光ディスク1の記録面に結ばせ
る際の誤差信号(フォーカスエラー信号)が検出され、
このフォーカスエラー信号がフォーカス調整回路4に供
給される。そしてこのフォーカス調整回路4で形成され
た制御信号がピックアップ駆動回路5に供給されること
で、ピックアップ装置2のフォーカスサーボが行われ
る。
【0017】また、ピックアップ装置2を経由して光デ
ィスク1にデータを記録再生するためのRF処理回路6
と変調/復調回路7が設けられる。そしてこれらのRF
処理回路6、変調/復調回路7、及び信号処理回路8を
通じて、ピックアップ装置2と外部との間で光ディスク
1に記録再生される映像信号、音声信号、情報信号等の
信号の入出力が行われる。
【0018】さらに例えばピックアップ装置2で再生さ
れた信号が変調/復調回路7を通じて同期分離回路9に
供給され、分離された同期信号が例えば線速度一定(C
LV)制御を行う処理回路10に供給される。そしてこ
のCLV処理回路10からの信号が切り換えスイッチ1
1(SW1)の接点bを通じてスピンドルモータの駆動
回路12に供給され、スピンドルモータ13のCLV駆
動の制御が行われる。
【0019】このようにして光ディスク1が例えば所定
のCLV駆動で回転されると共に、ピックアップ装置2
からの光ビーム3が光ディスク1の記録面上の所望のト
ラックに対して所定の焦点を結ぶように制御すること
で、任意の映像信号、音声信号、情報信号等の信号の記
録及び/または再生が行われている。
【0020】さらにこの装置において、上述のCLV処
理回路10と並列に、例えば定常回転用の電圧発生器1
4と、低速回転用の電圧発生器15が設けられる。そし
てこれらの電圧発生器14、15で発生される電圧信号
が、それぞれ切り換えスイッチ16(SW2)の接点
b、aを通じて上述のスイッチ11(SW1)の接点a
に供給される。
【0021】そこでこの装置において、例えば光ディス
ク1の起動時の動作が例えば図2のフローチャートに示
すように行われる。すなわち図2において、動作がスタ
ートされると、まずステップ〔1〕でスイッチ11、1
6が共に接点aに切り換えられ、光ディスク1が電圧発
生器15の電圧で定まる低速で回転される。次にステッ
プ〔2〕で光ディスク1の種類及びディスクの有無が判
別される。
【0022】なお、この光ディスク1の種類の判別は、
例えば本願発明者が先に提案(特願平10−52201
号)した記録媒体判別方法を用いて行うことができる。
すなわちこの先願の発明では、光ビームを記録媒体に照
射してその焦点を徐々に変化させ、光ビームがトラック
を横切ったことを示すトラッキングエラー信号のレベル
を測定して記録媒体の種類の判別を行うようにしたもの
である。
【0023】さらにステップ〔3〕で光ディスク1の有
無が判別され、光ディスク1が装着されていないときは
動作が終了(エンド)される。また光ディスク1が装着
されているときは、ステップ〔4〕でフォーカスサーボ
がオンされる。そしてステップ〔5〕でスイッチ11が
接点a、スイッチ16が接点bに切り換えられる。これ
によって光ディスク1は、例えば電圧発生器14の電圧
で定まる所定の速度で回転される。
【0024】そしてこの状態でステップ〔6〕でティル
トサーボがオンされる。またステップ〔7〕でトラッキ
ングのオフセットが調整され、ステップ〔8〕でトラッ
キングサーボがオンされる。さらにステップ
〔9〕でス
イッチ11が接点bに切り換えられて、上述のCLV駆
動のサーボがオンされる。そしてステップ〔10〕でC
LVサーボがロックしたか否か判別される。
【0025】さらにステップ〔10〕でCLVサーボが
ロックすると、ステップ〔11〕でスレッドサーボがオ
ンされる。またステップ〔12〕で適応サーボ調整が行
われ、ステップ〔13〕で装着されている光ディスク1
が、例えばデジタルビデオディスク(DVD)であるか
否か判断される。
【0026】そして装着されている光ディスク1が、例
えばデジタルビデオディスク(DVD)のときは、ステ
ップ〔14〕でコントロールデータが読み込まれて動作
が終了(エンド)される。またデジタルビデオディスク
(DVD)でないときはステップ〔15〕でTOC(テ
ーブルオブコンテンツ)のデータが読み込まれて動作が
終了(エンド)される。
【0027】すなわちこの装置において、例えば光ディ
スク1の起動時には、例えば図3に示すように、最初に
光ディスク1は任意の低速で回転され、この状態でディ
スクの種類が判別されてフォーカスサーボがオンされ
る。そしてフォーカスサーボが良好であると判断される
と、光ディスク1が定常速度で回転され、トラッキング
サーボがオンされる。
【0028】従ってこの装置において、ディスクを低速
で回転させた状態で光ビームの焦点を合わせるように
し、その後にディスクを所定の速度で回転させることに
より、熱が拡散されて記録されたデータを破壊する恐れ
がなく、またディスクの回転が低速なので面振れ現象が
生じている場合にもフォーカスサーボ(焦点制御)を行
うことができる。
【0029】これによって、従来の装置ではディスクの
面振れ現象が生じている場合にフォーカスサーボ(焦点
制御)が極めて困難になり、例えばディスクの回転を停
止させた状態でフォーカスサーボを実行すると記録され
たデータを破壊するなどの障害が起きる恐れがあったも
のを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消する
ことができるものである。
【0030】さらに上述の説明は、光ディスク1の起動
時について行ったが、例えば光ディスク1の回転中にフ
ォーカスサーボが不良になった場合には、例えば図4の
フローチャートに示すようにしてフォーカスサーボの回
復が図られる。すなわち図4において、動作がスタート
されると、まずステップ〔21〕で各種のサーボがオフ
される。
【0031】次にステップ〔22〕でフォーカスサーボ
がオンされる。さらにこのフォーカスサーボの状態がス
テップ〔23〕で判断され、フォーカスサーボが良好で
ないときはステップ〔24〕で光ディスク1の回転が低
速になっているか否か判断される。そしてすでに低速に
なっているときはステップ〔25〕でフォーカスサーボ
がエラー状態とされて動作は終了(エンド)される。
【0032】さらにステップ〔24〕で光ディスク1の
回転が低速になっていないときは、ステップ〔26〕ス
イッチ11、16が共に接点aに切り換えられ、光ディ
スク1が電圧発生器15の電圧で定まる低速で回転され
る。この状態でステップ〔22〕〔23〕が実行され、
ステップ〔23〕でフォーカスサーボの良好が判断され
ると、ステップ〔27〕に進められる。
【0033】そしてステップ〔27〕では光ディスク1
の回転が低速になっているか否か判断され、低速のとき
はステップ〔28〕でスイッチ11が接点a、スイッチ
16が接点bに切り換えられる。これによって光ディス
ク1は、例えば電圧発生器14の電圧で定まる所定の速
度で回転される。そしてこの状態でステップ〔29〕で
トラッキングサーボがオンされる。
【0034】さらにステップ〔30〕でスイッチ11が
接点bに切り換えられて、上述のCLV駆動のサーボが
オンされる。そしてステップ〔31〕でCLVサーボが
ロックしたか否か判別され、CLVサーボがロックする
と、ステップ〔32〕でスレッドサーボがオンされて動
作が終了(エンド)される。
【0035】これによって光ディスク1の回転中にフォ
ーカスサーボが不良になった場合には、例えば図5に示
すように、各種サーボがオフされた後で、フォーカスサ
ーボがオンされる。ここでフォーカスサーボが不良のと
きは、光ディスク1が任意の低速の回転にされ、この状
態でフォーカスサーボがオンされる。そしてフォーカス
サーボが良好になると、光ディスク1が定常速度で回転
されてトラッキングサーボがオンされる。
【0036】従ってこの動作においても、フォーカスサ
ーボが不良になったディスクを一旦低速で回転させた状
態で光ビームの焦点を合わせるようにし、その後にディ
スクを所定の速度で回転させることにより、熱が拡散さ
れて記録されたデータを破壊する恐れがなく、またディ
スクの回転が低速なので面振れ現象が生じている場合に
もフォーカスサーボ(焦点制御)を行うことができる。
【0037】さらに上述の装置において、光学式記録デ
ィスクの起動時には、最初に光学式記録ディスクの回転
を所定の速度とし、ここで光学式記録ディスクの記録及
び/または再生を行う光ビームの焦点を合わせられなか
ったときは、光学式記録ディスクの回転を低速にして上
述の動作を行うようにしてもよい。これによって正常な
状態での起動を速くすることができる。
【0038】また上述の装置において、光学式記録ディ
スクの記録及び/または再生を行う光ビームの焦点を合
わせられなかったことを記憶し、次に同じ光学式記録デ
ィスクを起動するときには、予め光学式記録ディスクの
回転を低速にして上述の動作を行うこともできる。これ
によってディスクに起因する不良に対しての起動を速く
することができる。
【0039】さらに上述の装置において、光学式記録デ
ィスクの回転中にフォーカスサーボが不良になった場合
にも、最初に光学式記録ディスクの回転を所定の速度と
し、ここで光学式記録ディスクの記録及び/または再生
を行う光ビームの焦点を合わせられなかったときは、光
学式記録ディスクの回転を低速にして上述の動作を行
う。これによって正常な状態での処理を速くすることが
できる。
【0040】また上述の装置において、光学式記録ディ
スクの回転中にフォーカスサーボが不良になった場合に
も、光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う
光ビームの焦点を合わせられなかったことを記憶し、次
に同じ光学式記録ディスクの回転中に不良になったとき
は、直ちに光学式記録ディスクの回転を低速にして上述
の動作を行う。これによってディスクに起因する不良に
対しての処理を速くすることができる。
【0041】さらに上述の装置において、光学式記録デ
ィスクの起動時には、最初に光学式記録ディスクの回転
を所定の速度とし、ここで光学式記録ディスクの記録及
び/または再生を行う光ビームの焦点を合わせられなか
ったときは、光学式記録ディスクの回転を低速にして上
述の動作を行うと共に、さらに光学式記録ディスクの回
転中ににフォーカスサーボが不良になったときは、起動
時の動作を判別して光学式記録ディスクの回転を低速に
するか否かの判断を行うことによって、ディスクに起因
する不良に対しての処理を速くすることができる。
【0042】こうして上述の記録及び/または再生装置
によれば、光学式記録ディスクの記録及び/または再生
装置であって、光学式記録ディスクの回転を制御する回
転制御手段と、光学式記録ディスクの記録及び/または
再生を行う光ビームを発生するピックアップ装置と、光
ビームの焦点を光学式記録ディスクの記録面に合わせる
制御を行う焦点制御手段とを有し、光学式記録ディスク
の回転を低速にして光学式記録ディスクの記録及び/ま
たは再生を行う光ビームの焦点を合わせた後に光学式記
録ディスクの回転を所定の速度とすることにより、熱が
拡散されて記録されたデータを破壊する恐れがなく、ま
たディスクの回転が低速なのでディスクの面振れ現象が
生じている場合にもフォーカスサーボ(焦点制御)を行
うことができるものである。
【0043】なお本発明は、上述の説明した実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱するこ
となく種々の変形が可能とされるものである。
【0044】
【発明の効果】従って請求項1の発明によれば、ディス
クを低速で回転させた状態で光ビームの焦点を合わせる
ようにし、その後にディスクを所定の速度で回転させる
ことにより、熱が拡散されて記録されたデータを破壊す
る恐れがなく、またディスクの回転が低速なので面振れ
現象が生じている場合にもフォーカスサーボ(焦点制
御)を行うことができるものである。
【0045】これによって、従来の装置ではディスクの
面振れ現象が生じている場合にフォーカスサーボ(焦点
制御)が極めて困難になり、例えばディスクの回転を停
止させた状態でフォーカスサーボを実行すると記録され
たデータを破壊するなどの障害が起きる恐れがあったも
のを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される記録及び/または再生装置
の一例の構成図である。
【図2】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図3】その説明のための図である。
【図4】他の動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図5】その説明のための図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…ピックアップ装置、3…光ビー
ム、4…フォーカス調整回路、5…ピックアップ駆動回
路、6…RF処理回路、7…変調/復調回路、8…信号
処理回路、9…同期分離回路、10…CLV処理回路、
11,16…切り換えスイッチ、12…スピンドルモー
タの駆動回路、13…スピンドルモータ、14…定常回
転用の電圧発生器、15…低速回転用の電圧発生器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式記録ディスクの記録及び/または
    再生装置であって、 前記光学式記録ディスクの回転を制御する回転制御手段
    と、 前記光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う
    光ビームを発生するピックアップ装置と、 前記光ビームの焦点を前記光学式記録ディスクの記録面
    に合わせる制御を行う焦点制御手段とを有し、 前記光学式記録ディスクの回転を低速にして前記光学式
    記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビームの
    焦点を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回転を所
    定の速度とすることを特徴とする記録及び/または再生
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録及び/または再生装
    置において、 前記光学式記録ディスクの起動時に、 予め前記光学式記録ディスクの回転を低速にして前記光
    学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビー
    ムの焦点を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回転
    を所定の速度とすることを特徴とする記録及び/または
    再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の記録及び/または再生装
    置において、 前記光学式記録ディスクの起動時に、 最初に前記光学式記録ディスクの回転を所定の速度と
    し、 前記光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う
    光ビームの焦点を合わせられなかったときは、 前記光学式記録ディスクの回転を低速にして前記光学式
    記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビームの
    焦点を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回転を所
    定の速度とすることを特徴とする記録及び/または再生
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の記録及び/または再生装
    置において、 前記光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う
    光ビームの焦点を合わせられなかったことを記憶し、 次に同じ前記光学式記録ディスクを起動するときは、 予め前記光学式記録ディスクの回転を低速にして前記光
    学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビー
    ムの焦点を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回転
    を所定の速度とすることを特徴とする記録及び/または
    再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の記録及び/または再生装
    置において、 前記光学式記録ディスクの回転中に前記光学式記録ディ
    スクの記録及び/または再生を行う光ビームの焦点を合
    わせられなくなったときは、 前記光学式記録ディスクの回転を低速にして前記光学式
    記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビームの
    焦点を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回転を所
    定の速度に戻すことを特徴とする記録及び/または再生
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の記録及び/または再生装
    置において、 前記光学式記録ディスクの回転中に前記光学式記録ディ
    スクの記録及び/または再生を行う光ビームの焦点を合
    わせられなくなったときは、 最初に前記光学式記録ディスクの回転を所定の速度とし
    て前記光ビームの焦点を前記光学式記録ディスクの記録
    面に合わせる制御を行い、 前記光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う
    光ビームの焦点を合わせられなかったときは、 前記光学式記録ディスクの回転を低速にして前記光学式
    記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビームの
    焦点を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回転を所
    定の速度とすることを特徴とする記録及び/または再生
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の記録及び/または再生装
    置において、 前記光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う
    光ビームの焦点を合わせられなかったことを記憶し、 次に同じ前記光学式記録ディスクの回転中に前記光学式
    記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビームの
    焦点を合わせられなくなったときは、 直ちに前記光学式記録ディスクの回転を低速にして前記
    光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビ
    ームの焦点を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回
    転を所定の速度とすることを特徴とする記録及び/また
    は再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の記録及び/または再生装
    置において、 前記光学式記録ディスクの起動時に、 最初に前記光学式記録ディスクの回転を所定の速度と
    し、 前記光学式記録ディスクの記録及び/または再生を行う
    光ビームの焦点を合わせられなかったときは、 前記光学式記録ディスクの回転を低速にして前記光学式
    記録ディスクの記録及び/または再生を行う光ビームの
    焦点を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回転を所
    定の速度とすると共に、 前記光学式記録ディスクの回転中に前記光学式記録ディ
    スクの記録及び/または再生を行う光ビームの焦点を合
    わせられなくなったときは、 前記光学式記録ディスクの起動時の動作を判別して前記
    光学式記録ディスクの回転を低速にして前記光学式記録
    ディスクの記録及び/または再生を行う光ビームの焦点
    を合わせた後に前記光学式記録ディスクの回転を所定の
    速度とするか否かの判断を行うことを特徴とする記録及
    び/または再生装置。
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JP6714198A Pending JPH11265543A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 記録及び/または再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100457519B1 (ko) * 2002-05-17 2004-11-17 삼성전자주식회사 틸트 보정 장치 및 방법

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KR100457519B1 (ko) * 2002-05-17 2004-11-17 삼성전자주식회사 틸트 보정 장치 및 방법

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