JPH11263942A - ダイアタッチペースト - Google Patents

ダイアタッチペースト

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JPH11263942A
JPH11263942A JP6819498A JP6819498A JPH11263942A JP H11263942 A JPH11263942 A JP H11263942A JP 6819498 A JP6819498 A JP 6819498A JP 6819498 A JP6819498 A JP 6819498A JP H11263942 A JPH11263942 A JP H11263942A
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JP
Japan
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formula
die attach
represented
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methacrylate
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JP6819498A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Ando
克利 安藤
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/28Structure, shape, material or disposition of the layer connectors prior to the connecting process
    • H01L24/29Structure, shape, material or disposition of the layer connectors prior to the connecting process of an individual layer connector

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Die Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた接着性、低応力性、耐半田クラック性
を示し、更に非常に短時間でも硬化が可能な半導体用ダ
イアタッチペーストを提供する。 【解決手段】 (A)ヒドロキシアルキルアクリル酸又は
メタクリル酸、ポリアルキレングリコール及びジイソシ
アネートを反応させて得られるウレタンジアクリレート
またはメタクリレート、(B)ポリブタジエン、(C)
一般式(1a)で示されるモノアクリレート又は一般式
(1b)で示されるモノメタクリレート、(D)一般式
(2)で示されるリン酸基含有アクリレート又は一般式
(3)で示されるリン酸基含有メタクリレート、(E)
脂環式エポキシ基を有するアルコキシシラン、(F)有
機過酸化物又はアゾ化合物、及び(G)銀粉を必須成分
とするダイアタッチペースト。 【化1】 (式中、R1:脂環族、及び/又は芳香族基を含み、炭素
数10以上の置換基) 【化2】 (式(2)中、a:0又は1、b:1又は2、c:1又は2、b+c=
3) 【化3】 (式(3)中、a:0又は1、b:1又は2、c:1又は2、b+c=
3)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、低応力性、吸湿後
の接着性及び速硬化性に優れた半導体接着用ペーストに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体パッケージの生産量は増加の
一歩をたどっており、これに伴う製造コスト削減は重要
な課題となっている。半導体パッケージ組立にはダイア
タッチペーストで半導体(ICチップ)とリードフレー
ムを接着する工程が有るが、この工程に関しては時間短
縮、及び低温硬化が生産上のポイントである。硬化の過
程はバッチ式オーブン法、インライン(熱盤等)で硬化
させる方法に大別されるが、コスト削減という観点から
インラインで硬化させる方法が広まりつつある。インラ
インで用いられるいわゆる速硬化性ペーストを用いた場
合の通常のダイマウント(チップ接着)工程は、150
℃から200℃で30秒から60秒の間で行われる。し
かし今後は更に低温、短時間硬化可能なペーストの開発
が望まれている。
【0003】一方、完成したパッケージとしての信頼性
は、特に大チップにおける耐半田クラック性が重要であ
り、半田接着時に高温にさらされた場合でもダイアタッ
チペースト層の剥離から生じるパッケージのクラックを
阻止するためにも、ダイアタッチペーストには特に低応
力性、吸湿処理後の接着性が要求される。
【0004】ダイアタッチペーストのベースレジンはエ
ポキシ樹脂を中心に、シアネート樹脂、ビスマレイミド
樹脂等が知られているが、例えば30秒以内に硬化が可
能であり且つ耐半田クラック性に適した特性を維持する
材料は全く見いだされていなかった。又、特性を満足し
たとしても常温での粘度上昇が激しすぎ使用に適さない
材料しかなかった。またその他の樹脂としてはアクリレ
ート樹脂が候補としてあげられるが、硬化収縮等の問題
があり接着性に乏しく実用に適するものは見いだされて
いなかった。
【0005】更に、リードフレームの材質としては例え
ば42アロイや銅等の金属が主流となっているが、最近
ではコンピューターの高性能化のため、BGA(ボール
グリッドアレイ)パッケージがさかんに用いられるよう
になってきた。そのため、チップ(半導体)とソルダー
レジスト(有機基板)との接着性がかなり重視されるよ
うになってきている。150℃〜200℃で60〜12
0分間かけて硬化させるペーストは既にエポキシ樹脂を
用いて商品化されているが、今後は生産性向上のため、
15分以内の硬化が求められるようになってきたため、
新しい材料の開発が必要となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記アクリ
レート樹脂の欠点を改良し、低応力性、様々なフレーム
に対する接着性及び速硬化性に優れたダイアタッチペー
ストを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
なアクリレート樹脂の欠点を改良すべく検討を行った結
果、ウレタンアクリレート又はメタクリレート樹脂、特
定のカップリング剤、重合開始剤の組み合わせが優れた
接着性、低応力性、耐半田クラック性を維持し、且つ非
常に短時間でも硬化が可能なダイアタッチペーストであ
ることを見出した。しかし、耐半田クラック性に関して
はより吸湿処理条件の厳しいレベル(より高温・高湿
下)では半田リフロー後にダイアタッチ層の剥離に伴う
クラックが生じることが解った。そこで,疎水性の成分
Bを添加する事により接着力が強化され、吸湿処理後の
吸水率及び接着力の低下が少なく、より厳しい条件での
吸湿処理後でも充分な耐半田クラック性を有するダイア
タッチペーストを得ることに成功した。更にこのペース
トが有機基板に対して短時間(15分以内)で硬化させ
た場合も優れた接着力が得られることを見いだし本願発
明を完成させるに至ったものである。
【0008】即ち本発明は、下記(A)〜(G)を必須
成分とし、それぞれの重量比が[a]〜[f]で表され
るダイアタッチペーストである。 (A)ヒドロキシアルキルアクリル酸又はメタクリル
酸、ポリアルキレングリコール及びジイソシアネートを
反応させて得られるウレタンジアクリレートまたはメタ
クリレート、(B)ポリブタジエン、(C)一般式(1
a)で示されるモノアクリレート又は一般式(1b)で
示されるモノメタクリレート、
【0009】
【化1】 (式中、R1:脂環族、及び/又は芳香族基を含み、炭素
数10以上の置換基)
【0010】(D)一般式(2)で示されるリン酸基含
有アクリレート又は一般式(3)で示されるリン酸基含
有メタクリレート、
【0011】
【化2】 (式(2)中、a:0又は1、b:1又は2、c:1又は2、b+c=
3)
【0012】
【化3】 (式(3)中、a:0又は1、b:1又は2、c:1又は2、b+c=
3)
【0013】(E)脂環式エポキシ基を有するアルコキ
シシラン、(F)有機過酸化物又はアゾ化合物、及び
(G)銀粉 [a] 9≦A/B≦500 [b] 0.3≦(A+B)/C≦6.0 [c] 0.001≦(D+E)/(A+B+C)≦
0.05 [d] 0.1≦D/E≦10 [e] 0.001≦F/(A+B+C)≦0.05 [f] 0.60≦G/(A+B+C+D+E+F+
G)≦0.85
【0014】
【発明の実態の形態】本発明に用いられるウレタンアク
リレートは常法によりヒドロキシアルキルアクリル酸、
ポリアルキレングリコール、ジイソシアネートの反応に
より合成される。
【0015】ヒドロキシアルキルアクリル酸の例として
は2−ヒドロキシエチルアクリレート又はメタクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルアクリレート又はメタクリ
レートがある。ポリアルキレングリコールの例としては
ポリエチレングリコールやポリプロピレングリコール、
ポリテトラメチレングリコール、等がある。又、ジイソ
シアネートの例としてはヘキサメチレンジイソシアネー
ト、イソフォロンジイソシアネート、トルエンジイソシ
アネート及びその水素添加物等がある。
【0016】成分Bの例としては、例えば末端にアリル
基を有する日石ポリブタジエン:B−700,B−10
00,B−2000,B−3000等(日本石油化学
(株)・製)が挙げられる。この場合、ブタジエンは1,
2結合、シス−1,4結合、トランス−1,4結合がラ
ンダムに重合した構造となっている。
【0017】成分Aと成分Bの配合比は9≦A/B≦5
00であることが必要である。9を下回ると粘度が著し
く上昇しペースト化が困難となると同時に硬化性の悪化
が観られ、更に500より高いと耐湿接着性が低下す
る。
【0018】混合した成分Aと成分Bは粘度が高いため
このままではペースト化しても塗布作業性が悪く実用に
適さない。そこで反応性希釈剤として(メタ)アクリル
基を一つ含むモノ(メタ)アクリレートを添加する。更
に本発明に使用されるモノ(メタ)アクリレートは式
(1a)又は(1b)で示され、さらには置換基R1
脂環族、及び/又は芳香族基を含み置換基R1中の全炭
素数が10個以上であることが必須である。この条件を
満たす事により希釈剤としての効果だけでなく嵩高い置
換基を有するため硬化中の収縮を押さえることができ、
界面の接着信頼性を高めることができる。脂環族、芳香
族基を含まず炭素数が10個以上の置換基の場合は硬化
収縮に関しては低減できるが脂肪族炭化水素の特性によ
り接着性が低下してしまうので好ましくない。モノ(メ
タ)アクリレートの例としては、一般式(1a)又は
(1b)のR1が、
【0019】
【化4】
【0020】等が挙げられ、一種又は複数を配合して添
加する事ができる。更にこの際、成分Bはチキソトロピ
ーを向上させる方向に働くので作業性が上昇、ペースト
塗布作業の効率が上がるという特長も発現される。
【0021】成分Aと成分Bに対する成分Cの割合は
0.3≦(A+B)/C≦6.0であることが好まし
い。0.3を下回ると架橋密度極端に低下し、熱時接着
力が低下する。一方、6.0を上回ると粘度が高すぎ、
塗布作業性が悪くなり好ましくない。
【0022】次に、脂環式エポキシ基を有するアルコキ
シシランとは例えば、信越化学工業(株)・製、KBM−
303等が知られている。成分Dと成分Eの総添加量は
成分A〜Cの総重量に対して0.001≦(D+E)/
(A+B+C)≦0.05であることが好ましい。0.
001を下回ると接着性に効果を示さず、0.05より
多いと成分Dと成分Eの反応に伴い粘度が著しく上昇す
るとともに接着性がかえって低下する。
【0023】本発明において成分Dと成分Eは必須成分
であり一方がかけても本発明を具現する事はできない。
その構成比は0.1≦D/E≦10が好ましい。0.1
を下回るとアルコキシシランの濃度が低くなり接着界面
への効果が低下する。また10を越えるとリン酸基濃度
が高くなり必要以上に接着界面に作用し接着性を低下さ
せてしまう。
【0024】成分D及び成分Eの作用としてはは両者が
混合することにより、脂環式エポキシが重合し、側鎖に
アルコキシシランがあるオリゴマーが生成し、界面への
接着が強固になると推定される。
【0025】次に有機過酸化物の例としては、キュミル
パーオキシネオデカネート、t−ブチルパーオキシネオ
デカネート、1−シクロヘキシル−1−メチルエチルパ
ーオキシネオデカネート、1,1,3,3−テトラメチ
ルブチルパーオキシネオデカネート、1,1,3,3−
テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサネー
ト、ビス(4−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカ
ーボネート、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカ
ーボネート、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、t−ブチルパ
ーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ3,5,
5−トリメチルヘキサネート、t−ブチルパーオキシ−
2−エチルヘキシルモノカーボネート、t−ヘキシルパ
ーオキシ−2−エチルヘキサネート等があり、アゾ化合
物の例としては、2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル、1,1’−アゾビス(1−アセトキシ−1−フェニ
ルエタン)等がある。
【0026】これら有機過酸化物及び/又はアゾ化合物
は単独あるいは硬化性を制御するため2種類以上を混合
して用いることもできる。更に、樹脂の保存性を向上す
るために各種重合禁止剤を予め添加しておくことも可能
である。
【0027】これら有機過酸化物及び/又はアゾ化合物
の添加量としては0.001≦F/(A+B+C)≦
0.05であることがることが好ましい。0.001よ
り少ないと硬化速度が遅くなり、0.05より多いと接
着強度が低下したり、ペーストのポットライフが悪くな
り好ましくない。
【0028】次に銀粉の例としては、フレーク状が好ま
しく、さらには平均粒径としては、0.5μm〜15μ
mが好ましい。平均粒径が0.5μmより小さいと製品
粘度が高くなり、ロール等の混練が不可能となり、また
平均粒径が15μmより大きいとディスペンサー等を用
いたペースト塗布時のノズル詰まり、または接着剤層の
厚みが制御しにくく好ましくない。添加量としては、全
ペーストに対し60重量%から85重量%の範囲である
ことが好ましい。60%に満たない場合、体積抵抗率が
高くなり、85%を超えるとペースト粘度が高くなり、
塗布作業性において好ましくない。
【0029】本発明における樹脂ペーストは必要により
前述の重合禁止剤、消泡剤、界面活性剤、溶剤、チキソ
トロピー調整剤等の添加剤を用いることができる。
【0030】以下本発明を実施例で具体的に説明する。
【0031】
【実施例】 実施例1 ヒドロキシエチルアクリレート、ポリテトラメチレングリコール、イソフォロン ジイソシアネートを反応させて得られるウレタンジアクリレート(東亞合成(株) ・製、M−1600) 48.5重量部 末端にアリル基を有するポリブタジエン(日本石油化学(株)・製、B−1000 ) 1.5重量部 ノニルフェノールプロピレンオキサイド変性モノアクリレート(東亞合成(株)・ 製、M−117) 25重量部 フェノキシジエチレングリコールモノアクリレート(新中村化学工業(株)・製、 AMP−20GY) 25重量部 リン酸基含有メタクリレート(日本化薬(株)、KAYAMER,PM−21) 1重量部 脂環式エポキシアルコキシシラン(信越化学工業(株)、KBM−303) 0.5重量部 有機過酸化物開始剤(日本油脂(株)、パークミルND) 1.4重量部
【0032】上記原材料を3本ロールにて混練、透明均
一粘稠溶液とした後に25℃恒温器中にて3日間静置す
る。得られた溶液(ワニスという)25重量部に対し
て、銀粉(デグサ社製、SF−65)65重量部及び銀
粉((株)徳力化学研究所・製、TCG−1)10重量部
を混合し、再度3本ロールにて分散混練する。続いて真
空下脱泡処理をして銀ペーストを得た。
【0033】得られた銀ペーストの粘度は、E型回転粘
度計を用いて2.5rpmでの値を測定した。更に42
アロイ製フレームに得られた銀ペーストを塗布後6mm
角のチップをマウントし、熱盤上(175℃、40秒)
にて硬化させた。接着強度は常温(25℃)及び熱時
(250℃)にて自動せん断強度測定装置(DAGE社
製,BT−100)を用いて測定した。更に、全く同様
な方法で、有機基板に対する接着性も測定した。有機基
板としてビスマレイミド−トリアジン(BT)レジン製
基板上にソルダーレジスト(太陽インキ社・製、PSR
−4000/CA−40)を形成したものを用いた。ペ
ーストの硬化はオーブン中(170℃15分)にて行っ
た。
【0034】その結果、42アロイフレーム及び有機基
板の双方にて、ワイヤーボンディング温度(約250
℃)又は硬化後85℃、85%RH処理後の熱時強度に
おいても十分な接着強度が得られることが確認され、超
音波探傷機を用いてもチップの剥離は全く観測されなか
った(表1に示す)。
【0035】その他の評価方法 ワイヤーボンディング後の剥離:リードフレームに6m
mX15mmのチップをマウント後硬化し、250℃に
てワイヤーボンディングを行いチップの剥離の有無を観
察した。
【0036】反り値:低応力性の評価として測定した。
厚み200μmの銅フレームに6mmX15mmX0.
3mmのシリコンチップをペーストを用いて175℃、
40秒でペースト厚が20μmになるように接着し、接
触式表面粗さ計を用いて長手方向のチップの変位を測定
しその高低差により反り値を測定した。
【0037】耐半田クラック性:スミコンEME−73
20(住友ベークライト(株)・製)の封止材料を用
い、下記の条件で成形したパッケージを85℃、相対湿
度85%、168時間吸水処理した後、IRリフロー
(240℃、10秒X3回)にかけ、断面観察により内
部クラックの数を測定し耐半田クラック性の指標とし
た。
【0038】 パッケージ:80pQFP(14X20X2mm) チップサイズ:7.5x7.5mm(アルミ配線のみ) リードフレーム:42アロイ 成形:175℃、2分間 ポストモールドキュア:175℃、4時間 全パッケージ数:12 総合評価:ダイアタッチペーストとして使用できるもの
を○、使用不可能なものを×として評価した。
【0039】実施例2〜4、比較例1〜11 表1及び表2に示した組成、条件以外は全く実施例1と
同一の方法にて銀ペーストを得、その特性を評価した。
結果は表1及び表2に示してあるとおりである。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】表中の化合物の説明 ウレタンアクリレート1:ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ポリテトラメチレングリコール、イソフォロンジイ
ソシアネートから成るウレタンジアクリレート(東亞合
成(株)・製、M−1600) ウレタンアクリレート2:ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ポリプロピレングリコール、イソフォロンジイソシ
アネートから成るウレタンジアクリレート(新中村化学
工業(株)・製、UA−160PG) ポリブタジエン:末端にアリル基を有するポリブタジエ
ン(日本石油化学(株)・製、B−1000)
【0043】
【化5】
【0044】成分D:一般式(3)においてa=1,b
=1,C=2 成分E:脂環式エポキシ基含有アルコキシシラン(信越
化学工業(株)・製、KBM−303) 重合開始剤1:キュミルパーオキシネオデカネート(日
本油脂(株)・製、パークミルND) 重合開始剤2:和光純薬工業(株)・製、2,2’−アゾ
ビスイソブチロニトリル 銀粉1:デグサ社製、SF−65(平均粒径:11μ
m) 銀粉2:(株)徳力化学研究所・製、TCG−1(平均粒
径:2μm)
【0045】
【発明の効果】本発明において、特定の嵩高いモノアク
リレート又はメタクリレートとウレタンアクリレート又
はメタクリレート、リン酸基を含むアクリレート又はメ
タクリレート、脂環式エポキシ基を含むアルコキシシラ
ンの組み合わせにより初期接着力、低応力性を発現さ
せ、更にポリブタジエンを適当量配合することにより、
初期接着、低応力性を維持し且つ耐湿接着性が優れ結果
として耐半田クラック性がより優れる事が明らかになっ
た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)〜(G)を必須成分とし、そ
    れぞれの重量比が[a]〜[f]で表されるダイアタッ
    チペースト。 (A)ヒドロキシアルキルアクリル酸又はメタクリル
    酸、ポリアルキレングリコール及びジイソシアネートを
    反応させて得られるウレタンジアクリレートまたはメタ
    クリレート、(B)ポリブタジエン、(C)一般式(1
    a)で示されるモノアクリレート又は一般式(1b)で
    示されるモノメタクリレート、 【化1】 (式中、R1:脂環族、及び/又は芳香族基を含み、炭素
    数10以上の置換基) (D)一般式(2)で示されるリン酸基含有アクリレー
    ト又は一般式(3)で示されるリン酸基含有メタクリレ
    ート、 【化2】 (式(2)中、a:0又は1、b:1又は2、c:1又は2、b+c=
    3) 【化3】 (式(3)中、a:0又は1、b:1又は2、c:1又は2、b+c=
    3) (E)脂環式エポキシ基を有するアルコキシシラン、
    (F)有機過酸化物又はアゾ化合物、及び(G)銀粉 [a] 9≦A/B≦500 [b] 0.3≦(A+B)/C≦6.0 [c] 0.001≦(D+E)/(A+B+C)≦
    0.05 [d] 0.1≦D/E≦10 [e] 0.001≦F/(A+B+C)≦0.05 [f] 0.60≦G/(A+B+C+D+E+F+
    G)≦0.85
  2. 【請求項2】成分Gの平均粒径が0.5〜15μmであ
    る請求項1記載のダイアタッチペースト。
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