JPH11249099A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH11249099A JPH11249099A JP10053152A JP5315298A JPH11249099A JP H11249099 A JPH11249099 A JP H11249099A JP 10053152 A JP10053152 A JP 10053152A JP 5315298 A JP5315298 A JP 5315298A JP H11249099 A JPH11249099 A JP H11249099A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダスト対策を施すことができ、しかもコント
ラストの低下をも防止し得る液晶表示装置の提供が望ま
れている。 【解決手段】 一対の透明基板間に液晶層を有してなる
液晶パネル１２と、この液晶パネル１２の両面にそれぞ
れ軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層１５
を介して貼設された白色ガラスからなる厚板ガラス１３
と、厚板ガラス板１３の少なくとも一方に、軟質の接着
剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層１５を介して貼設
された偏光板１４と、を備えた液晶表示装置１１。
ラストの低下をも防止し得る液晶表示装置の提供が望ま
れている。 【解決手段】 一対の透明基板間に液晶層を有してなる
液晶パネル１２と、この液晶パネル１２の両面にそれぞ
れ軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層１５
を介して貼設された白色ガラスからなる厚板ガラス１３
と、厚板ガラス板１３の少なくとも一方に、軟質の接着
剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層１５を介して貼設
された偏光板１４と、を備えた液晶表示装置１１。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクター等
に組み込まれる液晶表示装置に係わり、詳しくは液晶パ
ネルの外側に配置される偏光板のストレスを緩和した、
液晶表示装置に関する。
に組み込まれる液晶表示装置に係わり、詳しくは液晶パ
ネルの外側に配置される偏光板のストレスを緩和した、
液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、臨場感のある大画面を容易に実現
しうるものとして、液晶パネルを用いたプロジェクター
が提供されている。このようなプロジェクターとして
は、従来、例えば図４に示す構成のものが知られてい
る。図４において符号１はプロジェクターであり、この
プロジェクター１は、メタルハライドランプ等からなる
光源２と、熱線カットフィルター３と、凸レンズからな
る集光レンズ４と、集光レンズ４で集められた光を所定
方向に反射する反射ミラー５と、Ｒ（赤）Ｇ（緑）Ｂ
（青）の各色に対応するダイクロイックミラー６Ｒ、６
Ｇ、６Ｂと、各色に対応する入射側偏光板７Ｒ、７Ｇ、
７Ｂと、液晶パネル８Ｒ、８Ｇ、８Ｂと、出射側偏光板
９Ｒ、９Ｇ、９Ｂと、フルネルレンズからなる投射レン
ズ１０Ｒ、１０Ｇ、１０Ｂとを備えて構成されたもので
ある。
しうるものとして、液晶パネルを用いたプロジェクター
が提供されている。このようなプロジェクターとして
は、従来、例えば図４に示す構成のものが知られてい
る。図４において符号１はプロジェクターであり、この
プロジェクター１は、メタルハライドランプ等からなる
光源２と、熱線カットフィルター３と、凸レンズからな
る集光レンズ４と、集光レンズ４で集められた光を所定
方向に反射する反射ミラー５と、Ｒ（赤）Ｇ（緑）Ｂ
（青）の各色に対応するダイクロイックミラー６Ｒ、６
Ｇ、６Ｂと、各色に対応する入射側偏光板７Ｒ、７Ｇ、
７Ｂと、液晶パネル８Ｒ、８Ｇ、８Ｂと、出射側偏光板
９Ｒ、９Ｇ、９Ｂと、フルネルレンズからなる投射レン
ズ１０Ｒ、１０Ｇ、１０Ｂとを備えて構成されたもので
ある。
【０００３】ここで、特に入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７
Ｂ）は、液晶パネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）のＴＦＴ（薄膜
トランジスタ）を形成した側の石英からなる基板（図示
略）上に、白板ガラス（図示略）を介して貼設されてい
る。なお、この白板ガラスは、液晶パネル８Ｒ（８Ｇ、
８Ｂ）の基板に接着剤で貼着されている。また、液晶パ
ネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）および入射側偏光板７Ｒ（７
Ｇ、７Ｂ）等は、プロジェクター１の動作時に強力な光
によって熱せられることから、これによる温度上昇を抑
えるため、通常はプロジェクター１に冷却ファン（図示
略）が備えられ用いられる。
Ｂ）は、液晶パネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）のＴＦＴ（薄膜
トランジスタ）を形成した側の石英からなる基板（図示
略）上に、白板ガラス（図示略）を介して貼設されてい
る。なお、この白板ガラスは、液晶パネル８Ｒ（８Ｇ、
８Ｂ）の基板に接着剤で貼着されている。また、液晶パ
ネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）および入射側偏光板７Ｒ（７
Ｇ、７Ｂ）等は、プロジェクター１の動作時に強力な光
によって熱せられることから、これによる温度上昇を抑
えるため、通常はプロジェクター１に冷却ファン（図示
略）が備えられ用いられる。
【０００４】このような構成のもとにプロジェクター１
は、光源２から発せられた光を熱線カットフィルター３
に通し、ここで不要な熱をカットする。そして、この不
要な熱をカットした光を集光レンズ４で集光し、さらに
これを反射ミラー５で反射し、ダイクロイックミラー６
Ｒ、６Ｇ、６Ｂで各色毎に対応する入射側偏光板７Ｒ
（７Ｇ、７Ｂ）に導く。入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７
Ｂ）は入射した光を直線偏光し、その状態でこの光を液
晶パネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）に導く。液晶パネル８Ｒ
（８Ｇ、８Ｂ）は入射した光を旋光し、出射側偏光板９
Ｒ（９Ｇ、９Ｂ）はこの旋光した光を再度偏光させて投
射レンズ１０Ｒ（１０Ｇ、１０Ｂ）に導く。投射レンズ
１０Ｒ（１０Ｇ、１０Ｂ）は導かれた光を拡大し、スク
リーン（図示略）上に投射する。
は、光源２から発せられた光を熱線カットフィルター３
に通し、ここで不要な熱をカットする。そして、この不
要な熱をカットした光を集光レンズ４で集光し、さらに
これを反射ミラー５で反射し、ダイクロイックミラー６
Ｒ、６Ｇ、６Ｂで各色毎に対応する入射側偏光板７Ｒ
（７Ｇ、７Ｂ）に導く。入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７
Ｂ）は入射した光を直線偏光し、その状態でこの光を液
晶パネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）に導く。液晶パネル８Ｒ
（８Ｇ、８Ｂ）は入射した光を旋光し、出射側偏光板９
Ｒ（９Ｇ、９Ｂ）はこの旋光した光を再度偏光させて投
射レンズ１０Ｒ（１０Ｇ、１０Ｂ）に導く。投射レンズ
１０Ｒ（１０Ｇ、１０Ｂ）は導かれた光を拡大し、スク
リーン（図示略）上に投射する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プロジェクター１における液晶パネル８Ｒ（８Ｇ、８
Ｂ）では、製造時や、使用時に冷却ファンの作動によっ
て入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７Ｂ）表面、あるいはこれ
を貼設する白板ガラス表面にダストが付着してしまい、
画像欠陥が起きて画質が低下してしまうことがある。そ
こで、このようなダスト付着による画質低下を抑えるた
め、前記白色ガラスを厚肉のガラス（厚板ガラス）と
し、これにより偏光板表面あるいはガラス外表面に付着
するダストを画像の焦点からずらし、これによって画像
に映さずしたがって画質低下が起こらないようにすると
いったことが考えられる。
プロジェクター１における液晶パネル８Ｒ（８Ｇ、８
Ｂ）では、製造時や、使用時に冷却ファンの作動によっ
て入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７Ｂ）表面、あるいはこれ
を貼設する白板ガラス表面にダストが付着してしまい、
画像欠陥が起きて画質が低下してしまうことがある。そ
こで、このようなダスト付着による画質低下を抑えるた
め、前記白色ガラスを厚肉のガラス（厚板ガラス）と
し、これにより偏光板表面あるいはガラス外表面に付着
するダストを画像の焦点からずらし、これによって画像
に映さずしたがって画質低下が起こらないようにすると
いったことが考えられる。
【０００６】また、前記プロジェクター１における液晶
パネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）では、光源２からの光量が上
がって強力な光が照射されると、その石英からなる基板
（図示略）が熱せられ、これに伴って該基板に接着され
た白色ガラスも熱せられ膨張する。このとき、白板ガラ
ス（図示略）に貼設された入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７
Ｂ）も、白板ガラスと同様に熱せられる。
パネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）では、光源２からの光量が上
がって強力な光が照射されると、その石英からなる基板
（図示略）が熱せられ、これに伴って該基板に接着され
た白色ガラスも熱せられ膨張する。このとき、白板ガラ
ス（図示略）に貼設された入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７
Ｂ）も、白板ガラスと同様に熱せられる。
【０００７】すると、この入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７
Ｂ）は、その偏光子が熱せられることによって前記白色
ガラスとは逆に収縮し、このため白色ガラスの膨張と自
身の収縮とによる応力によって入射側偏光板７Ｒ（７
Ｇ、７Ｂ）に局部的なストレスが生じてしまい、偏光板
の偏光機能が乱れてしまって光抜けが起きるようになっ
てしまう。そして、このように光抜けが起きるようにな
ると、コントラストの低下が起こってしまう。
Ｂ）は、その偏光子が熱せられることによって前記白色
ガラスとは逆に収縮し、このため白色ガラスの膨張と自
身の収縮とによる応力によって入射側偏光板７Ｒ（７
Ｇ、７Ｂ）に局部的なストレスが生じてしまい、偏光板
の偏光機能が乱れてしまって光抜けが起きるようになっ
てしまう。そして、このように光抜けが起きるようにな
ると、コントラストの低下が起こってしまう。
【０００８】したがって、このような光抜けを防止する
ためには、入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７Ｂ）を貼設する
ガラスとして前記白色ガラスに代えて石英ガラス等の低
膨張係数のガラスを使用する必要がある。しかしなが
ら、このような低膨張係数のガラスは白色ガラスに比べ
高価であることから、前述したようにダスト対策のため
低膨張係数のガラスを厚板のものにすると大幅なコスト
アップを招いてしまう。
ためには、入射側偏光板７Ｒ（７Ｇ、７Ｂ）を貼設する
ガラスとして前記白色ガラスに代えて石英ガラス等の低
膨張係数のガラスを使用する必要がある。しかしなが
ら、このような低膨張係数のガラスは白色ガラスに比べ
高価であることから、前述したようにダスト対策のため
低膨張係数のガラスを厚板のものにすると大幅なコスト
アップを招いてしまう。
【０００９】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ダスト対策を施すことが
でき、しかもコントラストの低下をも防止し得る液晶表
示装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、ダスト対策を施すことが
でき、しかもコントラストの低下をも防止し得る液晶表
示装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項１
記載の液晶表示装置では、一対の透明基板間に液晶層を
有してなる液晶パネルと、この液晶パネルの両面にそれ
ぞれ軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を
介して貼設された白色ガラスからなる厚板ガラスと、前
記厚板ガラス板の少なくとも一方に、軟質の接着剤ある
いは粘着剤からなる軟質樹脂層を介して貼設された偏光
板と、を備えてなることを前記課題の解決手段とした。
記載の液晶表示装置では、一対の透明基板間に液晶層を
有してなる液晶パネルと、この液晶パネルの両面にそれ
ぞれ軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を
介して貼設された白色ガラスからなる厚板ガラスと、前
記厚板ガラス板の少なくとも一方に、軟質の接着剤ある
いは粘着剤からなる軟質樹脂層を介して貼設された偏光
板と、を備えてなることを前記課題の解決手段とした。
【００１１】この液晶表示装置によれば、液晶パネルの
両面にそれぞれ軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟
質樹脂層を介して白色ガラスからなる厚板ガラスを貼設
しているので、該厚板ガラスの外表面あるいは偏光板表
面にダストが付着しても、これを画像の焦点からずらす
ことにより、画像に映さないようにすることが可能にな
る。また、前記厚板ガラスの少なくとも一方に、軟質の
接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を介して偏光
板を貼設しているので、光源からの光の照射を受けて白
色ガラスからなる厚板ガラスが熱せられ、膨張しても、
この膨張による応力が前記軟質樹脂層で緩和されること
によって偏光板にほとんど伝わらず、これにより偏光板
に偏光機能の乱れによる光抜けが起こるのが抑えられ
る。
両面にそれぞれ軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟
質樹脂層を介して白色ガラスからなる厚板ガラスを貼設
しているので、該厚板ガラスの外表面あるいは偏光板表
面にダストが付着しても、これを画像の焦点からずらす
ことにより、画像に映さないようにすることが可能にな
る。また、前記厚板ガラスの少なくとも一方に、軟質の
接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を介して偏光
板を貼設しているので、光源からの光の照射を受けて白
色ガラスからなる厚板ガラスが熱せられ、膨張しても、
この膨張による応力が前記軟質樹脂層で緩和されること
によって偏光板にほとんど伝わらず、これにより偏光板
に偏光機能の乱れによる光抜けが起こるのが抑えられ
る。
【００１２】本発明における請求項３記載の液晶表示装
置では、石英からなる薄膜トランジスタ基板とこれに対
向して配置された対向基板との間に液晶層を有してなる
液晶パネルと、この液晶パネルの薄膜トランジスタ基板
の外表面に貼設された偏光板と、該液晶パネルの薄膜ト
ランジスタ基板側の前記偏光板上に軟質の接着剤あるい
は粘着剤からなる軟質樹脂層を介して貼設された白色ガ
ラスからなる厚板ガラスと、前記液晶パネルの対向基板
上に軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を
介して貼設された白色ガラスからなる厚板ガラスと、を
備えてなることを前記課題の解決手段とした。
置では、石英からなる薄膜トランジスタ基板とこれに対
向して配置された対向基板との間に液晶層を有してなる
液晶パネルと、この液晶パネルの薄膜トランジスタ基板
の外表面に貼設された偏光板と、該液晶パネルの薄膜ト
ランジスタ基板側の前記偏光板上に軟質の接着剤あるい
は粘着剤からなる軟質樹脂層を介して貼設された白色ガ
ラスからなる厚板ガラスと、前記液晶パネルの対向基板
上に軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を
介して貼設された白色ガラスからなる厚板ガラスと、を
備えてなることを前記課題の解決手段とした。
【００１３】この液晶表示装置によれば、薄膜トランジ
スタ基板側および対向基板上のそれぞれに、軟質樹脂層
を介して白色ガラスからなる厚板ガラスを貼設している
ので、該厚板ガラスの外表面にダストが付着しても、こ
れを画像の焦点からずらすことにより、画像に映さない
ようにすることが可能になる。また、液晶パネルの薄膜
トランジスタ基板の外表面に偏光板を貼設しているの
で、該薄膜トランジスタ基板が低膨張係数のガラスであ
る石英ガラスからなっていることにより、光源からの光
の照射を受けて熱せられても該薄膜トランジスタ基板は
その膨張が少なく、したがってこの膨張による応力の偏
光板への影響が少なく、よって偏光板に偏光機能の乱れ
による光抜けが起こるのが抑えられる。
スタ基板側および対向基板上のそれぞれに、軟質樹脂層
を介して白色ガラスからなる厚板ガラスを貼設している
ので、該厚板ガラスの外表面にダストが付着しても、こ
れを画像の焦点からずらすことにより、画像に映さない
ようにすることが可能になる。また、液晶パネルの薄膜
トランジスタ基板の外表面に偏光板を貼設しているの
で、該薄膜トランジスタ基板が低膨張係数のガラスであ
る石英ガラスからなっていることにより、光源からの光
の照射を受けて熱せられても該薄膜トランジスタ基板は
その膨張が少なく、したがってこの膨張による応力の偏
光板への影響が少なく、よって偏光板に偏光機能の乱れ
による光抜けが起こるのが抑えられる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は本発明の液晶表示装置の第
１実施形態例であり、図１中符号１１は液晶表示装置で
ある。この液晶表示装置１１は、例えば図４に示したプ
ロジェクター１において液晶パネル８Ｒ、８Ｇ、８Ｂお
よび入射側偏光板７Ｒ、７Ｇ、７Ｂに代えて用いられる
ものであり、液晶パネル１２と一対の厚板ガラス１３、
１３と偏光板１４とを有して構成されたものである。
１実施形態例であり、図１中符号１１は液晶表示装置で
ある。この液晶表示装置１１は、例えば図４に示したプ
ロジェクター１において液晶パネル８Ｒ、８Ｇ、８Ｂお
よび入射側偏光板７Ｒ、７Ｇ、７Ｂに代えて用いられる
ものであり、液晶パネル１２と一対の厚板ガラス１３、
１３と偏光板１４とを有して構成されたものである。
【００１５】液晶パネル１１は、一対の透明基板（図示
略）間、すなわち石英ガラスからなる薄膜トランジスタ
基板とこれに対向して配置された対向基板との間に液晶
層を有してなる公知構成のものである。厚板ガラス１３
は、白色ガラスからなるもので、液晶パネル１１の両基
板の外面にそれぞれ軟質の接着剤あるいは粘着剤からな
る軟質樹脂層１５を介して貼設されたものである。
略）間、すなわち石英ガラスからなる薄膜トランジスタ
基板とこれに対向して配置された対向基板との間に液晶
層を有してなる公知構成のものである。厚板ガラス１３
は、白色ガラスからなるもので、液晶パネル１１の両基
板の外面にそれぞれ軟質の接着剤あるいは粘着剤からな
る軟質樹脂層１５を介して貼設されたものである。
【００１６】軟質樹脂層１５を形成する軟質の接着剤あ
るいは粘着剤としては、シリコーン系の樹脂やアクリル
系の樹脂を主剤とした従来公知のものが用いられ、この
ような材料からなることによって軟質樹脂層１５は、十
分な柔軟性を有することにより、後述するように加熱さ
れた際液晶パネル１２と厚板ガラス１３との間の熱応力
を緩和するようになっている。
るいは粘着剤としては、シリコーン系の樹脂やアクリル
系の樹脂を主剤とした従来公知のものが用いられ、この
ような材料からなることによって軟質樹脂層１５は、十
分な柔軟性を有することにより、後述するように加熱さ
れた際液晶パネル１２と厚板ガラス１３との間の熱応力
を緩和するようになっている。
【００１７】偏光板１４は、液晶パネル１２の光入射側
に配置された従来公知のもので、厚板ガラス１３の外表
面に軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層１
６を介して貼設されたものである。この軟質樹脂層１６
も、前記軟質樹脂層１５と同様にシリコーン系の樹脂や
アクリル系の樹脂を主剤とした従来公知の接着剤あるい
は粘着剤からなるものである。なお、この例において
は、図示しないものの、液晶パネル１２の光出射側にも
偏光板が、厚板ガラス１３、軟質樹脂層（図示略）を介
して配置され貼設されている。
に配置された従来公知のもので、厚板ガラス１３の外表
面に軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層１
６を介して貼設されたものである。この軟質樹脂層１６
も、前記軟質樹脂層１５と同様にシリコーン系の樹脂や
アクリル系の樹脂を主剤とした従来公知の接着剤あるい
は粘着剤からなるものである。なお、この例において
は、図示しないものの、液晶パネル１２の光出射側にも
偏光板が、厚板ガラス１３、軟質樹脂層（図示略）を介
して配置され貼設されている。
【００１８】このような構成の液晶表示装置１１は、前
述したように図４に示したプロジェクター１において液
晶パネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）および入射側偏光板７Ｒ
（７Ｇ、７Ｂ）、入射側偏光板９Ｒ（９Ｇ、９Ｂ）に代
えて用いられる。このとき、液晶パネル１２の両面にそ
れぞれ厚板ガラス１３を貼設しているので、冷却ファン
の作動に伴って該厚板ガラス１３の外表面あるいは偏光
板１４表面にダストが付着しても、該厚板ガラス１３の
厚みによってこれを画像の焦点からずらすことにより、
画像に映さないようにすることが可能になる。
述したように図４に示したプロジェクター１において液
晶パネル８Ｒ（８Ｇ、８Ｂ）および入射側偏光板７Ｒ
（７Ｇ、７Ｂ）、入射側偏光板９Ｒ（９Ｇ、９Ｂ）に代
えて用いられる。このとき、液晶パネル１２の両面にそ
れぞれ厚板ガラス１３を貼設しているので、冷却ファン
の作動に伴って該厚板ガラス１３の外表面あるいは偏光
板１４表面にダストが付着しても、該厚板ガラス１３の
厚みによってこれを画像の焦点からずらすことにより、
画像に映さないようにすることが可能になる。
【００１９】また、光源２からの光の照射を受け、液晶
パネル１２、厚板ガラス１３、さらに偏光板１４がそれ
ぞれ熱せられるが、液晶パネル１２の両基板と厚板ガラ
ス１３、１３との間には共に軟質樹脂層１５が配置され
ていることから、これら両基板と厚板ガラス１３、１３
との熱膨張係数の差に起因して起こる応力が、軟質樹脂
層１５により吸収されてこれが緩和される。同様に、厚
板ガラス１３と偏光板１４との間においても、厚板ガラ
ス１３は熱膨張し、一方偏光板１４ではその偏光子が収
縮するものの、その間に軟質樹脂層１６が配置されてい
ることから、これらの間に生ずる応力が緩和され、した
がって特に厚板ガラス１３の膨張による応力が偏光板１
４にほとんど伝わらないことから、偏光板１４に偏光機
能の乱れによる光抜けが起こるのが抑えられる。
パネル１２、厚板ガラス１３、さらに偏光板１４がそれ
ぞれ熱せられるが、液晶パネル１２の両基板と厚板ガラ
ス１３、１３との間には共に軟質樹脂層１５が配置され
ていることから、これら両基板と厚板ガラス１３、１３
との熱膨張係数の差に起因して起こる応力が、軟質樹脂
層１５により吸収されてこれが緩和される。同様に、厚
板ガラス１３と偏光板１４との間においても、厚板ガラ
ス１３は熱膨張し、一方偏光板１４ではその偏光子が収
縮するものの、その間に軟質樹脂層１６が配置されてい
ることから、これらの間に生ずる応力が緩和され、した
がって特に厚板ガラス１３の膨張による応力が偏光板１
４にほとんど伝わらないことから、偏光板１４に偏光機
能の乱れによる光抜けが起こるのが抑えられる。
【００２０】したがって、この液晶表示装置１１にあっ
ては、ダストによる画質低下を防止することができ、ま
た、光源２からの光照射に伴う加熱により偏光板１４で
光抜けが起こるのを抑えることができ、これによりコン
トラストの低下を防止することができる。さらに、厚板
ガラス１３として一般に用いられる比較的安価な白色ガ
ラスを用いているため、従来に比べてコストアップを最
小限に抑えることができる。
ては、ダストによる画質低下を防止することができ、ま
た、光源２からの光照射に伴う加熱により偏光板１４で
光抜けが起こるのを抑えることができ、これによりコン
トラストの低下を防止することができる。さらに、厚板
ガラス１３として一般に用いられる比較的安価な白色ガ
ラスを用いているため、従来に比べてコストアップを最
小限に抑えることができる。
【００２１】なお、前記実施形態例では、厚板ガラス１
３上に軟質樹脂層１６を介して直接偏光板１４を貼設し
たが、図２に示すように石英からなる薄板ガラス１７を
介して、これに接着させた状態で偏光板１４を軟質樹脂
層１６上に設けるようにしてもよい。このようにして偏
光板１４を設ける場合、該偏光板１４側の厚板ガラス１
８については、その厚みを前記厚板ガラス１３の厚みよ
り薄板ガラス１７の厚み分薄いものにすることができ
る。
３上に軟質樹脂層１６を介して直接偏光板１４を貼設し
たが、図２に示すように石英からなる薄板ガラス１７を
介して、これに接着させた状態で偏光板１４を軟質樹脂
層１６上に設けるようにしてもよい。このようにして偏
光板１４を設ける場合、該偏光板１４側の厚板ガラス１
８については、その厚みを前記厚板ガラス１３の厚みよ
り薄板ガラス１７の厚み分薄いものにすることができ
る。
【００２２】このような構成としても、薄板ガラス１７
の外表面あるいは偏光板１４表面にダストが付着した場
合に、該薄板ガラス１７と厚板ガラス１８との合計厚に
よってダストを画像の焦点からずらすことができ、した
がってダストによる画質低下を防止することができる。
また、光源２からの光の照射を受けて熱せられた際に
も、偏光板１４が低膨張係数の石英からなる薄板ガラス
１７上に接着されているので、偏光板１４に薄板ガラス
１７の膨張による大きな応力が加えられることがなく、
したがって偏光板１４に光抜けが起こるのを抑えてコン
トラストの低下を防止することができる。
の外表面あるいは偏光板１４表面にダストが付着した場
合に、該薄板ガラス１７と厚板ガラス１８との合計厚に
よってダストを画像の焦点からずらすことができ、した
がってダストによる画質低下を防止することができる。
また、光源２からの光の照射を受けて熱せられた際に
も、偏光板１４が低膨張係数の石英からなる薄板ガラス
１７上に接着されているので、偏光板１４に薄板ガラス
１７の膨張による大きな応力が加えられることがなく、
したがって偏光板１４に光抜けが起こるのを抑えてコン
トラストの低下を防止することができる。
【００２３】図３は本発明の液晶表示装置の第２実施形
態例であり、図３中符号２１は液晶表示装置である。こ
の液晶表示装置２１が図１に示した液晶表示装置１１と
異なるところは、偏光板２２が液晶パネル１２に直接貼
設されている点である。すなわち、この例においては、
偏光板２２が液晶パネル１２の石英ガラスからなる薄膜
トランジスタ基板（図示略）に直接接着されており、こ
の薄膜トランジスタ基板側に配置される厚板ガラス１３
は、該液晶パネル１２の薄膜トランジスタ基板側の前記
偏光板２２上に、軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる
軟質樹脂層２３を介して貼設されている。ここで、軟質
樹脂槽２３は、前記第１実施形態例における軟質樹脂層
１５、１６と同様に、シリコーン系の樹脂やアクリル系
の樹脂を主剤とした従来公知の接着剤あるいは粘着剤か
らなるものである。
態例であり、図３中符号２１は液晶表示装置である。こ
の液晶表示装置２１が図１に示した液晶表示装置１１と
異なるところは、偏光板２２が液晶パネル１２に直接貼
設されている点である。すなわち、この例においては、
偏光板２２が液晶パネル１２の石英ガラスからなる薄膜
トランジスタ基板（図示略）に直接接着されており、こ
の薄膜トランジスタ基板側に配置される厚板ガラス１３
は、該液晶パネル１２の薄膜トランジスタ基板側の前記
偏光板２２上に、軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる
軟質樹脂層２３を介して貼設されている。ここで、軟質
樹脂槽２３は、前記第１実施形態例における軟質樹脂層
１５、１６と同様に、シリコーン系の樹脂やアクリル系
の樹脂を主剤とした従来公知の接着剤あるいは粘着剤か
らなるものである。
【００２４】このような構成の液晶表示装置２１にあっ
ても、先の例と同様に液晶パネル２２の両面にそれぞれ
厚板ガラス１３を貼設しているので、冷却ファンの作動
に伴って該厚板ガラス１３の外表面にダストが付着して
も、該厚板ガラス１３の厚みによってこれを画像の焦点
からずらすことができ、したがってダストによる画質低
下を防止することができる。また、光源２からの光の照
射を受けて熱せられた際にも、偏光板２２が低膨張係数
の石英ガラスからなる薄膜トランジスタ基板上に接着さ
れているので、偏光板２２に薄板トランジスタ基板の膨
張による大きな応力が加えられることがなく、また軟質
樹脂層２３を介していることにより厚板ガラス１３の熱
膨張による応力も加えられることがなく、したがって偏
光板２２に光抜けが起こるのを抑えてコントラストの低
下を防止することができる。
ても、先の例と同様に液晶パネル２２の両面にそれぞれ
厚板ガラス１３を貼設しているので、冷却ファンの作動
に伴って該厚板ガラス１３の外表面にダストが付着して
も、該厚板ガラス１３の厚みによってこれを画像の焦点
からずらすことができ、したがってダストによる画質低
下を防止することができる。また、光源２からの光の照
射を受けて熱せられた際にも、偏光板２２が低膨張係数
の石英ガラスからなる薄膜トランジスタ基板上に接着さ
れているので、偏光板２２に薄板トランジスタ基板の膨
張による大きな応力が加えられることがなく、また軟質
樹脂層２３を介していることにより厚板ガラス１３の熱
膨張による応力も加えられることがなく、したがって偏
光板２２に光抜けが起こるのを抑えてコントラストの低
下を防止することができる。
【００２５】なお、図示してはいないものの、本発明に
おいては出射側の偏光板も液晶パネルに取り付けてもよ
く、このような構成とすれば、この偏光板と液晶パネル
との間に空気層が入らず、したがって余分な反射が起こ
らないことから高透過率を維持することができる。
おいては出射側の偏光板も液晶パネルに取り付けてもよ
く、このような構成とすれば、この偏光板と液晶パネル
との間に空気層が入らず、したがって余分な反射が起こ
らないことから高透過率を維持することができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明における請求
項１記載の液晶表示装置は、液晶パネルの両面にそれぞ
れ軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を介
して白色ガラスからなる厚板ガラスを貼設したものであ
るから、該厚板ガラスの外表面あるいは偏光板表面にダ
ストが付着しても、これを画像の焦点からずらすことが
でき、したがってダストによる画質低下を防止すること
ができる。また、厚板ガラスに偏光板を貼設しているた
め、偏光板自体に異物があってもこれによる画質への影
響がほとんどなく、したがって偏光板自体の異物規格を
緩めることができ、これにより偏光板のコストダウンを
図ることができる。また、前記厚板ガラスの少なくとも
一方に、軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂
層を介して偏光板を貼設しているので、光源からの光の
照射を受けて白色ガラスからなる厚板ガラスが熱せら
れ、膨張しても、この膨張による応力を前記軟質樹脂層
で緩和することによって偏光板にほとんど伝わらせず、
これにより偏光板に偏光機能の乱れによる光抜けが起こ
るのを抑え、コントラストの低下を防止することができ
る。
項１記載の液晶表示装置は、液晶パネルの両面にそれぞ
れ軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を介
して白色ガラスからなる厚板ガラスを貼設したものであ
るから、該厚板ガラスの外表面あるいは偏光板表面にダ
ストが付着しても、これを画像の焦点からずらすことが
でき、したがってダストによる画質低下を防止すること
ができる。また、厚板ガラスに偏光板を貼設しているた
め、偏光板自体に異物があってもこれによる画質への影
響がほとんどなく、したがって偏光板自体の異物規格を
緩めることができ、これにより偏光板のコストダウンを
図ることができる。また、前記厚板ガラスの少なくとも
一方に、軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂
層を介して偏光板を貼設しているので、光源からの光の
照射を受けて白色ガラスからなる厚板ガラスが熱せら
れ、膨張しても、この膨張による応力を前記軟質樹脂層
で緩和することによって偏光板にほとんど伝わらせず、
これにより偏光板に偏光機能の乱れによる光抜けが起こ
るのを抑え、コントラストの低下を防止することができ
る。
【００２７】本発明における請求項３記載の液晶表示装
置も、前記液晶表示装置と同様に薄膜トランジスタ基板
側および対向基板上のそれぞれに、軟質樹脂層を介して
白色ガラスからなる厚板ガラスを貼設したものであるか
ら、該厚板ガラスの外表面にダストが付着しても、これ
を画像の焦点からずらすことによりダストによる画質低
下を防止することができる。また、液晶パネルの薄膜ト
ランジスタ基板の外表面に偏光板を貼設しているので、
該薄膜トランジスタ基板が低膨張係数のガラスである石
英ガラスからなっていることにより、光源からの光の照
射を受けて熱せられても該薄膜トランジスタ基板はその
膨張が少なく、したがってこの膨張による応力の偏光板
への影響が少なく、よって偏光板に偏光機能の乱れによ
る光抜けが起こるのを抑え、コントラストの低下を防止
することができる。
置も、前記液晶表示装置と同様に薄膜トランジスタ基板
側および対向基板上のそれぞれに、軟質樹脂層を介して
白色ガラスからなる厚板ガラスを貼設したものであるか
ら、該厚板ガラスの外表面にダストが付着しても、これ
を画像の焦点からずらすことによりダストによる画質低
下を防止することができる。また、液晶パネルの薄膜ト
ランジスタ基板の外表面に偏光板を貼設しているので、
該薄膜トランジスタ基板が低膨張係数のガラスである石
英ガラスからなっていることにより、光源からの光の照
射を受けて熱せられても該薄膜トランジスタ基板はその
膨張が少なく、したがってこの膨張による応力の偏光板
への影響が少なく、よって偏光板に偏光機能の乱れによ
る光抜けが起こるのを抑え、コントラストの低下を防止
することができる。
【００２８】よって、これら液晶表示装置にあっては、
強力な光の照射を受けても偏光板の特性が劣化せず、良
好なコントラストが得られるため、これを用いたプロジ
ェクターの高輝度化を実現することができる。また、厚
板ガラスを貼設していることにより、光照射によるホッ
トスポットを分散させてピーク温度を下げることがで
き、結果として冷却効果を得ることができる。したがっ
て、これをプロジャクターに組み込んで使用した際、冷
却ファンの送風を弱くしてノイズの低減を図ることがで
きる。また、液晶パネルと偏光板とを一体化している
の、この液晶表示装置をプロジャクターに用いた場合
に、該プロジャクターの組立てが容易になる。
強力な光の照射を受けても偏光板の特性が劣化せず、良
好なコントラストが得られるため、これを用いたプロジ
ェクターの高輝度化を実現することができる。また、厚
板ガラスを貼設していることにより、光照射によるホッ
トスポットを分散させてピーク温度を下げることがで
き、結果として冷却効果を得ることができる。したがっ
て、これをプロジャクターに組み込んで使用した際、冷
却ファンの送風を弱くしてノイズの低減を図ることがで
きる。また、液晶パネルと偏光板とを一体化している
の、この液晶表示装置をプロジャクターに用いた場合
に、該プロジャクターの組立てが容易になる。
【図１】本発明の液晶表示装置の第１実施形態例の概略
構成を示す側断面図である。
構成を示す側断面図である。
【図２】図１に示した液晶表示装置の変形例を示す側断
面図である。
面図である。
【図３】本発明の液晶表示装置の第２実施形態例の概略
構成を示す側断面図である。
構成を示す側断面図である。
【図４】プロジェクターの一例の概略構成図である。
１１，２１…液晶表示装置、１２…液晶パネル、１３，
１８…厚板ガラス、１４，２２…偏光板、１５，１６，
２３…軟質樹脂層、１７…薄板ガラス
１８…厚板ガラス、１４，２２…偏光板、１５，１６，
２３…軟質樹脂層、１７…薄板ガラス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｇ０９Ｆ 9/00 ３６０ Ｇ０９Ｆ 9/00 ３６０Ｄ
Claims (3)
- 【請求項１】 一対の透明基板間に液晶層を有してなる
液晶パネルと、 この液晶パネルの両面にそれぞれ軟質の接着剤あるいは
粘着剤からなる軟質樹脂層を介して貼設された白色ガラ
スからなる厚板ガラスと、 前記厚板ガラス板の少なくとも一方に、軟質の接着剤あ
るいは粘着剤からなる軟質樹脂層を介して貼設された偏
光板と、を備えてなることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 前記偏光板は、軟質樹脂層上に設けられ
た石英からなる薄板ガラスを介して設けられていること
を特徴とする請求項１記載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 石英ガラスからなる薄膜トランジスタ基
板とこれに対向して配置された対向基板との間に液晶層
を有してなる液晶パネルと、 この液晶パネルの薄膜トランジスタ基板の外表面に貼設
された偏光板と、 該液晶パネルの薄膜トランジスタ基板側の前記偏光板上
に軟質の接着剤あるいは粘着剤からなる軟質樹脂層を介
して貼設された白色ガラスからなる厚板ガラスと、 前記液晶パネルの対向基板上に軟質の接着剤あるいは粘
着剤からなる軟質樹脂層を介して貼設された白色ガラス
からなる厚板ガラスと、を備えてなることを特徴とする
液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10053152A JPH11249099A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10053152A JPH11249099A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11249099A true JPH11249099A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12934877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10053152A Pending JPH11249099A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11249099A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001016627A1 (fr) * | 1999-08-26 | 2001-03-08 | Asahi Glass Company, Limited | Dephaseur et tete optique montee en association avec ledit dephaseur |
| KR20030010251A (ko) * | 2001-07-26 | 2003-02-05 | 일진다이아몬드(주) | 액정디스플레이 소자, 그 제조방법 및 액정디스플레이소자를 사용하는 프로젝터 |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP10053152A patent/JPH11249099A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001016627A1 (fr) * | 1999-08-26 | 2001-03-08 | Asahi Glass Company, Limited | Dephaseur et tete optique montee en association avec ledit dephaseur |
| US6580674B1 (en) | 1999-08-26 | 2003-06-17 | Asahi Glass Company, Limited | Phase shifter and optical head device mounted with the same |
| US6917576B2 (en) | 1999-08-26 | 2005-07-12 | Asahi Glass Company, Limited | Retarder and optical head device installing the same |
| KR20030010251A (ko) * | 2001-07-26 | 2003-02-05 | 일진다이아몬드(주) | 액정디스플레이 소자, 그 제조방법 및 액정디스플레이소자를 사용하는 프로젝터 |
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