JPH11263467A - 貨幣搬送装置 - Google Patents

貨幣搬送装置

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JPH11263467A
JPH11263467A JP10375656A JP37565698A JPH11263467A JP H11263467 A JPH11263467 A JP H11263467A JP 10375656 A JP10375656 A JP 10375656A JP 37565698 A JP37565698 A JP 37565698A JP H11263467 A JPH11263467 A JP H11263467A
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belt
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conveying
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Shinichi Igarashi
真一 五十嵐
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Silver Denken KK
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Sayama Precision Ind Co Ltd
Silver Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ店などの遊技媒体貸出機に投入され
た貨幣を非直線方向に搬送できるようにする。 【解決手段】 複数の遊技媒体貸出機からの貨幣を取り
込んで合流させる合流部と、合流させた貨幣を搬送する
搬送部とから成る貨幣搬送装置において、前記搬送部に
搬送方向を変化させる搬送方向調整体50を回動自在に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ、パチス
ロ、ゲーム機その他の遊技台が設置された遊技場におい
て、パチンコ玉、メダルなどの遊技媒体を貸出す遊技媒
体貸出機に投入された貨幣を搬送する搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコ店では、図 に示す
ように複数のパチンコ台(遊技台)1、1、…が直線状
に並んで配置されたパチンコ島と称される1つの集団を
形成して、複数のパチンコ台1、1、…で囲まれた背部
空間にパチンコ玉の循環装置(図示せず)を設けて、こ
の1つのパチンコ島全体でパチンコ玉を循環させてい
る。2台のパチンコ台1、1の間には、パチンコ玉(遊
技媒体)貸出機2が設置されている。
【0003】そして、従来では、各パチンコ機の背部空
間、即ち、パチンコ島の内部空間には、図 に示すよ
うにパチンコ玉貸出機2に投入された紙幣Aを取り込ん
で合流させる合流部3と、紙幣Aを直線状に搬送する搬
送部4とで構成された紙幣搬送装置5を、直線状に次々
と接続した状態に設置している。
【0004】このため、各パチンコ玉貸出機2に投入さ
れた紙幣Aは、合流部3で取り込まれて、パチンコ島の
端部あるいは中央に設置された紙幣収納装置(図示せ
ず)へ搬送部4に沿って直線方向に搬送されて収納され
堆積される。
【0005】このように従来では、パチンコ台1が直線
状に配置されているため、紙幣搬送装置5も各パチンコ
台1の1台ごとに直線状に連結して直線方向へ紙幣Aを
搬送するものであった。また、同様にパチンコ島の内部
空間には、パチンコ玉貸出機2に投入された硬貨を同様
に直線方向へ搬送する硬貨搬送部が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、図
に示すようにパチンコ島全体ではなく、1台のパチン
コ台11の内部のみでパチンコ玉を循環させるように
し、パチンコ台の側部にパチンコ玉貸出機12が付設さ
れた独立型のパチンコ台ユニット10が開発されてい
る。
【0007】この独立型のパチンコ台ユニット10は1
台ごとに独立して配置できるため、複数のパチンコ台ユ
ニット10、10、…を例えば円弧状(図 )、円
状、S字状、L字状など様々な形状に配置することがで
き、パチンコ店内のスペースの有効化を図れるという利
点を有し、このため、昨今、既存のビル内に入店するパ
チンコ店などにおいて、急速に普及している。
【0008】しかるに、前記したように従来の紙幣ある
いは硬貨の搬送装置は直線状にしか搬送できないので、
複数の独立型パチンコ台ユニット10、10、…を非直
線に配置した場合には、搬送装置を用いることができな
いという不都合があった。
【0009】このためパチンコ玉貸出機12に投入され
た紙幣は各パチンコ台ユニット10毎に貯留し、その後
回収する必要があり、店員にとって非常に面倒であり、
また回収時に店員による不正が生じる恐れがあり、各ユ
ニット毎に貯留するのでは紙幣の貯留量にも限界がある
などの不都合があった。
【0010】また、パチンコ玉貸出機12に投入された
貨幣も、同様に各パチンコ台ユニット10毎に貯留しな
ければならず、同様の不都合があった。本発明はこれら
の不都合を解消し、非直線状に貨幣を搬送できるように
した貨幣搬送装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の貨幣搬送装置は、請求項1では、複数の遊技
媒体貸出機からの貨幣を取り込んで合流させる合流部
と、合流させた貨幣を搬送する搬送部とから成る貨幣搬
送装置において、前記搬送部に搬送方向を変化させる搬
送方向調整体を回動自在に設けたので、貨幣の搬送方向
を自在に設定することができ、このため、複数の遊技台
を非直線状に配置した場合でも、遊技台に沿って貨幣を
搬送することができる。
【0012】また、請求項2では、前記搬送部に沿って
貨幣を挟持して搬送する搬送ベルトが設けられ、前記搬
送ベルトのテンションが前記搬送方向が変化しても一定
にされているので、搬送方向を変えても搬送ベルトで確
実に貨幣は搬送される。
【0013】また、請求項3では、前記搬送部に、搬送
方向にスライド自在な搬送路長さ調節体を設けているの
で、複数の遊技台の配置状態に対応して、複数の貨幣搬
送装置の搬送路長さを調節して連結することができる。
【0014】また、請求項4では、複数の遊技媒体貸出
機からの貨幣を第1の搬送ベルトによって取り込んで合
流させて直進方向へ搬送する合流搬送装置と、前記合流
搬送装置の下流端部に、上流端部が回動自在に連結さ
れ、前記合流搬送装置の下流端部から排出される貨幣を
直進方向へ搬送する第2の搬送ベルトを有する搬送方向
調整体とを備えているので、合流搬送装置の第1の搬送
ベルトで直進方向に搬送された貨幣は、搬送方向調整体
へ進入し、第1の搬送ベルトの駆動力を伝達された第2
の搬送ベルトによって搬送されるから、搬送方向調整体
の向きを変えることによって、搬送方向を自在に設定で
きる。
【0015】また、第1の搬送ベルトと第2の搬送ベル
トが互いに独立して設置されているから、搬送方向調整
体の向きを変えても第1の搬送ベルト、第2の搬送ベル
トいずれのベルト張力も変化しないので、常に安定した
搬送ができる。
【0016】また、請求項5では、前記第1の搬送ベル
トの駆動力を伝達手段によって第2の搬送ベルトへ伝達
するようにしたため、搬送方向調整体には駆動装置が不
要となる。
【0017】また、請求項6では、前記伝達手段が、前
記合流搬送装置の下流端部における前記第1の搬送ベル
トが装着されたプーリの回転軸の端部に固定されたプー
リと、前記搬送方向調整体の上流端部における前記第2
の搬送ベルトが装着されたプーリの回転軸の端部に固定
されたプーリと、両プーリ間に装着されて回転伝達する
伝達ベルトとから成るので、両プーリ間の距離を長く設
定して第1の搬送ベルトの終端と第2の搬送ベルトの前
端間の距離を長く設定でき、このため、紙幣の前端部が
第1の搬送ベルトの終端と第2の搬送ベルトの前端間で
巻き込まれるトラブルを避けることができる。
【0018】また、請求項7では、合流搬送装置の下流
端部における前記第1の搬送ベルトが装着されたプーリ
の回動軸の延長線上において、前記搬送方向調整体の上
流端部が前記合流搬送装置の下流端部に回動自在に連結
されていて、搬送方向調整体と伝達ベルトの回動中心が
一致しているから、搬送方向調整体の向きを変えても伝
達ベルトの張力が変化せず、安定した伝達ができる。
【0019】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施の形
態を説明する。図1〜8は本発明の一実施形態の紙幣搬
送装置20を示している。図1及び図2に示すように、
本発明の紙幣搬送装置20は紙幣合流装置30を備えて
いる。紙幣合流装置30は、箱状のフレームの一端面
に、連結される前段の紙幣合流装置30から直立状態で
送り出されてくる紙幣Aを受け入れる紙幣受入れ口32
を備え、両側面(一側面のみでもよい)に、パチンコ台
ユニット10のパチンコ玉貸出機12から直立状態で送
り出されてくる紙幣Aを受け入れる紙幣受入れ口33、
34を備えている。
【0020】一端面の受入れ口32には、紙幣を直進方
向へガイドする2枚のほぼ直線状の直線状直立板35
a、35bによる直進ガイド35が取付けられ、両側面
の受入れ口33、34には、紙幣を円弧状に湾曲されて
直進方向へガイドして合流させる湾曲状直立板36a、
36b及び36c、36dによる合流ガイド36、3
6′が取付けられている。
【0021】一方の合流ガイド36に臨むように駆動軸
37に駆動プーリ38が固定されていて、モータ39に
よってこの駆動プーリ38は回転駆動される。駆動プー
リ38には断面円形の搬送ベルト40が架けられてい
て、紙幣受入れ口33内にパチンコ玉貸出機12から送
り込まれた紙幣は、この搬送ベルト40と湾曲状直立板
36bに挟圧されて取り込まれて直進方向へ合流する。
反対側のもう1つの合流ガイド36′に臨むように軸4
1に取込みローラ42が固定されている。軸41は前記
駆動軸37と逆方向に同一速度で回転するように歯車
(図示せず)で連結されていて、同様に受入れ口34に
送り込まれた紙幣を取り込む。
【0022】また、直進ガイド35に臨むように軸43
に取込みローラ44が固定されていて、軸43は伝達ベ
ルト(図示せず)によって駆動軸37と同一方向、同一
速度で回転する。取込みローラー44には圧接ローラ4
5が圧接されていて、両者間に紙幣を挟んで直進させる
(圧接ローラ45は取込みローラー44との圧接による
摩擦力で回転する。)。
【0023】紙幣合流装置30の直進ガイド35の先端
側のには上下方向の中央付近に対向して両者間に先端側
ほど次第に幅狭になったガイド空間を形成する一対をな
す水平な水平ガイド板46a、46bが上下に2段に設
けられている。そして、上下方向の中央の2段の水平ガ
イド板46a間に前記搬送ベルト40が架けられたプー
リ47が回動自在に取付けられ、他方の2段の水平ガイ
ド板46b間には圧接ローラ48がバネ49によって搬
送ベルト40に圧接された状態で回動自在に取付けられ
ている(圧接ローラ48は搬送ベルト40との圧接によ
る摩擦力で回転する。)。そして、これら2段の水平ガ
イド46a、46bの先端には、くちばし状に外方へ突
出した突出ガイド部46a′、46b′が設けられてい
る。また、紙幣の起立状態を維持するようにこの水平ガ
イド46a、46bの上方及び下方に対をなす直立ガイ
ド(図示せず)が設けられている。
【0024】紙幣合流装置30の一端には、搬送方向調
整体50、50、…が複数個連結されている。搬送方向
調整体50は、図3、4に示すように、後面及び前面が
開口した箱状であって、互いに平行な垂直な側板51、
52と、互いに平行な水平な上板53及び下板54とを
備えている。上板53、下板54は、後縁は曲率半径が
大きい円弧状、前縁は曲率半径が小さい円弧状になって
いる(図7参照)。
【0025】上板53及び上板54の前縁の中央外面に
は、円柱状の軸突起55が突設され、上板53及び下板
54の後縁の中央上面には、軸突起55(隣の搬送方向
調整体50の)が回動自在に嵌合される嵌合穴56aを
有する腕片56が水平方向に突出するように設けられて
いる。
【0026】図7に示すように隣合う搬送方向調整体5
0の上下の軸突起55が上下の腕片56の嵌合穴56a
に回動自在に嵌合されていて、このため、図8に示すよ
うに複数の搬送方向調整体50、50、…は所定角度内
において任意に向きを調整することができる。
【0027】このように連結した複数の搬送方向調整体
50、50、…のうちの一端側の搬送方向調整体50の
上下の腕片56の嵌合穴56aには、紙幣合流装置30
の後端の上下に突設された同様の軸突起55′が回動自
在に嵌合されて連結されている。
【0028】また、複数の搬送方向調整体50、50、
…のうちの他端側の搬送方向調整体50の上下の軸突起
55は、次段の紙幣搬送装置20の紙幣合流装置30の
一端に連結するための連結体70の上下の同様の腕片5
6′の嵌合穴56′aに回動自在に嵌合されて連結され
ている。
【0029】搬送方向調整体50の上板53と下板54
の間には、図3、4に示すように、ハ字状に進行方向に
次第に幅が狭くなったガイド空間を形成するように対向
した複数対の水平ガイド板60a、60bが左右の側板
51、52から水平方向に上下に複数段(図4では4
段)に突設されている。各水平ガイド板60a、60b
の後縁及び前縁の形状は上板53、下板54の後縁及び
前縁と同じ曲率の円弧状になっている。
【0030】上下方向の中央の一方側の2段の水平ガイ
ド板60a′、60a′間には、前記搬送ベルト40が
架け渡される環状溝61aを有するプーリ61が垂直方
向の軸62によって回動自在に取付けられている。
【0031】そして、他方側の中央の2段の水平ガイド
板60b′、60b′間には、前記プーリ61に架け渡
された搬送ベルト40に圧接ローラ62が圧接するよう
にその軸63が上下でバネ64で押圧されて横方向の長
穴65内を移動できる状態で設けられている(図2参
照)。この中央2段の左右の水平ガイド板60a′、6
0b′の前端には隣合う搬送方向調整体50の水平ガイ
ド板60a′、60b′のハ字状のガイド空間内へ進入
する長さのくちばし状の突出ガイド部66が突設されて
いる。圧接ローラ62は搬送ベルト40との圧接による
摩擦力で回転する。
【0032】一端側の連結体70は、図6に示すよう
に、互いに平行な垂直な側板71、72と、互いに平行
な水平な上板73、下板74とを備え、側板71、72
の前端には、フランジ75が側方へ突設され、このフラ
ンジ75からは上下に2つの連結突起76が突設されて
いる。
【0033】この連結突起76を、別体の紙幣搬送装置
20の紙幣合流装置30のフレーム31の前端の連結穴
100(図2参照)に差し込むことによって連結され
る。図2、6に示すように、連結体70には、上板73
と下板74の間には、ハ字状に進行方向に次第に幅が狭
くなったガイド空間を形成するように対向した複数対の
水平ガイド板80a、80bが左右の側板71、72か
ら水平方向に上下に複数段に突設されている。各水平ガ
イド板80a、80bの後縁の形状は上板73、下板7
4の後縁と同じ曲率の円弧状になっている。
【0034】上下方向の中央の一方側の2段の水平ガイ
ド板80a′、80a′間には、前記搬送ベルト40が
架け渡される環状溝81aを有するプーリ81が垂直方
向の軸82によって回動自在に取付けられている。
【0035】そして、他方側の中央の2段の水平ガイド
板80b′、80b′間には、前記プーリ81に架け渡
された搬送ベルト40に圧接ローラ83が圧接するよう
にその軸84が上下でバネ85で押圧されて横方向の長
穴86内を移動できる状態で設けられている。この中央
2段の左右の水平ガイド板80a′、80b′の前端に
は連結される紙幣合流装置30の直進ガイド35内へ進
入する長さのくちばし状の突出ガイド部87が突設され
ている。
【0036】前記搬送ベルト40は断面円形で、図2に
示すように、一端側が紙幣合流装置30の駆動プーリ3
8に架けられ、その中間部が複数の搬送方向調整体5
0、50、…のプーリ61、61、…に架けられ、他端
側が連結体70のプーリ81に架け渡されていて、図4
に示すように紙幣Aが上下に複数段の水平ガイド板60
a、60b間のガイド空間内に起立した状態で搬送ベル
ト40と圧接ローラ62で挟持されて前方へと搬送され
る。従って、図7に示すように搬送方向調整体50、5
0、…を直線状にすれば、紙幣Aは直進方向へ搬送さ
れ、図8のように非直線状にすれば、これに従って紙幣
は非直線状に搬送される。2つの搬送方向調整体50、
50、…の最大の交差角度は上板53(下板54)の前
縁と後縁とが当接する限界で決まる。
【0037】従って、複数のパチンコ台ユニット10、
10、…の配置に応じて各パチンコ玉貸出機12からの
紙幣を取り込めるように紙幣合流装置30の位置を合わ
せて、複数の紙幣搬送装置20、20、…を次々と連結
していけば、各紙幣合流装置30、30、…の位置に応
じて互いに連結された搬送方向調整体50、50、…が
非直線状になるから、円弧状、円状、S字状、L字状、
その他任意の形状に紙幣搬送装置20、20、…を連結
して、紙幣を搬送して紙幣収納装置(図示せず)へ搬送
することができる。
【0038】なお、搬送方向調整体50、50、…によ
る搬送方向の変化によって、搬送ベルト40に与えられ
るテンションが変わらないように、一端の連結体70の
プーリ81には、図2に示すようにバネ90によって前
端側へ引張力が付与され、搬送方向調整体50、50、
…の曲げ角度の変化に対応してプーリ81は紙幣進行方
向の長穴88内を移動して、テンションが一定に保たれ
る。
【0039】また、紙幣合流装置30の駆動プーリ38
の近くにおいてテンションローラ91が搬送ベルト40
に圧接されてテンションを搬送ベルト40に付与してい
るが、このテンションローラ91にもその軸91aが長
穴(図示せず)内で移動できるようにし、バネ(図示せ
ず)で軸91aが長穴を搬送ベルト40へ接近する方向
に付勢することによってもテンションを一定に保つこと
ができる。
【0040】なお、このような紙幣搬送において、紙幣
Aの下端部が次段の搬送方向調整体50にひっかからな
いように、搬送方向調整体50の下板54の上面は前端
側(下流側)が僅かに高くなるようにテーパー面にされ
ている(図1参照)。そして、紙幣合流装置30の前端
側の底板も、連結体70の下板74の上面も同様のテー
パー面にされている。
【0041】なお、複数の紙幣搬送装置20、20、…
を順次連結する場合、パチンコ台ユニット10の配置に
よっては搬送路の長さが変わる場合がある。このため、
図9に示すように、紙幣搬送装置20の紙幣合流装置3
0の上流側に搬送路構成体30aを設け、その上流側端
部に、搬送路方向にスライド自在に搬送路長さ調整体1
10を設ければ、これに対応することができる。
【0042】搬送路長さ調整体110は、紙幣合流装置
30の搬送構成体30aの端部のネジ軸112が嵌まる
長手方向のスリット111を備え、搬送路長さ調整体1
10をこのスリット111に沿ってスライドさせて、ネ
ジ軸112に螺着した固定具113を締め付けることに
よって搬送路長さ調整体110を位置決めする。
【0043】搬送路長さ調整体110の先端には、連結
体70の連結突起76が差し込まれる連結穴100′を
備えている。搬送路長さ調整体110には、紙幣を起立
状態に保つために同様の対をなす対向した水平ガイド板
(図示せず)が上下に複数段設けられている。この搬送
路長さ調整体110は紙幣合流装置110の搬送方向の
上流側及び下流側の両方に設けてもよい。この場合に
は、下流側に設けた搬送路長さ調整体110の下流側端
部に搬送方向調整体50の腕片56が回動自在に取付け
られる軸(図示せず)を設けて、この軸によって搬送方
向調整体50を回動自在に連結すればよい。
【0044】なお、前記実施形態では複数の搬送方向調
整体50、50、…を連結することによって搬送方向へ
変えられるようにしているが、図10に示すように、紙
幣合流装置30の一端に回動自在に取付けられる1個の
搬送方向調整体120のみでもよい。この搬送方向調整
体120は、前記連結体70の長手方向の長さを大きく
した構造である。
【0045】また、図11、12に示すように紙幣合流
装置30の直進部30′の端部から長手方向に被せられ
るケース131を備えた1つの搬送方向調整体130を
取付けてもよい。
【0046】この搬送方向調整体130は、ケース13
1に上下の軸突起132によって回動自在に回転体13
3が取付けられたものであって、この回転体133は上
下方向のスリット状の紙幣通過口134を備えた平板部
135と、この平板部135の上下2ケ所に突設された
円柱部136a、136bとから成る。円柱部136
a、136bには所定角度に開いた切欠き137a、1
37bが設けられている。平板部135の反対面には連
結突起76が設けられている。
【0047】紙幣合流装置30の直進部30′から送ら
れてきた紙幣Aは、その上下端がこの上下の切欠き13
7a、137bにはいって平板部135のスリット13
4から出ていく。
【0048】従って、回転体133を回転させることに
よって紙幣の搬送方向を変えることができる。
【0049】図13〜20は本発明の他の実施形態を示
している。図13〜20に示す紙幣搬送装置140は、
紙幣を第1の搬送ベルトによって取り込んで合流させて
直進方向へ搬送する合流搬送装置150と、前記合流搬
送装置150の下流端部に、上流端部が回動自在に連結
され、前記第1の搬送ベルトの駆動力を伝達手段によっ
て伝達されて、前記合流搬送装置の下流端部から排出さ
れる紙幣を直進方向へ搬送する第2の搬送ベルトを有す
る搬送方向調整体220とを備え備えている。
【0050】合流搬送装置150の合流部151には、
図2に示したのと全く同様に箱状のフレーム151′の
前端面に、直立状態で送り出されてくる紙幣Aを受け入
れる紙幣受入れ口152を備え、両側面(一側面のみで
もよい)に、パチンコ台ユニット10のパチンコ玉貸出
機12から直立状態で送り出されてくる紙幣Aを受け入
れる紙幣受入れ口153、154を備えている。
【0051】合流部151のフレーム151′の後端面
には、直進搬送部155が取付けられている。直進搬送
部155は、図15に示すようにフレーム151′の後
端面に固定された第1の搬送フレーム156と、この第
1の搬送フレーム156の底板156aの係合穴156
a′に係合爪157aによって着脱自在に取り付けられ
る第2の搬送フレーム157と、第1の搬送フレーム1
56及び第2の搬送フレーム157の上面開口部に着脱
自在に取り付けられる上蓋158とを備えている。
【0052】第1の搬送フレーム156及び第2の搬送
フレーム157の後端部には、側板159、160と、
この側板159、160の上端に摺動自在な蓋体161
から成るジョイント部材162が取り付けられている。
側板159、160の後端面には連結突起163が突設
されている(図14)。
【0053】このジョイント部材162の蓋体161は
前記上蓋158の後端に摺動自在に取付けられている。
ジョイント部材162の側板159、160の後端面
に、第1の連結補助ケース170が取り付けられてい
る。
【0054】第1の連結補助ケース170は、図16、
19に示すように側板171、172と上板173、底
板174とを備えている。側板171、172の前端に
は、取付片175、176が垂直外方へ突設されてい
て、側板159、160の連結突起161が取付片17
5、176の穴177に嵌入され、ネジ178によって
側板159、160の後端面に固定されている。この第
1の連結補助ケース170の上板173の前端には、前
記ジョイント部材162の蓋体161の後端部の係止部
161aに係止される係止爪165が突設されている。
【0055】前記上蓋158の幅方向の両側下面には複
数の突起158aが突設され、前記第1、第2の搬送フ
レーム156、157の上縁156b、157bには前
記突起158aに対応して複数の穴156cが設けられ
ていて、これらの各突起158a、158a…が各穴1
56c、156c、…に嵌入され、上蓋158の後端に
取付けられた前記蓋体161の後端の係止部161aに
前記第1の連結補助ケース170の前記係止爪165が
係止した状態で、直進搬送部155に上蓋158が取付
けられ、ジョイント部材162上面に蓋体161が被せ
られた状態となっている。
【0056】そして、紙幣詰まりなどが生じた場合、前
記蓋体161の係止部161aを摺動させて係止爪16
5の係止を解除した後、蓋体161を上流側へ摺動し、
上蓋158を上方へ持ち上げて突起158a、158
a、…を穴156c、156c…から抜いて、上蓋15
8及び蓋体161を外すことができる。
【0057】第1の連結補助ケース170内には、図1
4、16に示すように、ハ字状に進行方向に次第に幅が
狭くなったガイド空間を形成するように対をなす水平ガ
イド板180a、180bが左右の側板171、172
から水平方向に上下に2段突設されている。
【0058】右側の上方の水平ガイド板180aの下方
に側板171から同形状の水平ガイド板180cが突設
され、この水平ガイド板180cに回動軸181の上端
部が回動自在に取り付けられている。回動軸181の中
間部はその下方の水平ガイド板180aの穴182を通
って底板174に回動自在に取り付けられ、回動軸18
1はさらに下方に延設されている。
【0059】回動軸181の上部には、第1の搬送ベル
ト200が装着されるプーリ183が固定され、下端部
には伝達ベルト400が装着されるプーリ184が固定
されている。
【0060】左側(図16)の上方の水平ガイド板18
0bの下方に側板172から同形状の2つの水平ガイド
板180d、180dが突設されている。この水平ガイ
ド板180d、180dの長穴185、185に軸18
6の両端が移動可能に収容されている。軸186には圧
接ローラ187が回動自在に取り付けられている。軸1
86の両端に係止されたバネ188、188によって、
プーリ183側に圧接ローラ187が押圧されるように
軸186の両端は長穴185、185内を移動する。第
1の連結補助ケース170の前記上板173には、前記
回動軸181の軸線上において、係合突起(あるいは係
合穴)173aが突設されている。
【0061】図2と全く同様に、前記合流部151のフ
レーム151′の前端面の受入れ口152には、紙幣を
直進方向へガイドする2枚のほぼ直線状の直線状直立板
190a、190bによる直進ガイド190が設けら
れ、両側面の受入れ口153、154には、紙幣を円弧
状に湾曲されて直進方向へガイドして合流させる湾曲状
直立板191a、191b及び191c、191dによ
る合流ガイド191、191′が設けられている。
【0062】一方の合流ガイド191に臨むように駆動
軸192aに駆動プーリ192が固定されていて、モー
タ193によってこの駆動プーリ192は回転駆動され
る。駆動プーリ192には断面円形の第1の搬送ベルト
200が架けられていて、紙幣受入れ口153内にパチ
ンコ玉貸出機12から送り込まれた紙幣は、この第1の
搬送ベルト200と湾曲状直立板191aに挟圧されて
取り込まれて直進方向へ合流する。
【0063】反対側のもう1つの合流ガイド191′に
臨むように軸194に取込みローラ195が固定されて
いる。軸194は前記駆動軸192aと逆方向に同一速
度で回転するように歯車(図示せず)で連結されてい
て、同様に受入れ口154にパチンコ玉貸出機12から
送り込まれた紙幣を取り込む。
【0064】また、直進ガイド190に臨むように軸1
96に取込みローラ197が固定されていて、軸196
は伝達ベルト(図示せず)によって駆動軸192aと同
一方向、同一速度で回転する。取込みローラ197には
圧接ローラ198が圧接されていて、両者間に紙幣を挟
んで直進させる(圧接ローラ198は取込みローラー1
97との圧接による摩擦力で回転する。)。
【0065】前記直進搬送部155の第1の搬送フレー
ム156の内壁には、ガイド支持体201が固定されて
いて、このガイド支持体201に沿って複数のプーリ2
02、202、…が回動自在に取り付けられている。
【0066】断面円形の前記第1の搬送ベルト200は
図14に示すように合流部151の駆動プーリ192、
前記直進搬送部155の複数のプーリ202、202、
…、前記第1の連結補助ケース170のプーリ183に
装着されている。各プーリの外周には断面円形の前記第
1の搬送ベルト200が外れないように断面半円形の環
状溝が設けられている。203は第1の搬送ベルト20
0に外側から押圧されたテンションローラである。
【0067】第2の搬送フレーム157の内壁には、上
下2つの水平ガイド板205、205が固定されてい
る。この水平ガイド板205、205には前記複数のプ
ーリ202、202、…に対応して長穴206、206
が設けられていて、各長穴206、206に軸207の
両端が移動可能に収容されている。軸207には圧接ロ
ーラ208が回動自在に取り付けられている。軸207
の両端に係止されたバネ209、209によって、プー
リ202側に圧接ローラ208が押圧されるように軸2
07の両端は長穴206、206内を移動する。
【0068】第1の搬送フレーム156及び第2の搬送
フレーム157の内面下部には起立状態の紙幣の下部を
案内するガイト板211、212が固定され、第1の搬
送フレーム156及び第2の搬送フレーム157の上面
開口部に着脱自在に取り付けられる上蓋158には、起
立状態の紙幣の上部を案内するガイト板213、214
が突設されている。
【0069】従って、図2の場合と同様に、前段の紙幣
搬送装置140から起立状態で排出された紙幣Aは、前
記合流搬送装置150の上流端部の合流部151のフレ
ーム151の前端面の受入れ口152から取り込まれ、
側方のパチンコ玉貸出機12から送り込まれた紙幣A
は、両側面の受入れ口153、154から取り込まれて
直進方向へ合流し、直進搬送部155を図15に示すよ
うに紙幣Aが起立した状態で第1の搬送ベルト200と
圧接ローラ208、208、…で挟持されて直線状に搬
送される。
【0070】前記合流搬送装置150の下流端部に、図
13、19に示すように搬送方向調整体220の上流端
部が回動自在に連結されている。搬送方向調整体220
は、第2の連結補助ケース221と直進搬送部240と
を備えている。
【0071】第2の連結補助ケース221は、図17、
18、19に示すように側板222、223と上板22
4、底板225とを備えている。上板224の前端には
係合穴(あるいは係合突起)224aが設けてあって、
前記第1の連結補助ケース170の上板173の係合突
起(あるいは係合穴)173aに回動自在に係合してい
る。底板225の前端には穴225aが設けてあって、
前記第1の連結補助ケース170の回動軸181がこの
穴225aを下方に貫通して、この軸181に底板22
5aは回動自在に取り付けられている。従って、第2の
連結補助ケース221の上流端部は、第1の連結補助ケ
ース170の下流端部に前記第1の搬送ベルト200の
下流端部のプーリ183の回動軸181の軸線上におい
て回動自在に連結されている。
【0072】第2の連結補助ケース221を回動する際
に、第2の連結補助ケース221の側板222、223
が第1の連結補助ケース170の側板171、172に
衝突しないように、第2の連結補助ケース221の側板
222、223の前端に切欠き222a、223aが設
けられている。
【0073】そして、第2の連結補助ケース221の側
板222、223には、図17、18に示すように、ハ
字状に進行方向に次第に幅が狭くなったガイド空間を形
成するように対をなす水平ガイド板226a、226b
が左右の側板222、223から水平方向に上下に複数
段突設されている。これらの複数段の水平ガイド板22
6a、226bは前記切欠き222a、223a部分に
おいてもその上流端部が延設され、第2の連結補助ケー
ス221を回動する際に、これらの複数段の水平ガイド
板226a、226bの上流端部が衝突しないように、
前記第1の連結補助ケース170の複数段の水平ガイド
板180a、180b、180c、180dと段違いに
設けられ、且つ第1の連結補助ケース170の側板17
1、172に複数段にスリット171a、172aが設
けられている。
【0074】第2の連結補助ケース221の右側の上方
の水平ガイド板226aに下流端部において、回動軸2
28の上端部が回動自在に取り付けられている。回動軸
228の中間部はその下方の水平ガイド板226aの穴
229を通って底板225に回動自在に取り付けられ、
回動軸228はさらに下方に延設されている。
【0075】回動軸228の上部には、第2の搬送ベル
ト300が装着されるプーリ230が固定され、下端部
には伝達ベルト400が装着されるプーリ231が固定
されている。
【0076】前記第1の連結補助ケース170の回動軸
181の下端部に固定されたプーリ184と第2の連結
補助ケース221の回動軸228の下端部に固定された
プーリ231には、伝達ベルト400が装着されてい
て、駆動プーリ192による第1の搬送ベルト200の
駆動力が第2の連結補助ケース221の回動軸228に
伝達される。各プーリの外周には断面円形の前記伝達ベ
ルト400が外れないように断面半円形の環状溝が設け
られている。
【0077】プーリ184、231、伝達ベルト400
は、第2の連結補助ケース221の底板225の下部に
構成されたケース401内に収容されている。
【0078】なお、第1の連結補助ケース170の回動
軸181と第2の連結補助ケース221の回動軸228
間の距離は紙幣の搬送方向の長さの約半分に設定するこ
とが望ましい。このようにすれば、この部分で紙幣がな
んらかの理由で走行停止した場合、紙幣の一端上流側の
直進搬送部155側に位置し、他端は下流側の直進搬送
部240に位置することになるから、上流側の上蓋15
8及び蓋体161か、下流側の上蓋243のいずれかを
外して取り出すことができる。
【0079】なお、伝達手段として、プーリ184、2
31、伝達ベルト400の代わりに、歯車機構で駆動力
の伝達を行なってもよい。また、伝達手段を設けず、搬
送方向調整装置にもモータを設けて、このモータで第2
の搬送ベルトを駆動してもよい。
【0080】このように、第2の連結補助ケース221
の上流端部は第1の連結補助ケース170の下流端部に
前記第1の搬送ベルト200の下流端部のプーリ183
の回動軸181線上(伝達ベルト400の前端のプーリ
184の中心軸線上)において回動自在に連結されてい
るから、第2の連結補助ケース221を回動しても伝達
ベルト400の張力は変化しないので、常に安定した駆
動力の伝達ができる。
【0081】第2の連結補助ケース221の左側(図1
7)の2つの水平ガイド板226b、226bの長穴2
35、235(図18)に軸236の両端が移動可能に
収容されている。軸236には圧接ローラ237が回動
自在に取り付けられている。軸236の両端に係止され
たバネ238、238によって、プーリ230側に圧接
ローラ237が押圧されるように軸236の両端は長穴
235、235内を移動する。
【0082】第2の連結補助ケース221の後端面に
は、直進搬送部240が取付けられている。直進搬送部
240は、第2の連結補助ケース221の後端部に固定
された第1の搬送フレーム241と、図20に示すよう
にこの第1の搬送フレーム241の底板241aの係合
穴241a′に係合爪242aによって着脱自在に取り
付けられる第2の搬送フレーム242と、第1の搬送フ
レーム241、第2の搬送フレーム242の上面開口部
に着脱自在に取り付けられる上蓋243とを備えてい
る。上蓋243は第1の搬送フレーム241、第2の搬
送フレーム242の上縁241a、242aの穴242
cに嵌まる突起243aを備えている。
【0083】第1の搬送フレーム241及び第2の搬送
フレーム242の後端部には、側板244a、244
b、底板244cから成るジョイント部材245が長手
方向に摺動自在に取り付けられている。即ち、側板24
4a、244bには長手方向にスリット246a、24
6aが設けてあり、このスリット246a、246aに
それぞれ第1、第2の搬送フレーム241、242の突
起241d、241dが摺動自在に嵌合されていて、ジ
ョイント部材245を長手方向に摺動することによって
長さ調整し、突起241dの先端のネジ241eを締め
て固定するようになっている。この長さ調整によって次
段の紙幣搬送装置との連結長さの調整ができる。
【0084】側板244a、244bの後端面には、次
段の紙幣搬送装置140の合流部151の穴151f
(図13、14)に嵌入連結するための連結突起247
が突設されている。ジョイント部材245には蓋体24
8が摺動自在に取付けられている。この蓋体248の後
端部には、次段の紙幣搬送装置140の合流部151の
係止爪151a(図13)に係止するための係止部24
8aが設けられている。
【0085】紙幣詰まりなどが生じた場合、前記蓋体2
48の係止部248aを次段の合流部151の係止爪1
51aから外した後、蓋体248を上流側へ摺動し、上
蓋243を上方へ持ち上げて突起243a、243a、
…を穴242c、242c、…から抜いて、上蓋243
及び蓋体248を外すことができる。
【0086】前記直進搬送部240の第1の搬送フレー
ム241の内壁には、ガイド支持体251が固定されて
いて、このガイド支持体251に沿って複数のプーリ2
52、252、…が回動自在に取り付けられている。
【0087】断面円形の前記第2の搬送ベルト300
は、図18に示すように第2の連結補助ケース221の
プーリ230、前記直進搬送部155の複数のプーリ2
52、252、…に装着されている。各プーリの外周に
は断面円形の前記第2の搬送ベルト300が外れないよ
うに断面半円形の環状溝が設けられている。
【0088】第2の搬送フレーム242の内壁には、上
下2つの水平ガイド板255、255が固定されてい
る。この水平ガイド板255、255には前記複数のプ
ーリ252、252、…に対応して長穴256、256
が設けられていて、各長穴256、256に軸257の
両端が移動可能に収容されている。軸257には圧接ロ
ーラ258が回動自在に取り付けられている。軸257
の両端に係止されたバネ259、259によって、プー
リ252側に圧接ローラ258が押圧されるように軸2
57の両端は長穴256、256内を移動する。
【0089】第1の搬送フレーム241及び第2の搬送
フレーム242の内面下部には起立状態の紙幣の下部を
案内するガイト板261、262が固定され、第1の搬
送フレーム241及び第2の搬送フレーム242の上面
開口部に着脱自在に取り付けられる上蓋243には、起
立状態の紙幣の上部を案内するガイト板263、264
が突設されている。
【0090】従って、前段の合流搬送装置150の第1
の連結補助ケース170から起立状態で排出された紙幣
Aは、搬送方向調整体220の第2の連結補助ケース2
21の水平ガイド226a、226bで案内されて、第
2の搬送ベルト300と圧接ローラ258、258、…
で挟持されて、搬送方向調整体220の向きに従って直
線状に搬送される。従って、図13に示すように複数の
紙幣搬送装置140、140、…を連結し、搬送方向調
整体220の向きを決める事によって、任意に紙幣を非
直線状に搬送することができる。
【0091】合流搬送装置150の第1の搬送ベルト2
00と搬送方向調整体220の第2の搬送ベルト300
は互いに独立して設けられているので、搬送方向調整体
220の向きを変えてもベルト200、300の張力は
変化しないから、安定した搬送ができ、張力を一定に保
つための複雑な機構を省略できる。
【0092】また、第1の搬送ベルト200の後端と第
2の搬送ベルト300の前端が離れているので、左右い
ずれの方向へ搬送方向調整体220の向きを変えても紙
幣が巻き込まれることがない。また、搬送方向調整体2
20を左右いずれの方向にも向きを変えられるから、向
きを変えるのに左式様、右式様の種類を必要としない。
【0093】なお、前記第1の連結補助ケース170と
第2の連結補助ケース221を連結した直線状態での長
さを紙幣の長さより小に設定すれば、紙幣が第1の連結
補助ケース170と第2の連結補助ケース221の中で
詰まりなどのトラブルが生じた場合、上流側の上蓋15
8か下流側の上蓋243のいずれかを外して紙幣を取り
出すことができる。
【0094】なお、前記実施形態では、紙幣の搬送につ
いて説明したが、硬貨を起立状態で両面から挟んで搬送
する硬貨搬送装置にも本発明を適用することができる。
【0095】また、以上の説明ではパチンコ店における
貨幣の搬送について例示したが、パチスロ、ゲーム機、
その他の遊技場における貨幣搬送にも適用できることは
勿論である。
【0096】また、独立型のパチンコ台ユニットに限ら
ず、既存のパチンコ島においても、コーナー部などで貨
幣を非直線状に搬送する場合などにも適用できることは
勿論である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
では複数の遊技媒体貸出機からの貨幣を取り込んで合流
させる合流部と、合流させた貨幣を搬送する搬送部とか
ら成る貨幣搬送装置において、前記搬送部に搬送方向を
変化させる搬送方向調整体を回動自在に設けたので、貨
幣の搬送方向を自在に設定することができ、このため、
複数の遊技台を非直線状に配置した場合でも、遊技台に
沿って貨幣を搬送することができる。
【0098】また、請求項2では、前記搬送部に沿って
貨幣を挟持して搬送する搬送ベルトが設けられ、前記搬
送ベルトのテンションが前記搬送方向が変化しても一定
にされているので、搬送方向を変えても搬送ベルトで確
実に貨幣は搬送される。
【0099】また、請求項3では、前記搬送部に、搬送
方向にスライド自在な搬送路長さ調節体を設けているの
で、複数の遊技台の配置状態に対応して、複数の貨幣搬
送装置の搬送路長さを調節して連結することができる。
【0100】また、請求項4では、複数の遊技媒体貸出
機からの貨幣を第1の搬送ベルトによって取り込んで合
流させて直進方向へ搬送する合流搬送装置と、前記合流
搬送装置の下流端部に、上流端部が回動自在に連結さ
れ、前記合流搬送装置の下流端部から排出される貨幣を
直進方向へ搬送する第2の搬送ベルトを有する搬送方向
調整体とを備えているので、合流搬送装置の第1の搬送
ベルトで直進方向に搬送された貨幣は、搬送方向調整体
へ進入し、第1の搬送ベルトの駆動力を伝達された第2
の搬送ベルトによって搬送されるから、搬送方向調整体
の向きを変えることによって、搬送方向を自在に設定で
きる。また、第1の搬送ベルトと第2の搬送ベルトが互
いに独立して設置されているから、搬送方向調整体の向
きを変えても第1の搬送ベルト、第2の搬送ベルトいず
れのベルト張力も変化しないので、常に安定した搬送が
できる。
【0101】また、請求項5では、前記第1の搬送ベル
トの駆動力を伝達手段によって第2の搬送ベルトへ伝達
するようにしたため、搬送方向調整体には駆動装置が不
要となる。
【0102】また、請求項6では、前記伝達手段が、前
記合流搬送装置の下流端部における前記第1の搬送ベル
トが装着されたプーリの回転軸の端部に固定されたプー
リと、前記搬送方向調整体の上流端部における前記第2
の搬送ベルトが装着されたプーリの回転軸の端部に固定
されたプーリと、両プーリ間に装着されて回転伝達する
伝達ベルトとから成るので、両プーリ間の距離を長く設
定して第1の搬送ベルトの終端と第2の搬送ベルトの前
端間の距離を長く設定でき、このため、紙幣の前端部が
第1の搬送ベルトの終端と第2の搬送ベルトの前端間で
巻き込まれるトラブルを避けることができる。
【0103】また、請求項7では、合流搬送装置の下流
端部における前記第1の搬送ベルトが装着されたプーリ
の回動軸の延長線上において、前記搬送方向調整体の上
流端部が前記合流搬送装置の下流端部に回動自在に連結
されていて、搬送方向調整体と伝達ベルトの回動中心が
一致しているから、搬送方向調整体の向きを変えても伝
達ベルトの張力が変化せず、安定した伝達ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の正面図
【図2】同実施形態の断面図
【図3】同実施形態の搬送方向調整体の斜視図
【図4】同実施形態の搬送方向調整体の右側面図
【図5】同実施形態の搬送方向調整体の連結状態の斜視
【図6】同実施形態の連結体の右側面図
【図7】同実施形態の直線状態の平面図
【図8】同実施形態の非直線状態の平面図
【図9】本発明の搬送路長さ調整体を取付けた状態の平
面図
【図10】本発明の他の実施形態の平面図
【図11】本発明のさらに他の実施形態の平面図
【図12】図11の実施形態の要部を示す斜視図
【図13】本発明の他の実施形態の斜視図
【図14】同実施形態の合流搬送装置の断面図
【図15】同実施形態の直進搬送部155の断面図
【図16】同実施形態の第1の連結補助ケースの断面図
【図17】同実施形態の第2の連結補助ケースの断面図
【図18】同実施形態の搬送方向調整体の断面図
【図19】同実施形態の第1、第2の連結補助ケースを
連結した状態の断面図
【図20】同実施形態の直進搬送部240の断面図
【図21】従来の紙幣搬送装置を示す概略平面図
【図22】独立型パチンコ台ユニットの配置を示す概略
平面図
【符号の説明】
10 パチンコ台ユニット 11 パチンコ台 12 パチンコ玉貸出機 20 紙幣搬送装置 30 紙幣合流装置 40 搬送ベルト 50 搬送方向調整体 55 軸突起 56 腕片 66 突出ガイド部 70 連結体 76 連結突起 110 搬送路長さ調整体 120 搬送方向調整体 130 搬送方向調整体 140 紙幣搬送装置 150 合流搬送装置 151 合流部 155 直進搬送部 170 第1の連結補助ケース 200 第1の搬送ベルト 220 搬送方向調整体 221 第2の連結補助ケース 240 直進搬送部 300 第2の搬送ベルト 400 伝達ベルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遊技媒体貸出機からの貨幣を取り込
    んで合流させる合流部と、合流させた貨幣を搬送する搬
    送部とから成る貨幣搬送装置において、 前記搬送部に搬送方向を変化させる搬送方向調整体を回
    動自在に設けたことを特徴とする貨幣搬送装置。
  2. 【請求項2】前記搬送部に沿って貨幣を挟持して搬送す
    る搬送ベルトが設けられ、前記搬送ベルトのテンション
    が前記搬送方向が変化しても一定にされた請求項1記載
    の貨幣搬送装置。
  3. 【請求項3】前記搬送部に、搬送方向にスライド自在な
    搬送路長さ調節体を備えた請求項1記載の貨幣搬送装
    置。
  4. 【請求項4】複数の遊技媒体貸出機からの貨幣を第1の
    搬送ベルトによって取り込んで合流させて直進方向へ搬
    送する合流搬送装置と、 前記合流搬送装置の下流端部に、上流端部が回動自在に
    連結され、前記合流搬送装置の下流端部から排出される
    貨幣を直進方向へ搬送する第2の搬送ベルトを有する搬
    送方向調整体とを備えた貨幣搬送装置。
  5. 【請求項5】複数の遊技媒体貸出機からの貨幣を第1の
    搬送ベルトによって取り込んで合流させて直進方向へ搬
    送する合流搬送装置と、 前記合流搬送装置の下流端部に、上流端部が回動自在に
    連結され、前記第1の搬送ベルトの駆動力を伝達手段に
    よって伝達されて、前記合流搬送装置の下流端部から排
    出される貨幣を直進方向へ搬送する第2の搬送ベルトを
    有する搬送方向調整体とを備えた貨幣搬送装置。
  6. 【請求項6】前記伝達手段が、前記合流搬送装置の下流
    端部における前記第1の搬送ベルトが装着されたプーリ
    の回転軸の端部に固定されたプーリと、前記搬送方向調
    整体の上流端部における前記第2の搬送ベルトが装着さ
    れたプーリの回転軸の端部に固定されたプーリと、両プ
    ーリ間に装着されて回転伝達する伝達ベルトとから成る
    請求項5記載の貨幣搬送装置。
  7. 【請求項7】前記合流搬送装置の下流端部における前記
    第1の搬送ベルトが装着されたプーリの回動軸の軸線上
    において、前記搬送方向調整体の上流端部が前記合流搬
    送装置の下流端部に回動自在に連結された請求項5記載
    の貨幣搬送装置。
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