JPH1139665A - 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 - Google Patents

多層光記録媒体用フォーカス制御装置

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JPH1139665A
JPH1139665A JP9189534A JP18953497A JPH1139665A JP H1139665 A JPH1139665 A JP H1139665A JP 9189534 A JP9189534 A JP 9189534A JP 18953497 A JP18953497 A JP 18953497A JP H1139665 A JPH1139665 A JP H1139665A
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focus
recording medium
error signal
threshold
optical recording
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JP9189534A
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Inventor
Hiroyuki Abe
宏之 阿部
Shinichi Naohara
真一 猶原
Takeshi Sato
健 佐藤
Bradshaw A
A.ブラッドショ
Kazushige Kawana
和茂 川名
Hideaki Toka
英章 渡花
Norio Matsuda
則夫 松田
Kenichi Takahashi
憲一 高橋
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08511Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with focus pull-in only
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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0948Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for detection and avoidance or compensation of imperfections on the carrier, e.g. dust, scratches, dropouts

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層光記録媒体にてフォーカスジャンプを適
切に行なうことができる多層光記録媒体用フォーカス制
御装置を提供する。 【解決手段】 装填された多層光記録媒体のフォーカス
エラー信号のレベル変化量に応じた閾値を設定し、フォ
ーカスエラー信号とその設定した閾値とを比較した比較
結果に基づきフォーカスジャンプ制御をなす。具体的に
は、フォーカスエラー信号のゼロクロスを検出するため
にフォーカスエラー信号のレベルと比較する正の閾値及
び負の閾値を、フォーカスエラー信号のレベル変化量に
応じて設定し、このように設定された後、フォーカスジ
ャンプ指令に応答してフォーカスジャンプのために読取
光の合焦位置を移動させるべくフォーカスアクチュエー
タについて加速駆動動作を開始し、ゼロクロス検出に応
じて加速駆動動作を停止し、その後、フォーカスアクチ
ュエータについて減速駆動動作を開始し、ゼロクロス検
出に応じて減速駆動動作を停止してフォーカスサーボ動
作に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層光記録媒体を再生
する再生装置に備えられたフォーカス制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディスクの記録密度を高くするためにデ
ィスク表面に垂直な方向に情報を多重する方法がある。
多層光ディスクはそのような垂直方向への情報多重化記
録を可能にするものであり、例えば、2層光ディスクの
場合には、図1に示すように第1層と第2層とがスペー
サ領域を挟んで形成され、ディスクの光照射面に近い第
1層の反射層を半透明膜として、第2層へ光が到達する
ように形成されている。
【0003】このような多層光ディスクの再生(プレ
イ)においては、記録情報を読み取るべき層を切り換え
る際にはフォーカス制御装置によりフォーカスを次の読
取層に直ちに合わせるフォーカスジャンプ動作を行なう
必要がある。通常、ある一方の層における情報記録面か
ら他方の層における情報記録面へと読取光の焦点を移動
させるフォーカスジャンプ動作は、ピックアップの出力
に基づいて生成されるフォーカスエラー信号のゼロクロ
ス検出に基づいて行われる。
【0004】詳述すると、ピックアップには、例えば読
取光の出射光学系であってその焦点を決定する対物レン
ズを光軸方向に変位駆動させることにより読取光の焦点
を当該ディスク表面に垂直な方向において変位させるフ
ォーカスアクチュエータが設けられる。かかるフォーカ
スアクチュエータには、フォーカスジャンプ動作初期
に、読取光の焦点を目標の記録面へと移動させるための
フォーカスジャンプ起動信号たる加速信号が供給され
る。そしてこの加速信号に応答したフォーカスアクチュ
エータの変位中において得られるフォーカスエラー信号
から順次検出されるゼロクロスのタイミングに基づい
て、当該加速信号の供給を終了させたり、当該加速信号
に応答したフォーカスアクチュエータの変位を止めるた
めの減速信号をフォーカスアクチュエータに供給した
り、さらには当該減速信号の供給を終了させて目標の記
録面に対しフォーカスサーボを再開させる、という一連
の動作が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる多層光ディスク
用フォーカス制御装置においては、フォーカスジャンプ
動作中にフォーカスエラー信号がゼロクロス点を通過す
る時点が検出されるが、ノイズ成分等の影響を考慮して
実際にはゼロレベルに若干に離れたレベルを閾値として
ゼロクロス検出が行われる。しかしながら、その閾値を
固定値にすると、ディスク毎の反射率の違い、ディスク
の各層毎の反射率の違い、或いは対物レンズの汚れ等の
影響によりフォーカスジャンプ動作中のフォーカスエラ
ー信号のレベル変化量が常に一定ではないので、固定値
の閾値に従って検出されたゼロクロスのタイミングで加
速信号の供給或いは減速信号の供給を停止した場合、安
定したフォーカスジャンプが望めない。
【0006】そこで、本発明の目的は、多層光記録媒体
にてフォーカスジャンプを適切に行なうことができる多
層光記録媒体用フォーカス制御装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多層光記録媒体
用フォーカス制御装置は、装填された多層光記録媒体の
一方の層におけるフォーカスサーボを一旦解除し、目標
とする他の層に読取光の合焦位置を移動させ、他の層に
て前記フォーカスサーボを再開するフォーカスジャンプ
制御をなす多層光記録媒体用フォーカス制御装置であっ
て、装填された多層光記録媒体のフォーカスエラー信号
のレベル変化量に応じた閾値を設定し、フォーカスエラ
ー信号とその設定した閾値とを比較した比較結果に基づ
きフォーカスジャンプ制御をなすことを特徴としてい
る。
【0008】また、本発明の多層光記録媒体用フォーカ
ス制御装置は、表面に対して垂直な方向に形成された少
なくとも2つの層の各々に情報記録面を有する記録媒体
を再生する再生装置のフォーカス制御装置であって、記
録媒体に読取光を照射するとともに、読取光による記録
媒体からの戻り光を受光して記録媒体に記録された情報
を示す読取信号及び情報記録面に対する読取光の合焦誤
差を示すフォーカスエラー信号を生成するピックアップ
手段と、フォーカスエラー信号のレベルを正の閾値及び
負の閾値と比較してゼロクロスを検出するゼロクロス検
出手段と、フォーカスジャンプ指令を発生する指令手段
と、フォーカスエラー信号に応じて情報記録面に読取光
を合焦させるべく前記ピックアップ手段のフォーカスア
クチュエータを駆動するフォーカスサーボ動作を行な
い、フォーカスジャンプ指令に応答して少なくとも2つ
の層のいずれか一方の層の記録面から他方の層の記録面
へ読取光の合焦位置を移動させるべくフォーカスアクチ
ュエータについて加速駆動動作を開始し、ゼロクロス検
出手段によるゼロクロス検出に応じて加速駆動動作を停
止し、その後、フォーカスアクチュエータについて減速
駆動動作を開始し、ゼロクロス検出手段によるゼロクロ
ス検出に応じて減速駆動動作を停止してフォーカスサー
ボ動作に戻る駆動手段と、フォーカスエラー信号のレベ
ル変化量に応じて正の閾値及び負の閾値を設定する閾値
設定手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例の
フォーカス制御装置を用いた光ディスクプレーヤの概略
構成を示している。この図2において、プレーヤに装填
(セット)されたディスク1は、図1に示した2層光デ
ィスクであり、スピンドルモータ2によって回転駆動さ
れると共に、ピックアップ3から発せられた読取光が照
射される。この読取光は、ディスク1の保護層を介して
第1層又は第2層の記録面(反射面)に達するととも
に、その記録面に形成されたピット等の記録情報を担う
いわゆる記録マークにより変調を受け、当該記録面から
の反射光となってピックアップ3に戻る。
【0010】ピックアップ3は、読取光を発するだけで
なく、ディスク1からの反射光を受光してその反射光の
光量及び/または状態に応じた種々の電気信号を発生す
る光電変換を行う。ピックアップ3により発せられた電
気信号のうち、主としてディスク1の記録情報に応じた
信号成分を有する読取信号(いわゆるRF信号(Radio
Frequency ))は、RFアンプ4によって増幅された
後、図示せぬ読取信号処理系へ伝送される。読取信号処
理系は、RF信号から最終的な音声若しくは映像信号ま
たはコンピュータデータ信号を再生し、このような再生
信号を例えばプレーヤ外部へと導出する。
【0011】フォーカスエラー生成回路5は、ピックア
ップ3により発せられた他の電気信号に基づいて、読取
光の記録面に対するフォーカスエラー信号FEを生成す
る。ピックアップ3により発せられたさらに他の電気信
号は、図示せぬトラッキングサーボ系へ供給される。ト
ラッキングサーボ系においては、かかる電気信号に基づ
いてトラッキングエラー信号が生成され、このトラッキ
ングエラー信号に応じて読取光の照射位置がディスクの
記録トラック中心に一致するよう制御される。
【0012】フォーカスエラー信号を生成する態様の一
例を挙げれば、ピックアップ3の受光系としてディスク
からの反射光を円筒レンズに透過させて該反射光に非点
収差を与え、その透過後の反射光を4分割フォトディテ
クタにて受光する構成がある。4分割フォトディテクタ
の受光面は、その受光中心において直交する2つの直線
により区分けされた4つの受光部を有し、受光した反射
光がディスクの記録面に対する読取光の合焦状態に応じ
て受光面での形状及び強度を変えることに基づき、当該
受光中心に関し点対称に位置する受光部の光電変換信号
同士を加算し、これにより得られる2つの加算信号の差
に応じた信号をフォーカスエラー信号として出力するの
である。
【0013】読取信号を生成する態様の一例において
は、上記4分割フォトディテクタを利用した場合に、全
ての受光部の光電変換信号の和から導くことができる
が、他のディテクタから得るようにしても良い。フォー
カスエラー信号は、図3に示すように第1及び第2層の
各層においてピックアップ3の対物レンズとの相対距離
が基準値にあるときにゼロレベルの出力となり、基準値
からの変位に応じて出力レベルが連続的に変化するS字
状の特性を持つと共に、隣接する第1層と第2層との層
間においては、各層のフォーカスエラー信号の極性は逆
極性となっている。また、その層間の中央においては、
フォーカスエラー信号が得られない不定領域が生ずる。
【0014】トラッキングエラー信号の生成法には、3
ビーム法もあるが、単一の光ビームによってトラッキン
グエラーを得る場合、位相差法やプッシュプル法と呼ば
れる手法もある。また、ピックアップ3には、光源から
発射された読取光をディスク1に照射する対物レンズを
その光軸方向に移動させるためのフォーカスアクチュエ
ータ30が内蔵されている。フォーカスアクチュエータ
30は、後述する駆動信号のレベル及び極性に応じて対
物レンズをディスク1の表面に垂直な方向に変位せしめ
る。
【0015】フォーカスエラー生成回路5の出力にはゼ
ロクロス検出回路6が接続されると共にオンオフスイッ
チ19を介してイコライザ7が接続されている。ゼロク
ロス検出回路6は、フォーカスエラー生成回路5から出
力されるフォーカスエラー信号FEのレベルがゼロレベ
ルに近い2つの正負の閾値Vth1,Vth2を通過したこと
を検出し、その検出結果に応じたゼロクロス検出信号F
ZCを発生し、マイクロコンピュータ8へ供給する。イ
コライザ7は、オンオフスイッチ19のオン時に供給さ
れたフォーカスエラー信号FEに波形等化の処理を施
し、その等化されたフォーカスエラー信号を加算器2
0、そしてホールド回路9を介して加算器10に供給す
る。加算器20にはイコライザ7と共に可変電圧信号発
生回路21が接続されている。可変電圧信号発生回路2
1はマイクロコンピュータ8から発生されるレンズ降下
及び上昇指令信号に応じてレベル変化する電圧信号VR
を発生して加算器20に供給する。
【0016】ホールド回路9は切換スイッチ11a、オ
ンオフスイッチ11b及びコンデンサ12とを有してい
る。コンデンサ12にはオンオフスイッチ11bのオン
時にイコライザ7の出力信号がオンオフスイッチ11b
を介して供給されて蓄積されるようになっている。オン
オフスイッチ11bはトランジスタ等の一方向性のスイ
ッチ素子であり、コンデンサ12からオンオフスイッチ
11bを介して電流が流れることはない。切換スイッチ
11aはイコライザ7の出力信号とコンデンサ12の蓄
積電圧とのいずれか一方を選択的に加算器10に出力す
る。フォーカスサーボ時にはマイクロコンピュータ8に
よって切換スイッチ11aはイコライザ7側に切り換え
られ、オンオフスイッチ11bはオンにされている。
【0017】マイクロコンピュータ8は、ゼロクロス検
出信号FZCに基づき、フォーカスアクチュエータ30
を加速させて所定方向に変位させるためのキックパルス
発生指令信号及びキックパルス発生停止指令信号、この
キックパルスによって変位途中にあるフォーカスアクチ
ュエータ30を減速させて該所定方向への変位を停止さ
せるためのブレーキパルス発生指令信号及びその発生停
止信号を発生する。それら指令信号はジャンプパルス生
成回路13に供給される。
【0018】ジャンプパルス生成回路13は、マイクロ
コンピュータ8からのパルス発生指令信号及びパルス発
生停止指令信号に応じてキックパルスKP及びブレーキ
パルスBPからなるジャンプパルスを生成すると共にそ
のキックパルスKP及びブレーキパルスBPには対応す
る極性を与える。ジャンプパルス生成回路13の出力パ
ルスは加算器10に供給される。
【0019】加算器10は、ホールド回路9からの信号
とジャンプパルス生成回路13からのジャンプパルスと
を加算し、その加算出力をドライバアンプ17に供給す
る。ドライバアンプ17は、加算器10の出力に応じた
駆動信号を発生し、フォーカスアクチュエータ30に供
給する。マイクロコンピュータ8は再生装置にディスク
1が装填されたときにゼロクロス検出回路6の閾値Vth
1,Vth2を設定するためにゼロクロス閾値設定動作を行
なう。
【0020】このゼロクロス閾値設定動作において、マ
イクロコンピュータ8は図4に示すように、先ずオンオ
フスイッチ19をオフさせ(ステップS1)、フォーカ
スサーボループを遮断させる。そして、可変電圧信号発
生回路21に対してレンズ降下指令信号を発生する(ス
テップS2)。可変電圧信号発生回路21はレンズ降下
指令信号に応じて図5(a)に示すように徐々に負側に
大きくなる電圧信号VRを生成する。この電圧信号VR
は加算器20,ホールド回路9、そして加算器10を介
してドライバアンプ17に供給され、ドライバアンプ1
7はフォーカスアクチュエータ30を電圧信号VRに応
じて駆動し、対物レンズをディスク1の表面から離れる
方向に移動させる。
【0021】マイクロコンピュータ8はレンズ降下指令
信号の発生から所定時間T1が経過したか否かを判別す
る(ステップS3)。所定時間T1は可変電圧信号発生
回路21の出力電圧信号VRが最小レベル(負側に最大
レベル)となるまでの時間に相当し、最小レベルの電圧
信号VRによって対物レンズの位置はディスク1に最も
離れたことになる。よって、レンズ降下指令信号の発生
から所定時間T1が経過したならば、可変電圧信号発生
回路21に対してレンズ上昇指令信号を発生する(ステ
ップS4)。可変電圧信号発生回路21はレンズ上昇指
令信号に応じて図5(a)に示すように徐々に正側に大
きくなる電圧信号VRを生成する。この正側へ変化する
電圧信号VRは加算器20,ホールド回路9、そして加
算器10を介してドライバアンプ17に供給され、ドラ
イバアンプ17はフォーカスアクチュエータ30をその
電圧信号VRに応じて駆動し、対物レンズをディスク1
の表面に向けて移動させる。
【0022】このように対物レンズがディスク1に最も
離れた位置から近づく方向に移動している間に、フォー
カスエラー信号FEを読み取り、そのフォーカスエラー
信号FEが正のピーク電圧Vpより大であるか否かを判
別する(ステップS5)。正のピーク電圧Vpは初期値
は0Vに設定されている。FE>Vpならば、正のピー
ク電圧Vpはその読取フォーカスエラー信号FEに等し
くされる(ステップS6)。また、その読取フォーカス
エラー信号FEが負のピーク電圧VBより小であるか否
かを判別する(ステップS7)。負のピーク電圧VB
初期値は0Vに設定されている。FE<VBならば、負
のピーク電圧VBはその読取フォーカスエラー信号FE
に等しくされる(ステップS8)。ステップS5におい
て、FE≦V pと判別したならば、ステップS7が直ち
に実行され、またステップS7において、FE≧VB
判別したならば、ステップS8の次のステップS9が直
ちに実行される。
【0023】マイクロコンピュータ8はステップS9に
おいてレンズ降下指令信号の発生から所定時間T2が経
過したか否かを判別する。所定時間T2は可変電圧信号
発生回路21の出力電圧信号が正側に最大レベルとなる
までの時間に相当し、最大レベルの電圧信号VRによっ
て対物レンズの位置はその移動範囲内でディスク1に最
も近い位置になる。よって、対物レンズは移動範囲を全
て移動したので、フォーカスエラー信号の波形は図5
(b)に示すようになり、読取光の合焦位置はディスク
1の第1層及び第2層に亘る移動をしたことになる。す
なわち、フォーカスエラー信号の正のピーク電圧Vp
び負のピーク電圧VBが検出されたことになる。
【0024】ステップS9でレンズ降下指令信号の発生
から所定時間T2が経過したとマイクロコンピュータ8
が判別した場合には、正及び負の閾値Vth1,Vth2を算
出する(ステップS10)。正の閾値Vth1はVp/Nか
ら算出され、負の閾値Vth2はVB/Nから算出される。
マイクロコンピュータ8はステップS10の実行後、可
変電圧信号発生回路21に対してレンズ降下指令信号を
発生する(ステップS11)。可変電圧信号発生回路2
1はレンズ降下指令信号に応じて再び徐々に負側に向け
て変化する電圧信号VRを生成し、対物レンズをディス
ク1の表面から離れる方向に移動させる。マイクロコン
ピュータ8はレンズ降下指令信号の発生後、フォーカス
エラー信号FEを監視してフォーカスサーボ制御すべき
状態に達したか否かを判別する(ステップS12)。読
取光の合焦位置が例えば、第2層の記録面付近に達した
ことによりフォーカスエラー信号FEがほぼゼロレベル
になったならば、レンズ降下指令信号の発生が停止され
てオンオフスイッチ19をオンさせる(ステップS1
3)。これによりフォーカスエラー信号FEはスイッチ
19、イコライザ7、加算器20、ホールド回路9,そ
して加算器10を介してドライバアンプ17に供給さ
れ、ドライバアンプ17はフォーカスエラー信号FEが
ゼロレベルになるようにフォーカスアクチュエータ30
を駆動し、サーボ制御動作が開始される。
【0025】なお、ステップS12はゼロクロス検出回
路6の閾値Vth1に対するゼロクロス検出から判別する
ことができる。マイクロコンピュータ8は、操作部18
から、読取光の合焦位置を他層の記録面へと移動させる
ためのフォーカスジャンプ指令信号を受信すると、それ
まで実行していた処理に割り込んで、図6に示すフォー
カスジャンプ動作を開始する。このフォーカスジャンプ
動作では合焦位置をディスク1の第1層の記録面から第
2層の記録面に移動させるとする。
【0026】マイクロコンピュータ8は、先ずサーボオ
ープン指令信号SOを発生する(ステップS21)。サ
ーボオープン指令信号はホールド回路9の切換スイッチ
11aをコンデンサ12側に切り換えさせ、更に、オン
オフスイッチ11bをオフ状態にせしめる。これにより
フォーカスサーボ系は図7(c)に示すようにオフ状態
となる。その結果、ホールド回路9のコンデンサ12の
蓄積レベル、すなわちオフ直前におけるフォーカスエラ
ー信号レベルが保持されて加算器10に出力される。そ
して、マイクロコンピュータ8はキックパルス発生指令
信号を生成する(ステップS22)。キックパルス発生
指令信号に応じてジャンプパルス生成回路13は図7
(d)に示すようにキックパルスを発生してキックパル
スを加算器10に供給する。加算器10は、ジャンプパ
ルスが示す正極性の高レベルとホールド回路9から出力
された保持レベルとを足し合わせたレベルの加算出力を
なし、この加算出力に応じた駆動信号FDがドライバア
ンプ17からフォーカスアクチュエータ30へと供給さ
れる。従ってキックパルスの発生期間において、アクチ
ュエータ30は、読取光の合焦位置が新たに目標とする
記録面へ移動する方向に強制的に加速せしめられる。こ
れに伴い、それまでほぼゼロレベルであったフォーカス
エラー信号レベルは、読取光の合焦位置が追従していた
記録面から離れるにつれ、図7(a)に示すように、負
のレベルで大きくなり、負の最大値を経た後に再びゼロ
レベルに戻る谷形の変化を呈することとなる。
【0027】ゼロクロス検出回路6から出力されるゼロ
クロス検出信号FZCは、図7(b)に示すように、フ
ォーカスエラー信号FEのレベルがゼロレベルから負側
に離れて閾値Vth2を通過したときに立ち下がり、その
後、ゼロレベルに戻る直前に閾値Vth2を通過したとき
に立ち上がる。マイクロコンピュータ8はステップS2
2の実行後、ゼロクロス検出信号FZCが立ち上がった
か否かを判別する(ステップS23)。ゼロクロス検出
信号FZCが立ち上がったならば、キックパルス発生停
止指令信号を生成する(ステップS24)。キックパル
ス発生停止指令信号に応じてジャンプパルス生成回路1
3はキックパルスの発生を停止する。
【0028】キックパルスの発生停止後は、そのキック
パルスによる駆動の慣性モーメントがあるので、フォー
カスアクチュエータ30は、速度を落としつつも読取光
の合焦位置を目標の第2の記録層の記録面へ移動させる
変位を継続する。この移動の際には、フォーカスエラー
信号FEはほぼゼロレベルに戻った後、不定領域に達
し、更に、移動すると、第2層の影響がフォーカスエラ
ー信号FEに及ぶことになる。すなわち、フォーカスエ
ラー信号FEのレベルは第2層の影響により徐々に正側
に大きくなり、正の最大値を経た後に再びゼロレベルに
戻る谷形の変化を呈することとなる。ゼロクロス検出信
号FZCは、図7(b)に示すように、フォーカスエラ
ー信号FEのレベルがゼロレベルから正側に離れて閾値
Vth1を通過したとき立ち下がり、その後、ゼロレベル
に戻る直前に閾値Vth1を通過したとき立ち上がる。
【0029】マイクロコンピュータ8はステップS24
の実行後、ゼロクロス検出信号FZCが立ち下がったか
否かを判別する(ステップS25)。ゼロクロス検出信
号FZCが立ち下がったならば、ブレーキパルス発生指
令信号を生成する(ステップS26)。ブレーキパルス
発生指令信号に応じてジャンプパルス生成回路13は図
7(d)に示すように、負極性のブレーキパルスを発生
して加算器10に供給する。加算器10は、ブレーキパ
ルスが示すこの低レベルとホールド回路9からの保持レ
ベルとを足し合わせたレベルの加算出力をドライバアン
プ17に供給する。これに伴いフォーカスアクチュエー
タ30には、それまでの読取光合焦位置の目標記録面へ
の移動を停止するための駆動信号FDが供給され、フォ
ーカスアクチュエータ30は、その変位速度を徐々に落
としていくこととなる。
【0030】マイクロコンピュータ8はステップS26
の実行後、ゼロクロス検出信号FZCが立ち上がったか
否かを判別する(ステップS27)。ゼロクロス検出信
号FZCが立ち上がったならば、ブレーキパルス発生停
止指令信号を生成する(ステップS28)。ブレーキパ
ルス発生停止指令信号に応じてジャンプパルス生成回路
13はブレーキパルスの発生を停止する。その後、マイ
クロコンピュータ8はサーボクローズ指令信号を発生す
る(ステップS29)。サーボクローズ指令信号はホー
ルド回路9の切換スイッチ11aをイコライザ7側に切
り換えさせ、更に、オンオフスイッチ11bをオン状態
にせしめる。これにより、フォーカスエラー信号はイコ
ライザ7、そして加算器20,10を介してドライバア
ンプ17に供給され、フォーカスアクチュエータ30
は、以降、フォーカスエラー信号FEに基づき目標の第
2層の記録面に対して読取光の合焦位置を追従させる定
常のフォーカスサーボ動作を遂行することとなる。
【0031】かくしてフォーカスジャンプ動作が終了
し、マイクロコンピュータ8は、第2層の記録面の記録
情報を例えば、再生するモードに移行する。図8は他の
ゼロクロス閾値設定動作を示している。このゼロクロス
閾値設定動作において、マイクロコンピュータ8は図4
に示したステップS1〜S6と同一の動作を実行した
後、ステップS15にてフォーカスエラー信号FEを監
視してフォーカスサーボ制御すべき状態に達したか否か
を判別する。この時点では閾値Vth1は設定されていな
いので、ゼロクロス検出回路6の暫定的な閾値Vth1
(初期値でも良い)に対するゼロクロス検出出力に応じ
てフォーカスサーボ制御すべき状態に達したことが判別
される。フォーカスサーボ制御すべき状態に達していな
い場合にはステップS5に戻る。
【0032】フォーカスエラー信号FEがほぼゼロレベ
ルになりフォーカスサーボ制御すべき状態に達したなら
ば、レンズ上昇指令信号の発生が停止されてオンオフス
イッチ19がオンさせる(ステップS16)。これによ
りフォーカスエラー信号FEはスイッチ19、イコライ
ザ7、加算器20、ホールド回路9,そして加算器10
を介してドライバアンプ17に供給され、ドライバアン
プ17はフォーカスエラー信号FEがゼロレベルになる
ようにフォーカスアクチュエータ30を駆動し、サーボ
制御動作が開始される。また、マイクロコンピュータ8
は正及び負の閾値Vth1,Vth2を算出する(ステップS
17)。正の閾値Vth1はVp/Nから算出され、負の閾
値Vth2は−Vp/Nから算出される。
【0033】図9(a)は図8のゼロクロス閾値設定動
作の場合の電圧信号VRを示し、図9(b)はそのとき
のフォーカスエラー信号の波形を示している。図8に示
したゼロクロス閾値設定動作では負の閾値Vth2は暫定
的な値であるので、フォーカスジャンプ動作にて負の閾
値Vth2の再設定が行なわれる。図8のゼロクロス閾値
設定動作に対応したフォーカスジャンプ動作において
は、図10に示すように、図6のゼロクロス閾値設定動
作と同様のステップS22の実行後、フォーカスエラー
信号FEを読み取り、そのフォーカスエラー信号FEが
負のピーク電圧VBより小であるか否かを判別する(ス
テップS31)。負のピーク電圧VBは初期値(例え
ば、0)に設定されている。FE<VBならば、負のピ
ーク電圧VBはその読取フォーカスエラー信号FEに等
しくされる(ステップS32)。この負のピーク電圧V
Bは図7(a)に示したようにフォーカスエラー信号F
Eが最小になったレベルである。
【0034】また、マイクロコンピュータ8は、ステッ
プS29でサーボクローズ指令信号を発生した後、負の
閾値Vth2をVB/Nから算出する(ステップS33)。
よって、フォーカスジャンプ動作毎に負の閾値Vth2が
検出された負のピーク電圧VBに応じて算出される。な
お、最初のフォーカスジャンプ動作時のみに負の閾値V
th2を算出するようにしても良い。
【0035】上記した実施例においては、正のピーク値
を検出してその正のピーク値に応じて正の閾値及び負の
閾値を算出したが、負のピーク値を検出してその負のピ
ーク値に応じて正の閾値及び負の閾値を算出しても良
い。また、フォーカスジャンプ動作中の閾値の再設定は
負の閾値ではなく、正の閾値であっても良い。また、上
記した各実施例においては、Nは正の閾値及び負の閾値
共に同一の正の値であるが、正の閾値及び負の閾値で互
いに異なる値であっても良い。
【0036】また、正の閾値Vth1及び負の閾値Vth2を
算出する当たって図11に示すようにハード的な構成を
形成することもできる。すなわち、フォーカスエラー信
号FEはA/D変換器31によってディジタル信号に変
換されてから正のピークホールド回路32及び負のピー
クホールド回路33に供給される。正のピークホールド
回路32は正のピーク電圧Vpを検出保持し、負のピー
クホールド回路33は負のピーク電圧VBを検出保持す
る。保持された正のピーク電圧Vpは割算器34でVp
Nが算出され、この算出値がD/A変換器35によって
アナログ電圧の正の閾値Vth1に変換されて出力され
る。また、保持された負のピーク電圧VBは割算器36
でVB/Nが算出され、この算出値がD/A変換器37
によってアナログ電圧の負の閾値Vth2に変換されて出
力される。
【0037】なお、上記した実施例においては、2層光
ディスクについて説明したが、これに限らず3層以上の
多層光ディスクを含む他の多層光記録媒体を再生する装
置のフォーカス制御装置に本発明を適用することができ
る。また、上記した各実施例においては、再生装置にデ
ィスクが装填される毎に初期動作としてゼロクロス閾値
設定動作が行なわれるが、再生開始直前等の時点にゼロ
クロス閾値設定動作を行っても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、フォーカスエラー信号
のレベル変化量に応じて正の閾値及び負の閾値を設定す
るので、多層光記録媒体にてフォーカスジャンプを適切
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2層光ディスクの断面を示す図である。
【図2】本発明によるフォーカス制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】フォーカスジャンプ時のフォーカスエラー信号
の変化特性を示す図である。
【図4】ゼロクロス閾値設定動作を示すフローチャート
である。
【図5】図4のゼロクロス閾値設定動作を示す波形図で
ある。
【図6】フォーカスジャンプ動作を示すフローチャート
である。
【図7】フォーカスジャンプ動作を示す波形図である。
【図8】他のゼロクロス閾値設定動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】図8のゼロクロス閾値設定動作を示す波形図で
ある。
【図10】フォーカスジャンプ動作を示すフローチャー
トである。
【図11】閾値設定回路を示すブロック図である。
【主要部分の符号の説明】
1 2層光ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 4 RFアンプ 5 フォーカスエラー生成回路 6 ゼロクロス検出回路 7 イコライザ 8 マイクロコンピュータ 9 ホールド回路 13 ジャンプパルス生成回路 21 可変電圧信号発生回路 30 フォーカスアクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 A.ブラッドショ 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 川名 和茂 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 渡花 英章 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 松田 則夫 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 高橋 憲一 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填された多層光記録媒体の一方の層に
    おけるフォーカスサーボを一旦解除し、目標とする他の
    層に読取光の合焦位置を移動させ、前記他の層にて前記
    フォーカスサーボを再開するフォーカスジャンプ制御を
    なす多層光記録媒体用フォーカス制御装置であって、 前記装填された多層光記録媒体のフォーカスエラー信号
    のレベル変化量に応じた閾値を設定し、前記フォーカス
    エラー信号とその設定した閾値とを比較した比較結果に
    基づき前記フォーカスジャンプ制御をなすことを特徴と
    する多層光記録媒体用フォーカス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記レベル変化量を求めるためにフォー
    カスアクチュエータを駆動する駆動信号発生手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の多層光記録媒体用フ
    ォーカス制御装置。
  3. 【請求項3】 表面に対して垂直な方向に形成された少
    なくとも2つの層の各々に情報記録面を有する記録媒体
    を再生する再生装置のフォーカス制御装置であって、 前記記録媒体に読取光を照射するとともに、前記読取光
    による前記記録媒体からの戻り光を受光して前記記録媒
    体に記録された情報を示す読取信号及び情報記録面に対
    する前記読取光の合焦誤差を示すフォーカスエラー信号
    を生成するピックアップ手段と、 前記フォーカスエラー信号のレベルを正の閾値及び負の
    閾値と比較してゼロクロスを検出するゼロクロス検出手
    段と、 フォーカスジャンプ指令を発生する指令手段と、 前記フォーカスエラー信号に応じて情報記録面に前記読
    取光を合焦させるべく前記ピックアップ手段のフォーカ
    スアクチュエータを駆動するフォーカスサーボ動作を行
    ない、前記フォーカスジャンプ指令に応答して前記少な
    くとも2つの層のいずれか一方の層の記録面から他方の
    層の記録面へ前記読取光の合焦位置を移動させるべく前
    記フォーカスアクチュエータについて加速駆動動作を開
    始し、前記ゼロクロス検出手段によるゼロクロス検出に
    応じて前記加速駆動動作を停止し、その後、前記フォー
    カスアクチュエータについて減速駆動動作を開始し、前
    記ゼロクロス検出手段によるゼロクロス検出に応じて前
    記減速駆動動作を停止して前記フォーカスサーボ動作に
    戻る駆動手段と、 前記フォーカスエラー信号のレベル変化量に応じて前記
    正の閾値及び負の閾値を設定する閾値設定手段と、を備
    えたことを特徴とする多層光記録媒体用フォーカス制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記閾値設定手段は、前記フォーカスエ
    ラー信号の正のピーク電圧を検出し、その正のピーク電
    圧に応じて前記正の閾値を算出設定し、前記フォーカス
    エラー信号の負のピーク電圧を検出し、その負のピーク
    電圧に応じて前記負の閾値を算出設定することを特徴と
    する請求項3記載の多層光記録媒体用フォーカス制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段は、前記閾値設定手段によ
    る閾値設定時には前記ピックアップ手段の対物レンズを
    移動範囲内で連続的に移動させるように前記フォーカス
    アクチュエータを駆動することを特徴とする請求項3又
    は4記載の多層光記録媒体用フォーカス制御装置。
  6. 【請求項6】 前記閾値設定手段は、前記フォーカスエ
    ラー信号の正のピーク電圧及び負のピーク電圧のいずれ
    か一方を検出し、その検出したピーク電圧に応じて前記
    正の閾値及び負の閾値を各々算出設定することを特徴と
    する請求項3記載の多層光記録媒体用フォーカス制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段は、前記閾値設定手段によ
    る閾値設定時には前記ピックアップ手段の対物レンズを
    移動範囲内の半分にて連続的に移動させるように前記フ
    ォーカスアクチュエータを駆動することを特徴とする請
    求項3又は6記載の多層光記録媒体用フォーカス制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記閾値設定手段は、前記加速駆動動作
    時に前記フォーカスエラー信号の正のピーク電圧及び負
    のピーク電圧の他方を検出して前記正の閾値又は前記負
    の閾値を再設定することを特徴とする請求項6記載の多
    層光記録媒体用フォーカス制御装置。
  9. 【請求項9】 前記閾値設定手段は、前記再生装置に記
    録媒体が装填される毎に初期動作として機能することを
    特徴とする請求項6記載の多層光記録媒体用フォーカス
    制御装置。
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