JPH11256726A - 壁パネル - Google Patents

壁パネル

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JPH11256726A
JPH11256726A JP10065728A JP6572898A JPH11256726A JP H11256726 A JPH11256726 A JP H11256726A JP 10065728 A JP10065728 A JP 10065728A JP 6572898 A JP6572898 A JP 6572898A JP H11256726 A JPH11256726 A JP H11256726A
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Nariyasu Murata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル工法における壁パネルと基礎との接合
部の耐震性を低コストで向上させた壁パネルを提供す
る。 【解決手段】 住宅の基礎に設けられたアンカーボルト
に接合される壁パネル1であって、前記アンカーボルト
に接合される前記壁パネル下部10bの強度が、前記壁
パネル上部10aの強度よりも高くなっていることを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建築における
パネル工法において、基礎に設けられる壁パネルに関す
る。
【0002】
【背景の技術】近年、住宅の構築についてはその工業化
が進み、たとえば壁や床、屋根といった構成要素を予め
工場にて組み立てることにより、住宅を構築するといっ
たパネル工法が一部に採用されている。このようなパネ
ル工法に用いられるパネルとして、例えば、図5又は図
6に示すような壁パネルがある。図5又は図6に示す壁
パネル100は、例えば、縦桟材101と横桟材102
とが矩形枠状に組み立てられるとともに、この矩形枠の
内部に補強桟材103が縦横に組まれて枠体とされ、さ
らにこの枠体内にグラスウール等の断熱材104が充填
された状態で枠体の表裏面に合板等の面材105が貼着
されたものが一般的に知られている。
【0003】前記壁パネル100を布基礎等の基礎11
0に接合するには、基礎110内にアンカーボルト11
1をその上端部が基礎110の上面から突出するように
して埋設し、この基礎110の上面に台輪112を載
せ、更にその上面の外側半分に半土台113を載置し、
この半土台113と床パネル120の上に壁パネル10
0を載置する。前記床パネル120と半土台113に
は、その接合面に横断面半円状の切欠きが形成されてお
り、床パネル120と半土台113とを接合した際に前
記切欠きによって形成される孔にアンカーボルト111
が挿通され、さらにこのアンカーボルト111が壁パネ
ル下部100aの横桟材102に形成された孔に挿通さ
れ、このアンカーボルト111にナット114を座金1
15を介して締め付けることによって、壁パネル100
が基礎110に前記床パネル120と半土台113を挟
み付ける状態で接合される(特開平8−30286
3)。
【0004】そして、前記パネル工法では、柱などを設
けず、前記壁パネル100を耐力壁とし、所定の計算に
基づいた耐力壁構造とすることにより、通常レベルの地
震に対しても十分な強度を持つように設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、ロサ
ンゼルス大地震、或いは阪神淡路大震災のような大地震
が相次ぎ、より耐震性能に優れた住宅が望まれている。
より耐震性能に優れた住宅にするためには、住宅を構成
する各部材の強度を従来よりも高めることがよいことは
明らかであるが、そうすることによるコストアップが大
きいこともまた明らかである。従って、さほどコストア
ップすることなく、耐震性能を従来よりも高めたいとい
うニーズが生じている。
【0006】このようなニーズに応えるため、従来から
大地震にも十分耐えうることが認められているパネル工
法による住宅を用いて、極限状態の地震により住宅がど
のように破壊されるかを確認する目的で実物大の住宅に
て地震レベルを徐々に上げて破壊が確認されるまでの耐
震実験を行ったところ、2階部壁パネルよりも1階部の
壁パネルの破損が酷く、特に、基礎との接合部が著しく
破損していることが分かった。具体的には、 アンカーボルトと接合される下横桟材と縦桟材の接合
部が分断された。 アンカーボルトと接合される下横桟材に貼着された面
材が剥がれた。 アンカーボルトと接合される下横桟材が長手方向に割
れた。 等の最終破壊状況が確認された。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、パネル工法における壁パネルと基礎との接合部
の耐震性を低コストで向上させた壁パネルを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜図4に示す
ように、住宅の基礎に設けられたアンカーボルトに接合
される壁パネル1であって、前記アンカーボルトに接合
される前記壁パネル下部10bの強度が、前記壁パネル
上部10aの強度よりも高くなっていることを特徴とし
ている。
【0009】請求項1記載の発明によれば、アンカーボ
ルトに接合される壁パネル下部10bの強度が、前記壁
パネル上部10aの強度よりも高くされているので、例
えば、耐震性能を向上させるために壁パネル1の強度を
高くする場合に、破損の大きい壁パネル下部10bの強
度のみを高くするようにすれば、壁パネル1全体の強度
を高くするよりも低コストで所定の耐震性能を持つ壁パ
ネル1にすることができる。
【0010】ここで、壁パネル下部10bの強度を、壁
パネル上部10aの強度よりも高くさせる手段として
は、具体的には請求項2〜6に記載した手段であるが、
これに限らず、これ以外の手段であっても、結果的に壁
パネル下部10bの強度が、壁パネル上部10aの強度
よりも高くなっているもの全てが含まれる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の壁
パネル1において、前記壁パネル1は、縦桟材2,2
と、横桟材3(31,32)とが矩形枠状に組み立てら
れた枠体10と、前記枠体10の表裏面うち、少なくと
も一面に貼着された面材5(51,52)と、を含み、
前記壁パネル下部10bの前記面材52の強度が前記壁
パネル上部10aの前記面材51の強度よりも高くなっ
ていることを特徴としている。
【0012】この場合の強度が高いとは、主に横からの
地震のゆれに対抗する面内せん断力であるが、曲げや引
張力も含んだ複合的な力に耐することを意味する。請求
項2記載の発明によれば、壁パネル下部10bの面材5
2の強度が壁パネル上部10aの面材51の強度よりも
高くされているので、例えば、耐震性能を向上させるた
めに壁パネル1の強度を高くする場合に、破損の大きい
壁パネル下部10bの面材52の強度のみを高くするよ
うにすれば、面材5全体の強度を高くするよりも低コス
トで所定の耐震性能をもつ壁パネル1にすることができ
る。即ち、壁パネル下部10bの面材52の強度のみを
高くすることにより、強地震時における壁パネル下部1
0bの破損を少ないコストアップでより効果的に妨げる
ことが出来る。
【0013】ここで、面材5としては、例えば、構造用
合板、パーティクルボード、構造用パネル、ハードボー
ド、硬質木片セメント板、石膏ボード等などを用いる
が、面材5の強度を高くするため、例えば、強化プラス
チックシートや鉄板等を一部に使用してもよい。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の壁パネル1において、前記壁パネル1は、縦桟材
2,2と、横桟材3(31,32)とが矩形枠状に組み
立てられた枠体10と、前記枠体10の表裏面うち、少
なくとも一面に貼着された面材5(51,52)と、を
含み、前記壁パネル下部10bの前記面材52と、前記
縦桟材2,2及び前記横桟材32との貼着強度が、前記
壁パネル上部10aの前記面材5(51,52)と、前
記縦桟材2,2及び前記横桟材31との貼着強度よりも
高くなっていることを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明によれば、壁パネル下
部10bの面材52と、縦桟材2,2及び横桟材32と
の貼着強度が、壁パネル上部10aの面材51と、縦桟
材2,2及び横桟材31との貼着強度よりも高くされて
いるので、例えば、耐震性能を向上させるために壁パネ
ル1の強度を高くする場合に、破損の大きい壁パネル下
部10bの面材52と、縦桟材2,2及び横桟材32と
の貼着強度のみを高くするようにすれば、壁パネル1全
体の面材5と、縦桟材2,2及び横桟材3(31,3
2)との貼着強度を高くするよりも低コストで所定の耐
震性能をもつ壁パネル1にすることができる。即ち、壁
パネル下部10bの面材52と、縦桟材2,2及び横桟
材32との貼着強度のみを高くすることにより、強地震
時における壁パネル下部10bの面材52と、縦桟材
2,2と横桟材32との剥離をより効果的に妨げること
が出来る。また、請求項2記載の発明と組み合わせるこ
とにより壁パネル下部10bの強度をより高めることが
出来る。
【0016】ここで、面材5と、縦桟材2,2及び横桟
材3、3との貼着は、例えば、接着剤又は釘打ちやステ
ィプル等の金具による固定の何れか又は両方にて行う。
また、壁パネル下部10bの貼着強度を高める方法とし
ては、例えば、接着剤の接着面積をより広い範囲にした
り、或いは釘打ち6…等の本数を増やすことにより行
う。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
の壁パネル1において、前記壁パネルは、縦桟材2,2
と、横桟材3(31、32)とが矩形枠状に組み立てら
れた枠体10と、前記枠体10の表裏面うち、少なくと
も一面に貼着された面材5(51、52)と、を含み、
前記枠体10と前記面材5との貼着は、少なくとも前記
面材5を貫通して前記枠体10を構成する前記縦桟材
2,2及び前記横桟材3に打ち込まれる金物6(例え
ば、釘)によって行われ、少なくとも前記アンカーボル
トと接合される前記横桟材32と前記面材5とを貼着す
る金物6の打ち込み間隔が、他の前記横桟材31及び前
記縦桟材2と前記面材5とを貼着する金物6の打ち込み
間隔よりも密であることを特徴としている。
【0018】請求項4記載の発明によれば、枠体10と
面材5との貼着は、少なくとも面材5を貫通して枠体1
0を構成する縦桟材2、2及び横桟材3、3に打ち込ま
れる金物6によって行われ、少なくともアンカーボルト
と接合される横桟材32と面材5とを貼着する金物6…
の打ち込み間隔が、他の横桟材31及び前記縦桟材2、
2と前記面材5とを貼着する金物6の打ち込み間隔より
も密とされているので、例えば、耐震性能を向上させる
ために壁パネル1の強度を高くする場合に、少なくとも
破損の大きいアンカーボルトと接合される横桟材32と
面材5との強度を高くすることが出来ることとなって、
全ての横桟材3(31,32)の強度を高くするよりも
低コストで所定の耐震性能をもつ壁パネル1にすること
ができる。即ち、アンカーボルトに接合される横桟材3
2と面材5とを貼着させる金物6の間隔が密とされてい
るので、少なくともこの部分の強度を高くすることが出
来て、強地震時における面材5の横桟材32からの剥離
をより効果的に妨げることが出来る。また、請求項2又
は3記載の発明と組み合わせることにより壁パネル下部
10bの強度をより高めることが出来る。ここで、金物
6…の打ち込み間隔は、アンカーボルトと接合される横
桟材32だけでなく、縦桟材2、2の一部或いは全部を
密にするようにしてもよい。
【0019】請求項5記載は、請求項1〜4の何れかに
記載の壁パネル1において、前記壁パネル1は、縦桟材
2,2と、横桟材3(31,32)とが矩形枠状に組み
立てられた枠体10と、前記枠体10の表裏面うち、少
なくとも一面に貼着された面材5(51,52)と、を
含み、前記アンカーボルトと接合される前記横桟材32
の強度が前記壁パネル上部10aの前記横桟材31の強
度よりも高くなっていることを特徴としている。
【0020】請求項5記載の発明によれば、アンカーボ
ルトと接合される横桟材32の強度が壁パネル上部10
aの横桟材31の強度よりも高くされているので、例え
ば、耐震性能を向上させるために壁パネル1の強度を高
くする場合に、破損の大きいアンカーボルトと接合され
る横桟材32の強度のみを高くするようにすれば、全て
の横桟材3(31,32)の強度を高くするよりも低コ
ストで所定の耐震性能をもつ壁パネル1にすることがで
きる。即ち、アンカーボルトに接合される横桟材32の
強度のみを高くすることにより、強地震時における横桟
材32の長手方向の割れをより効果的に妨げることが出
来る。また、請求項2〜4の何れかに記載の発明と組み
合わせることにより壁パネル下部10bの強度をより高
めることが出来る。
【0021】ここで、横桟材3としては、通常、木材を
使用するが、アンカーボルトに接合される横桟材32に
は、例えば、通常のものより厚みを増したり、通常の桟
材を2段に重ねたり、集成材を使用することにより強度
を高めたものを使用する。或いは、鉄製の角パイプや、
木材と鉄板を貼り合わせたものなどを使用する等、強度
が他の桟材よりも相対的に高くなればよい。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の壁パネル1において、前記壁パネル1は、
縦桟材2,2と、横桟材3(31,32)とが矩形枠状
に組み立てられた枠体10と、前記枠体10の表裏面う
ち、少なくとも一面に貼着された面材5(51,52)
と、を含み、前記壁パネル下部10bの前記縦桟材2,
2と前記横桟材32との接合部の強度が前記壁パネル上
部10aの前記縦桟材2,2と前記横桟材31との接合
部の強度よりも高くなっていることを特徴としている。
【0023】請求項6記載の発明によれば、壁パネル下
部10bの縦桟材2,2と横桟材32との接合部の強度
が壁パネル上部10aの縦桟材2,2と横桟材31との
接合部の強度よりも高くされているので、例えば、耐震
性能を向上させるために壁パネル1の強度を高くする場
合に、破損の大きい壁パネル下部10bの縦桟材2,2
と横桟材32との接合部の強度のみを高くするようにす
れば、全ての縦桟材2,2と横桟材3(31,32)と
の接合部の強度を高くするよりも低コストで所定の耐震
性能をもつ壁パネル1にすることができる。即ち、壁パ
ネル下部10bの縦桟材2,2と横桟材32との接合部
の強度のみを高くすることにより、強地震時における壁
パネル下部10bの縦桟材2,2と横桟材32との接合
部の剥離を少ないコストアップでより効果的に妨げるこ
とが出来る。また、請求項2〜5記載の何れかに記載の
発明と組み合わせることにより壁パネル下部10bの強
度をより高めることが出来る。
【0024】ここで、壁パネル下部10bの縦桟材2,
2と横桟材32との接合部は、通常、接着剤にて行う
が、壁パネル下部10bの縦桟材2,2と横桟材32と
の接合部の強度を高くするために、例えば、釘打ちした
り、或いは補強用金物20を接合部に貼着させたもので
あってもよい。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れかに記載の壁パネル1において、前記壁パネル1は、
縦桟材2,2と、横桟材3(31,32)とが矩形枠状
に組み立てられた枠体10と、前記枠体10の表裏面う
ち、少なくとも一面に貼着された面材5(51,52)
と、前記壁パネル下部10bにおける前記枠体10の角
部11,11の外側に設けられ、前記縦桟材2,2と前
記横桟材32とに跨って固定された補強金物20,20
と、を含んでなることを特徴としている。
【0026】請求項7記載の発明によれば、壁パネル下
部10bにおける枠体10の角部11,11の外側に設
けられた補強金物20,20が、縦桟材2,2と横桟材
32とに跨って固定されるので、壁パネル下部10bの
縦桟材2,2と横桟材32の接合部の強度がより高くな
ることとなって、強地震時における壁パネル下部10b
の縦桟材2,2と横桟材32との剥離をより効果的に妨
げることが出来る。また、例えば、耐震性能を向上させ
るために壁パネル1の強度を高くする場合に、破損の大
きい壁パネル下部10bの縦桟材2,2と横桟材32と
の接合部にのみ補強金物20,20を設けるようにすれ
ば、全ての縦桟材2,2と横桟材3(31,32)との
接合部に補強金物20,20を設けるよりも低コストで
所定の耐震性能をもつ壁パネル1にすることができる。
また、補強金物20,20は、角部11,11の外側に
固定されるので、例えば、補強金物20,20を角部1
1,11の内側に取り付けるものに比べて、補強金物2
0,20を取り付ける時期的制約が少なくなることとな
って、作業がし易くなるとともに、補強金物20,20
を付け忘れる心配もない。また、請求項2〜6記載の何
れかに記載の発明と組み合わせることにより壁パネル下
部10bの強度をより高めることが出来る。
【0027】ここで、補強金物20,20は、補強され
る縦桟材2,2及び横桟材3(31,32)の厚みより
も小さくすることが望ましく、補強金物20,20の貼
着には、接着剤、或いは釘6等を用いる。
【0028】請求項8記載の発明は、請求項7記載の壁
パネル1において、前記縦桟材2,2及び前記横桟材3
2は、前記補強金物20,20が納まる断面が凹状の補
強金物収納部2a,32bを備えるとともに、前記補強
金物収納部2a,32bの深さは、前記補強金物20,
20の厚み以下となっていることを特徴としている。
【0029】請求項8記載の発明によれば、補強金物2
0,20の厚み以下の深さで断面が凹状の補強金物収納
部2a,32bに補強金物20,20が納められるの
で、補強金物20,20が縦桟材2,2や横桟材32の
表面よりも突出することがないこととなって、壁パネル
1を基礎に組み立てたり、隣接する壁パネル1を突き合
わせる際に、補強金物20,20が邪魔になることがな
い。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
壁パネルの実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明に係る壁パネルの内部構造を示した斜視図である。図
1に示した本発明に係る壁パネル1は、縦桟材2,2
と、横桟材3,3とを備え、前記縦桟材2,2と前記横
桟材3,3が矩形状に組み立てられて枠体10が形成さ
れ、更にこの矩形状の枠体10の内部に補強桟材4が縦
横に組まれている。そしてこの枠体10の表裏面には、
面材5,5が貼着されている。
【0031】前記縦桟材2は、例えば、木製の角片から
出来ている。前記横桟材3のうち、壁パネル上部10a
(2階側)の上横桟材31は、例えば、木製の角片から
出来ており、壁パネル下部10b(基礎側)の下横桟材
32は、アンカーボルト(図示省略)が挿入されるボル
ト孔32a,32aを備え、例えば、木製の角片の上下
の面に、鉄板(図示省略)がサンドされた構造となって
いて、壁パネル下部10bの下横桟材32の強度が壁パ
ネル上部10aの上横桟材31の強度よりも高められて
いる。
【0032】ここで、前記壁パネル下部10bの下横桟
材32の強度を高める手段は、上記に限らず、例えば、
下横桟材32を鉄パイプにする等であってもよい。ま
た、前記壁パネル下部10bの下横桟材32の強度どの
程度にするかは、設計事項であり、適宜変更可能であ
る。
【0033】前記面材5は、図2に示すように、壁パネ
ル上部10aの上面材51と壁パネル下部10bの下面
材52の2つに分割されている。前記上面材51は、例
えば、木板を重ねた合板から出来ており、前記下面材5
2は、図示はしないが、例えば、木板と鉄板を重ねた合
板からできている。従って、前記下面材52の強度が前
記上面材51の強度よりも高められている。
【0034】ここで、前記下面材52の強度を高める手
段は、上記手段に限らず、例えば、強化プラスチック板
などを使用してもよい。また、前記下面材52の強度を
どの程度にするかは、設計事項であり、適宜変更可能で
ある。また、上面材51と下面材52との割合も必ずし
も半々にする必要はない。
【0035】前記面材5の前記縦桟材2、前記横桟材3
及び前記補強桟材4への貼着は、所定の接着剤で貼り合
わせた後、前記面材5の上から、前記縦桟材2、前記横
桟材3及び前記補強桟材4まで達するように前記面材5
を貫通させて釘6…を打つことにより行われる。また、
前記上面材51に打ち込まれる釘6…の間隔より、前記
下面材51に打ち込まれる釘6…の間隔の方が密になっ
ていて、前記下面材52と、前記縦桟材2,2及び前記
下横桟材32との貼着強度が、前記上面材51と、前記
縦桟材2,2及び前記上横桟材31との貼着強度よりも
高められている。
【0036】ここで、前記下面材52と、前記縦桟材
2、2と前記下横桟材32との貼着強度を高める手段
は、上記手段に限らず、例えば、接着剤を塗る領域をよ
り広くする等してもよい。また、前記下面材52と、前
記縦桟材2、2と前記下横桟材32との貼着強度をどの
程度にするかは、設計事項であり、適宜変更可能であ
る。
【0037】また、図3に示すように、前記枠体10の
前記壁パネル下部10b側の角部11,11には、前記
縦桟材2,2と前記下横桟材32を跨ぐようにしてL字
型の補強金物20,20が固定されている。前記補強金
物20,20の固定は、釘21…等によって行われる。
【0038】前記補強金物20,20は、図4に示すよ
うに、予め、前記角部11,11の前記横桟材2,2及
び壁パネル下部10bの前記縦桟材32に設けられた凹
状の補強金物収納部2a,32bに納められるようにな
っている。前記補強金物収納部2a,32bの開口部
は、前記補強金物20,20の幅、長さよりも若干大き
く設けられていて、前記補強金物20,20を納めやす
くなっている。
【0039】また、前記補強金物収納部2a,32bの
深さも前記補強金物20,20の厚みよりも深くなって
いる。従って、壁パネル1同士を組み立てた場合でも、
前記補強金物20,20が出っ張って邪魔になることが
ない。また、前記補強金物20,20は、角部11,1
1の外側に固定されるので、例えば、補強金物20,2
0を角部11,11の内側に取り付けるものに比べて、
取付時期が、例えば、枠体10の完成後でもよいし、或
いは面材5,5を貼着させた後でもよく、補強金物2
0,20を取り付ける時期的制約が少なくなることとな
って、作業がし易くなるとともに、補強金物20,20
を付け忘れる心配もない。
【0040】以上説明した本発明に係る壁パネル1によ
れば、アンカーボルト(図示省略)に接合される壁パネ
ル下部10bの強度が、前記壁パネル上部10aの強度
よりも高くされている。具体的には、壁パネル下部10
bの下面材52の強度が、一部に鉄板(図示省略)を用
いることにより、壁パネル上部10aの上面材51の強
度よりも高くされいる。また、壁パネル下部10bの下
面材52と、縦桟材2及び下横桟材32との貼着強度
が、釘6…の打ち込み間隔を密にすることにより、壁パ
ネル上部10aの上面材51と、縦桟材2及び上横桟材
31との貼着強度よりも高くされている。また、アンカ
ーボルト(図示省略)と接合される下横桟材32の強度
が、下横桟材32を鉄板(図示省略)でサンドすること
により、壁パネル上部10aの上横桟材31の強度より
も高くされている。更に、壁パネル下部10bの縦桟材
2と下横桟材32との接合部の強度が、補強金物20に
よって、壁パネル上部10aの縦桟材2と上横桟材31
との接合部の強度よりも高くされている。従って、壁パ
ネル1全体の強度を高くするよりも、強地震による破損
が大きい壁パネル下部10bのみ強度を高くすることに
より、低コストで所定の耐震性能を持つ壁パネルにする
ことができる。
【0041】なお、上記実施の形態に示した前記壁パネ
ル下部10bの強度を高める手段のうち何れか一つの実
施でもよく、また、いくつか任意に組み合わせての実施
でもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、アンカー
ボルトに接合される壁パネル下部の強度が、前記壁パネ
ル上部の強度よりも高くされているので、例えば、耐震
性能を向上させるために壁パネルの強度を高くする場合
に、破損の大きい壁パネル下部の強度のみを高くするよ
うにすれば、壁パネル全体の強度を高くするよりも低コ
ストで所定の耐震性能を持つ壁パネルにすることができ
る。
【0043】請求項2記載の発明によれば、壁パネル下
部の面材の強度が壁パネル上部の面材の強度よりも高く
されているので、例えば、耐震性能を向上させるために
壁パネルの強度を高くする場合に、破損の大きい壁パネ
ル下部の面材の強度のみを高くするようにすれば、面材
全体の強度を高くするよりも低コストで所定の耐震性能
をもつ壁パネルにすることができる。即ち、壁パネル下
部の面材の強度のみを高くすることにより、強地震時に
おける壁パネル下部の破損をより効果的に妨げることが
出来る。
【0044】請求項3記載の発明によれば、壁パネル下
部の面材と、横桟材及び縦桟材との貼着強度が、壁パネ
ル上部の面材と、横桟材及び縦桟材との貼着強度よりも
高くされているので、例えば、耐震性能を向上させるた
めに壁パネルの強度を高くする場合に、破損の大きい壁
パネル下部の面材と、横桟材及び縦桟材との貼着強度の
みを高くするようにすれば、壁パネル全体の面材と、横
桟材及び縦桟材との貼着強度を高くするよりも低コスト
で所定の耐震性能をもつ壁パネルにすることができる。
即ち、壁パネル下部の面材と、横桟材及び縦桟材との貼
着強度のみを高くすることにより、強地震時における壁
パネル下部の面材と、横桟材と縦桟材との剥離をより効
果的に妨げることが出来る。また、請求項2記載の発明
と組み合わせることにより壁パネル下部の強度をより高
めることが出来る。
【0045】請求項4記載の発明によれば、枠体と面5
との貼着は、少なくとも面材を貫通して枠体を構成する
縦桟材及び横桟材に打ち込まれる金物によって行われ、
少なくともアンカーボルトと接合される横桟材と面材と
を貼着する金物の打ち込み間隔が、他の横桟材及び前記
縦桟材と前記面材とを貼着する金物の打ち込み間隔より
も密とされているので、例えば、耐震性能を向上させる
ために壁パネルの強度を高くする場合に、少なくとも破
損の大きいアンカーボルトと接合される横桟材と面材と
の強度を高くすることが出来ることとなって、全ての横
桟材の強度を高くするよりも低コストで所定の耐震性能
をもつ壁パネルにすることができる。即ち、アンカーボ
ルトに接合される横桟材と面材とを貼着させる金物の間
隔が密とされているので、この部分の強度を高くするこ
とが出来て、強地震時における面材の横桟材からの剥離
をより効果的に妨げることが出来る。また、請求項2又
は3記載の発明と組み合わせることにより壁パネル下部
の強度をより高めることが出来る。
【0046】請求項5記載の発明によれば、アンカーボ
ルトと接合される横桟材の強度が壁パネル上部の横桟材
の強度よりも高くされているので、例えば、耐震性能を
向上させるために壁パネルの強度を高くする場合に、破
損の大きいアンカーボルトと接合される横桟材の強度の
みを高くするようにすれば、全ての横桟材の強度を高く
するよりも低コストで所定の耐震性能をもつ壁パネルに
することができる。即ち、アンカーボルトに接合される
横桟材の強度のみを高くすることにより、強地震時にお
ける横桟材の長手方向の割れをより効果的に妨げること
が出来る。また、請求項2〜4記載の発明と組み合わせ
ることにより壁パネル下部の強度をより高めることが出
来る。
【0047】請求項6記載の発明によれば、壁パネル下
部の横桟材と縦桟材との接合部の強度が壁パネル上部の
横桟材と縦桟材との接合部の強度よりも高くされている
ので、例えば、耐震性能を向上させるために壁パネルの
強度を高くする場合に、破損の大きい壁パネル下部の横
桟材と縦桟材との接合部の強度のみを高くするようにす
れば、全ての横桟材と縦桟材との接合部の強度を高くす
るよりも低コストで所定の耐震性能をもつ壁パネルにす
ることができる。即ち、壁パネル下部の横桟材と縦桟材
との接合部の強度のみを高くすることにより、強地震時
における壁パネル下部の横桟材と縦桟材との剥離をより
効果的に妨げることが出来る。また、請求項2〜5記載
の何れかに記載の発明と組み合わせることにより壁パネ
ル下部の強度をより高めることが出来る。
【0048】請求項7記載の発明によれば、壁パネル下
部における枠体の角部の外側に設けられた補強金物が、
横桟材と縦桟材とに跨って固定されるので、壁パネル下
部の横桟材と縦桟材の接合部の強度がより高くなること
となって、強地震時における壁パネル下部の横桟材と縦
桟材との剥離をより効果的に妨げることが出来る。ま
た、例えば、耐震性能を向上させるために壁パネルの強
度を高くする場合に、破損の大きい壁パネル下部の横桟
材と縦桟材との接合部にのみ補強金物を設けるようにす
れば、全ての横桟材と縦桟材との接合部に補強金物を設
けるよりも低コストで所定の耐震性能をもつ壁パネルに
することができる。また、補強金物は、角部の外側に固
定されるので、例えば、補強金物を角部の内側に取り付
けるものに比べて、補強金物を取り付ける時期的制約が
少なくなることとなって、作業がし易くなるとともに、
補強金物を付け忘れる心配もない。また、請求項2〜6
記載の何れかに記載の発明と組み合わせることにより壁
パネル下部の強度をより高めることが出来る。
【0049】請求項8記載の発明によれば、補強金物の
厚みと同一、若しくは若干深い断面が凹状の補強金物収
納部に補強金物が納められるので、補強金物が横桟材や
縦桟材の表面よりも突出することがないこととなって、
壁パネルを基礎に組み立てたり、隣接する壁パネルを突
き合わせる際に、補強金物が邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁パネルの内部構造を示した斜視
図である。
【図2】本発明に係る壁パネルの外観を示した斜視図で
ある。
【図3】補強金物が固定された壁パネル下部の外観を示
した斜視図である。
【図4】補強金物が固定された壁パネル下部の角部の断
面図である。
【図5】従来の壁パネルと、この壁パネルと基礎との取
付構造を示した斜視図である。
【図6】従来の壁パネルと基礎との取付構造を示した断
面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 縦桟材 2a 補強金物収納部 3(31、32) 横桟材(上横桟材、下横桟材) 5(51,52) 縦桟材(上縦桟材、下縦桟材) 6 釘(金物) 20 補強金物 32a 補強金物収納部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の基礎に設けられたアンカーボルト
    に接合される壁パネルであって、 前記アンカーボルトに接合される前記壁パネル下部の強
    度が、前記壁パネル上部の強度よりも高くなっているこ
    とを特徴とする壁パネル。
  2. 【請求項2】 前記壁パネルは、縦桟材と、横桟材とが
    矩形枠状に組み立てられた枠体と、 前記枠体の表裏面うち、少なくとも一面に貼着された面
    材と、 を含み、 前記壁パネル下部の前記面材の強度が前記壁パネル上部
    の前記面材の強度よりも高くなっていることを特徴とす
    る請求項1記載の壁パネル。
  3. 【請求項3】 前記壁パネルは、縦桟材と、横桟材とが
    矩形枠状に組み立てられた枠体と、 前記枠体の表裏面うち、少なくとも一面に貼着された面
    材と、 を含み、 前記壁パネル下部の前記面材と、前記横桟材及び前記縦
    桟材との貼着強度が、前記壁パネル上部の前記面材と、
    前記横桟材及び前記縦桟材との貼着強度よりも高くなっ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の壁パネ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記壁パネルは、縦桟材と、横桟材とが
    矩形枠状に組み立てられた枠体と、 前記枠体の表裏面うち、少なくとも一面に貼着された面
    材と、 を含み、 前記枠体と前記面材との貼着は、少なくとも前記面材を
    貫通して前記枠体を構成する前記縦桟材及び前記横桟材
    に打ち込まれる金物によって行われ、 少なくとも前記アンカーボルトと接合される前記横桟材
    と前記面材とを貼着する金物の打ち込み間隔が、他の前
    記横桟材及び前記縦桟材と前記面材とを貼着する金物の
    打ち込み間隔よりも密であることを特徴とする請求項1
    〜3の何れかに記載の壁パネル。
  5. 【請求項5】 前記壁パネルは、縦桟材と、横桟材とが
    矩形枠状に組み立てられた枠体と、 前記枠体の表裏面うち、少なくとも一面に貼着された面
    材と、 を含み、 前記アンカーボルトと接合される前記横桟材の強度が前
    記壁パネル上部の前記横桟材の強度よりも高くなってい
    ることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の壁パ
    ネル。
  6. 【請求項6】 前記壁パネルは、縦桟材と、横桟材とが
    矩形枠状に組み立てられた枠体と、 前記枠体の表裏面うち、少なくとも一面に貼着された面
    材と、 を含み、 前記壁パネル下部の前記横桟材と前記縦桟材との接合部
    の強度が前記壁パネル上部の前記横桟材と前記縦桟材と
    の接合部の強度よりも高くなっていることを特徴とする
    請求項1〜5の何れかに記載の壁パネル。
  7. 【請求項7】 前記壁パネルは、縦桟材と、横桟材とが
    矩形枠状に組み立てられた枠体と、 前記枠体の表裏面うち、少なくとも一面に貼着された面
    材と、 前記壁パネル下部における前記枠体の角部の外側に設け
    られ、前記横桟材と前記縦桟材とに跨って固定された補
    強金物と、 を含んでなることを特徴とする請求項1〜6の何れかに
    記載の壁パネル。
  8. 【請求項8】 前記横桟材及び前記縦桟材は、前記補強
    金物が納まる断面が凹状の補強金物収納部を備えるとと
    もに、前記補強金物収納部の深さは、前記補強金物の厚
    み以下となっていることを特徴とする請求項7記載の壁
    パネル。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7398627B2 (en) 2003-09-09 2008-07-15 Riken-Yamamoto & Field Shop Co., Ltd. Lattice panel and a lattice panel constructing method
RU2501921C1 (ru) * 2012-05-04 2013-12-20 Федеральное Государственное Автономное Образовательное Учреждение Высшего Профессионального Образования "Дальневосточный Федеральный Университет" (Двфу) Стеновая панель
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JP2017084484A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 積水化学工業株式会社 蓄電池設置構造
WO2020023896A1 (en) * 2018-07-27 2020-01-30 Project Wood, Llc Wall covering panels and system and method for installation thereof
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