JPH1125469A - 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 - Google Patents

多層光記録媒体用フォーカス制御装置

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JPH1125469A
JPH1125469A JP17978097A JP17978097A JPH1125469A JP H1125469 A JPH1125469 A JP H1125469A JP 17978097 A JP17978097 A JP 17978097A JP 17978097 A JP17978097 A JP 17978097A JP H1125469 A JPH1125469 A JP H1125469A
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jump
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Hideaki Toka
英章 渡花
Koji Suzuki
孝司 鈴木
Hiroyuki Abe
宏之 阿部
Bradshaw A
A.ブラッドショ
Hitoshi Yamazaki
仁志 山崎
Kazushige Kawana
和茂 川名
Masakazu Takahashi
正和 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層光記録媒体にてフォーカスジャンプを適
切に行なうことができる多層光記録媒体用フォーカス制
御装置を提供する。 【解決手段】 フォーカスサーボを一旦解除し目標とす
る他の層に読取光の合焦位置を移動させた後にフォーカ
スサーボを再開するフォーカスジャンプ制御をなし、フ
ォーカスジャンプ制御によるフォーカスサーボの再開後
も所定時間はドロップアウトの検出を禁止する。また、
フォーカスジャンプ制御によるフォーカスサーボの再開
後も所定時間はドロップアウト補償処理を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層光記録媒体を再生
する再生装置に備えられたフォーカス制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディスクの記録密度を高くするためにデ
ィスク表面に垂直な方向に情報を多重する方法がある。
多層光ディスクはそのような垂直方向への情報多重化記
録を可能にするものであり、例えば、2層光ディスクの
場合には、図1に示すように第1層と第2層とがスペー
サ領域を挟んで形成され、ディスクの光照射面に近い第
1層の反射層を半透明膜として、第2層へ光が到達する
ように形成されている。
【0003】このような多層光ディスクの再生(プレ
イ)においては、記録情報を読み取るべき層を切り換え
る際にはフォーカス制御装置によりフォーカスを次の読
取層に直ちに合わせるフォーカスジャンプ動作を行う必
要がある。通常、ある一方の層における情報記録面から
他方の層における情報記録面へと読取光の焦点を移動さ
せるフォーカスジャンプ動作は、ピックアップの出力に
基づいて生成されるフォーカスエラー信号のゼロクロス
検出に基づいて行われる。
【0004】詳述すると、ピックアップには、例えば読
取光の出射光学系であってその焦点を決定する対物レン
ズを光軸方向に変位駆動させることにより読取光の焦点
を当該ディスク表面に垂直な方向において変位させるフ
ォーカスアクチュエータが設けられる。かかるフォーカ
スアクチュエータには、フォーカスジャンプ動作初期
に、読取光の焦点を目標の記録面へと移動させるための
フォーカスジャンプ起動信号たる加速信号が供給され
る。そしてこの加速信号に応答したフォーカスアクチュ
エータの変位中において得られるフォーカスエラー信号
から順次検出されるゼロクロスのタイミングに基づい
て、当該加速信号の供給を終了させたり、当該加速信号
に応答したフォーカスアクチュエータの変位を止めるた
めの減速信号をフォーカスアクチュエータに供給した
り、さらには当該減速信号の供給を終了させて目標の記
録面に対しフォーカスサーボを再開させる、という一連
の動作が行われる。
【0005】ところで、通常の光ディスクの再生装置に
おいては、ディスク表面の傷や汚れのために記録データ
が適切に読み取れず欠落してしまうことが生じた場合
に、フォーカス制御やトラッキング制御が誤動作しない
ようにドロップアウト検出回路が設けられている。ドロ
ップアウト検出回路は光ディスクからの読取信号が傷や
汚れ等により閾値以下に低下したことを検出する。フォ
ーカス制御装置は、ドロップアウト検出回路からのドロ
ップアウト検出信号が供給されている間はフォーカスサ
ーボを停止させてドロップアウト検出信号発生直前のフ
ォーカスエラー信号を保持出力することを行う。
【0006】上記の多層光ディスクを再生する再生装置
においてもこのようなドロップアウト検出回路を用いた
構成が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多層光
ディスク用フォーカス制御装置においては、フォーカス
ジャンプ動作中に加速信号によって与えられたフォーカ
スアクチュエータの変位が大き過ぎて目標の層の記録面
への移動が適切に行われない場合がある。この場合には
減速信号の発生が停止してフォーカスジャンプ動作が終
了した直後にフォーカスエラー信号のオーバシュートが
大きくなり、合焦位置は目標の層の記録面からずれるの
で、読取信号のレベル低下に応じてドロップアウト検出
回路がドロップアウト検出信号を発生する可能性があ
る。このようにドロップアウト検出回路からドロップア
ウト検出信号が発生すると、フォーカス制御装置はフォ
ーカスサーボを停止させてドロップアウト検出信号発生
直前のフォーカスエラー信号を保持することとなるの
で、目標の層の記録面への合焦動作が困難になる。
【0008】そこで、本発明の目的は、多層光記録媒体
にてフォーカスジャンプを適切に行うことができる多層
光記録媒体用フォーカス制御装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の多層光記録媒体
用フォーカス制御装置は、フォーカスサーボを一旦解除
し目標とする他の層に読取光の合焦位置を移動させた後
にフォーカスサーボを再開するフォーカスジャンプ制御
をなす制御部と、読取光による読取信号の低下を検出す
るドロップアウト検出手段とを備え、制御部は、フォー
カスジャンプ制御によるフォーカスサーボの再開後も所
定時間はドロップアウト検出手段による読取信号の低下
検出を禁止することを特徴としている。
【0010】本発明の多層光記録媒体用フォーカス制御
装置は、フォーカスサーボを一旦解除し目標とする他の
層に読取光の合焦位置を移動させた後にフォーカスサー
ボを再開するフォーカスジャンプ制御をなす制御部と、
読取光による読取信号の低下を検出するドロップアウト
検出手段と、ドロップアウトの検出に応じてフォーカス
エラー信号に所定の補償処理を行うドロップアウト補償
手段とを備え、制御部は、フォーカスジャンプ制御によ
るフォーカスサーボの再開後も所定時間はドロップアウ
ト補償手段による所定の補償処理を禁止することを特徴
としている。
【0011】更に、本発明の多層光記録媒体用フォーカ
ス制御装置は、表面に対して垂直な方向に形成された少
なくとも2つの層の各々に情報記録面を有する記録媒体
を再生するためのフォーカス制御装置であって、記録媒
体に読取光を照射するとともに、読取光による記録媒体
からの戻り光を受光して記録媒体に記録された情報を示
す読取信号及び情報記録面に対する読取光の合焦誤差を
示すフォーカスエラー信号を生成するピックアップ手段
と、フォーカスエラー信号のゼロクロスを検出するゼロ
クロス検出手段と、フォーカスジャンプ指令を発生する
指令手段と、フォーカスエラー信号に応じて情報記録面
に読取光を合焦させるべくピックアップ手段のフォーカ
スアクチュエータを駆動するフォーカスサーボ動作を行
ない、フォーカスジャンプ指令に応答して少なくとも2
つの層のいずれか一方の層の記録面から他方の層の記録
面へ読取光の合焦位置を移動させるべくフォーカスアク
チュエータについてジャンプ駆動動作を開始し、ゼロク
ロス検出手段による他方の層の記録面に対応するゼロク
ロスの検出時点に応答してフォーカスアクチュエータの
ジャンプ駆動動作を停止してフォーカスサーボ動作に戻
る駆動手段と、読取信号が低下しているときドロップア
ウト検出信号を発生するドロップアウト検出手段と、ド
ロップアウト検出信号の発生に応じてその発生直前のフ
ォーカスエラー信号を保持して駆動手段に供給するドロ
ップアウト補償手段と、フォーカスジャンプ指令の発生
時点から駆動手段のジャンプ駆動動作の停止時点後の所
定時間の経過時点まではドロップアウト検出手段又はド
ロップアウト補償手段の動作を禁止させる禁止手段とを
備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例の
フォーカス制御装置を用いた光ディスクプレーヤの概略
構成を示している。この図2において、プレーヤに装填
(セット)されたディスク1は、図1に示した2層光デ
ィスクであり、スピンドルモータ2によって回転駆動さ
れると共に、ピックアップ3から発せられた読取光が照
射される。この読取光は、ディスク1の保護層を介して
第1層又は第2層の記録面(反射面)に達するととも
に、その記録面に形成されたピット等の記録情報を担う
いわゆる記録マークにより変調を受け、当該記録面から
の反射光となってピックアップ3に戻る。
【0013】ピックアップ3は、読取光を発するだけで
なく、ディスク1からの反射光を受光してその反射光の
光量及び/または状態に応じた種々の電気信号を発生す
る光電変換を行う。ピックアップ3により発せられた電
気信号のうち、主としてディスク1の記録情報に応じた
信号成分を有する読取信号(いわゆるRF信号(Radio
Frequency ))は、RFアンプ4によって増幅された
後、図示せぬ読取信号処理系へ伝送される。読取信号処
理系は、RF信号から最終的な音声若しくは映像信号ま
たはコンピュータデータ信号を再生し、このような再生
信号を例えばプレーヤ外部へと導出する。
【0014】フォーカスエラー生成回路5は、ピックア
ップ3により発せられた他の電気信号に基づいて、読取
光の記録面に対するフォーカスエラー信号FEを生成す
る。ピックアップ3により発せられたさらに他の電気信
号は、図示せぬトラッキングサーボ系へ供給される。ト
ラッキングサーボ系においては、かかる電気信号に基づ
いてトラッキングエラー信号が生成され、このトラッキ
ングエラー信号に応じて読取光の照射位置がディスクの
記録トラック中心に一致するよう制御される。
【0015】フォーカスエラー信号を生成する態様の一
例を挙げれば、ピックアップ3の受光系としてディスク
からの反射光を円筒レンズに透過させて該反射光に非点
収差を与え、その透過後の反射光を4分割フォトディテ
クタにて受光する構成がある。4分割フォトディテクタ
の受光面は、その受光中心において直交する2つの直線
により区分けされた4つの受光部を有し、受光した反射
光がディスクの記録面に対する読取光の合焦状態に応じ
て受光面での形状及び強度を変えることに基づき、当該
受光中心に関し点対称に位置する受光部の光電変換信号
同士を加算し、これにより得られる2つの加算信号の差
に応じた信号をフォーカスエラー信号として出力するの
である。
【0016】読取信号を生成する態様の一例において
は、上記4分割フォトディテクタを利用した場合に、全
ての受光部の光電変換信号の和から導くことができる
が、他のディテクタから得るようにしても良い。フォー
カスエラー信号は、図3に示すように第1及び第2層の
各層においてピックアップ3の対物レンズとの相対距離
が基準値にあるときにゼロレベルの出力となり、基準値
からの変位に応じて出力レベルが連続的に変化するS字
状の特性を持つと共に、隣接する第1層と第2層との層
間においては、各層のフォーカスエラー信号の極性は逆
極性となっている。また、その層間の中央においては、
フォーカスエラー信号が得られない不定領域が生ずる。
【0017】トラッキングエラー信号の生成法には、3
ビーム法もあるが、単一の光ビームによってトラッキン
グエラーを得る場合、位相差法やプッシュプル法と呼ば
れる手法もある。また、ピックアップ3には、光源から
発射された読取光をディスク1に照射する対物レンズを
その光軸方向に移動させるためのフォーカスアクチュエ
ータ30が内蔵されている。フォーカスアクチュエータ
30は、後述する駆動信号のレベル及び極性に応じて対
物レンズをディスク1の表面に垂直な方向に変位せしめ
る。
【0018】フォーカスエラー生成回路5の出力にはゼ
ロクロス検出回路6及びイコライザ7が接続されてい
る。ゼロクロス検出回路6は、フォーカスエラー生成回
路5から出力されるフォーカスエラー信号FEのレベル
がゼロレベルに近い2つの閾値±Vthを通過したことを
検出し、その検出結果に応じたゼロクロス検出信号FZ
Cを発生し、マイクロコンピュータ8へ供給する。イコ
ライザ7は、供給されたフォーカスエラー信号FEに波
形等化の処理を施し、その等化されたフォーカスエラー
信号をホールド回路9を介して加算器10に供給する。
ホールド回路9はオンオフスイッチ11とコンデンサ1
2とを有している。
【0019】マイクロコンピュータ8は、ゼロクロス検
出信号FZCに基づき、フォーカスアクチュエータ30
を加速させて所定方向に変位させるためのキックパルス
FKP及びこのキックパルスによって変位途中にあるフ
ォーカスアクチュエータ30を減速させて該所定方向へ
の変位を停止させるためのブレーキパルスFBP並びに
ジャンプステータス信号FJUMPを発生する。パルス
FKP及びFBPの双方はジャンプパルス生成回路13
に、ジャンプステータス信号はオンオフスイッチ11の
制御入力端に供給される。
【0020】ジャンプパルス生成回路13は、マイクロ
コンピュータ8からのパルス発生指令信号及びパルス発
生停止指令信号に応じてキックパルスFKP及びブレー
キパルスFBPからなるジャンプパルスを生成すると共
にそのキックパルスFKP及びブレーキパルスFBPに
は対応する極性を与える。ジャンプパルス生成回路13
の出力パルスは加算器10に供給される。
【0021】加算器10は、ホールド回路9からの信号
とジャンプパルス生成回路13からのジャンプパルスと
を加算し、その加算出力をドライバアンプ17に供給す
る。ドライバアンプ17は、加算器10の出力に応じた
駆動信号を発生し、フォーカスアクチュエータ30に供
給する。また、ピックアップ3のRFアンプ4への出力
ラインにはドロップアウト検出回路20が接続されてい
る。ドロップアウト検出回路20は、ピックアップ3か
らのRF信号のドロップアウトを検出してそのドロップ
アウトの検出期間にはドロップアウト検出信号を発生す
る。
【0022】ドロップアウト検出回路20の具体的構成
は、図4に示すように各々RF信号を受信する第1及び
第2ピーク検波回路21,22と、これら検波回路2
1,22の各出力信号のレベルを比較しその比較結果の
信号を出力する比較回路23とによって構成されてい
る。第1ピーク検波回路21は、RF信号のピークを所
定の時定数をもって検出するものであり、例えば、図5
(a)に示すRF信号に対してそのRF信号の上側エン
ベロープに沿う如き図5(b)に示すような波形の検波
出力D1を生成する。第2ピーク検波回路22は、第1
ピーク検波回路21における検波のための時定数よりも
大なる時定数をもってRF信号のピーク検出をなすもの
であり、図5(b)に示すように、検波出力D1よりも
遙かにRF信号のピーク変動に緩慢なレベル変動を有す
る検波出力D2を生成する。比較回路23はこの検波出
力D1,D2の各レベルを比較し、図5(c)に示すよ
うに、検波出力D1のレベルが検波出力D2のレベルよ
り下回っている間に亘って高レベルのドロップアウト検
出信号DOCを生成する。ドロップアウト検出信号はマ
イクロコンピュータ8に供給される。
【0023】一方、マイクロコンピュータ8は、操作部
18から、読取光の合焦位置を他層の記録面へと移動さ
せるためのフォーカスジャンプ指令信号FTRIGを受
信すると、それまで実行していた処理に割り込んで、図
6に示すフォーカスジャンプ動作を開始する。このフォ
ーカスジャンプ動作では合焦位置をディスク1の第1層
の記録面から第2層の記録面に移動させるとする。
【0024】マイクロコンピュータ8は、先ずフォーカ
スサーボループを開放する(ステップS1)。具体的に
は、ジャンプステータス信号FJUMPを立ち上げるこ
とにより、ジャンプステータス信号FJUMPはホール
ド回路9のオンオフスイッチ11をオフ状態にせしめ、
そのときのホールド回路9のコンデンサ12の蓄積レベ
ル、すなわちオフ直前におけるフォーカスエラー信号レ
ベルが保持されて加算器10に出力される。そして、マ
イクロコンピュータ8は、フラグFRAGをリセットし
て0に等しくさせた後(ステップS2)、キックパルス
FKPを立ち上げる(ステップS3)。
【0025】これによりジャンプパルス生成回路13
は、このキックパルスに対応した正極性の高レベルを有
するジャンプパルスFPを生成するので、加算器10
は、ジャンプパルスFPが示す正極性の高レベルとホー
ルド回路9から供給される保持レベルとを足し合わせた
レベルの加算出力をなし、この加算出力に応じた駆動信
号FDがドライバアンプ17からフォーカスアクチュエ
ータ30へと供給される。従ってキックパルスFKPの
発生期間において、アクチュエータ30は、読取光の合
焦位置が新たに目標とする第2層の記録面へ移動する方
向に強制的に加速せしめられる。これに伴いフォーカス
エラー信号FEは、読取光の合焦位置がそれまで追従し
ていた第1層の記録面から離れるにつれ、レベルの絶対
値が大きくなり、最小値(図7のVmin を参照)を経た
後に再びゼロレベルに戻る谷形の変化を呈することとな
る。
【0026】かかるキックパルスの立ち上げとともに、
マイクロコンピュータ8は、その内部回路またはプログ
ラムにおいて形成されるウィンドウタイマーを起動し
て、当該キックパルスまたはステータス信号FJUMP
の立ち上がりから所定時間twの計時を開始する(ステ
ップS4)。図7においては、かかる計時動作状態が高
レベルのパルス波形FWにて示される。
【0027】このウィンドウタイマーによる所定時間t
w の間、マイクロコンピュータ8は、ゼロクロス検出回
路6からゼロクロス検出信号FZCを受信してもこれに
応答しない。より詳しくは、ゼロクロス検出信号FZC
の立ち下がりエッジのみならず立ち上がりエッジが到来
してもこれらをカウントしない。従ってこの所定時間t
w の間においては、ゼロクロス検出タイミングたるゼロ
クロス検出信号FZCの立ち下がり及び立ち上がりエッ
ジのマスキングがなされるのである。故に、所定時間t
w の間においては、少なくとも図7に示されるようなゼ
ロクロス点ZC1が無視される。
【0028】この所定時間tw の間においてキックパル
スを終了させる制御をゼロクロス検出に基づいて行わな
いので、傷等により所定時間tw の間にフォーカスエラ
ー信号が変動し、異常なゼロクロスを呈したとしても、
キックパルスを誤って早めに終了させることはなく、目
標の記録面へのジャンプ動作を確実に成功させることが
できる。
【0029】ウィンドウタイマーが所定時間tw を計時
すると、マイクロコンピュータ8は、かかるマスキング
を解除し、ゼロクロス検出信号FZCを監視し、その立
ち上がりエッジを検出する(ステップS5)。前述の所
定時間tw のマスキングは、フォーカスエラー信号FE
のレベルがゼロレベル近傍から最小値Vmin へと変化す
る際に、第1ゼロクロス検出点ZC1を跨って行われ
る。故にマイクロコンピュータ8は、このステップS5
において第2ゼロクロス点ZC2、すなわちゼロクロス
検出信号FZCの立ち下がりではなく立ち上がりエッジ
を検出することとなる。
【0030】なお、ゼロクロス検出回路6は、次のよう
にしてフォーカスエラー信号FEのゼロクロスを検出す
る。すなわち、フォーカスエラー信号FEの負極性レベ
ルについては、該レベルが所定の閾値−Vthを横切った
ときにゼロクロスが生じたことを検出し、フォーカスエ
ラー信号FEの正極性レベルについては、該レベルが所
定の閾値+Vthを横切ったときにゼロクロスが生じたこ
とを検出する。閾値−Vth及びVthの絶対値には、フォ
ーカスエラー信号FEがゼロレベル近傍から大きく離れ
たものと判断され、かつ、フォーカスエラー信号FEが
比較的大なる絶対値レベルから十分にゼロレベル近傍に
達したものと判断されうる値が設定される。
【0031】ステップS5において第2ゼロクロス点Z
C2が検出されると、マイクロコンピュータ8は、キッ
クパルスFKPを立ち下げる(ステップS6)。これに
よりジャンプパルス生成回路13は、その出力ジャンプ
パルスFPをゼロレベルへと立ち下げるので、加算器1
0は、ジャンプパルスFPが示すゼロレベルとホールド
回路9から供給される保持レベルとを足し合わせたレベ
ルの加算出力、従ってホールド回路9の出力レベルを得
る。これに伴い、フォーカスアクチュエータ30には、
急激にレベルの下がった駆動信号FDがドライバーアン
プ17から供給されるが、先に発せられたキックパルス
FKPによる駆動の慣性モーメントがあるので、フォー
カスアクチュエータ30は、速度を落としつつも読取光
の合焦位置を目標の記録面へ移動させる変位を継続す
る。
【0032】その後マイクロコンピュータ8は、ゼロク
ロス検出信号FZCを監視し、その立ち下がりエッジを
検出する(ステップS7)。これは第3ゼロクロス点Z
C3の検出に相当する。フォーカスエラー信号FEは、
目標の第2層の記録面に対するフォーカス制御範囲に入
った直後に上記閾値+Vthを超え第3ゼロクロス点ZC
3が検出されることとなる。
【0033】第3ゼロクロス点ZC3が検出されると、
マイクロコンピュータ8は、ブレーキパルスFBPを立
ち上げる(ステップS8)。これによりジャンプパルス
生成回路13は、その出力ジャンプパルスFPを負極性
の低レベルへとさらに立ち下げるので、加算器10は、
ジャンプパルスFPが示すこの低レベルとホールド回路
9から出力される保持レベルとを足し合わせたレベルの
加算出力をドライバアンプ17に供給する。これに伴い
フォーカスアクチュエータ30には、それまでの読取光
合焦位置の目標記録面への移動を停止するための駆動信
号FDが供給され、フォーカスアクチュエータ30は、
その変位速度を徐々に落としていくこととなる。
【0034】このようなアクチュエータの減速過程にお
いてマイクロコンピュータ8は、ゼロクロス検出信号F
ZCを監視し、その立ち上がりエッジを検出する(ステ
ップS9)。これは第4ゼロクロス点ZC4の検出に相
当する。フォーカスエラー信号FEは、読取光の焦点が
第3ゼロクロス点ZC3に対応する位置から目標の記録
面に近づくにつれレベルが大きくなり、最大値(図7の
Vmax を参照)を経た後今度は一転して徐々にレベルが
小さくなり、読取光の焦点が丁度目標の記録面に達した
ときにゼロレベルを呈するので、第4ゼロクロス点ZC
4が検出されることとなる。
【0035】第4ゼロクロス点ZC4が検出されると、
マイクロコンピュータ8は、ブレーキパルスFBPを立
ち下げ(ステップS10)、ジャンプステータス信号F
JUMPを立ち下げてフォーカスサーボループを閉成す
る(ステップS11)。これによりジャンプパルス生成
回路13は、その出力ジャンプパルスFPをゼロレベル
へと立ち上げる。またマイクロコンピュータ8はスイッ
チ11をオンとし、イコライザ7からのフォーカスエラ
ー信号を加算器10を介してドライバアンプ17に中継
するように制御する。よってフォーカスアクチュエータ
30は、以降、フォーカスエラー信号FEに基づき目標
の記録面に対して読取光の合焦位置を追従させる定常の
フォーカスサーボ動作を遂行することとなる。
【0036】マイクロコンピュータ8はステップS11
の実行から一定時間Tcが経過したか否かを判別する
(ステップS12)。この一定時間Tcは、第4ゼロク
ロス点ZC4が検出された後、フォーカスエラー信号F
Eが図7に符号Aで示したように、オーバシュートした
後にゼロレベル付近に収束するまでの時間として考えら
れる最大時間より若干長い時間に設定される。マイクロ
コンピュータ8は一定時間が経過したと判別したなら
ば、フラグFRAGに1をセットする(ステップS1
3)。
【0037】かくしてフォーカスジャンプ動作が終了
し、マイクロコンピュータ8は、例えば当該目標の記録
面の記録情報を再生するモードに移行する。また、マイ
クロコンピュータ8は、かかるフォーカスジャンプ動作
とは別にドロップアウト補償動作を所定のタイミング毎
に行う。ドロップアウト補償動作においては、マイクロ
コンピュータ8は図8に示すように先ず、フラグFRA
Gが1に等しいか否かを判別する(ステップS21)。
FRAG=1ならば、フォーカスジャンプ動作のステッ
プS13でフラグFRAGは1にされた状態のままか、
初期の状態であるので、フォーカスジャンプ動作は行わ
れていない。よって、マイクロコンピュータ8はドロッ
プアウト検出回路20がドロップアウト検出信号を出力
しているか否かを判別する(ステップS22)。ドロッ
プアウト検出信号が出力されていない場合には、このド
ロップアウト補償動作を直ちに終了する。ドロップアウ
ト検出信号が出力されている場合には、FEホールド信
号を発生する(ステップS23)。FEホールド信号は
ホールド回路9のオンオフスイッチ11をオフ状態にせ
しめ、そのときのホールド回路9のコンデンサ12の蓄
積レベル、すなわちオフ直前におけるフォーカスエラー
信号レベルが保持されて加算器10に出力される。この
ホールド回路9の保持レベルの加算器10への供給は、
ステップS22においてドロップアウト検出信号が出力
されないことが判別されるまで継続される。
【0038】一方、マイクロコンピュータ8は、ステッ
プS21において、FRAG=0と判別したならば、フ
ォーカスジャンプ動作のステップS2においてフラグF
RAGは0にされたのであり、フォーカスジャンプ動作
中を意味している。よって、このときにはドロップアウ
ト補償動作を直ちに終了し、フォーカスエラー信号レベ
ルの保持レベルを加算器10に与えることはない。
【0039】かかるドロップアウト補償動作は結果とし
て、FRAG=0に設定されているフォーカスジャンプ
動作期間中にはドロップアウトが検出されてもそれを無
視することになり、ドロップアウト検出によるフォーカ
スエラー信号レベルの保持動作が禁止される。よって、
第4ゼロクロス点ZC4が検出された後、フォーカスエ
ラー信号FEが図7に符号Aで示したように、オーバシ
ュートしてゼロレベル付近に収束するまでは、ドロップ
アウト検出によるフォーカスエラー信号の保持動作は禁
止されるので、十分な制御量を得ることができ、フォー
カス制御動作が不安定になることが防止され、急速に目
標の記録面に合焦位置を収束させることができる。
【0040】なお、上記した実施例においては、一定時
間Tcは、第4ゼロクロス点ZC4が検出された後、フ
ォーカスエラー信号FEがオーバシュートしてゼロレベ
ル付近に収束するまでの時間として考えられる最大時間
より若干長く設定されているが、一定時間Tcをその最
大時間より短く設定しても良い。この場合には、図9に
示すように、マイクロコンピュータ8はステップS12
にて一定時間が経過したと判別したならば、ドロップア
ウト検出信号が発生しているか否かを判別し(ステップ
S14)、ドロップアウト検出信号が発生していないこ
とを確認した後にステップS13に進んでフラグFRA
Gに1をセットするのである。
【0041】また、上記した実施例においては、2層光
ディスクについて説明したが、これに限らず3層以上の
多層光ディスクを含む他の多層光記録媒体を再生する装
置のフォーカス制御装置に本発明を適用することができ
る。更に、上記した実施例においては、一定時間Tcの
間にドロップアウト補償動作が禁止されているが、ドロ
ップアウト検出動作を禁止させることによりドロップア
ウト補償動作が起きないようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、フォーカスジャンプに
より読取光の合焦位置が目標の層の記録面に安定するま
では、読取信号のドロップアウトが検出されてもその検
出直前のフォーカスエラー信号が保持されることはない
ので、多層光記録媒体にてフォーカスジャンプを適切に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2層光ディスクの断面を示す図である。
【図2】本発明によるフォーカス制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】フォーカスエラー信号の不定領域を示す図であ
る。
【図4】ドロップアウト検出回路を示すブロック図であ
る。
【図5】ドロップアウト検出回路の動作を示す波形図で
ある。
【図6】フォーカスジャンプ動作を示すフローチャート
である。
【図7】フォーカスジャンプ動作を示す波形図である。
【図8】ドロップアウト補償動作を示すフローチャート
である。
【図9】他のフォーカスジャンプ動作を示すフローチャ
ートである。
【主要部分の符号の説明】
1 2層光ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 4 RFアンプ 5 フォーカスエラー生成回路 6 ゼロクロス検出回路 7 イコライザ 8 マイクロコンピュータ 9 ホールド回路 13 ジャンプパルス生成回路 20 ドロップアウト検出回路 30 フォーカスアクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 A.ブラッドショ 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 山崎 仁志 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 川名 和茂 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 高橋 正和 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層光記録媒体用フォーカス制御装置で
    あって、 フォーカスサーボを一旦解除し目標とする他の層に読取
    光の合焦位置を移動させた後に前記フォーカスサーボを
    再開するフォーカスジャンプ制御をなす制御部と、 前記読取光による読取信号の低下を検出するドロップア
    ウト検出手段と、を備え、 前記制御部は、前記フォーカスジャンプ制御による前記
    フォーカスサーボの再開後も所定時間は前記ドロップア
    ウト検出手段による前記読取信号の低下検出を禁止する
    ことを特徴とする多層光記録媒体用フォーカス制御装
    置。
  2. 【請求項2】 多層光記録媒体用フォーカス制御装置で
    あって、 フォーカスサーボを一旦解除し目標とする他の層に読取
    光の合焦位置を移動させた後に前記フォーカスサーボを
    再開するフォーカスジャンプ制御をなす制御部と、 前記読取光による読取信号のドロップアウトを検出する
    ドロップアウト検出手段と、 前記ドロップアウトの検出に応じてフォーカスエラー信
    号に所定の補償処理を行うドロップアウト補償手段と、
    を備え、 前記制御部は、前記フォーカスジャンプ制御による前記
    フォーカスサーボの再開後も所定時間は前記ドロップア
    ウト補償手段による前記所定の補償処理を禁止すること
    を特徴とする多層光記録媒体用フォーカス制御装置。
  3. 【請求項3】 表面に対して垂直な方向に形成された少
    なくとも2つの層の各々に情報記録面を有する記録媒体
    を再生するためのフォーカス制御装置であって、 前記記録媒体に読取光を照射するとともに、前記読取光
    による前記記録媒体からの戻り光を受光して前記記録媒
    体に記録された情報を示す読取信号及び情報記録面に対
    する前記読取光の合焦誤差を示すフォーカスエラー信号
    を生成するピックアップ手段と、 前記フォーカスエラー信号のゼロクロスを検出するゼロ
    クロス検出手段と、 フォーカスジャンプ指令を発生する指令手段と、 前記フォーカスエラー信号に応じて情報記録面に前記読
    取光を合焦させるべく前記ピックアップ手段のフォーカ
    スアクチュエータを駆動するフォーカスサーボ動作を行
    ない、前記フォーカスジャンプ指令に応答して前記少な
    くとも2つの層のいずれか一方の層の記録面から他方の
    層の記録面へ前記読取光の合焦位置を移動させるべく前
    記フォーカスアクチュエータについてジャンプ駆動動作
    を開始し、前記ゼロクロス検出手段による前記他方の層
    の記録面に対応するゼロクロスの検出時点に応答して前
    記ジャンプ駆動動作を停止して前記フォーカスサーボ動
    作に戻る駆動手段と、 前記読取信号が閾値以下に低下しているときドロップア
    ウト検出信号を発生するドロップアウト検出手段と、 前記ドロップアウト検出信号の発生に応じてその発生直
    前の前記フォーカスエラー信号を保持して前記駆動手段
    に供給するドロップアウト補償手段と、 前記フォーカスジャンプ指令の発生時点から前記駆動手
    段のジャンプ駆動動作の停止時点後の所定時間の経過時
    点までは前記ドロップアウト検出手段又は前記ドロップ
    アウト補償手段の動作を禁止させる禁止手段と、を備え
    たことを特徴とする多層光記録媒体用フォーカス制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記所定時間は前記他方の層の記録面に
    対応するゼロクロスの検出時点から、前記フォーカスエ
    ラー信号がオーバシュートしてゼロレベル付近に収束す
    るまでの最大予測時間より若干長い一定時間であること
    を特徴とする請求項3記載の多層光記録媒体用フォーカ
    ス制御装置。
  5. 【請求項5】 前記禁止手段は、前記所定時間が経過し
    た後、前記ドロップアウト検出信号が発生していないと
    き前記ドロップアウト補償手段の動作を解禁することを
    特徴とする請求項3記載の多層光記録媒体用フォーカス
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間は前記他方の層の記録面に
    対応するゼロクロスの検出時点から、前記フォーカスエ
    ラー信号がオーバシュートしてゼロレベル付近に収束す
    るまでの最大予測時間より若干短い一定時間であること
    を特徴とする請求項5記載の多層光記録媒体用フォーカ
    ス制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ドロップアウト検出手段は、前記読
    取信号のピークレベル又は振幅レベルが閾値以下に低下
    しているときにドロップアウト検出信号を発生すること
    を特徴とする請求項3記載の多層光記録媒体用フォーカ
    ス制御装置。
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