JPH11259451A - アンケート実施システム、アンケート実施方法、および、アンケート実施プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

アンケート実施システム、アンケート実施方法、および、アンケート実施プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH11259451A
JPH11259451A JP5716998A JP5716998A JPH11259451A JP H11259451 A JPH11259451 A JP H11259451A JP 5716998 A JP5716998 A JP 5716998A JP 5716998 A JP5716998 A JP 5716998A JP H11259451 A JPH11259451 A JP H11259451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
questionnaire
information
answer
question
performer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5716998A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fujimoto
憲司 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Communicationware Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Communicationware Corp filed Critical NTT Communicationware Corp
Priority to JP5716998A priority Critical patent/JPH11259451A/ja
Publication of JPH11259451A publication Critical patent/JPH11259451A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信により不特定多数を対象としたアンケー
トの実施を容易に行うことのできるようにする。 【解決手段】 通信によりアンケートの実施を行うアン
ケート実施システム10であって、アンケート実施者か
らアンケート実施に関する基本情報およびアンケートの
設問内容を規定した設問情報を受け取り、アンケート情
報を生成する情報取得部62と、アンケート回答者に対
し生成したアンケート情報を送り、アンケートに対する
回答を受け取る回答取得部63とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信により不特定
多数を対象としたアンケートの実施を行うアンケート実
施システム、アンケート実施方法、および、アンケート
実施プログラムを記録した記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの利用の便をより
よくするために電子メール、ファイル転送等の機能を備
えたWWWシステムが構築されている。このようなWW
Wシステムを構築するためのインフラが企業内にも整っ
てきたことから、WWWシステムをサーバとしたいわゆ
るイントラネットの構築が試みられている。このサーバ
となるWWWシステムとクライアントとなる端末との間
は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)と呼ば
れるプロトコルを用いて通信が行われる。そして、端末
は、WWWシステムやWWWシステム内のファイルのリ
ンク先を指定するためのURL(Uniform Resource Loc
ator)を含むリクエストを行い、WWWシステムはレス
ポンスとしてハイパーテキスト記述言語であるHTML
(Hyper Text Markup Language)で記述されたデータを
送る。また、端末は、受け取ったHTMLデータをブラ
ウザと呼ばれる表示プログラムを利用して表示する。と
ころで、近年インターネットのインフラ整備が急速に進
み、家庭にもインターネットに接続可能なパーソナルコ
ンピュータ(端末)が広く普及してきている。そのた
め、通信により不特定多数を対象としたアンケートの実
施を上述のWWWシステムを利用して行うことが試みら
れている。
【0003】通信によるアンケートを実施するためにW
WWシステムを利用する場合、アンケート実施のために
WWWシステム上に構築されるホームページ、すなわ
ち、アンケート実施用のアプリケーションは一般的にH
TML形式で記述される。また、アンケート実施者はこ
れらを実施するアンケートごとに個別に準備する必要が
ある。なお、アンケート実施用のアプリケーションとし
てHTML形式で記述されたデータのみを準備する場
合、アンケート内容の変更が困難な静的な表示にしか対
応できない。一方、ある条件に基づいて端末に対しアン
ケート内容を変更するような動的な表示を行いたい場
合、例えば、アンケート回答者の回答項目に基づいてア
ンケートの設問内容を変更するような場合には、これを
実現するためにCGI(CommonGateway Interface)プ
ログラムを利用したアンケート実施アプリケーションを
準備する必要がある。なお、CGIプログラムを利用し
たアプリケーションを準備するために、アンケート実施
者はアンケート実施のために個別に作成されたプログラ
ムソースコードをコンパイラによりコンパイルし、実行
形式のプログラムファイルとしなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、通信に
より不特定多数を対象としたアンケートの実施を行う場
合、アンケート実施者が、実施する各アンケートごと
に、アンケート実施用のアプリケーションを準備しなけ
ればならない。特に、アンケート回答者の回答項目に基
づいてアンケート内容を変更するようなアプリケーショ
ンを準備するとなるとCGIプログラムを利用しなけれ
ばならい。この場合、このCGIプログラムに関する専
門知識を要する者でなければ、アンケート実施のアプリ
ケーションの準備ができないことになる。よって、通信
により不特定多数を対象としたアンケートの実施を行お
うとするとアンケート実施のためのアプリケーションの
準備に多大な費用、多大な時間がかかるという問題があ
る。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、通信により不特定多数を対象としたアンケート
の実施を容易に行うことのできるアンケート実施システ
ム、アンケート実施方法、および、アンケート実施プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、通信を介し
てアンケートの実施を行うアンケート実施システムであ
って、アンケート実施者からアンケート実施に関する基
本情報および該アンケートの設問内容を規定した設問情
報を受け取り、該基本情報および該設問情報に基づいて
アンケート情報を作成する情報取得部と、アンケート回
答者に対し、前記アンケート情報を送り該アンケートに
対する回答を受け取る回答取得部とを備えたことを特徴
とするアンケート実施システムである。また、請求項2
に記載の発明は、請求項1に記載のアンケート実施シス
テムにおいて、前記情報取得部が、設問の選択項目に応
じて回答させる回答条件をさらに受け取り、前記基本情
報、前記設問情報、および、該回答情報に基づいてアン
ケート情報を作成することを特徴としている。また、請
求項3に記載の発明は、請求項1に記載のアンケート実
施システムにおいて、前記回答取得部が、実施可能なア
ンケートが複数ある場合、前記アンケート回答者に対し
回答するアンケートを選択させるための情報を送り、該
アンケート回答者から送られる選択情報に応じて前記ア
ンケート情報を送ること特徴としている。
【0007】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載のアンケート実施システムにおいて、前記基本情
報には、前記アンケート実施者に関する情報が含まれ、
前記アンケート実施システムが、前記アンケート実施者
に関する情報を参照して、前記アンケート実施者に対し
回答に関する情報を送る回答提示部をさらに備えたこと
を特徴としている。また、請求項5に記載の発明は、請
求項4に記載のアンケート実施システムにおいて、前記
アンケート実施者に関する情報として、少なくとも該ア
ンケート実施者の電子メールアドレスが納められ、前記
回答提示部が、該電子メールアドレスを利用して前記回
答に関する情報を電子メールで送ることを特徴としてい
る。また、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の
アンケート実施システムにおいて、前記アンケート実施
者に関する情報として、少なくともアンケートを特定す
るための識別情報と、パスワードが納められ、前記回答
提示部は、回答提示を求める者から送られてきた識別情
報とパスワードとが前記アンケート実施者に関する情報
である識別情報とパスワードとに一致する場合、前記回
答提示を求める者に前記回答に関する情報を送ることを
特徴としている。
【0008】次に、請求項7に記載の発明は、アンケー
ト実施者からアンケート実施に関する基本情報および該
アンケートの設問内容を規定した設問情報を受け取って
記憶するとともに、該基本情報および該設問情報に基づ
いてアンケート情報を作成して記憶し、アンケート回答
者に対し、前記記憶されたアンケート情報を送り、該ア
ンケートに対する回答を受け取って記憶することを通信
を介して行うことを特徴とするアンケート実施方法であ
る。また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の
アンケート実施方法において、前記基本情報には、前記
アンケート実施者に関する情報が含まれ、前記アンケー
ト実施者に関する情報を参照して、該アンケート実施者
に対し回答に関する情報を送ることを特徴としている。
【0009】次に、請求項9に記載の発明は、アンケー
ト実施者からアンケート実施に関する基本情報および該
アンケートの設問内容を規定した設問情報を受け取って
記憶するとともに、該基本情報および該設問情報に基づ
いてアンケート情報を作成して記憶し、アンケート回答
者に対し、前記記憶されたアンケート情報を送り、該ア
ンケートに対する回答を受け取って記憶することを通信
を介して行うことをコンピュータに実現させるためのア
ンケート実施プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。また、請求項10に記載の発
明は、請求項9に記載のアンケート実施プログラムを記
録した記録媒体において、前記基本情報には、前記アン
ケート実施者に関する情報が含まれ、前記アンケート実
施者に関する情報を参照して、該アンケート実施者に対
し回答に関する情報を送ることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
アンケート実施システム、アンケート実施方法を図面を
参照して説明する。なお、以下では、通信により不特定
多数を対象としたアンケートの実施を行うためにWWW
システムを利用してアンケート実施システムを構築する
場合を例にして説明する。まず始めに、利用されるWW
Wシステムについて説明する。図1は、利用するWWW
システム1において提供されるアプリケーションファイ
ルを処理する処理部2を詳細に示した機能ブロック図で
ある。図1において、WWWシステム1は、各種処理を
行う処理部2と、アクセスするデータベースの位置情
報、このWWWシステム1における基準ディレクトリと
いった環境変数を設定した定義情報を記録した記録装置
8と、提供されるアプリケーションを収めた記録装置9
とを備えている。
【0011】ここで処理部2は、少なくとも端末11と
の通信処理を行うための通信処理部3と、アプリケーシ
ョンファイルの解析を行い、端末11に対するレスポン
スとなるHTML形式のデータを通信処理部3に送る拡
張インタプリタ部4を含んでいる。なお、アプリケーシ
ョンファイルの1つとして、アンケートの実施を容易に
行うためのアンケート実施アプリケーションが提供され
るが、これについては別途詳細に説明する。記録装置9
に記録されるアプリケーションファイルは、端末11側
での表示内容の固定された部分を主に記述した静的表示
系記述部と条件により表示内容が変わる部分を主に記述
した動的表示系記述部とからなるものとする。この”静
的表示系記述部”、”動的表示系記述部”については別
途詳細に説明する。そして、拡張インタプリタ部4は、
アプリケーションファイル内の動的表示系記述部に記述
された内容の解釈、処理を行う動的表示系処理部42
と、静的表示系記述部に記述された内容の解釈・実行を
行い、動的表示系記述部に記述された機能の呼び出しが
ある場合には、この機能を実行するために動的表示系処
理部42を起動する静的表示系処理部41と、環境変数
を設定する定義情報設定部43とを含む。
【0012】なお、処理部2はCPU(中央処理装置)
やメモリ等により構成され、処理部2を構成する各部の
動作は、これら各部の動作を実現するプログラムを読み
取り起動することにより実現されるものとする。なお、
各部の動作を実現するプログラムは図示しない記録装置
に記録されているものとする。また、定義情報を収めた
記録装置8とアプリケーションファイルを収めた記録装
置9は、例えばハードディスク等で構成されているもの
とする。また、この記録装置8、9は同一の記録装置で
あっても異なる記録装置であってもよい。さらに、記録
装置8、9はWWWシステム1内にある必要はなく、ネ
ットワークを介して他のシステムの記録装置を論理的に
マウントした構成であってもよい。
【0013】図1において、ネットワークを介して接続
された端末11とWWWシステム1との関係を簡単に説
明すると以下のようになる。端末11からのURL情報
を含むリクエストは、WWWシステム1を構成する処理
部2内の通信処理部3で受け取られる。そして、通信処
理部3は拡張インタプリタ部4を起動すると共にURL
情報を引き渡す。インタプリタ部4は、URL情報より
対応するアプリケーションファイルを記録装置9から読
み取り、そのアプリケーションファイルの内容を解析し
て、HTML形式のデータとして、通信処理部3に引き
渡し、HTML形式のデータをレスポンスとして端末1
1に返す。なお、拡張インタプリタ部4でのアプリケー
ションファイルの解析の結果、データベースシステム2
1内のデータベース23に対する検索等が必要な場合に
は、そのデータベースシステム21のDBMS22に対
して問い合わせを行い、情報の検索等を行う。また、端
末11には、HTML形式のデータを表示する閲覧ソフ
トであるブラウザ12がプログラムとして記録されて、
このプログラムを実行することによりWWWシステム1
上のデータ(ホームページ)の閲覧を行う。なお、WW
Wシステム1は、複数の端末のリクエストに対応可能で
あるが、図1では、複数の端末のうちの1つを示してい
るものとする。
【0014】次に、WWWシステム1上で構築される一
般的なアプリケーションファイルの構成と画面の表示と
の関係を説明する。図2は、WWWシステム1を利用し
た場合のアプリケーションと画面の表示関係の一例を示
した図である。前述したようにアプリケーションファイ
ル44は、表示内容の固定された部分を主に記述した静
的表示系記述部31と表示内容が変わる部分を主に記述
した動的表示系記述部32の2つの部分により構成され
る。また、動的表示系記述部32には、データベースへ
のアクセス等の手続きに関する記述もまとめられる。な
お、アプリケーションファイル44における静的表示系
記述部31は、HTML形式を拡張した形式で記述さ
れ、動的表示系記述部分はデータベース等への手続きの
記述の記載も容易な記述言語、例えばPerl等で記述
されるものとする。すなわち、静的表示系記述部31、
動的表示系記述部32は、それぞれに適した言語で記述
されるものとする。
【0015】図2の例では、静的表示系記述部31は、
拡張されたHTML形式で記述される。そして、その始
まりおよび終わりは、それぞれ符号33、符号37に示
す記号により示される。例えば、画面の表示50におけ
る符号51の「設問追加・変更・削除」等を記述した部
分が、符号34等で示すように静的表示系記述部31の
符号33と符号37との間に記述される。ところで、画
面の表示50の符号52に示す「設問1」は、設問番号
により番号が変わる動的表示部分である。このような所
定の表示条件によりその内容が変わる動的表示部分の記
述は、アプリケーションファイル44の動的表示系記述
部32に各動的表示部分ごとにまとめられる。すなわ
ち、符号52に対応する部分を符号38で示す”nu
m”というルーチン(機能)名でまとめて記述されてい
る。なお、各ルーチンは、図2の例では”{”と”}”
の対応で区切られている。そして、静的表示系記述部3
1において、符号52の表示位置に対応する部分に、こ
れらルーチンを呼び出すための記述、すなわち符号35
に示す記述がなされている。なお、符号35において”
&”は動的表示系記述部32に記述されたルーチンであ
ることを示す記号で、この記号以下に呼び出されるルー
チン名が記述されるものとする。なお、これらがHTM
L形式を拡張した部分となる。ここで、動的表示系記述
部32に記述されたルーチンであることを示す記号は”
&”に限定されるものではない。また、静的表示系記述
部31において、変数の定義ができ、この変数を用いた
画面表のための記述を行ってもよい。このように、静的
表示系記述部31において変数名が定義された場合、動
的表示系記述部32に記述されたルーチン内でも同じ変
数名が用いられ、このルーチンが解釈される段階で、こ
の変数名で示されるアドレスに値や文字列といったデー
タが格納されるものとする。また、動的表示系記述部3
2には、表示を伴わない処理、例えば拡張インタプリタ
部4から渡される引数の解釈やデータベースへのアクセ
スのみというような処理の記述も可能である。
【0016】このように静的表示系記述部31と動的表
示系記述部32の2つの部分により構成されたアプリケ
ーションファイル44を拡張インタプリタ部4が必要に
応じて定義情報を利用して解釈し、画面の表示50に示
すような表示を可能とするHTML形式のデータが出力
される。図2の例では画面内に静的表示と動的表示が混
在する例であることからこの2つの部分に別れるが、画
面が静的表示のみで構成される場合には動的表示系記述
部32はなくなる。
【0017】ところで、図1の定義情報設定部43は、
WWWシステム1に対しこの拡張インタプリタ部4を導
入する際、もしくは設定内容を変更した際に用いられ
る。そして、この定義情報設定部43により、アクセス
するデータベースシステムのネットワーク上の位置情報
や、このデータベースシステムにおいて用いられている
DBMSの種類といった情報や、WWWシステム1にお
けるける基準ディレクトリといった環境変数を設定す
る。そして、環境変数を用いてアプリケーションを記述
することにより、例えば基準ディレクトリが変わったと
しても、定義情報設定部43を用いて基準ディレクトリ
に対応する環境変数の定義内容を変更するのみで対応で
き、アプリケーションファイルの変更をしなくて済む。
よって、WWWシステム1上で開発したアプリケーショ
ンファイルが他のWWWシステムへ移植しやすくなる。
また、WWWシステムへ拡張インタプリタ部4を導入す
る際の環境設定の際の作業を少なくすることができる。
なお、環境変数としては、上述したものに限定されるも
のではない。
【0018】次に、図2で説明したアプリケーションフ
ァイル44に対する静的表示系処理部の動作41を図3
を用いて説明する。はじめに、端末11からリクエスト
を得ると、拡張インタプリタ部4内の静的表示系処理部
41が起動され、受け取ったURL情報の解析を行い、
記録装置9内の処理対象となるアプリケーションファイ
ルの決定を行う(ステップS11)。なお、このときU
RLに関する定義情報がある場合には、それを参照しつ
つ処理するアプリケーションファイルの決定を行う。次
に、処理対象となるアプリケーションファイルの静的表
示系記述部から処理単位分の記述内容を取得し、その内
容の解析を行う(ステップS12)。解析の結果、動的
表示系記述部に記述されたルーチンのコールであると判
断された場合には(ステップS13)、動的表示系処理
部42を起動し、そのルーチン名を引き渡す(ステップ
S14)。動的表示系記述部に記述されたルーチンのコ
ールであるか否かの判断は、先頭に記号”&”があるか
否かによって判断する。
【0019】一方、動的表示系記述部に記述されたルー
チンのコールでないと判断された場合には(ステップS
13)、静的表示系記述部内で宣言された変数の処理が
あるか判断し(ステップS15)、変数の処理が必要と
判断された場合には、変数をその変数が示すアドレスに
収められた内容に置き換える(ステップS16)。そし
て、それらの処理が終わると、端末11へのレスポンス
となるHTML形式のデータの出力を行う(ステップS
17)。なお、アプリケーションファイル中の静的表示
系記述部は、HTML形式で書かれていることから、ほ
とんどの部分が記述された内容のまま出力されることに
なる。ただし、このステップS17において、ステップ
S12の解析の結果、環境変数が使われていると判断さ
れた場合には、記録装置8に収められた定義情報を参照
し、環境変数に対応する内容に置き換えてた後、出力を
行うことになる。また、ステップS12の解析の結果、
変数定義であると判断された場合には、その部分の出力
は行わないで、変数である旨の記憶を行う。
【0020】そして、静的表示系記述部の処理が終了し
たか判断を行い(ステップS18)、処理が終了したな
らば、静的表示系処理部41の処理を終了し、そうでな
ければ、次の処理に移るためにステップS12へ進む。
なお、ステップS18での判断は、図2の符号37に示
す記述であるか否かにより判断できる。以上のようにし
て、静的表示系処理部41は、処理対象となるアプリケ
ーションファイルの静的表示系記述部41の処理を行
う。なお、ステップS11の処理対象となるアプリケー
ションファイルの決定は、この静的表示系処理部41か
ら切り離し、別の処理部における処理としてもよい。こ
の場合には、その処理部が処理対処となるアプリケーシ
ョンファイルの決定を行った後、静的表示系処理部41
を起動するとともに、その処理対処となるアプリケーシ
ョンファイルに関する情報を引き渡すことになる。
【0021】次に、アプリケーションファイル中の動的
表示系記述部の処理を行う動的表示系処理部42の動作
について説明する。まず、静的表示系処理部41に起動
がかけられ、処理対象となるルーチン名が引き渡される
と、そのルーチン名のルーチンを探す。続いて、処理単
位の取得を行い、解析をして実行する。この処理をその
ルーチンの処理が終わるまで順次行う。解析の結果、環
境変数が用いられている場合には、記録装置8内の定義
情報を参照し、環境変数を実際の内容に置換した後実行
する。この実行の過程で、データベースへの参照等の手
続きや、画面内の動的表示系部分に対応するHTML形
式のデータ出力等が行われる。以上のようにして、動的
表示系処理部42は動作する。なお、WWWシステム1
として、図4に示すようにWWWシステム1が提供する
業務アプリケーション毎に汎用化した機能を提供する高
機能ライブラリ5と、業務ライブラリに依存しない機能
を提供する基本ライブラ6とを提供し、WWWシステム
1を用いたアプリケーションの開発効率をより高められ
るようにしたものであってもよい。同図において図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。また、拡張インタプリタ部4は、設定された
タイマー割り込みにより提供されるアプリケーションの
起動を行うことも可能であるものとする。このように、
アプリケーションファイルの構築が容易なWWWシステ
ム1を利用してアンケート実施システムが構築されるも
のとする。
【0022】次に、このWWWシステム1を利用したア
ンケート実施システムについて詳細に説明する。図5
は、WWWシステム1を利用してアンケート実施システ
ム10を構築するために提供されるアンケート実施アプ
リケーション60を詳細に示した機能ブロック図であ
る。同図において図1の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。なお、処理部2に
は、図1で説明した拡張インタプリタ部4が含まれてい
るものとする。図1より、アンケート実施アプリケーシ
ョン60は、メイン処理部61、情報取得部62、回答
取得部63、回答提示部64により構成される。
【0023】ここで、メイン処理部61は、アンケート
実施システム10の提供するメインのホームページを提
供するためのものである。情報取得部62は、システム
の提供するホームページにアクセスした者であってアン
ケートの実施を希望する者(以下”アンケート実施者”
と呼ぶ)からアンケート実施に関する基本情報、アンケ
ートの設問内容を規定した設問情報、および、設問の選
択項目に応じて回答させる回答条件を受け取り、データ
ベース23にアンケートデータ71として記録される。
さらに、これら基本情報、設問情報、回答条件に基づき
通信を介して回答を得るためのアンケート情報を生成記
録する。このアンケートデータ71は、上述した基本情
報72、設問情報73、回答条件74、アンケート情報
75からなり、実施するアンケート毎に記録される。な
お、アンケート実施者は端末からこのアンケート実施シ
ステム10の提供する所定のホームページにアクセスし
て、実施したいアンケートに関する情報、すなわち前述
の基本情報、設問情報、回答条件をアンケート実施シス
テム10の指示に従って設定し送る。
【0024】回答取得部63は、システムの提供するホ
ームページにアクセスした者であって実施されているア
ンケートに対する回答を希望する者(以下”アンケート
回答者”と呼ぶ)に対し、情報取得部62で生成したア
ンケート情報を送り、アンケートに対する回答を受け取
る。そして、受け取った回答を集計してデータベース2
3に集計データ76として記録させる。この集計データ
76は実施されるアンケートごとに集計して、記録され
るものとする。また、アンケート回答者は端末からこの
アンケート実施システム10の提供する所定のホームペ
ージにアクセスし、アンケート実施システム10の指示
に従って回答したいアンケート情報を受け取り、回答を
送ることとなる。回答提示部64は、基本情報内のアン
ケート実施者に関する情報を参照してアンケート実施者
に対し集計データを送る。なお、回答提示部64は、基
本情報内のアンケート実施者の電子メールアドレスを利
用して電子メールで集計データを送信するメール提示部
65と、回答提示を求める者から送信された識別情報と
パスワードとが基本情報に納められた識別情報とパスワ
ードとに一致する場合、集計データをホームページを介
して提示する表示提示部66とにより構成されている。
【0025】上記の各部は、前述した静的表示系記述部
と、動的表示系記述部とからなる1つまたは複数のアプ
リケーションファイルとして提供され、前述の拡張イン
タプリタ部4により解釈実行される。すなわち、各部の
機能を実現するアプリケーションファイルは、アンケー
ト実施者もしくはアンケート回答者に提供されるホーム
ページであって固定的な表示が行われる部分が静的表示
系記述部31に記述され、アンケート実施者もしくは回
答者のリクエストに応じて表示される内容が変わる部分
等が動的表示系記述部32に記述されることになる。
【0026】次に、アンケート実施システム10の動作
概要を図6のフローチャートを用いて説明する。まず始
めに、アンケート実施システムの提供するメインのホー
ムページへのアクセスがあると、拡張インタプリタ部4
によりメイン処理部61に関するアプリケーションが起
動される。そして、このアプリケーションにより、メイ
ンのホームページを表示するためのHTMLデータが出
力される。このメインのホームページには、少なくと
も”アンケート実施”、”アンケート回答”、”回答の
集計結果表示”のいずれかを選択できるようになってお
り、これらの選択項目と、アンケート実施、アンケート
回答、集計結果提示のためのホームページとはリンクが
はられており、ボタンの選択によりいずれかのホームペ
ージに移れるものとする。
【0027】メインのホームページにおいて”アンケー
ト実施”が選択されると、情報取得部62に関するアプ
リケーションが起動される。このアプリケーションによ
り、アンケートを実施するための基本情報、設問情報、
回答条件の取得のためのホームページが表示され、これ
ら情報の取得が行われる。そして取得した情報に基づき
アンケート情報75が生成される(ステップS21)。
また、”アンケート回答”が選択されると、回答取得部
63に関するアプリケーションが起動される。このアプ
リケーションにより、アンケートに対する回答を受け取
りのための表示、および受け取った回答を集計させる処
理が行われる(ステップS22)。また、”回答の集計
結果表示”が選択されると、回答提示部64に関するア
プリケーションが起動される。このアプリケーションに
より、データベース23を参照することで基本情報72
内のアンケート実施者に関する情報を得てアンケート実
施者に対しアンケートの集計情報を提示するための表示
等がおこなわれる(ステップS23)。なお、この提示
の方法として、アンケート実施者の電子メールアドレス
を利用して電子メールで送る方法と、アンケート実施者
がこのホームページにアクセスした場合に提示する方法
とがあるが、詳細については別途説明する。
【0028】また、メイン処理部61に関するアプリケ
ーションは、例えば日付が変わる時刻(午前0時)に拡
張インタプリタ部4により起動される。このアプリケー
ションは、基本情報内のアンケート終了日に達している
か否かの判断を行い、終了日に達した場合、アンケート
の実施を終了するため、データベース23からこのアン
ケートに関するアンケートデータおよび集計データの削
除を行うメンテナンス処理をする。なお、データベース
23から削除したデータを、ログ保存のために、他の記
録装置に記録させる処理を行うようにしてもよい。以上
のようにして、アンケート実施システム10は動作す
る。なお、このアンケート実施システム10は、常時ア
ンケート実施者やアンケート回答者からのアクセスを受
け付け、複数のアンケートの同時実施が可能である。こ
の場合、アンケート実施のためのホームページへのアク
セス要求があるたびにステップS21の処理が行われ、
アンケート回答のためのホームページへのアクセス要求
があるたびにステップS22の処理が行われる。また、
ステップS23の処理は、回答の集計結果表示のホーム
ページへのアクセス要求等により行われ、ステップS2
4の処理は、日付等が変わるたびに行われる。
【0029】次に、ステップS21、ステップS22、
ステップS24を実現する情報取得部62、回答取得部
63、回答提示部64の動作について詳細に説明する。
まず始めに、ステップS21に対応する情報取得部62
の動作を図7を用いて説明する。なお、各処理部は前述
の通り1つまたは複数のアプリケーションファイルによ
り構成されるが、以下では符号62、63、64で示す
処理部単位での動作として説明する。情報取得部62
は、アンケート実施者によるアンケート実施のためのホ
ームページへのアクセス要求により起動される。始め
に、情報取得部62は、アンケート実施者にアンケート
を実施するための基本情報入力用HTMLデータの転送
を行う(ステップS31)。送られたHTMLデータ
は、アンケート実施者の端末内のブラウザにより、アン
ケートを実施するための基本情報入力画面として表示さ
れる。この基本情報入力画面の一例を図8に示す。ここ
では、基本情報として、アンケートのタイトル81、ア
ンケート実施者を識別するための実施者名82、アンケ
ート実施者のメールアドレス83、アンケートの開始日
84、アンケートの終了日85、電子メールによるアン
ケート集計結果の通知間隔日数86、アンケート実施者
がホームページを介してアンケートの集計結果を見る際
に必要となるパスワード87、実施するアンケートの趣
旨88、回答者情報89といった項目があるものとす
る。ここで、”回答者情報”とは、実施するアンケート
で回答者に関して得たい情報のことをいう。図8の例で
は、回答者情報89として、「住所」、「氏名」、「年
齢」、「職業」、「性別」、「メールアドレス」、「卒
業年月日」が用意され、選択ボタンにより得たい回答者
を選択できる。
【0030】この表示画面において、アンケート実施者
は、例えば項目「タイトル」81に対し「料理」81a
といったように、各項目の対応する入力欄に必要事項を
入力する。そして、入力を終えるとボタン「OK」89
を押す。ボタン「OK」89が押されると、アンケート
実施者の端末から各項目に入力された情報が、アンケー
ト実施システム10に送られる。なお、アンケート実施
者に送られる基本情報入力用HTMLデータには、適切
な情報入力が行われているかチェックした後、この基本
情報を送る機能が含まれていてもよい。なお、このよう
な機能は、例えばJavaスクリプトを利用することで
実現できる。情報取得部62は、送られてきた基本情報
を取得し、アンケートデータ71のうちの基本情報72
として、データベース23に記録させる(ステップS3
2)。なお、情報取得部62は入力設定の行われていな
い項目がある場合、例えば「開始日」84の項目の情報
が入力されていない場合には基本情報の入力された日を
アンケート開始日にする、というようにデフォルト条件
を当てはめて、記録させてもよい。
【0031】次に、アンケート実施者に対し、実施する
アンケートの設問情報を入力させるための設問情報入力
用画面のHTMLデータを転送する(ステップS3
3)。図9、図10は、アンケート実施者の端末で表示
される設問情報入力画面の一例を示した図である。ここ
では画面の一例が1つの図に収まらなかったことから、
2つの図に分けて示している。すなわち図9の画面例の
続きが図10となる。なお、この画面例では、1問ずつ
設問の設定を行うようになっている。図9、図10の各
項目を順番に説明すると、以下のようになる。符号93
に示す部分に、現在表示されている画面の設問番号が示
される。なお、この設問番号は、設問の設定状況に応じ
て変わる動的表示部分である。そして、その隣のボタン
により「設問変更」や「設問削除」をすることもでき
る。符号91は設問の選択ボタンであり、ボタンの選択
により「前設問」もしくは「次設問」へ移動できる。例
えば、現在の画面が”設問2”の画面で、「前設問」を
選択すると”設問1”に移ることができる。なお、すで
に設問内容が設定された設問番号に移る時には、その設
定した設問内容をデータベース23から読み出して、こ
のホームページに表示する。
【0032】符号92は、設問追加ボタンであり、「前
に追加」、「後に追加」の選択が可能である。例えば現
在の画面が”設問2”の画面で「前に追加」を選択する
と、すでに設定された設問1と設問2との間に新たな設
問を設定できるようになる。また、符号94は、設問タ
イトルを設定する欄であり、符号95は、設問内容を設
定する欄である。なお、符号96に示すイメージ入力エ
リアで、イメージファイルの選択を行うと、その設問に
関連してイメージ表示が可能となる。次に示す符号97
は、その設問に必ず回答しなければならないか否かを選
択する入力必須項目指定欄である。
【0033】符号98は、選択項目に対する回答様式の
設定欄で、プルダウンメニューより選択できる。ここ
で、回答様式として、 1.単一選択(ラジオボタン) 2.単一選択(リストボックス) 3.複数選択 4.記述式 5.採点(ラジオボタン) 6.採点(リストボックス) があるものとする。ここで、「単一選択(ラジオボタ
ン)」は、複数の選択項目から1つだけ項目を選択でき
るラジオボタンを表示して選択させる回答様式であり、
「単一選択(リストボックス)」は、リストボックスを
用いて1つだけ選択させる回答様式である。また、「複
数選択」は、項目に対し複数選択できるチェックボック
スを表示して選択させる回答様式であり、「記述式」は
テキスト入力ボックスを表示して記入させる回答様式で
ある。また、「採点(ラジオボタン)」、「採点(リス
トボックス)」は、項目に対する採点をそれぞれラジオ
ボタン、リストボックスを表示して選択させる回答様式
である。なお、回答様式は上述のものに限定されるもの
ではない。
【0034】符号98aは、回答様式として「複数選
択」が選択された場合に有効となる回答数の制限設定欄
である。これにより、回答数の上限、下限、もしくは範
囲(N以上M以下)が設定できる。なお、回答数の制限
が必要でない場合にはこの欄に値を設定する必要はな
い。符号98bは、回答様式として「採点(ラジオボタ
ン)」もしくは「採点(リストボックス)」が選ばれた
場合に有効な得点設定欄である。図9の例では、最低得
点が「0」点の固定であり、最高得点および得点刻みが
設定できる例を示している。符号98cは、回答様式と
して「記述式」が選択された場合に有効なテキスト入力
ボックスの大きさの設定欄である。
【0035】次に図10の符号99aは、選択項目の設
定欄である。ここでは、項目数としてデフォルトで10
項目の入力欄99bが示される例を示している。なお、
これ以上の項目が必要な場合には、符号99cに示すプ
ルダウンメニューから必要項目数を選択し、符号99d
に示す「GO」ボタンを押すことで、その設定された項
目数が表示される。よって、符号99bは、必要項目数
に応じて項目数が変わる動的表示部分となる。なお、項
目入力欄99bでは、テキストによる項目設定のほか、
イメージファイルの選択による表示イメージの設定もで
きる。そして、選択項目の設定のために少なくともテキ
スト、イメージの一方が設定される。アンケート実施者
により設問N(ここでは、設問番号が1以上の整数であ
る”N”番目であるものとして説明する)の設問設定が
終わり、実行ボタン100aを押すと設定された設問N
の設問情報がアンケート実施システム10に送られる。
なお、キャンセルボタン100bを押すと設定内容がク
リアされ、終了ボタン100cを押すと、設問情報の設
定が終了する。以上が、設問情報入力用のHTMLデー
タの表示例である。
【0036】次に、情報取得部62は、設定された設問
Nの設問情報を受け取ると、その情報をアンケートデー
タ71の設問情報73としてデータベース23に保存す
る(ステップS34)。
【0037】そして、情報取得部62は、受け取った情
報より、アンケート実施者が図10の「終了」ボタン1
00cの選択を行ったか否か判断を行う(ステップS3
5)。「終了」ボタンでない場合には、次の設問である
(N+1)番目の設定を行わせるために、ステップS3
3に戻る。以上のステップS33からS35を繰り返す
ことにより、各設問の設問情報を得ることができる。
【0038】全ての設問の設問情報の設定が終わると、
設問の選択項目に応じて回答させる回答条件を設定され
るためのHTMLデータを送り、設定された回答条件を
アンケートデータの回答条件74として、データベース
23に保存する(ステップS36)。この回答条件設定
用のHTMLデータによるホームページ表示例を図11
に示す。図11は、アンケート実施者が5つの設問を設
定した例である。ここでは、設問番号(図9の符号93
の番号に相当)、設問タイトル(図9の符号94で設定
された内容)、項目(図10の符号99bで設定された
内容)が表示される。これらは、データベース23内の
設問情報73の内容により表示内容が変わる動的表示部
分である。また、回答条件設定には、符号101に示す
回答条件欄がさらに含まれ、その設定内容として「設問
No」および「項目No」が備えられている。ここで
「設問No」の欄は符号105に示す設問Noの欄の番
号を設定する欄であり、「項目No」の欄は設定された
設問Noに対する項目106の番号を設定する欄であ
る。
【0039】ここで、ある設問No.”M”において、
「設問No」として”L”が、「項目No」として”
P”が設定されるものとする。この場合、アンケート回
答者が設問Lにおいて項目番号Pを選択すると、このア
ンケート回答者は設問Mに必ず回答しなければならな
い、という回答条件を設定したことになる。たとえば、
アンケート実施者が設問3に対し、設問番号として
「2」・102a、項目番号として「2」・102bを
設定したとすると、設問2の項目2における「中華料
理」がアンケート回答者により選択されると、アンケー
ト回答者は設問3を必ず回答されなければならないこと
になる。なお、図11の例において、アンケート実施者
は設問4に対しても、符号103a、103bに示すよ
うに回答条件を設定したものとする。
【0040】アンケート実施者が回答条件の設定を終
え、設定ボタン104aを押すと、この回答条件がアン
ケート実施システム10に送られ、情報取得部62によ
りこの情報が回答条件74としてデータベース23に保
存される。ここで、回答条件の設定を必要としない場
合、アンケート実施は何も設定せずに設定ボタン104
aを押せば良い。なお、図11においてクリアボタン1
04bが押された場合には、それまでに設定した内容が
クリアされるものとする。
【0041】次に、情報取得部61は、基本情報72、
設問情報73、回答条件74を取得すると、これらに基
づきこのアンケートに対する回答の集計データテーブル
を集計データ76としてデータベース23に生成すると
ともに、アンケート情報75として、設定されたアンケ
ートを実施するためのホームページ、すなわちHTML
データを生成する(ステップS37)。集計テーブルに
ついては別途説明し、以下では生成されるHTMLデー
タの表示例について説明する。図12、図13は、この
ステップにより生成されたホームページの表示例を示す
図である。図12の表示例の続きが図13となってい
る。図12において、符号121に示す部分が設問1の
設問タイトル(図9の符号94で示す部分において設定
された内容)であり、符号122に示す部分が設問内容
(図9の符号94で示す部分において設定された内容)
である。また、符号123に示す項目は、解答様式とし
て”複数選択”が選ばれた例を示している。以下、符号
124に示す設問2では解答様式として”単一選択(ラ
ジオボタン)”が選ばれた例を、符号125bに示す設
問3では解答様式として”記述式”が選ばれた例を、図
13の符号126bに示す設問4では解答様式として”
採点(ラジオボタン)”が選ばれた例を、符号128に
示す設問5では解答様式として”単一選択(リストボッ
クス)”が選ばれた例を示している。以上のアンケート
の表示内容は、設問情報73に基づいて生成された部分
である。
【0042】また、図12の設問3において、符号12
5cに示す設問内容以外に、符号125aに示す”設問
2で「中華料理」と答えた人のみ回答してください”と
いう部分が、図11の符号102a、102bで設定さ
れた回答条件に基づき付け加えられる。同様に、図13
の設問4において、符号126cに示す設問内容以外
に、符号126aに示す”設問2で「中華料理」と答え
た人のみ回答してください”という部分が、図11の符
号103a、103bで設定された回答条件に基づき付
け加えられる。さらに、図13の「住所」、「氏名」、
「性別」、「メールアドレス」が基本情報として図8の
回答者情報89で設定された内容に基づき付け加えられ
る。なお、ステップS37で生成されるHTMLデータ
にJavaスクリプトを利用して、 1)図9の符号97で示す入力必須項目で”必須入力項
目”として選択された設問への回答があるか、 2)図11で回答条件が設定された場合に、その回答条
件を満たすように回答されているか を判断し、条件を満たす場合には回答をアンケート実施
システム10に送り、そうでない場合にはアンケート回
答者にエラーを表示するする機能を加えてもよい。
【0043】以上のようにして、情報取得部62は、ア
ンケート実施者からアンケートを実施するための基本情
報、アンケートの設問内容を規定した設問情報や回答条
件を受け取り、アンケート情報となるHTMLデータや
回答の集計データテーブルを生成する処理を行う。これ
により、アンケート実施を希望する者が、アンケートを
実施するためのアプリケーションを個別に作成する必要
がなくなる。また、選択項目に応じた回答条件の設定を
容易にすることができるようになる。
【0044】次に、図6のステップS22に対応する回
答取得部63の動作を図14を用いて説明する。回答取
得部63は、アンケート回答者がアンケート回答のため
のホームページにアクセスすることにより起動される。
始めに、回答取得部63は、アンケートデータ71とし
て格納されている複数のアンケート情報から実施可能な
アンケートをピックアップする。このピックアップは、
基本情報内の実施日と起動を受けた日との比較により行
うことができる。そして、回答したいアンケートを選択
させるためアンケートタイトル一覧表示用のHTMLデ
ータをアンケート回答者に対し送信することで、このホ
ームページの表示を行う(ステップS41)。図15
は、アンケート回答者の端末に表示されるアンケートタ
イトル一覧の画面の一例を示した図である。図15にお
いて、「アンケート一覧」111およびボタン115、
116が静的表示部分であり、他の部分は動的表示部分
となる。動的表示部分では、実施可能なアンケートのア
ンケートデータ基づきタイトル等が変化することにな
る。なお、図15の例では、アンケート一覧として、基
本情報で設定されたタイトル(符号112等)およびア
ンケート趣旨(符号113)が表示される。アンケート
回答者は、符号114等で示すボタンにより回答したい
アンケートを選択し、その後「OK」ボタン115を押
す。これにより、回答したいアンケートに関する情報が
アンケート実施システム10に送信される。例として、
アンケート回答者はアンケート”料理”への回答を選択
したものとする。なお、アンケートへの回答を行わない
場合、アンケート回答者は「キャンセル」ボタン116
を押すものとする。
【0045】回答取得部63は、アンケート回答者から
の選択情報を受けて(ステップS42)、対応するアン
ケートの回答を得るためにアンケート情報であるHTM
Lデータをアンケート回答者に対して送る(ステップS
43)。このアンケート情報によるホームページ表示例
は図12、図13に示したようになる。
【0046】アンケート回答者が図13の送信ボタン1
29を押すと、回答内容がアンケート実施システム10
に送られ、回答取得部63は送られてきた回答結果を取
得する(ステップS44)。次に、回答取得部63は、
得た回答結果をデータベース23内の回答されたアンケ
ートに対する集計データ76を参照ながら集計し、集計
データテーブルの更新を行う(ステップS45)。
【0047】図16は、データベース23に登録される
アンケート”料理”の集計データ76の概念図である。
図のように、回答者数や、各設問に対する選択数等が集
計され、データベース23に記録される。以上のよう
に、生成したアンケート情報であるHTMLデータを送
ることでアンケート回答者からの回答収集を容易に行う
ことができるようになる。また、始めに、アンケート回
答者に回答するアンケートを選択させる処理を行うこと
で、1つのアンケート実施システムで複数のアンケート
の実施を平行して行うことができる。
【0048】次に、図6のステップS23に対応する回
答提示部64の動作を説明する。ここで、回答提示部6
4は、 a)電子メールにより回答の集計結果の提示を行うメー
ル提示部65 b)アンケート実施者がアンケート実施システム10の
提供する集計結果提示のためのホームページにアクセス
した際に集計結果を提示する表示提示部66 とを備えている。まず始めに、メール提示部65につい
て説明を行う。メール提示部65は、例えば日付の変わ
る午前0時になると起動される。なお、このメール提示
部65が動作する前提条件として、 1)基本情報としてメールアドレスが設定されている
(図8の符号83参照) 2)情報取得部62が図7のステップS37で集計デー
タのテーブルの作成を行う際に、メールの提示日の欄を
作成しデフォルト値(例えばアンケート開始日)を設定
する があるものとする。
【0049】まず、起動されたメール提示部65は、集
計データ内の電子メールによる集計結果の前回提示日を
取得する(ステップS51)。次に、メール提示部65
は、このアンケートに関する基本情報を参照すること
で、通知間隔日数を取得する。そして、起動された日
が、 前回提示日+通知間隔日数 に該当するか判断を行い(ステップS52)、判断結果
に応じて処理を進める。ここで、通知間隔日数が設定さ
れていない場合には、例えば7日というようなデフォル
ト値を用いていもよいし、電子メールによる集計結果の
提示を行わないようにしてもよい。提示対象となるアン
ケートの集計結果をデータベース23内の集計データを
参照することにより取得する。そして、このアンケート
の基本情報内の電子メールアドレスを利用して、アンケ
ート実施者にアンケートに対する回答の集計結果を電子
メールで通知する(ステップS53)。例えば、図16
に示すような内容が集計結果として、電子メールで提示
される。最後に、電子メールで通知した日を”前回提示
日”として、このアンケートの集計データ内に記録させ
る(ステップS54)。メール提示部65は、ステップ
S51からS54に示す処理を現在実施されている全て
のアンケートに対して行う。以上のようにして、電子メ
ールによる集計結果の提示をアンケート実施者に対して
行う。
【0050】なお、ここではメールでの”前回提示日”
を集計データ内に記録するものとして説明したがこれに
限定されるものではない。また、”前回提示日”をデー
タとして持たず、基本情報内のアンケート開始日と通知
間隔日数を利用し、起動された日が、 アンケート開始日+通知間隔日数*N (Nは1以上の
整数) に該当する日であるか判断することで、電子メールによ
る集計結果の通知を行うか否かの判断を行うようにして
もよい。また、基本情報の終了日に該当する日、すなわ
ち図6のステップS26で示すメンテナンス処理が行わ
れる前にも、電子メールによる最終の集計結果の提示を
行うようにしてもよい。このように、基本情報内の電子
メールアドレスを利用することにより、アンケートの集
計結果をアンケート実施者に提示することができるよう
になる。これによりアンケート実施者は、特に何もしな
くても定期的にアンケートの実施結果を得ることができ
るようになる。
【0051】次に、ホームページを介して集計結果を提
示する表示提示部66について図18を用いて説明す
る。表示提示部66は、回答に関する情報の提示を求め
る者が集計結果提示のためのホームページに対するアク
セス要求を行うと起動される。始めに、表示提示部66
は、実施者名とパスワード入力を取得するためのHTM
Lデータを送り、実施者名およびパスワードを得る。そ
して、各アンケートの基本情報を参照し、引き渡された
実施者名と一致するアンケートの抽出を行う。続いて、
抽出したアンケートの基本情報内のパスワードと引き渡
されたパスワードとが一致するか判断する(ステップS
61)。パスワードが一致しない場合、あるいは、実施
者名と一致するアンケートがない場合、表示提示部66
はエラーの通知を提示を求める者に対して行い(ステッ
プS62)、処理を終了する。パスワードが正しい場
合、表示提示部66はデータベース23内のこのアンケ
ートの集計データテーブルを参照することで集計データ
の取得を行う(ステップS63)。そして、提示を求め
る者の端末に集計結果が表示されるように、ステップS
63で取得した集計データを利用して、HTMLデータ
の作成を行い、それを転送することで集計データのホー
ムページ表示を行う(ステップS64) 以上のようにして、ホームページを介して集計結果の提
示を行う。これにより、アンケート実施者はいつでも、
そのアンケートに対する回答の集計結果を通信を介して
見ることができるようになる。
【0052】なお、アンケートの集計結果の提示を望む
者は、実施者名を入力するものとして説明したが、これ
に限定されるものではなく提示を望むアンケートの識別
ができる情報であればよい。例えば、実施者名のかわり
にのアンケートのタイトルを入力、もしくは、表される
タイトルの選択をするものであってもよい。以上のよう
に、回答提示部64は、基本情報等を参照して、実施さ
れているアンケートの集計結果をアンケート実施者に対
し提示する。なお、回答提示部64の提示内容は、回答
に関する情報であればよく、集計結果に限定されるもの
ではない。
【0053】以上説明したように、拡張インタプリタ部
4を備えたWWWシステム1を利用することで、アンケ
ート実施システム10を容易に構築することができるよ
うになる。そして、情報取得部62により、アンケート
実施者による実施したいアンケートの内容の設定が、通
信によりアンケート実施システム10から示される項目
に必要事項の記入・選択等をするのみでできるようにな
る。また、回答取得部63によりアンケートに対する回
答も通信を利用して収集できるようになる。さらに、回
答提示部64により、通信を介してアンケート実施者が
アンケートに対する回答の集計情報等を容易に得られる
ようになる。なお、本実施の形態において、アンケート
実施システム10の端末に対するレスポンスがHTML
データであるものとして説明を行ったが、これに限定さ
れるものではない。すなわち、ホームページの標準的な
記述言語に沿ったものであればよい。例えばHTMLの
次の記述言語候補であるXML(eXtensible MarkupLan
guage)であってもよい。また、本実施の形態では、通
信によるアンケート実施システムとして、現在広く普及
しているインターネットを用いた例で説明したが、これ
に限定されるものではない。また、本実施の形態では拡
張インタプリタ部4を備えたWWWシステム1を利用す
るとアンケート実施システム10を容易に構築できるこ
とから好ましいが、これに限定されるものではない。こ
れまで行われている通常のアプリケーション、例えばC
GIプログラムによりその機能を実現するものであって
もよい。
【0054】なお、図5のアンケート実施アプリケーシ
ョン60の機能を実現するためのプログラムをコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体
に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み
込ませ、実行することにより通信によるアンケート実施
を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシス
テム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むも
のとする。また、「コンピュータシステム」は、WWW
システムを利用している場合であれば、ホームページ提
供環境も含むものとする。さらに、必要に応じて図1に
示す拡張インタプリタ部4も含むものとする。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるアン
ケート実施システム、アンケート実施方法、および、ア
ンケート実施プログラムを記録した記録媒体によれば、
下記の効果を得ることができる。アンケート実施者から
アンケート実施に関する基本情報およびアンケートの設
問内容を規定した設問情報を受け取り、アンケート回答
者に対し基本情報および設問情報に基づいたアンケート
情報を送ってアンケートに対する回答を受け取ること通
信を介して行う。これにより、アンケート実施者による
アンケートの内容の設定・回答の収集が、通信を介して
容易に行えるようになる。また、設問の選択項目に応じ
て回答させる回答条件をさらに受け取り、基本情報、設
問情報、および、回答情報に基づいてアンケート情報を
作成することで、回答条件の設定およびその設定に基づ
いたアンケートの実施を容易に行うことができるように
なる。また、アンケート回答者に回答するアンケートを
選択させる処理を行うことで、複数のアンケートの実施
を平行して行うことができるようになる。また、電子メ
ールアドレスを利用することにより、アンケートの集計
結果をアンケート実施者に提示することができるように
なり、アンケート実施者は、特に何もしなくても定期的
にアンケートの実施結果を得ることができるようにな
る。また、アンケートに対するパスワード等の設定を行
うことで、アンケート実施者のみが、そのアンケートに
対する回答の集計結果をいつでも見ることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 WWWシステムのアプリケーションファイル
を処理する処理部を詳細に示した機能ブロック図であ
る。
【図2】 図1の処理部を利用した場合のアプリケーシ
ョンと画面の表示関係の一例を示した図である。
【図3】 静的表示系処理部の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 WWWシステムのアプリケーションファイル
を処理する処理部の他の例を詳細に示した機能ブロック
図である。
【図5】 本発明のアンケート実施システムにおけるア
ンケート実施アプリケーションの機能ブロックを詳細に
示した図である。
【図6】 アンケート実施アプリケーションの動作概要
を示したフローチャートである。
【図7】 情報取得部の動作を示したフローチャートで
ある。
【図8】 基本情報入力画面の一例を示した図である。
【図9】 設問情報入力画面の一例を示した図である。
【図10】 図9に続きとなる設問情報入力画面の一例
を示した図である。
【図11】 回答条件入力画面の一例を示した図であ
る。
【図12】 生成されたアンケート情報によりアンケー
ト回答者に示される画面の一例を示した図である。
【図13】 図12の続きとなる生成されたアンケート
情報によりアンケート回答者に示される画面の一例を示
した図である。
【図14】 回答取得部の動作を示したフローチャート
である。
【図15】 アンケート回答者が回答するアンケートを
選択するための画面の一例を示した図である。
【図16】 データベースに登録される集計データの概
念図である。
【図17】 メール提示部の動作を示したフローチャー
トである。
【図18】 表示提示部の動作を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
1 WWWシステム 2 処理部 3 通信処理部 4 拡張インタプリタ部 41 静的表示系処理部 42 動的表示系処理部 43 定義情報設定部 5 高機能ライブラリ処理部 6 基本ライブラリ処
理部 8 記録装置(定義情報) 9 記録装置(アプリ
ケーションファイル) 11 端末 12 ブラウザ 21 データベースシステム 22 データベース・マネージメント・システム(DB
MS) 23 データベース 60 アンケート実施アプリケーション 61 メイン処理部 62 情報取得部 63 回答取得部 64 回答提示部 65 メール提示部 66 表示提示部 71 アンケートデータ 72 基本情報 73 設問情報 74 回答条件 75 アンケート情報 76 集計データ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信を介してアンケートの実施を行うア
    ンケート実施システムであって、 アンケート実施者からアンケート実施に関する基本情報
    および該アンケートの設問内容を規定した設問情報を受
    け取り、該基本情報および該設問情報に基づいてアンケ
    ート情報を作成する情報取得部と、 アンケート回答者に対し、前記アンケート情報を送り該
    アンケートに対する回答を受け取る回答取得部とを備え
    たことを特徴とするアンケート実施システム。
  2. 【請求項2】 前記情報取得部は、 設問の選択項目に応じて回答させる回答条件をさらに受
    け取り、前記基本情報、前記設問情報、および、該回答
    情報に基づいてアンケート情報を作成することを特徴と
    する請求項1記載のアンケート実施システム。
  3. 【請求項3】 前記回答取得部は、 実施可能なアンケートが複数ある場合、前記アンケート
    回答者に対し回答するアンケートを選択させるための情
    報を送り、該アンケート回答者から送られる選択情報に
    応じて前記アンケート情報を送ること特徴とする請求項
    1に記載のアンケート実施システム。
  4. 【請求項4】 前記基本情報には、前記アンケート実施
    者に関する情報が含まれ、 前記アンケート実施システムは、 前記アンケート実施者に関する情報を参照して、前記ア
    ンケート実施者に対し回答に関する情報を送る回答提示
    部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のアン
    ケート実施システム。
  5. 【請求項5】 前記アンケート実施者に関する情報とし
    て、少なくとも該アンケート実施者の電子メールアドレ
    スが納められ、 前記回答提示部は、該電子メールアドレスを利用して前
    記回答に関する情報を電子メールで送ることを特徴とす
    る請求項4記載のアンケート収集システム。
  6. 【請求項6】 前記アンケート実施者に関する情報とし
    て、少なくともアンケートを特定するための識別情報
    と、パスワードが納められ、 前記回答提示部は、回答提示を求める者から送られてき
    た識別情報とパスワードとが前記アンケート実施者に関
    する情報である識別情報とパスワードとに一致する場
    合、前記回答提示を求める者に前記回答に関する情報を
    送ることを特徴とする請求項4記載のアンケート実施シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 アンケート実施者からアンケート実施に
    関する基本情報および該アンケートの設問内容を規定し
    た設問情報を受け取って記憶するとともに、該基本情報
    および該設問情報に基づいてアンケート情報を作成して
    記憶し、 アンケート回答者に対し、前記記憶されたアンケート情
    報を送り、該アンケートに対する回答を受け取って記憶
    することを通信を介して行うことを特徴とするアンケー
    ト実施方法。
  8. 【請求項8】 前記基本情報には、前記アンケート実施
    者に関する情報が含まれ、 前記アンケート実施者に関する情報を参照して、該アン
    ケート実施者に対し回答に関する情報を送ることを特徴
    とする請求項7記載のアンケート実施方法。
  9. 【請求項9】 アンケート実施者からアンケート実施に
    関する基本情報および該アンケートの設問内容を規定し
    た設問情報を受け取って記憶するとともに、該基本情報
    および該設問情報に基づいてアンケート情報を作成して
    記憶し、 アンケート回答者に対し、前記記憶されたアンケート情
    報を送り、該アンケートに対する回答を受け取って記憶
    することを通信を介して行うことをコンピュータに実現
    させるためのアンケート実施プログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記基本情報には、前記アンケート実
    施者に関する情報が含まれ、 前記アンケート実施者に関する情報を参照して、該アン
    ケート実施者に対し回答に関する情報を送ることを特徴
    とする請求項9記載のアンケート実施プログラムを記録
    した記録媒体。
JP5716998A 1998-03-09 1998-03-09 アンケート実施システム、アンケート実施方法、および、アンケート実施プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11259451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5716998A JPH11259451A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 アンケート実施システム、アンケート実施方法、および、アンケート実施プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5716998A JPH11259451A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 アンケート実施システム、アンケート実施方法、および、アンケート実施プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11259451A true JPH11259451A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13048060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5716998A Pending JPH11259451A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 アンケート実施システム、アンケート実施方法、および、アンケート実施プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11259451A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000054366A (ko) * 2000-04-11 2000-09-05 강승일 웹 조사 시스템 및 그를 이용한 웹 조사 방법
KR20010044408A (ko) * 2001-02-19 2001-06-05 김경주 웹사이트게시판을 이용한 설문조사시스템
JP2001167032A (ja) * 1999-11-30 2001-06-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報制御システム、情報処理支援サーバ、情報処理端末、情報処理方法、情報処理プログラムを格納した記憶媒体、およびプログラム伝送装置
KR20010096889A (ko) * 2000-04-15 2001-11-08 김산 온라인을 통한 설문 및 여론 조사 방법
KR20010108714A (ko) * 2000-05-31 2001-12-08 박정관 인터넷 전자우편기능을 이용한 자동설문조사 시스템
JP2001358680A (ja) * 2000-06-16 2001-12-26 Eau Kk 情報システムを用いたリクエスト曲放送システム
KR20020003269A (ko) * 2000-07-03 2002-01-12 권영식 인터넷을 이용한 설문조사 및 분석시스템
JP2002269227A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Hitachi Kokusai Electric Inc 給食メニュー選択システム
JP2004029572A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 宣伝広告システム、及び宣伝広告方法
JP2004104808A (ja) * 2003-09-12 2004-04-02 Eau Kk 情報システムを用いたリクエスト曲放送システム
JP2008203965A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Best Communications Inc Webページの生成方法及びプログラム
JP2010282629A (ja) * 2010-06-11 2010-12-16 Rakuten Inc 贈呈支援装置および贈呈支援方法
JP2011023033A (ja) * 2010-08-30 2011-02-03 Asoshie:Kk 意志収集方法、意志確認システム及び意志収集システム
JP2011180705A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nomura Research Institute Ltd 障害対応画面設計支援システム
JP2011180706A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nomura Research Institute Ltd 障害対応支援システム
JP2012053881A (ja) * 2011-09-26 2012-03-15 Rakuten Inc 贈呈支援装置、贈呈支援方法、プログラム、及び、記録媒体
KR101167139B1 (ko) 2011-06-10 2012-08-07 피알케이엘8, 인코포레이티드 조사 시행 시스템 및 방법
JP2018169726A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 Necプラットフォームズ株式会社 アンケート収集システムおよびアンケート収集方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001167032A (ja) * 1999-11-30 2001-06-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報制御システム、情報処理支援サーバ、情報処理端末、情報処理方法、情報処理プログラムを格納した記憶媒体、およびプログラム伝送装置
KR20000054366A (ko) * 2000-04-11 2000-09-05 강승일 웹 조사 시스템 및 그를 이용한 웹 조사 방법
KR20010096889A (ko) * 2000-04-15 2001-11-08 김산 온라인을 통한 설문 및 여론 조사 방법
KR20010108714A (ko) * 2000-05-31 2001-12-08 박정관 인터넷 전자우편기능을 이용한 자동설문조사 시스템
JP2001358680A (ja) * 2000-06-16 2001-12-26 Eau Kk 情報システムを用いたリクエスト曲放送システム
KR20020003269A (ko) * 2000-07-03 2002-01-12 권영식 인터넷을 이용한 설문조사 및 분석시스템
KR20010044408A (ko) * 2001-02-19 2001-06-05 김경주 웹사이트게시판을 이용한 설문조사시스템
JP2002269227A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Hitachi Kokusai Electric Inc 給食メニュー選択システム
JP2004029572A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 宣伝広告システム、及び宣伝広告方法
JP2004104808A (ja) * 2003-09-12 2004-04-02 Eau Kk 情報システムを用いたリクエスト曲放送システム
JP2008203965A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Best Communications Inc Webページの生成方法及びプログラム
JP2011180705A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nomura Research Institute Ltd 障害対応画面設計支援システム
JP2011180706A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nomura Research Institute Ltd 障害対応支援システム
JP2010282629A (ja) * 2010-06-11 2010-12-16 Rakuten Inc 贈呈支援装置および贈呈支援方法
JP2011023033A (ja) * 2010-08-30 2011-02-03 Asoshie:Kk 意志収集方法、意志確認システム及び意志収集システム
KR101167139B1 (ko) 2011-06-10 2012-08-07 피알케이엘8, 인코포레이티드 조사 시행 시스템 및 방법
JP2012053881A (ja) * 2011-09-26 2012-03-15 Rakuten Inc 贈呈支援装置、贈呈支援方法、プログラム、及び、記録媒体
JP2018169726A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 Necプラットフォームズ株式会社 アンケート収集システムおよびアンケート収集方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11259451A (ja) アンケート実施システム、アンケート実施方法、および、アンケート実施プログラムを記録した記録媒体
JP5161267B2 (ja) 画面カスタマイズ支援システム、画面カスタマイズ支援方法、および画面カスタマイズ支援プログラム
US6993557B1 (en) Creation of customized web pages for use in a system of dynamic trading of knowledge, goods and services
US8538779B1 (en) Method and system for online secure patient referral system
US20060195510A1 (en) Information management and synchronous communications system
US20020120714A1 (en) Distributed-code, custom-generated dynamic internet inclusion agent
WO2010109581A1 (ja) コンテンツ推奨方法、推奨情報作成方法、コンテンツ推奨プログラム、コンテンツ推奨サーバおよびコンテンツ提供システム
CA2397907A1 (en) Electronic provider-patient interface system
AU2005289149A2 (en) System for supporting interactive presentations to customers
JP7183600B2 (ja) 情報処理装置、システム、方法およびプログラム
JP2002163562A (ja) 情報配信サーバー装置
US20060150077A1 (en) User interface method
JP5128432B2 (ja) サイト情報変換装置、サイト情報変換方法及びサイト情報変換プログラム
JP4029654B2 (ja) 回答システム、回答装置、回答方法及び回答プログラム
JP7162484B2 (ja) ヘルプ情報表示システム、ヘルプ情報表示装置、ヘルプ情報表示方法及びヘルプ情報表示プログラム
KR20010067771A (ko) 인터넷 상에서 샘플제공에 의한 소비자 설문조사방법
US8321535B2 (en) Web services integration systems and methods
JP2003058674A (ja) 申請受付処理方法およびそれに用いるwebサーバ、ならびにそのプログラム
JP7283436B2 (ja) 情報処理システム、サーバ装置、ユーザ側装置及び情報処理方法
WO2020255639A1 (ja) ポータル提供システムおよびポータル提供方法
JP2002157397A (ja) アンケートシステム
JP2002157384A (ja) スケジュール情報提供方法およびスケジュール情報提供システム
JP2011013994A (ja) 情報出力装置、情報出力システム、情報出力方法、およびプログラム
JP2008077205A (ja) Webページ評価システム、管理者装置及びプログラム
JP7402260B2 (ja) 情報提供装置、情報提供方法、および情報提供プログラム