JPH11243819A - 釣り用リール - Google Patents

釣り用リール

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JPH11243819A
JPH11243819A JP4796098A JP4796098A JPH11243819A JP H11243819 A JPH11243819 A JP H11243819A JP 4796098 A JP4796098 A JP 4796098A JP 4796098 A JP4796098 A JP 4796098A JP H11243819 A JPH11243819 A JP H11243819A
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reel
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fishing
spool
swing shaft
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正和 岩渕
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー部材の開閉時にリールに損傷を与えな
いようにする。 【解決手段】 両軸受リールは、釣り竿に装着され釣り
糸を巻き取るリールであって、フレーム5と第1及び第
2側カバー6a,6bとを有するリール本体1と、スプ
ール12と、速度規制部材29とを備えている。リール
本体1は釣り竿に装着され、第1側カバー6aはフレー
ム5に対して開閉自在である。スプール12はリール本
体1に装着され外周に釣り糸が巻き付けられる。速度規
制部材29は、第1側カバー6aの移動速度を規制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リール、特に、釣
り竿に装着され釣り糸を巻き取る釣り用リールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】両軸受リールや片軸受リール等の釣り用
リールのリール本体にカバー部材が設けられているもの
がある。たとえば、両軸受リールには、リール本体の前
上部にサムレストと呼ばれるカバー部材が設けられたも
のがある。このサムレストを開閉自在にすることで、レ
ベルワインド機構の釣り糸ガイドに釣り糸を挿通させる
のが容易になる。
【0003】また、リール本体の側部にカバー部材が開
閉自在に設けられたものがある。このカバー部材を開い
てリール本体の開口部を露出させることでスプールの交
換が容易になる。このようにリール本体に開閉自在にカ
バー部材を設ければ、リール本体からカバー部材が外れ
ないのでカバー部材の紛失を防止することができる。こ
のようなカバー部材は、一般に、リール本体にヒンジに
より揺動自在に装着されている。また、リール本体に
は、カバー部材の移動端を規制するためのストッパが設
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のカバー部材
を有する釣り用リールでは、カバー部材を開閉するとき
カバー部材が急激に移動すると、移動端でリール本体に
衝撃力が作用する。とくに、カバー部材の開閉動作を確
実にするためにスプリングなどの付勢部材を装着すると
この衝撃力がさらに大きいものになる。リール本体に衝
撃力が作用すると、ヒンジやストッパ等のカバー部材の
移動機構を損傷するおそれがある。
【0005】本発明の課題は、カバー部材の開閉時にリ
ールに損傷を与えないようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係る釣り用リー
ルは、釣り竿に装着され釣り糸を巻き取るリールであっ
て、リール本体と、スプールと、カバー部材と、速度規
制手段とを備えている。リール本体は釣り竿に装着され
るものである。スプールはリール本体に装着され外周に
釣り糸が巻き付けられるものである。カバー部材は、リ
ール本体に開閉移動自在に設けられている。速度規制手
段は、カバー部材の移動速度を規制する手段である。
【0007】このリールでは、カバー部材を開閉移動す
ると、そのときの移動速度がたとえば所定速度以下に規
制される。この結果、移動端でリール本体に衝撃力が作
用しにくくなり、リールの損傷を抑えることができる。
発明2に係る釣り用リールは、発明1に記載のリールに
おいて、カバー部材を閉位置でリール本体に係脱する係
脱機構をさらに備える。この場合には、カバー部材が閉
位置でリール本体に係脱されるので、カバー部材が重力
や付勢手段により開方向に付勢されていてもカバー部材
を閉位置で確実に係止できる。
【0008】発明3に係る釣り用リールは、発明1又は
2に記載のリールにおいて、カバー部材は重力により開
方向に付勢されており、速度規制手段は、カバー部材が
開方向に移動するとき移動速度を規制する。この場合に
は、カバー部材が開くときに移動速度が規制されるの
で、重力により開方向に付勢されたカバー部材が移動端
に到達してもリールが損傷しにくい。
【0009】発明4に係る釣り用リールは、発明1から
3のいずれかに記載のリールにおいて、カバー部材はリ
ール本体に揺動自在に装着され、速度規制手段は、カバ
ー部材の揺動に連動して回動する回動部材と、回動部材
の回動に流体の粘性により抵抗を付与して移動速度を規
制する粘性抵抗部材とを有する。この場合には、流体の
粘性を調整することにより移動速度を任意に調整でき
る。
【0010】発明5に係る釣り用リールは、発明1から
3のいずれかに記載のリールにおいて、カバー部材は、
リール本体に揺動自在に装着され、速度規制手段は、カ
バー部材の揺動に連動して回動する回動部材と、回動部
材の回動に弾性により抵抗を付与して移動速度を規制す
る弾性抵抗部材とを有する。この場合には、弾性抵抗部
材の弾性による摩擦力を調整することにより移動速度を
任意に調整できる。
【0011】発明6に係る釣り用リールは、発明5に記
載のリールにおいて、弾性抵抗部材はOリングである。
この場合には、弾性抵抗部材を安価でかつ市販されたO
リングで簡単に構成できる。発明7に係る釣り用リール
は、発明1から6のいずれかに記載のリールにおいて、
釣り用リールは回転するスプールを有する両軸受リール
であり、カバー部材は両軸受リールのリール本体の側面
をカバーする部材である。この場合には、両軸受リール
の側面を開閉してスプールを交換する際にリール本体の
損傷を防止できる。
【0012】発明8に係る釣り用リールは、発明7に記
載のリールにおいて、カバー部材は、リール本体にスプ
ールの回転軸に沿って配置されリール本体に回動不能か
つ軸方向に移動自在に装着された揺動軸と、揺動軸の先
端に回転自在かつ軸方向移動不能に装着されたカバー本
体とを有し、回動部材はカバー本体の揺動に連動して回
動する。
【0013】この場合には、揺動軸がリール本体に回転
不能かつ軸方向移動自在に装着されカバー本体が揺動軸
の先端に回転自在かつ軸方向移動不能に装着されている
ので、カバー本体の開閉速度の規制をリール本体側では
なく比較的空間的に余裕があるカバー本体側で行うこと
ができる。発明9に係る釣り用リールは、発明7に記載
のリールにおいて、カバー部材は、リール本体に前記ス
プールの回転軸に沿って配置された揺動軸と、揺動軸の
先端に固定されリール本体の側面を覆うカバー本体と、
揺動軸の外周側に同芯に配置されリール本体に軸方向に
所定距離移動自在かつ回転不能に装着され、揺動軸を回
転自在かつ軸方向移動不能に支持する筒状部材とを有
し、回動部材は揺動軸であり、速度規制手段は筒状部材
と揺動軸との間に揺動軸の回転に抵抗を付与するように
装着されている。
【0014】発明10に係る釣り用リールは、発明8又
は9に記載のリールにおいて、カバー本体とリール本体
とを離反する方向に付勢する付勢部材をさらに備える。
この場合には、カバー本体が付勢部材によりリール本体
から離脱する方向に付勢されているので、カバー部材が
リール本体に係止されていても係止が解除されるとリー
ル本体から円滑に離脱できる。
【0015】発明11に係る釣り用リールは、発明10
に記載のリールにおいて、付勢部材は、カバー本体とリ
ール本体との間に圧縮状態で配置され一端がリール本体
に他端がカバー本体にそれぞれ係止されカバー本体を閉
方向にも付勢するねじりコイルばねであり、ねじりコイ
ルばねは、カバー本体を閉方向へ付勢して開方向の速度
を規制する速度規制手段を構成する。この場合には、ね
じりコイルばねにより回転方向の付勢によるカバー部材
の速度規制と軸方向の付勢によるカバー本体の離脱とを
1つのばねで実現できリールの構成を簡素化できる。し
かも、カバー本体が閉方向に付勢されるので、カバー部
材を閉じる操作を軽い力で行える。
【0016】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕図1及び図2にお
いて、本発明の一実施形態による両軸受リールは、ベイ
トキャスト用のロープロフィール型のリールである。こ
のリールは、リール本体1と、リール本体1の側方に配
置されたスプール回転用ハンドル2と、ハンドル2のリ
ール本体1側に配置されたドラグ調整用のスタードラグ
3とを備えている。ハンドル2は、板状のアーム部2a
と、アーム部2aの両端に回転自在に装着された把手2
bとを有するダブルハンドル形のものである。アーム部
2aの外側面はつなぎ目がない滑らかな面で構成されて
おり、釣り糸が絡みにくい構造となっている。
【0017】図3に示すように、リール本体1は、フレ
ーム5と、フレーム5の両側方に装着された第1側カバ
ー6a及び第2側カバー6bとを有している。また、リ
ール本体1は、図1及び図2に示すように、前方を覆う
前カバー7と、上部を覆うサムレスト8とを有してい
る。リール本体1の内部には糸巻用のスプール12が回
転自在かつ着脱自在に装着されている。
【0018】フレーム5は、図3に示すように所定の間
隔をあけて互いに対向するように配置された1対の側板
5a,5bと、これらの側板5a,5bを連結する複数
の連結部5c(図5参照)とを有している。下側の2つ
の連結部5cには、図4及び図5に示すように、リール
を釣り竿Rに装着するための前後に長い、たとえばステ
ンレス等の金属製の装着脚部4がネジ止めされている。
【0019】第1側カバー6aは、スプール12の着脱
を可能にするためにフレーム5に揺動自在に装着されフ
レーム5に対して開閉可能である。第1側カバー6a
は、図4に示すように、側板5aの外側を覆うカバー本
体33と、カバー本体33を揺動自在に支持するための
揺動軸34と、カバー本体33を側板5aから離反する
方向に付勢するコイルばね35とを有している。カバー
本体33は側板5aを覆うように外方に湾曲した合成樹
脂製の部材であり、中心部に円形の開口33aが形成さ
れている。揺動軸34は、先端がカバー本体33に回転
自在かつ軸方向移動不能に挿入され、左右の側板5a,
5bに回転不能かつ軸方向移動自在に装着されている。
コイルばね35は、揺動軸34の外周側において側板5
aとカバー本体33との間に圧縮状態で配置されてい
る。これにより、第1側カバー6aは、側板5aに揺動
自在かつ軸方向に所定距離移動可能に装着され側板5a
に対して脱落することなく開閉自在となっている。
【0020】揺動軸34のカバー本体33への挿入部分
に隣接した先端部にはギア部材34aが固定されてい
る。ギア部材34aの外周の一部にはギア歯34bが形
成されている。このギア歯34bの形成範囲は、カバー
本体33の揺動範囲よりやや大きい範囲である。ギア部
材34aの側板5a側端面には固定板34cが接触して
いる。固定板34cは、カバー本体33にビス止めされ
ており、揺動軸34がカバー本体33から抜けるのを防
止している。また、図3に示すように揺動軸34の後端
には止め輪34dが装着されており、揺動軸34がフレ
ーム5から抜けるのを防止している。
【0021】揺動軸34の後方(図3下方)には第1側
カバー6aの開閉速度を規制するための速度規制部材2
9が配置されている。速度規制部材29は、ギア部材3
4aのギア歯34bに噛み合う回転ギア29aと、回転
ギア29aの回転に抵抗を付与するダンパー部材29b
とを有している。ダンパー部材29bは、カバー本体3
3に固定されている。ダンパー部材29bは、たとえば
シリコン油が内部に充填されたダンパーであり、シリコ
ン油の粘性により第1側カバー6aの揺動に対して回転
抵抗を付与する。第2側カバー6bは、側板5bにビス
止めされている。
【0022】第1側カバー6aには、上記開閉構造に加
えて開閉操作用のロック機構36が設けられている。ロ
ック機構36は、第1側カバー6aを閉状態でロック及
びロック解除するための機構である。ロック機構36
は、図4に示すようにカバー本体33の開口33aに装
着された操作部37と、操作部37に径方向に進退自在
に装着されたロック部材38とを有している。操作部3
7は、開口33aに回転自在かつ軸方向移動自在に装着
された操作部本体37aと、操作部材本体37aの径方
向の軸回りに揺動自在に装着された操作つまみ37bを
有している。
【0023】操作部本体37aは、概ね筒状の部材であ
り、円錐ばね44によりカバー本体33から進出する方
向に付勢されている。操作部本体37aには後述する遠
心ブレーキ機構の有底筒状のブレーキケース65がビス
により固定されている。ブレーキケース65は、バヨネ
ット構造やネジ締結構造等の適宜の結合構造により側板
5aに形成されたスプール着脱用の開口5dに着脱自在
に装着されている。
【0024】操作つまみ37bは、図3に示す操作部本
体37aに収納されたロック姿勢と図4に示す操作部本
体37aから突出したロック解除姿勢との間で揺動自在
である。この操作つまみ37bの一部がロック部材38
に係合している。ロック部材38は、操作部本体37a
の回動をロックして第1側カバー6aが閉状態で開かな
いようにするための部材である。ロック部材38は、図
3に示すロック位置に進出すると先端が開口33aに形
成された凹部33bに係合可能であり、図4に示すロッ
ク解除位置に引っ込むと凹部33bとの係合が解除され
操作部本体37aが回動可能になる。ロック部材38
は、操作部本体37aに装着されたコイルばね39によ
り進出側に付勢されている。
【0025】前カバー7は、図5及び図6に示すよう
に、リール本体1の前部において側板5a,5b間に装
着されている。前カバー7は、その上方に配置されたサ
ムレスト8との間で前部に形成された開口9を有してい
る。開口9は、釣り糸が通過し得るように横長に形成さ
れている。しかし、従来の両軸受リールのようにガイド
リング27cが開口9に面して配置されていないので、
上下の幅が狭くなっている。開口9の内周面のうち上下
面、つまりサムレスト8の前側下部と前カバー7の上面
とには、たとえば窒化珪素やジルコニア等の硬質で表面
が滑らかなセラミック製の上下のカバー部材10a,1
0bがそれぞれ装着されている。カバー部材10a,1
0bは、上下の幅が狭い開口9に釣り糸が接触したとき
に開口9が傷つかないようにするとともに、接触した釣
り糸に作用する抵抗を少なくするために設けられてい
る。カバー部材10a,10bはボルトによりサムレス
ト8及び前カバー7にそれぞれ固定されている。
【0026】サムレスト8は、図1、図2及び図5に示
すように、平面視コ字状にリール本体1の上部に装着さ
れている。このサムレスト8の前部8aに釣り竿を持つ
手H(図1参照)の親指を置くことでパーミングを行え
る。サムレスト8の上面はそれぞれ上方に凸に湾曲した
曲面で構成されている。このサムレスト8の前部の装着
脚部4からの高さh(図5参照)は従来の両軸受リール
より低くなっている。フレーム5内には、図3に示すよ
うに、釣り竿Rと直交する方向に配置されたスプール1
2と、スプール12内に均一に釣り糸を巻くためのレベ
ルワインド機構15と、サミングを行う場合の親指の当
てとなる、クラッチレバー17とが配置されている。ま
たフレーム5と第2側カバー6bとの間には、ハンドル
2からの回転力をスプール12及びレベルワインド機構
15に伝えるためのギア機構18と、クラッチ機構13
と、クラッチ機構13の係脱を行うためのクラッチ係脱
機構19と、クラッチレバー17の操作に応じてクラッ
チ機構の係脱を制御するための係脱制御機構20と、ド
ラグ機構21と、スプール12の回転時の抵抗力を調整
するためのキャスティングコントロール機構22とが配
置されている。また、フレーム5と第1側カバー6aと
の間には、キャスティング時のバックラッシュを抑える
ための遠心ブレーキ機構23が配置されている。
【0027】スプール12は、両側部に皿状のフランジ
部12aを有しており、両フランジ部12aの間に筒状
の糸巻き胴部12bを有している。また、スプール12
は、糸巻き胴部12bの内周側の軸方向の実質的に中央
部に一体で形成された筒状のボス部12cを有してお
り、ボス部12cを貫通するスプール軸16にたとえば
セレーション結合により回転不能に固定されている。こ
の固定方法はセレーション結合に限定されず、キー結合
やスプライン結合等の種々の結合方法を用いることがで
きる。
【0028】スプール軸16は、側板5bを貫通して第
2側カバー6bの外方に延びている。その延びた一端
は、第2側カバー6bに形成されたボス部6cに軸受2
4aにより回転自在に支持されている。またスプール軸
16の他端は、遠心ブレーキ機構23内で軸受24bに
より回転自在に支持されている。これらの軸受24a,
24bはシールドボールベアリングである。
【0029】スプール軸16の大径部分16aの右端
は、側板5bの貫通部部分に配置されており、そこには
クラッチ機構13を構成する係合ピン16bが固定され
ている。係合ピン16bは、直径に沿って大径部分16
aを貫通しており、その両端が径方向に突出している。
レベルワインド機構15は、図3及び図6に示すよう
に、1対の側板5a,5b間に固定されたガイド筒25
と、ガイド筒25内に回転自在に支持されたウォームシ
ャフト26と、ラインガイド27とを有している。
【0030】ガイド筒25は、後部周面が全長にわたり
切り欠かれた円筒状の部材であり、ラインガイド27を
スプール軸16の軸方向(釣り竿Rと直交する方向)に
案内する。ウォームシャフト26は、ラインガイド27
をスプール軸16の軸方向に往復移動させるための軸で
ある。ウォームシャフト26の端部には、ギア機構18
を構成するギア28aが固定されている。またウォーム
シャフト26には交差する螺旋状の溝26aが形成され
ている。
【0031】ラインガイド27は、ガイド本体27a
と、ガイド本体27aに回転自在に装着された係止軸2
7bと、ガイド本体27aの上部に上方に突出して配置
されたガイドリング27cとを有している。ガイド本体
27aにはガイド筒25が貫通するU字状の貫通孔がス
プール軸16に平行に形成されており、ガイド本体27
aは、ガイド筒25に軸方向に移動自在に支持されてい
る。係止軸27bは、ガイド本体27aの後部にほぼ前
後に沿って配置され先端がウォームシャフト26の溝2
6aに係止されている。係止軸27bは、ウォームシャ
フト26の回動により溝26aに沿って回動しガイド本
体27aを往復移動させる。ガイドリング27cは、た
とえばステンレス製の線材を上部を凸にヘアピン状に曲
げて形成されており、内周側に長孔が形成されている。
ガイドリング27cは、下部がガイド本体27aの後部
上面に差し込まれて固定されている。ガイドリング27
cの表面は、たとえば窒化チタン等の金属やSiC等の
セラミックでコーティングされており、表面が滑らかで
硬くなっている。なお、このガイドリング27cは、開
口9とスプール12との間にスプール12に近接して配
置されている。ガイドリング27cの上部は、下部にガ
イド溝が形成されたガイド軸25aによりスプール軸1
6に平行に案内されている。このガイド軸25aは、ガ
イド筒25の上方にガイド筒25と平行に配置されてお
り、両端が側板5a,5bに固定されている。このよう
に高さが高いガイドリング27cをスプール12に近接
して配置することで、サムレスト8の前部8aの高さH
を低くすることででき、パーミングしやすくなる。
【0032】このレベルワインド機構15では、ギア機
構18を介してウォームシャフト26が回転させられる
ことにより、ラインガイド27がガイド筒25に沿って
往復動する。このラインガイド27のガイドリング27
c内に釣り糸が挿通されて釣り糸がスプール12に均一
に巻き付けられる。ギア機構18は、ハンドル軸30
と、ハンドル軸30に固定されたメインギア31と、メ
インギア31に噛み合う筒状のピニオンギア32と、前
述のウォームシャフト26端部に固定されたギア28a
と、ハンドル軸30に回転不能に固定され、ギア28a
に噛み合うギア28bとを有している。このギア機構1
8のハンドル軸30の上下位置は、サムレスト8の高さ
を低くするために、従来の位置より低い。このため、ギ
ア機構18を収納する側板5b及び第2側カバー6bの
下部は、側板5a及び第1側カバー6aの下部より下方
に位置している。
【0033】ピニオンギア32は、図3に示すように、
側板5bの外方から内方に延び、中心にスプール軸16
が貫通する筒状部材であり、スプール軸16に軸方向に
移動自在に装着されている。また、ピニオンギア32の
図3左端部は、軸受43により側板5bに回転自在かつ
軸方向移動自在に支持されている。この軸受43もシー
ルドボールベアリングである。
【0034】ピニオンギア32は、図3右端側外周部に
形成されメインギア31に噛合する歯部32aと、他端
側に形成された噛み合い部32bと、歯部32aと噛み
合い部32bとの間に形成されたくびれ部32cとを有
している。噛み合い部32bは、ピニオンギア32の端
面に直径に沿って形成された凹溝からなり、そこにスプ
ール軸16を貫通して固定された係合ピン16bが係止
される。ここではピニオンギア32が外方に移動してそ
の噛み合い部32bとスプール軸16の係合ピン16b
とが離脱すると、ハンドル軸30からの回転力はスプー
ル12に伝達されない。この噛み合い部32bと係合ピ
ン16bとによりクラッチ機構13が構成される。係合
ピン16bと噛み合い部32bとが係合すると、スプー
ル軸16より大径のピニオンギア32からスプール軸1
6にトルクが直接伝達されるので、ねじれ変形がより少
なくなり、トルク伝達効率が向上する。
【0035】クラッチレバー17は、図2に示すよう
に、1対の側板5a,5b間の後部でスプール12後方
に配置されている。フレーム5の側板5a,5bには長
孔(図示せず)が形成されており、クラッチレバー17
の回転軸17aがこの長孔に回転自在に支持されてい
る。このため、クラッチレバー17は長孔に沿って上下
方向にスライドすることも可能である。
【0036】クラッチ係脱機構19は、図3に示すよう
に、クラッチヨーク40を有している。クラッチヨーク
40は、スプール軸16の外周側に配置されており、2
本のピン41(一方のみ図示)によってスプール軸16
の軸心と平行に移動可能に支持されている。なお、スプ
ール軸16はクラッチヨーク40に対して相対回転が可
能である。すなわち、スプール軸16が回転してもクラ
ッチヨーク40は回転しないようになっている。またク
ラッチヨーク40はその中央部にピニオンギア32のく
びれ部32cに係合する係合部40aを有している。ま
たクラッチヨーク40を支持する各ピン41の外周で、
クラッチヨーク40と第2側カバー6bとの間にはスプ
リング42が配置されており、クラッチヨーク40はス
プリング42によって常に内方に付勢されている。
【0037】このような構成で、通常状態では、ピニオ
ンギア32は内方のクラッチ係合位置に位置しており、
その噛み合い部32bとスプール軸16の係合ピン16
bとが係合してクラッチオン状態となっている。一方、
クラッチヨーク40によってピニオンギア32が外方に
移動した場合には、噛み合い部32bと係合ピン16b
との係合が外れクラッチオフ状態となる。
【0038】ドラグ機構21は、メインギア31に押圧
される摩擦プレート45と、スタードラグ3の回転操作
によって摩擦プレート45をメインギア31に所定の力
で押圧するための押圧プレート46とを有している。キ
ャスティングコントロール機構22は、スプール軸16
の両端を挟むように配置された複数の摩擦プレート51
と、摩擦プレート51によるスプール軸16の挟持力を
調節するための制動キャップ52とを有している。左側
の摩擦プレート51は、ブレーキケース65内に装着さ
れている。
【0039】遠心ブレーキ機構23は、図4に示すよう
に、ブレーキケース65と、ブレーキケース65内に設
けられた回転部66と、回転部66に周方向に間隔を隔
てて配置され径方向に移動自在に装着された摺動子67
とを有している。ブレーキケース65の内周面には摺動
子67に接触可能な筒状のブレーキライナー65aが固
定されている。ブレーキケース65は、前述したように
側板5aに形成された円形の開口5dに着脱自在に装着
されており、操作部本体37aと固定されている。
【0040】次にスプール12の着脱操作について説明
する。バックラッシュ等により釣り糸がスプール12に
絡まってスプール12をリール本体1から取り外す際に
は第1側カバー6aを開けて側板5aの開口5dを開放
する。第1側カバー6aを開けるには、まず操作つまみ
37bを図3に示すロック姿勢から起こしてロック解除
姿勢に揺動させる。操作つまみ37bをロック解除姿勢
にすると、ロック部材38が操作つまみ37bにより押
圧されてコイルばね39の付勢力に抗してロック解除位
置に移動する。ロック部材38がロック解除位置に移動
すると、その先端が開口33aの凹部33bからはず
れ、操作部本体37aが回動可能になる。
【0041】この状態で操作つまみ37bをたとえば9
0度回転させると、図7に示すように、操作部本体37
aとともにブレーキケース65が回転し、ブレーキケー
ス65と側板5aとの結合が解除される。ブレーキケー
ス65と側板5aとの結合が解除されると、ブレーキケ
ース65が円錐ばね44により操作部本体37aととも
に外方に移動する。これと同時にコイルばね35の付勢
力により揺動軸34が軸方向外方に移動し第1側カバー
6aが側板5aから離反する方向に移動する。ブレーキ
ケース65が側板5a外側面から完全に離脱すると、第
1側カバー6aがリール本体1から分離され、自重によ
り揺動軸34回りに図8に示す開放位置に揺動する。こ
れにより、開口5dを通過してスプール12を取り出し
可能になる。このとき、速度規制部材29により開方向
の速度が所定速度以下に規制される。このため、移動端
等でリール本体1に衝撃力が作用しにくい。しかも、第
1側カバー6aがダンパー部材29bの粘性抵抗により
ゆっくりと開き高級感がある動きで品質がより高級なリ
ールを演出することができる。
【0042】スプール12を取り出して再度スプール1
2を装着すると第1側カバー6aを閉める。このときに
は、カバー本体33を閉姿勢側に手で揺動させ、続いて
操作つまみ37bを押してブレーキケース65を開口5
d内に挿入する。この状態で操作つまみ37bを解除時
と逆方向にたとえば90度回転させブレーキケース65
を開口5dに結合する。そして、操作つまみ90をロッ
ク解除位置からロック位置に揺動させ、ロック部材を凹
部33bに係合させる。これにより第1側カバー6aが
閉姿勢に保持される。
【0043】ここでは、第1側カバー6aに移動規制部
材29を設けて自重により開く第1側カバー6aの移動
速度を規制したので、第1側カバー6aがゆっくり揺動
し、衝撃力がリール本体1に作用しにくい。 〔実施形態2〕前記実施形態1では、速度規制部材とし
て液体による粘性を利用したダンパー部材を例示した
が、速度規制部材はダンパー部材に限定されるものでは
ない。
【0044】図9において、実施形態2では、揺動軸3
4は先端に大径部分を有しており、この大径部分がカバ
ー本体33に挿入されている。この大径部分を挟んで揺
動軸34を抜け止めするために固定板34cがカバー本
体33にネジ止めされている。また、カバー本体33と
側板5aとの間にねじりコイルばね35aが圧縮状態で
配置されている。ねじりコイルばね35aは、一端が側
板5aに他端がカバー本体33にそれぞれ係止されてお
り、カバー本体33を外方に付勢するとともに閉方向
(図8反時計回り)に付勢する。このようなねじりコイ
ルばね35aにより速度規制部材を構成してもよい。こ
の場合には、速度規制とカバー本体33の離脱方向への
付勢とを1つのコイルばねで行えるので、カバーの開閉
構造が簡素になる。
【0045】なお、ねじりコイルばね35aとダンパー
部材29bとを併用してもよい。この場合には、たとえ
ばねじりコイルばね35aの他端をカバー本体33では
なく固定板34cに係止すればよい。 〔実施形態3〕実施形態3では、速度規制部材をOリン
グ等の弾性部材で構成している。図10において、揺動
軸34の先端には、ネジ部34eとネジ部34eに隣接
して大径の工具係止部34fとが形成されている。ネジ
部34eは、カバー本体33にネジ込まれている。この
ため、この実施形態3では、揺動軸34は、カバー本体
33に固定されている。
【0046】揺動軸34の外周側には、側板5aを貫通
してパイプ部材70が同芯に配置されている。揺動軸3
4の先端はパイプ部材70に回転自在に支持され、基端
は側板5bに回転自在に支持されている。パイプ部材7
0は、揺動軸34を回転自在支持するとともに軸方向移
動不能に支持する。パイプ部材70は、パイプ本体71
とパイプ本体71の基端側(図10右側)に回転不能に
係止された収納部材72とを有している。パイプ本体7
1の先端には大径部71aが形成されており、大径部7
1a内に速度規制部材としてのOリング73が装着され
ている。大径部71aと側板5aとの間にはコイルばね
35が圧縮状態で装着されている。パイプ本体71の大
径部71aを除く部分の外周面には、図11に示すよう
に平行な面取り部71bが形成されており、側板5aに
は面取り部71aを軸方向移動自在かつ回転不能に支持
するための小判孔5eが形成されている。
【0047】収納部材72には速度規制部材としてのO
リング74が装着されている。Oリング74は、ワッシ
ャ75により係止されており、ワッシャ75は、止め輪
76により軸方向に移動不能になっている。この止め輪
76と大径部34fとでパイプ部材70を挟持すること
で、揺動軸34は、パイプ部材70に対して軸方向に移
動不能に支持される。
【0048】このように、揺動軸34とパイプ部材70
との間にOリング73,74を装着して揺動軸34の速
度を規制すれば、弾性部材の弾性による摩擦により揺動
軸34の速度を簡単に規制できる。しかも、揺動軸34
の回転だけをOリングで規制し、パイプ部材70の軸方
向移動にはOリングによる抵抗が付与されないので、カ
バー本体33は軸方向にスムーズに移動する。なお、O
リング73だけを設けてOリング74を設けなくともよ
い。
【0049】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、カバー部材として第1側カ
バーを例に説明したが、カバー部材は、第1側カバーに
限定されるものではなく、開閉するものであればサムレ
スト等の他のカバー部材でもよい。 (b) 前記実施形態では、比較的スペースがあるカバ
ー本体33に速度規制部材を設けたが、リール本体に速
度規制部材を設けてもよい。
【0050】(c) 前記実施形態では、揺動軸34を
側板5a,5bに回転不能に装着したが、揺動軸を側板
に回転自在かつ軸方向移動自在に装着し、揺動軸の先端
部にカバー本体を回転不能に固定してもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、カバー部材を開閉移動
すると、そのときの移動速度がたとえば所定速度以下に
規制されるので、移動端でリール本体に衝撃力が作用し
にくくなり、リールの損傷を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による両軸受リールの斜視
図。
【図2】その平面図。
【図3】その横断面図。
【図4】その横断面部分図。
【図5】その正面図。
【図6】図5のVI−VI断面図。
【図7】第1側カバーがロック解除されたときの横断面
部分図。
【図8】第1側カバーが開いたときの側面図。
【図9】実施形態2の速度規制部材を説明する断面部分
図。
【図10】実施形態3の図9に相当する図。
【図11】図10のXI−XI断面図。
【符号の説明】
1 リール本体 2 ハンドル 4 装着脚部 5 フレーム 5a,5b 側板 6a 第1側カバー 12 スプール 15 レベルワインド機構 29 速度規制部材 29a 回動ギア 29b ダンパー部材 33 カバー本体 34 揺動軸 35 コイルばね 35a ねじりコイルばね 36 ロック機構 70 パイプ部材 73,74 Oリング

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り竿に装着され釣り糸を巻き取る釣り用
    リールであって、 前記釣り竿に装着されるリール本体と、 前記リール本体に装着され外周に釣り糸が巻き付けられ
    るスプールと、 前記リール本体に開閉移動自在に設けられたカバー部材
    と、 前記カバー部材の移動速度を規制する速度規制手段と、
    を備えた釣り用リール。
  2. 【請求項2】前記カバー部材を閉位置で前記リール本体
    に係脱する係脱機構をさらに備える、請求項1に記載の
    釣り用リール。
  3. 【請求項3】前記カバー部材は、重力により開方向に付
    勢されており、 前記速度規制手段は、前記カバー部材が開方向に移動す
    るとき前記移動速度を規制する、請求項1又は2に記載
    の釣り用リール。
  4. 【請求項4】前記カバー部材は、前記リール本体に揺動
    自在に装着され、 前記速度規制手段は、前記カバー部材の揺動に連動して
    回動する回動部材と、前記回動部材の回動に流体の粘性
    により抵抗を付与して前記移動速度を規制する粘性抵抗
    部材とを有する、請求項1から3のいずれかに記載の釣
    り用リール。
  5. 【請求項5】前記カバー部材は、前記リール本体に揺動
    自在に装着され、 前記速度規制手段は、前記カバー部材の揺動に連動して
    回動する回動部材と、前記回動部材の回動に弾性により
    抵抗を付与して前記移動速度を規制する弾性抵抗部材と
    を有する、請求項1から3のいずれかに記載の釣り用リ
    ール。
  6. 【請求項6】前記弾性抵抗部材はOリングである、請求
    項5に記載の釣り用リール。
  7. 【請求項7】前記釣り用リールは回転する前記スプール
    を有する両軸受リールであり、 前記カバー部材は前記両軸受リールのリール本体の側面
    をカバーする部材である、請求項1から6のいずれかに
    記載の釣り用リール。
  8. 【請求項8】前記カバー部材は、 前記リール本体に前記スプールの回転軸に沿って配置さ
    れ前記リール本体に回動自在かつ軸方向に移動自在に装
    着された揺動軸と、 前記揺動軸の先端に揺動自在かつ軸方向移動不能に装着
    され前記リール本体の側面を覆うカバー本体とを有し、 前記回動部材は前記カバー本体の揺動に連動して回動す
    る、請求項7に記載の釣り用リール。
  9. 【請求項9】前記カバー部材は、 前記リール本体に前記スプールの回転軸に沿って配置さ
    れた揺動軸と、 前記揺動軸の先端に固定され前記リール本体の側面を覆
    うカバー本体と、 前記揺動軸の外周側に同芯に配置され前記リール本体に
    軸方向に所定距離移動自在かつ回転不能に装着され、前
    記揺動軸を回転自在かつ軸方向移動不能に支持する筒状
    部材とを有し、 前記回動部材は前記揺動軸であり、前記速度規制手段は
    前記筒状部材と揺動軸との間に前記揺動軸の回転に抵抗
    を付与するように装着されている、請求項7に記載の釣
    り用リール。
  10. 【請求項10】前記カバー本体と前記リール本体とを離
    反する方向に付勢する付勢部材をさらに備える、請求項
    8又は9に記載の釣り用リール。
  11. 【請求項11】前記付勢部材は、前記カバー本体とリー
    ル本体との間に圧縮状態で配置され一端が前記リール本
    体に他端が前記カバー本体にそれぞれ係止され前記カバ
    ー本体を閉方向にも付勢するねじりコイルばねであり、 前記ねじりコイルばねは、前記カバー本体を前記閉方向
    へ付勢して前記カバー部材の開方向の速度を規制する前
    記速度規制手段を構成する、請求項10に記載の釣り用
    リール。
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