JPH11254456A - 成形品製造装置における成形型清掃方法及びその装置 - Google Patents

成形品製造装置における成形型清掃方法及びその装置

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JPH11254456A
JPH11254456A JP6075198A JP6075198A JPH11254456A JP H11254456 A JPH11254456 A JP H11254456A JP 6075198 A JP6075198 A JP 6075198A JP 6075198 A JP6075198 A JP 6075198A JP H11254456 A JPH11254456 A JP H11254456A
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JP
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mold
molding
die
molded product
unit
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JP6075198A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kitayama
弘 北山
Toru Imanaka
徹 今中
Makoto Nozawa
誠 野沢
Masashi Konuki
雅示 小貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイクルタイムと型開き時間の短縮化を図
り、しかも、装置全体の大型化を阻む、成形品製造装置
の成形型清掃方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 成形ユニット1の上型9、中型10及び
下型11にて成形終了後、中型10はシリンダ装置18
でガイドレール17を往動して取出ユニット3のガイド
レール19に移送され、カッター23でバリやランナー
成形部14aを切除し、ピン昇降装置20の下部におい
て押出ピン21で成形品2を押し出してシューター28
に収納する。中型10の復動時に、カッター23と共に
カバー体24で覆われた回転ブラシ22が中型10に付
着した切削屑等をシューター27に払い落とす。さら
に、中型10がガイドレール17に移送される際に、エ
アブローノズル26からのエア噴出でなお付着している
切削屑等を完全に払い落とす。成形ユニット1に戻った
中型10はそのまま次の成形工程に入ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビティを形成
する中型及び下型と、キャビティへの材料導入路を形成
する上型とから成る成形型(金型)を用いたゴム等の成
形品の製造に関し、とりわけ、成形ユニットにおける型
開き時に成形品を中型に保持させ、その中型を隣接する
取出ユニットまで往動させ、そこでゲート等の不要成形
物を切除するとともに、押出ピンにて中型から成形品を
押し出した後、成形ユニットに復動して再び成形品製造
を開始するタイプの成形品製造装置における成形型清掃
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】成形型によるゴム等の成形品を製造する
に当たり、複雑な形状の成形品、例えば油圧機器のピス
トン・カップでは、上型と中型及び下型の三つを用いて
予め中間品を作成し、その後に該中間品の一部を切除し
て最終製品としている。すなわち、図6に示すように、
中型10と下型11で成形品のキャビティ12を形成
し、上型9にはキャビティ12に成形材料を供給するス
プルー13及びランナー14が形成されている。スプル
ー13は図示外の射出装置のノズル16と接続される。
上型9は図示外のベース部材に支持されて固定設置さ
れ、また、中型10と下型11は図示外の昇降装置に支
持されてそれぞれ独立して上下方向へ移動可能であり、
とりわけ、中型10は所定部位において水平方向へ往復
移動可能に構成される(特開平10−24425号参
照)。
【0003】したがって、図7に示す型開き時におい
て、成形品2は接続部15aを介して一体となるランナ
ー成形部14a及び環状突起部8にて中型10に確実に
保持されるから、中型10を矢示イの水平方向へ移動さ
せると、固定位置にあって中型10の上面にほぼ接触す
るカッター23でスプルー成形部13aと一体のランナ
ー成形部14aを切除して中間品を得た後、図8に示す
ように、成形品2が鎖線a,bで示す部位で切断され、
環状リップ部6の一部が切除された円筒状ベース部5
(製品W)と環状突起部8及び接続部15aを有するキ
ャップ部7に分かれる。そのため、中型10の水平移動
を許容すべく、中型10及び下型11がそれぞれ昇降可
能に配設された成形ユニットと、中型10の水平移動を
受け入れる取出ユニットとを形成して成形品製造装置を
構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の成形品製造装置によれば、中型10は成形
品2を保持して成形ユニットから取出ユニットへ平行移
動してランナー成形部14a及びスプルー成形部13a
などの不要成形物を切除するから、その切除に際する切
削屑や微細バリが載置し又は付着しているために、1工
程終了毎に中型10を清掃しなければならない。これを
中型10が成形ユニットまで戻った段階で行うと、その
清掃に要する時間がサイクルタイムを延長させる結果、
生産性の低下を招来することとなる。
【0005】また、成形型面の清掃中は成形工程を実施
できないので、型開き時間が長くなり、成形型温度のバ
ラツキが増大し、成形品の品質低下を招いていた。さら
に、現状にあっては成形型面の清掃工程は独立して専用
の駆動機構等を設けねばならず、したがって装置全体が
大型化していた。
【0006】そこで、本発明は上記事情に鑑み、サイク
ルタイムや型開き時間を延長することなく、しかも、装
置全体の大型化を阻むことができる成形品製造装置の成
形型清掃方法及びその装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、請求項1によれば、成形ユ
ニットにおける成形品を保持した成形型の一部が、隣接
する取出ユニットへ往動して不要な成形部分を切除した
成形品を押し出し、その後該成形型が前記成形ユニット
へ復動して再び成形工程を開始する成形品製造方法にお
いて、前記取出ユニットにおける前記成形型の移動経路
途中に、該成形型面のバリや切削屑を除去する回転ブラ
シとエアブローノズルの両方又はいずれか一方からなる
成形型清掃装置を設け、該成形型清掃装置は前記成形型
が復動する際、前記バリや不要成形部分又はその切除時
に発生する切削屑等の清掃を行うことを特徴とする成形
品製造装置における成形型清掃方法を提供する。
【0008】また、請求項2によれば、キャビティを形
成する中型及び下型と、前記キャビティへの材料導入路
を形成する上型とからなる成形型を有する成形ユニット
と、前記上型と中型とを離間させる際に、前記上型の材
料導入路内における固化材料を中型の成形品と一体化し
たまま残してその材料残存部で成形品を中型に係合保持
させ、つづく中型の移動の際に、成形品取出位置の手前
でカッターにより前記材料残存部を切除し、その後に成
形品を上方から押出ピンで中型から押し出す取出ユニッ
トとを備えた成形品製造装置において、前記取出ユニッ
ト内に、成形品取出位置の手前で前記中型の表面に接触
して回転可能な回転ブラシと、該回転ブラシと前記カッ
ターとを覆って前記中型の移動を許容するカバー体とを
配設してなり、中型の移動中にその成形型面が清掃され
るようにしたことを特徴とする成形品製造装置における
成形型清掃装置を提供する。
【0009】さらに、請求項3によれば、前記成形型清
掃装置は少なくとも前記成形ユニット側の前記取出ユニ
ットの出口に配設するエアブローノズルを含むことを特
徴とし、また、請求項4によれば、前記回転ブラシは駆
動源を有して強制回転可能であることを特徴とし、加え
て、請求項5によれば、前記カッターは駆動源を有して
刃部が成形型面と平行又は直交する方向へ切り替え可能
であることを特徴とする成形品製造装置における成形型
清掃装置を提供する。
【0010】したがって、取出ユニットに成形型清掃装
置を付設して、成形型の移動経路途中において清掃が行
われるようにしたから、サイクルタイムを延長する必要
性を欠き、かつ、型開き時間が長くなる不都合を解決で
きるとともに、成形品製造装置が大型化するのを阻むこ
とができた。また、請求項2の構成では回転ブラシとカ
ッターをカバー体で覆うようにしたので、切削屑が飛散
するのを阻止し、請求項3の構成ではエアブローノズル
が中型になお付着する切削屑を完全に払い落とすほか、
取出ユニットと成形ユニット間のエアカーテンを形成
し、さらに、請求項4の構成では回転ブラシの清掃効率
を向上させ、また、請求項5の構成ではカッターに付着
する切削屑をその回動時に払い落とす作用が生じる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を図1〜
図5に基づいて説明する。
【0012】図1において、1は、前記したピストン・
カップ等のゴム成形品2を成形する成形ユニットであ
り、3はこの成形ユニット1に隣接して配置された取出
ユニットである。これらのユニット1,3は互いに協働
して一連の作動を為し、その一連の作動中において本発
明にかかる成形型清掃が行われるようになっている。
【0013】成形ユニット1は、成形型が上型9、中型
10、下型11の三つから構成され、上型9はプラテン
1aに支持されたベース部材に固定され、中型10はガ
イドロッド1bに沿い図外の駆動手段にて昇降可能なガ
イドレール17に水平方向へ往復移動可能に係合し、そ
の水平駆動手段としてのシリンダ装置18を有し、ま
た、下型11はガイドロッド1bに沿い駆動手段11a
にて昇降可能なガイドプレート11bに固定されてい
る。したがって、中型10及び下型11は夫々独立して
昇降できるようになっている。また、シリンダ装置18
は中型10と一体となって昇降するもので、型開き時に
これらが最下降位置に達すると、シリンダ装置18が作
動して中型10をガイドレール17に沿って前進させる
ようになっている。なお、中型10と下型11とに前記
従来同様のキャビティ12が形成されると共に、上型9
にはそのキャビティ12への材料導入路であるスプルー
13及びランナー14が形成されている。したがって、
図1においては、成形後の接続部15a、ランナー成形
部14a及びスプルー成形部13aが示されており、ま
た図示の都合上、キャビティ12及び成形品2は四角形
で簡略図示している。
【0014】一方、取出ユニット3は、最下降した成形
ユニット1のガイドレール17に対して同一レベルとな
る位置に固定したガイドレール19を有する枠体からな
り、そのガイドレール19の終端部の上方にピン昇降装
置20が設置されている。このピン昇降装置20は、中
型10の各キャビティ12に対応する複数個の押出ピン
21を備え、中型10がガイドレール19に沿ってその
終端部まで移動したときに、前記押出ピン21を同時に
下降させるようになっている。図1〜図3に示すよう
に、ピン昇降装置20の手前、すなわち中型10の移動
経路途中には、回転ブラシ22とカッター23が適宜離
間して配設され、これら回転ブラシ22とカッター23
を覆うカバー体24がガイドレール19の上方に固定設
置されるとともに、ガイドレール19の始端部側で取出
ユニット3の出口に中型10に向けてエアを噴出するエ
アブローノズル26が配設されて成形型清掃装置が構成
されている。
【0015】回転ブラシ22は中型10の幅方向のほぼ
全域を覆う軸長のロールブラシが中型10に接触し、ブ
ラシモータ29で強制回転して中型10の上面を清掃す
るようになっている。カッター23は、刃先が成形ユニ
ット1側に水平に向けられ、しかも、ガイドレール19
に沿って往動する中型10の上面に対しほぼ接触するよ
うにして設置されている。このため、中型10がガイド
レール19に沿って搬送されてくると、中型10のその
移動動作のなかでカッター23の刃先がランナー成形部
14aの下面に入り込み、ランナー成形部14aを各成
形品2の接続部15aから順次切除することができる。
しかも、このカッター23はカッターモータ30にて刃
先が水平及び垂直方向へ略90度の範囲内で回動できる
ようになっていて、中型10の往動時には中型10と平
行に、中型10の復動時には垂直にすることができる。
カバー体24は回転ブラシ22の軸長よりも大きくした
軸長を有するトンネル形状の囲繞体であって、前後下端
部にはそれぞれ直線ブラシ25が垂下して固定されてい
る。直線ブラシ25は中型10の上面に接触してカバー
体24内で飛散する切削屑等をシューター27へ収容す
るために囲繞するとともに、スプルー成形部13a及び
ランナー成形部14aを通過させることができる。
【0016】なお、回転ブラシ22は強制回転させるこ
とが一般的には効果的であるが、強制回転しなくとも、
中型10の復動時に強く接触して従動回転することで清
掃効果が生じるならば、それでもよいのであって、強制
回転が必須ではない。また、カッター23は中型10の
往動時に刃先が水平になり、中型10の復動時に刃先が
垂直になるようにカッターモータ30を有するが、これ
はカッター23に残存することがある切削屑等を払い落
とすためであって、それらが適切に払い落とされるべき
手段、例えばエアブローノズルを付近に設置するなら
ば、従来同様に中型10と平行に固定してもよい。ま
た、回転ブラシ22の強制回転は、中型10にラックを
設け、このラックに係合するピニオンで回転ブラシ22
を回転させるようにすればブラシモータ29を省略でき
る。
【0017】以上の構成において、成形品2の製造を行
う場合には、まず、成形ユニット1の中型10と下型1
1を上型9に向け上昇させて、図6に示したように上型
9、中型10、下型11の三つの成形型を型閉めし、そ
の状態において溶融したゴム材料を上型9のスプルー1
3及びランナー14からキャビティ12内に充填する。
そして、このゴム材料の固化を待ち、ゴム材料が固化し
たところで中型10及び下型11を下降させて型開きを
行う。このとき、材料がキャビティ12内で固化してで
きた成形品2は、前記図7に示すように、上方側のラン
ナー14aと下方側の環状突起8によって中型10に強
固に係合されるため、下型11側に残ることなく中型1
0側に確実に残存保持される。
【0018】次に、下型11と中型10が最下降位置ま
でそれぞれ下降すると、シリンダ装置18が作動して中
型10がガイドレール17から取出ユニット3のガイド
レール19に係合してピン昇降装置21側へ往動する。
このとき、中型10がカッター23下を通過する際に、
ランナー成形部14aがカッター23の刃先によって各
成形品2の接続部15aから順次切除される。こうして
各成形品2からランナー成形部14a及びそれと一体の
スプルー成形部13aとが完全に除去されてシューター
27に収容される。その後、中型10が押出ピン21の
設置位置の下方で停止すると、ピン昇降装置20の作動
によって押出ピン21が下降し、中型10に保持されて
いる各成形品2がこの押出ピン21によって下方に押し
出されてシューター28に収容される。こうして成形品
2の取り出しが終了すると、中型10はシリンダ装置1
8の後退作動によって成形ユニット1内の初期位置に復
動するが、このとき清掃装置が動作し、回転ブラシ22
が中型10の上面に載置され又は付着している切削屑を
払い落としてシューター27内に収容し、また、直線ブ
ラシ25から出る中型10の表面に付着している切削屑
をエアブローノズル26から噴出するエアで吹き飛ばし
て成形ユニット1との間にエアカーテンを形成する。か
くして清掃された中型10は成形ユニット1に戻ってそ
のまま次の成形工程に入り、サイクルタイムを開始する
こととなる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、中型の移動中に
成形型清掃装置による成形型面の清掃を行うものである
から、清掃工程を別途に設ける必要性がなく、したがっ
て成形のサイクルタイムを何等変更するものではなく、
むしろその効率化により短縮することができる。
【0020】また、成形品の取出しと成形型清掃とを別
工程とするものではないから、成形型の形開き時間につ
いても何等変更するものではないから、成形型温度の低
下による成形品品質の低下をもたらす不都合を生じさせ
ない。
【0021】さらに、本発明の成形型清掃装置は成形型
の移動経路途中に付設したものであるから、別途の工程
とならず、したがって成形品製造装置の大型化を招来す
ることなく、むしろ設備をコンパクトにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面側面図。
【図2】同実施例の要部を示す縦断面図。
【図3】同実施例の要部を示す平面図。
【図4】同実施例における清掃装置の概要を示す側面
図。
【図5】同実施例における清掃装置の作用を示す側面
図。
【図6】従来における成形品製造装置の部分断面図。
【図7】従来における成形品製造装置における1工程の
部分断面図。
【図8】中間品から得る製品の縦断面図。
【符号の説明】
2…成形品 9…上型 10…中型 11…下型 12…キャビティ 14…ランナー 17,19…ガイドレール 18…シリンダ装置 22…回転ブラシ 23…カッター 24…カバー体 25…直線ブラシ 26…エアブローノズル 27,28…シューター 29…ブラシモータ 30…カッターモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小貫 雅示 千葉県千葉市稲毛区長沼町330番地 鬼怒 川ゴム工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形ユニットにおける成形品を保持した
    成形型の一部が、隣接する取出ユニットへ往動して不要
    な成形部分を切除した成形品を押し出し、その後該成形
    型が前記成形ユニットへ復動して再び成形工程を開始す
    る成形品製造方法において、前記取出ユニットにおける
    前記成形型の移動経路途中に、該成形型面のバリや切削
    屑を除去する回転ブラシとエアブローノズルの両方又は
    いずれか一方からなる成形型清掃装置を設け、該成形型
    清掃装置は前記成形型が復動する際、前記バリや不要成
    形部分又はその切除時に発生する切削屑等の清掃を行う
    ことを特徴とする成形品製造装置における成形型清掃方
    法。
  2. 【請求項2】 キャビティを形成する中型及び下型と、
    前記キャビティへの材料導入路を形成する上型とからな
    る成形型を有する成形ユニットと、前記上型と中型とを
    離間させる際に、前記上型の材料導入路内における固化
    材料を中型の成形品と一体化したまま残してその材料残
    存部で成形品を中型に係合保持させ、つづく中型の移動
    の際に、成形品取出位置の手前でカッターにより前記材
    料残存部を切除し、その後に成形品を上方から押出ピン
    で中型から押し出す取出ユニットとを備えた成形品製造
    装置において、前記取出ユニット内に、成形品取出位置
    の手前で前記中型の表面に接触して回転可能な回転ブラ
    シと、該回転ブラシと前記カッターとを覆って前記中型
    の移動を許容するカバー体とを配設してなり、中型の移
    動中にその成形型面が清掃されるようにしたことを特徴
    とする成形品製造装置における成形型清掃装置。
  3. 【請求項3】 キャビティを形成する中型及び下型と、
    前記キャビティへの材料導入路を形成する上型とからな
    る成形型を有する成形ユニットと、前記上型と中型とを
    離間させる際に、前記上型の材料導入路内における固化
    材料を中型の成形品と一体化したまま残してその材料残
    存部で成形品を中型に係合保持させ、つづく中型の移動
    の際に、成形品取出位置の手前でカッターにより前記材
    料残存部を切除し、その後に成形品を上方から押出ピン
    で中型から押し出す取出ユニットとを備えた成形品製造
    装置において、前記取出ユニット内に、前記中型の表面
    に接触して回転可能な回転ブラシと、該回転ブラシと前
    記カッターとを覆って前記中型の移動を許容するカバー
    体とを配設すると共に、少なくとも前記成形ユニット側
    の前記取出ユニットの出口にエアブローノズルを配設し
    てなり、中型の移動中にその成形型面が清掃されるよう
    にしたことを特徴とする成形品製造装置における成形型
    清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記回転ブラシは駆動源を有して強制回
    転可能であることを特徴とする請求項2又は3記載の成
    形品製造装置における成形型清掃装置。
  5. 【請求項5】 前記カッターは駆動源を有して刃部が成
    形型面と平行又は直交する方向へ切り替え可能であるこ
    とを特徴とする請求項2,3又は4記載の成形品製造装
    置における成形型清掃装置。
JP6075198A 1998-03-12 1998-03-12 成形品製造装置における成形型清掃方法及びその装置 Pending JPH11254456A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083433A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Tachi S Co Ltd ヘッドレストの製造装置
KR200462247Y1 (ko) 2011-12-15 2012-09-03 최용문 용기입구측 사출물의 런너 자동 절단 및 배출 장치
CN104044242A (zh) * 2014-06-16 2014-09-17 际华三五一三实业有限公司 一种用于橡胶注射机切胶装置上的吹胶***
KR102519328B1 (ko) * 2022-12-30 2023-04-10 (주)대영초음파 열판용착기의 열판 세척 장치

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