JPH11249785A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JPH11249785A
JPH11249785A JP4762398A JP4762398A JPH11249785A JP H11249785 A JPH11249785 A JP H11249785A JP 4762398 A JP4762398 A JP 4762398A JP 4762398 A JP4762398 A JP 4762398A JP H11249785 A JPH11249785 A JP H11249785A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP4762398A
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English (en)
Inventor
Kunihito Sawai
邦仁 沢井
Miwako Yoritatsu
美和子 寄立
Koichi Hayasaka
公一 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH11249785A publication Critical patent/JPH11249785A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示画面上でメイン表示の内容から、その内容
に属したサブ表示の内容に変更したいというユーザの操
作要求に対する入力手段としての操作性を向上できるよ
うにする。 【解決手段】表示手段12に表示するためのメイン表示
内容情報及び該メイン表示内容情報に属するサブ表示内
容情報を格納したメモリ11と、このメモリ11から読
み出されるメイン又はサブ表示内容情報と押下回数とが
予め対応付けられた入力手段13と、この入力手段13
の押下回数に応じてメモリ11の読み出し制御をする制
御手段14とを備え、この制御手段14は入力手段13
が所定回数押されたときに、メイン表示内容情報を読み
出して表示手段12にメイン表示内容を画面表示し、そ
の後、更に入力手段13が押される毎に、サブ表示内容
情報を順次読み出して表示手段12にサブ表示内容を順
次切り替えて画面表示するように制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は各種インターネッ
ト情報や相手方の電話番号などの表示内容をディスプレ
イ上に表示する電子手帳装置や携帯電話機などに適用し
て好適な携帯端末装置に関する。詳しくは、携帯端末装
置に対する入力手段の押下位置を変えずに、その同一の
入力手段を連続して押下させるようにして、表示画面上
でメイン表示の内容から、その内容に属したサブ表示の
内容に順次変更したいというユーザの操作目的に対する
入力手段の操作性を向上できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種インターネット情報や相手方
の電話番号などの表示内容をディスプレイ上に表示する
電子手帳装置や携帯用電話機などのいわゆるPDA(パ
ーソナル・デジタル・アシスタント)と呼ばれる携帯端
末装置が使用される場合が多くなってきた。この種の携
帯端末装置に関して、特開平2−176867号公報の
文献には「電子手帳装置」が開示されている。
【0003】この文献に記載された電子手帳装置によれ
ば、入力手段としての入力タブレット(感圧式スイッ
チ)及び先端が細く尖った専用のペンが設けられ、スケ
ジュール表などのページ内容をメモリから液晶ディスプ
レイ上へ読み出すときに、ユーザはその専用のペンを入
力タブレットに押下する。これにより、任意の条件に合
致するページ内容が液晶ディスプレイの表示画面上で簡
単に読み取れるようになされている。
【0004】図14はこの種の入力タブレットを備えた
携帯端末装置10の構成例を示す図である。図14に示
す携帯端末装置10はキャビネット1を有している。キ
ャビネット1には液晶ディスプレイ2が取付けられ、表
示画面上には入力手段としてのタッチパネルが設けられ
る。この例の液晶ディスプレイ2には本装置の動作モー
ドを切換える手段として、3つのインデックスA、B及
びCが同一画面内の一部領域に表示され、電子メールな
どがカテゴリー別に編集管理できるようになされてい
る。
【0005】インデックスAは例えば電子メール受信簿
の内容を画面上に表示するためのメインメニューを起動
する動作モードに相当し、インデックスBは電子メール
送信簿の内容を画面上に表示するためのサブメニューを
起動する動作モードに相当し、インデックスCは電子メ
ール保存簿内容を画面上に表示するためのサブメニュー
を起動する動作モードに相当する。○印はインデックス
Aを指示する感圧式のスイッチ(タッチパネルによるス
イッチ)であり、△印はインデックスBを指示するスイ
ッチであり、□印はインデックスCを指示するスイッチ
である。
【0006】この3つのインデックスA、B、Cについ
て○印、△印または□印のスイッチのいずれかを専用の
ペン3で順に押下すると、タッチパネルにより、これら
の3つのインデックスA、B及びCが指示されたことが
検出される。そして、インデックスAが指示されたとき
は、動作モードAによってメインメニューが起動され、
電子メール受信簿の内容が画面上に表示される。また、
インデックスBが指示されたときは、動作モードBによ
ってサブメニューが起動され、電子メール送信簿の内容
が画面上に表示される。更に、インデックスCが指示さ
れたときは、動作モードCによってサブメニューが起動
され、電子メール保存簿の内容が画面上に表示される。
【0007】従って、3つのインデックスA、B、Cに
ついて○印、△印または□印のスイッチを専用のペン3
で順に押下することにより、電子メール受信簿、電子メ
ール送信簿及び電子メール保存簿などの表示内容を画面
上で順次確認することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来方式の
携帯端末装置10によれば、液晶ディスプレイ上の表示
内容を例えば、電子メール受信簿から電子メール保存簿
に表示変更させたいというユーザの操作要求に対して、
ユーザは、まず、電子メール保存簿のサブメニューを起
動するために、表示画面上のインデックスCを見つけ、
その後、そのインデックスCが付されたタッチパネル上
の□印のスイッチを専用のペン3などを使用して押圧し
なくてはならない。
【0009】このとき、タッチパネルの構造上の制約か
ら、ユーザはインデックスBを指示しないように、つま
り、△印のスイッチに触れないように十分周囲に注意を
はらって専用のペン3又は先の細い棒状のもので□印の
スイッチ(インデックスC)を押下しなければならな
い。因みに□印のスイッチを指で押そうとすると隣のイ
ンデックスBを指示してしまう恐れがあり、誤操作の原
因となる。
【0010】従って、電子メール受信簿から電子メール
保存簿に表示変更するために、少なくとも、インデック
スを「見つける」という操作と、そのインデックスが付
されたタッチパネルの領域(感圧式のスイッチ)を専用
のペン3又は先の細い棒状のもので「押す」という2つ
の操作が必要になる。
【0011】このように、表示画面上で電子メール受信
簿などのメイン表示の内容から、その内容に属した電子
メール送信簿などのサブ表示の内容に変更したいという
ユーザの操作要求に対して、感圧式のスイッチの押下位
置を変えなくてはならず、入力手段としての操作性が悪
いという問題がある。
【0012】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、表示画面上でメイン表示の内
容から、その内容に属したサブ表示の内容に変更したい
というユーザの操作要求に対する入力手段としての操作
性を向上できるようにした携帯端末装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、表示手
段と、この表示手段に表示するためのメイン表示内容情
報及び該メイン表示内容情報に属するサブ表示内容情報
を格納したメモリと、このメモリから読み出されるメイ
ン又はサブ表示内容情報と押下回数とが予め対応付けら
れた入力手段と、この入力手段による押下回数に応じて
メモリの読み出し制御をする制御手段とを備え、この制
御手段は入力手段が所定回数押されたときに、メモリか
らメイン表示内容情報を読み出して表示手段にメイン表
示内容を画面表示し、その後、更に入力手段が押される
毎に、メモリからサブ表示内容情報を順次読み出して表
示手段にサブ表示内容を順次切り替えて画面表示するよ
うにメモリ制御することを特徴とする端末装置装置によ
って解決される。
【0014】本発明によれば、携帯端末装置に対する入
力手段の押下位置を変えずに、その同一の入力手段を連
続して押下するだけで、表示画面上でメイン表示の内容
から、その内容に属するサブ表示の内容に連続的にかつ
容易に変更することができる。
【0015】従って、サブ表示の内容を入力するための
他の入力手段を探して押し直すといった操作が不要とな
るので、表示画面上でメイン表示の内容から、その内容
に属したサブ表示の内容を順次変更したいというユーザ
の操作要求に対する入力手段としての操作性を向上させ
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る携帯端末
装置の一実施の形態について、図面を参照しながら説明
をする。図1は本実施の形態としての携帯端末装置の構
成例を示すブロック図である。
【0017】本実施の形態では携帯端末装置に対する入
力手段の押下位置を変えずに、その同一の入力手段を連
続して押下させるようにして、表示画面上でメイン表示
の内容から、その内容に属したサブ表示の内容を順次変
更したいというユーザの操作目的に対する入力手段の操
作性を向上できるようにしたものである。
【0018】この携帯端末装置100には図1に示すメ
モリ11が設けられ、メイン表示内容情報及び該メイン
表示内容情報に属するサブ表示内容情報が格納される。
メイン表示内容情報は例えば電子メール受信簿の内容を
画面上に表示するためのメインメニューを起動するデー
タDoutであり、サブ表示内容情報は電子メール送信簿
の内容や電子メール保存簿内容を画面上に表示するため
のサブメニューを起動するデータDoutである。
【0019】このメモリ11の出力段には表示手段12
が接続され、メモリ11から読み出されたデータDout
に基づいて電子メール受信簿、電子メール送信簿や電子
メール保存簿の内容が画面上に表示される。この表示手
段11には液晶ディスプレイなどが使用される。
【0020】一方、携帯端末装置100には図1に示す
入力手段13が接続されている。この入力手段13には
単一スイッチが使用され、スイッチをオンする毎に押下
回数信号S1が発生される。この例ではメモリ11から
読み出されるメイン又はサブ表示内容情報と押下回数と
が予め対応付けられている。例えば、図2に示す押下回
数をn回としたときに、図2の黒矢印に示す押下回数
「1」のときは、メイン表示内容情報が読み出され、破
線矢印に示す押下回数「2」のときは、第1のサブ表示
内容情報が読み出される。同様に、押下回数「n」のと
きは、第n−1のサブ表示内容情報が読み出されるよう
になされている。
【0021】この入力手段13の出力段には制御手段1
4が接続されており、入力手段13の押下回数に応じて
メモリ11の読み出し制御が行われる。例えば、図2に
示す制御手段14は入力手段11が所定回数=「1」だ
け押されたときは、メモリ11に読み出し制御信号S2
を出力して、メモリ11からメイン表示内容情報を読み
出し、表示手段12にメイン表示内容を画面表示するよ
うに制御する。
【0022】その後、更に入力手段13が押される毎
(押下回数が多くなる度)に、制御手段14はメモリ1
1から第1のサブ表示内容情報〜第n−1のサブ表示内
容情報を順次読み出して表示手段12にこれらのサブ表
示内容を順次切り替えて画面表示するように制御する。
【0023】なお、制御手段14は予め定められた所定
回数nよりも多く入力手段13が押下されたときは制御
手段14によって、押下回数が「1」にクリアされる。
従って、押下回数「n+1」のときは、元に戻ってメイ
ン表示内容情報が読み出されるようになされている。こ
の例で、制御手段14は電源がオフされたときに、押下
回数を「零」にクリアするリセット機能を有している。
【0024】このように本実施の形態によれば、例え
ば、リセット後の入力手段13が1回押されると、メモ
リ11からメイン表示内容情報が読み出されて表示手段
12にメイン表示内容が画面表示され、その後、更に入
力手段13を2回、3回・・・と押されると、メイン表
示内容情報に属するサブ表示内容情報が順次切り替わる
ように読み出されて表示手段12にサブ表示内容が順次
画面表示されるようになされたものである。
【0025】この構成によって、入力手段13の押下位
置を変えずにその同一の入力手段13を連続して押下す
るだけで、メイン表示内容に属するサブ表示内容を表示
画面上で連続的にかつ容易に変更することができる。
【0026】従って、サブ表示内容を入力するための他
の入力手段を探して押し直すといった操作が不要となる
ので、表示画面上でメイン表示の内容から、その内容に
属したサブ表示の内容を順次変更したいというユーザの
操作要求に対する入力手段13の操作性を向上させるこ
とができる。
【0027】これにより、電子メールの「受信簿」、
「送信簿」又は「その保存簿」などの一連の表示モード
を操作選定する機能(表示モード設定機能)を備えた電
子手帳装置や、携帯電話機などに本発明を十分に応用す
ることができる。
【0028】続いて、この携帯端末装置100を応用し
た携帯電話機200について説明する。図3に示す携帯
電話機200は各種インターネット情報や相手方の電子
メールなどの表示内容を液晶ディスプレイ12上に表示
できるものである。
【0029】この携帯電話機200は図3に示すキャビ
ネット201を有している。キャビネット201は蓋体
202と本体部203から構成されている。蓋体202
と本体部203とは蝶番204によって係合されてお
り、蓋体202の内側にはダイレクトボタン(ハードボ
タン)スイッチから構成された各種の入力キーK1〜K
5や、その中央部にはガラス又は透明のアクリル部材で
構成された窓部205が設けられる。
【0030】この例では入力キーK1、K2、K3が上
述した入力手段13の各々に相当するものであり、これ
らの3つの入力キーK1、K2、K3が蓋体202の内
側でその右下部に設けられる。この窓部205の上部に
はタッチパネルによる入力もできるようにペン206が
備えられる。
【0031】また、本体部203にはアンテナ207、
液晶ディスプレイ12及び図示しない制御手段14が取
付けられる。液晶ディスプレイ12の右隣にはジョグダ
イヤル23が設けられる。このジョグダイヤル23を右
側に配置したのは、蓋体202を本体部203に開蓋し
た状態で、3つの入力キーK1、K2、K3と共に使用
できるようにするためである。
【0032】例えば、蓋体202を本体部203に開蓋
した状態で、入力キーK1、K2、K3のいずれかを操
作して表示画面上に相手方の電子メールを表示し、その
状態でジョグダイヤル23を押下すると相手方の電話機
やパーソナルコンピュータに接続できるようになされて
いる。
【0033】このように3つの入力キーK1〜K3を液
晶ディスプレイ12の表示画面外の蓋体202に配設し
たのは、ジョグダイヤル23と入力キーK1〜K3と協
働させた場合の操作性(使い易さ)を向上させるためで
ある。
【0034】続いて、携帯電話機200の内部構成例に
ついて説明する。図4に示す携帯電話機200はデータ
バス22を有している。データバス22には制御手段1
4の一部を構成するキー入力インタフェース6が接続さ
れ、蓋体202に設けられたキーK1,K2・・・K6
などを操作すると、キーデータD1が入力できるように
なされている。この例でデータバス22に制御手段14
が接続され、液晶ディスプレイ12、入力キーK1、K
2・・・K5、ジョグダイヤル23の入出力及びその他
の処理部15の入出力が制御される。
【0035】データバス22にはROM41が接続さ
れ、携帯電話機200を制御するためのシステムプログ
ラムなどが格納される。データバス22にはフラッシュ
メモリ42が接続され、ユーザの自局の電話番号(ID
番号)などが記録される。このデータバス22にはワー
キング用のDRAM43が接続され、キーデータD1、
インターネット情報D3や、表示画面の内容を移動指示
するための表示指示データD6などが一時記録される。
【0036】データバス22と液晶ディスプレイ12と
の間にはディスプレイコントローラ44が接続され、こ
のコントローラ44に接続されたビデオRAM45に記
録されたキーデータD1や、表示内容データD2に基づ
いて液晶ディスプレイ12の表示制御が行われる。デー
タバス22とジョグダイヤル23との間には入力インタ
フェース46が接続され、ジョグダイヤル23から入力
した表示指示データD6がDRAM43などに出力され
る。
【0037】データバス22には不揮発性のメモリとし
てのバックアップRAM47が接続される。バックアッ
プRAM47にはバックアップ電池Eが接続され、いわ
ゆるレジューム機能を行うために、少なくとも、電源オ
フ直前の3つの入力キーK1〜K3によるメイン表示内
容情報又はサブ表示内容情報が記録される。これと共
に、バックアップRAM47には図5に示す3つの入力
キーK1〜K3に対応付けられたメイン又はサブ表示内
容情報が格納されている。
【0038】この例では、図5に示す押下回数をn=3
回としたときに、入力キーK1に関して「電子メール手
続き機能」が与えられ、押下回数「1」のときに、メイ
ン表示内容情報として電子メール受信簿に関するメイン
メニュー表示情報が読み出される。押下回数「2」のと
きに、サブ表示内容情報として電子メール送信簿に関す
るサブメニュー表示情報が読み出される。同様に、押下
回数「3」のときに、サブ表示内容情報として電子メー
ル保存簿に関するサブメニュー表示情報が読み出される
ようになされている。
【0039】入力キーK2に関して「FAX手続き機
能」が与えられ、押下回数「1」のときに、メイン表示
内容情報としてFAX受信簿に関するメインメニュー表
示情報が読み出される。押下回数「2」のときに、サブ
表示内容情報としてFAX送信簿に関するサブメニュー
表示情報が読み出される。同様に、押下回数「3」のと
きに、サブ表示内容情報としてFAX保存簿に関するサ
ブメニュー表示情報が読み出されるようになされてい
る。
【0040】入力キーK3に関して「メモ書き手続き機
能」が与えられ、押下回数「1」のときに、メイン表示
内容情報としてメモ書き手順に関するメインメニュー表
示情報が読み出される。押下回数「2」のときに、サブ
表示内容情報としてメモ書き入力に関するサブメニュー
表示情報が読み出される。同様に、押下回数「3」のと
きに、サブ表示内容情報としてメモ書き保存に関するサ
ブメニュー表示情報が読み出されるようになされてい
る。
【0041】図4に戻って、バックアップRAM47と
バックアップ電池Eを共用するタイマ48には水晶発振
素子48Aが接続され、年、日時などの時刻データD5
が出力される。
【0042】更に、データバス22にはCPU49が接
続され、入力キーK1〜K3の各々の押下回数に応じて
バックアップRAM47の読み出し制御が行われる。例
えば、CPU49は入力キーK1が所定回数=「1」だ
け押されたときに、バックアップRAM47から電子メ
ール受信簿に関するメインメニュー表示情報を読み出し
て液晶ディスプレイ12に電子メール受信簿の内容を画
面表示するように制御する。
【0043】その後、更に入力キーK1が押される毎
(押下回数が多くなる度)に、CPU49はバックアッ
プRAM47から電子メール送信簿、電子メール保存簿
に関するサブメニュー表示情報を順次読み出して液晶デ
ィスプレイ12に、これらの電子メール送信簿及び電子
メール保存簿の内容を順次切り替えて画面表示するよう
に制御する。
【0044】勿論、入力キーK1の押下途中で、CPU
49はジョグダイヤル23が回転された方向に表示画面
上の表示内容を移動するようにディスプレイコントロー
ラ44の入出力を制御する。この例では表示指示データ
D6を入力したディスプレイコントローラ44によって
アドレス制御が行われる。
【0045】例えば、液晶ディスプレイ12の表示画面
上で相手方の電話番号リストを上下に検索する場合など
において、表示画面上で電話番号リストを下方から上方
へ移動するというアドレスに関して、その移動方向と同
じ方向にジョグダイヤル23を下方から上方に回転(操
作)させるために発生した表示指示データD6がディス
プレイコントローラ44に出力される。この表示指示デ
ータD6によってディスプレイコントローラ44が液晶
ディスプレイ12上の電話番号リストを下方から上方へ
移動するようなアドレスを指示する。
【0046】また、データバス22には送受信データ処
理部51が接続される。送受信データ処理部51には送
話器としてのマイクロフォン52が接続され、CPU4
9からの送受処理データD7に基づいてユーザ自身の音
声が収録された後に、送受信データ処理部51で増幅な
どの処理が行われてRF処理部53に出力される。RF
処理部53ではユーザの音声が無線周波数の信号に変換
され、無線電波となってアンテナ207から輻射され
る。
【0047】このアンテナ207で受信した相手方の無
線電波はRF処理部53で音声周波数の信号に復調され
た後に、送受信データ処理部51で増幅などの処理が行
われて受話器としてのスピーカ54に出力される。これ
により、ユーザは相手方と交信することができる。
【0048】なお、この例では、ジョグダイヤル23と
連動するキーK6が設けられ、電話番号をキー入力しな
くても、液晶ディスプレイ12上の電話番号リストを指
定した後に、このキーK6をオンすると、相手方を呼び
出せるようになされている。
【0049】また、ペン入力をするために、データバス
22にタッチパネルインタフェース7を設けてもよい。
この場合には、液晶ディスプレイ12の画面上にタッチ
パネル8を構成する必要がある。更に、この例では、デ
ータバス22に各々にソケット9A,21Aを有したI
Cカードインタフェース9及び外部機器インタフェース
21が接続され、外付けのICカードや通信モデムを使
用した情報処理が拡張できるようになされている。
【0050】勿論、これらの制御手段14及びその他の
処理部15には電源部33が接続されており、電源スイ
ッチSWをオンした後に、相手方の電話回線と接続する
ための操作が行われる。相手方からの呼出音は電源スイ
ッチSWをオンしていなくても、バックアップ電池Eに
より鳴動するようになっている。
【0051】次に、図6〜図9のフローチャートを参照
しながら、携帯電話機200の入力キーK1〜K3に関
する第1の制御例について説明する。
【0052】この例では、図5に示す入力キーK1に関
して「電子メール手続き機能」が与えられ、入力キーK
2に関して「FAX手続き機能」が与えられ、入力キー
K3に関して「メモ手続き機能」が与えられ、しかも、
電源スイッチSWのオンと共に、押下回数を「0」にク
リアするリセット処理がなされる場合を想定する。押下
回数はいずれの入力キーK1〜K3もn=3回とした場
合である。
【0053】まず、ステップP1でCPU49は電源ス
イッチSWがオンされるのを待つ。電源スイッチSWが
オンされると、ステップP2に移行してリセット処理を
実行する。このリセット処理では入力キーK1〜K3の
いずれの押下回数も「0」にクリアされる。
【0054】その後、ステップP3に移行して入力キー
K1〜K3のいずれかの入力があるかを検出する。キー
入力がある場合には、ステップP4に移行する。キー入
力がない場合にはステップP46に移行する。
【0055】キー入力がある場合には、ステップP4に
移行してそれが「電子メール手続き機能」が与えられた
入力キーK1であるかを検出する。そのキー入力が入力
キーK1の場合には、ステップP5に移行して押下回数
がn=1であるかを検出する。n=1の場合には、ステ
ップP6に移行して、電子メール受信簿に関するメイン
メニュー表示情報がバックアップRAM47から読み出
される。このメインメニュー表示情報に基づいて液晶デ
ィスプレイ12に電子メール受信簿の内容が表示され
る。
【0056】その後、ステップP7に移行してその他の
処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップP8に移行して他の処理を実行する。ここ
での他の処理は過去に相手方からユーザ宛にかかってき
た電話番号などを検索する場合である。そして、例えば
相手方の電話番号が見い出されると、ユーザはジョグダ
イヤル3を押下(表示画面と直交する方向)する。その
他の処理部15では、送受処理データD7に基づいて相
手方の電話番号が送受信データ処理部51、RF処理部
53によって処理された後に、それが無線電波となって
電話事業者の無線中継所に受信され、公衆電話回線を経
由して相手方の電話機を呼び出すようになる。その後、
相手方との交信処理が行われる。
【0057】このような処理を行わない場合には、ステ
ップP9に移行して押下回数がn=2であるかを検出す
る。n=2の場合には、ステップP10に移行して、電
子メール送信簿に関するサブメニュー表示情報がバック
アップRAM47から読み出される。このサブメニュー
表示情報に基づいて液晶ディスプレイ12に電子メール
送信簿の内容が表示される。
【0058】その後、ステップP11に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。上述した他の処理を行
う場合には、ステップP12に移行して他の処理を実行
する。ここでの他の処理はユーザから相手方にかけた電
話番号などを検索する場合である。このような他の処理
を行わない場合には、ステップP13に移行して押下回
数がn=3であるかを検出する。n=3の場合には、ス
テップP14に移行して、電子メール保存簿に関するサ
ブメニュー表示情報がバックアップRAM47から読み
出される。このサブメニュー表示情報に基づいて液晶デ
ィスプレイ12に電子メール保存簿の内容が表示され
る。
【0059】その後、ステップP15に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。上述した他の処理を行
う場合には、ステップP16に移行して他の処理を実行
する。ここでの他の処理はユーザから相手方からの電子
メールなどを保存する場合である。他の処理を行わない
場合には、ステップP17に移行して押下回数がn=4
であるかを検出する。n=4の場合には、ステップP6
に戻って、電子メール受信簿に関するメインメニュー表
示情報がバックアップRAM47から再び読み出され
る。このメインメニュー表示情報に基づいて液晶ディス
プレイ12に再び電子メール受信簿の内容が表示され
る。
【0060】また、ステップP17で押下回数がn=4
でない場合には、ステップP18に移行する。ステップ
P18では「FAX手続き機能」が与えられた入力キー
K2であるかを検出する。そのキー入力が入力キーK2
の場合には、ステップP19に移行して押下回数がn=
1であるかを検出する。n=1の場合には、ステップP
20に移行して、FAX受信簿に関するメインメニュー
表示情報がバックアップRAM47から読み出される。
このメインメニュー表示情報に基づいて液晶ディスプレ
イ12にFAX受信簿の内容が表示される。
【0061】その後、ステップP21に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップP22に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップP23に移行して
押下回数がn=2であるかを検出する。n=2の場合に
は、ステップP24に移行して、FAX送信簿に関する
サブメニュー表示情報がバックアップRAM47から読
み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて液晶
ディスプレイ12にFAX送信簿の内容が表示される。
【0062】その後、ステップP25に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップP26に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップP27に移行して
押下回数がn=3であるかを検出する。n=3の場合に
は、ステップP28に移行して、FAX保存簿に関する
サブメニュー表示情報がバックアップRAM47から読
み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて液晶
ディスプレイ12にFAX保存簿の内容が表示される。
【0063】その後、ステップP29に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップP30に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップP31に移行して
押下回数がn=4であるかを検出する。n=4の場合に
は、ステップP20に戻って、FAX受信簿に関するメ
インメニュー表示情報がバックアップRAM47から再
び読み出される。このメインメニュー表示情報に基づい
て液晶ディスプレイ12に再びFAX受信簿の内容が表
示される。
【0064】また、ステップP31で押下回数がn=4
でない場合には、ステップP32に移行する。ステップ
P32では「メモ書き手続き機能」が与えられた入力キ
ーK2であるかを検出する。そのキー入力が入力キーK
2の場合には、ステップP33に移行して押下回数がn
=1であるかを検出する。n=1の場合には、ステップ
P34に移行して、メモ書き入力手順に関するメインメ
ニュー表示情報がバックアップRAM47から読み出さ
れる。このメインメニュー表示情報に基づいて液晶ディ
スプレイ12にメモ書き入力手順の内容が表示される。
【0065】その後、ステップP35に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップP36に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップP37に移行して
押下回数がn=2であるかを検出する。n=2の場合に
は、ステップP38に移行して、メモ書き入力に関する
サブメニュー表示情報がバックアップRAM47から読
み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて液晶
ディスプレイ12にメモ書き入力の内容が表示される。
【0066】その後、ステップP39に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップP40に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップP41に移行して
押下回数がn=3であるかを検出する。n=3の場合に
は、ステップP42に移行して、メモ書き保存簿に関す
るサブメニュー表示情報がバックアップRAM47から
読み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて液
晶ディスプレイ12にメモ書き保存簿の内容が表示され
る。
【0067】その後、ステップP43に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップP44に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップP45に移行して
押下回数がn=4であるかを検出する。n=4の場合に
は、ステップP34に戻って、メモ書き入力手順に関す
るメインメニュー表示情報がバックアップRAM47か
ら再び読み出される。このメインメニュー表示情報に基
づいて液晶ディスプレイ12に再びメモ書き入力手順の
内容が表示される。
【0068】なお、ステップP45で押下回数がn=4
でない場合には、ステップP46に戻って、電源スイッ
チSWがオフされたかを検出する。電源スイッチSWが
オフされていない場合は、ステップP3に戻って入力キ
ーK1〜K3のいずれかの入力があるかを検出し、その
後、上述したステップP4〜ステップP45を繰り返
す。この例では、電源スイッチSWのオフによって制御
を終了する。
【0069】このように本実施例では、リセット後の入
力キーK1が1回押されると、バックアップRAM47
からメインメニュー表示情報が読み出されて、液晶ディ
スプレイ12に電子メール受信簿の内容が画面表示さ
れ、その後、更に入力キーK1を2回、3回と押される
と、メインメニュー表示情報に属するサブメニュー表示
情報が順次切り替わるように読み出されて液晶ディスプ
レイ12に電子メール送信簿及び電子メール保存簿の内
容が順次画面表示される。
【0070】勿論、入力キーK1の後に、入力キーK2
が1回押されると、バックアップRAM47からメイン
メニュー表示情報が読み出されて、液晶ディスプレイ1
2にFAX受信簿の内容が画面表示され、その後、更に
入力キーK2を2回、3回と押されると、メインメニュ
ー表示情報に属するサブメニュー表示情報が順次切り替
わるように読み出されて液晶ディスプレイ12にFAX
送信簿及びFAX保存簿の内容が順次画面表示される。
【0071】更に、入力キーK1や入力キーK2の後
に、入力キーK3が1回押された場合にも、バックアッ
プRAM47からメインメニュー表示情報が読み出され
て、液晶ディスプレイ12にメモリ書き入力手順の内容
が画面表示され、その後、更に入力キーK3を2回、3
回と押されると、メインメニュー表示情報に属するサブ
メニュー表示情報が順次切り替わるように読み出されて
液晶ディスプレイ12にメモリ書き入力及びメモリ書き
保存簿の内容が順次画面表示されるようにしたものであ
る。
【0072】この構成によって、入力キーK1〜K3の
各々の押下位置を変えずにその同一の入力キーK1、K
2又はK3を連続して押下するだけで、メインメニュー
表示情報に属するサブメニュー表示情報を表示画面上で
連続的にかつ容易に変更することができる。
【0073】従って、サブメニュー表示情報を入力する
ための他の入力キーを探して押し直すといった操作が不
要となるので、液晶ディスプレイ12の表示画面上でメ
インメニュー表示情報に属するサブメニュー表示情報を
順次変更したいというユーザの操作要求に対する入力キ
ーK1〜K3の操作性を向上させることができる。
【0074】続いて、図10〜図13のフローチャート
を参照しながら、携帯電話機200の入力キーK1〜K
3に関する第2の制御例について説明する。
【0075】この例では、図5に示した入力キーK1〜
K3に関して与えられた機能は第1の実施例と同じであ
るが、第1の実施例のようなリセット機能は無く、その
代わりにレジューム機能を備えているものである。従っ
て、電源スイッチSWのオンと共に、バックアップRA
M47から、電源オフ直前の3つの入力キーK1〜K3
によるメイン表示内容情報又はサブ表示内容情報が読み
出される。押下回数はいずれの入力キーK1〜K3もn
=3回である。
【0076】まず、ステップQ1でCPU49は電源ス
イッチSWがオンされるのを待つ。電源スイッチSWが
オンされると、ステップQ2に移行してバックアップR
AM47に前回の電源オフ直前の3つの入力キーK1〜
K3によるメインメニュー表示情報又はサブメニュー表
示情報が記録されているかを検出する。
【0077】これらの情報がバックアップRAM47に
記録されている場合には、ステップQ3に移行して前回
の3つの入力キーK1〜K3によるメインメニュー表示
情報や、サブメニュー表示情報を読み出す。これらの情
報がバックアップRAM47に記録されていない場合に
は、ステップQ4に移行する。
【0078】ステップQ4ではCPU49は入力キーK
1〜K3のいずれかの入力があるかを検出する。キー入
力がある場合には、ステップQ5に移行する。キー入力
がない場合にはステップQ47に移行する。
【0079】キー入力がある場合には、ステップQ5に
移行してそれが「電子メール手続き機能」が与えられた
入力キーK1であるかを検出する。そのキー入力が入力
キーK1の場合には、ステップQ6に移行して押下回数
がn=1であるかを検出する。n=1の場合には、ステ
ップQ7に移行して、電子メール受信簿に関するメイン
メニュー表示情報がバックアップRAM47から読み出
される。このメインメニュー表示情報に基づいて液晶デ
ィスプレイ12に電子メール受信簿の内容が表示され
る。
【0080】その後、ステップQ8に移行してその他の
処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップQ9に移行して他の処理を実行する。他の
処理を行わない場合には、ステップQ10に移行して押
下回数がn=2であるかを検出する。n=2の場合に
は、ステップQ11に移行して、電子メール送信簿に関
するサブメニュー表示情報がバックアップRAM47か
ら読み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて
液晶ディスプレイ12に電子メール送信簿の内容が表示
される。
【0081】その後、ステップQ12に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップQ13に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップQ14に移行して
押下回数がn=3であるかを検出する。n=3の場合に
は、ステップQ15に移行して、電子メール保存簿に関
するサブメニュー表示情報がバックアップRAM47か
ら読み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて
液晶ディスプレイ12に電子メール保存簿の内容が表示
される。
【0082】その後、ステップQ16に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップQ17に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップQ18に移行して
押下回数がn=4であるかを検出する。n=4の場合に
は、ステップQ7に戻って、電子メール受信簿に関する
メインメニュー表示情報がバックアップRAM47から
再び読み出される。このメインメニュー表示情報に基づ
いて液晶ディスプレイ12に再び電子メール受信簿の内
容が表示される。
【0083】また、ステップQ18で押下回数がn=4
でない場合には、ステップQ19に移行する。ステップ
Q19では「FAX手続き機能」が与えられた入力キー
K2であるかを検出する。そのキー入力が入力キーK2
の場合には、ステップQ20に移行して押下回数がn=
1であるかを検出する。n=1の場合には、ステップQ
21に移行して、FAX受信簿に関するメインメニュー
表示情報がバックアップRAM47から読み出される。
このメインメニュー表示情報に基づいて液晶ディスプレ
イ12にFAX受信簿の内容が表示される。
【0084】その後、ステップQ22に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップQ23に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップQ24に移行して
押下回数がn=2であるかを検出する。n=2の場合に
は、ステップQ25に移行して、FAX送信簿に関する
サブメニュー表示情報がバックアップRAM47から読
み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて液晶
ディスプレイ12にFAX送信簿の内容が表示される。
【0085】その後、ステップQ26に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップQ27に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップQ28に移行して
押下回数がn=3であるかを検出する。n=3の場合に
は、ステップQ29に移行して、FAX保存簿に関する
サブメニュー表示情報がバックアップRAM47から読
み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて液晶
ディスプレイ12にFAX保存簿の内容が表示される。
【0086】その後、ステップQ30に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップQ31に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップQ32に移行して
押下回数がn=4であるかを検出する。n=4の場合に
は、ステップQ21に戻って、FAX受信簿に関するメ
インメニュー表示情報がバックアップRAM47から再
び読み出される。このメインメニュー表示情報に基づい
て液晶ディスプレイ12に再びFAX受信簿の内容が表
示される。
【0087】また、ステップQ32で押下回数がn=4
でない場合には、ステップQ33に移行する。ステップ
Q33では「メモ書き手続き機能」が与えられた入力キ
ーK2であるかを検出する。そのキー入力が入力キーK
2の場合には、ステップQ34に移行して押下回数がn
=1であるかを検出する。n=1の場合には、ステップ
Q35に移行して、メモ書き入力手順に関するメインメ
ニュー表示情報がバックアップRAM47から読み出さ
れる。このメインメニュー表示情報に基づいて液晶ディ
スプレイ12にメモ書き入力手順の内容が表示される。
【0088】その後、ステップQ36に移行してCPU
49はその他の処理を行うための指示を待つ。他の処理
を行う場合には、ステップQ37に移行して他の処理を
実行する。他の処理を行わない場合には、ステップQ3
8に移行して押下回数がn=2であるかを検出する。n
=2の場合には、ステップQ39に移行して、メモ書き
入力に関するサブメニュー表示情報がバックアップRA
M47から読み出される。このサブメニュー表示情報に
基づいて液晶ディスプレイ12にメモ書き入力の内容が
表示される。
【0089】その後、ステップQ40に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップQ41に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップQ42に移行して
押下回数がn=3であるかを検出する。n=3の場合に
は、ステップQ43に移行して、メモ書き保存簿に関す
るサブメニュー表示情報がバックアップRAM47から
読み出される。このサブメニュー表示情報に基づいて液
晶ディスプレイ12にメモ書き保存簿の内容が表示され
る。
【0090】その後、ステップQ44に移行してその他
の処理を行うための指示を待つ。他の処理を行う場合に
は、ステップQ45に移行して他の処理を実行する。他
の処理を行わない場合には、ステップQ46に移行して
押下回数がn=4であるかを検出する。n=4の場合に
は、ステップQ35に戻って、メモ書き入力手順に関す
るメインメニュー表示情報がバックアップRAM47か
ら再び読み出される。このメインメニュー表示情報に基
づいて液晶ディスプレイ12に再びメモ書入力手順の内
容が表示される。
【0091】なお、ステップQ46で押下回数がn=4
でない場合には、ステップQ47に戻って、電源スイッ
チSWがオフされたかを検出する。電源スイッチSWが
オフされない場合は、ステップQ4に戻って入力キーK
1〜K3のいずれかの入力があるかを検出し、その後、
上述したステップQ5〜ステップQ46を繰り返す。
【0092】この例では、電源スイッチSWがオフ操作
(スイッチ操作のみで、実際には電源が切られていない
状態)されると、ステップQ48に移行して、CPU4
9はバックアップRAM47に電源オフ直前の3つの入
力キーK1〜K3によるメインメニュー表示情報又はサ
ブメニュー表示情報が記録されたかを検出する。
【0093】これらの情報がバックアップRAM47に
記録されていない場合には、ステップQ49に移行して
電源スイッチSWのオフ直前の3つの入力キーK1〜K
3によるメインメニュー表示情報又はサブメニュー表示
情報がバックアップRAM47に記録される。その後、
データ処理に関する制御を終了する。
【0094】このように本実施例では、入力キーK1〜
K3に関して読み出されたメインメニュー表示情報や、
サブメニュー表示情報が電源スイッチSWのオフと同時
に、バックアップRAM47に記録されるようになされ
たものである。
【0095】この構成によって、再度電源がオンされた
ときに、前回と同じ内容を液晶ディスプレイ12に表示
することができる。従って、入力キーK1〜K3に関し
て例えば、サブメニュー表示内容から他のサブメニュー
表示内容に変更することができる。従来方式のインデッ
クスをB→C→A→Bと順次切り替える操作を行うこと
ができる。しかも、専用ペンを使用せずとも、インデッ
クスA、B、Cを変更することができる。
【0096】また、本実施の形態では、同一の入力キー
K1、K2又はK3の一連の操作でサブメニュー表示内
容を切り替えることができる。しかも、液晶ディスプレ
イ12の表示画面から、従来方式のモード切換手段を省
略することができ、入力キーK1〜K3を専用ペンに頼
ることなく、直接指で操作することができる。
【0097】これにより、誤動作を少なくすることがで
きると共に、液晶ディスプレイ12の画面表示有効面積
を拡張することができる。従って、液晶ディスプレイ1
2の画面に触れずに入力キーK1〜K3によってモード
切換が可能で、しかも、使用勝手の良好な携帯電話機2
00が提供できる。
【0098】この例では電子メール手続き機能、FAX
手続き機能及びメモ書き手続き機能について説明をした
が、これに限られることはなく、電話番号受信簿、電話
番号送信簿及び電話番号保存簿などを有した電話番号読
み出し機能に適用してもよい。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力手段が所定回だけ押されたときに、メモリからメイン
表示内容情報が読み出されて表示手段にメイン表示内容
が画面表示され、その後、更に入力手段が押される毎
に、メイン表示内容情報に属するサブ表示内容情報が順
次切り替わるように読み出されて表示手段にサブ表示内
容が順次画面表示されるようになされたものである。
【0100】この構成によって、押下位置を変えずに同
一の入力手段を連続して押下するだけで、メイン表示内
容に属するサブ表示内容を表示画面上で連続的にかつ容
易に変更することができる。従って、サブ表示内容を入
力するための他の入力手段を探して押し直すといった操
作が不要となるので、表示画面上でメイン表示内容に属
したサブ表示内容を順次変更したいというユーザの操作
目的に対する入力手段の操作性を向上させることができ
る。
【0101】この発明は各種インターネット情報や相手
方の電子メールなどの表示内容をディスプレイ上に表示
する電子手帳装置や携帯電話機などに適用して極めて好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての携帯端末装置100の構成
例を示すブロック図である。
【図2】携帯端末装置100の動作例を示す概念図であ
る。
【図3】携帯端末装置100を応用した携帯電話機20
0の構成例を示す上面図である。
【図4】携帯電話機200の内部構成例を示すブロック
図である。
【図5】バックアップRAM47の記録内容例を示す概
念図である。
【図6】携帯電話機200の第1の制御(リセット方
式)例を示すフローチャート(その1)である。
【図7】携帯電話機200の第1の制御例を示すフロー
チャート(その2)である。
【図8】携帯電話機200の第1の制御例を示すフロー
チャート(その3)である。
【図9】携帯電話機200の第1の制御例を示すフロー
チャート(その4)である。
【図10】携帯電話機200の第2の制御(レジューム
方式)例を示すフローチャート(その1)である。
【図11】携帯電話機200の第2の制御例を示すフロ
ーチャート(その2)である。
【図12】携帯電話機200の第2の制御例を示すフロ
ーチャート(その3)である。
【図13】携帯電話機200の第2の制御例を示すフロ
ーチャート(その4)である。
【図14】従来方式の携帯端末装置10の構成例を示す
上面図である。
【符号の説明】
10,100・・・携帯端末装置、11・・・メモリ、
12・・・液晶ディスプレイ(表示手段)、13・・・
入力手段、14・・・制御手段、41・・・ROM、4
2・・・フラッシュメモリ、43・・・DRAM、44
・・・ディスプレイコントローラ、45・・・V−RA
M、46・・・入力インタフェース、47・・・バック
アップRAM、48・・・タイマ、49・・・CPU、
51・・・送受信データ処理部、53・・・RF処理
部、200・・・携帯電話機、K1〜K5・・・入力キ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段と、 前記表示手段に表示するためのメイン表示内容情報及び
    該メイン表示内容情報に属するサブ表示内容情報を格納
    したメモリと、 前記メモリから読み出されるメイン又はサブ表示内容情
    報と押下回数とが予め対応付けられた入力手段と、 前記入力手段による押下回数に応じて前記メモリの読み
    出し制御をする制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記入力手段が所定回数押されたときに、 前記メモリからメイン表示内容情報を読み出して前記表
    示手段にメイン表示内容を画面表示し、その後、更に前
    記入力手段が押される毎に、前記メモリからサブ表示内
    容情報を順次読み出して前記表示手段にサブ表示内容を
    順次切り替えて画面表示するように制御することを特徴
    とする端末装置装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段の押下回数に対応して前記
    メイン又はサブ表示内容情報の読み出し制御をする制御
    手段が設けられる場合であって、 前記制御手段は、 予め定められた所定回数よりも多く前記入力手段が押下
    されたときに、前記押下回数を「1」にクリアするよう
    になされたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段の押下回数に対応して前記
    メイン又はサブ表示内容情報の読み出し制御をする制御
    手段が設けられる場合であって、 前記制御手段は、 電源がオフされたときに、前記押下回数を「零」にクリ
    アすることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段の押下回数に対応して読み
    出されたメイン表示内容情報又はサブ表示内容情報を記
    録する不揮発性のメモリ及び制御手段が設けられ、 前記制御手段は、 少なくとも、電源オフ直前の前記入力手段によるメイン
    表示内容情報又はサブ表示内容情報を前記不揮発性のメ
    モリに記録するように制御することを特徴とする請求項
    1記載の携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段及び入力手段を取り付ける
    筐体が設けられ、 前記入力手段は前記表示手段の表示画面外の筐体に配設
    されることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段、入力手段及び筐体が設け
    られる場合であって、 前記入力手段は前記表示手段の表示画面外の筐体に複数
    配設されることを特徴とする請求項5記載の携帯端末装
    置。
JP4762398A 1998-02-27 1998-02-27 携帯端末装置 Pending JPH11249785A (ja)

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JP4762398A JPH11249785A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 携帯端末装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8069189B2 (en) 2005-10-27 2011-11-29 Nec Corporation Portable terminal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8069189B2 (en) 2005-10-27 2011-11-29 Nec Corporation Portable terminal

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