JPH11251334A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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JPH11251334A
JPH11251334A JP5493298A JP5493298A JPH11251334A JP H11251334 A JPH11251334 A JP H11251334A JP 5493298 A JP5493298 A JP 5493298A JP 5493298 A JP5493298 A JP 5493298A JP H11251334 A JPH11251334 A JP H11251334A
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JP
Japan
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ingaas
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gaas
inas
channel layer
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JP5493298A
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English (en)
Inventor
Jiyunji Yoshida
順自 吉田
Takehiko Nomura
剛彦 野村
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Composite Materials (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャネル層における電子移動度が大きく、し
かも周波数特性の優れた高性能な電界効果トランジスタ
を提供する。 【解決手段】 InP基板上に(GaAs)m/(InAs)n
格子を結晶成長させた際に自己組織的に自然形成される
InGaAs量子細線をチャネル層として用いる。特に(G
aAs)m/(InAs)n超格子の構成比m,nを[1.0<m<
1.8],[1.0<n<1.8]とし、自己組織的に形成さ
れるInGaAs量子細線の線幅を5〜15nm,またそ
の層厚を5〜15nmとする。更にInGaAs量子細線
におけるGaの組成を20〜45%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば超高速大容
量通信を実現する上で用いられる電子デバイスとして好
適な高性能な電界効果トランジスタに関する。
【0002】
【関連する背景技術】近時、光ファイバを用いた超高速
大容量通信システムが注目されているが、そのシステム
の処理速度は、光信号から変換される電気信号を処理す
る電子デバイスの応答速度で制限されているのが実情で
ある。この為、電子デバイスの高性能化を図るべく種々
の検討・研究がなされている。中でもIII-V族化合物半
導体における電子の移動度がSiよりも格段に早いこと
から、上記III-V族化合物半導体を用いた電解効果トラ
ンジスタ(FET)や高電子移動度トランジスタ(HE
MT)の開発が盛んに進められている。
【0003】例えばFETの高性能化を図るべくアプロ
ーチとして、材料系に関する観点と素子構造的な観点と
の両面から検討が進められている。特に材料系について
は電子移動度を増加させるべく、チャネル層にInGaA
sを用いたGaAs-FETの開発が進められている。また
構造的な観点からは、チャネル層を量子細線構造化する
ことで電子移動度を増加させることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらGaAs-
FETにおけるInGaAsからなるチャネル層は、GaA
s基板上に結晶成長させて形成される格子不整合系であ
るので、チャネル層の厚みが、その結晶性を良好に維持
することのできる臨界膜厚により制限されると言う問題
がある。またチャネル層を量子細線構造化した場合、計
算によれば電子移動度を2倍に増加させることが可能で
あるが、現在のリソグラフィーによる半導体製造技術に
おいては量子細線幅の揺らぎのため、細線の均一性を確
保しながら、キャリアの横方向閉じ込め効果が現れる1
5nm以下の線幅を実現することが困難である。
【0005】ちなみに量子細線幅構造のチャネル層を実
現する手法として、例えばGaAs基板上にInGaP層を
結晶成長させる際、In原子とGa原子とが[111]方
向に規則的に配列する自然超格子を利用することが考え
られる。しかしながら自然超格子が生じる周期は0.6
5〜0.79nm程度であり、電子波がInP層に隣接し
てそのバリアとなるGaP層にまで拡がるので十分な量
子細線効果を得ることができないと言う問題がある。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、チャネル層における電子移動度
が大きく、しかも周波数特性の優れた高性能な電界効果
トランジスタを提供することにある。特に本発明は、チ
ャネル層における電子移動度の高移動化を図ることで動
作特性を向上させ、特に遮断周波数および最大発振周波
数を大幅に改善した高性能な電界効果トランジスタを実
現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明は、InP基板上にGaAsとInAsとからな
る厚さ5nmの(GaAs)2/(InAs)2短周期超格子を、
例えばMBE(分子線エピタキシー)法により積層形成
した場合、周期20nmで組成変調が生じてInGaAs
量子細線が自己組織的に自然形成されること、またGa
AsのInPに対する格子不整合度が−3.7%と大き
く、上記(GaAs)2/(InAs)2短周期超格子の初期成長
過程においてGaAsの[01−1]方向に生じる長い島
状のInGaAsが量子細線の自然形成の核になることに
着目してなされている。
【0008】更に本発明は、InAsのInPに対する格
子不整合度は3.2%であるが、(GaAs)2/(InAs)2
短周期超格子から見た場合、この(GaAs)2/(InAs)2
短周期超格子が上記InPに対して格子整合した歪補償
型の超格子となっており、従って(GaAs)2/(InAs)2
短周期超格子の結晶成長時に自己組織的に形成されるI
nGaAs量子細線をチャネル層とすれば、臨界膜厚の制
限を受けることなしにチャネル層の厚みを設定すること
ができることに着目している。
【0009】そこで本発明に係る電解効果トランジスタ
は、InP基板上に(GaAs)m/(InAs)n超格子を結晶
成長させた際に自己組織的に自然形成されるInGaAs
量子細線をチャネル層としたことを特徴としている。ま
た本発明の好ましい態様として、請求項2に記載するよ
うにInP基板上に結晶成長させる(GaAs)m/(InAs)
n超格子を構成するmとnの値(構成比)を[1.0<m
<1.8],[1.0<n<1.8]とし、自己組織的に形成
されるInGaAs量子細線の線幅を5〜15nm,また
その層厚を5〜15nmとしたことを特徴としている。
更に請求項3に記載するように、前記InGaAs量子細
線におけるGaの組成を20〜45%としたことを特徴
としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る電界効果トランジスタ(FET)につい
て説明する。図1はこの実施形態に係る電界効果トラン
ジスタの概略的な素子構造を示す図で、1は結晶面が
(110)の半絶縁性InP基板であり、2はこの半絶
縁性InP基板1上に形成した厚み500nmからなる
ノンドープのInPバッファ層である。このInPバッフ
ァ層2上に、例えば厚み15nmのn-In0.4Ga0.6As
量子細線チャネル層3が形成される。このn-In0.4Ga
0.6As量子細線チャネル層3は、例えば(GaAs)1.5
(InAs)1.5短周期超格子を結晶成長させた際に自己組
織的に自然形成されるInGaAs量子細線として実現さ
れる。しかして上記n-In0.4Ga0.6As量子細線チャネ
ル層3上にはノンドープのInPからなるショットキー
コンタクト層4を介して厚み20nmのn-InGaAsキ
ャップ層5が形成される。
【0011】ちなみに上記各層2,3,4,5は、分子線
エピタキシー(MBE)法を用いて前記半絶縁性InP
基板1上に膜厚制御しながら順にエピタキシャル成長さ
せることで積層される。但し、化学線エピタキシー(C
BE)法や有機金属気相成長(MOCVD)法等を用い
て前記各層2,3,4,5を積層形成することも勿論可能
である。
【0012】しかる後、リソグラフィー技術等を用いて
前記各層2,3,4,5からなる半導体多層膜の側部を半
絶縁性InP基板1に達するまで除去した後、当該領域
にソース電極6およびドレイン電極7をそれぞれ形成
し、これをアニール処理することで上記ソース電極6お
よびドレイン電極7を前記n-In0.4Ga0.6As量子細線
チャネル層3とコンタクトさせる。次いで再びリソグラ
フィー技術等を用いて前記n-InGaAsキャップ層5を
部分的にリセスエッチングし、ゲート領域を設定する。
そしてリセスエッチングによって露出されたとInPシ
ョットキーコンタクト層4上に、例えばAlをゲート電
極8として蒸着形成する。以上の処理工程の後、前記各
電極6,7,8にそれぞれ電極配線を施すことによって電
界効果トランジスタが完成される。尚、上記素子構造の
電界効果トランジスタにおけるゲート長は、例えば1.
5μmに設定される。
【0013】ちなみに上述した如くして製作され、n-
In0.4Ga0.6As量子細線層をチャネル層3とした電界
効果トランジスタの静特性を確認したところ、ゲート長
が1.5μmの素子においてその相互コンダクタンスgm
が最大400mS/mmであり、同じゲート長を持つ従
来一般的なn型InGaAsチャネルタイプの電界効果ト
ランジスタに比較して略2倍の高い値であった。
【0014】ここで前述したn-In0.4Ga0.6As量子細
線チャネル層3について今少し詳しく説明すると、本発
明においては半絶縁性のInP基板1上にInPバッファ
層2を介して結晶成長させる(GaAs)m/(InAs)n超格
子の構成比m,nを[m<0.5],[n<0.5]の小さな
値(小数値)として選ぶことにより上記(GaAs)m/(I
nAs)n超格子の結晶成長時に自己組織的に自然形成され
るInGaAs量子細線の幅を5nm〜20nmの範囲
で、また該InGaAs量子細線におけるGaの組成を0〜
45%の範囲で制御するようにしている。特にInGaA
s量子細線形状の均一性とその結晶性は、(GaAs)m
(InAs)n超格子の構成比m,nの値に大きく依存する。
【0015】例えばInGaAs量子細線層の厚みを12
nm以上とするべく上記(GaAs)m/(InAs)n超格子の
構成比m,nを[1.8<m],[1.8<n]とした場合、
格子歪に起因する欠陥によりその結晶性を良好に保つこ
とが困難となる。ちなみにこの結晶性は、例えばフォト
ルミネッセンス(PL)を用いて評価することができ
る。従って上記構成比m,nを[1.8<m],[1.8<
n]とすると、InGaAs量子細線層の厚みに対する設計
マージンを確保すること自体が困難となる。
【0016】また上記構成比m,nを[m≦1.0],[n
≦1.0]とすると、InGaAs量子細線層における基底
準位と第2準位とのエネルギ差が、量子細線効果が明確
に現れる80meVよりも小さくなり、むしろInGaA
s量子細線が自己組織的に自然形成し難くなる。例えば
図2に示すように、(GaAs)m/(InAs)n超格子の構成
比が[m=n≦1.0]の領域では(GaAs)m/(InAs)n
超格子の薄膜が形成されるだけで、InGaAs量子細線
が自己組織的に形成されることがない(薄膜領域)。ま
た構成比が[2.0≦m=n]の領域では、(GaAs)m
(InAs)n超格子の結晶成長時に自己組織的に形成され
るInGaAsがドット・ライク状となり、前述した結晶
性の問題と相俟って該InGaAs層をチャネル層として
用いるに不適切となる(ドット・ライク領域)。そして
上記構成比が[1.0<m=n<2.0]の領域においての
み(GaAs)m/(InAs)n超格子の結晶成長時にInGaA
s量子細線が自己組織的に形成される(細線領域)。ま
たこの際、上記細線領域において自己組織的に形成され
るInGaAs量子細線幅は、図2に示すように(GaAs)m
/(InAs)n超格子の構成比の値m,nに依存し、例えば
5nmから18nm程度に亘って変化する。特に前述し
た結晶性の問題を考慮して構成比を[1.0<m=n<
1.8]とした場合、InGaAs量子細線幅は5nm〜1
8nmの範囲で変化する。
【0017】一方、上記InGaAs量子細線形状の均一
性は、その指標の1つであるPL半値幅を用いて評価す
ることができ、(GaAs)m/(InAs)n超格子の構成比の
値m,nに依存して、例えば図3に示すような変化傾向
を有する。特に上記構成比m,nが[1.6]程度であると
き、PL半値幅が最小となり、InGaAs量子細線形状
の均一性が高くなることが確認できた。
【0018】以上のことから本発明では、チャネル層と
して用いるInGaAs量子細線層の良好な結晶性を確保
し、且つ量子細線効果を十分に発揮させるべくInGaA
s量子細線層を自己組織的に形成する上での(GaAs)m
(InAs)n超格子の構成比m,nを[1.0<m<1.8],
[1.0<n<1.8]として定めている。またこれによっ
て自然形成されるInGaAs量子細線層におけるGaの組
成は、図4に示すように上記構成比の値に応じて略20
%から45%の範囲で変化する。この組成についてはX
線回折やPL法を用いて分析される。尚、上記構成比
m,nの値については、前述したMBE法やMOCVD
法等の結晶成長技術を用いることで5%程度の誤差精度
で容易に制御することができる。
【0019】ちなみに本実施形態においては、上記n-
In0.4Ga0.6As量子細線チャネル層3を実現するべ
く、前記InP基板1上に(GaAs)1.5/(InAs)1.5
周期超格子を結晶成長させた。そして上記n-In0.6Ga
0.4As量子細線チャネル層3を断面TEM観察したとこ
ろ、細線幅10nmの量子細線構造が得られていること
が確認された。
【0020】かくして上述した如くしてInP基板1上
に形成したn-In0.4Ga0.6As量子細線層をチャネル層
3とした電界効果トランジスタによれば、材料的に上記
チャネル層3での電子移動度を8,000〜10,000
cm2/Vs程度に高めることができる。しかも該チャ
ネル層3を量子細線構造としているので、その電子移動
度を更にその2倍程度、即ち、16,000〜20,00
0cm2/Vs程度に増大させることができる。従って
電子デバイスとしての性能(動作速度)を飛躍的に高め
ることが可能となる。
【0021】特に電子デバイスの性能指標の1つである
遮断周波数は、その相互コンダクタンスgmに比例し、
またこの相互コンダクタンスgmは上記電子移動度に比
例するので、上述した如くInGaAs量子細線層をチャ
ネル層3とした電界効果トランジスタによれば、その周
波数特性の大幅な改善を図ることが可能となる。しかも
上記量子細線構造をなすInGaAs量子細線チャネル層
3については、1回の結晶成長だけで実現できるので、
従来のリソグラフィー技術を用いた電界効果トランジス
タの製作法に比較してその素子構造を容易に変更するこ
とができ、また結晶損傷を招くこともない。そして結晶
性の良好な高性能な電界効果トランジスタとして容易に
製作可能である等の利点がある。
【0022】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば要求される仕様に応じてキャリ
ア濃度や膜厚等の基本パラメータを調整可能なことは言
うまでもない。またHEMTのようにキャリア供給層と
キャリア走行層とを分離し、ノンドープInGaAs量子
細線層に1次元電子ガスを閉じ込めるような素子構造と
することもできる。また(GaAs)1.5/(InAs)1.5短周
期超格子に代えて(GaAs)m/(InAs)n超格子の構成比
m,nを前述した範囲で代えて量子細線幅および層厚の
異なるInGaAs量子細線チャネル等を備えた電界効果
トランジスタを実現することも勿論可能である。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、I
nP基板上に(GaAs)m/(InAs)n超格子を結晶成長さ
せた際に自己組織的に形成されるInGaAs量子細線を
チャネル層としているので、電子移動度の高い高性能で
周波数特性の優れた電界効果トランジスタを提供するこ
とができる。
【0024】特に請求項2に記載するように(GaAs)m
/(InAs)n超格子の構成比m,nを[1.0<m<1.
8],[1.0<n<1.8]とし、InGaAs量子細線の線
幅を5〜15nm,層厚を5〜15nmとしているの
で、また請求項3に記載するように前記InGaAs量子
細線におけるGaの組成を20〜45%としているの
で、量子細線効果が顕著に現れる高性能な電子デバイス
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電界効果トランジス
タの概略的な素子構造を示す図。
【図2】(GaAs)m/(InAs)n超格子の構成比m,nに
対するInGaAs量子細線の自己組織的な形成領域と、
量子細線幅の変化を示す図。
【図3】(GaAs)m/(InAs)n超格子の構成比m,nに
依存するInGaAs量子細線形状の均一性を評価する指
標としてのPL半値幅の変化を示す図。
【図4】(GaAs)m/(InAs)n超格子の構成比m,nに
依存するInGaAs量子細線層におけるGaの組成の変化
を示す図。
【符号の説明】
1 (110)半絶縁性InP基板 2 InPバッファ層(ノンドープ) 3 n-In0.6Ga0.4As量子細線チャネル層 4 InPショットキーコンタクト層(ノンドープ) 5 n-InGaAsキャップ層 6 ソース電極 7 ドレイン電極 8 Alゲート電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 InP基板上に(GaAs)m/(InAs)n
    格子を結晶成長させてなり、この(GaAs)m/(InAs)n
    超格子の結晶成長時に自己組織的に形成されるInGaA
    s量子細線をチャネル層としてなることを特徴とする電
    界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記InP基板上に結晶成長させる(Ga
    As)m/(InAs)n超格子の構成比m,nは[1.0<m<
    1.8],[1.0<n<1.8]であって、 自己組織的に形成されるInGaAs量子細線の線幅が5
    〜15nm,層厚が5〜15nmであることを特徴とす
    る請求項1に記載の電界効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】 前記InGaAs量子細線におけるGaの組
    成が20〜45%であることを特徴とする請求項1に記
    載の電界効果トランジスタ。
JP5493298A 1998-03-06 1998-03-06 電界効果トランジスタ Pending JPH11251334A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003069677A1 (en) * 2002-02-12 2003-08-21 Canon Kabushiki Kaisha Structure, method of manufacturing the same, and device using the same
US7387967B2 (en) 2002-12-13 2008-06-17 Canon Kabushiki Kaisha Columnar structured material and method of manufacturing the same

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