JPH11259868A - 光ディスクおよび光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク装置

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JPH11259868A
JPH11259868A JP36370798A JP36370798A JPH11259868A JP H11259868 A JPH11259868 A JP H11259868A JP 36370798 A JP36370798 A JP 36370798A JP 36370798 A JP36370798 A JP 36370798A JP H11259868 A JPH11259868 A JP H11259868A
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JP
Japan
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optical disk
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JP36370798A
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Juko Sugaya
寿鴻 菅谷
Hiromichi Kobori
博道 小堀
Kazuo Watabe
一雄 渡部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フォーマット効率をより高くでき、
また任意の位置に無駄なくデータを記録でき、さらに誤
り訂正を解くことなくセクタ単位のアドレス情報を得れ
る書換型光ディスクおよび該光ディスクを駆動するため
の光ディスク装置を提供することにある。 【解決手段】光ビームを用いて複数のセクタからなる誤
り訂正ブロックの単位でデータの記録および再生が行わ
れる光ディスクは、互換に隣接して配置されるランドト
ラック13とグルーブトラック14と、ランドトラック
とグルーブトラックとの境界上に形成され、誤り訂正ブ
ロックの位置を認識するための複数の認識マーク、例え
ばエンボスピット16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの記録再生
が可能な光ディスクおよびこれを駆動する光ディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク上の任意の位置にデータを繰り
返し記録し、かつ任意の位置のデータを再生できる書換
型光ディスクでは、一般にデータをセクタ単位で記録し
ている。この場合、各セクタにはセクタアドレス情報
と、誤り訂正符号化したデータが記録される。
【0003】これに対し、最近規格化された120mm
径のDVD−RAMと称される大容量の書換型光ディス
クは、データの誤り訂正能力を向上させるために、デー
タはセクタ単位でなく、複数のセクタにわたって誤り訂
正符号化を行って得られた誤り訂正ブロック(ECCブ
ロック)単位でデータを記録できるようになっている。
これは再生専用光ディスクであるDVD−ROMにおい
ても同様であり、1セクタ当たり2048バイトのデー
タを含む16セクタからなる誤り訂正ブロック単位でデ
ータが記録される。また、DVD−ROMでは誤り訂正
ブロックおよびセクタのアドレス情報に、データと同じ
く誤り訂正符号化が適用され、誤りに極めて強い構造と
なっている。
【0004】DVD−RAMでは、予めディスク上にセ
クタ単位のアドレス情報がエンボスピットとして記録さ
れており、データの記録時には複数のセクタ(16セク
タ)で一つの誤り訂正ブロックが生成されている。こう
すると常にセクタ単位でアドレス情報が得られるため、
例えば記録中に光ヘッドが誤って隣接トラックに移動し
た場合でも、誤記録の被害は1セクタで済み、またシー
ク時間が短縮されるという利点がある。さらに、記録再
生中にセクタのアドレス情報から常にセクタの周期に相
当する周期信号を得ることができるため、この周期信号
に従って光ディスクを回転させるためのスピンドルモー
タを制御することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のDV
D−RAMのようにセクタ単位でアドレス情報を記録し
ておく方法では、各セクタにアドレス情報の領域(ヘッ
ダフィールド)に加え、データの記録再生時のディスク
の回転速度変動や偏心などで生じるディスク上の実際の
セクタ長の変化に対応するためのバッファ領域、相変化
記録方式を使用した場合の記録位置のランダムシフトや
始終端劣化に対応するためのバッファ領域など、本来の
データを記録するための領域以外の領域が増加し、これ
がフォーマット効率を低下させる原因となっている。こ
のため、記録容量を十分に確保しようとすると、その分
だけ記録密度を上げる必要が生じ、記録密度を一定にす
ればその分だけ記録容量が減ってしまうという問題があ
る。
【0006】一方、光ディスク上にセクタ単位でアドレ
ス情報を形成しないでデータを記録する方法としては、
例えばCD−RやCD−RWなどで採用されているよう
に、光ディスク上のグルーブをウォブルさせてアドレス
情報をFM信号として記録しておき、これに基づいて誤
り訂正ブロック単位でデータを記録する方法がある。こ
の場合、誤り訂正ブロックのアドレスはデータを記録し
て初めて決まるため、一般に任意の位置に無駄なくデー
タを記録することが難しい。
【0007】また、誤り訂正ブロックのアドレス情報や
セクタのアドレス情報は、誤り訂正を解くことなく取り
出すことができないため、例えば記録中にアドレスが外
れても対応することができず、誤ったアドレスにデータ
が記録されてしまう可能性がある。さらに、別のトラッ
クへシークしたときもアドレス情報は誤り訂正を解かな
ければ成らず、目標アドレスを見つけるために要する時
間が長くなるためデータの読み書きの待ち時間が長くな
るという欠点がある。また、グルーブのウォブル(wobbl
e)の形で記録されているアドレス情報は、多数回の書き
込みを行っている間に劣化してしまう。
【0008】さらに、データが書き込まれている領域で
は、スピンドルモータを制御するのに必要なセクタ周期
の周期信号が光ディスクから得られるが、データが書き
込まれていない領域では、このような周期信号を得るこ
とができない。このため、データを書き込んだ後、複数
のトラックに周期信号を生成するためのダミーの信号を
記録するファイナリゼーションが必要となり、その分だ
け余分に記録時間がかかる。
【0009】上述したように、従来の書換型光ディスク
のうち、セクタ単位のアドレス情報をプリピットとして
記録しておくようにした光ディスクでは、セクタ毎にデ
ィスクの回転速度変動および偏心などで生じる実際のセ
クタ長の変化や、相変化記録方式を使用した場合の記録
位置のランダムシフトおよび始終端劣化に対応するため
のバッファ領域を設ける必要があるため、本来のデータ
を記録するための領域以外の領域が増加し、フォーマッ
ト効率を低下させる原因となっていた。
【0010】また、グルーブをウォブルさせてアドレス
情報が記録され、誤り訂正ブロック単位でデータが記録
される光ディスクでは、任意の位置に無駄なくデータを
記録することが難しいばかりでなく、誤り訂正を解くこ
となくセクタ単位のアドレス情報を得ることができず、
さらにスピンドルモータの制御のための周期信号を生成
するためのファイナリゼーション処理を必要とし、記録
に時間がかかるという問題があった。
【0011】本発明の目的は、フォーマット効率をより
高くでき、また任意の位置に無駄なくデータを記録する
ことが可能であり、さらに誤り訂正を解くことなくセク
タ単位のアドレス情報を得ることができる書換型光ディ
スクおよび該光ディスクを駆動するための光ディスク装
置を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、さらに余分なファイ
ナリゼーション処理を必要とすることなく、光ディスク
から得られる信号を用いて回転を制御できる光ディスク
および光ディスク装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ビームを用
いて複数のセクタからなる誤り訂正ブロックの単位でデ
ータの記録及び再生が行われる光ディスクにおいて、交
互に隣接して配置されるランドトラックおよびグルーブ
トラックと、誤り訂正ブロックの位置を認識するために
ランドトラックとグルーブトラックとの境界上に形成さ
れる複数の認識マークとを有することを特徴とする光デ
ィスクを提供する。
【0014】本発明は、回転駆動される光ディスク上に
光ビームを照射することにより、複数のセクタからなる
誤り訂正ブロック単位でデータの記録および再生を行う
光ディスク装置において、交互に隣接して配置されるラ
ンドトラックとグルーブトラックと、前記誤り訂正ブロ
ックの位置を認識するために前記ランドトラックと前記
グルーブトラックとの境界上に形成される複数の認識マ
ークとを備えた前記光ディスクの該認識マークを検出す
る手段と、検出した前記認識マークからの情報に基づい
て、前記誤り訂正ブロックを構成する前記セクタのアド
レス情報を書き込む手段とを有することを特徴とする光
ディスク装置を提供する。
【0015】このように光ディスク上に誤り訂正ブロッ
クの認識情報をエンボスピットのような認識マークとし
て記録しておき、この認識情報に基づいて誤り訂正ブロ
ックの各セクタのデータとそのセクタのアドレス情報を
記録するようにすると、データの記録再生時のディスク
の回転速度変動および偏心などで生じるディスク上の実
際のセクタ長の変化や、相変化記録方式を使用した場合
の記録位置のランダムシフトおよび始終端劣化に対応す
るためのバッファ領域は、誤り訂正ブロック単位に設け
ればよい。すなわち、セクタ単位のアドレス情報をエン
ボスピットとして記録する従来の光ディスクに比較して
バッファ領域が減少するので、その分だけ本来のデータ
を記録するための領域を増やすことが可能となり、フォ
ーマット効率が向上する。
【0016】また、光ディスク上で誤り訂正ブロックの
位置が予め決まっていることから、データの記録時に任
意の誤り訂正ブロックにデータを書き込むことができ
る。しかも、誤り訂正ブロック内のデータは誤り訂正符
号化の適用を受けるのに対し、セクタのアドレス情報は
誤り訂正符号化の適用を受けないので、誤り訂正ブロッ
クを復号化することなくリアルタイムでセクタアドレス
を認識することができ、記録中にアドレスが外れても即
座に対応することが可能である。
【0017】さらに、本発明に係る光ディスク装置は、
光ディスク上のランドトラックおよびグルーブトラック
を一定周期のウォブルパターンでウォブルさせておき、
光ディスクからの反射光を検出する光検出器の出力から
ウォブルパターンに対応した周期信号を生成し、この周
期信号に基づいて光ディスクの回転を制御する。
【0018】このようにすると、再生時において光ディ
スクにデータが書き込まれているか否かに関係なく、常
にスピンドルモータの制御に必要な周期信号をうること
ができるため、記録時に余分なファイナリゼーション処
理を必要とせず、記録に必要な時間が短縮される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0020】まず、本発明の一実施形態に係る光ディス
クについて述べる。図1は光ディスクの一部を拡大して
おり、図2は光ディスク上のトラックパターンを示し、
図3は図2の一部を拡大して示している。図4は光ディ
スク上のスパイラルフォーマットを示している。
【0021】本実施形態の光ディスク10は、図1に示
すようにディスク基板11の上に記録再生可能な記録膜
12、例えば相変化膜等を形成して構成される。ディス
ク基板11には、図1〜図4に示すようにランドトラッ
ク13とグルーブトラック14がスパイラル状に形成さ
れている。ランドトラック13とグルーブトラック14
の配置法としては、図4(a)に示すシングルスパイラ
ルフォーマットと、図4(b)に示すダブルスパイラル
フォーマットの2種類がある。シングルスパイラルフォ
ーマットは、1本のスパイラル上にランドトラック13
とグルーブトラック14を交互に配置する方式、ダブル
スパイラルフォーマットは、平行した2本のスパイラル
上にランドトラック13とグルーブトラック14をそれ
ぞれ配置する方式であり、何れもディスクの半径方向に
沿ってランドとグルーブが交互に隣接して配置される。
本発明はこれらいずれの方式にも適用できる。
【0022】また、本実施形態においては、図2および
図3に示されるようにランドトラック13とグルーブト
ラック14は一定周期のウォブルパターンによりウォブ
ルされている。なお、図1と図4では簡単のため、ウォ
ブルさせていない図を示している。
【0023】図1、図2および図3に示されるように、
グルーブトラック14は途中で分断されており、この分
断領域はランド部15となっている。この分断領域のラ
ンド部15とランドトラック13との境界上に、エンボ
スピット16が形成されている。ここで、エンボスピッ
トはディスクの形成時にマスクリング工程によりランド
・グルーブトラックと共に形成される。
【0024】エンボスピット16は、その両隣に位置す
るランドトラック及びグルーブトラックにおける誤り訂
正ブロック(以下、ECCブロックという)の位置を認
識する情報を与えるためのもので、具体的にはECCブ
ロック間の境界を表しており、ほぼECCブロック長の
周期で形成される。また、エンボスピット16は複数
個、望ましくは3個以上のピットの組からなる。各エン
ボスピットは、単にECCブロックの位置を認識するた
めだけに使用される物であれば、全て同一のピットパタ
ーンであってもよい。図中では、円形のピットが示され
ているが、ピットの形状はこれに限らず、長円、楕円等
の形状、またはこれらの組み合わせでもよい。
【0025】尚、エンボスピット16はECCブロック
を認識するために設ければよいので、グルーブトラック
14に分断領域15を設けることなくエンボスピット1
6を設けてもよい。また、エンボスピットではなく、他
の形態によるマーク(例えば相変化マーク)を形成する
ようにしてもよい。即ち、ランドトラック13に半円の
形態でピットを形成するかまたはマークを形成し、これ
らピットまたはマークをECCブロック認識情報として
もよい。
【0026】このように、ECCブロック毎にECCブ
ロックの認識情報を示すエンボスピット16を形成する
ことにより、後に詳しく説明するようにフォーマット効
率を高くすることができる。
【0027】図3には、光ディスク10上のランドトラ
ック13、グルーブトラック14およびエンボスピット
16と光ビームスポット17a,17bに関する具体的
な数値例が記載されている。これは現行のDVD−RA
Mをさらに高密度化した書換型光ディスクの例であり、
トラックピッチ(ランドトラック13およびグルーブト
ラック14の中心線間隔)を0.55μm、エンボスピ
ット16の幅を0.35μmとしている。さらに、光ビ
ームの波長λを650nm、対物レンズのNAを0.6
と仮定して、光ビームスポット径をφ0.93μmとし
ている。
【0028】エンボスピット16からの信号は、光ビー
ムスポット17aがランドトラック13上をトレースし
ているときに検出される。この場合、光ビームスポット
17aは、これがトレースしているランドトラック13
に隣接するグルーブトラック14の一部もトレースする
ため、このグルーブトラック14上に形成される相変化
マークなどの記録マークからの影響を考える必要があ
る。
【0029】ここで、光ビームスポット17aがグルー
ブトラック14にかかる幅は、光ビームスポット径の1
/2である0.465μmからトラックピッチの1/2
である0.275μmを差し引いた0.19μmであ
り、光ビームスポット17aがランドトラック13に隣
接するグルーブトラック14にかかる長さは、0.4μ
m程度である。一方、エンボスピット16の幅、つまり
トラック幅方向の寸法は0.35μmであり、この全幅
が光ビームスポット17aの中に入るような位置に該エ
ンボスピット16は配置されている。
【0030】従って、光ビームスポット17aがエンボ
スピット16にかかる部分の大きさとグルーブトラック
14にかかる部分の大きさの大小関係を考慮すると、光
ビームスポット17aによってグルーブトラック14上
に形成される記録マークからの影響をあまり受けること
なく、エンボスピット16を確実に検出できることが分
かる。
【0031】さらに、光ビームスポット17bがグルー
ブトラック14上をトレースしているときは、グルーブ
トラック14上に形成される記録マークを検出する際の
エンボスピット16の影響を考慮する必要がある。
【0032】ここで、エンボスピット16はグルーブト
ラック14の分断領域におけるランド部15とランドト
ラック13との境界上に形成されているので、光ビーム
スポット17bとエンボスピット16との距離は、トラ
ックピッチの1.5倍である0.825μmから光ビー
ムスポット径の1/2である0.465μmとエンボス
ピット16の幅の1/2nである0.175μmを差し
引いた0.185μmであり、両者は十分に離れている
と見てよい。従って、エンボスピット16の影響を受け
ることなく、グルーブトラック14上に形成される記録
マークを確実に検出できることが分かる。
【0033】また、エンボスピット16はグルーブトラ
ック14を分断するランド部15と、ディスク半径方向
に関して内側もしくは外側のいずれかに隣接するランド
トラック13との境界上に設けられる。これにより、エ
ンボスピット16により与えられるECCブロックの認
識情報は、その両隣に位置するランドトラック19およ
びグルーブトラック13の双方で共有されることにな
る。
【0034】このように光ディスク10を現行のDVD
−RAM以上に高密度化するためトラックピッチを狭く
し、さらにこれに対応すべく光ビームスポットサイズを
さらに狭めた場合でも、隣接するグルーブトラック14
上の記録マークの影響を受けることなくエンボスピット
16からの信号を十分なSNRで検出することができ、
しかもエンボスマーク16が形成された位置に隣接する
グルーブトラック14上の記録マークからの信号をエン
ボスピット16の影響を受けることなく確実に検出する
ことが可能である。
【0035】次に、図5および図6を参照して上述した
光ディスク10を駆動してデータの記録再生を行う光デ
ィスク装置について説明する。
【0036】図5において、光ディスク10はモータド
ライバ20により駆動されるスピンドルモータ21によ
って回転され、光ディスク10に対向して設けられた光
学ヘッド22によって光ディスク10への記録・再生が
行われる。光学ヘッド22は、これに限られるものでは
ないが、光源であるレーザダイオード(LD)23と、
このレーザダイオード23から出射された光ビームを平
行光にするためのコリメータレンズ24と、光ディスク
10への入射光と光ディスク10からの反射光を分離す
るためのビームスプリッタ25と、ビームスプリッタ2
5を通過した光ビームを集光して光ディスク10上に微
小な光ビームスポットとして照射するための対物レンズ
26と、光ディスク10で反射され、ビームスプリッタ
25により導かれた反射光を集光する集光レンズ27
と、集光された反射光を検出する光検出器28と、対物
レンズ26を光軸方向(フォーカス方向)およびトラッ
キング方向に移動させるレンズアクチュエータ29とか
らなっている。
【0037】光検出器28は検出領域を複数、例えば4
つの領域に分割した多分割検出器が用いられる。この光
検出器28から出力される複数の出力信号は、アナログ
演算回路34に入力される。アナログ演算回路33は、
光ディスク10に記録されているデータに対応した再生
信号と、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボの
ためのフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー
信号と、スピンドルモータ21の回転速度制御のための
速度制御信号を生成する。フォーカスサーボは対物レン
ズ26の焦点を光ディスク10上の記録面に一致させる
ための制御であり、トラッキングサーボは光ディスク1
0上に照射される光ビームをトラックに追従させるため
の制御である。
【0038】フォーカスエラー信号およびトラッキング
エラー信号はサーボ回路30に入力され、このサーボ回
路30からの制御によりレンズアクチュエータ29によ
って対物レンズ26がフォーカス方向およびトラッキン
グ方向に制御される。また、サーボ回路30は光ディス
ク10から得られる後述する周期信号に基づいて生成さ
れた速度制御信号に従ってモータドライバ20を制御す
る。
【0039】次に、記録動作および再生動作について概
略を説明する。
【0040】記録動作 記録時には、記録すべきデータである記録データ系列D
inが記録データ処理部31により処理された後、LDド
ライバ32に入力され、LDドライバ32によりレーザ
ダイオード23が強度変調される。こうして強度変調さ
れた光ビームがコリメータレンズ24、ビームスプリッ
タ25および対物レンズ26を経て光ディスク10上に
照射されることにより、光ディスク10の記録膜12に
データが記録マーク、例えば結晶質から非晶質、または
非晶質から結晶質への相変化マークとして記録される。
【0041】ここで、記録時には、光ディスク10から
の反射光が対物レンズ26、ビームスプリッタ25およ
び集光レンズ27を経由して光検出器28に入射する。
この光検出器28の出力がアナログ演算回路33に入力
され、光ディスク10上のエンボスピット16に対応し
た信号(以下、エンボスピット信号という)と光ディス
ク10上のランドトラックおよびグルーブトラックのウ
ォブルパターンに対応して振幅が変化する周期信号が生
成される。
【0042】タイミング発生回路34は、エンボスピッ
ト信号に従って、エンボスピット16に対応するECC
ブロックの認識情報を生成し、さらに周期信号に従って
速度制御信号を生成する。ECCブロックの認識情報
は、記録データ処理部31においてECCブロックの生
成、さらにセクタアドレス情報の生成に使用される。こ
の処理の詳細については、後に詳しく説明する。速度制
御信号はサーボ回路30に入力され、これに基づいてサ
ーボ回路30によりモータドライバ20を介してスピン
ドルモータ21が所定の回転速度に制御される。
【0043】なお、この記録時においては、アナログ演
算回路33でさらにフォーカスエラー信号およびトラッ
キングエラー信号が生成され、これらの信号に基づきサ
ーボ回路30によってレンズアクチュエータ29が制御
されることにより、フォーカスサーボおよびトラッキン
グサーボが行われる。
【0044】再生動作 再生時には、レーザダイオード23から出射される一定
強度の光ビームがコリメータレンズ24、ビームスプリ
ッタ25および対物レンズ26を経て光ディスク10上
に照射される。光ディスク10からの反射光が対物レン
ズ26、ビームスプリッタ25および集光レンズ27を
経由して光検出器28に入射する。この光検出器28の
出力はアナログ演算回路33に入力され、記録膜12の
記録マークの有無による反射率の変化が再生信号として
出力される。
【0045】なお、この再生時においてもアナログ演算
回路33で光ディスク10上のウォブルパターンに対応
した周期信号とフォーカスエラー信号およびトラッキン
グエラー信号が生成される。周期信号に従ってタイミン
グ発生回路34で速度制御信号が生成され、この速度制
御信号に基づいてサーボ回路30によりモータドライバ
20を介してスピンドルモータ21が所定の回転速度に
制御される。さらに、フォーカスエラー信号およびトラ
ッキングエラー信号に基づきサーボ回路30によってレ
ンズアクチュエータ29が制御されることにより、フォ
ーカスサーボおよびトラッキングサーボが行われる。
【0046】アナログ演算回路33から出力された記録
マークに対応した再生信号は、二値化回路35により二
値データに変換された後、タイミング発生回路34に入
力される。タイミング発生回路34は、この二値データ
から再生信号中の同期パターンの検出、具体的には同期
パターンの位置およびパターンの検出を行う。再生信号
には光ディスク10の媒体欠陥やノイズの影響によって
発生したビット誤りが含まれているため、タイミング発
生回路34において同期パターンが検出されるべき位置
で検出できなかったり、本来の同期パターンと異なる位
置で誤って同期パターンが検出される場合がある。タイ
ミング発生回路34は、これらの影響を考慮した上で、
同期パターンの位置を正しく検出する機能を持ち、また
同期パターンの検出位置信号に加えて、同期パターンが
後述する同期パターン系列SY0〜SY7のうちのどれ
であるかを示す同期パターン検出信号を合わせて用い
て、復調シンボル、記録ブロック、変調後の記録セクタ
の各々の境界を判定する。
【0047】二値化回路35の出力は、再生データ処理
部36に入力される。再生データ処理部36は、図6に
示すように復調回路361とメモリ362とメモリを制
御するメモリコントローラ363および誤り訂正復号化
処理部366によって構成され、二値化回路35からの
二値信号について記録データ処理部31とほぼ逆の処理
を行って再生データ系列Doutを出力する。
【0048】次に、記録データ処理部31について詳細
に説明する。図7に、記録データ処理部31の処理手順
を示す。
【0049】まず、記録データ系列Dinを例えば図示し
ないホストシステムから入力する(ステップS10
1)。
【0050】次に、ステップS101で入力された記録
データ系列Dinからデータフレームを生成する(ステッ
プS102)。データフレーム生成ステップS102で
は、記録データ系列Dinを2048バイト単位のデータ
セクタに分割した後、このデータセクタから178×1
2バイトのデータフレームを生成する。
【0051】図8に、データフレームの構造を示す。同
図に示されるように、データフレームは172バイトを
1行として12行の配列に配置した2064バイトによ
って構成される。1行目は4バイトのデータ識別データ
(データID)と、このデータIDに発生した誤りを検
出するための2バイトのID誤り検出符号(IED)
と、6バイトの予備バイト(RSV)と、160バイト
の主データD〜D159によって構成される。主デー
タとは、データセクタの要素である。2行目〜11行目
は、それぞれ172バイトの主データD160〜D
331,D332〜D503,……,D1708〜D
1879によって構成され、最後の12行目は168バ
イトの主データD1880〜D2047と、データフレ
ームに発生した誤りを検出するための4バイトの誤り検
出符号(EDC)によって構成される。
【0052】以下、データIDについてもう少し詳しく
説明しておく。データIDは、図9(a)に示されるよ
うに最下位ビットをb0 、最上位ビットをb31として連続
的に番号付けされる。最上位の1バイトからなるデータ
フィールド情報の各ビットの意味は図9(b)に示す通
りであり、次のように設定される。 ・ビットb31(セクタフォーマットタイプ):“1”に
設定され、ゾーンドフォーマットを示す。 ・ビットb30(トラッキング方法):リードインゾーン
内のエンボス部ではピットトラッキングを示す“0”に
設定され、その他の領域ではグルーブトラッキングを示
す“1”に設定される。 ・ビットb29(記録膜の反射率):“1”に設定され、
反射率が40%以下であることを示す。 ・ビットb28(予備):“0”に設定される。 ・ビットb27,b26(ゾーンタイプ):データゾーンで
“00”、リードインゾーンで“01”、リードアウト
ゾーンで“10”に設定される。 ・ビットb25(データタイプ):データセクタのデータ
が再生専用データ(read-only data)のとき“0”、書換
え可能データのとき“1”に設定される。
【0053】・ビットb24(レイヤ番号):“0”に設
定され、一つの入射面からは一層の記録膜のみがアクセ
スできることを示す。
【0054】一方、ビットb23〜b0 の下位3バイトか
らなるデータフィールド番号は、リードインゾーン内の
エンボス部と欠陥管理領域および予備ゾーンではセクタ
番号を2進表示で示し、データゾーンでは初期化および
再初期化後のデータフィールド番号を示し、リードアウ
トゾーン内の欠陥管理領域および予備ゾーンではセクタ
番号を2進表示で示す。
【0055】ステップS102でのデータフレーム生成
の後、スクランブル処理を行う(ステップS103)。
このスクランブル処理では、データフレーム中の主デー
タD(k=0〜2047)を次式によってスクランブ
ルしたD′(k=0〜2047)で置き換える処理を
行う。
【0056】D′=DXOR S,k=0〜2047 ここで、XOR は排他的論理和を表す。
【0057】Sはスクランブル処理のためのランダ
ムデータ系列、例えばM系列であり、以下の手順で生成
される。すなわち、15ビットのシフトレジスタが用意
され、その最上位ビットと最上位から5番目のビットの
出力の排他的論理和がとられ、その結果が最下位ビット
の入力に接続されて、いわゆるフィードバックシフトレ
ジスタが構成される。スクランブルデータは、このフィ
ードバックシフトレジスタの下位側の8ビットの出力を
使用する。スクランブルデータを取り出す毎に、このフ
ィードバックシフトレジスタが8回上位方向へシフトさ
れ、次のスクランブルデータが取り出される。
【0058】以上の手順で生成されたスクランブルデー
タと主データとの排他的論理和をビット毎にとることに
よって、スクランブル処理を行うことができる。この場
合、フィードバックシフトレジスタの初期値を変えるこ
とによって、生成するスクランブルデータ列を切り替え
ることができる。初期値の切り替えは、データフィール
ド内のデータIDの内容に応じて行う。
【0059】ステップS103でのスクランブル処理後
のデータフレーム(スクランブルドフレームという)に
対し誤り訂正符号化を行って、ECCブロックを生成す
る(ステップS104)。
【0060】図10に、ECCブロックの構造を示す。
ECCブロックは、スクランブルドフレームを各行17
2バイトとして192行重ねて配列し、各172列に外
符号パリティPOとして16バイトを付加することによ
り208行とし、これらの各行に内符号パリティPIと
して10バイトを付加することにより、各行182バイ
トからなる208行によってECCブロックを構成す
る。各バイトはiを行数、jを列数としてBi,jとお
くと、以下の通りとなる。
【0061】・i=0〜191,j=0〜171に対す
るBi,j:スクランブルドフレームからのバイト ・i=192〜207,j=0〜171に対するB
i,j:外符号パリティのバイト ・i=0〜207,j=172〜181に対するB
i,j:内符号パリティのバイト 上述したECCブロックの生成手順をさらに説明する
と、12行からなるスクランブルドフレームを16個積
み重ね、その16個のスクランブルドフレームの集合を
誤り訂正符号化のデータ単位として誤り訂正符号化を行
って検査パリティを付加し、ECCブロックを生成す
る。ここで、誤り訂正符号にはリードソロモン符号の2
重積符号を使用する。
【0062】すなわち、まず積み重ねた16個のスクラ
ンブルドフレームの192行のデータに対して符号化
(外符号化)が行われ、16バイトの外符号パリティP
Oが生成される。外符号は、(208,192,17)
RS符号である。積み重ねた16個のスクランブルドフ
レームの全ての列(172列)に対して、同様の外符号
化を繰り返す。次に、積み重ねた16フレームのスクラ
ンブルドフレームの各行の172バイトのデータに対し
て符号化(内符号化)を行い、10バイトの内符号パリ
ティPIを生成する。内符号は、(182,172,1
1)RS符号である。積み重ねた16個のスクランブル
ドフレームの全ての行、つまり外符号パリティPOを含
む208行に対して、同様の内符号化を繰り返す。
【0063】ステップS104で生成された図10に示
すECCブロックの各12行毎に16行の外符号パリテ
ィPOの一つをインタリーブすることによって、記録フ
レームを生成する。具体的には、ECCブロックのバイ
トBi,jを次式に対するBm,nとして再配置するこ
とによって、記録フレームを生成する。 m=i+int[i/12]およびn=j,i≦191 m=13(i−191)−1およびn=j,i≧192 ここで、int[x]はx以下の整数を表す。
【0064】この結果、ECCブロックの37856バ
イトは、図11に示すように各々2366バイトの16
個の記録フレームに再配置される。各記録フレームは、
各行182バイトの13行の配列を構成する。
【0065】ステップS105で生成された記録フレー
ムのデータに対して、記録再生系である光ディスク10
および光学ヘッド22の信号伝送特性に合わせたデータ
変換、すなわち変調処理を行う(ステップS106)。
光ディスク10上の記録密度(線密度)をできるだけ下
げるためには、記録信号の最高周波数が低いことが望ま
しく、信号伝送の点からは記録信号は低い周波数成分が
望ましい。これら二つの要求を考慮して、ステップS1
06での変調方式には、一般に周波数成分が中域に集中
する方式を用いる。この変調方式として、本実施形態で
は例えば8ビットのデータを“0”の連続長が「2」、
“1”の連続長が「10」にそれぞれ制限されたRLL
(2,10)符号からなる16ビットの符号語に変換す
る8/16変調を用いる。また、この16ビット符号語
はチャネルビットにNRZ−I変換される。チャネルビ
ットとは、変調後の2値の“1”および“0”を光ディ
スク10上のピットまたはマークで表す要素をいう。
【0066】ステップS106で得られた変調処理後の
記録フレームから、光ディスク10への記録のためのデ
ータフィールドを生成する。光ディスク10に記録され
たデータを再生する場合には、記録フレームの境界が判
定できなければ元のデータを再構成できない。そこで、
ステップS107では図11に示すように変調処理後の
各記録フレームのうちの1456チャネルビットの先頭
に32ビットの同期パターンを付加して、1488ビッ
ト長の同期フレームを生成し、データフィールドを構成
する。このデータフィールドは、各行が二つの同期フレ
ームよりなる13行で構成され、各同期フレーム中の1
456チャネルビットは、記録フレームの一つの行のそ
れぞれの第1、第2の91個の8ビットバイトを表す。
データフィールドの各行は記録フレームの各行を表す。
【0067】同期パターンは、記録データ系列中から容
易に検出可能で、かつ誤って検出されないパターンを選
択することが望ましい。図12では同期パターンとして
用いられる同期パターン系列は、SY0〜SY7の8種
類が用意されている。これらの同期パターン系列SY0
〜SY7から、変調処理後のデータフィールド内での記
録フレームの位置に応じて一つの同期パターンが選択さ
れる。
【0068】最後に、ステップS107で生成されたデ
ータフィールドからECCブロックの記録フォーマット
を生成する。生成された記録フォーマットに従い、LD
ドライバ32によりレーザダイオード23から出射され
る光ビームを強度変調することによって、前述のように
光ディスク10上に記録が行われる。ECCブロックの
記録フォーマットについては、後に詳しく述べる。
【0069】次に、図6の再生データ処理部36につい
て説明する。
【0070】まず、復調回路361は、二値化回路35
からの二値データを復調シンボルの境界を基準として1
6ビットデータに分割した後、この分割データを変調処
理と逆の処理、つまり16/8復調を行って8ビットデ
ータに変換し、再生データを生成する。この場合、連続
して得られた再生データ中の同期フレームの同期パター
ンが同期パターン系列SY0〜SY7のうちのどれかを
判定することにより、変調後の記録フレームの先頭に対
する同期フレームの相対位置を判定する。
【0071】次に、復調回路361は、この再生データ
から、記録フレームの先頭を基準としてデータ識別デー
タ(データID)の抽出を行い、次に抽出したデータI
Dに対してID誤り検出符号(IED)によって誤りの
チェックを行い、さらに信頼性の保護を行うべく、記録
フレームの先頭とデータIDを基準として順次メモリ3
62に対し再生データの書き込みを行う。
【0072】メモリコントローラ363は、一つのEC
Cブロックを構成している16個の記録フレームの再生
データがメモリ362に書き込まれると、メモリ362
から内符号パリティを読み出して誤り訂正復号化処理部
364に転送する。誤り訂正復号化処理部364は、こ
れを受けて内符号の誤り訂正を行い、内符号の誤り訂正
能力を越えた誤りが存在している場合には、誤り訂正不
能と判断してエラーフラグを生成する。誤り訂正後のデ
ータとエラーフラグをメモリ362に書き込む。
【0073】誤り訂正復号化処理部364においてEC
Cブロック内の全ての内符号の誤り訂正が終了すると、
メモリコントローラ363は次にメモリから外符号パリ
ティを読み出して同様に誤り訂正復号化処理部364に
転送し、誤り訂正復号化処理部364は外符号の誤り訂
正を行う。また、メモリコントローラ363は外符号パ
リティの読み出しと平行して内符号の誤り訂正時に生成
したエラーフラグを読み出す。誤り訂正復号化処理部3
64では、このエラーフラグを利用して消失訂正を行
う。内符号の誤り訂正の場合と同様に、誤り訂正後のデ
ータとエラーフラグをメモリに書き込む。
【0074】さらに、メモリコントローラ363はメモ
リ362内の誤り訂正されたデータを読み出し、記録デ
ータを生成するときにスクランブルド処理されたデータ
を元に戻すデスクランブル処理を行う。デスクランブル
処理は、スクランブルド処理の場合と同じランダムデー
タ系列と誤り訂正後のデータとの排他的論理和をとるこ
とにより行う。こうしてメモリ362から読み出された
デスクランブルド処理後のデータが再生データ系列Dou
tとして出力される。
【0075】図13に、本実施形態における光ディスク
10上のECCブロックの記録フォーマットを示す。こ
の図ではECCブロックの各フィールドの内容を上段の
アルファベットで示し、バイト長を下段の数字で示して
いる。同図に示すように、ECCブロックを構成する各
セクタの先頭には、アドレスフィールドAD0〜AD1
5(図ではAD0のみが示されている)が配置される。
セクタアドレスフィールドAD0〜AD15は、ECC
ブロックを構成する各セクタのアドレス情報を与える領
域であり、VFOフィールド、AMフィールド、PID
フィールド、IEDフィールド、PAフィールドからな
る。
【0076】ここで、各セクタアドレスフィールドに記
録されるアドレス情報は、誤り訂正処理されていない情
報であり、誤り訂正を解くことなく検出することが可能
である。従って、このアドレス情報を用いれば、光ヘッ
ドがトラックを外れた場合でも、その被害を最小限に抑
えることができるとともに、シーク時間を短縮すること
ができる。
【0077】一般に、デイスクは初期化作業を行った後
に出荷される。初期化は、ECCブロック単位で設けら
れたエンボスビットを目印として各セクタの物理アドレ
ス等のデータを書き込む作業で、DVD−RAMでは初
期化作業の際、初期検査(サーティファイ)を行い初期
欠陥を検知して欠陥管理を行っている。上記したアドレ
スフィールドAD0〜15は初期化作業によりディスク
上に記録される。なお、初期化の作業は、その機能を有
する光ディスク装置を用いてユーザーが行うようにして
も良い。例えば、図5に示した光ディスク装置におい
て、記録データ処理部で物理アドレス情報を含む初期化
の情報が処理され、LDドライバ32を経てレーザダイ
オード23により強度変調された光ビームが出射され、
コリメータレンズ24、ビームスプリッタ25、および
対物レンズ26を経て光ディスクに該光ビームが照射さ
れることにより初期化作業が行われる。
【0078】初期化されたデイスク上に実際の記録デー
タを記録する際は、各ECCブロックを構成する先頭の
セクタの先頭アドレス情報ADOに基づいて正しいアド
レスを判別し、後述するGapからBuffer直前の
Guardまでの領域を全て書き換える。従って、先頭
アドレス情報AD0は、初期化作業により一度書かれる
と、その後、再度初期化作業を行わない限り書き換えら
れることはない。これに対して、それ以降のアドレス情
報AD1〜15は、そのECCブロックが書き換えられ
るたびに書き換えられることになる。従って、先頭アド
レス情報AD0はアドレスを判別するための重要な情報
であり、通常、図13に示したように、連続して複数
個、好ましくは2〜4個重ねて設けるようにする。この
ように、アドレス情報を複数個重ねて設けることにより
アドレスの読み取り精度を増すことが可能となる。こて
に対して、AD1〜15は、毎回書き換えられるもので
あるので、l,2個設ければ十分である。
【0079】また、先頭アドレス情報AD0を上記した
エンボスビットで形成しておいても良い。このようなデ
イスクにおいては、任意の位置から初期化作業を行うこ
と無くデータの記録が可能となる。
【0080】データの記録時には、第1セクタアドレス
フィールドAD0に続いて、Gapフィールド、Gua
rd1フィールドが配置され、Guard1フィールド
の後にVFOフィールド、PSフィールド、DATAフ
ィールド、第1セクタのDATAフィールド、PAフィ
ールドが相変化マークとして順次記録される。この後、
VFOフィールド、AMフィールド、PIDフィール
ド、IDフィールド、PAフィールドからなる第2セク
タアドレスフィールドAD1に続いて、PSフィール
ド、第2セクタのDATAフィールド、PAフィールド
が相変化マークとして順次記録される。
【0081】以下、同様にセクタアドレスフィールドA
Dn(n=1,2,…,15)とその後に続くPSフィ
ールド、DATAフィールド、PAフィールドがn=1
5回繰り返し相変化マークとして記録される。
【0082】第16セクタアドレスフィールドAD15
とその後に続くPSフィールド、第16セクタのDAT
Aフィールド、PAフィールドの後に、Guard2フ
ィールド、Bufferフィールドが形成されており、
一つのECCブロックが完結する。
【0083】以下、各フィールドの内容について説明す
る。
【0084】VFOフィールド VFOフィールドは読取りチャネルビットの位相同期ル
ープの可変周波数発振器に同期を与えるためのフィール
ドであり、ECCブロックアドレスフィールド(第1セ
クタアドレスフィールド)AD0内のVFOフィールド
と、AD0の後にGapフィールド、Guard1フィ
ールドを介して続くVFOフィールドは36バイトの長
さをそれぞれ持ち、第2〜第16セクタアドレスフィー
ルド内のVFOフィールドは12バイトの長さをそれぞ
れ持つ。
【0085】AM(アドレスマーク)フィールド アドレスマークは、次のPIDフィールドのために光デ
ィスク装置にバイト同期を与えるためのフィールドであ
り、8/16変調では起こり得ないマークパターンから
なり、3バイトの長さを持つ。
【0086】PID(物理識別データ)フィールド 予備領域、PID番号、セクタタイプ、レイヤ番号、セ
クタ番号からなる4バイトのデータである。
【0087】IED(ID誤り検出符号)フィールド データIDに発生した誤りを検出するためのIEDのフ
ィールドであり、2バイトのデータである。
【0088】PA(ポストアンブル)フィールド 先行するフィールド(IEDフィールドまたはデータフ
ィールド)の最後のバイトの8/16変調を完結させる
ためのデータであり、1バイト(16チャネルビット
長)の長さを持つ。
【0089】Gap(ギャップ)フィールド 光源であるレーザダイオード23からの光ビーム出力が
所定パワーに立ち上がるまでの待機時間を得るためのフ
ィールドであり、10+J/16バイト、すなわち(1
60+J)チャネルビットの長さを持つ。番号Jは0≦
J≦15の間でランダムに変化する。Gapフィールド
の長さの変動は、後述するBufferフィールドの長
さで補償されるものとする。
【0090】Guard(ガード)1フィールド Gapフィールドの次に配置されるフィールドであり、
(20+K)バイトの長さを持ち、所定の16チャネル
ビットパターンを(20+K)回繰り返す。番号Kは、
Guard1フィールドの後続のVFOフィールドから
Guard2フィールドまで続くフィールドで形成され
る相変化マークの位置をシフトさせるために「0」〜
「7」の間でランダムに変化する。Guard1フィー
ルドの最初の20バイトは、多数回オーバライトを行っ
た後の信号の劣化から後続のVFOフィールドの始端を
保護するためのもので、データ読取り時にはその内容は
無視される。
【0091】プリシンク符号(PS)フィールド 光ディスク装置に対し、次のデータフィールドのための
バイト同期をとらせるためのデータであり、3バイト
(48チャネルビット)の長さを持つ固有のチャネルビ
ットパターンからなる。
【0092】DATA(データ)フィールド 前述したデータフィールドのデータが相変化マークとし
て記録される領域であり、2418バイトの長さを持
つ。
【0093】Guard(ガード)2フィールド ECCブロックの最後尾のBufferフィールドの前
に設けられるフィールドであり、(55−K)バイトの
長さを持ち、Guard2フィールドと同様の16チャ
ネルビットパターンを(55−K)回繰り返す。番号K
は、先のGuard1フィールドとGuard2フィー
ルドの長さの合計が71バイトとなるように設定され
る。Guard2フィールドの最後の20バイトは、多
数回オーバライトを行った後のDATAフィールドの終
端を信号の劣化から保護するためのもので、残りの(5
5−K−20)バイトは光ディスク10上に書き込んだ
データの実際の長さの変動を吸収するためのものであ
り、データ読取り時にはその内容は無視される。
【0094】Buffer(バッファ)フィールド ECCブロックの最後尾に設けられ、データ書き込み時
の光ディスク10の回転速度変動やトラックの偏心など
で生じる実際のセクタ長の変化、さらに相変化記録時に
おける記録位置のランダムシフトおよび始終端劣化を吸
収するための領域であり、この例では140−J/16
バイトの長さを持つ。Bufferフィールドは、現行
のDVD−RAMでは1セクタ毎に設けられるのに対
し、本実施形態では1ECCブロック毎、つまり16セ
クタ毎に設けられる。このようにすることにより、本実
施形態によると現行のDVD−RAMに比較して、バッ
ファ領域の減少分だけフォーマット効率を上げることが
できる。
【0095】以下、具体的に数値例を示して本発明によ
るフォーマット効率向上の効果について述べる。本実施
形態では図13に示したようにECCブロックは46バ
イトのECCブロックアドレスAD0、(10+J/1
6)バイトのGapフィールド、(20+K)バイトの
Guard1フィールド、36バイトのVFOフィール
ド、3バイトのPSフィールド、2418バイトのDA
TAフィールド、1バイトのPAフィールドからなる2
488バイトの第1セクタデータと、12バイトのVF
Oフィールド、3バイトのPMフィールド、2418バ
イトのDATAフィールド、4バイトのPIDフィール
ド、2バイトのIDフィールド、1バイトのPAフィー
ルド、3バイトのPSフィールド、2418バイトのD
ATAフィールド、1バイトのPAフィールドからなる
各2444バイト、計36660バイトの第2〜第16
セクタデータと、(55−K)バイトのGuard2フ
ィールド、(25−J/16バイト)のBufferフ
ィールドによって構成され、ECCブロック長は383
89バイトである。
【0096】従って、本実施形態によると現行のDVD
−RAMに比較してECCブロック長は38389バイ
ト/43152バイト=91%となる。すなわち、同一
のデータを記録するのに要する容量は現行DVD−RA
Mの91%となり、フォーマット効率としては9%の向
上が見込まれる。
【0097】なお、上記実施形態では、エンボスピット
16は、ECCブロックの境界(始端)を示す認識情報
として使用され、ECCブロックの境界の数をカウント
することによって、データを書き込むECCブロックを
認識することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ディスク上に誤り訂正ブロックの境界を示す認識情報
をエンボスピットとして予め記録しておき、この認識情
報に基づいて誤り訂正ブロックの各セクタのデータとそ
のセクタのアドレス情報を記録する構成としたことによ
り、光ディスク上のバッファ領域は誤り訂正ブロック単
位に設ければよく、セクタ単位のアドレス情報をエンボ
スピットとして記録する従来の光ディスクに比較してバ
ッファ領域を大きく減少させることができるので、フォ
ーマット効率が向上する。
【0099】また、光ディスク上で誤り訂正ブロックの
位置が予め決まっていることから、データの記録時に任
意の誤り訂正ブロックにデータを書き込むことができ、
この面からもディスク上のスペースを無駄なくデータの
記録領域に利用することができる。
【0100】しかも、データは誤り符号化されるが、セ
クタのアドレス情報は誤り訂正符号化されないので、誤
り訂正ブロックを復号化することなくリアルタイムでセ
クタアドレスを認識することができ、記録中にアドレス
が外れても容易に対応することが可能であり、アドレス
が外れて誤ったアドレスにデータを記録してしまうよう
な失敗が避けられるとともにシークの際にも迅速にアド
レス情報を得ることができるので、データの読み書きの
待ち時間が短くてすむという利点がある。
【0101】さらに、本発明に係る光ディスク装置で
は、光ディスク上のランドトラックおよびグルーブトラ
ックを一定周期のウォブルパターンでウォブルさせてお
くことにより、光ディスクからの反射光を検出する光検
出器の出力からウォブルパターンに対応した周期信号を
データの書き込みの有無によらず常に得ることができる
ため、ROM型の場合でも、周期信号を用いてスピンド
ルモータの回転を制御することが可能となり、記録時に
余分なファイナリゼーション処理を必要とせず、記録に
必要な時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ディスクの一部を
拡大して示す斜視図
【図2】同光ディスク上のトラックパターンを示す平面
【図3】図1の一部を拡大して示す平面図
【図4】同光ディスク上のスパイラルフォーマットを示
す平面図
【図5】本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構
成を示すブロック図
【図6】図5の再生データ処理部のブロック図
【図7】同実施形態における記録データ処理部の処理手
順を示すフローチャート
【図8】データフレームの構造を示す図
【図9】データIDの構造とそのセクタ情報を示す図
【図10】ECCブロックの論理構造を示す図
【図11】記録フレームの構造を示す図
【図12】データフィールドの構造を示す図
【図13】同実施形態における光ディスク上のECCブ
ロックの記録フォーマットを示す図
【符号の説明】
10…光ディスク 11…ディスク基板 12…記録膜 13…ランドトラック 14…グルーブトラック 15…グルーブトラックの分断領域のランド部 16…エンボスピット 17a,17b…光ビームスポット 20…モータドライバ 21…スピンドルモータ 22…光ヘッド 23…レーザダイオード 24…コリメータレンズ 25…ビームスプリッタ 26…対物レンズ 27…集光レンズ 28…光検出器 30…サーボ回路 31…記録データ処理部 32…LDドライバ 33…アナログ演算回路 34…タイミング抽出回路 35…二値化回路 36…再生データ処理部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを用いて複数のセクタからなる
    誤り訂正ブロックの単位でデータの記録及び再生が行わ
    れる光ディスクにおいて、交互に隣接して配置されるラ
    ンドトラックおよびグルーブトラックと、前記誤り訂正
    ブロックの位置を認識するために前記ランドトラックと
    前記グルーブトラックとの境界上に形成される複数の認
    識マークとを有することを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記認識マークは、エンボスピットによ
    り構成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記認識マークは、複数のエンボスピッ
    トの組み合わせであるエンボスピットパターンにより構
    成されることを特徴とする請求項1に記載の光ディス
    ク。
  4. 【請求項4】 前記認識マークは、前記誤り訂正ブロッ
    クを構成する先頭のセクタの先頭アドレス情報を形成す
    る複数のエンボスピットの組み合わせであるエンボスピ
    ットパターンにより構成されることを特徴とする請求項
    1に記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 誤り訂正符号化されていない前記セクタ
    のアドレス情報が記録されていることを特徴とする請求
    項1に記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】 前記アドレス情報のうち、前記誤り訂正
    ブロックを構成する先頭のセクタの先頭アドレス情報は
    複数個連続して設けられることを特徴とする請求項5に
    記載の光ディスク。
  7. 【請求項7】 前記ランドトラックおよびグルーブトラ
    ックは一定周期でウオブルされていることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれか1に記載の光ディスク。
  8. 【請求項8】 前記認識マークは、前記グルーブトラッ
    クを分断して設けられるランド部と前記ランドトラック
    との境界に設けられることを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれか1に記載の光ディスク。
  9. 【請求項9】 前記誤り訂正ブロックの各々はバッファ
    領域を有することを特徴とする請求項1ないし8のいず
    れか1に記載の光ディスク。
  10. 【請求項10】 回転駆動される光ディスク上に光ビー
    ムを照射することにより、複数のセクタからなる誤り訂
    正ブロック単位でデータの記録および再生を行う光ディ
    スク装置において、 交互に隣接して配置されるランドトラックとグルーブト
    ラックと、前記誤り訂正ブロックの位置を認識するため
    に前記ランドトラックと前記グルーブトラックとの境界
    上に形成される複数の認識マークとを備えた前記光ディ
    スクの該認識マークを検出する手段と、検出した前記認
    識マークからの情報に基づいて、前記誤り訂正ブロック
    を構成する前記セクタのアドレス情報を書き込む手段と
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 前記アドレス情報のうち前記誤り訂正
    ブロックを構成する先頭のセクタの先頭アドレス情報
    は、複数個連続して書き込まれることを特徴とする請求
    項10に記載の光ディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記アドレス情報のうち前記誤り訂正
    ブロックを構成する先頭セクタの先頭アドレス情報に基
    づいて、前記誤り訂正ブロック単位のデータおよび該先
    頭アドレス情報を除く他のアドレス情報を書き込む手段
    を有することを特徴とする請求項10または11のいず
    れか1に記載の光ディスク装置。
  13. 【請求項13】 前記ランドトラックおよび前記グルー
    ブトラックは一定周期でウォブルされており、そのウォ
    ブルパターンに対応して振幅が変化する周期信号が生成
    され、該周期信号に基づいて前記光ディスクの回転が制
    御されることを特徴とする請求項10ないし12のいず
    れか1に記載の光ディスク装置。
JP36370798A 1997-12-26 1998-12-22 光ディスクおよび光ディスク装置 Withdrawn JPH11259868A (ja)

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