JPH11252184A - ノード間接続装置 - Google Patents

ノード間接続装置

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JPH11252184A
JPH11252184A JP10045962A JP4596298A JPH11252184A JP H11252184 A JPH11252184 A JP H11252184A JP 10045962 A JP10045962 A JP 10045962A JP 4596298 A JP4596298 A JP 4596298A JP H11252184 A JPH11252184 A JP H11252184A
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JP
Japan
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node
data
buffer
circuit
output
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JP10045962A
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Inventor
Goichi Komatsu
吾一 小松
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッファメモリの容量を増大させることな
く、ノード間でのデータ転送の信頼性を向上させること
を可能にする。 【解決手段】 バッファ回路33はノード1からノード
1、バッファ回路43はノード2からノード1へデータ
転送するために通常使用される。割付回路35は、バッ
ファ回路33の障害発生を検出すると、代替バッファの
割り付けを指示する。振り分け回路40は、バッファ回
路33の障害発生後、ノード1からノード1への転送デ
ータが出力されると、選択回路41を制御してバッファ
回路43に転送データを書き込ませる。バッファ回路4
3に書き込まれたノード1から出力された転送データ
は、選択回路39を介してノード1へ転送される。再送
回路37は、バッファ回路33の障害発生時、及びバッ
ファ回路43に対するノード2との書き込み競合発生時
に消失した転送データについて、再送出要求をノード1
に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノード間接続スイ
ッチに関し、特にコンピュータ間接続ネットワークスイ
ッチに好適なノード間接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータなどのノード間を
接続するノード間接続装置には、ノード間のデータ転送
のためのバッファメモリが設けられている。ノード間接
続装置は、データ転送元からのデータをバッファメモリ
に書き込み、このバッファメモリを介してデータ転送先
のノードにデータを転送する。
【0003】従来のノード間接続装置として、特開昭5
6−168251号公報に記載されたデータ転送バッフ
ァ方式(以下、第1の装置)がある。第1の装置では、
バッファレジスタと同じ容量を有する代替用バッファレ
ジスタを設けると共に、第3のアドレスレジスタを追加
した構成となっている。アドレスの初期値は「0」で有
り、これに対応するバッファレジスタを使用してデータ
転送が開始される。データ転送中に、バッファレジスタ
から読み出したデータ上にエラーが検出された時には、
アドレスレジスタが歩進され、次のデータ転送時には代
替バッファレジスタを使用するよう制御される。アドレ
スレジスタは、主記憶装置とのデータ転送に使用され、
もう一つのアドレスレジスタは、入出力装置とのデータ
転送に使用される。これによりデータ転送の信頼性を向
上させることができるようにしている。
【0004】また、ノード間を接続する装置として、特
開平4−281642号公報に記載された共用バッファ
を用いたクロスポイント型スイッチ装置(以下、第2の
装置)がある。第2の装置では、多数設けられた基本エ
レメントのそれぞれに、複数の入力ポート側からのデー
タを格納するためのメモリを備えると共に、メモリから
取り出されたデータあるいは拡張入力ポートからのデー
タの何れかを出力ポート側に供給する機能が設けられて
いる。また、入力ポートからのデータを自己のメモリに
格納すべきか否かを判断する機能、また入力ポートのデ
ータを拡張出力ポートに転送する機能かが設けられてい
る。基本エレメントは、マトリクス状に配列され、全体
としてN個の入出力ポートに対応するデータを処理でき
るようにしている。これにより、共用バッファ方式に対
応する構成を持つとともに、クロスポイント型構成の持
つ拡張に対する柔軟性を持たせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のノー
ド間接続装置では、例えば第1の装置の場合、データ転
送のためのデータバッファメモリを必要容量の複数倍の
代替領域を設けてエラー発生時に代替させる構成となっ
ていた。つまり、第1の装置では、正常状態における通
常のデータ転送では使用しない、障害発生時にのみ使用
される代替用バッファが設けられているために、データ
転送にバッファ容量を多く必要とするほど、通常では使
用しない代替バッファが多くなってしまう。従って、装
置を構成する上で、ハードウェア量が増加し、コストの
上昇を招いてしまう。また、第1の装置では、エラー検
出時にメモリに対するアドレスを切り替えて代替バッフ
ァを使用することができるものの、バッファメモリに障
害が発生した時のバッファメモリ内に残されたデータを
回復させることができなった。
【0006】また第2の装置の場合、メモリを有する基
本エレメントをマトリクス状に配列し、全体としてN個
の入出力ポートに対応するデータを処理できる構成とし
ている。つまり、クロスポイント型であることから、各
基本メモリに設けられたメモリが一つであったとしても
装置全体からするとメモリの量が多くなり、また各基本
エレメントが、自己の担当する入力ポートからのデータ
を自己で取り込んで出力ポートに受け渡す構成であり、
メモリの障害発生に対処する構成となっておらずデータ
転送についての信頼性が低かった。
【0007】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、バッファメモリの容量を増大させることな
く、ノード間でのデータ転送の信頼性を向上させること
が可能なノード間接続装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ノード間のデ
ータ転送をバッファを介して行なうノード間接続装置に
おいて、ノードから出力された転送データが書き込ま
れ、通常使用される複数のバッファと、前記バッファの
何れかに障害が発生した場合に、障害が発生したバッフ
ァの代替バッファに前記複数のバッファの中の何れかを
割り付ける割付手段と、前記割り付け手段によって割り
付けられたバッファを、障害が発生したバッファに書き
込まれるべきデータの書き込み先として選択する選択手
段とを具備したことを特徴とする。
【0009】また、前記割付手段によって代替バッファ
を割り付ける時にバッファの障害発生により消失したデ
ータの再送出を、データ送出元のノードに要求する再送
手段を具備したことを特徴とする。
【0010】また、前記割付手段によって代替バッファ
として割り付けられたバッファに対して、複数のノード
からのデータ書き込みが競合することによって消失した
データの再送出を、データ送出元のノードに要求する再
送手段を具備したことを特徴とする。
【0011】また本発明は、ノード間のデータ転送をバ
ッファを介して行なうノード間接続装置において、それ
ぞれが特定のノード間のデータ転送に通常使用される、
ノードから出力された転送データが書き込まれるバッフ
ァであって、それぞれが他のバッファに障害が発生した
場合には代替バッファとして割り付けられる複数のバッ
ファと、前記バッファの障害発生を監視し、障害発生を
検出した時に、他のバッファへの代替バッファ割り付け
を指示する割り付け回路と、特定のノードから出力され
た転送データの転送先及び障害発生時の前記割り付け回
路による代替バッファ割り付けの指示に応じて、転送デ
ータを書き込むべきバッファを振り分ける振り分け回路
と、前記振り分け回路による転送データの転送先に応じ
た振り分け及び障害発生時の代替バッファ割り付けの指
示に応じた振り分けに応じて、ノードから出力された転
送データをバッファに書き込ませる、複数のバッファの
それぞれに対応する複数の選択回路と、前記割り付け回
路によって障害発生が検出された時に、障害発生時に消
失した転送データ、及び前記振り分け回路により振り分
けられたバッファにおいて転送データの書き込みが競合
することによって消失した転送データの再送出要求をデ
ータ送出元のノードに送信する再送回路とを具備したこ
とを特徴とする。
【0012】また本発明は、ノード間のデータ転送をバ
ッファを介して行なうノード間接続装置において、それ
ぞれが特定のノードからのデータ転送に通常使用され
る、ノードから出力された転送データが書き込まれるバ
ッファであって、同じノードからのデータ転送に使用さ
れる他のバッファに障害が発生した場合には代替バッフ
ァとして割り付けられる複数のバッファと、前記バッフ
ァの障害発生を監視し、障害発生を検出した時に、他の
バッファへの代替バッファ割り付けを指示する割り付け
回路と、特定のノードから出力された転送データの転送
先に応じてバッファを振り分けて、転送データを書き込
ませる振り分け回路と、複数のバッファのそれぞれに対
応するものであって、前記振り分け回路による転送デー
タの転送先に応じた振り分け、あるいは障害発生時の代
替バッファ割り付けの指示に応じた振り分けに応じて、
対応するバッファまたは代替バッファに割り付けられた
バッファに書き込まれた転送データの出力先を選択する
複数の選択回路と、前記割り付け回路によって障害発生
が検出された時に、障害発生時に消失した転送データの
再送出要求をデータ送出元のノードに送信する再送回路
とを具備したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
ノード間接続装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。図1に示す例は、ノード(node)1とノード
(node)2との間を接続する2×2ネットワークス
イッチの構成を示している。本実施形態におけるノード
間接続装置は、通常使用しているバッファを障害発生時
の代替バッファに割り付ける機能と、障害発生時あるい
は代替バッファ割付後の書き込み競合時にロストしたデ
ータをデータ送出元に対して再送出要求する機能を有し
ている。
【0014】図1に示すように、本実施形態におけるノ
ード間接続装置(2×2ネットワークスイッチ)は、ノ
ード1側には、振り分け回路30、選択回路31,3
2、バッファ回路33,34、割付回路35,36、再
送回路37、調停回路38、及び選択回路39が設けら
れ、ノード2側には振り分け回路40、選択回路41,
42、バッファ回路43,44、割付回路45,46、
再送回路47、調停回路48、及び選択回路49が設け
られている。
【0015】振り分け回路30は、ノード1から送出さ
れたデータの転送先(ノード1またはノード2)を転送
データ中の転送先データをもとにして検出して選択回路
31,32の動作を制御し、またバッファ回路33,3
4,43,44の障害発生時にそれぞれに対応する割付
回路35,36,45,46からの指示に応じて代替バ
ッファ割り付けのため選択回路31,32の動作を制御
する。また、振り分け回路30は、代替バッファに割り
付けられたバッファ回路33またはバッファ回路34に
対して、複数のノード1,2からの転送データの書き込
みが競合した場合に、再送回路47に対してロストデー
タ情報として通知する。
【0016】選択回路31は、振り分け回路30により
検出されたデータの転送先に応じて、バッファ回路33
への書き込みデータの送出元としてノード1とノード2
の何れか一方を選択する。また、選択回路31は、バッ
ファ回路33,43の障害発生時に振り分け回路30か
らの指示に応じて代替バッファ割り付けのための動作を
行なう。
【0017】選択回路32は、振り分け回路30により
検出されたデータの転送先に応じて、バッファ回路34
への書き込みデータの送出元としてノード1とノード2
の何れか一方を選択する。また、選択回路32は、バッ
ファ回路34,44の障害発生時に振り分け回路30か
らの指示に応じて代替バッファ割り付けのための動作を
行なう。
【0018】バッファ回路33は、ノード1からノード
1へデータを転送するために通常使用するバッファであ
り、振り分け回路30により検出されたデータの転送先
がノード1である場合に、選択回路31を介してノード
1からのデータが書き込まれ、この書き込まれたデータ
が選択回路39を介してノード1に転送される。また、
バッファ回路33は、バッファ回路43に障害が発生し
た場合に、代替バッファとして割り付けられ、ノード2
から送出されたノード1への転送データが書き込まれ
る。
【0019】バッファ回路34は、ノード1からノード
2へデータを転送するために通常使用するバッファであ
り、振り分け回路30により検出されたデータの転送先
がノード2である場合に、選択回路32を介してノード
1からのデータが書き込まれ、この書き込まれたデータ
が選択回路49を介してノード2に転送される。また、
バッファ回路34は、バッファ回路44に障害が発生し
た場合に、代替バッファとして割り付けられ、ノード2
から送出されたノード1への転送データが書き込まれ
る。
【0020】割付回路35は、バッファ回路33を常時
監視し、障害検出した場合に、バッファ回路33での障
害発生を通知する代替バッファ割付信号を、振り分け回
路30,40、再送回路37、及び調停回路38へ出力
する。また、割付回路35は、障害検出時に、障害が発
生したバッファ回路33に対する代替バッファ割り付け
をバッファ回路43に行なうための指示を各回路に対し
て送出する。
【0021】割付回路36は、バッファ回路34を常時
監視し、障害検出した場合に、バッファ回路34での障
害発生を通知する代替バッファ割付信号を振り分け回路
30,40、再送回路37、及び調停回路48へ出力す
る。また、割付回路36は、障害検出時に、障害が発生
したバッファ回路34に対する代替バッファ割り付けを
バッファ回路44に行なうための指示を各回路に対して
送出する。
【0022】再送回路37は、バッファ回路33または
バッファ回路34の障害発生によりバッファ回路43ま
たはバッファ回路44に代替バッファ割り付けが行なわ
れる際に、代替先のバッファ回路43,44に対してノ
ード2からのデータが出力中であることが、振り分け回
路40、割付回路35,36からロストデータ情報とし
て通知された場合に、バッファ回路43またはバッファ
回路44にデータ出力することができなかったためにロ
ストした転送データを再送出する要求(データ再送出要
求)をノード1へ出力する。
【0023】調停回路38は、バッファ回路33及びバ
ッファ回路43からのデータ転送要求に対して、割付回
路35あるいは割付回路45からの代替バッファ割付信
号に応じて選択回路39を制御し、バッファ回路33と
バッファ回路43からのノード1へのデータ転送要求の
競合調停を行う。調停回路38は、例えばバッファ回路
33とバッファ回路43について予め設定されている優
先順位に従って競合調停を行なうものとする。
【0024】選択回路39は、調停回路38の制御によ
り、ノード1へのデータの転送元をバッファ回路33と
バッファ回路43から選択する。
【0025】振り分け回路40は、ノード2から送出さ
れたデータの転送先(ノード1またはノード2)を転送
データ中の転送先データをもとにして検出して選択回路
41,42の動作を制御し、またバッファ回路33,3
4,43,44の障害発生時にそれぞれに対応する割付
回路35,36,45,46からの指示に応じて代替バ
ッファ割り付けのため選択回路41,42の動作を制御
する。また、振り分け回路40は、代替バッファに割り
付けられたバッファ回路43またはバッファ回路44に
対して、複数のノード1,2からの転送データの書き込
みが競合した場合に、再送回路37に対してロストデー
タ情報として通知する。
【0026】選択回路41は、振り分け回路40により
検出されたデータの転送先に応じて、バッファ回路43
への書き込みデータの送出元としてノード1とノード2
の何れか一方を選択する。また、選択回路41は、バッ
ファ回路33,43の障害発生時に振り分け回路40か
らの指示に応じて代替バッファ割り付けのための動作を
行なう。
【0027】選択回路42は、振り分け回路40により
検出されたデータの転送先に応じて、バッファ回路44
への書き込みデータの送出元としてノード1とノード2
の何れか一方を選択する。また、選択回路42は、バッ
ファ回路34,44の障害発生時に振り分け回路40か
らの指示に応じて代替バッファ割り付けのための動作を
行なう。
【0028】バッファ回路43は、ノード2からノード
1へデータを転送するために通常使用するバッファであ
り、振り分け回路40により検出されたデータの転送先
がノード1である場合に、選択回路41を介してノード
2からのデータが書き込まれ、この書き込まれたデータ
が選択回路39を介してノード1に転送される。また、
バッファ回路43は、バッファ回路33に障害が発生し
た場合に、代替バッファとして割り付けられ、ノード1
から送出されたノード1への転送データが書き込まれ
る。
【0029】バッファ回路44は、ノード2からノード
2へデータを転送するために通常使用するバッファであ
り、振り分け回路40により検出されたデータの転送先
がノード2である場合に、選択回路42を介してノード
2からのデータが書き込まれ、この書き込まれたデータ
が選択回路49を介してノード2に転送される。また、
バッファ回路44は、バッファ回路34に障害が発生し
た場合に、代替バッファとして割り付けられ、ノード1
から送出されたノード2への転送データが書き込まれ
る。
【0030】割付回路45は、バッファ回路43を常時
監視し、障害検出した場合に、バッファ回路43での障
害発生を通知する代替バッファ割付信号を、振り分け回
路30,40、再送回路47、及び調停回路38へ出力
する。また、割付回路45は、障害検出時に、障害が発
生したバッファ回路43に対する代替バッファ割り付け
をバッファ回路33に行なうための指示を各回路に対し
て送出する。
【0031】割付回路46は、バッファ回路44を常時
監視し、障害検出した場合に、バッファ回路44での障
害発生を通知する代替バッファ割付信号を振り分け回路
30,40、再送回路47、及び調停回路48へ出力す
る。また、割付回路36は、障害検出時に、障害が発生
したバッファ回路44に対する代替バッファ割り付けを
バッファ回路34に行なうための指示を各回路に対して
送出する。
【0032】再送回路47は、バッファ回路43または
バッファ回路44の障害発生によりバッファ回路33ま
たはバッファ回路34に代替バッファ割り付けが行なわ
れる際に、代替先のバッファ回路33,34に対してノ
ード1からのデータが出力中であることが、振り分け回
路30、割付回路45,46からロストデータ情報とし
て通知された場合に、バッファ回路33またはバッファ
回路34にデータ出力することができなかったためにロ
ストした転送データを再送出する要求(データ再送出要
求)をノード2へ出力する。
【0033】調停回路48は、バッファ回路44及びバ
ッファ回路34からのデータ転送要求に対して、割付回
路36あるいは割付回路46からの代替バッファ割付信
号に応じて選択回路49を制御し、バッファ回路34と
バッファ回路44からのノード2へのデータ転送要求の
競合調停を行う。調停回路48は、例えばバッファ回路
34とバッファ回路44について予め設定されている優
先順位に従って競合調停を行なうものとする。
【0034】選択回路49は、調停回路48の制御によ
り、ノード2へのデータの転送元をバッファ回路34と
バッファ回路443から選択する。
【0035】次に、ノード間で送受信されるデータの転
送データ形式について説明する。図2には、転送データ
形式の一例を示している。
【0036】図2に示すように、データに付加されたヘ
ッダには、第一フィールドに転送データの有無を示すD
ata valid bit「V」(“1”ならばデー
タ有りを示す)、第二フィールドに「コマンド」、第三
フィールドにデータ転送先のノードを示す「転送先」、
第四フィールドにデータを識別するための「ID」、第
五フィールドに転送データのデータ量を示す「カウン
ト」、第六のフィールドにデータを書き込む先の「アド
レス」が設けられている。
【0037】次に、本実施形態における動作について、
フローチャートを参照しながら説明する。
【0038】まず、図3に示すフローチャートを参照し
ながら、通常のデータ転送動作(データバッファ書き込
み動作)について説明する。
【0039】振り分け回路30は、ノード1から転送さ
れてくるデータについて、第一フィールドのData
valid bit「V」と、第三フィールドの「転送
先」を常時監視している(ステップA1)。振り分け回
路30は、Data valid bitが“1”なら
ばデータ有り、“0”ならばデータ無しと判断する(ス
テップA2)。
【0040】ここで、Data valid bitが
“1”であり、転送データの「転送先」がノード1を示
す場合、振り分け回路30は、選択回路31に対して、
ノード1からのデータをバッファ回路33へ出力するよ
うに選択指示を送出する。同時に、振り分け回路30
は、バッファ回路33へ選択回路31から出力されたデ
ータを格納するように格納指示を送出する(ステップA
3,A4)。
【0041】一方、転送データの「転送先」がノード2
を示す場合、振り分け回路30は、選択回路32に対し
て、ノード1からの転送データをバッファ回路34へ出
力するように選択指示を送出する。同時に、振り分け回
路30は、バッファ回路34へ選択回路32から出力さ
れたデータを格納するように格納指示を送出する(ステ
ップA3,A5)。
【0042】以降、振り分け回路30は、ノード1から
出力される転送データについて、データ監視、データを
出力すべきバッファ回路の選択指示、転送データの格納
指示を繰り返す。通常の状態では、振り分け回路30
は、ノード1から出力される転送データの転送先に応じ
て、バッファ回路33,34の何れも常時使用してい
る。
【0043】振り分け回路40は、ノード2から転送さ
れてくるデータについて、第一フィールドのData
valid bit「V」と、第三フィールドの「転送
先」を常時監視している(ステップB1)。振り分け回
路40は、第一フィールドのData valid b
itが“1”ならばデータ有り、“0”ならばデータ無
しと判断する(ステップB2)。
【0044】ここで、Data valid bitが
“1”であり、転送データの「転送先」がノード1を示
す場合、振り分け回路40は、選択回路41に対して、
ノード2からのデータをバッフア回路43へ出力するよ
うに選択指示を送出する。同時に、振り分け回路40
は、バッファ回路43へ選択回路41から出力されたデ
ータを格納するように格納指示を送出する(ステップB
3,B4)。
【0045】一方、転送データの「転送先」がノード2
を示す場合、振り分け回路40は、選択回路42に対し
て、ノード2からの転送データをバッファ回路44へ出
力するように選択指示を送出する。同時に、振り分け回
路40は、バッファ回路44へ選択回路42から出力さ
れたデータを格納するように格納指示を送出する(ステ
ップB3,B5)。
【0046】以降、振り分け回路40は、ノード2から
出力される転送データについて、データ監視、データを
出力すべきバッファ回路の選択指示、転送データの格納
指示を繰り返す。通常の状態では、振り分け回路40
は、ノード2から出力される転送データの転送先に応じ
て、バッファ回路43,44の何れも常時使用してい
る。
【0047】次に、図4に示すフローチャートを参照し
ながら、通常のデータ転送動作(データバッファ読み出
し動作)について説明する。ここでは、ノード1にデー
タを転送する場合、すなわちバッファ回路33またはバ
ッファ回路43に書き込まれたデータを読み出す場合を
例にして説明する。
【0048】バッファ回路33は、バッファ内にデータ
が存在すれば、調停回路38へデータ転送要求を送出す
る(ステップC1)。
【0049】また、バッファ回路43は、バッファ内に
データが存在すれば、調停回路48へデータ転送要求を
送出する(ステップC2)。
【0050】ここで、ケース別に分けて動作を説明す
る。
【0051】(1)バッファ回路33のみからデータ転
送要求が有る場合。
【0052】調停回路38は、選択回路39に対して、
バッファ回路33から出力されるデータを選択するよう
に指示を送出する(ステップC4)。
【0053】選択回路39は、調停回路38からの指示
に応じて、バッファ回路33から出力されたデータの第
五フィールドの「カウント」を判別し、この「カウン
ト」に示された転送データカウント数分のデータをノー
ド1へ転送する(ステップC5)。
【0054】(2)バッファ回路43のみからデータ転
送要求が有る場合。
【0055】調停回路38は、選択回路39に対して、
バッファ回路43から出力されるデータを選択するよう
に指示を送出する(ステップC6)。
【0056】選択回路39は、調停回路38からの指示
に応じて、バッファ回路43から出力されたデータの第
五フィールドの「カウント」を判別し、この「カウン
ト」に示された転送データカウント数分のデータをノー
ド1へ転送する(ステップC7)。
【0057】(3)バッファ回路33,43の双方から
転送要求が有る場合。
【0058】ここでは、バッファ回路33とバッファ回
路43について、予めバッファ回路33の方が優先順位
が高いものと設定されているものとする。
【0059】調停回路38は、優先順位が高いバッファ
回路33のデータがノード1に転送されるように、選択
回路39に対してバッファ回路33から出力されるデー
タを選択するように指示を送出する(ステップC8)。
【0060】選択回路39は、調停回路38からの指示
に応じて、バッファ回路33から出力されたデータの第
五フィールドの「カウント」を判別し、この「カウン
ト」に示された転送データカウント数分のデータをノー
ド1へ転送する(ステップC9)。
【0061】バッファ回路33に書き込まれたデータの
ノード1へのデータ転送が完了すると、引き続き、調停
回路38は、選択回路39に対して、バッファ回路43
から出力されるデータを選択するように指示を送出する
(ステップC10)。
【0062】選択回路39は、調停回路38からの指示
に応じて、バッファ回路43から出力されたデータの第
五フィールドの「カウント」を判別し、この「カウン
ト」に示された転送データカウント数分のデータをノー
ド1へ転送する(ステップC11)。
【0063】次に、図5に示すフローチャートを参照し
ながら、障害発生時における代替バッファ割り付け動作
について説明する。ここでは、バッファ回路33に障害
が発生する場合を例にして説明する。
【0064】割り付け回路35は、バッファ回路33に
障害が発生しているか否かを常時監視している(ステッ
プD1)。
【0065】障害発生を検出した場合(ステップD
2)、割付回路35は、振り分け回路30,40,及び
調停回路38に対して代替バッファ割付信号を送出し
て、バッファ回路33に障害が発生したことを通知す
る。続けて、割付回路35は、バッファ回路33から最
後に出力されたデータの「コマンド」、「転送先」、
「ID」、「カウント」、「アドレス」を収集して、再
送回路37へバッファ回路33内部残データ情報として
送出する(ステップD3)。
【0066】割付回路35からの代替バッファ割付信号
を受信した振り分け回路30 は、選択回路31に対し
て動作中断指示を送出し、バッファ回路33へのデータ
出力を中断させる。同時に、振り分け回路30は、バッ
ファ回路33への書き込み指示出力を中断する(ステッ
プD4)。
【0067】選択回路31は、バッファ回路33へのデ
ータ出力を中断し、障害が発生したバッファ回路33へ
のデータ出力を中断する(ステップD5)。この状態
は、障害が発生したバッファ回路33が交換された後、
リセットされるまで保持される(ステップD6)。
【0068】また、代替バッファ割り付け信号を受信し
た調停回路38は、選択回路39へバッファ回路43か
らのデータを固定的に選択するように選択指示を送出す
る(ステップD13)。選択回路39は、調停回路38
からの選択指示に応じて、バッファ回路43を固定的に
選択して、バッファ回路43から送出されるデータがノ
ード1に出力されるようにする。すなわち、障害が発生
したバッファ回路33に替えて、バッファ回路43にノ
ード1からノード1への転送データバッファを代替させ
るように切り替える。この状態は、障害が発生したバッ
ファ回路33の交換が行われた後、リセットされるまで
保持される(ステップD16)。
【0069】一方、割り付け回路35は、ノード1から
ノード1への転送データを検出した場合、ノード1から
出力されたデータが、障害の発生したバッファ回路33
に替えてバッファ回路43へ出力されるように、振り分
け回路40に選択指示を送出し、選択回路41により選
択されるデータの送出元を切り替えさせる。ただし、こ
の時、選択回路41がすでにノード2から送出されるデ
ータをバッファ回路43へ出力中だった場合、割付回路
35は、ノード1の選択指示を送出せず、再送回路37
に対してロストデータ情報を送出する(ステップD
7)。
【0070】すなわち、割付回路35は、バッファ回路
43がノード2から出力されるデータの書き込みに使用
されているために、ノード1から出力されたデータの書
き込みが行えず、データがロストすることを再送回路3
7に通知する。
【0071】再送回路37は、割付回路35からのロス
トデータ情報を受信すると、ロストした転送データを再
送出する要求(データ再送要求)をノード1へ送信す
る。
【0072】また、割付回路35から振り分け回路40
に選択指示を送出した際に、選択回路41での競合がな
く(ノード2からのバッファ回路43へデータ出力中で
ない)、ノード1から出力されたデータにロストが無か
った場合、振り分け回路40は、割付回路35からの選
択指示に応じて、選択回路41をノード1から送出され
た転送データがバッファ回路43に出力するように切り
替える。同時に、振り分け回路40は、バッファ回路4
3に対して、選択回路41から出力されるデータ(ノー
ド1から送出された転送データ)の書き込み指示を出力
する(ステップD10)。
【0073】割付回路35は、障害が発生したバッファ
回路33の交換が行われた後、リセットされるまで、バ
ッファ回路33の代替バッファ割り付けをバッファ回路
43へ行い続ける(ステップD12)。
【0074】このようにして、バッファ回路33に障害
が発生した場合には、割付回路35によって検出され、
各部に代替バッファ割付信号が送出されることで、バッ
ファ回路33への転送データの供給が停止され、障害発
生による影響を最低限に抑えることができる。また、バ
ッファ回路33に障害が発生した場合であっても、ノー
ド2から送出される転送データをノード1に転送するた
めに通常使用しているバッファ回路43に代替バッファ
割り付けを行なうので、動作可能状態を継続してシステ
ム停止を回避することができる。また、代替バッファ割
り付けを、通常使用しているバッファ回路43を利用し
て行なう構成のために、障害発生時用の専用のバッファ
(メモリ)を別に設ける必要がないため、ノード間接続
装置の構成が簡易となり、コストの低減も図れる。ま
た、障害発生時あるいは代替バッファ割り付け後の書き
込み競合時にロストしたデータについては、再送回路3
7により転送データの送出元に対してデータ再送出要求
が行われて損失補填するため、データ転送の信頼性が保
証される。
【0075】なお、前述した説明では、バッファ回路3
3に障害が発生した場合についてのみ説明しているが、
バッファ回路34,43,44に障害が発生した場合に
おいても、それぞれに対応する通常使用しているバッフ
ァ回路に代替バッファ割り付けを行なうことによって、
障害回避することができる。すなわち、バッファ回路3
4に障害が発生した場合にはバッファ回路44が代替
し、バッファ回路43に障害が発生した場合にはバッフ
ァ回路33が代替し、バッファ回路44に障害が発生し
た場合にはバッファ回路34が代替するように各回路が
制御されて障害が回避される。
【0076】また、二つのノード1,2に対して、それ
ぞれ二つのバッファ回路(ノード1,2へのデータ転送
用)をデータ転送用に設けているが、ノード数(データ
転送先)よりも少ないバッファ回路を設けてデータ転送
を行なう構成とすることもできる。この場合、あるバッ
ファ回路に対して、異なる複数のノードからの転送デー
タの書き込みが競合した場合、前述したようにして優先
順位に従って調停を行なうことで実現できる。
【0077】次に、ノード間接続装置の詳細なシステム
構成について説明する。図6を左側に図7を右側に連結
した図、図1に示すノード間接続装置に対応する、ノー
ド(node)1とノード(node)2との間を接続
する2×2ネットワークスイッチの詳細なシステム構成
を示している。図6と図7に示す構成では、FIFO3
30、FIFO340、FIFO430、FIFO44
0の各バッファを通常使用してノード間のデータ転送を
行う。なお、ノード1とノード2の間で送受信されるデ
ータの転送データ形式は、図2に示すようになっている
ものとする。
【0078】FIFO330は、ノード1からノード1
へデータを転送するために通常使用するバッファであ
り、ANDゲート350からの書き込み許可を示す信号
に応じて、ノード1から送出されたデータがマルチプレ
クサ310を介して書き込まれ、先に書き込まれたデー
タから順にレジスタ331に読み出される。また、FI
FO330は、FIFO430に障害が発生した発生し
た場合に、代替バッファとして割り付けられ、ノード2
から送出されたノード1への転送データがマルチプレク
サ310を介して書き込まれる。FIFO330は、障
害が発生した場合には、err出力を“1”とする。
【0079】FIFO340は、ノード1からノード2
へデータを転送するために通常使用するバッファであ
り、ANDゲート360からの書き込み許可を示す信号
に応じて、ノード1から送出されたデータがマルチプレ
クサ320を介して書き込まれ、先に書き込まれたデー
タから順にレジスタ341に読み出される。また、FI
FO340は、FIFO440に障害が発生した発生し
た場合に、代替バッファとして割り付けられ、ノード1
から送出されたノード2への転送データがマルチプレク
サ320を介して書き込まれる。FIFO340は、障
害が発生した場合には、err出力を“1”とする。
【0080】FIFO430は、ノード2からノード1
へデータを転送するために通常使用するバッファであ
り、ANDゲート450からの書き込み許可を示す信号
に応じて、ノード2から送出されたデータがマルチプレ
クサ410を介して書き込まれ、先に書き込まれたデー
タから順にレジスタ431に読み出される。また、FI
FO430は、FIFO310に障害が発生した発生し
た場合に、代替バッファとして割り付けられ、ノード1
から送出されたノード1への転送データがマルチプレク
サ410を介して書き込まれる。FIFO430は、障
害が発生した場合には、err出力を“1”とする。
【0081】FIFO440は、ノード2からノード2
へデータを転送するために通常使用するバッファであ
り、ANDゲート460からの書き込み許可を示す信号
に応じて、ノード2から送出されたデータがマルチプレ
クサ420を介して書き込まれ、先に書き込まれたデー
タから順にレジスタ441に読み出される。また、FI
FO440は、FIFO320に障害が発生した発生し
た場合に、代替バッファとして割り付けられ、ノード1
から送出されたノード2への転送データがマルチプレク
サ420を介して書き込まれる。FIFO440は、障
害が発生した場合には、err出力を“1”とする。
【0082】マルチプレクサ310は、ANDゲート3
04の出力に応じて、FIFO330への書き込みデー
タとして、ノード1からノード1への転送データとノー
ド2からノード1への転送データの何れかを選択する。
マルチプレクサ310は、FIFO430のerr出力
が“0”であり(正常動作時)、ANDゲート304の
出力が“0”となる場合はノード1から出力されたノー
ド1への転送データを選択し、FIFO430のerr
出力が“1”であり(障害発生時)、ANDゲート40
2の出力が“1”(ノード2からノード1への転送デー
タが有り)、かつANDゲート302の出力が“0”
(ノード1からノード1への転送データが無し)の場合
に、ノード2から出力されたノード1への転送データを
選択する。FIFO430の障害発生時に、ノード1か
らノード1への転送データとノード2からノード1への
転送データが競合する場合、ANDゲート302の出力
が“1”(ノード1からノード1への転送データが有
り)となり、ANDゲート304の出力が“0”となる
ため、ノード1からの転送データが優先され、ノード2
からの転送データが捨てられる。
【0083】マルチプレクサ320は、ANDゲート3
05の出力に応じて、FIFO340への書き込みデー
タとして、ノード1からノード2への転送データとノー
ド2からノード2への転送データの何れかを選択する。
マルチプレクサ320は、FIFO440のerr出力
が“0”であり(正常動作時)、ANDゲート305の
出力が“0”となる場合はノード1から出力されたノー
ド2への転送データを選択し、FIFO440のerr
出力が“1”であり(障害発生時)、ANDゲート40
3の出力が“1”(ノード2からノード2への転送デー
タが有り)、かつANDゲート303の出力が“0”
(ノード1からノード2への転送データが無し)の場合
に、ノード2から出力されたノード2への転送データを
選択する。FIFO440の障害発生時に、ノード1か
らノード2への転送データとノード2からノード2への
転送データが競合する場合、ANDゲート303の出力
が“1”(ノード1からノード2への転送データが有
り)となり、ANDゲート305の出力が“0”となる
ため、ノード1からの転送データが優先され、ノード2
からの転送データが捨てられる。
【0084】マルチプレクサ410は、ANDゲート4
04の出力に応じて、FIFO430への書き込みデー
タとして、ノード2からノード1への転送データとノー
ド1からノード1への転送データの何れかを選択する。
マルチプレクサ410は、FIFO330のerr出力
が“0”であり(正常動作時)、ANDゲート404の
出力が“0”となる場合はノード2から出力されたノー
ド1への転送データを選択し、FIFO330のerr
出力が“1”であり(障害発生時)、ANDゲート30
2の出力が“1”(ノード1からノード1への転送デー
タが有り)、かつANDゲート402の出力が“0”
(ノード2からノード1への転送データが無し)の場合
に、ノード1から出力されたノード1への転送データを
選択する。FIFO310の障害発生時に、ノード2か
らノード1への転送データとノード1からノード1への
転送データが競合する場合、ANDゲート402の出力
が“1”(ノード2からノード1への転送データが有
り)となり、ANDゲート404の出力が“0”となる
ため、ノード2からの転送データが優先され、ノード1
からの転送データが捨てられる。
【0085】マルチプレクサ420は、ANDゲート4
05の出力に応じて、FIFO440への書き込みデー
タとして、ノード2からノード2への転送データとノー
ド1からノード2への転送データの何れかを選択する。
マルチプレクサ420は、FIFO340のerr出力
が“0”であり(正常動作時)、ANDゲート405の
出力が“0”となる場合はノード2から出力されたノー
ド2への転送データを選択し、FIFO340のerr
出力が“1”であり(障害発生時)、ANDゲート30
3の出力が“1”(ノード1からノード2への転送デー
タが有り)、かつANDゲート403の出力が“0”
(ノード2からノード2への転送データが無し)の場合
に、ノード2から出力されたノード2への転送データを
選択する。FIFO340の障害発生時に、ノード2か
らノード2への転送データとノード1からノード2への
転送データが競合する場合、ANDゲート403の出力
が“1”(ノード2からノード2への転送データが有
り)となり、ANDゲート405の出力が“0”となる
ため、ノード2からの転送データが優先され、ノード1
からの転送データが捨てられる。
【0086】コンペア回路300は、ノード1からノー
ド1への転送データが出力されたことを検出するもの
で、ノード1から出力された転送データに付加されたヘ
ッダの「転送先」がノード1を示すかを判別し、ノード
1への転送データであった場合に“1”を出力する。
【0087】コンペア回路301は、ノード1からノー
ド2への転送データが出力されたことを検出するもの
で、ノード1から出力された転送データに付加されたヘ
ッダの「転送先」がノード2を示すかを判別し、ノード
2への転送データであった場合に“1”を出力する。
【0088】コンペア回路400は、ノード2からノー
ド1への転送データが出力されたことを検出するもの
で、ノード2から出力された転送データに付加されたヘ
ッダの「転送先」がノード1を示すかを判別し、ノード
1への転送データであった場合に“1”を出力する。
【0089】コンペア回路401は、ノード2からノー
ド2への転送データが出力されたことを検出するもの
で、ノード2から出力された転送データに付加されたヘ
ッダの「転送先」がノード2を示すかを判別し、ノード
2への転送データであった場合に“1”を出力する。
【0090】ANDゲート302は、ノード1から出力
された転送データが有効(図2の第一フィールドのDa
ta valid bit=1)、かつコンペア回路3
00の出力が“1”(転送先がノード1を示す)であっ
た場合に“1”を出力する。
【0091】ANDゲート303は、ノード1から出力
された転送データが有効(図2の第一フィールドのDa
ta valid bit=1)、かつコンペア回路3
01の出力が“1”(転送先がノード2を示す)であっ
た場合に“1”を出力する。
【0092】ANDゲート402は、ノード2から出力
された転送データが有効(図2の第一フィールドのDa
ta valid bit=1)、かつコンペア回路4
00の出力が“1”(転送先がノード1を示す)であっ
た場合に“1”を出力する。
【0093】ANDゲート403は、ノード2から出力
された転送データが有効(図2の第一フィールドのDa
ta valid bit=1)、かつコンペア回路4
01の出力が“1”(転送先がノード2を示す)であっ
た場合に“1”を出力する。
【0094】ANDゲート304は、FIFO430の
err出力が“1”(FIFO430に障害発生を示
す)、かつANDゲート402の出力が“1”(ノード
2からノード1への転送データありを示す)、かつAN
Dゲート302の出力が“0”(ノード1からノード1
への転送データ無しを示す)が成立すると“1”を出力
する。
【0095】ANDゲート305は、FIFO440の
err出力が“1”、(FIFO440に障害発生を示
す)かつANDゲート403の出力が“1”(ノード2
からノード2への転送データありを示す)、かつAND
ゲート303の出力が“0”(ノード1からノード2へ
の転送データ無しを示す)が成立すると“1”を出力す
る。
【0096】ANDゲート404は、FIFO330の
err出力が“1”(FIFO330に障害発生を示
す)かつANDゲート302の出力が“1”(ノード1
からノード1への転送データありを示す)かつANDゲ
ート402の出力が“0”(ノード2からノード1への
転送データ無しを示す)が成立すると“1”を出力す
る。
【0097】ANDゲート405は、FIFO340の
err出力が“1”(FIFO340に障害発生を示
す)かつANDゲート303の出力が“1”(ノード1
からノード2への転送データありを示す)かつANDゲ
ート403の出力が“0”(ノード2からノード2への
転送データ無しを示す)が成立するど“1”を出力す
る。
【0098】ORゲート306は、ANDゲート302
の出力が“1”(ノード1からノード1への転送データ
ありを示す)、またはANDゲート304の出力が
“1”(FIFO430の障害発生時にノード2からノ
ード1への転送データありを示す)の場合に“1”を出
力する。
【0099】ORゲート307は、ANDゲート303
の出力が“1”(ノード1からノード2への転送データ
ありを示す)、またはANDゲート305の出力が
“1”(FIFO440の障害発生時にノード2からノ
ード2への転送データありを示す)の場合に“1”を出
力する。
【0100】ORゲート406は、ANDゲート402
の出力が“1”(ノード2からノード1への転送データ
ありを示す)、またはANDゲート404の出力が
“1”(FIFO330の障害発生時にノード1からノ
ード1への転送データありを示す)の場合に“1”を出
力する。
【0101】ORゲート407は、ANDゲート403
の出力が“1”(ノード2からノード2への転送データ
ありを示す)、またはANDゲート405の出力が
“1”(FIFO340の障害発生時にノード1からノ
ード2への転送データありを示す)の場合に“1”を出
力する。
【0102】ANDゲート350は、ORゲート306
の出力が“1”の時(ノード1への転送データが出力さ
れていることを示す)、FIFO330のwe(ライト
イネーブル)端子にデータ書き込みを許可する“1”を
出力する。ただし、FIFO330に障害が発生し、e
rr出力が“1”の時は、ORゲート306の出力値に
関わらず、FIFO330へのデータ書き込みを禁止す
る“0”を出力する。
【0103】ANDゲート360は、ORゲート307
の出力が“1”の時(ノード2への転送データが出力さ
れていることを示す)、FIFO340のwe(ライト
イネーブル)端子にデータ書き込みを許可する“1”を
出力する。ただし、FIFO340に障害が発生し、e
rr出力が“1”の時は、ORゲート307の出力値に
関わらず、FIFO340へのデータ書き込みを禁止す
る“0”を出力する。
【0104】ANDゲート450は、ORゲート406
の出力が“1”の時(ノード1への転送データが出力さ
れていることを示す)、FIFO430のwe(ライト
イネーブル)端子にデータ書き込みを許可する“1”を
出力する。ただし、FIFO430に障害が発生し、e
rr出力が“1”の時は、ORゲート406の出力値に
関わらず、FIFO430へのデータ書き込みを禁止す
る“0”を出力する。
【0105】ANDゲート460は、ORゲート407
の出力が“1”の時(ノード2への転送データが出力さ
れていることを示す)、FIFO440のwe(ライト
イネーブル)端子にデータ書き込みを許可する“1”を
出力する。ただし、FIFO440に障害が発生し、e
rr出力が“1”の時は、ORゲート407の出力値に
関わらず、FIFO440へのデータ書き込みを禁止す
る“0”を出力する。
【0106】ANDゲート308は、ANDゲート30
2の出力が“1”(ノード1からノード1への転送デー
タありを示す)、かつANDゲート402の出力が
“1”(ノード2からノード1への転送データありを示
す)の場合に、ANDゲート354への出力が“1”と
なる。
【0107】ANDゲート309は、ANDゲート30
3の出力が“1”(ノード1からノード2への転送デー
タありを示す)、かつANDゲート403の出力が
“1”(ノード2からノード2への転送データありを示
す)の場合に、ANDゲート364への出力が“1”と
なる。
【0108】ANDゲート408は、ANDゲート30
2の出力が“1”(ノード1からノード1への転送デー
タありを示す)、かつANDゲート402の出力が
“1”(ノード2からノード1への転送データありを示
す)の場合に、ANDゲート454への出力が“1”と
なる。
【0109】ANDゲート409は、ANDゲート30
3の出力が“1”(ノード1からノード2への転送デー
タありを示す)、かつANDゲート403の出力が
“1”(ノード2からノード2への転送データありを示
す)の場合に、ANDゲート464への出力が“1”と
なる。
【0110】レジスタ331は、FIFO330の出力
データを保持し、転送データの第一フィールド(Dat
a valid bit「V」(図2参照))に該当す
るbit0をデータ転送要求としてANDゲート380
へ出力する。
【0111】レジスタ341は、FIFO340の出力
データを保持し、転送データの第一フィールド(Dat
a valid bit「V」)に該当するbit0を
データ転送要求としてANDゲート481へ出力する。
【0112】レジスタ431は、FIFO430の出力
データを保持し、転送データの第一フィールド(Dat
a valid bit「V」)に該当するbit0を
データ転送要求としてANDゲート381へ出力する。
【0113】レジスタ441は、FIFO440の出力
データを保持し、転送データの第一フィールド(Dat
a valid bit「V」)に該当するbit0を
データ転送要求としてANDゲート480へ出力する。
【0114】レジスタ351は、レジスタ331が保持
する出力データのうち、転送データの第二フィールド
(「コマンド」(図2参照))に該当するbitを、
「再送要求」のコマンドの内容に変換してマルチプレク
サ352ヘ出力する。
【0115】レジスタ361は、レジスタ341が保持
する出力データのうち、転送データの第二フィールド
(「コマンド」(図2参照))に該当するbitを、
「再送要求」のコマンドの内容に変換してマルチプレク
サ362ヘ出力する。
【0116】レジスタ451は、レジスタ431が保持
する出力データのうち、転送データの第二フィールド
(「コマンド」(図2参照))に該当するbitを、
「再送要求」のコマンドの内容に変換してマルチプレク
サ452へ出力する。
【0117】レジスタ461は、レジスタ441が保持
する出力データの打ち、転送データの第二フィールド
(「コマンド」(図2参照))に該当するbitを、
「再送要求」のコマンドの内容に変換してマルチプレク
サ462ヘ出力する。
【0118】マルチプレクサ352は、レジスタ331
とレジスタ351とノード2からの転送データの何れか
を選択し、マルチプレクサ390へ出力する。マルチプ
レクサ352は、ANDゲート464の出力が“1”な
らばノード2からの転送データを選択し、ANDゲート
464が“0”かつFIFO330のerr出力が
“0”ならばレジスタ331を選択し、FIFO330
のerr出力が“1”ならばレジスタ351を選択す
る。
【0119】マルチプレクサ362は、レジスタ341
とレジスタ361とノード2からの転送データの何れか
を選択し、マルチプレクサ490へ出力する。マルチプ
レクサ362は、ANDゲート364の出力が“1”な
らばノード2からの転送データを選択し、ANDゲート
364が“0”かつFIFO340のerr出力が
“0”ならばレジスタ341を選択し、FIFO340
のerr出力が“1”ならばレジスタ361を選択す
る。
【0120】マルチプレクサ452は、レジスタ431
とレジスタ451とノード1からの転送データの何れか
を選択し、マルチプレクサ390へ出力する。マルチプ
レクサ452は、ANDゲート454の出力が“1”な
らばノード1からの転送データを選択し、ANDゲート
454が“0”かつFIFO430のerr出力が
“0”ならばレジスタ431を選択し、FIFO430
のerr出力が“1”ならばレジスタ451を選択す
る。
【0121】マルチプレクサ462は、レジスタ441
とレジスタ461とノード1からの転送データの何れか
を選択し、マルチプレクサ490へ出力する。マルチプ
レクサ462は、ANDゲート354の出力が“1”な
らばノード1からの転送データを選択し、ANDゲート
354が“0”かつFIFO430のerr出力が
“0”ならばレジスタ441を選択し、FIFO430
のerr出力が“1”ならばレジスタ461を選択す
る。
【0122】フリップフロップ353は、FIFO33
0のerr出力を保持して、ANDゲート380へ出力
する。
【0123】フリップフロップ363は、FIFO34
0のerr出力を保持して、ANDゲート481へ出力
する。
【0124】フリップフロップ453は、FIFO43
0のerr出力を保持して、ANDゲート381へ出力
する。
【0125】フリップフロップ463は、FIFO44
0のerr出力を保持して、ANDゲート480へ出力
する。
【0126】ANDゲート354は、ANDゲート30
8の出力が“1”(ノード1への転送データありを示
す)、かつANDゲート350の出力が“1”(ノード
1への転送データが出力されており、FIFO330が
正常であることを示す)ならば“1”を出力する。
【0127】ANDゲート364は、ANDゲート30
9の出力が“1”(ノード2への転送データありを示
す)、かつANDゲート360の出力が“1”(ノード
2への転送データが出力されており、FIFO340が
正常であることを示す)ならば“1”を出力する。
【0128】ANDゲート454は、ANDゲート40
8の出力が“1”(ノード1への転送データありを示
す)、かつANDゲート450の出力が“1”(ノード
1への転送データが出力されており、FIFO430が
正常であることを示す)ならば“1”を出力する。
【0129】ANDゲート464は、ANDゲート40
9の出力が“1(ノード2への転送データありを示
す)”、かつANDゲート460の出力が“1”(ノー
ド2への転送データが出力されており、FIFO440
が正常であることを示す)ならば“1”を出力する。
【0130】ANDゲート380は、レジスタ331が
保持する出力データのうち、bit0(転送データの第
一フィールド(図2参照))が“1”、かつフリップフ
ロップ353の出力が“0”(FIFO330が正常で
あることを示す)が成立すると“1”を出力する。
【0131】ANDゲート381は、レジスタ331が
保持する出力データのうち、bit0が“0”、かつレ
ジスタ431のbit0が“1”、かつフリップフロッ
プ453の出力が“0”(FIFO430が正常である
ことを示す)が成立すると“1”を出力する。
【0132】ORゲート382は、ANDゲート380
の出力が“1”、またはANDゲート454の出力が
“1”ならば、マルチプレクサ390に対して“1”を
出力する。
【0133】ORゲート383は、ANDゲート381
の出力が“1”、またはANDゲート464の出力が
“1”ならば、マルチプレクサ390に対して“1”を
出力する。
【0134】ANDゲート480は、レジスタ441が
保持する出力データのうち、bit0が“1”、かつフ
リップフロップ463の出力が“0”(FIFO440
が正常であることを示す)が成立すると“1”を出力す
る。
【0135】ANDゲート481は、レジスタ441が
保持する出力データのうち、bit0が“0”、かつレ
ジスタ341のbit0が“1”、かつフリップフロッ
プ363の出力が“0”(FIFO340が正常である
ことを示す)が成立すると“1”を出力する。
【0136】ORゲート482は、ANDゲート480
の出力が“1”、またはANDゲート364の出力が
“1”ならば、マルチプレクサ490に対して“1”を
出力する。
【0137】ORゲート483は、ANDゲート481
の出力が“1”、またはANDゲート354の出力が
“1”ならば、マルチプレクサ490に対して“1”を
出力する。
【0138】マルチプレクサ390は、マルチプレクサ
352とマルチプレクサ452の何れかの出力データを
選択し、ノード1へ転送する。マルチプレクサ390
は、ORゲート382の出力が“1”ならば、マルチプ
レクサ352の出力データを選択し、ORゲート383
の出力が“1”ならば、マルチプレクサ452の出力デ
ータを選択する。その他の組み合わせであった場合、マ
ルチプレクサ390は、データを出力しない。
【0139】マルチプレクサ490は、マルチプレクサ
362とマルチプレクサ462の何れかの出力データを
選択し、ノード2へ転送する。ORゲート482の出力
が“1”ならば、マルチプレクサ462の出力データを
選択し、ORゲート483の出力が“1”ならば、マル
チプレクサ362の出力データを選択する。その他の組
み合わせであった場合、マルチプレクサ490は、デー
タを出力しない。
【0140】次に、図6と図7に示すノード間接続装置
(2×2ネットワークスイッチ)の動作について説明す
る。ここでは、ノード1からノード1へデータを転送す
る場合の動作を例にして説明する。はじめに、障害が発
生していない状態でのデータ転送について説明する。
【0141】ノード1から出力された転送データの「転
送先」がノード1であって、Data valid b
it「V」が有効を示す場合、コンペア回路300の出
力が“1”となり、ANDゲート302の出力が“1”
となる。
【0142】マルチプレクサ310は、ANDゲート3
04の出力が“0”であるため(FIF043のerr
出力が“0”のため)、ノード1からの転送データを選
択する。
【0143】また、ANDゲート302の出力が“1”
なので、ORゲート306の出力は“1”となる。
【0144】FIF033のerr出力が“0”、かつ
ORゲート306の出力が“1”が成立するため、AN
Dゲート350の出力は“1”となる。よって、FIF
O330のwe(ライトイネーブル)端子に“1”が入
力され、マルチプレクサ310の出力データがFIFO
330に書き込まれる。
【0145】FIFO330に書き込まれたデータは、
先に書き込まれた順にレジスタ331に出力データとし
て保持される。
【0146】レジスタ331に保持された出力データ
は、bit0(Data validbit「V」 図
2参照)が、ANDゲート380にデータ転送要求とし
て出力される。
【0147】この時、同様にして、レジスタ431から
もデータ転送要求が同時に出力された場合(ノード2か
らノード1への転送データがある場合)、ゲート38
0,ゲート381により競合調停される。ここでは、レ
ジスタ331とレジスタ431の両方の転送要求が競合
すると、レジスタ331が優先され、レジスタ431が
待たされるように調停が行われる。
【0148】すなわち、レジスタ331のbit0の出
力とレジスタ431のbit0の出力が同時に“1”に
なった場合、ANDゲート380のみが“1”となり、
マルチプレクサ390は、マルチプレクサ352の出力
データを先に選択する。レジスタ331のbit0の出
力が“0”になるとANDゲート381の出力が“1”
となり、マルチプレクサ390は、マルチプレクサ45
2の出力データを選択する。
【0149】マルチプレクサ352は、ANDゲート4
64が“0”、かつFIFO330のerr出力が
“0”であるため、レジスタ331を選択し、マルチプ
レクサ390へデータを出力する。
【0150】マルチプレクサ390は、ノード1へデー
タを転送する。
【0151】なお、ノード1からノード2、ノード2か
らノード1、ノード2からノード2にデータを転送する
場合も、それぞれ前述と同様にして、データ転送要求が
競合した時には調停を行なってデータを転送する。
【0152】次に、FIFO330に障害が発生して、
代替バッファとしてFIFO430を割り付ける動作を
説明する。
【0153】FIFO330に障害が発生するとerr
出力が“1”になる。
【0154】ANDゲート350は、FIFO330の
err出力が“1”になったことにより出力を“0”と
し、FIFO330の書き込み動作を抑止する。
【0155】一方、レジスタ351は、レジスタ331
の最後に出力した正常なデータを保持していて、第二フ
ィードの「コマンド」(図2参照)の部分を、再送要求
を示す内容に変換してマルチプレクサ352へ出力す
る。
【0156】マルチプレクサ352は、FIFO330
のerr出力が“1”となったことによりレジスタ35
1を選択し、ノード1に対して再送要求を指示するデー
タをマルチプレクサ390へ出力する。
【0157】マルチプレクサ390は、マルチプレクサ
352の出力データ(レジスタ351のデータ)を選択
し、ノード1へ転送する。
【0158】フリップフロップ353は、FIFO33
0のerr出力が“1”になるとその状態を保持し、A
NDゲート380に“1”を出力する。
【0159】ANDゲート380は、フリップフロップ
353の出力が“0”になったことにより、出力が
“0”になる。つまり、データ再送要求をノード1に対
して送出した後、FIFO330が装置から切り離され
たことになる。
【0160】また、FIFO330のerr出力が
“1”になったことにより、ANDゲート404が有効
になる。(まだ、“1”になるわけではない)。
【0161】ここで、ノード1からノード1への転送デ
ータが出力されると、ANDゲート302の出力が
“1”となり、ANDゲート404の出力が“1”とな
る。
【0162】マルチプレクサ410は、ANDゲート4
04の出力が“1”となったことにより、ノード1から
の転送データを選択し、FIFO430へ出力する。続
けて、ORゲート406、ANDゲート450の出力が
“1”となり、FIFO430のwe(ライトイネーブ
ル)端子にデータ書き込み許可が通知される。FIFO
430は、マルチプレクサ410を介してノード1から
出力されたノード1への転送データが書き込まれる。
【0163】FIFO430に書き込まれたデータは、
レジスタ431に出力され、bit0(Data va
lid bit「V」が“1”を示す)がANDゲート
381へ出力される。これにより、フリップフロップ4
53の出力は“0”、レジスタ331のbit0が
“0”(無効)であるから、ANDゲート381の出力
が“1”となり、ORゲート383の出力が“1”とな
る。従って、マルチプレクサ390は、マルチプレクサ
452の出力データをノード1へ転送する。
【0164】ここで、ノード1から出力されたノード1
への転送データと、ノード2から出力されたノード1へ
の転送データがマルチプレクサ410上で競合した場
合、ANDゲート402の出力が“1”となり、AND
ゲート404の出力が“0”となるため、ノード2から
出力されたノード1への転送データが優先してFIFO
430へ書き込まれ、ノード1から出力されたノード1
への転送データが捨てられる。
【0165】この時、ANDゲート408の出力が
“1”、かつANDゲート450出力が“1”となるの
で、ANDゲート454の出力が“1”となる。AND
ゲート454の出力が“1”になると、マルチプレクサ
452は、ノード1からの転送データを選択し、マルチ
プレクサ390へ出力する。また、ORゲート382の
出力が“1”となるため、マルチプレクサ390は、マ
ルチプレクサ452の出力のデータをノード1へ転送す
る。
【0166】このようにして、FIFO330に障害が
発生した場合には、ノード2からの出力データをノード
1へ転送するために通常使用しているFIFO430を
代替バッファとして割り付けることによって、動作可能
状態を継続させ、システム停止を回避することができ
る。
【0167】なお、前述した説明では、FIFO330
に障害が発生した場合についてのみ説明しているが、F
IFO340,430,440に障害が発生した場合に
おいても、それぞれに対応する通常使用しているFIF
Oに代替バッファ割り付けを行なうことによって、障害
回避することができる。すなわち、FIFO340に障
害が発生した場合にはFIFO440が代替し、FIF
O430に障害が発生した場合にはFIFO330が代
替し、FIFO440に障害が発生した場合にはFIF
O340が代替するように各回路が制御されて障害が回
避される。
【0168】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。
【0169】図8は、本発明の他の実施の形態に係わる
ノード間接続装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。図8に示す例は、図1と同様に、ノード1とノード
2との間を接続する2×2ネットワークスイッチの構成
を示している。
【0170】図1に示す2×2ネットワークスイッチ
は、バッファ回路33,34,43,44に書き込むデ
ータの転送元を、選択回路31,32,41,42によ
ってノード1とノード2の何れか一方を選択する構成で
あるのに対し、図8に示す他の実施の形態の2×2ネッ
トワークスイッチは、各バッファ回路に書き込むデータ
の転送元が決められており、バッファ回路に書き込まれ
たデータの転送先を、選択回路によってノード1とノー
ド2の何れか一方を選択する構成となっている。バッフ
ァ回路に障害が発生した場合には、書き込むデータの転
送元が共通なバッファ回路間で代替バッファ割り付けを
行なう。
【0171】図1に示すように、本実施形態におけるノ
ード間接続装置(2×2ネットワークスイッチ)は、ノ
ード1側には、振り分け回路130、選択回路131,
132、バッファ回路133,134、割付回路13
5,136、再送回路137、調停回路138、及び選
択回路139が設けられ、ノード2側には振り分け回路
140、選択回路141,142、バッファ回路14
3,144、割付回路145,146、再送回路14
7、調停回路148、及び選択回路149が設けられて
いる。
【0172】振り分け回路130は、ノード1から送出
されたデータの転送先(ノード1またはノード2)を転
送データ中の転送先データをもとにして検出して、デー
タの書き込み先をバッファ回路133,134の何れか
に振り分ける。また、振り分け回路130は、バッファ
回路133,134の障害発生時に、それぞれに対応す
る割付回路135,136からの指示に応じて、相互に
代替バッファを割り付けてノード1から送出されたデー
タを振り分ける。
【0173】選択回路131は、ノード1へ転送するデ
ータが書き込まれたバッファ回路を、割付回路135か
らのバッファ回路133の障害発生の通知に応じて、バ
ッファ回路133,134の何れか一方を選択するもの
で、バッファ回路133の正常動作時には、バッファ回
路133を選択し、障害発生時にはバッファ回路134
を選択する。
【0174】選択回路132は、ノード2へ転送するデ
ータが書き込まれたバッファ回路を、割付回路136か
らのバッファ回路134の障害発生の通知に応じて、バ
ッファ回路133,134の何れか一方を選択するもの
で、バッファ回路134の正常動作時には、バッファ回
路134を選択し、障害発生時にはバッファ回路133
を選択する。
【0175】バッファ回路133は、ノード1からノー
ド1へデータを転送するために通常使用するバッファで
あり、振り分け回路130により検出されたデータの転
送先がノード1である場合に、ノード1からのデータが
書き込まれ、この書き込まれたデータが選択回路13
1、選択回路139を介してノード1に転送される。ま
た、バッファ回路133は、バッファ回路134に障害
が発生した場合に、代替バッファとして割り付けられ、
ノード1から送出されたノード2への転送データが書き
込まれる。
【0176】バッファ回路134は、ノード1からノー
ド2へデータを転送するために通常使用するバッファで
あり、振り分け回路130により検出されたデータの転
送先がノード2である場合に、ノード1からのデータが
書き込まれ、この書き込まれたデータが選択回路13
2、選択回路149を介してノード2に転送される。ま
た、バッファ回路134は、バッファ回路133に障害
が発生した場合に、代替バッファとして割り付けられ、
ノード1から送出されたノード1への転送データが書き
込まれる。
【0177】割付回路135は、バッファ回路133を
常時監視し、障害検出した場合に、バッファ回路133
での障害発生を通知する代替バッファ割付信号を、振り
分け回路130、選択回路131、再送回路137、及
び調停回路138へ出力する。
【0178】割付回路136は、バッファ回路134を
常時監視し、障害検出した場合に、バッファ回路134
での障害発生を通知する代替バッファ割付信号を、振り
分け回路130、選択回路132、再送回路137、及
び調停回路148へ出力する。
【0179】再送回路137は、バッファ回路133ま
たはバッファ回路134の障害発生により代替バッファ
割り付けが行なわれる際に、障害発生によりロストロス
トした転送データを再送出する要求(データ再送出要
求)をノード1へ出力する。
【0180】調停回路138は、バッファ回路133及
びバッファ回路134からのデータ転送要求に対して、
割付回路135あるいは割付回路145からの代替バッ
ファ割付信号に応じて選択回路139を制御し、選択回
路31または選択回路41を介した各バッファ回路から
のノード1へのデータ転送要求の競合調停を行う。調停
回路138は、例えば選択回路131と選択回路141
について予め設定されている優先順位に従って競合調停
を行なうものとする。
【0181】選択回路139は、調停回路138の制御
により、ノード1へのデータの転送元を選択回路131
の出力(バッファ回路133またはバッファ回路13
4)と選択回路141の出力(バッファ回路143また
はバッファ回路144)から選択する。
【0182】振り分け回路140は、ノード2から送出
されたデータの転送先(ノード1またはノード2)を転
送データ中の転送先データをもとにして検出して、デー
タの書き込み先をバッファ回路143,144の何れか
に振り分ける。また、振り分け回路140は、バッファ
回路143,144の障害発生時に、それぞれに対応す
る割付回路145,146からの指示に応じて、相互に
代替バッファを割り付けてノード2から送出されたデー
タを振り分ける。
【0183】選択回路141は、ノード1へ転送するデ
ータが書き込まれたバッファ回路を、割付回路145か
らのバッファ回路143の障害発生の通知に応じて、バ
ッファ回路143,144の何れか一方を選択するもの
で、バッファ回路143の正常動作時には、バッファ回
路143を選択し、障害発生時にはバッファ回路144
を選択する。
【0184】選択回路142は、ノード2へ転送するデ
ータが書き込まれたバッファ回路を、割付回路146か
らのバッファ回路144の障害発生の通知に応じて、バ
ッファ回路143,144の何れか一方を選択するもの
で、バッファ回路144の正常動作時には、バッファ回
路144を選択し、障害発生時にはバッファ回路143
を選択する。
【0185】バッファ回路143は、ノード2からノー
ド1へデータを転送するために通常使用するバッファで
あり、振り分け回路140により検出されたデータの転
送先がノード1である場合に、ノード2からのデータが
書き込まれ、この書き込まれたデータが選択回路14
1、選択回路139を介してノード1に転送される。ま
た、バッファ回路143は、バッファ回路144に障害
が発生した場合に、代替バッファとして割り付けられ、
ノード2から送出されたノード2への転送データが書き
込まれる。
【0186】バッファ回路144は、ノード2からノー
ド2へデータを転送するために通常使用するバッファで
あり、振り分け回路140により検出されたデータの転
送先がノード2である場合に、ノード2からのデータが
書き込まれ、この書き込まれたデータが選択回路14
2、選択回路149を介してノード2に転送される。ま
た、バッファ回路144は、バッファ回路143に障害
が発生した場合に、代替バッファとして割り付けられ、
ノード2から送出されたノード1への転送データが書き
込まれる。
【0187】割付回路145は、バッファ回路143を
常時監視し、障害検出した場合に、バッファ回路143
での障害発生を通知する代替バッファ割付信号を、振り
分け回路140、選択回路141、再送回路147、及
び調停回路148へ出力する。
【0188】割付回路146は、バッファ回路144を
常時監視し、障害検出した場合に、バッファ回路144
での障害発生を通知する代替バッファ割付信号を、振り
分け回路140、選択回路142、再送回路147、及
び調停回路148へ出力する。
【0189】再送回路147は、バッファ回路134ま
たはバッファ回路144の障害発生により代替バッファ
割り付けが行なわれる際に、障害発生によりロストロス
トした転送データを再送出する要求(データ再送出要
求)をノード2へ出力する。
【0190】調停回路148は、バッファ回路143及
びバッファ回路144からのデータ転送要求に対して、
割付回路136あるいは割付回路146からの代替バッ
ファ割付信号に応じて選択回路149を制御し、選択回
路42または選択回路132を介した各バッファ回路か
らのノード2へのデータ転送要求の競合調停を行う。調
停回路148は、例えば選択回路142と選択回路13
2について予め設定されている優先順位に従って競合調
停を行なうものとする。
【0191】選択回路149は、調停回路148の制御
により、ノード2へのデータの転送元を選択回路142
の出力(バッファ回路143またはバッファ回路14
4)と選択回路32の出力(バッファ回路133または
バッファ回路134)から選択する。
【0192】図8に示す構成では、バッファ回路13
3,134に対しては、ノード1から出力されたデータ
のみが書き込まれるために、一方のバッファ回路に障害
が発生して、他方のバッファ回路に代替バッファ割り付
けが行われても、データ書き込みの際の競合が発生しな
いので、競合制御のための構成が不要となり振り分け回
路30の構成を簡単化することができる。
【0193】図8に示す2×2ネットワークスイッチの
動作は、図1に示す2×2ネットワークスイッチの動作
とほぼ同じなので説明を省略するが、以下にバッファ回
路の障害発生時の動作についてのみ説明する。
【0194】例えば、バッファ回路133に障害が発生
した場合について説明する。
【0195】割付回路135は、バッファ回路133に
障害が発生したことを検出すると、振り分け回路13
0、選択回路131、再送回路137、及び調停回路1
38へ、バッファ回路133での障害発生を通知する代
替バッファ割り付け信号を出力する。続けて、割付回路
135は、バッファ回路33から最後に出力されたデー
タの「コマンド」、「転送先」、「ID」、「カウン
ト」、「アドレス」を収集して、再送回路137へバッ
ファ回路133内部残データ情報として送出する。
【0196】再送回路137は、割付回路135からの
ロストデータ情報を受信すると、ロストした転送データ
を再送出する要求(データ再送要求)をノード1へ送信
する。
【0197】割付回路135からの代替バッファ割付信
号を受信した振り分け回路130は、バッファ回路33
への書き込み指示出力を中断する。この状態は、障害が
発生したバッファ回路133が交換された後、リセット
されるまで保持される。
【0198】また、割付回路135は、ノード1からノ
ード1への転送データが出力された場合も、障害の発生
したバッファ回路133に替えてバッファ回路143へ
出力されるように、振り分け回路130に選択指示を送
出する。すなわち、障害が発生したバッファ回路133
の代替バッファをバッファ回路134に割り付ける。
【0199】ノード1からノード2への転送データが出
力された場合、選択回路132は、バッファ回路134
に書き込まれたデータを読み出して選択回路149に出
力する。一方、ノード1からノード1への転送データが
出力された場合、選択回路131は、バッファ回路13
4に書き込まれたデータを読み出して選択回路139に
出力する。この時、選択回路132は、選択回路149
に対してデータを出力しない。
【0200】このようにして、バッファ回路133に障
害が発生した場合には、割付回路135によって検出さ
れ、各部に代替バッファ割付信号が送出されることで、
バッファ回路33への転送データの供給が停止され、障
害発生による影響を最低限に抑えることができる。ま
た、バッファ回路133に障害が発生した場合であって
も、ノード1から送出されるノード1への転送データを
通常使用しているバッファ回路134に代替バッファ割
り付けを行なうので、動作可能状態を継続してシステム
停止を回避することができる。また、代替バッファ割り
付けを、通常使用しているバッファ回路134を利用し
て行なう構成のために、障害発生時用の専用のバッファ
(メモリ)を別に設ける必要がないため、ノード間接続
装置の構成が簡易となり、コストの低減も図れる。ま
た、障害発生時あるいは代替バッファ割り付け後の書き
込み競合時にロストしたデータについては、再送回路1
37により転送データの送出元に対してデータ再送出要
求が行われて損失補填するため、データ転送の信頼性が
保証される。
【0201】なお、前述した説明では、バッファ回路1
33に障害が発生した場合についてのみ説明している
が、バッファ回路134,143,144に障害が発生
した場合においても、それぞれに対応する通常使用して
いるバッファ回路に代替バッファ割り付けを行なうこと
によって、障害回避することができる。すなわち、バッ
ファ回路134に障害が発生した場合にはバッファ回路
133が代替し、バッファ回路143に障害が発生した
場合にはバッファ回路144が代替し、バッファ回路1
44に障害が発生した場合にはバッファ回路143が代
替するように各回路が制御されて障害が回避される。
【0202】なお、前述した説明では、ノード(nod
e)1とノード(node)2との間を接続する2×2
ネットワークスイッチを例にして説明しているが、3つ
以上のノード間を接続するネットワークスイッチとして
構成することもできる。
【0203】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、バ
ッファ回路に障害が発生した場合には、通常使用してい
る他のバッファ回路に代替バッファ割り付けを行なうの
で、動作可能状態を継続してシステム停止を回避するこ
とができる。また、代替バッファ割り付けを、通常使用
しているバッファ回路を利用して行なう構成のために、
障害発生時用の専用のバッファ(メモリ)を別に設ける
必要がないため、ノード間接続装置の構成が簡易とな
り、コストの低減も図れる。また、障害発生時あるいは
代替バッファ割り付け後の書き込み競合時にロストした
データについては、再送回路により転送データの送出元
に対してデータ再送出要求が行われて損失補填するた
め、データ転送の信頼性が保証される。
【0204】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係わるノード間接続装置
のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】ノード間で送受信されるデータの転送データ形
式の一例を示す図である。
【図3】通常のデータ転送動作(データバッファ書き込
み動作)について説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】通常のデータ転送動作(データバッファ読み出
し動作)について説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】障害発生時における代替バッファ割り付け動作
について説明するためのフローチャートである。
【図6】図7と組み合わされて、図1に示すノード間接
続装置に対応する、ノード1とノード2との間を接続す
る2×2ネットワークスイッチの詳細なシステム構成を
示す図であり、図7の左側に配置される図である。
【図7】図6と組み合わされて、図1に示すノード間接
続装置に対応する、ノード1とノード2との間を接続す
る2×2ネットワークスイッチの詳細なシステム構成を
示す図であり、図6の右側に配置される図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係わるノード間接続
装置のシステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 ネットワークスイッチ 30,40 振り分け回路 31,32,39,41,42,49 選択回路 33,34,43,44 バッファ回路 35,36,45,46 割付回路 37,47 再送回路 38,48 調停回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノード間のデータ転送をバッファを介して
    行なうノード間接続装置において、 ノードから出力された転送データが書き込まれ、通常使
    用される複数のバッファと、 前記バッファの何れかに障害が発生した場合に、障害が
    発生したバッファの代替バッファに前記複数のバッファ
    の中の何れかを割り付ける割付手段と、 前記割り付け手段によって割り付けられたバッファを、
    障害が発生したバッファに書き込まれるべきデータの書
    き込み先として選択する選択手段とを具備したことを特
    徴とするノード間接続装置。
  2. 【請求項2】前記割付手段によって代替バッファを割り
    付ける時にバッファの障害発生により消失したデータの
    再送出を、データ送出元のノードに要求する再送手段を
    具備したことを特徴とする請求項1記載のノード間接続
    装置。
  3. 【請求項3】前記割付手段によって代替バッファとして
    割り付けられたバッファに対して、複数のノードからの
    データ書き込みが競合することによって消失したデータ
    の再送出を、データ送出元のノードに要求する再送手段
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のノード間接
    続装置。
  4. 【請求項4】ノード間のデータ転送をバッファを介して
    行なうノード間接続装置において、 それぞれが特定のノード間のデータ転送に通常使用され
    る、ノードから出力された転送データが書き込まれるバ
    ッファであって、それぞれが他のバッファに障害が発生
    した場合には代替バッファとして割り付けられる複数の
    バッファと、 前記バッファの障害発生を監視し、障害発生を検出した
    時に、他のバッファへの代替バッファ割り付けを指示す
    る割り付け回路と、 特定のノードから出力された転送データの転送先及び障
    害発生時の前記割り付け回路による代替バッファ割り付
    けの指示に応じて、転送データを書き込むべきバッファ
    を振り分ける振り分け回路と、 前記振り分け回路による転送データの転送先に応じた振
    り分け及び障害発生時の代替バッファ割り付けの指示に
    応じた振り分けに応じて、ノードから出力された転送デ
    ータをバッファに書き込ませる、複数のバッファのそれ
    ぞれに対応する複数の選択回路と、 前記割り付け回路によって障害発生が検出された時に、
    障害発生時に消失した転送データ、及び前記振り分け回
    路により振り分けられたバッファにおいて転送データの
    書き込みが競合することによって消失した転送データの
    再送出要求をデータ送出元のノードに送信する再送回路
    とを具備したことを特徴とするノード間接続装置。
  5. 【請求項5】ノード間のデータ転送をバッファを介して
    行なうノード間接続装置において、 それぞれが特定のノードからのデータ転送に通常使用さ
    れる、ノードから出力された転送データが書き込まれる
    バッファであって、同じノードからのデータ転送に使用
    される他のバッファに障害が発生した場合には代替バッ
    ファとして割り付けられる複数のバッファと、 前記バッファの障害発生を監視し、障害発生を検出した
    時に、他のバッファへの代替バッファ割り付けを指示す
    る割り付け回路と、 特定のノードから出力された転送データの転送先に応じ
    てバッファを振り分けて、転送データを書き込ませる振
    り分け回路と、 複数のバッファのそれぞれに対応するものであって、前
    記振り分け回路による転送データの転送先に応じた振り
    分け、あるいは障害発生時の代替バッファ割り付けの指
    示に応じた振り分けに応じて、対応するバッファまたは
    代替バッファに割り付けられたバッファに書き込まれた
    転送データの出力先を選択する複数の選択回路と、 前記割り付け回路によって障害発生が検出された時に、
    障害発生時に消失した転送データの再送出要求をデータ
    送出元のノードに送信する再送回路とを具備したことを
    特徴とするノード間接続装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006336A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Nec Corp 受信データ保存回路
JP4772920B2 (ja) * 2008-05-30 2011-09-14 株式会社アドバンテスト 試験装置および送信装置

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