JPH11254702A - 液体吐出記録装置およびその液体供給方法 - Google Patents

液体吐出記録装置およびその液体供給方法

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JPH11254702A
JPH11254702A JP6347398A JP6347398A JPH11254702A JP H11254702 A JPH11254702 A JP H11254702A JP 6347398 A JP6347398 A JP 6347398A JP 6347398 A JP6347398 A JP 6347398A JP H11254702 A JPH11254702 A JP H11254702A
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義雅 荒木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブタンク内を密閉空間としてサブタンク内
を減圧しつつサブタンクに液体を供給する際に記録が中
断されないインクジェット記録装置を実現する。 【解決手段】 メインタンク2とサブタンク3とがメイ
ンタンクチューブ32で接続され、サブタンク3と保持
タンク33とがサブタンク保持タンクチューブ64で接
続される。保持タンク33が保持タンクチューブ26、
エアーバッファ49およびヘッド供給チューブ20を介
して吐出ヘッド部1と接続される。保持タンク33内の
インクが保持タンクチューブ26、エアーバッファ64
およびサブタンクチューブ21を流れる際の流路抵抗は
メインタンクチューブ32の流路抵抗よりも小さい。大
気開放弁63、サブタンク弁38およびサブタンク保持
タンク弁39を閉じた後に供給ポンプ66によりサブタ
ンク3内を減圧しつつサブタンク3にインクを供給する
際、保持タンク33内のインクが吐出ヘッド部1に供給
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吐出ヘッド部から
液体を吐出して被記録媒体に記録を行う液体吐出記録装
置およびその液体供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液体供給経路による液体の供給に関する
技術は様々な分野で利用されているが、その一例とし
て、記録ヘッドからインク液滴を吐出して被記録媒体に
記録を行う液体吐出記録装置であるインクジェット記録
装置が挙げられる。
【0003】インクジェット記録装置はインクを吐出し
て記録を行うものなので、記録ヘッドには、吐出により
消費されたインクを常時供給する必要がある。この記録
ヘッドへのインク供給方式として、本出願人により特開
平10−6521号公報の液体補充方法、液体供給装置
および液体吐出記録装置が出願されている。
【0004】上記の特開平10−6521号公報で開示
されたインクジェット記録装置では、サブタンク内を密
閉空間とし、サブタンク内を負圧発生用ポンプにより減
圧しつつサブタンクにメインタンク内のインクを供給す
ることで、液体の供給がスムーズに行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平10−6521号公報のインクジェット記録装
置では、吐出ヘッド部により記録を行っている時にサブ
タンク内のインクの残量が減少した場合、サブタンク内
を密閉空間としてサブタンクにインクを供給するため
に、サブタンクから吐出ヘッド部へのインクの供給を中
断しなければならない。従って、吐出ヘッド部により一
定の量だけ記録を行った後に、必ず記録を中断してサブ
タンクにインクを供給しなけばらないという問題点があ
る。
【0006】本発明の目的は、サブタンクが設けられた
液体供給経路において、サブタンク内を密閉空間として
サブタンク内を減圧しつつサブタンクに液体を供給する
際に、液体供給経路の下流端への液体の供給が中断され
ることなく、しかも安定して液体を供給することのでき
る液体吐出記録装置およびその液体供給方法を提供する
ことにある。さらに、そのサブタンクが設けられた液体
吐出記録装置において、折り曲げることが困難な、ま
た、折り曲げ不可能な被記録媒体に記録を行うことがで
きる液体吐出記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液体吐出記録装置は、液体を吐出して被記
録媒体に記録を行うためのノズルを有する吐出ヘッド部
と、吐出ヘッド部に供給する液体を一時的に保持すると
共に、内部に保持された前記液体の液面が前記吐出ヘッ
ド部のノズルの先端面よりも低くなるように配置され、
大気を導入可能な大気開放口を備える保持タンクと、保
持タンクに供給する液体を一時的に保持すると共に、保
持タンクと略同じ高さに配置され、大気を導入可能な大
気開放弁を備えるサブタンクと、サブタンクに供給する
液体を収容するメインタンクと、サブタンク内を減圧す
るための負圧発生手段と、吐出ヘッド部と保持タンクと
を接続する第1の供給路と、第1の供給路の、吐出ヘッ
ド部の近傍の部分に設けられ、気体と共に液体を一時的
に保持するエアーバッファと、エアーバッファとサブタ
ンクとを接続する第2の供給路と、保持タンクの底部と
サブタンクの底部とを接続する供給通路と、サブタンク
とメインタンクとを接続する第3の供給路とを有し、保
持タンク内の液体が第1の供給路、エアーバッファおよ
び第2の供給路を通ってサブタンク内に流れ込む際の流
路抵抗が、第3の供給路の流路抵抗よりも小さい。
【0008】また、吐出ヘッド部を搭載して往復移動す
るキャリッジと、キャリッジを往復移動可能に支持する
筐体とをさらに有し、保持タンクおよびサブタンクが前
記筐体に取り付けられていることが好ましい。
【0009】さらに、保持タンク内の液体が第1の供給
路、エアーバッファおよび第2の供給路を通ってサブタ
ンク内に流れ込む際の流路抵抗が、第3の供給路の流路
抵抗よりも小さくなるように、第3の液流路に流路抵抗
部材が設けられていてもよい。
【0010】さらに、サブタンク内の液体を供給通路を
通して保持タンク内に送り込むために、サブタンク内を
加圧する正圧発生手段を有することが好ましい。
【0011】あるいは、前記負圧発生手段に代えて、サ
ブタンク内を減圧または加圧するための圧力発生手段を
有しており、圧力発生手段として、正転または逆転駆動
するチューブポンプが用いられていてもよい。
【0012】なお、吐出ヘッド部は、液体を吐出させる
ために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体
を有することが好ましい。
【0013】さらに、本発明の液体吐出記録装置の液体
供給方法は、上記の液体吐出記録装置において、サブタ
ンクの大気開放弁、第2の供給路および供給通路を閉鎖
し、サブタンク内を密閉空間とする段階と、サブタンク
内を負圧発生手段により減圧しつつメインタンク内の液
体を、第3の供給路を通してサブタンク内に供給する段
階とを有する。
【0014】さらに、サブタンクに液体を供給する際
に、サブタンク内の液体の液面を、サブタンクに設けら
れた液面検知手段により所定の高さで検知する段階と、
サブタンク内の液体の液面を所定の高さで検知した後
に、サブタンクの大気開放弁および供給通路を開放し、
供給通路を通してサブタンク内の液体を保持タンクに供
給する段階とをさらに有する。
【0015】さらに、保持タンクに液体を供給した後
に、サブタンクの大気開放弁、供給通路および、第1の
供給路の、吐出ヘッド部とエアーバッファとの間の部分
を閉鎖する段階と、保持タンク内を負圧発生手段により
減圧しつつ第2の供給路を介してエアーバッファ内を減
圧することで、保持タンク内の液体を、第1の供給路を
通してエアーバッファ内に供給する段階と、エアーバッ
ファに液体を供給した後に、サブタンクの大気開放弁お
よび供給通路を開放する段階と、吐出ヘッド部のノズル
の先端面から吐出ヘッド部内の空気を排出することで吐
出ヘッド部内を減圧させる段階と、吐出ヘッド部内を減
圧しつつ第1の供給路の、吐出ヘッド部とエアーバッフ
ァとの間の部分を開放することで、エアーバッファ内の
液体を吐出ヘッド部に供給する段階とを有する。
【0016】さらに、サブタンク内の液体の液面を、サ
ブタンクに設けられた液面検知手段によって所定の高さ
よりも低い位置で検知し、その検知結果に基づいてメイ
ンタンク内の液体をサブタンク内に供給することが好ま
しい。
【0017】さらに、液体吐出記録装置が、前述した正
圧発生手段を有している場合においては、サブタンクの
大気開放弁および第2の供給路を閉鎖してサブタンク内
を密閉空間とする段階と、サブタンク内を正圧発生手段
により加圧しつつサブタンク内の液体を、前記供給通路
を通して保持タンクに供給する段階とを有する。あるい
は、液体吐出記録装置が、前述した圧力発生手段を有し
ている場合においては、サブタンクの大気開放弁および
第2の供給路を閉鎖してサブタンク内を密閉空間とする
段階と、サブタンク内を圧力発生手段により加圧しつつ
サブタンク内の液体を、供給通路を通して保持タンクに
供給する段階とを有する。
【0018】上記の通りの発明では、メインタンクに収
容された液体が、サブタンクおよび保持タンクをこの順
番で経由して吐出ヘッド部に供給される。サブタンクに
液体を安定して供給するためにサブタンク内を減圧しつ
つサブタンクに液体を供給する際に、サブタンク内を密
閉空間としてサブタンクから保持タンクに液体が供給さ
れなくとも、保持タンクに一時的に保持された液体を吐
出ヘッド部に供給することで、吐出ヘッド部への液体の
供給が中断されることがない。従って、サブタンク内を
密閉空間としてサブタンクに液体を供給する時にも、保
持タンク内の液体を吐出ヘッド部に供給して吐出ヘッド
部のノズルから連続的に液体を吐出させることができ
る。また、第3の供給路に流路抵抗部材を設けるなどし
て、保持タンク内の液体が第1の供給路、エアーバッフ
ァおよび第2の供給路を通ってサブタンク内に流れ込む
際の流路抵抗が、第3の供給路の流路抵抗よりも小さく
なっていることにより、サブタンク内を減圧して保持タ
ンクからエアーバッファにインクを供給する際、メイン
タンクからサブタンクへ供給される液体の量が制限され
る。従って、吐出ヘッド部につながるエアーバッファに
液体を確実に供給することができる。
【0019】さらに、サブタンクおよび保持タンクを筐
体に取り付けることにより、例えば、曲げることが困
難、または不可能な厚紙や板などの被記録媒体を水平に
搬送するために、その被記録媒体の搬送路にサブタンク
および保持タンクが干渉しないように、サブタンクおよ
び保持タンクを配置させることができる。これにより、
それらの被記録媒体を、屈曲させることなく水平に搬送
して記録を行うことができる。
【0020】さらに、サブタンク内の液体を供給通路を
通して保持タンク内に送り込むために、サブタンク内を
加圧する正圧発生手段を有することにより、供給通路に
気体が溜まって供給通路を液体が流れにくい、または流
れない場合に、正圧発生手段によりサブタンク内を加圧
することで、供給通路内の気体を、サブタンク内の液体
と共に保持タンク内に強制的に流し込まれる。従って、
供給通路に気体が溜まっても、正圧発生手段によって、
供給通路を液体が滑らかに流れるようにすることができ
る。
【0021】さらに、前記負圧発生手段に代えて、サブ
タンク内を減圧または加圧するための圧力発生手段を有
していることにより、サブタンク内を加圧するために、
負圧発生手段とは別に加圧発生手段を設ける必要がなく
なり、液体吐出記録装置のコストダウンが可能となる。
【0022】なお、本発明でいう密閉とは、外部雰囲気
に対しての密閉である。つまり、液体供給経路の下流端
では、液体吐出ヘッドなどにより、何らかのかたちで外
部雰囲気に対して開放されているが、この部分との接続
を断てば、サブタンクが他の部分と接続されていても本
発明でいう密閉である。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態の液体吐出記録装置の一例であるインクジ
ェット記録装置の上面図である。図2は、図1に示した
インクジェット記録装置の正面図であり、図1に示され
る矢印Aの方向からインクジェット記録装置を見た図で
ある。
【0025】本実施形態のインクジェット記録装置で
は、図1および図2に示すように、筐体24に、互いに
対向する側板22および23が備えられている。側板2
2に、互いに平行な主走査レール7およびキャリッジス
テー34のそれぞれの一端が取り付けられ、側板23
に、主走査レール7およびキャリッジステー34のそれ
ぞれの他端が取り付けられている。主走査レール7およ
びキャリッジステー34によって、キャリッジ16が、
図1に示される矢印Xの方向に往復移動可能に支持され
ている。キャリッジ16には、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラック、シアン淡色、マゼンタ淡色の6つの色
別に6個の吐出ヘッド部1が搭載されている。
【0026】各吐出ヘッド部1は、紙またはフィルムな
どの被記録媒体に対して、液体であるインクを吐出する
ノズル部を有している。各ノズル部には、それぞれイン
ク吐出用の熱エネルギーを発生する電気熱変換体が設け
られている。吐出ヘッド部1内には、ノズル部での毛管
現象によりインクが供給され、インクは吐出ヘッド部1
のノズル部が開口した先端面(以下、「ノズル面」とい
う)でメニスカスを形成してノズル部を満たした状態を
保つ。この状態で、電気熱変換体に通電することによ
り、電気熱変換体上のインクが加熱されて発泡現象が発
生し、その発泡のエネルギーによりノズルよりインク液
滴が吐出する構成となっている。
【0027】また、吐出ヘッド部1には、吐出ヘッド部
1を駆動するための駆動基板が備えられている。吐出ヘ
ッド部1の駆動基板がフレキシブルケーブル28を介し
て、筐体24に取り付けられたメインボード27と接続
されている。メインボード27からフレキシブルケーブ
ル28を通して電気信号を吐出ヘッド部1の駆動基板へ
送ることにより、吐出ヘッド部1のインクの吐出タイミ
ングの制御を行う。
【0028】一方、筐体24の一端部には主走査モータ
8が取り付けられ、筐体24の他端部にはプーリー41
が取り付けられている。主走査モータ8およびプーリー
41にはベルト18が掛けられており、主走査モータ8
の駆動に伴ってベルト18が走行する。ベルト18の一
部にはキャリッジ16が接続されている。従って、ベル
ト18が走行することにより、キャリッジ16が、図1
に示される矢印Xの方向に往復移動する。
【0029】キャリッジ16には、6個の吐出ヘッド部
1のそれぞれに対応するエアーバッファ49が6個搭載
されている。各吐出ヘッド部1が、各吐出ヘッド部1に
対応するエアーバッファ49とヘッド供給チューブ20
によって接続されている。筐体24のプーリー41側の
端部には、吐出ヘッド部1に供給するインクを一時的に
保有する保持タンク33および、保持タンク33に供給
するインクを一時的に保有するサブタンク3が取り付け
られている。サブタンク3および保持タンク33の下方
には、サブタンク3に供給するインクを収容するメイン
タンク2が取り付けられている。
【0030】保持タンク33、サブタンク3およびメイ
ンタンク2のそれぞれの内部は、各色インクに対応して
6つの室に分けられている。保持タンク33のそれぞれ
の室が、対応するエアバッファ49と保持タンクチュー
ブ26により接続されている。従って、吐出ヘッド部1
と保持タンク33を接続する第1の供給路が、ヘッド供
給チューブ20、エアーバッファ49および保持タンク
チューブ26から構成されている。エアーバッファ49
は、前記第1の供給路の、吐出ヘッド部1の近傍の部分
に設けられている。ヘッドサブタンク3のそれぞれの室
は、対応するエアバッファ49と、第2の供給路である
サブタンクチューブ21で接続されている。また、サブ
タンク3のそれぞれの室は、対応するメインタンク2の
室と、第3の供給路であるメインタンクチューブ32に
より接続されている。
【0031】サブタンク3およびメインタンク2の近傍
には、図5に基づいて後述するキャップなどから構成さ
れる回復系25が備えられている。メインタンク2と吐
出ヘッド部1との間のインクの経路および、その液体供
給経路中の詳細な構成については後述する。
【0032】図1および図2に示したインクジェット記
録装置でのインク流れとしては、メインタンク2からメ
インタンクチューブ32を通してサブタンク3にインク
が供給される。その後、サブタンク3から、図5に基づ
いて後述する供給通路としてのサブタンク保持タンクチ
ューブを通して、保持タンク33にインクが供給され
る。そして、サブタンク3からサブタンクチューブ21
を通して、また、保持タンク33から保持タンクチュー
ブ26を通してエアバッファ49にインクが供給され
る。エアバッファ49から吐出ヘッド部1へは、ヘッド
供給チューブ20を通してインクが供給される。
【0033】キャリッジ16には、屈曲可能なキャタピ
ラ31の一端部がビスに固定されている。キャタピラ3
1の他端部は、筐体24の、サブタンク3および保持タ
ンク33の近傍の部分にビスにより固定されている。こ
のキャタピラ31の内部をサブタンクチューブ21およ
び保持タンクチューブ26が通っている。
【0034】また、筐体24には、キャリッジ16の移
動方向と平行な方向に延びる給紙ローラ30、副走査ロ
ーラ19および排紙ローラ29が取り付けられている。
給紙ローラ30、副走査ローラ19および排紙ローラ2
9のそれぞれの一端が側板22により回転可能に支持さ
れ、給紙ローラ30、副走査ローラ19および排紙ロー
ラ29のそれぞれの他端が側板23により回転可能に支
持されている。副走査ローラ19によって、被記録媒体
としての記録紙15が送られると共に、吐出ヘッド部1
からインクが記録紙15に吐出されることにより、記録
紙15に記録が行われる。次では、本実施形態のインク
ジェット記録装置における被記録媒体の搬送路につい
て、図3を参照して説明する。
【0035】図3は、図2のB−B’線断面図である。
薄い紙、フィルムなど、容易に屈曲可能な被記録媒体に
記録を行う場合、図3に示すように、被記録媒体である
記録紙15は手差し口71に挿入される。挿入された記
録紙15は、対向する2つの手差しローラ34の間に挟
まれ、副走査ローラ19に向かう方向に搬送される。副
走査ローラ19に向けて手差し従動ローラ36aが付勢
されており、副走査ローラ19に達した記録紙15が副
走査ローラ19と手差し従動ローラ36aとの間に挟ま
れて、吐出ヘッド部1の近傍の従動ローラ37に向かう
方向に搬送される。従動ローラ37は、副走査ローラ1
9に向けて付勢されている。従動ローラ37に達した記
録紙15は、副走査ローラ19と従動ローラ37との間
に挟まれて搬送され、記録紙15が吐出ヘッド部1のノ
ズル面の下方を通過する。その後、記録紙15は、対向
する2つの排紙ローラ29に挟まれて搬送され、排紙口
72からインクジェット記録装置の外部へ排出される。
【0036】一方、被記録媒体として、屈曲不可能また
は、屈曲が困難な、板材、厚紙または、厚いフィルムな
どのストレート印字物35を用いる場合、ストレート印
字物35は挿入口73から挿入される。挿入されたスト
レート印字物35は、対向する2つの給紙ローラ30の
間に挟まれ、副走査ローラ19に向かう方向に搬送され
る。副走査ローラ19にストレート印字物35が達する
と、ストレート印字物35は、従動ローラ37と副走査
ローラ19との間に挟まれて搬送され、ストレート印字
物35が吐出ヘッド部1のノズル面の下方を通過する。
その後、ストレート印字物35は、対向する2つの排紙
ローラ29に挟まれて搬送され、排紙口72からインク
ジェット記録装置の外部へ排出される。
【0037】記録紙15またはストレート印字物35が
吐出ヘッド部1の下に位置する時、吐出ヘッド部1より
インクを吐出することにより、記録紙15またはストレ
ート印字物35に対して記録が行われる。
【0038】図4は、図1および図2に示したインクジ
ェット記録装置の主要部の断面図である。図4に示すよ
うに、サブタンク3および保持タンク33は吐出ヘッド
部1のノズル面よりも低くなっており、従来のインクジ
ェット記録装置と同様に、吐出ヘッド部1のノズル面に
メニスカスが形成されるように、サブタンク3および保
持タンク33が配置されている。従って、サブタンク3
および保持タンク33と、搬送路74とがほぼ同一の高
さに位置している。ここで、図1および図2に示したよ
うにサブタンク3および保持タンク33が筐体24の端
部に取り付けられ、サブタンク3および保持タンク33
が、搬送路74や、図3に示したストレート印字物35
の搬送路に干渉しないように配置されている。
【0039】次に、本実施形態のインクジェット記録装
置におけるメインタンク2と吐出ヘッド部1との間のイ
ンクの経路および、その液体供給経路中の構成について
図5を参照して説明する。
【0040】図5は、図1〜図4に示したインクジェッ
ト記録装置のインク経路を示す図である。上述したよう
に、本実施形態のインクジェット記録装置は複数色のイ
ンクを使用するものであり、インク経路も各色ごとに設
けられているが、それぞれのインク経路はいずれも同じ
であるので、図5には1色のインクについての経路を示
している。
【0041】図5に示すように、メインタンク2とサブ
タンク3とがメインタンクチューブ32により接続され
ている。メインタンクチューブ32の途中には、一方向
弁であるチェック弁40が取り付けられている。チェッ
ク弁40が取り付けられたことにより、メインタンク2
からサブタンク3へインクを流すことが可能であるが、
逆にサブタンク3からメインタンク2へはインクが流れ
ることができない。メインタンクチューブ32のメイン
タンク2と接続される側の端には、注射針のような中空
の針56を有するジョイント54が取り付けられてい
る。このジョイント54をメインタンク2に設けられた
ゴム栓55に装着し、針56がゴム栓55を貫通するこ
とで、メインタンクチューブ32とメインタンク2とが
接続される。メインタンクチューブ32の他端部はサブ
タンク3内に挿入されている。サブタンク3には、サブ
タンク3内のインク残量を検知するために、サブタンク
3の上端から棒状の電極A43、電極B44および電極
C45がサブタンク3内に挿入されている。これらの電
極A43、電極B44および電極C45から、サブタン
ク3内のインクの液面を検知する液面検知手段が構成さ
れている。この液面検知手段によってサブタンク3内の
インクの液面を所定の高さで検知することで、サブタン
ク3内のインクの残量が検知される。
【0042】図6は、図5に示したインク経路の、サブ
タンク3の周辺部分の拡大図である。図6に示すよう
に、電極A43の先端が(Q)で示す高さに達するまで
電極A43が挿入されている。電極B44および電極C
45の先端は、(Q)で示す高さよりも深い、(H)で
示す高さまで達している。電極A43、電極B44およ
び電極C45はそれぞれ、図1および図2に示したメイ
ンボード27と電気的に接続されている。電極A43、
電極B44および電極C45のそれぞれに低電流の電流
を流し、導電性物質であるインクを介しての各電極間の
導通を検知することにより、サブタンク3内のインク量
が検出される。具体的には、サブタンク3内のインクの
液面の高さが(H)の高さよりも低ければ、電極B44
と電極C45との間が不導通となり、これを検知した
ら、後述するようにしてメインタンク2からサブタンク
3へインクが供給される。サブタンク3内のインクの液
面の高さが(Q)の高さよりも高ければ、電極A43と
電極B45との間が導通し、これを検知したらサブタン
ク3へのインク供給が停止する。
【0043】また、サブタンク3の上部の、(Q)で示
す高さよりも高い位置には、不図示の駆動源により開閉
される大気開放弁63が設けられている。
【0044】サブタンク3には保持タンク33が隣接し
ている。保持タンク33の底面はサブタンク3の底面と
同じ高さにある。サブタンク3の底面に、供給通路であ
るサブタンク保持タンクチューブ64の一端が接続さ
れ、保持タンク33の底面にサブタンク保持タンクチュ
ーブ64の他端が接続されており、このサブタンク保持
タンクチューブ64によりサブタンク3の底部と、保持
タンク33の底部とが接続されている。サブタンク保持
タンクチューブ64の途中にはサブタンク保持タンク弁
39が備えられている。サブタンク保持タンク弁39
は、サブタンク保持タンクチューブ64を押し潰するこ
とでサブタンク3と保持タンク33との間のインク経路
を閉鎖するためのものである。
【0045】サブタンク3とエアバッファ49とは、サ
ブタンクチューブ21を介して接続されている。サブタ
ンクチューブ21の一端部がサブタンク3の上端からサ
ブタンク3内に挿入され、サブタンクチューブ21の一
端が、電極B44および電極C45の下端の高さよりも
低い位置にまで達している。サブタンクチューブ21の
他端部はエアーバッファ49の上端からエアバッファ4
9内に挿入されている。
【0046】保持タンク33とエアバッファ49の底部
とは保持タンクチューブ26によって接続されている。
保持タンクチューブ26の保持タンク33側の端部は、
保持タンク33の上部から保持タンク33内に挿入さ
れ、保持タンクチューブ26の端面が保持タンク33の
底面付近にまで達している。
【0047】エアーバッファ49の底部と、各吐出ヘッ
ド部1とはヘッド供給チューブ20により接続されてい
る。それぞれのヘッド供給チューブ20の途中にはバッ
ファ弁46が設けられている。
【0048】吐出ヘッド部1をキャッピングするキャッ
プ47は、吸引チューブ65により廃インクタンク52
と接続されている。吸引チューブ65には吸引ポンプ4
8が設けられている。吸引ポンプ48としてはチューブ
ポンプが用いられている。キャップ47で吐出ヘッド部
1をキャッピングした状態で吸引ポンプ48を駆動する
ことで、吐出ヘッド部1内のインクがキャップ17に吸
引され、吸引されたインクが吸引チューブ65を介して
廃インクタンク52内に収容される。
【0049】さらに、廃インクタンク52とサブタンク
3とは、ポンプチューブ42によって接続されている。
ポンプチューブ42の一端部がサブタンク3の上部から
サブタンク3内に挿入され、ポンプチューブ42の一端
は電極A43の下端の高さよりも高い位置に配置されて
いる。ポンプチューブ42には、サブタンク3内を減圧
または加圧するための圧力発生手段である供給ポンプ6
6が設けられている。供給ポンプ66としては、上述す
るように正転駆動または逆転駆動するチューブポンプが
用いられている吸引ポンプ48および供給ポンプ66は
それぞれ、ローターを備えており、それぞれのポンプの
ローターを不図示のポンプモータにより回転することで
ポンプが駆動する。吸引ポンプ48のローターを、矢印
Sに示される方向に回転させて吸引ポンプ48を駆動す
ることにより、吸引チューブ65内の空気やインクが、
矢印Iに示される方向に移動する。供給ポンプ66のロ
ーターを、矢印Tに示される方向に回転させて供給ポン
プ66を正転駆動させると、ポンプチューブ42内の空
気やインクが、矢印Kに示される方向に移動する。ま
た、それとは逆に、供給ポンプ66のローターを、矢印
Uに示される方向に回転させて供給ポンプ66を逆転駆
動させると、ポンプチューブ42内の空気やインクが、
矢印Rに示される方向に移動する。
【0050】また、保持タンク33内のインクが、保持
タンクチューブ26、エアーバッファ49およびサブタ
ンクチューブ21を通ってサブタンク3内に流れ込む際
の流路抵抗は、メインタンク2内のインクがメインタン
クチューブ32およびチェック弁40を流れる際の流路
抵抗よりも小さくなっている。
【0051】以上で説明した構成のインクジェット記録
装置における本発明の液体供給動作について、図7〜図
10のフローチャートを参照しつつ説明する。はじめ
に、メインタンク2からサブタンク3にインクを供給す
る動作について、図7のフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0052】まず、大気開放弁63、サブタンク弁38
およびサブタンク保持タンク弁39を閉め(S101、
S102、S103)、サブタンク3内を密閉する。そ
して、供給ポンプ66のローターを矢印Uの方向に回転
させて供給ポンプ66を正転駆動させる(S104)。
これにより、ポンプチューブ42内の空気を矢印Rの方
向に移動され、サブタンク3内の空気がポンプチューブ
42を介して排出されることにより、サブタンク3内が
減圧されて負圧になる。このようにしてサブタンク3内
が負圧になることで、メインタンク2内のインクがメイ
ンタンクチューブ32を通してサブタンク3内へ供給さ
れる。
【0053】上記の、メインタンク2からサブタンク3
へのインク供給動作により、電極A43および電極B4
4の両方がインクに接触した時、電極A43と電極B4
4との間に電気が流れることで、サブタンク3にインク
が充填されたことが検知され(S105)、メインボー
ド27へ信号が送られる。
【0054】電極A43および電極B44からメインボ
ード27へ信号が送られると、メインボード27から供
給ポンプ66へ停止指示が出され、供給ポンプ66が停
止する(S106)。
【0055】次に、大気開放弁63、サブタンク弁38
およびサブタンク保持タンク弁39を開ける(S10
7、S108、S109)と、サブタンク3内のインク
が、そのインクの自重によりサブタンク保持タンクチュ
ーブ64を通って保持タンク33に入る。この時、サブ
タンク3内のインク液面の高さと、保持タンク33内の
インクの液面の高さが同一になるまでサブタンク3内の
インクが保持タンク33へ流れる。
【0056】ここで、サブタンク保持タンクチューブ6
4内にインクと空気(気泡)が混在した場合には、サブ
タンク保持タンクチューブ64内をインクが流れにくく
なることや、サブタンク保持タンクチューブ64内をイ
ンクが流れないことがある。この場合、サブタンク3内
のインクを、サブタンク保持タンクチューブ64を通し
て保持タンク33内に強制的に供給する動作が行われ
る。サブタンク3から保持タンク33へ強制的にインク
を供給する動作について、図8のフローチャートを参照
しつつ説明する。
【0057】まず、大気開放弁63およびサブタンク弁
38を閉めた(S110、S111)後に、供給ポンプ
66のローターを矢印Tの方向に回転させて供給ポンプ
66を逆転駆動させる(S112、S113)ことによ
り、ポンプチューブ42内の空気を矢印Kの方向へ送
る。これにより、ポンプチューブ42内の空気がサブタ
ンク3内へ送り込まれ、サブタンク3内が加圧されて正
圧になる。サブタンク3内が正圧になると、サブタンク
3内のインクがサブタンク保持タンクチューブ64内に
押し出され、サブタンク保持タンクチューブ64内に存
在する空気(気泡)が、インクと共に保持タンク33内
に押し出される。その後、供給ポンプ66を停止し(S
114)、大気開放弁63およびサブタンク弁38を開
放する(S115、S116)。その結果、サブタンク
保持タンクチューブ64内はインクで満たされ、サブタ
ンク3内のインクの高さと、保持タンク33内のインク
の高さが同一になるまで、サブタンク3内のインクがサ
ブタンク保持タンクチューブ64を通して保持タンク3
3内へ流れる。ここで、保持タンク33内は大気開放口
51を介して大気に開放されているため、サブタンク保
持タンクチューブ64から保持タンク33内に空気(気
泡)が押し出されると、保持タンク33内の空気が大気
開放口51から大気中へ放出され、保持タンク33内の
圧力は大気圧に保たれる。
【0058】サブタンク3内のインクが保持タンク33
に流れ込んでサブタンク3内のインクの高さと、保持タ
ンク33内のインクの高さとが同一になった後、サブタ
ンク3内のインクの液面の高さが電極B44および電極
C45の下端よりも低い場合がある。この場合、電極B
44と電極C45との間にインクが存在しないので、図
9に示すフローチャートのように、電極B44と電極C
45との間に電気が流れなくなることが検出される(S
117)。電極B44と電極C45との間に電流が流れ
なくなることが検出されると、図1および図2に示した
メインボード27から、再度、インク供給動作開始の指
示信号が送られ、図7に示したフローチャートと同様
な、メインタンク2からサブタンク3へのインク供給動
作が行われる。
【0059】上述したようなメインタンク2からサブタ
ンク3へのインク供給動作が繰り返されることで、サブ
タンク3内および保持タンク33内のインクの液面の高
さは、図6に示した(Q)と(H)のラインの間に保持
される。
【0060】次に、保持タンク33からエアーバッファ
49へのインク供給動作について、図10のフローチャ
ートを参照しつつ説明する。
【0061】まず、大気開放弁63、サブタンク保持タ
ンク弁39およびバッファ弁46を閉じる(S118、
S119、S120)。そして、供給ポンプ66のロー
ターを矢印Uの方向に回転させて供給ポンプ66を正転
駆動させる(S121)。供給ポンプ66を一定の時間
だけ駆動し(S122)、ポンプチューブ42内の空気
を矢印Rの方向へ送り、サブタンク3内の空気をポンプ
チューブ42を通して排出することにより、サブタンク
3内は減圧されて負圧となる。サブタンク3と共にサブ
タンクチューブ21内が減圧されて負圧となり、その結
果、エアーバッファ49および保持タンクチューブ26
内が負圧となる。
【0062】上記のように、サブタンク3、サブタンク
チューブ21、エアーバッファ49および保持タンクチ
ューブ26のそれぞれの内部が負圧となることで、保持
タンク33内のインクは保持タンクチューブ26を通っ
てエアーバッファ49内に供給される。エアーバッファ
49内のインクがサブタンクチューブ21に接触するま
で、エアーバッファ49内のインクの液面が上昇する
と、エアーバッファ49内のインクがサブタンクチュー
ブ21を通ってサブタンク3内に送り込まれる。
【0063】また、この時、メインタンクチューブ32
内も負圧となるため、メインタンク2からサブタンク3
へのインクの供給も行われる。供給ポンプ66を駆動し
てから一定の時間が経過した後、供給ポンプ66を停止
する(S123)。
【0064】その後、大気開放弁63およびサブタンク
保持タンク弁39を開放する(S124、S125)。
【0065】ここで、前述したように、保持タンクチュ
ーブ26、エアーバッファ49およびサブタンクチュー
ブ21をインクが流れる際の流路抵抗は、メインタンク
チューブ32およびチェック弁40をインクが流れる際
の流路抵抗よりも小さくなるようにインク経路が構成さ
れているため、保持タンク33からエアーバッファ49
へインクを確実に供給することが可能となっている。
【0066】次に、エアーバッファ49から吐出ヘッド
部1へのインク供給動作について、図10を参照しつつ
説明する。
【0067】まず、吐出ヘッド部1をキャップ47でキ
ャッピングする(S126)。そして、吸引ポンプ48
を駆動させ(S127)、吸引チューブ65内の空気を
矢印Iの方向へ移動させる。これにより、キャップ47
および吐出ヘッド部1の内部が減圧されて負圧となる。
次に、バッファ弁46を開放する(S128)。する
と、キャップ47および吐出ヘッド部1の内部が負圧と
なっているため、エアーバッファ49内のインクが、ヘ
ッド供給チューブ20を通して吐出ヘッド部1へ供給さ
れ、吐出ヘッド部1内のノズルにインクが満たされる。
その後、吸引ポンプ48を停止し(S129)、キャッ
プ47を吐出ヘッド部1から離脱させる(S130)。
この時、吐出ヘッド部1のノズル内のインクにはメニス
カスが形成されているため、吐出ヘッド部1のノズル面
59と、サブタンク3および保持タンク33内のインク
の液面との高さの差Jが存在しても、吐出ヘッド部1の
ノズル内にインクを保持することができる。ここで、キ
ャップ47内に吸引されたインクは、吸引チューブ65
内を通って廃インクタンク52内に収容される。
【0068】このようにして、吐出ヘッド部1のノズル
にインクを供給することにより、吐出ヘッド部1よりイ
ンクを吐出することが可能となる。
【0069】次に、吐出ヘッド部1からインクを吐出し
て被記録媒体に記録を行っている場合の、メインタンク
2からサブタンク3へのインク供給動作について説明す
る。
【0070】本実施形態の液体供給装置では、メインタ
ンク2からサブタンク3へインクを供給している時で
も、保持タンク3内のインクを、保持タンクチューブ2
6を通してエアーバッファ49へ供給することが可能で
ある。また、この時、バッファ弁46は開放されている
ため、エアーバッファ49から吐出ヘッド部1へは、ヘ
ッド供給チューブ20を介してインクを供給することが
可能である。そのため、メインタンク2からサブタンク
3内へインクを供給している間も、吐出ヘッド部1によ
り被記録媒体に記録し続けることが可能である。
【0071】また、メインタンク2からサブタンク3へ
インクを供給していない場合、吐出ヘッド部1により被
記録媒体に記録を行なっている時でもメインタンク2を
交換することができる。従って、吐出ヘッド部1からイ
ンクを吐出して記録を行っている時にメインタンク2内
のインクがなくなった場合、吐出ヘッド部1による記録
を中断せずに、メインタンク2からサブタンク3へイン
クを供給していない時にメインタンク2を交換して、イ
ンクの満たされたメインタンク2をインクジェット記録
装置の本体に装着してもよい。
【0072】以上でしたように、本実施形態では、サブ
タンク3にインクを安定して供給するためにサブタンク
3内を減圧しつつサブタンク3にインクを供給する際
に、サブタンク3内を密閉空間としてサブタンク3から
保持タンク33にインクが供給されなくとも、保持タン
ク33に一時的に保持されたインクが吐出ヘッド部1に
供給される。従って、サブタンク3内を密閉空間として
サブタンク3に液体を供給する時にも、吐出ヘッド部1
による記録が中断されず、短時間で大量の記録を連続的
に行うことができる。
【0073】また、サブタンク3および保持タンク33
を筐体24に取り付けることにより、曲げることが困難
なストレート印字物35を水平な方向に搬送するための
経路を除く部分に、サブタンク3および保持タンク33
を配置させることが可能となる。その結果、サブタンク
を有する従来のインクジェット記録装置では記録できな
かったストレート印字物35に対しても記録することが
可能となった。
【0074】本実施形態における液体供給方法および液
体供給方法は、インクジェット記録装置に限られず、イ
ンクジェット記録装置と異なる液体吐出記録装置にも適
用可能である。また、本発明は、液体吐出記録装置のみ
に適用されるものではなく、他の用途として、吐出ヘッ
ド部以外の液体消費部材への液体供給にも適用すること
ができる。
【0075】(第2の実施の形態)図11は、本発明の
第2の実施形態のインクジェット記録装置のインク経路
を示す図である。本実施形態のインクジェット記録装置
では、第1の実施形態と比較して、インク経路の一部が
異なっている。図11では、第1の実施形態と同一の構
成部品に同一の符号を付してある。以下では、第1の実
施形態と異なる点を中心に説明する。
【0076】本実施形態のインクジェット記録装置で
は、メインタンクチューブ32の途中に、メインタンク
チューブ32内を流れるインクの流路抵抗を大きくする
流抵抗部材53が取り付けられている。例えば、第1の
実施形態のインクジェット記録装置において、保持タン
クチューブ26、エアーバッファ49およびサブタンク
チューブ21内をインクが流れる際の流路抵抗が、メイ
ンタンクチューブ32およびチェック弁40をインクが
流れる際の流路抵抗よりも大きい場合がある。この場
合、保持タンクチューブ26、エアーバッファ49およ
びサブタンクチューブ21内をインクが流れる際の流路
抵抗が、メインタンクチューブ32およびチェック弁4
0をインクが流れる際の流路抵抗よりも小さくなるよう
に、メインタンクチューブ32に流抵抗部材53を取り
付ける。
【0077】このことにより、保持タンク33からエア
ーバッファ49へインクを供給する際、保持タンク33
から保持タンクチューブ26、エアーバッファ49およ
びサブタンクチューブ21を通してサブタンク3へ供給
されるインクの量は、メインタンク2からメインタンク
チューブ32を通してサブタンク3へ供給されるインク
の量よりも確実に多くなる。従って、保持タンク33か
らエアーバッファ49へインクが確実に供給される。
【0078】(第3の実施の形態)図12は、本発明の
第3の実施形態のインクジェット記録装置のインク経路
を示す図である。本実施形態のインクジェット記録装置
では、第1の実施形態と比較して、サブタンク内を加圧
するための正圧発生手段である正圧ポンプが設けられて
いる点が大きく異なっている。図12では、第1の実施
形態と同一の構成部品に同一の符号を付してある。以下
では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0079】本実施形態のインクジェット記録装置で
は、図12に示すように、正圧チューブ62の一端部が
サブタンク3の上部からサブタンク3内に挿入されてい
る。正圧チューブ62の途中の部分には、サブタンク3
内を加圧して正圧にするための正圧発生手段である正圧
ポンプ61が設けられている。正圧ポンプ61を駆動す
ることにより正圧チューブ62内の空気が矢印Lに示す
方向に移動され、正圧チューブ62を通してサブタンク
3内に空気が送り込まれる。
【0080】正圧チューブ62における正圧ポンプ61
とサブタンク3との間の部分には、切り換え弁58が設
けられている。切り換え弁58には、チューブを介して
サブタンク3のそれぞれの室と接続されている。この切
り換え弁58が取り付けられたことにより、1つの正圧
ポンプ61でサブタンク3のそれぞれの室を加圧して正
圧にすることができる。
【0081】また、正圧ポンプ61が設けられたことに
より、供給ポンプ66は、サブタンク3内を負圧にする
ためだけの負圧発生手段として用いられる。従って、供
給ポンプ66のローターの回転方向を正転と逆転とで切
り替えずに、サブタンク3内のインクが保持タンク33
内に送り込まれる。正圧ポンプ61は、空気のみを移送
すればよいものであるため、正圧ポンプ61の構成部品
の材質に関して、インクと接触した時の性質を考慮する
必要がなく、正圧ポンプ61として安価なものを使用す
ることができる。
【0082】さらに、ポンプチューブ42における供給
ポンプ66と廃インクタンク52との間の部分には、ジ
ョイント57を介してチューブ42aの一端が接続され
ている。ポンプチューブ42の、サブタンク3側と反対
側の部分を、必要に応じて廃インクタンク52に接続せ
ず、サブタンク3内の空気をチューブ42aの他端から
排出する。このことにより、廃インクタンク52に接続
されるチューブの数を少なくすることができ、インクジ
ェット記録装置の組み立て性の向上が図られると共に、
インクジェット記録装置の内部のスペースを有効に利用
したり、インクジェット記録装置を小型化したりするこ
とができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、サブタン
クと吐出ヘッド部との経路の間に保持タンクを設け、保
持タンクに液体を一時的に保持することにより、サブタ
ンクに液体を供給するためにサブタンク内を密閉空間と
する際に、サブタンクから保持タンクへの液体の供給が
中断しても、保持タンクが保持する液体を吐出ヘッド部
に供給することにより、吐出ヘッド部への液体の供給が
中断されることがない。従って、サブタンク内を密閉空
間としてサブタンクに液体を供給する時にも、液体供給
経路の下流端に連続的に液体を供給することができる。
保持タンク内の液体を吐出ヘッド部に供給して吐出ヘッ
ド部のノズルから連続的に液体を吐出させることができ
る。従って、短時間で大量の記録を連続的に行うことが
できるという効果がある。
【0084】また、第3の供給路に流路抵抗部材を設け
るなどして、保持タンク内の液体が第1の供給路、エア
ーバッファおよび第2の供給路を通ってサブタンク内に
流れ込む際の流路抵抗が、第3の供給路の流路抵抗より
も小さくなっていることにより、サブタンク内を減圧し
て保持タンクからエアーバッファにインクを供給する際
に、吐出ヘッド部につながるエアーバッファに液体を確
実に供給することができる。
【0085】さらに、上記の液体吐出記録装置において
サブタンクおよび保持タンクを筐体に取り付けることに
より、例えば、曲げることのできない厚紙や板などの被
記録媒体を水平に搬送するために、その被記録媒体の搬
送路にサブタンクおよび保持タンクが干渉しないよう
に、サブタンクおよび保持タンクを配置させることがで
きる。従って、曲げることが困難、または不可能な厚紙
や板などに記録を行うことができるようになるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の液体吐出記録装置の
一例であるインクジェット記録装置の上面図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置の正面図
である。
【図3】図2のB−B’線断面図である。
【図4】図1および図2に示したインクジェット記録装
置の主要部の断面図である。
【図5】図1〜図4に示したインクジェット記録装置の
インク経路を示す図である。
【図6】図5に示したインク経路の、サブタンクの周辺
部分の拡大図である。
【図7】図5に示したインク経路におけるメインタンク
からサブタンクへのインクの供給動作および、サブタン
クから保持タンクへのインクの供給動作のフローチャー
トである。
【図8】図5に示したインク経路におけるサブタンクか
ら保持タンクへの、強制的なインクの供給動作のフロー
チャートである。
【図9】図5に示したインク経路におけるメインタンク
からサブタンクへのインクの供給動作および、サブタン
クから保持タンクへのインクの供給動作のフローチャー
トである。
【図10】図5に示したインク経路における保持タンク
からエアーバッファへのインクの供給動作および、エア
ーバッファから吐出ヘッド部へのインクの供給動作のフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態のインクジェット記
録装置のインク経路を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施形態のインクジェット記
録装置のインク経路を示す図である。
【符号の説明】
1 吐出ヘッド部 2 メインタンク 3 サブタンク 4 ヘッドキャリッジ 5 供給キャリッジ 6 ヘッドカバー 7 主走査レール 8 主走査モータ 9 プラテン 10 ヘッド回復系 11 ブレード 12 保護部材 13 フラットケーブル 14 基板ボックス 15 記録紙 16 キャリッジ 17 キャップ 18 ベルト 19 副走査ローラ 20 ヘッド供給チューブ 21 サブタンクチューブ 22、23 側板 24 筐体 25 回復系 26 保持タンクチューブ 27 メインボード 28 フレキシブルケーブル 29 排紙ローラ 30 給紙ローラ 31 キャタピラ 32 メインタンクチューブ 33 保持タンク 34 キャリッジステー 35 ストレート印字物 36 手差しローラ 36a 手差し従動ローラ 37 従動ローラ 38 サブタンク弁 39 サブタンク保持タンク弁 40 チェック弁 41 プーリー 42、42a ポンプチューブ 43 電極A 44 電極B 45 電極C 46 バッファ弁 47 キャップ 48 吸引ポンプ 49 エアーバッファ 50 タンク部 51 大気開放口 52 廃インクタンク 53 流抵抗部材 54 ジョイント 55 ゴム栓 56 針 57 ジョイント 58 切り換え弁 59 ノズル面 60 ヘッドカートリッジ 61 正圧ポンプ 62 正圧チューブ 63 大気開放弁 64 サブタンク保持タンクチューブ 65 吸引チューブ 66 供給ポンプ 71 手差し口 72 排紙口 73 挿入口 74 搬送路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を吐出して被記録媒体に記録を行う
    ためのノズルを有する吐出ヘッド部と、 前記吐出ヘッド部に供給する液体を一時的に保持すると
    共に、内部に保持された前記液体の液面が前記吐出ヘッ
    ド部のノズルの先端面よりも低くなるように配置され、
    大気を導入可能な大気開放口を備える保持タンクと、 前記保持タンクに供給する液体を一時的に保持すると共
    に、前記保持タンクと略同じ高さに配置され、大気を導
    入可能な大気開放弁を備えるサブタンクと、 前記サブタンクに供給する液体を収容するメインタンク
    と、 前記サブタンク内を減圧するための負圧発生手段と、 前記吐出ヘッド部と前記保持タンクとを接続する第1の
    供給路と、 前記第1の供給路の、前記吐出ヘッド部の近傍の部分に
    設けられ、気体と共に液体を一時的に保持するエアーバ
    ッファと、 前記エアーバッファと前記サブタンクとを接続する第2
    の供給路と、 前記保持タンクの底部と前記サブタンクの底部とを接続
    する供給通路と、 前記サブタンクと前記メインタンクとを接続する第3の
    供給路とを有し、 前記保持タンク内の液体が前記第1の供給路、前記エア
    ーバッファおよび前記第2の供給路を通って前記サブタ
    ンク内に流れ込む際の流路抵抗が、前記第3の供給路の
    流路抵抗よりも小さい液体吐出記録装置。
  2. 【請求項2】 前記吐出ヘッド部を搭載して往復移動す
    るキャリッジと、前記キャリッジを往復移動可能に支持
    する筐体とをさらに有し、前記保持タンクおよび前記サ
    ブタンクが前記筐体に取り付けられている請求項1に記
    載の液体吐出記録装置。
  3. 【請求項3】 前記保持タンク内の液体が前記第1の供
    給路、前記エアーバッファおよび前記第2の供給路を通
    って前記サブタンク内に流れ込む際の流路抵抗が、前記
    第3の供給路の流路抵抗よりも小さくなるように、前記
    第3の供給路に流路抵抗部材が設けられている請求項1
    に記載の液体吐出記録装置。
  4. 【請求項4】 前記サブタンク内の液体を前記供給通路
    を通して前記保持タンク内に送り込むために、前記サブ
    タンク内を加圧する正圧発生手段を有する請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の液体吐出記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の液
    体吐出記録装置であって、前記負圧発生手段に代えて、
    前記サブタンク内を減圧または加圧するための圧力発生
    手段を有しており、前記圧力発生手段として、正転また
    は逆転駆動するチューブポンプが用いられている液体吐
    出記録装置。
  6. 【請求項6】 前記吐出ヘッド部は、前記液体を吐出さ
    せるために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変
    換体を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体
    吐出記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の液体吐出記録装置の液
    体供給方法であって、 前記サブタンクの大気開放弁、前記第2の供給路および
    前記供給通路を閉鎖し、前記サブタンク内を密閉空間と
    する段階と、 前記サブタンク内を前記負圧発生手段により減圧しつつ
    前記メインタンク内の液体を、前記第3の供給路を通し
    て前記サブタンク内に供給する段階とを有する液体吐出
    記録装置の液体供給方法。
  8. 【請求項8】 前記サブタンクに液体を供給する際に、
    前記サブタンク内の液体の液面を、前記サブタンクに設
    けられた液面検知手段により所定の高さで検知する段階
    と、 前記サブタンク内の液体の液面を所定の高さで検知した
    後に、前記サブタンクの大気開放弁および前記供給通路
    を開放し、前記供給通路を通して前記サブタンク内の液
    体を前記保持タンクに供給する段階とをさらに有する請
    求項7に記載の液体吐出記録装置の液体供給方法。
  9. 【請求項9】 前記保持タンクに液体を供給した後に、
    前記サブタンクの大気開放弁、前記供給通路および、前
    記第1の供給路の、前記吐出ヘッド部と前記エアーバッ
    ファとの間の部分を閉鎖する段階と、 前記保持タンク内を前記負圧発生手段により減圧しつつ
    前記第2の供給路を介して前記エアーバッファ内を減圧
    することで、前記保持タンク内の液体を、前記第1の供
    給路を通して前記エアーバッファ内に供給する段階と、 前記エアーバッファに液体を供給した後に、前記サブタ
    ンクの大気開放弁および前記供給通路を開放する段階
    と、 前記吐出ヘッド部のノズルの先端面から前記吐出ヘッド
    部内の空気を排出することで前記吐出ヘッド部内を減圧
    させる段階と、 前記吐出ヘッド部内を減圧しつつ前記第1の供給路の、
    前記吐出ヘッド部と前記エアーバッファとの間の部分を
    開放することで、前記エアーバッファ内の液体を前記吐
    出ヘッド部に供給する段階とを有する請求項8に記載の
    液体吐出記録装置の液体供給方法。
  10. 【請求項10】 前記サブタンク内の液体の液面を、前
    記サブタンクに設けられた液面検知手段によって前記所
    定の高さよりも低い位置で検知し、該検知結果に基づい
    て前記メインタンク内の液体を前記サブタンク内に供給
    する請求項9に記載の液体吐出記録装置の液体供給方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項4に記載の液体吐出記録装置の
    液体供給方法であって、 前記サブタンクの大気開放弁および前記第2の供給路を
    閉鎖して前記サブタンク内を密閉空間とする段階と、 前記サブタンク内を前記正圧発生手段により加圧しつつ
    前記サブタンク内の液体を、前記供給通路を通して前記
    保持タンクに供給する段階とを有する液体吐出記録装置
    の液体供給方法。
  12. 【請求項12】 請求項5に記載の液体吐出記録装置の
    液体供給方法であって、 前記サブタンクの大気開放弁および前記第2の供給路を
    閉鎖して前記サブタンク内を密閉空間とする段階と、 前記サブタンク内を前記圧力発生手段により加圧しつつ
    前記サブタンク内の液体を、前記供給通路を通して前記
    保持タンクに供給する段階とを有する液体吐出記録装置
    の液体供給方法。
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