JPH11254258A - 等速自在継手の加工治具 - Google Patents

等速自在継手の加工治具

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JPH11254258A
JPH11254258A JP6951698A JP6951698A JPH11254258A JP H11254258 A JPH11254258 A JP H11254258A JP 6951698 A JP6951698 A JP 6951698A JP 6951698 A JP6951698 A JP 6951698A JP H11254258 A JPH11254258 A JP H11254258A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウターレース粗材に対する工具の加工位置
精度を向上させることの可能な等速自在継手の加工装置
を提供する。 【解決手段】 アウターレース粗材56の有底円筒部5
7の内周面に形成され、かつ、有底円筒部57の中心軸
線B1を含む平面内における断面形状が円弧形状に設定
されているアウター溝12の底面に当接することによ
り、アウターレース粗材56と、アウターレース粗材5
6を加工するドリル19とを位置決めする位置決め部材
を備えた等速自在継手の加工治具において、アウターレ
ース粗材56の中心軸線方向の異なる複数箇所に、位置
決め部材36,45が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、等速自在継手を
加工する場合に用いられる治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の動力伝達経路に配置され
る等速自在継手には、バーフィールド型とトリポート型
とダブルオフセット型とクロスグルーブ型とダブルカル
ダン型とがある。このうち、特に、車両のフロントドラ
イブシャフトの車輪側に多用されるバーフィールド型等
速自在継手は、インナーレースと、インナーレースの外
側に配置されるアウターレースとを備えている。このイ
ンナーレースの外周面には、インナーレースの中心軸線
を中心とする外球面が形成されている。そして、外球面
には円周方向に複数のインナー溝が形成されている。
【0003】また、アウターレースの内周面には、アウ
ターレースの中心軸線を中心とする内球面が形成されて
いる。そして、内球面には円周方向に複数のアウター溝
(ボール溝)が形成されている。そして、1つのインナ
ー溝および1つのアウター溝を1組として、各組毎にボ
ールが各々保持されている。さらに、インナーレースと
アウターレースとの間には、環状の保持器が保持されて
いる。環状の保持器には、円周方向に複数の保持穴が形
成されており、各保持穴には各ボールが配置されてい
る。
【0004】上記構成のバーフィールド型等速自在継手
が、動力伝達経路に取り付けられた状態においては、ア
ウターレースの中心軸線と、インナーレースの中心軸線
とに、所定の接続角が設定される。そして、アウターレ
ースまたはインナーレースの回転が、ボールを介して他
方の部材に伝達される。アウターレースおよびインナー
レースの回転中は、保持器により各ボールの中心が所定
位置に保持され、アウターレースとインナーレースとの
等速性が維持される。ここで、所定位置とは、アウター
レースの中心軸線と、インナーレースの中心軸線とのな
す角度を二等分する二等分面を意味している。
【0005】上記のような等速自在継手の製造方法の一
例が、特開昭61−157829号公報に記載されてい
る。この公報に記載された発明においては、アウターレ
ースを構成する筒部と軸部とを別々に成形し、その後、
筒部と軸部とを溶接して一体化することとしている。
【0006】一方、アウターレースの強度を高めるため
に、筒部と軸部とを一体化した構造のものがある。この
ような構造のアウターレースの製造工程においては、ま
ず、金属材料を鍛造加工することにより、筒部と軸部と
を有するアウターレース粗材を得る。つぎに、筒部の内
周を切削加工して、筒部の内周に複数のアウター溝が形
成される。
【0007】その後、軸部の端面にセンター穴を加工す
る。このセンター穴の加工工程においては、アウターレ
ース粗材を所定位置に位置決めする加工治具が用いられ
る。この加工治具は、アウターレース粗材の筒部を保持
する複数の位置決め部材と、アウターレース粗材を位置
決め部材側に押圧する保持部材とを備えている。そし
て、各位置決め部材を各アウター溝に当接するととも
に、保持部材を筒部の外端面に当接させてアウターレー
ス粗材を位置決め部材側に押圧し、アウターレース粗材
を所定位置に位置決めする。そして、ドリルにより軸部
の端面にセンター穴を加工する。後工程の旋盤工程にお
いては、センター穴を基準としてアウターレース粗材が
支持される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の加工治具においては、複数の位置決め部材が各アウ
ター溝に対して1箇所ずつ当接する構成になっている。
このため、アウターレース粗材とドリルとの位置決め精
度が不正確になる可能性があった。その結果、軸部に対
するセンター穴の加工位置精度が低下する問題があっ
た。なお、センター穴の加工時点では、アウターレース
粗材の端面とアウター溝との相対位置精度が管理されて
いない。このため、保持部材によりアウターレース粗材
を位置決めすることはできない。
【0009】この発明は上記事情を背景としてなされた
もので、アウターレース粗材に対する工具の加工位置精
度を向上させることの可能な等速自在継手の加工装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するためこの発明は、アウターレース粗材の筒部
の内周面に形成され、かつ、前記筒部の中心軸線を含む
平面内で湾曲しているボール溝の底面に当接することに
より、前記アウターレース粗材と、このアウターレース
粗材を加工する工具とを位置決めする位置決め部材を備
えた等速自在継手の加工治具において、前記位置決め部
材が、前記中心軸線方向の異なる複数箇所に当接する構
成を備えていることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、ボール溝の底面に対し
て、中心軸線方向の異なる複数箇所に位置決め部材が別
個に当接するため、複数の位置決め部材とボール溝の形
状とに基づいて、アウターレース粗材と工具との相対位
置関係が正確に割り出され、かつ、設定される。したが
って、アウターレース粗材と工具との位置決め精度が向
上し、アウターレース粗材に対する工具の加工位置精度
が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の加工治具の対
象となる等速自在継手を備えたドライブシャフトの一例
を、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、ドラ
イブシャフト1の断面図である。ドライブシャフト1
は、車両のトルク伝達経路、例えばデファレンシャル
(図示せず)と車輪(図示せず)との間に配置される。
このドライブシャフト1は、第1シャフト2および第2
シャフト3ならびにバーフィールド型等速自在継手4と
を備えている。なお、ドライブシャフト1が車両に取り
付けられた状態では、第1シャフト2の中心軸線A1
と、第2シャフトの中心軸線B1とに所定の接続角が設
定されるが、図1においては、便宜上、中心軸線A1と
中心軸線B1とがほぼ直線状になっている場合を示して
いる。
【0013】前記バーフィールド型等速自在継手4は、
等速自在継手の技術分野において、ツェッパ型等速自在
継手と呼ばれる場合もある。バーフィールド型等速自在
継手4は、インナーレース5およびアウターレース6
と、ボール7と、環状の保持器8とを備えている。以
下、これらの部品の構成、およびこれらの部品と他の部
品との位置関係を具体的に説明する。
【0014】環状のインナーレース5は、第1シャフト
2の一端側にスプライン嵌合され、第1シャフト2の膨
出部およびスナップリング(図示せず)により、インナ
ーレース5と第1シャフト2とが長手方向に位置決めさ
れている。そして、第1シャフト2の他端側が、デファ
レンシャルに連結される。
【0015】インナーレース5の外周形状は、インナー
レース5の中心軸線A1を含む平面内において、外側に
突出する円弧形状に構成されている。また、インナーレ
ース5の外周形状は、中心軸線A1に直交する平面内に
おいて、円形に構成されている。そして、インナーレー
ス5の外周には、6条のインナー溝9が、円周方向に等
間隔をおいて形成されている。中心軸線A1を含む平面
内における各インナー溝9の断面形状が、インナーレー
ス5の外周側に向けて突出する円弧形状に構成されてい
る。さらに、各インナー溝9の曲率中心が、中心軸線A
1と中心軸線B1とのなす角度を2等分する2等分面の
一方にオフセットされている。なお、各インナー溝9の
側面形状は半円形に構成されている。
【0016】図2にはアウターレース6の側面形状が実
線で示され、図3には、図2のIII−III 線におけるア
ウターレース6の正面断面形状が実線で示されている。
アウターレース6は有底円筒形状に構成され、このアウ
ターレース6はインナーレース5の外側に配置されてい
る。アウターレース6の底部の外端面には、第2シャフ
ト3が一体的に設けられている。第2シャフト3が車輪
(図示せず)側に連結される。
【0017】また、アウターレース6の凹部10の内周
には、中心軸線B1を中心とする内球面11が形成され
ている。中心軸線B1を含む平面内における内球面11
の形状は、アウターレース6の外周側に向けて突出する
円弧形状に構成されている。また、凹部10の内周に
は、6条のアウター溝12が、円周方向に等間隔をおい
て形成されている。各アウター溝12は、中心軸線B1
を含む平面内における断面形状が、アウターレース6の
外周側に向けて突出する円弧形状に構成されている。
【0018】そして、中心軸線B1を含む平面内におい
て、各アウター溝12の曲率中心が、前記2等分面の他
方にオフセットされている。また、各アウター溝12の
側面形状は、半円形に構成されている。上記アウターレ
ース6とインナーレース5との間には6個のボール7が
配置され、各インナー溝9と各アウター溝12が協働し
て各ボール7を1個ずつ転動可能に保持している。
【0019】また、インナーレース5とアウターレース
6との間には、環状の保持器8が配置されている。この
保持器8の内周形状は、インナーレース5の外周形状に
近似する形状に構成されている。また、保持器8の外周
形状は、内球面11に近似する形状に構成されている。
したがって、保持器8は、インナーレース5およびアウ
ターレース6に対して摺動可能である。そして、保持器
8には、半径方向に貫通する保持孔13が形成されてい
る。保持孔13は、保持器8の円周方向に等間隔おきに
6箇所配置されている。各保持孔13内に各ボール7が
別個に配置されている。
【0020】一方、第1シャフト2の一部は、図1に示
すように、蛇腹形状のブーツ14の内部に配置されてい
る。そして、ブーツ14の一端側がアウターレース6の
開口端の外周に固定され、ブーツ14の他端側が第1シ
ャフト2に固定されている。このブーツ14により、バ
ーフィールド型等速自在継手4の内部空間が密封され、
密封された空間には発熱部位および摩耗部位を、潤滑お
よび冷却するグリース(図示せず)が封入されている。
【0021】上記構成のドライブシャフト1において
は、デファレンシャルから出力されたトルクが、インナ
ーレース5およびボール7を介してアウターレース4に
伝達される。さらに、アウターレース4に伝達されたト
ルクが第2シャフト3を介して車輪に伝達され、車両が
走行する。
【0022】ドライブシャフト1の回転中は、インナー
レース5およびアウターレース6の回転に伴って、各ボ
ール7がインナー溝9およびアウター溝12内を長手方
向に移動する。ここで、第1シャフト2および第2シャ
フト3の回転に伴って、保持器8の内周面とインナーレ
ース5の外周面とが摺動する。さらに、保持器8の外周
面とアウターレース6の内球面11とが摺動する。
【0023】このようにして、保持器8の挙動が、イン
ナーレース5の外周形状、およびアウターレース6の内
周形状により制御される。そして、各ボール7が保持器
8により保持されることにより、各ボール7の中心が2
等分面上に保持され、第1シャフト2と第2シャフト3
との等速性が維持される。
【0024】上記インナーレース5および第1シャフト
3、ならびにアウターレース6は、炭素鋼またはクロム
鋼などの材料により構成されている。また、保持器8は
クロム鋼などの材料により構成され、ボール7は軸受鋼
などの材料により構成されている。さらに、第1シャフ
ト2は炭素鋼または炭素鋼鋼管またはボロン鋼などの材
料により構成されている。そして、これら第1シャフト
2およびインナーレース5およびアウターレース6およ
びボール7および保持器8には、熱処理を施して耐摩耗
性および剛性を向上してある。
【0025】つぎに、バーフィールド型等速自在継手4
のアウターレース6およびシャフト3の製造工程を説明
する。図4および図5は、アウターレース6およびシャ
フト3の製造工程で用いられる加工治具15の正面断面
図である。この加工治具15は、工作機械、例えばボー
ル盤などに取り付けられる。
【0026】加工治具15は、ベース部16とクランプ
部17とを備えている。ベース部16は有底円筒形状に
構成され、ベース部16は回転不能な状態で固定されて
いるまた、ベース部16の円筒部18の内周には雌ねじ
部20が形成されている。雌ねじ部20は、円筒部18
の開口端側に形成されている。そして、ベース部16の
開口部がドリル19側に向けて配置され、円筒部18の
中心軸線C1上にドリル19が配置されている。
【0027】ベース部16の底部21のほぼ中央には、
底部21を厚さ方向に貫通する孔22が形成されてい
る。円筒部18の内部には固定ブロック23が配置さ
れ、底部18に取り付けた複数のねじ部材24により、
固定ブロック23が底部21の内面に対して固定されて
いる。
【0028】図6に示すように、固定ブロック23はほ
ぼ円形の側面形状に構成され、固定ブロック23は、軸
部25と大径部26と小径部27とを備えている。大径
部26の外径は、軸部25の外径よりも大きく設定さ
れ、小径部27の外径は、大径部26の外径よりも小さ
く設定されている。そして、底部21側からドリル19
側に向けて、軸部25、大径部26、小径部27の順序
で一体的に成形されている。
【0029】また、固定ブロック23には、円筒部18
の中心軸線方向に貫通する貫通孔28が形成されてい
る。貫通孔28は、大径部26から小径部27に亘って
配置された大径内周面29と、この大径内周面29に対
して段部30を介して接続され、かつ、大径部26から
軸部25に亘って配置された小径内周面31と、この小
径内周面31に対して段部32を介して接続され、か
つ、軸部25に配置された中径内周面33とを備えてい
る。ここで、中径内周面33の内径は、小径内周面31
の内径よりも大きく設定され、大径内周面29の内径
は、中径内周面33の内径よりも大きく設定されてい
る。
【0030】また、小径部27には、半径方向に貫通す
る雌ねじ孔34が形成され、雌ねじ孔34にはねじ部材
35がねじ込まれている。また、小径部27の外周に
は、位置決め部材36が3個設けられている。各位置決
め部材36は、半球形状の頭部37と、頭部37を支持
する軸部38とを備えている。中心軸線C1を含む平面
内における頭部37の曲率半径は、中心軸線B1を含む
平面内におけるボール溝12の曲率半径よりも小さく設
定されている。さらに、小径部26の外周には、円周方
向に等間隔をおいて3箇所の孔39が形成され、各孔3
9に軸部38が嵌合されている。
【0031】各位置決め部材36が、小径部27の円周
方向に等間隔をおいて配置されている。各頭部37はそ
の湾曲面が外側に向けられており、各頭部37により設
定される外接円(図示せず)の直径は、大径部26の外
径とほぼ同一に設定されている。なお、前記雌ねじ孔3
4と各位置決め部材36とが、小径部27の円周方向の
異なる位相上に配置されている。上記構成により、各位
置決め部材36がドリル19に対して、中心軸線にほぼ
直交する方向に位置決めされている。
【0032】前記固定ブロック23には、可動ブロック
40が取り付けられている。図7は、可動ブロック40
の側面図である。可動ブロック40は、貫通孔28の内
部に配置された軸部41と、軸部41におけるドリル1
9側の端面に形成された円板部42とを備えている。軸
部41は円柱形状に構成され、軸部41の外径は大径内
周面29の内径よりも小さく設定されている。また、軸
部41の外周には円筒部18の中心軸線方向にガイド溝
43が形成され、ねじ部材35の先端がガイド溝43の
内部に配置されている。したがって、軸部41は貫通孔
28の内部を、円筒部18の軸線方向に移動可能であ
り、円周方向における軸部41の位相と、円周方向にお
ける固定ブロック23の位相とが、ねじ部材35および
ガイド溝43により設定されている。
【0033】前記円板部42の外周には、円周方向に等
間隔をおいて3箇所の孔44が形成されている。また、
円板部42の外周には位置決め部材45が3個設けられ
ている。各位置決め部材45は半球形状の頭部46と、
頭部46を支持する軸部47とを備えている。中心軸線
C1を含む平面内における頭部46の曲率半径は、中心
軸線B1を含む平面内におけるボール溝12の曲率半径
よりも小さく設定されている。また、頭部46と頭部3
7の曲率半径は同一に設定されている。各軸部47が各
孔44に嵌合固定されている。
【0034】そして、各頭部46により設定される外接
円(図示せず)の直径は、各頭部37により設定される
外接円の直径よりも小さく設定されている。また、円筒
部18の中心軸線C1を中心とする円周上において、各
頭部46と各頭部37とが同一位相に配置されている。
【0035】前記軸部41には軸線方向にねじ部材47
Aがねじ込まれており、ねじ部材47Aの頭部48が、
貫通孔28における底部21側の開口部に配置されてい
る。この頭部48の外径は、貫通孔28の小径内周面3
1の内径よりも大きく設定されている。
【0036】さらにまた、前記貫通孔28の内部におい
て、軸部41と段部30との間には、圧縮ばね49が配
置されている。この圧縮ばね49の弾性力により可動ブ
ロック40がドリル19側に押圧されている。そして、
ねじ部材47Aの頭部48が段部32に当接することに
より、固定ブロック23と可動ブロック40とが円筒部
部18の中心軸線方向に位置決めされている。上記のよ
うに、円筒部18の中心軸線C1を基準として、各位置
決め部材36および各位置決め部材45ならびにドリル
19が配置されている。
【0037】前記クランプ部17は有底円筒形状に構成
され、その円筒部50の開口部が底部21側に向けられ
ている。また、円筒部50の外径が、円筒部18の内径
とほぼ同一に設定され、円筒部51の外周には雄ねじ部
52が形成されている。この雄ねじ部52を雌ねじ部5
1にねじ込んだ状態でクランプ部17を回転することに
より、ベース部16とクランプ部17とが、円筒部18
の軸線方向に相対移動する。なお、円筒部50の内径
は、固定ブロック23の外径よりも大きく設定されてい
る。
【0038】また、クランプ17の底部52の中央に
は、円筒部50の中心軸線方向に貫通する貫通孔53が
形成されている。貫通孔53の内周には、環状のブッシ
ュ54が嵌合固定されている。そして、ブッシュ54の
中心軸線を含む平面内において、ブッシュ54の内周面
形状が、外側に向けて突出する円弧形状に構成されてい
る。ブッシュ54の内周面の曲率中心は中心軸線上に設
定されている。また、ブッシュ54の側面方向における
ブッシュ54の内周面形状も円形に構成されている。
【0039】さらに、ブッシュ54の内周には環状の可
動支持環55が取り付けられている。この可動支持環5
5の外周面形状は、ブッシュ54の内周面形状にほぼ近
似している。そして、可動支持環55の外周面と、ブッ
シュ54の内周面とが当接した状態で、ブッシュ54の
内周面の曲率中心を中心として、可動支持環55とブッ
シュ54とが全方向に相対回転可能である。上記構成の
加工治具15は、各部品が金属材料により構成されてい
る。なお、ドリル19は、移動機構(図示せず)によ
り、円筒部18の中心軸線方向に往復移動可能に構成さ
れている。また、ドリル19は、駆動機構(図示せず)
により所定方向に回転する。
【0040】つぎに、アウターレース6および第2シャ
フト3の一体成型品の製造工程を説明する。まず、金属
材料を冷間鍛造し、図2および図3に2点鎖線示す形状
のアウターレース粗材56を得る。この冷間鍛造工程に
より、有底円筒部57と軸部58とが形成される。
【0041】ついで、有底円筒部57の内周面に、円周
方向に等間隔おきにアウター溝12を6箇所形成する。
アウター溝12の加工は、例えば、高速スピンドルに砥
石を取り付けた工具により、有底円筒部57の内周面を
研削して行う。アウター溝12の加工工程においては、
軸部58の中心軸線B1を基準として各アウター溝12
が形成される。
【0042】そして、アウターレース粗材56を、その
有底円筒部57を固定ブロック23側に向けた状態に
し、かつ、アウターレース粗材56を可動ブロック40
とドリル19との間に位置させる。そして、アウターレ
ース粗材56の中心軸線B1と、円筒部18の中心軸線
C1とをほぼ一致させ、かつ、円周方向における各位置
決め部材45の位相と各アウター溝12の位相とを一致
させる。その後、アウターレース粗材56を可動ブロッ
ク40側に移動させ、各位置決め部材45をアウターレ
ース2の凹部10内に挿入する。
【0043】ついで、クランプ部17をベース部16側
に移動させ、可動支持環55の内部に軸部58を位置さ
せる。そして、クランプ部17を回転させることによ
り、雄ねじ部51をベース部18の雌ねじ部20にねじ
込む。すると、可動支持環55の端面が、有底円筒部5
7の端面59に当接し、クランプ部17の移動力がアウ
ターレース粗材56に伝達される。その結果、アウター
レース粗材56が底部21側に押圧される。
【0044】アウターレース粗材56が所定位置まで移
動すると、各位置決め部材45の頭部46が各アウター
溝12の底面に当接(点接触)する。さらに、クランプ
部17の回転を継続してアウターレース粗材56を移動
させると、圧縮ばね49の圧縮が開始される。そして、
アウターレース56が所定位置まで移動し、各位置決め
部材36の頭部37が各アウター溝12の底面に当接
(点接触)する。すると、クランプ部17の回転が継続
された場合でも、アウターレース粗材56が停止する。
すなわち、位置決め部材36,45とクランプ部17と
によりアウターレース粗材56が挟持されて、アウター
レース粗材56とドリル19とが位置決めされる。
【0045】上記動作中、アウターレース粗材56の中
心軸線B1と、円筒部18の中心軸線C1とが傾斜して
いた場合は、位置決め部材36,45の先端と、アウタ
ー溝12の形状とに基づいて、中心軸線C1に対するア
ウターレース粗材56の中心軸線B1の相対位置が割り
出され、各位置決め部材36,45からアウター溝12
の底面に対する押圧力が作用する。この押圧力によりア
ウターレース粗材56の傾きが矯正され、中心軸線C1
と中心軸線B1とがほぼ直線状に位置決めされる。
【0046】その後、ドリル19を回転させながらベー
ス部16側に移動させると、軸部58の端面がドリル1
9により切削されてセンター穴60が形成される。セン
ター穴60の加工が終了した後は、ドリル19をベース
部16から離れる方向に移動して初期位置で停止する。
【0047】つぎに、クランプ部17を前述とは逆方向
に回転させて、ベース部16から離れる方向に移動させ
る。すると、圧縮ばね49の弾性力により、可動ブロッ
ク40が底部21から離れる方向に移動する。この可動
ブロック40の移動により、アウターレース粗材56が
ベース部21から離れる方向に移動する。そして、アウ
ターレース粗材56が所定位置まで移動した時点で、ね
じ部材48の頭部47Aが段部32に当接し、可動ブロ
ック40が停止する。
【0048】その後、クランプ部17をさらに回転させ
て、クランプ部17をベース部16およびアウターレー
ス粗材56から取り外す。そして、アウターレース粗材
56を加工治具15から取り外し、アウターレース粗材
56を後工程に搬送する。
【0049】後工程においては、アウターレース粗材5
6が旋盤加工される。具体的には、有底円筒部57をチ
ャック(図示せず)により支持するとともに、センター
穴60に心押軸(図示せず)を挿入する。そして、アウ
ターレース粗材56を中心軸線B1を中心として回転さ
せるとともに、図2および図3に示すように、2点鎖線
で示すアウターレース粗材56の外周面をバイト(図示
せず)により切削し、実線で示すアウターレース6およ
び第2シャフト3の外周形状を得る。この旋盤加工によ
り、アウターレース粗材56の外周面に、中心軸線B1
と直交する環状の端面61が形成される。また、旋盤加
工により、第2シャフト3の雄ねじ部(図示せず)が形
成することも可能である。なお、第2シャフト3のスプ
ライン部は、他の加工工程で成形される。その後、アウ
ターレース粗材56を後工程に搬送して、有底円筒部5
7の内周面を切削(研磨)し、内球面11を形成する。
この内球面11は、端面61を基準として加工される。
【0050】上記のように、加工治具15においては、
クランプ部17の押圧力により、アウターレース粗材5
6を位置決め部材45,36側に押し付けるとともに、
各アウター溝12の長さ方向の異なる複数箇所に、位置
決め部材45の頭部46と、位置決め部材36の頭部3
7とを別個に点接触させて、アウターレース粗材56を
中心軸線方向の2点で支持し、アウターレース粗材56
とドリル19との位置決めを行っている。すなわち、ア
ウターレース2の形状と位置決め部材36,46とに基
づいて、アウターレース粗材56の中心軸線とドリル1
9との相対位置関係が割り出され、かつ、設定される。
言い換えれば、アウターレース粗材56の軸部58が、
ドリル19の中心軸線方向の移動軌跡上に正確に位置決
めされる。
【0051】したがって、アウターレース粗材56の中
心軸線B1上にセンター穴61を正確に加工することが
できる。そして、旋盤によりアウターレース粗材56の
外周面を切削する場合は、センター穴61を基準として
アウターレース粗材56を支持する。このため、アウタ
ーレース粗材56を中心軸線B1に沿って正確に支持す
ることができ、その外周形状(端面61)を高精度に加
工することができる。さらに、高精度に加工された端面
61を基準として内球面11を加工するため、内球面1
1の加工精度が向上する。より具体的には、内球面11
と各アウター溝12との相対位置精度が向上する。
【0052】上記のようにして製造されたバーフィール
ド型等速自在継手1によれば、保持器8の内周面とイン
ナーレース5の外周面とが摺動する部位、さらに、保持
器8の外周面とアウターレース6の内球面11とが摺動
する部位の摩耗またはガタまたは振動または異音または
剥離が抑制される。したがって、保持器8の挙動が安定
して、各ボールの中心が2等分面上に正確に保持され、
第1シャフト2と第2シャフト3との等速性が維持さ
れ、かつ、バーフィールド型等速自在継手の耐久性が向
上する。
【0053】また、この実施例においては、位置決め部
材45と位置決め部材36とが、円筒部18の中心軸線
方向に相対移動可能に構成されている。このため、ま
ず、アウターレース粗材56に対して位置決め部材45
が当接し、その後、アウターレース粗材56に対して位
置決め部材36が当接する。すなわち、円筒部18の中
心軸線方向の異なる位置に配置された複数の位置決め部
材36,45が、異なるタイミングでアウターレース粗
材45に当接するため、アウターレース粗材56の傾き
の抑制、若しくは矯正が一層確実に行われる。
【0054】さらに、この実施例においては、可動支持
環55がクランプ部17に対して全方向に相対回転可能
に構成されている。このため、円筒部18の中心軸線C
1と、アウターレース粗材56の中心軸線B1とに傾き
が存在していた場合は、クランプ部17によりアウター
レース粗材56を位置決め部材36,45側に押圧する
際に、可動支持環55が所定方向に回転することで、円
筒部18の中心軸線C1と、アウターレース粗材56の
中心軸線B1との傾きの矯正が、一層円滑、かつ、確実
に行われる。
【0055】ここで、実施例の構成とこの発明の構成と
の対応関係を説明すれば、アウター溝12がこの発明の
ボール溝に相当し、ドリル19がこの発明の工具に相当
し、有底円筒部57がこの発明の筒部に相当する。
【0056】上記実施例において、クランプ部17を回
転させる動力は手動でもよいし、モータなどの動力によ
り自動的にクランプ部17を回転させることも可能であ
る。また、クランプ部を軸線方向にのみ移動させる機構
を採用することも可能である。例えば、油圧シリンダま
たは空気圧シリンダなどのアクチュエータによりクラン
プ部を移動させ、アウターレース粗材56を移動させて
もよい。さらに、上記実施例において、ドリルを回転さ
せずに加工治具側を回転させてアウターレース粗材にセ
ンター穴を加工することも可能である。
【0057】また、円筒部18の中心軸線方向の異なる
位置に配置されている複数の位置決め部材は、一体的に
構成されていてもよいし、別個に構成されていてもよ
い。また、複数の位置決め部材を、円筒部の中心軸線方
向に3個以上配置することも可能である。なお、上記加
工治具15の配置態様としては、円筒部18の中心軸線
C1がほぼ垂直、またはほぼ水平、あるいはこれ以外の
方向に設定されていてもよい。
【0058】上記実施例に開示されたこの発明の特徴的
な構成を列挙すれば以下の通りである。すなわち、アウ
ターレース粗材の筒部の内周面に形成され、かつ、前記
筒部の中心軸線を含む平面内で湾曲しているボール溝の
底面に当接することにより、前記アウターレース粗材
と、このアウターレース粗材を加工する工具とを位置決
めする位置決め部材と、この位置決め部材と前記工具と
の間に移動可能に配置され、かつ、前記アウターレース
粗材を前記位置決め部材側に押圧する保持部材とを備え
た等速自在継手の加工治具において、前記位置決め部材
が、前記中心軸線方向の異なる複数箇所に当接する構成
を備えていることを特徴とする等速自在継手の加工治
具。
【0059】上記構成において、前記保持部材を、前記
工具と前記位置決め部材とを接続する中心軸線上の所定
の点を中心として全方向に揺動可能に構成することも可
能である。また、前記筒部の軸線方向の異なる箇所に複
数配置されている位置決め部材を、中心軸線方向に相対
移動可能に構成することも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ボール
溝の底面に対して、中心軸線方向の異なる複数箇所に位
置決め部材が別個に当接するため、複数の位置決め部材
とボール溝の形状とに基づいて、アウターレース粗材と
工具との相対位置関係が正確に割り出され、かつ、設定
される。したがって、アウターレース粗材と工具との位
置決め精度が向上し、アウターレース粗材に対する工具
の加工位置精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の加工治具の対象となる等速自在継
手を有するドライブシャフトの断面図である。
【図2】 この発明の加工治具の対象となる等速自在継
手のアウターレースと、加工前のアウターレース粗材と
を示す側面図である。
【図3】 図2のIII −III 線における正面断面図であ
る。
【図4】 この発明の加工治具を示す正面断面図であ
る。
【図5】 この発明の加工治具を示す正面断面図であ
る。
【図6】 図5に示す加工治具の固定ブロックの側面図
である。
【図7】 図5に示す加工治具の可動ブロックの側面図
である。
【符号の説明】
12…アウター溝、 19…ドリル、 36,45…位
置決め部材、 56…アウターレース粗材、 57…有
底円筒部、 B1…中心軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターレース粗材の筒部の内周面に形
    成され、かつ、前記筒部の中心軸線を含む平面内で湾曲
    しているボール溝の底面に当接することにより、前記ア
    ウターレース粗材と、このアウターレース粗材を加工す
    る工具とを位置決めする位置決め部材を備えた等速自在
    継手の加工治具において、 前記位置決め部材が、前記中心軸線方向の異なる複数箇
    所に当接する構成を備えていることを特徴とする等速自
    在継手の加工治具。
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