JPH11243530A - フレーム周波数変換装置及び画像符号化装置 - Google Patents
フレーム周波数変換装置及び画像符号化装置Info
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- JPH11243530A JPH11243530A JP4522298A JP4522298A JPH11243530A JP H11243530 A JPH11243530 A JP H11243530A JP 4522298 A JP4522298 A JP 4522298A JP 4522298 A JP4522298 A JP 4522298A JP H11243530 A JPH11243530 A JP H11243530A
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- JP
- Japan
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- frame
- noise
- frame frequency
- frequency conversion
- image signal
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- Pending
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- Synchronizing For Television (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力信号から安定したフレーム間相関検出を
して、確実にフレーム周波数変換を行ったフレーム周波
数変換装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ノイズフィルタ１１は、画像信号のノイ
ズを除去してノイズカット画像信号を生成する。フレー
ム間相関検出手段１２は、ノイズカット画像信号のフレ
ーム間の相関検出を行って、重複フィールドを検出す
る。フレーム周波数変換手段１３は、画像信号から重複
フィールドを削除してフレーム周波数変換を行う。
して、確実にフレーム周波数変換を行ったフレーム周波
数変換装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ノイズフィルタ１１は、画像信号のノイ
ズを除去してノイズカット画像信号を生成する。フレー
ム間相関検出手段１２は、ノイズカット画像信号のフレ
ーム間の相関検出を行って、重複フィールドを検出す
る。フレーム周波数変換手段１３は、画像信号から重複
フィールドを削除してフレーム周波数変換を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はフレーム周波数変換
装置及び画像符号化装置に関し、特に画像信号のフレー
ム周波数の変換を行うフレーム周波数変換装置及び画像
信号の符号化を行う画像符号化装置に関する。
装置及び画像符号化装置に関し、特に画像信号のフレー
ム周波数の変換を行うフレーム周波数変換装置及び画像
信号の符号化を行う画像符号化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＭＰＥＧは音声／データ／画像を統合的
に扱う技術としてマルチメディア時代の中核技術であ
り、ＬＡＮや放送などの通信アプリケーションに幅広く
対応できるように、現行放送やＨＤＴＶ、ＡＶ機器など
の符号化方式を標準化している。
に扱う技術としてマルチメディア時代の中核技術であ
り、ＬＡＮや放送などの通信アプリケーションに幅広く
対応できるように、現行放送やＨＤＴＶ、ＡＶ機器など
の符号化方式を標準化している。
【０００３】また、ＭＰＥＧ技術は、従来のアナログ放
送に比べてディジタルによる多チャンネル化及びチャン
ネル当たりのコストの削減をもたらし、映像や音声のみ
ならずデータ放送等のサービスも可能にする。
送に比べてディジタルによる多チャンネル化及びチャン
ネル当たりのコストの削減をもたらし、映像や音声のみ
ならずデータ放送等のサービスも可能にする。
【０００４】例えば、近年では衛星放送に関して、ＭＰ
ＥＧ技術を用いたディジタル放送がますます一般的にな
りつつある。このような衛星放送では、番組供給会社か
ら供給された映画素材の放送を行ったりしている。
ＥＧ技術を用いたディジタル放送がますます一般的にな
りつつある。このような衛星放送では、番組供給会社か
ら供給された映画素材の放送を行ったりしている。
【０００５】映画素材はもともと２４Ｈｚであったもの
を３０Ｈｚのビデオ信号に変換して放送会社に供給され
るものである。放送会社では、供給された映画素材を２
−３プルダウン処理によって再び２４Ｈｚに圧縮し、そ
の後に画像符号化装置で符号化処理を行う。
を３０Ｈｚのビデオ信号に変換して放送会社に供給され
るものである。放送会社では、供給された映画素材を２
−３プルダウン処理によって再び２４Ｈｚに圧縮し、そ
の後に画像符号化装置で符号化処理を行う。
【０００６】すなわち、２−３プルダウン処理では、３
０Ｈｚのビデオ信号に対しフレーム間相関検出を行って
重複フィールドを検出し、その重複フィールドを削除し
て元の２４Ｈｚの信号に変換する。
０Ｈｚのビデオ信号に対しフレーム間相関検出を行って
重複フィールドを検出し、その重複フィールドを削除し
て元の２４Ｈｚの信号に変換する。
【０００７】その後、画像符号化装置で２４Ｈｚの信号
に符号化処理を行うことで、映画素材の圧縮効率を高め
ている。
に符号化処理を行うことで、映画素材の圧縮効率を高め
ている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のフレーム間相関検出では、フレーム周波数変換を
行う際に画像の違和感を軽減するための時間フィルタが
設けられていた。
従来のフレーム間相関検出では、フレーム周波数変換を
行う際に画像の違和感を軽減するための時間フィルタが
設けられていた。
【０００９】時間フィルタは、フレーム間にわたってフ
ィルタリング処理を行うために、フィルタリング処理の
強弱により相関が確保されない場合があり、フレーム間
相関検出に誤差を生じさせるといった問題があった。
ィルタリング処理を行うために、フィルタリング処理の
強弱により相関が確保されない場合があり、フレーム間
相関検出に誤差を生じさせるといった問題があった。
【００１０】また、映画素材に元から含まれるノイズも
フレーム間相関検出に悪影響を与えるといった問題があ
った。そして、このような不安定なフレーム間相関検出
では、フレーム周波数変換を確実に行うことができなか
った。
フレーム間相関検出に悪影響を与えるといった問題があ
った。そして、このような不安定なフレーム間相関検出
では、フレーム周波数変換を確実に行うことができなか
った。
【００１１】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、入力信号から安定したフレーム間相関検出を
して、確実にフレーム周波数変換を行ったフレーム周波
数変換装置を提供することを目的とする。
のであり、入力信号から安定したフレーム間相関検出を
して、確実にフレーム周波数変換を行ったフレーム周波
数変換装置を提供することを目的とする。
【００１２】また、本発明の他の目的は、確実にフレー
ム周波数変換された画像情報の符号化処理を行って、符
号化画像の画質の向上を図った画像符号化装置を提供す
ることである。
ム周波数変換された画像情報の符号化処理を行って、符
号化画像の画質の向上を図った画像符号化装置を提供す
ることである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、画像信号のフレーム周波数の変換を行う
フレーム周波数変換装置において、前記画像信号のノイ
ズを除去してノイズカット画像信号を生成するノイズフ
ィルタと、前記ノイズカット画像信号のフレーム間の相
関検出を行って、重複フィールドを検出するフレーム間
相関検出手段と、前記画像信号から前記重複フィールド
を削除してフレーム周波数変換を行うフレーム周波数変
換手段と、を有することを特徴とするフレーム周波数変
換装置が提供される。
決するために、画像信号のフレーム周波数の変換を行う
フレーム周波数変換装置において、前記画像信号のノイ
ズを除去してノイズカット画像信号を生成するノイズフ
ィルタと、前記ノイズカット画像信号のフレーム間の相
関検出を行って、重複フィールドを検出するフレーム間
相関検出手段と、前記画像信号から前記重複フィールド
を削除してフレーム周波数変換を行うフレーム周波数変
換手段と、を有することを特徴とするフレーム周波数変
換装置が提供される。
【００１４】ここで、ノイズフィルタは、画像信号のノ
イズを除去してノイズカット画像信号を生成する。フレ
ーム間相関検出手段は、ノイズカット画像信号のフレー
ム間の相関検出を行って、重複フィールドを検出する。
フレーム周波数変換手段は、画像信号から重複フィール
ドを削除してフレーム周波数変換を行う。
イズを除去してノイズカット画像信号を生成する。フレ
ーム間相関検出手段は、ノイズカット画像信号のフレー
ム間の相関検出を行って、重複フィールドを検出する。
フレーム周波数変換手段は、画像信号から重複フィール
ドを削除してフレーム周波数変換を行う。
【００１５】また、画像信号の符号化を行う画像符号化
装置において、画像信号のノイズを除去してノイズカッ
ト画像信号を生成するノイズフィルタと、前記ノイズカ
ット画像信号のフレーム間の相関検出を行って、重複フ
ィールドを検出するフレーム間相関検出手段と、前記画
像信号から前記重複フィールドを削除してフレーム周波
数変換された画像情報を生成するフレーム周波数変換手
段と、前記画像情報の符号化処理を行う符号化手段と、
を有することを特徴とする画像符号化装置が提供され
る。
装置において、画像信号のノイズを除去してノイズカッ
ト画像信号を生成するノイズフィルタと、前記ノイズカ
ット画像信号のフレーム間の相関検出を行って、重複フ
ィールドを検出するフレーム間相関検出手段と、前記画
像信号から前記重複フィールドを削除してフレーム周波
数変換された画像情報を生成するフレーム周波数変換手
段と、前記画像情報の符号化処理を行う符号化手段と、
を有することを特徴とする画像符号化装置が提供され
る。
【００１６】ここで、ノイズフィルタは、画像信号のノ
イズを除去してノイズカット画像信号を生成する。フレ
ーム間相関検出手段は、ノイズカット画像信号のフレー
ム間の相関検出を行って、重複フィールドを検出する。
フレーム周波数変換手段は、画像信号から重複フィール
ドを削除してフレーム周波数変換された画像情報を生成
する。符号化手段は、画像情報の符号化処理を行う。
イズを除去してノイズカット画像信号を生成する。フレ
ーム間相関検出手段は、ノイズカット画像信号のフレー
ム間の相関検出を行って、重複フィールドを検出する。
フレーム周波数変換手段は、画像信号から重複フィール
ドを削除してフレーム周波数変換された画像情報を生成
する。符号化手段は、画像情報の符号化処理を行う。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は本発明のフレーム周波数変
換装置の原理図である。
を参照して説明する。図１は本発明のフレーム周波数変
換装置の原理図である。
【００１８】フレーム周波数変換装置１は、画像信号の
フレーム周波数の変換を行う。ここでのフレーム周波数
変換とは、３０Ｈｚから２４Ｈｚへの２−３プルダウン
処理を意味する。２−３プルダウン処理の詳細は後述す
る。
フレーム周波数の変換を行う。ここでのフレーム周波数
変換とは、３０Ｈｚから２４Ｈｚへの２−３プルダウン
処理を意味する。２−３プルダウン処理の詳細は後述す
る。
【００１９】ノイズフィルタ１１は、画像信号のノイズ
を除去してノイズカット画像信号を生成する。このノイ
ズフィルタ１１は、フレーム内で閉じたフィルタリング
処理を行う空間フィルタ（例えば、２次元メディアンフ
ィルタ）である。空間フィルタを使うことで、相関が確
保される。
を除去してノイズカット画像信号を生成する。このノイ
ズフィルタ１１は、フレーム内で閉じたフィルタリング
処理を行う空間フィルタ（例えば、２次元メディアンフ
ィルタ）である。空間フィルタを使うことで、相関が確
保される。
【００２０】フレーム間相関検出手段１２は、ノイズカ
ット画像信号のフレーム間の相関検出を行って、重複フ
ィールドを検出する。フレーム周波数変換手段１３は、
画像信号から重複フィールドを削除してフレーム周波数
変換を行う。
ット画像信号のフレーム間の相関検出を行って、重複フ
ィールドを検出する。フレーム周波数変換手段１３は、
画像信号から重複フィールドを削除してフレーム周波数
変換を行う。
【００２１】次にフレーム周波数変換装置１の動作手順
について説明する。図２は本発明のフレーム周波数変換
装置１の動作手順を示す図である。 〔Ｓ１〕ノイズフィルタ１１は、３０Ｈｚの画像信号の
ノイズを除去してノイズカット画像信号を生成する。 〔Ｓ２〕フレーム間相関検出手段１２は、ノイズカット
画像信号のフレーム間の相関検出を行って、重複フィー
ルドを検出する。 〔Ｓ３〕フレーム周波数変換手段１３は、３０Ｈｚの画
像信号から重複フィールドを削除してフレーム周波数変
換を行い、２４Ｈｚの画像情報を生成する。
について説明する。図２は本発明のフレーム周波数変換
装置１の動作手順を示す図である。 〔Ｓ１〕ノイズフィルタ１１は、３０Ｈｚの画像信号の
ノイズを除去してノイズカット画像信号を生成する。 〔Ｓ２〕フレーム間相関検出手段１２は、ノイズカット
画像信号のフレーム間の相関検出を行って、重複フィー
ルドを検出する。 〔Ｓ３〕フレーム周波数変換手段１３は、３０Ｈｚの画
像信号から重複フィールドを削除してフレーム周波数変
換を行い、２４Ｈｚの画像情報を生成する。
【００２２】以上説明したように、本発明のフレーム周
波数変換装置１は、ノイズフィルタ１１でノイズ除去さ
れた画像信号のフレーム間相関検出を行って、フレーム
周波数変換を行う構成とした。
波数変換装置１は、ノイズフィルタ１１でノイズ除去さ
れた画像信号のフレーム間相関検出を行って、フレーム
周波数変換を行う構成とした。
【００２３】これにより、フレーム間相関検出手段１２
ではノイズ等に影響されない安定したフレーム間相関検
出を行って、重複フィールドを検出できる。そして、フ
レーム周波数変換手段１３は、もとの画像信号からこの
重複フィールドを削除することで確実にフレーム周波数
変換を行うことが可能になる。
ではノイズ等に影響されない安定したフレーム間相関検
出を行って、重複フィールドを検出できる。そして、フ
レーム周波数変換手段１３は、もとの画像信号からこの
重複フィールドを削除することで確実にフレーム周波数
変換を行うことが可能になる。
【００２４】次に２−３プルダウン処理の概要について
説明する。図３は２−３プルダウン処理の概要を示す図
である。２４Ｈｚで入力された映画素材は画像信号（ビ
デオ信号）に変換するために２４Ｈｚから３０Ｈｚの変
換処理が施される。
説明する。図３は２−３プルダウン処理の概要を示す図
である。２４Ｈｚで入力された映画素材は画像信号（ビ
デオ信号）に変換するために２４Ｈｚから３０Ｈｚの変
換処理が施される。
【００２５】その変換処理では、入力フレームｆｒ１を
ｏｄｄ−ｆｉ１とｅｖｅｎ−ｆｉ１のインタレースされ
た２つのフィールドに変換する。入力フレームｆｒ２は
ｏｄｄ−ｆｉ２とｅｖｅｎ−ｆｉ２、さらにｏｄｄ−ｆ
ｉ２と同じフィールドのｏｄｄ−ｆｉ３として変換す
る。
ｏｄｄ−ｆｉ１とｅｖｅｎ−ｆｉ１のインタレースされ
た２つのフィールドに変換する。入力フレームｆｒ２は
ｏｄｄ−ｆｉ２とｅｖｅｎ−ｆｉ２、さらにｏｄｄ−ｆ
ｉ２と同じフィールドのｏｄｄ−ｆｉ３として変換す
る。
【００２６】同様に入力フレームｆｒ３は、ｅｖｅｎ−
ｆｉ３とｅｖｅｎ−ｆｉ４、入力フレームｆｒ４は、ｅ
ｖｅｎ−ｆｉ４とｏｄｄ−ｆｉ５、さらにｅｖｅｎ−ｆ
ｉ４と同一なｅｖｅｎ−ｆｉ５というように変換する。
ｆｉ３とｅｖｅｎ−ｆｉ４、入力フレームｆｒ４は、ｅ
ｖｅｎ−ｆｉ４とｏｄｄ−ｆｉ５、さらにｅｖｅｎ−ｆ
ｉ４と同一なｅｖｅｎ−ｆｉ５というように変換する。
【００２７】このように変換することで４フレームの入
力信号から５フレームの映像信号を生成し、これを繰り
返すことで２４Ｈｚから３０Ｈｚに変換されたビデオ映
像が生成される。
力信号から５フレームの映像信号を生成し、これを繰り
返すことで２４Ｈｚから３０Ｈｚに変換されたビデオ映
像が生成される。
【００２８】逆に符号化時には、もともと２４Ｈｚ分の
情報しか存在していないことを利用し、３０Ｈｚで入力
された素材を符号化前に２４Ｈｚに戻すことで圧縮効率
を上げる。
情報しか存在していないことを利用し、３０Ｈｚで入力
された素材を符号化前に２４Ｈｚに戻すことで圧縮効率
を上げる。
【００２９】すなわち、図ではｏｄｄ−ｆｉ３とｅｖｅ
ｎ−ｆｉ５を削除すればよい。また、復号化側では再度
３０Ｈｚに変換することで、ビデオ信号として使用する
ことができる。
ｎ−ｆｉ５を削除すればよい。また、復号化側では再度
３０Ｈｚに変換することで、ビデオ信号として使用する
ことができる。
【００３０】次に本発明の画像符号化装置について説明
する。図４は本発明の画像符号化装置の原理図である。
画像符号化装置２は、画像信号をフレーム周波数変換し
た後に符号化処理を行う。
する。図４は本発明の画像符号化装置の原理図である。
画像符号化装置２は、画像信号をフレーム周波数変換し
た後に符号化処理を行う。
【００３１】画像符号化装置２は、フレーム周波数変換
装置１と、符号化手段２０と、から構成される。また、
ノイズフィルタ１１は、出力であるノイズカット画像信
号が符号化手段２０へ伝搬しないような位置に設けられ
る。なお、フレーム周波数変換装置１の詳細は上述した
ので説明は省略する。
装置１と、符号化手段２０と、から構成される。また、
ノイズフィルタ１１は、出力であるノイズカット画像信
号が符号化手段２０へ伝搬しないような位置に設けられ
る。なお、フレーム周波数変換装置１の詳細は上述した
ので説明は省略する。
【００３２】次に画像符号化装置２の詳細構成について
説明する。図５は画像符号化装置の構成を示す図であ
る。画像符号化装置２の符号化手段２０は、ＤＣＴと動
き補償フレーム間予測を組み合わせたハイブリッド方式
を用いている。これは動き補償フレーム間予測によって
得られる予測誤差をＤＣＴを用いて符号化する方式であ
る。
説明する。図５は画像符号化装置の構成を示す図であ
る。画像符号化装置２の符号化手段２０は、ＤＣＴと動
き補償フレーム間予測を組み合わせたハイブリッド方式
を用いている。これは動き補償フレーム間予測によって
得られる予測誤差をＤＣＴを用いて符号化する方式であ
る。
【００３３】まず、フレーム周波数変換装置１で３０Ｈ
ｚから２４Ｈｚにフレーム周波数変換された画像情報
は、図示しない入力処理手段でブロック化等の入力処理
が行われる。
ｚから２４Ｈｚにフレーム周波数変換された画像情報
は、図示しない入力処理手段でブロック化等の入力処理
が行われる。
【００３４】ＤＣＴ手段２２ａは、ブロック化された画
像情報または減算器２１ａで計算された予測誤差Ｄ０を
ブロック単位にＤＣＴ変換し、変換係数を求める。符号
化制御手段２９は、量子化ステップを決定する。量子化
手段２３ａは、符号化制御手段２９によって決定された
量子化ステップを用いて変換係数を量子化し、符号化デ
ータＤ１を生成する。
像情報または減算器２１ａで計算された予測誤差Ｄ０を
ブロック単位にＤＣＴ変換し、変換係数を求める。符号
化制御手段２９は、量子化ステップを決定する。量子化
手段２３ａは、符号化制御手段２９によって決定された
量子化ステップを用いて変換係数を量子化し、符号化デ
ータＤ１を生成する。
【００３５】可変長符号化手段２６ｂは、符号化データ
Ｄ１を可変長符号化する。多重化手段２７は、可変長符
号化手段２６ｂから出力されたデータと、動きベクトル
情報Ｄ２と、を多重化し、符号化信号を生成する。バッ
ファメモリ２８は、符号化信号を蓄え、出力する。
Ｄ１を可変長符号化する。多重化手段２７は、可変長符
号化手段２６ｂから出力されたデータと、動きベクトル
情報Ｄ２と、を多重化し、符号化信号を生成する。バッ
ファメモリ２８は、符号化信号を蓄え、出力する。
【００３６】また、符号化信号のバッファメモリ２８の
占有率は、符号化制御手段２９にフィードバックされ
る。そして、符号化制御手段２９では、次のブロックの
ための量子化ステップを計算する。
占有率は、符号化制御手段２９にフィードバックされ
る。そして、符号化制御手段２９では、次のブロックの
ための量子化ステップを計算する。
【００３７】逆量子化手段２３ｂは、量子化手段２３ａ
から出力された符号化データＤ１を量子化値に戻す。Ｉ
ＤＣＴ手段２２ｂは、この量子化値をＩＤＣＴ変換し、
量子化差分データＤ３を再生する。
から出力された符号化データＤ１を量子化値に戻す。Ｉ
ＤＣＴ手段２２ｂは、この量子化値をＩＤＣＴ変換し、
量子化差分データＤ３を再生する。
【００３８】この量子化差分データＤ３は、前のフレー
ムの予測誤差Ｄ４に加算器２１ｂで加算され、局部復号
画像Ｆ１としてフレームメモリ２４に蓄えられる。動き
補償手段２５は、フレームメモリ２４に蓄えられた局部
復号画像Ｆ１を使って、次のフレームを予測するための
動きベクトルの推定と動き補償とを行う。
ムの予測誤差Ｄ４に加算器２１ｂで加算され、局部復号
画像Ｆ１としてフレームメモリ２４に蓄えられる。動き
補償手段２５は、フレームメモリ２４に蓄えられた局部
復号画像Ｆ１を使って、次のフレームを予測するための
動きベクトルの推定と動き補償とを行う。
【００３９】動き補償には現フレームＦ０と、フレーム
メモリ２４に蓄えられた局部復号画像Ｆ１が用いられ
る。また、動きベクトル情報Ｄ２も可変長符号化手段２
６ａで可変長符号化されてから多重化手段２７へ送信さ
れる。
メモリ２４に蓄えられた局部復号画像Ｆ１が用いられ
る。また、動きベクトル情報Ｄ２も可変長符号化手段２
６ａで可変長符号化されてから多重化手段２７へ送信さ
れる。
【００４０】以上説明したように、本発明の画像符号化
装置２は、ノイズフィルタ１１でノイズ除去された画像
信号のフレーム間相関検出を行ってフレーム周波数を変
換し、その後に符号化する構成とした。
装置２は、ノイズフィルタ１１でノイズ除去された画像
信号のフレーム間相関検出を行ってフレーム周波数を変
換し、その後に符号化する構成とした。
【００４１】これにより、確実にフレーム周波数変換さ
れた画像情報の符号化処理を行えるので、符号化画像の
画質の向上を図ることが可能になる。
れた画像情報の符号化処理を行えるので、符号化画像の
画質の向上を図ることが可能になる。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフレーム
周波数変換装置は、ノイズフィルタでノイズ除去された
画像信号のフレーム間相関検出を行って、フレーム周波
数変換を行う構成とした。これにより、ノイズ等に影響
されない安定したフレーム間相関検出ができるので、確
実にフレーム周波数変換を行うことが可能になる。
周波数変換装置は、ノイズフィルタでノイズ除去された
画像信号のフレーム間相関検出を行って、フレーム周波
数変換を行う構成とした。これにより、ノイズ等に影響
されない安定したフレーム間相関検出ができるので、確
実にフレーム周波数変換を行うことが可能になる。
【００４３】また、本発明の画像符号化装置は、ノイズ
フィルタでノイズ除去された画像信号のフレーム間相関
検出を行ってフレーム周波数を変換し、その後に符号化
する構成とした。これにより、確実にフレーム周波数変
換された画像情報の符号化処理を行えるので、符号化画
像の画質の向上を図ることが可能になる。
フィルタでノイズ除去された画像信号のフレーム間相関
検出を行ってフレーム周波数を変換し、その後に符号化
する構成とした。これにより、確実にフレーム周波数変
換された画像情報の符号化処理を行えるので、符号化画
像の画質の向上を図ることが可能になる。
【図１】本発明のフレーム周波数変換装置の原理図であ
る。
る。
【図２】本発明のフレーム周波数変換装置の動作手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図３】２−３プルダウン処理の概要を示す図である。
【図４】本発明の画像符号化装置の原理図である。
【図５】画像符号化装置の構成を示す図である。
１……フレーム周波数変換装置、１１……ノイズフィル
タ、１２……フレーム間相関検出手段、１３……フレー
ム周波数変換手段。
タ、１２……フレーム間相関検出手段、１３……フレー
ム周波数変換手段。
Claims (4)
- 【請求項１】 画像信号のフレーム周波数の変換を行う
フレーム周波数変換装置において、 前記画像信号のノイズを除去してノイズカット画像信号
を生成するノイズフィルタと、 前記ノイズカット画像信号のフレーム間の相関検出を行
って、重複フィールドを検出するフレーム間相関検出手
段と、 前記画像信号から前記重複フィールドを削除してフレー
ム周波数変換を行うフレーム周波数変換手段と、 を有することを特徴とするフレーム周波数変換装置。 - 【請求項２】 前記ノイズフィルタは、フレーム内単位
で前記ノイズを除去する空間フィルタであることを特徴
とする請求項１記載のフレーム周波数変換装置。 - 【請求項３】 画像信号の符号化を行う画像符号化装置
において、 画像信号のノイズを除去してノイズカット画像信号を生
成するノイズフィルタと、 前記ノイズカット画像信号のフレーム間の相関検出を行
って、重複フィールドを検出するフレーム間相関検出手
段と、 前記画像信号から前記重複フィールドを削除してフレー
ム周波数変換された画像情報を生成するフレーム周波数
変換手段と、 前記画像情報の符号化処理を行う符号化手段と、 を有することを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項４】 前記ノイズフィルタは、出力である前記
ノイズカット画像信号が前記符号化手段へ伝搬しないよ
うな位置に設けられることを特徴とする請求項３記載の
画像符号化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4522298A JPH11243530A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | フレーム周波数変換装置及び画像符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4522298A JPH11243530A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | フレーム周波数変換装置及び画像符号化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243530A true JPH11243530A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12713252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4522298A Pending JPH11243530A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | フレーム周波数変換装置及び画像符号化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11243530A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010278871A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Toshiba Corp | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4522298A patent/JPH11243530A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010278871A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Toshiba Corp | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| US8274602B2 (en) | 2009-05-29 | 2012-09-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus and image processing method with redundant frame detection |
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