JPH11260249A - 蛍光表示装置の製造方法 - Google Patents

蛍光表示装置の製造方法

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JPH11260249A
JPH11260249A JP5657498A JP5657498A JPH11260249A JP H11260249 A JPH11260249 A JP H11260249A JP 5657498 A JP5657498 A JP 5657498A JP 5657498 A JP5657498 A JP 5657498A JP H11260249 A JPH11260249 A JP H11260249A
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fluorescent
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光表示装置の電子放出部を、より容易に作
製できるようにする。 【解決手段】 ペーストパタン202上部を研磨し、ペ
ーストパターン202上部においては柱状グラファイト
131が露出するようにし、電子放出部121を柱状グ
ラファイト131を構成しているカーボンナノチューブ
の先端が露出した状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子線の衝撃に
よる蛍光体の発光を利用した蛍光表示装置の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光表示装置は、少なくとも一方が透明
な真空容器の中で、電子放出部から放出される電子を、
蛍光体に衝突発光させて発光させ、その発光光を利用す
る電子管である。この蛍光表示装置は、通常では、電子
の働きを制御するためのグリッドを備えた3極管構造の
ものが最も多く用いられている。そして、従来では、電
子放出部にフィラメントと呼ばれる陰極を用い、ここよ
り放出される熱電子を蛍光体に衝突発光させていた。こ
のような蛍光表示装置の中で、大画面ディスプレイ装置
の画素を構成する画像管がある。
【0003】以下、画像管について図3を用いて説明す
る。はじめに概略を説明すると、円筒形のガラスバルブ
301内に、蛍光面304、陽極電極構体305、そし
て、および電子放出部を構成するカソード構体306を
配置する。そして、円筒形のガラスバルブ301の開口
端に、透光性を有するフェースガラス302を低融点フ
リットガラス303により接着固定する。そして、ガラ
スバルブ301のステムガラス308に一体形成されて
いる排気管308aより真空排気することで、ガラスバ
ルブ301内を真空状態としている。
【0004】それらの中で、フェースガラス302は、
前面側に凸型レンズ状の球面部302aを形成し、周縁
部に鍔状に段差部302bを形成しておく。また、内面
302cの主要面には、蛍光面304およびAlメタル
バック膜307を順次積層して形成しておく。また、フ
ェースガラス302の内面302cの周辺部には、例え
ばステンレス材の薄板をプレス成形法により加工して形
成した弾性力を有する接触片307aの一端側を挿入し
てある。また、その接触片307aは、例えばカーボン
または銀とフリットガラスとの混合体からなる導電性接
着材により、Alメタルバック膜307に接触してフェ
ースガラス302の内面302cの所定部分に接着固定
する。そして、この接触片307aの他端側は、ガラス
バルブ301の内壁面方向に向けて延在した状態として
おく。
【0005】一方、ガラスバルブ301底部を構成する
ステムガラス308には、リードピン309a〜309
eを挿通しておく。また、このステムガラス308上に
は、そのリードピン309aの先端部に陽極リード31
0を溶接により固定し、この陽極リード310の先端部
に円筒状の陽極電極構体305を溶接により固定配置し
て搭載する。この陽極電極構体305は、例えばステン
レス材の金属線をリング状に丸めて成形したリング状陽
極305aと、このリング状陽極305aの外周面に矩
形状のステンレス材の薄板を巻き付けて重ね合った部分
を2点で溶接などにより固定して円筒形状に形成した円
筒状陽極305bとから構成する。
【0006】また、この陽極電極構体305は、陽極リ
ード310の先端部に対してリング状陽極305aと所
定の箇所で溶接し、さらに陽極リード310の最先端部
分で円筒状陽極305bの内側との接触部分で溶接して
固定した状態とする。さらにこのリング状陽極305a
の一部には、Baゲッター305cを溶接などより取り
付け固定しておく。
【0007】また、リードピン309b〜309eの先
端部には、カソードリード311b〜311eを溶接に
より固定し、このカソードリード311b〜311eの
先端部には、カソード構体306を溶接により固定配置
した状態とする。このカソード構体306は、次に示す
ように形成する。まず、セラミック基板306a上の中
央部に背面電極306bを配置して固定する。次に、そ
の上部に所定の間隔を開けてフィラメントカソード30
6cを2本の支柱により固定する。そして、それらを覆
うように、メッシュ部306eを有する楕円状のグリッ
ドハウジング306dを、セラッミック基板306a上
に搭載する。なお、メッシュ部306eは、蛍光面30
4の方向に球面状に突出した形状としておく。
【0008】以上示したように形成される画像管は、ま
ず、外部回路からリードピン309c,309dに電圧
(加熱電源)を供給することで、カソードリード311
c,311dを介し、フィラメントカソード306cに
所定の電位を印加して熱電子が放出される状態とする。
また、外部回路からリードピン309bに電圧を供給す
ることで、カソードリード311bを介し、背面電極3
06bにフィラメントカソード306cに対して負の電
位を印加する。加えて、外部回路からリードピン309
eに電圧を供給することで、カソードリード311eを
介し、グリトハウジング306dにフィラメントカソー
ド306cに対して正の電位を印加することで、グリッ
ドハウジング306dのメッシュ部306eより電子ビ
ームを放出させる。
【0009】そして、外部回路からリードピン309a
に高電圧を供給し、陽極リード310→陽極電極構体3
05(円筒状陽極305b)→接触片307aの経路を
それぞれ導通してAlメタルバック膜307にその高電
圧が印加された状態とすることで、放出された電子を円
筒状陽極305bにより加速し、Alメタルバック膜3
07を貫通させて蛍光面304に衝撃させる。この結
果、蛍光面304は電子衝撃により励起し、蛍光面30
4を構成する蛍光体の応じた発光色をフェースガラス3
02を透過して前面側に発光表示することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の蛍光
表装置に用いられていた電子放出部としてのフィラメン
ト(フィラメントカソード)は、主に、直径7〜20μ
mのタングステンの細線に、電子放射性物質を塗布して
形成している。その電子放出物質としては、一般に、酸
化バリウム・酸化カルシウム・酸化ストロンチウムのい
わゆる三元酸化物から構成するようにしている。ここ
で、これら酸化物は空気中ではきわめて不安定である、
このため、フィラメントの作製においては、炭酸バリウ
ム・炭酸カルシウム・炭酸ストロンチウムのいわゆる炭
酸塩の形でタングステン細線に外形が22〜35μmに
なるように塗布し、これを例えば、上述の画像管製造に
おいて、各部品とともに組み込んだ上で、外囲器内を真
空排気してエージングする段階で酸化物にするようにし
ている。
【0011】したがって、従来の蛍光表示装置では、電
子放出部として上述したようなフィラメントを用いるよ
うにしているため、次に示すような問題点があった。す
なわち、非常に細く脆弱なフィラメントを架張して取り
付け組み立てなければならないため、取り扱いに不便が
あり、製造しにくいという問題があった。また、上述し
たように、フィラメントカソードを作製するためには工
数が非常に多い状態であった。
【0012】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、蛍光表示装置の電子放出
部を、より容易に作製できるようにすることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の蛍光表示装置
の製造方法では、基体上に円筒状のグラファイトの層か
らなるカーボンナノチューブから構成された柱状体およ
び導電体からなる粒子が分散された導電性ペーストから
なるペーストパターンを選択的に形成し、ペーストパタ
ーンを焼成して柱状体が導電体膜で覆われた状態とし、
導電成膜をその表面より所定量研磨することで柱状体を
露出させて基体上に電子放出部を形成するようにした。
また、この発明の蛍光表示装置の製造方法では、基体上
に円筒状のグラファイトの層からなるカーボンナノチュ
ーブから構成された柱状体および導電体からなる粒子が
分散された導電性ペーストからなるペーストパターンを
選択的に形成し、ペーストパターンを焼成して柱状体が
導電体膜で覆われた状態とし、カーボンナノチューブに
比較して導電成膜の方がエッチングレートの早い条件で
エッチングすることで柱状体を露出させて基体上に電子
放出部を形成するようにした。このように製造するよう
にしたので、その先端部が露出した状態のカーボンナノ
チューブからなる電子放出部と電子引き出し電極とで電
界放出型冷陰極電子源を構成できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、この発明の実施の形態にお
ける蛍光表示装置である画像管の構成を示す構成図であ
る。以下、この実施の形態における画像管の構成につい
て、その製造方法とともに説明すると、まず、円筒形の
ガラスバルブ101中に、蛍光面104、陽極電極構体
105、そして、および電子放出部を構成するカソード
構体106を配置する。また、ガラスバルブ101の開
口端に、フェースガラス102を低融点フリットガラス
103により接着固定する。そして、ガラスバルブ10
1の底部にはステムガラス108を配置し、このステム
ガラス108に一体形成した排気管108aより真空排
気することで、ガラスバルブ101内を真空状態とす
る。
【0015】まず、フェースガラス102は、前面側に
は凸型レンズ状の球面部102aを形成し、周縁部には
鍔状に段差部102bを形成しておく。このフェースガ
ラス102の内面102cには、その周辺部分の一部に
窪み状の凹部102dも形成しておく。また、この内面
102cの主要面には、蛍光面104を形成し、この蛍
光面104表面にはAlメタルバック膜107を形成す
る。なお、凹部102d内には蛍光面104は形成せ
ず、Alメタルバック膜107のみを形成するようにす
る。この、凹部102d内には、例えばステンレス材の
薄板をプレス成形法により加工して形成された弾性力を
有する接触片107aの一端側を挿入配置する。この接
触片107aは、例えばカーボンまたは銀とフリットガ
ラスとの混合体からなる導電性接着材10により、その
凹部102d部分に接着固定することで形成する。そし
て、この接触片107aの他端側は、ガラスバルブ10
1の内壁面方向に向けて延在しておく。
【0016】ところで、蛍光面104は、白色蛍光体と
して、例えば、Y22S:Tb+Y23:Eu混合蛍光
体を溶媒に溶かし、これにバインダーを加えたペースト
を約20μm程度の厚さに内面102cに印刷塗布し、
これを乾燥することで形成する。ここで、凹部102d
内には蛍光面104は塗布しない状態としておく。な
お、用いる蛍光体は、Y22S:Tb+Y23:Eu混
合蛍光体に限るものではなく、他の蛍光体を用いるよう
にしてもよいことはいうまでもない。また、蛍光面10
4表面には、蒸着により約厚さ150nm程度にアルミ
ニウム膜を成膜することで、Alメタルバック膜107
を形成する。ここで、凹部102d内には蛍光面104
は塗布されていないので、Alメタルバック膜107の
みが形成された状態となる。
【0017】なお、このAlメタルバック膜107の厚
さは薄すぎると、ピンホールが増加して蛍光面104の
反射が減少する。一方、その厚さが厚すぎると、蛍光面
104に対する電子ビームの電子の侵入が阻害されて発
光が小さくなる。したがって、Alメタルバック膜10
7の厚さのコントロールは重要である。このため、前述
したように、Alメタルバック膜107は厚さを約15
0nm程度とした方がよい。なお、それら蛍光面104
及びAlメタルバック膜107を形成した後、フェース
ガラス102を、例えば電気炉などにより560℃で3
0分程度空気中で焼成し、塗布膜中の溶媒類を除去す
る。
【0018】そして、このフェースガラス102は、例
えば、直径約20mm,長さ約50mmの両端が切断さ
れたガラスバルブ101の一方の開口端に、フェースガ
ラス102の周縁部に形成された鍔状の段差部102b
部分で、低融点フリットガラス103により接着固定す
る。これは、その接着面に低融点フリットガラスペース
トを塗布し、フェースガラス102の段差部102b部
分とガラスバルブ101の開口端とを、その低融点フリ
ットガラスペーストを介してつき合わせ、これらを加熱
焼成すればよい。
【0019】一方、ガラスバルブ101底部のステムガ
ラス108部分には、リードピン109を挿通して形成
する。また、そのリードピン109の先端部に、陽極リ
ード110を溶接により固定し、この陽極リード110
の先端部に、円筒状の陽極電極構体(電子加速電極)1
05を溶接により固定配置する。この陽極電極構体10
5の形成について説明すると、まず、例えばステンレス
材の金属線(線径約0.5mm)をリング状に丸めるこ
とで、リング状陽極105aを成形する。そして、この
リング状陽極105aの外周面に、矩形状のステンレス
材の薄板(板厚0.01〜0.02mm)を巻き付け、
重ね合った部分を溶接点105dと溶接点105eの2
カ所で溶接して固定する。このことにより、円筒形状に
円筒状陽極105bを形成できる。
【0020】また、この陽極電極構体105は、陽極リ
ード110の先端部に対してリング状陽極105aと所
定の箇所で溶接し、さらに、陽極リード110の最先端
部分で円筒状陽極105bの内側との接触部分で溶接し
て固定する。さらに、このリング状陽極105aの一部
には、Baゲッター105cを溶接などより取り付け固
定する。なお、図1(a)において、陽極電極構体10
5やリードピン109に関しては、断面を示していな
い。
【0021】また、ステムガラス108には、リードピ
ン109a,109bも挿通し、リードピン109a,
109bの先端部には、カソードリード111a,11
1bを溶接により固定し、このカソードリード111
a,111bの先端部には、カソード構体106を溶接
により固定配置する。このカソード構体106は、次に
示すように形成する。まず、セラミック基板106a上
の中央部に、電極(導電板)106bを配置する。ま
た、その上面の約3mmφの領域に、カーボンナノチュ
ーブの集合体からなる長さ数mmの針形状の柱状グラフ
ァイトより構成された電子放出部121を固定配置す
る。
【0022】ところで、図1(b)に示すように、その
柱状グラファイト131は、カーボンナノチューブ13
2が、ほぼ同一方向を向いて集合した構造体である。な
お、この図1(b)は、柱状グラファイト131を途中
で切った断面を見る斜視図である。そして、カーボンナ
ノチューブ132は、例えば図1(c)に示すように、
完全にグラファイト化して筒状をなし、その直径は4〜
50nm程度であり、その長さはミクロンオーダであ
る。そして、図1(d)に示すように、その先端部は五
員環が入ることにより閉じている。このカーボンナノチ
ューブは、ヘリウムガス中で2本の炭素電極を1〜2m
m程度離した状態で直流アーク放電を起こすことで、陽
極側の炭素が蒸発して陰極側の炭素電極先端に凝集した
堆積物中に形成できる。
【0023】すなわち、炭素電極間のギャップを1mm
程度に保った状態で、ヘリウム中で安定なアーク放電を
持続させ、陽極の炭素電極の直径とほぼ同じ径をもつ円
柱状の堆積物を陰極先端に形成する。その円柱状の堆積
物は、外側の固い殻と、その内側のもろくて黒い芯との
2つの領域から構成されている。そして、内側の芯は、
堆積物柱の長さ方向にのびた繊維状の組織をもってい
る。その繊維状の組織が、上述した柱状グラファイトで
あり、堆積物柱を切り出すことなどにより、柱状グラフ
ァイトを得ることができる。なお、外側の固い殻は、グ
ラファイトの多結晶体である。
【0024】そして、その柱状グラファイトにおいて、
カーボンナノチューブは、炭素の多面体微粒子(ナノポ
リヘドロン:nanopolyhedoron)とともに、複数が集合
している。そのカーボンナノチューブは、図1(c),
(d)では模式的に示したように、グラファイトの単層
が円筒状に閉じた形状と、複数のグラファイトの層が入
れ子構造的に積層し、それぞれのグラファイト層が円筒
状に閉じた同軸多層構造となっている形状とがある。そ
して、それらの中心部分は、空洞となっている。
【0025】以上示したよう構成されているカーボンナ
ノチューブよりなる柱状グラファイトで構成された電子
放出部121は、その柱状グラファイト131が銀ペー
ストなどの導電性接着剤により固定されている。以下、
この実施の形態における電子放出部121に関してより
詳細に説明する。まず、その作製方法について説明する
と、金属板を加工することで、図2(a)に示すよう
に、所定の形状の板状の電極106bがリードフレーム
状にフレーム201に接続された状態とする。
【0026】ついで、図2(b)に示すように、形状部
分201表面の所定領域に、ペーストパターン202を
所定領域に形成する。このペーストパターン202は、
よく用いられている銀ペースト(導電性ペースト)に前
述した柱状グラファイトを混合したペーストを用いたス
クリーン印刷法などにより形成すればよい。そして、そ
の溶剤などを揮発させた後、それらを空気中で40〜6
00℃程度に15〜60分間程度加温して焼成する。な
お、この焼成は、例えば、1〜10-3Torr程度に真
空排気された雰囲気で行うようにしてもよい。
【0027】ここで、形成されたペーストパターン20
2のAA’断面を見ると、図2(c)に示すように、電
極106b上に、柱状グラファイト131が銀203で
覆われた状態に形成されている。次に、そのペーストパ
タン202上部を研磨する。この結果、ペーストパター
ン202上部においては、柱状グラファイト131が露
出するようになり、すなわち、図2(d)に示すよう
に、柱状グラファイト131を構成しているカーボンナ
ノチューブの先端が露出した状態となった電子放出部1
21が、電極106a上に形成された状態となる。
【0028】次に、図2(e),(f)に示すように、
電子放出部121が形成された電極106bを、フレー
ム201より切り出す。そして、電極106bの両端2
01aを折曲げることで、図2(h)に示すように、表
面に電子放出部121が形成された電極106bが形成
される。そして、この電極106bを、図1(a)に示
したように、セラミック基板106a上の中央部に配置
するようにすればよい。
【0029】このようにすることで、あらかじめ電子放
出部である柱状グラファイトが固定された電極を複数形
成しておくことが可能となり、例えば、あらかじめ電子
放出特性を検査しておき、特性のよいものだけを用いる
ようにすることも可能である。そして、それら電子放出
部121が固定配置された電極(導電板)106bを覆
うように、メッシュ部(電子引き出し電極)106eを
備えたハウジング106dを配置する。
【0030】以上示したように、この実施の形態におい
ては、カーボンナノチューブからなる電子放出部121
を電極106b上に固定配置し、そして、それらを覆う
ように、ハウジング106dをセラッミック基板106
a上に搭載した状態とすることでカソード構体106を
形成した。なお、メッシュ部106eは、蛍光面104
の方向に球面状に突出した形状とする。また、このハウ
ジング106dは、板厚が約100μm程度のステンレ
ス板材をプレス成形することにより形成する。また、メ
ッシュ部106eは、例えば縦方向寸法が約6mm,横
方向寸法が約4mmとし、高さが約1.25mmの大き
さに形成する。そして、メッシュ部106eは、電子放
出部121先端部より0.5〜1mm程度離間した状態
とする。なお、これらの間隔は、接触しない状態でなる
べく近づけた方がよい。
【0031】以上示したように形成される画像管は、ま
ず、外部回路からリードピン109a,109bに電圧
を供給することで、カソードリード111a,111b
を介して電極106とハウジング106dとの間に電界
をかける。そして、このことにより、電極106上に固
定配置された電子放出部121の先端部が露出したカー
ボンナノチューブの先端に高電界を集中させ、電子を引
き出してメッシュ部106eより放出させる。すなわ
ち、この実施の形態によれば、カソード構体106が、
電子放出部121を構成するカーボンナノチューブをエ
ミッタとした、電界放出型冷陰極電子源の構成となる。
【0032】そして、外部回路からリードピン109に
高電圧を供給し、陽極リード110→陽極電極構体10
5(円筒状陽極105b)→接触片107aの経路をそ
れぞれ導通してAlメタルバック膜107にその高電圧
が印加された状態とすることで、放出された電子を円筒
状陽極105bにより加速し、Alメタルバック膜10
7を貫通させて蛍光面104に衝撃させる。この結果、
蛍光面104は電子衝撃により励起し、蛍光面104を
構成する蛍光体の応じた発光色を、フェースガラス10
2を透過して前面側に発光表示することになる。
【0033】以上示したように、この実施の形態によれ
ば、カーボンナノチューブを配置することで電子放出部
を形成した。この結果、電子放出部は電界放出型冷陰極
電子源なる。したがって、この実施の形態によれば、電
子放出部は、フィラメントのような脆弱な部品を用いる
ようにしていないので、簡便に取り扱うことができ、容
易に形成することが可能となる。また、フィラメントの
加熱電源も必要がないので、リードピンの数が減らせ、
より製造を簡略化できる。そして、この実施の形態で
は、印刷などにより容易な形成方法により、電子放出部
をカーボンナノチューブの先端部が露出した状態とする
ことができる。すなわち、より簡便な方法で、良好な電
子放出特性を得ることができるようになる。
【0034】なお、上記実施の形態では、画像管につい
て説明したが、これに限るものではな。この発明は、真
空容器内に蛍光体からなる発光部と、これを発光させる
ための電子放出源とを備えた、その他の蛍光表示装置に
も適用できることはいうまでもない。例えば、フェース
ガラスと蛍光面との間に光学フィルターを形成してもよ
い。このように光学フィルターを形成することで、発光
色を変化させた画像管とすることができる。また、同一
の真空容器内に複数の蛍光面を備え、多色化をした画像
管とするようにしてもよい。また、蛍光面を所望の形状
とし、所望の形状のキャラクタを表示する平型管とする
ようにしてもよい。
【0035】ところで、上述では、図2(d)に示した
ように、研磨することでカーボンナノチューブが露出す
るようにしたが、これに限るものではなく、例えば、銀
とカーボンとで選択比がとれるようなエッチングを用
い、選択的に銀を除去するようにすることで、カーボン
ナノチューブの先端部を露出させるようにしてもよい。
例えばエッチング液として硝酸と塩酸の混合液(1:1
〜1:5)を用いたウエットエッチングにより、カーボ
ンナノチューブの先端部を露出させるようにすればよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、少な
くとも一部が透光性を有する表示面を有しかつ内部が真
空排気された外囲器と、前記表示面の内側に形成された
蛍光体からなり電子の衝撃により発光する蛍光面と、前
記外囲器内に配置された基体上に電子を放出する電子放
出部とを備えた蛍光表示管の製造方法において、特に、
基体上に円筒状のグラファイトの層からなるカーボンナ
ノチューブから構成された柱状体および導電体からなる
粒子が分散された導電性ペーストからなるペーストパタ
ーンを選択的に形成し、ペーストパターンを焼成して柱
状体が導電体膜で覆われた状態とし、導電成膜をその表
面より所定量研磨することで柱状体を露出させて基体上
に電子放出部を形成するようにした。また、この発明の
蛍光表示装置の製造方法では、基体上に円筒状のグラフ
ァイトの層からなるカーボンナノチューブから構成され
た柱状体および導電体からなる粒子が分散された導電性
ペーストからなるペーストパターンを選択的に形成し、
ペーストパターンを焼成して柱状体が導電体膜で覆われ
た状態とし、カーボンナノチューブに比較して導電成膜
の方がエッチングレートの早い条件でエッチングするこ
とで柱状体を露出させて基体上に電子放出部を形成する
ようにした。
【0037】このように製造するようにしたので、その
先端部が露出した状態のカーボンナノチューブからなる
電子放出部と電子引き出し電極とで電界放出型冷陰極電
子源を構成できる。この結果、この発明によれば、蛍光
表示装置の電子放出部を、フィラメントのような脆弱な
部品を用いることなく作製できるようになり、ひいて
は、蛍光表示装置をより容易に製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態における画像管の構成
を示す構成図である。
【図2】 電子放出部品である電子放出部121が形成
された電極106bの作製を説明するための説明図であ
る。
【図3】 従来の画像管の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
101…ガラスバルブ、102…フェースガラス、10
3…低融点フリットガラス、104…蛍光面、105…
陽極電極構体、105a…リング状陽極、105b…円
筒状陽極、105c…Baゲッター、106…カソード
構体、106a…セラミック基板、106b…電極(導
電板)、106d…ハウジング、106e…メッシュ部
(電子引き出し電極)、107…Alメタルバック膜、
107a…接触片、108…ステムガラス、108a…
排気管、109,109a,109b…リードピン、1
10…陽極リード、111a,111b…カソードリー
ド、121…電子放出部、131…柱状グラファイト、
132…カーボンナノチューブ、201…フレーム、2
02…ペーストパターン、203…銀。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部が透光性を有する表示面
    を有しかつ内部が真空排気された外囲器と、前記表示面
    の内側に形成された蛍光体からなり電子の衝撃により発
    光する蛍光面と、前記外囲器内に配置された基体上に電
    子を放出する電子放出部とを備えた蛍光表示管の製造方
    法において、 前記基体上に円筒状のグラファイトの層からなるカーボ
    ンナノチューブから構成された柱状体および導電体から
    なる粒子が分散された導電性ペーストからなるペースト
    パターンを選択的に形成し、 前記ペーストパターンを焼成して前記柱状体が前記導電
    体膜で覆われた状態とし、 前記導電成膜をその表面より所定量研磨することで前記
    柱状体を露出させて前記基体上に前記電子放出部を形成
    し、 前記電子放出部が形成された前記基体を前記外囲器内の
    所定位置に配置し、 前記外囲器内で前記電子放出部の電子放出側に前記電子
    放出部より電子を引き出すための電子引き出し電極を配
    置することを特徴とする蛍光表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも一部が透光性を有する表示面
    を有しかつ内部が真空排気された外囲器と、前記表示面
    の内側に形成された蛍光体からなり電子の衝撃により発
    光する蛍光面と、基体上に電子を放出する電子放出部と
    を備えた蛍光表示管の製造方法において、 前記基体上に円筒状のグラファイトの層からなるカーボ
    ンナノチューブから構成された柱状体および導電体から
    なる粒子が分散された導電性ペーストからなるペースト
    パターンを選択的に形成し、 前記ペーストパターンを焼成して前記柱状体が前記導電
    体膜で覆われた状態とし、 前記カーボンナノチューブに比較して前記導電成膜の方
    がエッチングレートの早い条件でエッチングすることで
    前記柱状体を露出させて前記基体上に前記電子放出部を
    形成し、 前記電子放出部が形成された前記基体を前記外囲器内の
    所定位置に配置し、 前記外囲器内で前記電子放出部の電子放出側に前記電子
    放出部より電子を引き出すための電子引き出し電極を配
    置することを特徴とする蛍光表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2項記載の蛍光表示装置
    の製造方法において、 前記柱状体は、前記カーボンナノチューブの集合体から
    なる柱状グラファイトから構成されていることを特徴と
    する蛍光表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の蛍光表示装置の製造
    方法において、 前記引き出し電極は、前記蛍光面と前記電子放出部との
    間に配置することを特徴とする蛍光表示装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3記載の蛍光表示装置の製造
    方法において、 前記引き出し電極は、前記蛍光面と前記表示面との間に
    配置することを特徴とする蛍光表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載の蛍光表示装置の製造
    方法において、 前記蛍光面と前記表示面との間に光学フィルターが配置
    されることを特徴とする蛍光表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6記載の蛍光表示装置の製造
    方法において、 前記蛍光面を形成した後でこの表面に金属膜を形成し、 さらに、前記蛍光面と前記電子引き出し電極との間に、
    前記金属膜に電気的に接続させて、前記電子引き出し電
    極より高い電位が印加される電子加速電極を配置するこ
    とを特徴とする蛍光表示装置の製造方法。
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