JPH11248493A - 計器照明装置 - Google Patents

計器照明装置

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JPH11248493A
JPH11248493A JP4645598A JP4645598A JPH11248493A JP H11248493 A JPH11248493 A JP H11248493A JP 4645598 A JP4645598 A JP 4645598A JP 4645598 A JP4645598 A JP 4645598A JP H11248493 A JPH11248493 A JP H11248493A
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JP
Japan
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light
pointer
emitting diode
instrument dial
instrument
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Application number
JP4645598A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Kariya
俊介 刈谷
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指針に白色光を供給することが可能な指針照
明装置を提供する。 【解決手段】 透光性の指針2と、この指針2に光を供
給して発光させる発光色が青色の発光ダイオード6とを
備え、この発光ダイオード6から指針2に至る光路上に
発光ダイオード6の青色光を白色光に変換する蛍光体物
質からなる色調変換層25を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
される計器の照明装置に関し、特に光源として発光ダイ
オードを用いた計器照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光源として発光ダイオードを
用いた計器照明装置は、例えば実開平5−33020号
公報や実開平5−33021号公報から公知であり、発
光ダイオードにより計器装置の照明表示要素たる指針や
計器文字板を照明するようにしたものが知られている。
【0003】この場合、指針はアクリル,ポリカーボネ
ート等の透明樹脂材料からなり、また計器文字板は、計
器意匠部を形成する光透過可能な光透過部と、この光透
過部を除いて遮光性となした地部とからなり、計器文字
板の背後に配置した発光ダイオードの光を、指針と計器
文字板の光透過部に供給してこれらを発光させるように
している。
【0004】ところで、発光ダイオードにあっては、以
前から赤色,黄色,緑色の発光色を発生させる発光ダイ
オードが照明用光源として実用化されており、近年で
は、青色発光する発光ダイオードも製品化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、白色発
光する発光ダイオードは、製品化されているものもある
が、他の発光色に比べて単価が高く実用的とは言えない
状態であり、このため、発光ダイオードを使用した計器
照明装置にあっては、指針や計器文字板に白色光を供給
して照明することは難しかった。従って、例えば指針に
ホットスタンプ等により指針色を演出する任意色の着色
部を設け、この着色部に白色光を供給することにより任
意色の指針発光色を得ることはできず、指針の発光色は
青色を含む前述の4色に制約されるという問題がある。
【0006】また、計器照明装置にあっては、例えば指
針の照明色が赤、計器文字板(光透過部)の照明色が青
というように、指針と計器文字板(光透過部)との照明
色が異なる仕様のものがあるが、このような場合、白熱
バルブであれば、光源自体が白色であるため、指針を赤
色に着色し、計器文字板(光透過部)を青色に着色すれ
ば、指針と計器文字板(光透過部)とを異なる照明色で
照明できるが、発光ダイオードの場合は、光源光を白色
となすことができないために、青色発光の発光ダイオー
ドを用いた場合、計器文字板(光透過部)の青色照明は
問題ないが、指針を赤色に着色しても黒ずんだ色となっ
てしまい、指針の赤色照明は不可能であり、また赤色発
光の発光ダイオードを用いた場合、指針の赤色照明は問
題ないが、計器文字板(光透過部)を青色に着色しても
黒ずんだ色となってしまい、従って発光色が1種類の発
光ダイオードを用いて指針と計器文字板(光透過部)と
を異色照明するのは難しいという問題がある。
【0007】本発明はこの点に鑑みてなされたもので、
白色ダイオードを使用しなくとも指針に白色光を供給す
ることが可能で、また発光色が1種類の発光ダイオード
を用いて指針と計器文字板(光透過部)とを異色照明す
ることが可能な計器照明装置を提供せんとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、透光性の指針と、この指針に光を供給して発
光させる発光色が青色の発光ダイオードとを備え、この
発光ダイオードから前記指針に至る光路上に前記発光ダ
イオードの青色光を白色光に変換する蛍光体物質からな
る色調変換層を設けたことを特徴とする。
【0009】また本発明は前記目的を達成するため、光
透過部を有する計器文字板と、この計器文字板上で回動
駆動される透光性の指針と、この指針並びに前記計器文
字板に光を供給して発光させる発光色が青色の発光ダイ
オードとを備え、この発光ダイオードから前記指針に至
る光路上に前記発光ダイオードの青色光を白色光に変換
する蛍光体物質からなる色調変換層を設けたことを特徴
とする。
【0010】また本発明は前記目的を達成するため、貫
通部を有する計器文字板と、この計器文字板の前記貫通
部を介して計器文字板上で回動可能に支持されると共に
前記貫通部に対応する回動中心側に光導入部を有する光
透過性の指針と、これら指針並びに前記計器文字板の背
後に配置され前記貫通部を通じて前記光導入部に光を供
給し前記指針を発光させる発光色が青色の発光ダイオー
ドとを備え、前記指針の光導入部の表面に前記発光ダイ
オードからの青色光を白色光に変換する蛍光体物質から
なる色調変換層を設けたことを特徴とする。
【0011】また本発明は前記目的を達成するため、貫
通部を有する計器文字板と、この計器文字板の前記貫通
部を介して計器文字板上で回動可能に支持されると共に
前記貫通部に対応する回動中心側に光導入部を有する光
透過性の指針と、これら指針並びに前記計器文字板の背
後に配置される発光色が青色の発光ダイオードと、この
発光ダイオードに対向する第1の対向部及び前記貫通部
を通じて前記光導入部に対向する第2の対向部を有し前
記第1の対向部を通じて導入した前記発光ダイオードの
光を前記第2の対向部から前記光導入部に供給する導光
体とを備え、前記導光体の第2の対向部の表面に前記導
光体内を通じて導かれた前記発光ダイオードからの青色
光を白色光に変換する蛍光体物質からなる色調変換層を
設けたことを特徴とする。
【0012】また本発明は前記目的を達成するため、貫
通部と透光性の光透過部とを有する計器文字板と、この
計器文字板の前記貫通部を介して計器文字板上で回動可
能に支持されると共に前記貫通部に対応する回動中心側
に光導入部を有する光透過性の指針と、これら指針並び
に前記計器文字板の背後に配置され前記貫通部を通じて
前記光導入部に光を供給し前記指針を発光させると共に
前記計器文字板の光透過部を透過照明する発光色が青色
の発光ダイオードとを備え、前記指針の光導入部の表面
に前記発光ダイオードからの青色光を白色光に変換する
蛍光体物質からなる色調変換層を設けたことを特徴とす
る。
【0013】また本発明は前記目的を達成するため、貫
通部と透光性の光透過部とを有する計器文字板と、この
計器文字板の前記貫通部を介して計器文字板上で回動可
能に支持されると共に前記貫通部に対応する回動中心側
に光導入部を有する光透過性の指針と、これら指針並び
に前記計器文字板の背後に配置される発光色が青色の発
光ダイオードと、この発光ダイオードに対向する第1の
対向部及び前記貫通部を通じて前記光導入部に対向する
第2の対向部を有し前記第1の対向部を通じて導入した
前記発光ダイオードの光を前記第2の対向部から前記光
導入部に供給する導光体とを備え、前記導光体の第2の
対向部の表面に前記導光体内を通じて導かれた前記発光
ダイオードからの青色光を白色光に変換する蛍光体物質
からなる色調変換層を設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による計器照明装置は、透
光性の指針と、青色発光する発光ダイオードとを備え、
発光ダイオードの光を指針に供給することで指針を発光
させるもので、発光ダイオードから指針に至る光路上に
発光ダイオードの青色光を白色光に変換する蛍光体物質
からなる色調変換層を設けたことにより、指針には、色
調変換層にて変換された白色光が供給され、この白色光
供給を受けて指針が発光する。従って指針に発光色を決
定する任意の着色部を設ければ、指針の発光色を任意調
整が可能となる。
【0015】また本発明による計器照明装置は、光透過
部を有する計器文字板と、この計器文字板上で回動駆動
される透光性の指針と、青色発光する発光ダイオードと
を備え、発光ダイオードからの光を指針並びに計器文字
板の光透過部に供給してこれらを発光させるもので、発
光ダイオードから指針に至る光路上に発光ダイオードの
青色光を白色光に変換する蛍光体物質からなる色調変換
層を設けたことにより、指針には白色光が、また計器文
字板の光透過部は青色光が供給され、これにより指針と
計器文字板の光透過部とを異色に発光させることができ
る。
【0016】また本発明による計器照明装置は、貫通部
を有する計器文字板と、この計器文字板の貫通部を介し
て計器文字板上で回動可能に支持されると共に貫通部に
対応する回動中心側に光導入部を有する光透過性の指針
と、これら指針並びに前記計器文字板の背後に配置され
る発光色が青色の発光ダイオードとを備え、発光ダイオ
ードの光を貫通部を通じて光導入部に供給し指針を発光
させるもので、指針の光導入部の表面に発光ダイオード
からの青色光を白色光に変換する蛍光体物質からなる色
調変換層を設けたことにより、指針には、色調変換層に
て変換された白色光が供給され、この白色光供給を受け
て指針が発光する。従って指針に発光色を決定する任意
の着色部を設ければ、指針の発光色を任意調整が可能と
なる。
【0017】また本発明による計器照明装置は、貫通部
を有する計器文字板と、この計器文字板の貫通部を介し
て計器文字板上で回動可能に支持されると共に貫通部に
対応する回動中心側に光導入部を有する光透過性の指針
と、これら指針並びに前記計器文字板の背後に配置され
る発光色が青色の発光ダイオードと、この発光ダイオー
ドに対向する第1の対向部及び貫通部を通じて光導入部
に対向する第2の対向部を有し前記第1の対向部を通じ
て導入した前記発光ダイオードの光を第2の対向部から
光導入部に供給する導光体とを備えており、導光体の第
2の対向部の表面に導光体内を通じて導かれた発光ダイ
オードからの青色光を白色光に変換する蛍光体物質から
なる色調変換層を設けたことにより、指針には、色調変
換層にて変換された白色光が供給され、この白色光供給
を受けて指針が発光する。従って指針に発光色を決定す
る任意の着色部を設ければ、指針の発光色を任意調整が
可能となる。
【0018】また本発明による計器照明装置は、貫通部
と透光性の光透過部とを有する計器文字板と、この計器
文字板の貫通部を介して計器文字板上で回動可能に支持
されると共に貫通部に対応する回動中心側に光導入部を
有する光透過性の指針と、これら指針並びに計器文字板
の背後に配置される発光色が青色の発光ダイオードとを
備え、発光ダイオードの光を、貫通部を通じて光導入部
に供給して指針を発光させると共に計器文字板の光透過
部に供給して光透過部を透過照明するもので、指針の光
導入部の表面に発光ダイオードからの青色光を白色光に
変換する蛍光体物質からなる色調変換層を設けたことに
より、指針には白色光が、また計器文字板の光透過部は
青色光が供給され、これにより指針と計器文字板の光透
過部とを異色に発光させることができる。
【0019】また本発明による計器照明装置は、貫通部
と透光性の光透過部とを有する計器文字板と、この計器
文字板の貫通部を介して計器文字板上で回動可能に支持
されると共に貫通部に対応する回動中心側に光導入部を
有する光透過性の指針と、これら指針並びに計器文字板
の背後に配置される発光色が青色の発光ダイオードと、
この発光ダイオードに対向する第1の対向部及び貫通部
を通じて光導入部に対向する第2の対向部を有し第1の
対向部を通じて導入した発光ダイオードの光を第2の対
向部から光導入部に供給する導光体とを備え、導光体の
第2の対向部の表面に導光体内を通じて導かれた発光ダ
イオードからの青色光を白色光に変換する蛍光体物質か
らなる色調変換層を設けたことにより、指針には白色光
が、また計器文字板の光透過部は青色光が供給され、こ
れにより指針と計器文字板の光透過部とを異色に発光さ
せることができる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施例を示す断面図
である。
【0022】図1において計器照明装置は、計器文字板
1と、この計器文字板1上に配置される指針2と、計器
文字板1の背後に配置される導光体3と、この導光体3
の背後に配置される計器4と、この計器4が配置される
回路基板5と、この回路基板5上に配置される発光ダイ
オード6とで構成されている。
【0023】計器文字板1は、いわゆる透過文字板と称
されるもので、目盛,文字,数字,マーク等、所定の照
明意匠を形成する透光性の光透過部11と、この光透過
部の背景となる遮光性の地部12とからなり、その中心
側所定位置には、指針2の後述する反射部と光導入部と
の回動軌跡に応じてこれよりも若干大きな開口径を有す
る貫通部13が形成されている。
【0024】指針2は、アクリル,ポリカーボネート等
の透光性樹脂材料からなり、直線状に伸びると共にその
前面側にて発光面を構成する指示部21と、この指示部
21の背面にホットスタンプ等の手段により被着された
例えば赤色の着色層22と、指示部21から連続する回
転中心側にしてその前方に形成され、この部分に入光す
る光を先端側に反射する反射部23と、この反射部23
に対向する回転中心側背後に位置して形成され、発光ダ
イオード6の光を導入する光導入部24と、この光導入
部24の背後にしてその表面に形成された後に詳述する
色調変換層25とを有している。
【0025】導光体3もアクリル,ポリカーボネート等
の透光性樹脂材料からなり、その一端側に位置して発光
ダイオード6に対向する第1の対向部31と、その他端
側に位置して計器文字板1の貫通部13を通じて指針2
の光導入部24に対向する第2の対向部32と、計器文
字板1の貫通部に対応して形成された貫通孔33とを有
し、第1の対向部31を通じて内部に導入した発光ダイ
オード6の光を第2の対向部32から指針2の光導入部
24に供給するものである。
【0026】計器4は、回路基板5を通じた導かれた入
力信号に応じて軸回り回動する指針軸41を有し、この
指針軸41は導光体3の貫通孔33と計器文字板1の貫
通部13を通じて指針2側に延び、その延長端に指針2
の回転中心側が連結固定される。
【0027】回路基板5はいわゆるリジット(硬質)回
路基板からなり、その板面には計器4と発光ダイオード
6に導通する図示しない回路パターンが形成されてい
る。
【0028】発光ダイオード6は、いわゆるチップ型と
称されるもので、本実施例では、日亜化学工業株式会社
製の青色発光する発光ダイオード(製品型番NDCB1
00)が使用されている。
【0029】この発光ダイオード6からの青色光は、導
光体3を通じて計器文字板1の光透過部11に供給さ
れ、この部分を青色に透過照明する。また導光体3内に
導入された青色光は第2の対向部32を通じて指針2の
光導入部13に供給されるが、光導入部13には色調変
換層25が形成されており、発光ダイオード6からの青
色光がこの色調変換層25を通過することにより、白色
光に変換され、従って指針2内には白色光が導入され、
この白色光が指示部21の着色層22を通じて赤色に着
色され、この赤色光が指針2の発光色となる。
【0030】ここで、色調変換層25は、発光ダイオー
ド6の青色光により励起発光する蛍光体粉末とその励起
光を散乱させる粉末とを主成分とする波長変換蛍光体物
質を、アクリル系溶剤を通じて混合して光導入部13に
塗布もしくは印刷したもので、このような蛍光体物質
(粉末)については例えば特開平7−176794号に
詳しく記載されている。
【0031】以上のように本実施例では、透光性の指針
2と、この指針2に光を供給して発光させる発光色が青
色の発光ダイオード6とを備え、この発光ダイオード6
から指針2に至る光路上に発光ダイオード6の青色光を
白色光に変換する蛍光体物質からなる色調変換層25を
設けたことにより、また本実施例では特に、貫通部13
を有する計器文字板1と、この計器文字板1の貫通部1
3を介して計器文字板1上で回動可能に支持されると共
に貫通部13に対応する回動中心側に光導入部24を有
する光透過性の指針2と、これら指針2並びに計器文字
板1の背後に配置され貫通部13を通じて光導入部24
に光を供給し指針2を発光させる発光色が青色の発光ダ
イオード6とを備え、指針2の光導入部24の表面に発
光ダイオード6からの青色光を白色光に変換する蛍光体
物質からなる色調変換層25を設けたことにより、指針
2には、色調変換層25にて波長(色調)変換された白
色光が供給され、この白色光供給を受けて指針2が発光
する。従って指針2に発光色を決定する任意の着色部を
設けない場合は、指針2は白色に発光し、本実施例のご
とく着色部22を赤色にすれば、指針2を赤色発光させ
ることができ、これにより指針2の発光色を任意に調整
することができる。
【0032】また本実施例では、光透過部11を有する
計器文字板1と、この計器文字板1上で回動駆動される
透光性の指針1と、この指針2並びに計器文字板1に光
を供給して発光させる発光色が青色の発光ダイオード6
とを備え、この発光ダイオード6から指針に至る光路上
に発光ダイオード6の青色光を白色光に変換する蛍光体
物質からなる色調変換層を設けたことにより、また特に
本実施例では、貫通部13と透光性の光透過部11とを
有する計器文字板1と、この計器文字板1の貫通部13
を介して計器文字板1上で回動可能に支持されると共に
貫通部13に対応する回動中心側に光導入部24を有す
る光透過性の指針2と、これら指針2並びに計器文字板
1の背後に配置され貫通部13を通じて光導入部24に
光を供給し指針2を発光させると共に計器文字板1の光
透過部11を透過照明する発光色が青色の発光ダイオー
ドとを備え、指針2の光導入部24の表面に発光ダイオ
ードからの青色光を白色光に変換する蛍光体物質からな
る色調変換層25を設けたことにより、指針2には色調
変換層25による白色光が、また計器文字板1の光透過
部11は青色光が供給され、これにより指針2と計器文
字板1の光透過部11とを異色(本実施例の場合、指針
2が赤、光透過部11が青)に発光させることができ
る。
【0033】図3は本発明の第2実施例を示す断面図で
あり、本実施例では、色調変換層25を、指針2の光導
入部24に対向する導光体3の第2の対向部32にし
て、光導入部24と対向する第2の対向部32の表面に
設けたものである。なお導光体3に色調変換層25を設
ける場合は、指針2の光導入部24の回動軌道に応じて
設ければよい。
【0034】以上のように、本実施例によれば、貫通部
13を有する計器文字板1と、この計器文字板1の貫通
部13を介して計器文字板1上で回動可能に支持される
と共に貫通部13に対応する回動中心側に光導入部24
を有する光透過性の指針2と、これら指針2並びに前記
計器文字板1の背後に配置される発光色が青色の発光ダ
イオード6と、この発光ダイオード6に対向する第1の
対向部31及び貫通部13を通じて光導入部24に対向
する第2の対向部32を有し第1の対向部31を通じて
導入した発光ダイオード6の光を第2の対向部32から
光導入部24に供給する導光体3とを備え、導光体3の
第2の対向部32の表面に導光体3内を通じて導かれた
発光ダイオード6からの青色光を白色光に変換する蛍光
体物質からなる色調変換層25を設けたことにより、前
記第1実施例と同様な効果を得ることができる。
【0035】また本実施例によれば、貫通部13と透光
性の光透過部11とを有する計器文字板1と、この計器
文字板1の貫通部13を介して計器文字板1上で回動可
能に支持されると共に貫通部13に対応する回動中心側
に光導入部24を有する光透過性の指針2と、これら指
針2並びに計器文字板1の背後に配置される発光色が青
色の発光ダイオード6と、この発光ダイオード6に対向
する第1の対向部31及び貫通部13を通じて光導入部
24に対向する第2の対向部32を有し第1の対向部3
2を通じて導入した発光ダイオード6の光を第2の対向
部32から光導入部24に供給する導光体3とを備え、
導光体3の第2の対向部32の表面に導光体3内を通じ
て導かれた発光ダイオード6からの青色光を白色光に変
換する蛍光体物質からなる色調変換層25を設けたこと
により、前記第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0036】なお前記第1,第2実施例では、色調変換
層25を指針2の光導入部24に設ける場合と、導光体
3の第1の対向部32に設ける場合とをそれぞれ示した
が、色調変換層25は、発光ダイオード6から指針2に
至る光路上に設けてあれば、計器文字板1の貫通孔13
部分を貫通孔とせずに透明部分とし、この透明部分に色
調変換層25を設けることもできる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明は、透光性の指針
と、この指針に光を供給して発光させる発光色が青色の
発光ダイオードとを備え、この発光ダイオードから前記
指針に至る光路上に前記発光ダイオードの青色光を白色
光に変換する蛍光体物質からなる色調変換層を設けたこ
とにより、指針に白色光を供給することが可能な指針照
明装置を提供できる。
【0038】また本発明は、光透過部を有する計器文字
板と、この計器文字板上で回動駆動される透光性の指針
と、この指針並びに前記計器文字板に光を供給して発光
させる発光色が青色の発光ダイオードとを備え、この発
光ダイオードから前記指針に至る光路上に前記発光ダイ
オードの青色光を白色光に変換する蛍光体物質からなる
色調変換層を設けたことにより、指針と計器文字板とを
異色照明することが可能な指針照明装置を提供できる。
【0039】また本発明は、貫通部を有する計器文字板
と、この計器文字板の前記貫通部を介して計器文字板上
で回動可能に支持されると共に前記貫通部に対応する回
動中心側に光導入部を有する光透過性の指針と、これら
指針並びに前記計器文字板の背後に配置され前記貫通部
を通じて前記光導入部に光を供給し前記指針を発光させ
る発光色が青色の発光ダイオードとを備え、前記指針の
光導入部の表面に前記発光ダイオードからの青色光を白
色光に変換する蛍光体物質からなる色調変換層を設けた
ことにより、指針に白色光を供給することが可能な指針
照明装置を提供できる。
【0040】また本発明は、貫通部を有する計器文字板
と、この計器文字板の前記貫通部を介して計器文字板上
で回動可能に支持されると共に前記貫通部に対応する回
動中心側に光導入部を有する光透過性の指針と、これら
指針並びに前記計器文字板の背後に配置される発光色が
青色の発光ダイオードと、この発光ダイオードに対向す
る第1の対向部及び前記貫通部を通じて前記光導入部に
対向する第2の対向部を有し前記第1の対向部を通じて
導入した前記発光ダイオードの光を前記第2の対向部か
ら前記光導入部に供給する導光体とを備え、前記導光体
の第2の対向部の表面に前記導光体内を通じて導かれた
前記発光ダイオードからの青色光を白色光に変換する蛍
光体物質からなる色調変換層を設けたことにより、指針
に白色光を供給することが可能な指針照明装置を提供で
きる。
【0041】また本発明は、貫通部と透光性の光透過部
とを有する計器文字板と、この計器文字板の前記貫通部
を介して計器文字板上で回動可能に支持されると共に前
記貫通部に対応する回動中心側に光導入部を有する光透
過性の指針と、これら指針並びに前記計器文字板の背後
に配置され前記貫通部を通じて前記光導入部に光を供給
し前記指針を発光させると共に前記計器文字板の光透過
部を透過照明する発光色が青色の発光ダイオードとを備
え、前記指針の光導入部の表面に前記発光ダイオードか
らの青色光を白色光に変換する蛍光体物質からなる色調
変換層を設けたことにより、指針と計器文字板とを異色
照明することが可能な指針照明装置を提供できる。
【0042】また本発明は、貫通部と透光性の光透過部
とを有する計器文字板と、この計器文字板の前記貫通部
を介して計器文字板上で回動可能に支持されると共に前
記貫通部に対応する回動中心側に光導入部を有する光透
過性の指針と、これら指針並びに前記計器文字板の背後
に配置される発光色が青色の発光ダイオードと、この発
光ダイオードに対向する第1の対向部及び前記貫通部を
通じて前記光導入部に対向する第2の対向部を有し前記
第1の対向部を通じて導入した前記発光ダイオードの光
を前記第2の対向部から前記光導入部に供給する導光体
とを備え、前記導光体の第2の対向部の表面に前記導光
体内を通じて導かれた前記発光ダイオードからの青色光
を白色光に変換する蛍光体物質からなる色調変換層を設
けたことにより、指針と計器文字板とを異色照明するこ
とが可能な指針照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 計器文字板 2 指針 3 導光体 6 発光ダイオード 11 透過部 13 貫通部 24 光導入部 25 色調変換層 31 第1の対向部 32 第2の対向部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性の指針と、この指針に光を供給し
    て発光させる発光色が青色の発光ダイオードとを備え、
    この発光ダイオードから前記指針に至る光路上に前記発
    光ダイオードの青色光を白色光に変換する蛍光体物質か
    らなる色調変換層を設けたことを特徴とする計器照明装
    置(指針のみ−基本1)。
  2. 【請求項2】 光透過部を有する計器文字板と、この計
    器文字板上で回動駆動される透光性の指針と、この指針
    並びに前記計器文字板に光を供給して発光させる発光色
    が青色の発光ダイオードとを備え、この発光ダイオード
    から前記指針に至る光路上に前記発光ダイオードの青色
    光を白色光に変換する蛍光体物質からなる色調変換層を
    設けたことを特徴とする計器照明装置(指針+文字板−
    基本2)。
  3. 【請求項3】 貫通部を有する計器文字板と、この計器
    文字板の前記貫通部を介して計器文字板上で回動可能に
    支持されると共に前記貫通部に対応する回動中心側に光
    導入部を有する光透過性の指針と、これら指針並びに前
    記計器文字板の背後に配置され前記貫通部を通じて前記
    光導入部に光を供給し前記指針を発光させる発光色が青
    色の発光ダイオードとを備え、前記指針の光導入部の表
    面に前記発光ダイオードからの青色光を白色光に変換す
    る蛍光体物質からなる色調変換層を設けたことを特徴と
    する計器照明装置(基本1で指針に形成)。
  4. 【請求項4】 貫通部を有する計器文字板と、この計器
    文字板の前記貫通部を介して計器文字板上で回動可能に
    支持されると共に前記貫通部に対応する回動中心側に光
    導入部を有する光透過性の指針と、これら指針並びに前
    記計器文字板の背後に配置される発光色が青色の発光ダ
    イオードと、この発光ダイオードに対向する第1の対向
    部及び前記貫通部を通じて前記光導入部に対向する第2
    の対向部を有し前記第1の対向部を通じて導入した前記
    発光ダイオードの光を前記第2の対向部から前記光導入
    部に供給する導光体とを備え、前記導光体の第2の対向
    部の表面に前記導光体内を通じて導かれた前記発光ダイ
    オードからの青色光を白色光に変換する蛍光体物質から
    なる色調変換層を設けたことを特徴とする計器照明装置
    (基本1で導光体に形成)。
  5. 【請求項5】 貫通部と透光性の光透過部とを有する計
    器文字板と、この計器文字板の前記貫通部を介して計器
    文字板上で回動可能に支持されると共に前記貫通部に対
    応する回動中心側に光導入部を有する光透過性の指針
    と、これら指針並びに前記計器文字板の背後に配置され
    前記貫通部を通じて前記光導入部に光を供給し前記指針
    を発光させると共に前記計器文字板の光透過部を透過照
    明する発光色が青色の発光ダイオードとを備え、前記指
    針の光導入部の表面に前記発光ダイオードからの青色光
    を白色光に変換する蛍光体物質からなる色調変換層を設
    けたことを特徴とする計器照明装置(基本2で指針に形
    成)。
  6. 【請求項6】 貫通部と透光性の光透過部とを有する計
    器文字板と、この計器文字板の前記貫通部を介して計器
    文字板上で回動可能に支持されると共に前記貫通部に対
    応する回動中心側に光導入部を有する光透過性の指針
    と、これら指針並びに前記計器文字板の背後に配置され
    る発光色が青色の発光ダイオードと、この発光ダイオー
    ドに対向する第1の対向部及び前記貫通部を通じて前記
    光導入部に対向する第2の対向部を有し前記第1の対向
    部を通じて導入した前記発光ダイオードの光を前記第2
    の対向部から前記光導入部に供給する導光体とを備え、
    前記導光体の第2の対向部の表面に前記導光体内を通じ
    て導かれた前記発光ダイオードからの青色光を白色光に
    変換する蛍光体物質からなる色調変換層を設けたことを
    特徴とする計器照明装置(基本2で導光体に形成)。
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