JPH11237903A - プログラム生成方法および装置 - Google Patents

プログラム生成方法および装置

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JPH11237903A
JPH11237903A JP33298998A JP33298998A JPH11237903A JP H11237903 A JPH11237903 A JP H11237903A JP 33298998 A JP33298998 A JP 33298998A JP 33298998 A JP33298998 A JP 33298998A JP H11237903 A JPH11237903 A JP H11237903A
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孝員 桜井
Toshiaki Niihori
俊昭 新堀
Katsuhiko Doi
克彦 土井
Yoshito Uehara
義人 上原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的はコンピュータプログラミングの
専門家でなくても、自動生成されるプログラムの機能確
認と修正を容易に行える、コンピュータにより制御され
るシステムを制御するプログラムの自動生成方法を提供
することにある。 【解決手段】本発明は、プラントの運転方案を、所定の
表記法に従って機能に対応した絵情報として入力し、表
記法とプログラムとのあらかじめ定められた対応関係に
基づいてモジュールに対応した運転実行プログラムを生
成し、かつ、複数のモジュール間の接続関係を示す情報
を入力して、モジュールに対応した運転実行プログラム
から前記運転方案に対応した運転実行プログラムを生成
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧延プラント、発電
プラント、化学プラントなどのプラントをコンピュータ
で制御する際にコンピュータのプログラムを自動生成す
るコンピュータにより制御されるシステムを制御するプ
ログラムの自動生成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延プラント、発電プラントなどの各種
プラントをコンピュータを用いて直接ディジタル制御す
ることは既に実用に供されている。この場合、プラント
の運転方案に基づきコンピュータのプログラムを作成す
ることが必要となる。従来、プラント制御を行うコンピ
ュータのプログラムは、まずメーカーのシステムエンジ
ニアがユーザーと打合せを行い運転方案(運転機能仕様
書として納められる)を基にして駆動機の操作方案を決
定する。この駆動機の操作方案に基づいてメーカーのプ
ログラムエンジニアがプログラムを作成することにな
る。しかし、システムエンジニアとプログラムエンジニ
アの間に人為的な引継ぎ作業があるため、所期の駆動機
操作方案を実行するプログラムになっているかをシステ
ムエンジニアが確認することができず、それにプログラ
ムの内容もプログラムエンジニアの能力に左右される。
このようなことを解決するために、良く用いられる定形
的なプログラムをモジュール化しておき、これらのプロ
グラムもジュールをつなぎ合せることによってプログラ
ムを自動的に作成することが提案されている。プログラ
ムの自動作成については、例えば、日本国特許出願の特
開昭62−128335号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から提案されてい
るプログラムの自動生成法はプログラムエンジニアがプ
ログラムモジュールをコンバイルしてソースプログラム
を作成し、このソースプログラムをアセンブルして機能
言語のロードもジュールを作成するようにしている。こ
のため、システムエンジニアは駆動機の操作方案に則し
たプログラムになっているかプログラムの機能の良否を
判定できず、プラントを実際に動作させてみないと分ら
ないという不都合がある。また、運転方案が変更になっ
た場合にもシステムエンジニア自体でプログラムの修正
を行えないという不都合もある。勿論、ユーザーにおい
てもプログラミングエンジニアの確保困難ということ
で、プログラムの機能確認や、修正を行うことができな
いという問題点も存在する。
【0004】本発明の目的はコンピュータプログラミン
グの専門家でなくても、自動生成されるプログラムの機
能確認と修正を容易に行える、コンピュータにより制御
されるシステムを制御するプログラムの自動生成方法を
提供することにある。
【0005】本発明の他の目的はプラント運転時のプロ
グラムの実行内容を容易に確認できるコンピュータによ
り制御されるシステムを制御するプログラムの自動生成
方法を提供することにある。
【0006】本発明の目的は生成したプログラムモジュ
ールの試験を簡単に行えるコンピュータにより制御され
るシステムを制御するプログラムの自動生成方案を提供
することにある。
【0007】本発明の他の目的はコンピュータプログラ
ミングの専門家でなくとも自動生成されるプログラムの
機能確認と修正を容易に行えるコンピュータにより制御
されるシステムを制御するプログラムの自動生成装置を
提供することにある。
【0008】本発明の他の目的はプラント運転時のプロ
グラムの実行内容を容易に確認できるコンピュータによ
り制御されるシステムを制御するプログラムも自動生成
装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は生成したプログラムモ
ジュールの試験を簡単に行えるコンピュータにより制御
されるシステムを制御するプログラムの自動生成装置を
提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は以下の説明で明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは汎用性のある多数の標準プログラムモジュール(標
準モジュール)を予め準備しておき、この標準モジュー
ルを選択して表示装置に絵情報として表示する。標準モ
ジュールを運転方案に基づいて任意に組合せて非標準プ
ログラムモジュール(非標準モジュール)を作成し、絵
情報としてスタッカーに格納する。非標準モジュールも
任意のプログラム機能毎に分けられ多数作成される。こ
れらの各非標準モジュールをコンバイルしてソースプロ
グラムを作成した後にアセンブルしてアドレッシングし
ない中間段階のモジュールを作成し、これらモジュール
を結合編集してロードもジュールプログラムを作成す
る。本発明の他の特徴とするところは作成したプログラ
ムでプラント運転時に、実行中のプログラム内容を運転
機能書形式で表示装置に表示し、プログラムの実時間モ
ニタできるようにしたことにある。
【0012】本発明の他の特徴とするところは任意の非
標準モジュールのプログラム内容を運転機能表形式で表
示装置に表示できるようにしたことにある。
【0013】本発明では非標準モジュールを運転機能書
形式の絵情報として持っているので、この絵情報を表示
することによってプログラムの機能を確認できると共に
絵情報を訂正するだけでプログラム修正を行える。した
がって、コンピュータプログラミングの専門家でなくと
もプログラムの機能確認と修正を容易に行うことができ
る。
【0014】また、本発明ではプラント運転時の実行中
のプログラム内容を運転機能仕様書形式で実時間モニタ
できるので異常時の制御内容を容易に把握できる。その
結果として、異常時の対応を適切に行うことができる。
【0015】さらに、プログラムを運転機能書形式でモ
ニタ表示できるので、プログラムモジュールの試験を簡
単に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明はコンピュータで制御され
るシステム用のいかなる制御プログラムにも適用可能で
あるが、一例として以下、本発明をプラントコントロー
ラ(PLC)を用いて圧延プラント設備を直接ディジタ
ル制御する様にしたコンピュータ制御システムに適用し
た一実施例について説明する。
【0017】図1は、本発明の上記実施例を示すシステ
ム構成図である。図において、10はEWS(エンジニ
アリングワークステーション)、20は表示装置制御装
置(CRT制御装置)、21はCRT制御装置専用のC
RT、22はモニタ用CRT,30はCRT制御用のP
LC、31A〜31Nはプラント設備制御用PLC、5
はオペレータにより操作され運転方案等を入力するため
のキーボードである。ソフトウエア生成システムとして
は、これらが結合されてソフトウエア生成機能を果たす
ようになっている。52,50はキーボード5により設
定入力されるプラント運転制御仕様書の一例で有りPL
Cのプログラムを生成する際には非標準モジュールとし
てCRT制御装置20よりEWSに入力される。非標準
モジュールとは各プラント毎にその都度、該プラントに
合わせて標準モジュールに基づき作成しなければならな
いプログラムをいう。標準モジュールとは予め標準スタ
ッカ156に登録されているプラントの種類に左右され
ない機能を持ったプログラムモジュールをいう。4aは
CRT21に表示されるプログラムをモニターするため
の画面の一例である。プログラム生成のために入力した
プラント運転制御仕様書の絵がこのCRT21にて見る
ことができる。実際に生成されたPLC用のプログラム
によりプラントが運転されるが、その運転の状況をプロ
グラム生成のために入力したプラント運転制御仕様書の
形でモニターすることができる。これにより、従来はP
LCの制御内容を知っている人間がプログラムの動きと
プラントの動きを比較し正しくプログラムがプラントを
制御しているか判断していたが、本発明においてはプラ
ントの運転員がその判断の役割をはたすことが実現でき
る。このCRT21では、通常のプラント操業監視と同
時に、プラント制御プログラム生成のための入力表示、
プログラム動作モニター、プログラムの修正のための表
示を行うことができる。
【0018】入力されたプラント運転制御仕様書は、C
RT制御装置20の中で運転方案(運転手順)情報とし
て解読され、プログラムの生成に必要なプログラム生成
情報と、モニターに必要な表示情報とに分けられ管理さ
れる。プログラム生成情報はEWS10に伝送されプロ
グラムの生成に使用される。プログラム生成情報の中に
は、 (1)PLCの識別番号 (2)プログラムモジュールの識別コード (3)プログラムモジュールの実行レベル、実行順番 (4)プログラムモジュールの間の結合情報 がある。
【0019】本発明で適用される運転方案は、大別する
と次の2種に区別することができる。
【0020】1)機械ハンドリング制御(シーケンシャ
ルフローチャート(SFC)) 2)演算制御(ブロック図) SFCとは駆動機の制御内容をボックスで示し各ボック
スをシーケンシャルに動かしてゆく制御の時間的流れを
フローチャートとして記述したものである。
【0021】又、ブロック図とは、ある駆動機に対する
制御信号を算出する機能をブロックで示し、ブロック間
での算出信号の受授関係を結線図とし表わしたものであ
る。
【0022】SFCにおいては、運転方案はフローチャ
ートとして記述され、一つのフローチャートのまとまり
を1モジュールとして認識させる。ブロック図は、各機
能毎に区分されたブロックの組み合わせとして考え、各
ブロックの識別コードとプログラム実行レベル、実行順
番、信号の受授関係を定義する。
【0023】フロッピーディスク3は各PLCに接続さ
れる駆動機(例えばモータ)、センサー、操作器具(例
えばバルブ)等のリスト情報がはいっている。その内容
の一例を図10に示す。図10から明らかな様に、駆動
機・センサー・操作器具に対しては、各々固有のデバイ
ス番号(No.)と云う識別コードが付けられ、そのデ
バイスNo.によって対象となる機器の機能が判る。又
上記情報には、各機器の名称・諸元も含まれており、デ
バイスNo.からその情報を引き出してくることも可能
となっている。これらの情報はEWS10に入力され図
2に示すフロッピーディスク読み込み変換部10dによ
り図11に示す様なリストデータとして再編集される。
EWS10はプログラムを生成する中心的役割を果たし
ている。EWS10にはパッケージ化されたプログラム
モジュールがスタッカー(図2の155A〜155N、
156)に保存されている。また、EWS10はフロッ
ピーディスク3より与えられた、プログラム作成に必要
なプラントデータ(リストデータ)を有し、CRT制御
装置20より送られて来たプログラム生成情報より、プ
ログラム生成システム10cを使用して各PLCのロー
ドモジュールを生成すると共に、更に運転方案を表示し
てモニターをするための表示情報(foregroun
d(FG)情報)を生成してファイル10bにPLC3
1A〜31N毎にストアする。PLCのロードモジュー
ルは各PLC毎にローディングされプラントの制御を行
う。FG情報はCRT21を制御するPLC30にロー
ディングされCRT21の画面上での運転方案のモニタ
ーを可能とする。なお、10eはCRTである。
【0024】次に、図1のシステムの動作を説明する。
【0025】上気した様にフロッピーディスク3にはプ
ラントで使用されている機器(モーター、センサー、バ
ルブ、操作器具等)の仕様の情報が格納されておりこれ
をEWS10に格納する。フロッピーディスク3の機器
仕様情報はフロッピーディスク読み込み変換部10dに
より読み込み出されEWS10の中に機器データベース
ファイル10aとして保存される。
【0026】LPC(logic pattern c
hart)51は通常ロジック図で有るが、標準的に使
用されるロジックとしてEWS10に入力されるとプロ
グラム生成システム10cにて処理され標準モジュール
スタッカー156に保存される。ここでLPCとは演算
ブロック図50の一ボックス(ブロック)の詳細ロジッ
ク図であり、標準モジュールとしてキーボードにより予
め設定登録されている。プログラム生成システム10c
の詳細については第2図を用いて後述する。
【0027】運転方案は好ましくはシーケンシャルフロ
ーチャート(以下SFCと称す)52、演算ブロック図
50の形でキーボード5よりCRT制御装置20に入力
される。CRT制御装置20では、操作者がCRT21
を見ながらキーボード5によりモジュールの識別コード
を入力して該モジュールをスタッカ156からシステム
10cを介して読み出し、読み出された運転方案情報を
見ながらソフトウエア生成に必要なプログラム生成情
報、即ちプログラムモジュールの実行レベル、実行順
番、信号の接続等をキーボードで設定入力し、プログラ
ム生成情報ファイル20cに格納する。一方、キーボー
ド5から入力された運転方案情報のうち、入力した絵情
報をCRT21で再現するために必要な描画情報(ここ
では背景(BG)は処理部20aにより抽出されて運転
方案描画情報ファイル20dに格納され、オンラインモ
ニター処理部20bによって絵として作画処理されCR
T21で再現する。CRT21に表示可能な4bの絵
は、通常の操業監視用の絵である。この絵は、OFF−
LINEでありEWS10と無関係にキーボード5で別
途描画情報に基づきファイル20dと同様にオンライン
モニター処理20bの処理によって作画処理され絵とし
てCRT21に再現されると共に操業監視描画ファイル
20eに格納される。ファイル20d、20eそれぞれ
にはCRT21で表示される固定画の情報(BG情報)
と、動画情報(FG情報)即ちプラントコントローラー
30から送信されてくる動画表示するためのデータとそ
れをCRT21のどの位置に表示したら良いかという情
報とが格納されている。ここでBG情報とは、画面上で
表示変化されない固定画情報をいい、FG情報とは数値
やON−OFF状態の様に画面上で表示変化される情報
をいう。尚、ファイル20dはプログラムモニタ用、フ
ァイル20eは操業監視モニタ用として使用される。一
方、ファイル20cの情報はEWS10へ送信されプロ
グラム生成システム10cに与えられ、システム10c
では、制御用プラントコントローラ31A〜31N用の
ロードモジュールを生成しロードモジュールファイル1
58に格納する。ロードモジュール158はプラントコ
ントローラPLC31A〜31N毎にファイルに分類し
て格納されている。ファイル158内のロードモジュー
ルは通信回線を介して対応するプラントコントローラ3
1A〜31Nに送信される。一方、プログラム生成シス
テム10cではCRT制御装置20より送信されてき
た、ファイル20cのプログラム情報より運転方案の動
画部を表示するためのFC情報、即ち動画を表示する座
標とその信号を取り出し運転方案動画情報ファイル10
bに格納する。ここで、動画情報はCRT制御装置20
にて入力された運転方案のモジュールNo.に対応して
管理される様になっている。このファイル10bのFG
情報はプラントコントローラ(PLC)30に通信回線
を介して送信され、PLC30内のメモリーに格納され
る。PLC30ではCRT制御装置20より送信されて
くる運転方案の表示要求信号、即ち運転方案のモジュー
ルNo.を受信するとCRT制御装置20の処理部20
bに対してファイル20dに格納されている運転方案の
固定画情報(BG情報)をCRT21又は22に表示さ
せる命令を発生すると同時にPLC30からは該当モジ
ュールNo.の動画部(データの値又は、信号のON−
OFF状態を示す色情報)に対する座標とそのデータを
示すFG情報を送信する。このようにして、CRT制御
装置20のCRT21の表示を見ながらキーボード5よ
り入力された運転方案の絵から、プログラムを自動生成
すると同時に、その動作状態をモニターするための情報
を自動生成することができる。
【0028】図2にEWS10で行われているプログラ
ム生成の手順を示す。概要は次のようになる。
【0029】(1)各PLC用のロードモジュールは、
パッケージ化された非標準モジュールを結合編集させる
ことにより生成される(モジュール管理システム13
0)。
【0030】(2)各種リスト情報よりプラント制御に
必要なセンサー等の入力回路・モータードライブ等の出
力回路を非標準モジュールとして自動生成する(プログ
ラム合成部103)。
【0031】(3)非標準モジュール間の接続関係はそ
れをストアするメモリの絶対アドレスを使用せずに各リ
スト情報で定義されているデバイスNo.で行い、該非
標準モジュールをロードモジュールにして結合編集した
後にアドレス変換をする。
【0032】図2において、運転制御仕様書50,52
はCRT制御装置20よりプログラム生成情報として入
力されてくる。シーケンシャルフローチャート(SF
C)52は専用のSFCコンバイラー102を通しアッ
センブラソースに変換するアッセンブラソースファイル
152に格納する。ここで専用コンバイラー102はあ
る定義されたある区切り毎にコンバイルを実行しアッセ
ンブラソースを作成する。このあとアッセンブラ120
を通しオブジェクトプログラム化しオブジェクトファイ
ル154に格納後ごれを1つのプログラムモジュールと
してモジュールスタッカーと称するモジュール155の
保存場所に格納する。このもジュールスタッカー155
を非標準モジュールスタッカーと称する。非標準モジュ
ールスタッカー155とは各プラント毎にその都度プロ
グラムを作成しなければならない様なプログラムをパッ
ケージ化し保存するものである。SFC52の一例を図
6、図7に示す。また、ブロック図の一例を図8(E)
に示す。ブロック図50では標準モジュール(ブロッ
ク)の識別コード、各標準モジュール間の接続関係、さ
らに各モジュールの実行レベルと実行順番が定義されて
いる。これにより各モジュール間の信号のつながりが明
確化されると同時にロードモジュール形成時の各標準モ
ジュールの実行レベル、実行順番が明確化されている。
ここで図7は本発明を圧延システムに適用した場合のS
FCを示すもので、図7のモジュールが示す圧延機の制
御シーケンスを図10に示す実際の圧延システムの概略
図を用いて説明する。該圧延システムはPLC31A〜
31Nの対応する一つで制御される。
【0033】図12において71は圧延材料70を切断
するためのシャー、72は切断された圧延材料の尾端7
0aを検出するためのフォトセンサ、73はデフレクタ
ーロール、74はマグネットロール、75はNo.1デ
フレクターロール、78はNo.1テンションリール、
77はリール76の駆動用モータ、78はモータ77の
回転に同期してバルスを発生するバルス発生器、79は
リール78にコイル状に巻かれた圧延材料を搬送するコ
イルカーである。これらシャー、センサ、ロール、リー
ル、モータ等は図5のモジュールに基づき対応するPL
C(31A〜31N)により制御される。
【0034】図7において、501で示されるANDイ
ンタロックはAND条件として駆動信号がシャー71に
出力されることを示し、502で示されるANDインタ
ロックはAND条件としてシャー切断終了信号がシャー
より入力されることを示す。こうしてシャーによる切断
が終了するとボックス503に示される様に、テンショ
ンリール76を加速運転しその回転速度を圧延材料の巻
取りに必要な速度とする。同時にボックス504に示す
様にデフレクタロール75も同様に圧延材料の巻取りに
必要な速度まで加速し運転する。
【0035】次にANDインタロック505に示す様に
AND条件として、フォトセンサー72により切断され
た圧延材料の尾端70aが検出されるとボックス506
〜508に示す動作を同時に行う。即ち、No.1テン
ションリール76を減速すると共に、No.1デフレク
ターロール75を減速してスレッディング速度で駆動
し、更にマグネットロール74を励確する。
【0036】ボックス507,508の動作を行うとデ
フレクタロール75をライン速度と連動させる。一方、
ボックス506の動作を行うと、テンションリール76
により圧延材料がコイル状に巻かれた際のコイル尾端が
停止位置70bで停止する様にトラッキングを行う。即
ち、尾端70aがフォトセンサ72により検出された後
のパルス発生器78の出力パルス数が所定値に達すると
それを示す信号がAND条件としてANDインタロック
509で入力される。すると、ボックス510でテンシ
ョンリール76を停止し該シーケンスを終了する。
【0037】次にシステム30はロジックブロックダイ
アグラム(LBD)110からのPLC内における各非
標準モジュール(ブロック図・SFC)間の並びの情報
とインタフェースモジュール処理部111からの非標準
モジュール間の接続関係の情報に基づき、スタッカ15
5内の対応する非標準モジュールを読み出して各PLC
のロードモジュールを形成しロードモジュールファイル
158に格納させる。計算機的に表現するならば、非標
準モジュールスタッカーとは、リロケータブルなオブジ
ェクトプログラム群であり、モジュール編集130とは
リンカーの役割をしリロケータブルなオブジェクトプロ
グラム群を絶対アドレス化するものである。従来、PL
Cのプログラミングツールはプログラム作成する場合入
力から直ちにロードモジュールになるのが一般的なもの
で、そこにはオブジェクト化(又はソースプログラム)
と云う考えがない、そのため、言語がマシーン語に近い
ものとなってしまっている。さらに、ある共通的なプロ
グラムを複数回使用する場合サブルーチン化するが、も
しくは必要回数分プログラミングツールより同一回路を
入力しなければならない。本発明では共通的なロジック
は予めオブジェクトプログラム化した標準モジュールと
して準備しておき、各プラント固有のプログラムも一度
オブジェクト化したプログラムモジュールに変換して非
標準モジュールとして保存し、最終的にPLC毎に一セ
ットの標準モジュールと非標準モジュールを配列、結合
してロードモジュールを生成しいる。
【0038】次に図1のプログラム生成システム10c
の構成を図5を用いて説明する。
【0039】図中、10c4はエディターであり、処理
部20aと同じ機能を有し、10c1はプログラム作成
機能部であり、図2の10c1に詳細が示され、10c
3はモニター用情報作成部であり、作画された絵情報か
らFG−BG情報を分割して別々にファイル10c3a
に格納し、デバイスNo.とPLC内メモリーアドレス
との対応付けを行いCRT制御用PLC用の情報を作成
する。
【0040】10c2はデータ管理部でありシステム1
0内のファイルへのデータ格納読み出しの管理を行い、
10c5は通信制御部であり、CRT制御装置20との
データ受授を行う。
【0041】次にCRT制御装置20内の運転方案情報
処理部20aの説明を図3を用いて行う。
【0042】20a2は機能選択管理部でありキーボー
ドからの入力指示に従いエディター20a1のインデッ
クス情報モード、エディタモードの機能選択切換の管理
をする。
【0043】20a3はプログラム作成情報取り出し処
理部であり、キーボードにより作画された絵の情報より
プログラム作成に必要なデータ、命令語、命令語の並
び、モジュールの実行レベル、実行順番をモジュール単
位に取り出しプログラム生成情報ファイル20cに格納
する。
【0044】20a4は描画情報作成処理部でありエデ
ィターで作画された絵の情報よりFGとBGの情報を分
離し描画情報ファイル20dに格納する。
【0045】エディター20a1は作画及びデータ入力
機能(キーボード5、CRT21,22との情報のイン
タフェースを行い絵を書く機能)を有し、LPCエディ
ター20a11、SFCエディター20a12、ブロッ
ク図エディター20a13の3つのモードとインデック
ス入力モード(実行レベル・実行順の入力)をもつ。
【0046】LPCエディター20a11は多くは標準
モジュールの作成用に使用され(即ちブロック図の各ブ
ロックの詳細ロジックを標準モジュールとして作成)、
又ブロック図、SFCで作画できない非標準モジュール
(即ち数値演算・インタロックの表現等)を作画するた
めのエディターである。
【0047】SFCエディター20a12はSFCを作
画するエディターであり、ブロック図エディター20a
13はブロック図を作画するためのエディターである。
【0048】次に、オンラインモニタ処理部20bの説
明を図4を用いて行う。
【0049】20b1はFG管理処理部であり、CRT
21にモニター表示する際のFGデータ(データの座
標、種類)を画面毎に対応付けして管理する。
【0050】20b2はBG管理機能部であり、CRT
21にモニター表示をする際の固定画情報(BG情報)
を画面単位に管理する。
【0051】20b3は作画機能部であり、操業監視モ
ニター用の画面を作成する機能を有すると共にFG情
報、BG情報の入力及びファイル20eへの記憶を行
う。
【0052】20b5はホスト通信管理機能部であり、
ホスト計算機(CRT制御用PLC30)との通信処
理、即ちキーボード入力をホスト計算機へ送信したり、
モニター時にはホスト計算機からのFGデータをCRT
表示制御機能部へ渡す機能を有する。
【0053】20b4はCRT表示制御機能部であり、
ON−LINE時にはFG情報、BG情報によってホス
ト計算機の指定に従って画面表示を行い、OFF−LI
NE時には作画機能部からの指示で作画手順に従って画
面表示を行う。
【0054】次に本実施例による運転方案プログラム作
成手段を図13のフローチャートを用いて説明する。
【0055】先ず、モジュールの作成とそれのスタッカ
への登録を各PLC31A〜31Nに対応してそれぞれ
行う(ステップ1102)。この場合のモジュールとし
ては標準モジュール(図1の49,51)及び非標準モ
ジュール(50,52)であり、予め高水準言語の標準
モジュールを作成して標準モジュールスタッカ156に
ストアし、標準モジュールに基づき高水準言語の非標準
モジュールを作成し非標準モジュールスタッカ155に
ストアする。モジュールとして例えば、図6(A)〜
(C)及び図7に示すSFC、及び図8(E)に示す演
算ブロック図がある。
【0056】これらのモジュールの作成手順は後述する
様に図14〜19のフローチャートに従って行なわれ
る。ここで作成されるプログラムの形態は図6(B)、
図7、図8(E)に示す様な絵情報に対応する命令語で
ある。また、作成されたモジュールには該モジュールを
使用するPLCNo.を識別コードとして付すると共
に、該モジュールで使用するデータ、又は出力するデー
タに付された呼び名(デバイスNo.等)を識別コー
ド、即ちモジュールNo.として付して該モジュールの
読み出しを容易とすると共に、他のモジュールとの関係
付けを容易としている。
【0057】キーボード5を操作してこうして作成され
たモジュールは好ましくは、CRT制御装置20からE
WS10のスタッカ155,156に一旦ストアされ
る。
【0058】次に非標準モジュールをキーボードにより
モジュールNo.を指定してスタッカ155からモジュ
ール管理システム130を経由してCRT制御装置20
に呼び出し、CRT21に表示し(ステップ110
4)、図15〜7のフローチャートに示す様に該非標準
モジュールの動作のさせ方、即ち該モジュールの実行レ
ベル及び実行順番の指定を行い(ステップ1104,1
106)、作成された各非標準モジュールをそのPLC
に対応する非標準モジュールスタッカに格納する(ステ
ップ1106)。
【0059】これらステップ1102〜1106を各P
LC毎に行う。
【0060】従って各非標準モジュールには作画された
絵情報の他に実行レベル、実行順番が設定されている。
【0061】この様に各モジュールについて図6
(A)、図7、図8(E)に示す様な絵情報に対応する
命令語がスタッカ155に格納されているため、これを
読み出すことにより、CRT21にその絵情報が実行レ
ベル等と共に絵として表示可能となる。
【0062】尚、上記の様なエディターモードでのモジ
ュールの作成はCRT制御装置20で行なっても、EW
S10で行なっても良く、作成結果をEWS10に転送
すればどこで行なっても良い。
【0063】次にスタッカ155より非標準モジュール
をシステム130を介して読み出しそれをコンバイルし
て該モジュールに対応するPLCのソースプログラムを
作成し更にアセンブラしてオブジェクトプログラムとし
て再び同一スタッカ155にストアする(ステップ11
10)。尚スタッカ155A−155NはPLC31A
〜31Nに対応して設けられている。
【0064】このコンバイル・アセンブラ手順を図2を
参照して説明する。
【0065】先ず、キーボードにより非標準モジュール
のモジュールNo.をキー入力して指定すると、それは
情報処理部20a,ファイル20c、システム10c内
のモジュール管理システム130を介して対応するスタ
ッカ155をアクセスして当該非標準モジュール(絵情
報に対応する命令語)を読み出す。
【0066】尚、スタッカ155にストアされているモ
ジュールは絵情報に対応する命令語か、オブジェクトプ
ログラムかどうか等のコンバイルの段階を識別するため
にモジュールNo.の後に識別記号(ID)が付されて
おり、これをモジュールNo.と共にキー入力すること
により所望の段階のモジュールが読み出される。
【0067】ここで絵情報とは図6(B),(C),図
7、図8(E)に示す様な制御の流れ、機能と信号の流
れ、実行レベル、実行順番等の情報等を示す情報であ
り、オペレータがCRT21により絵としてシーケンス
を認識できる情報である。
【0068】読み出したモジュールの絵情報がSFC5
2の場合は、該モジュールはSFCコンバイラー102
を通してアッセンブラソースに変換されてアッセンブラ
ソースファイル152に格納される。
【0069】このあとアッセンブラー120を通しオブ
ジェクトプログラム化してアドレッシングしない中間言
語であるオブジェクトプログラムを得てオブジェクトフ
ァイル154に格納後これを1つのプログラムモジュー
ルとして読み出されたスタッカと同一のスタッカ155
にストアされる。ここでモジュール割付情報ファイル1
53は第16B図を参照して後述する様に、オブジェク
トプログラム化されたモジュールの先頭番地を例えば4
000、その入力の先頭番地をM400、出力のをM6
00という様に各モジュールに対して画一的にアドレス
付をするものである。
【0070】同様に、スタッカ155から読み出したモ
ジュールの絵情報がロジック図であるLPC51である
場合もコンバイラ101によりアセンブラソースとされ
てオブジェクトプログラム化され同一のスタッカ155
にストアされる。
【0071】また、ファイル10aから読み出されたリ
スト情報はプログラム合成部103により各デバイスN
o.に対応する標準回路に合成されると共にコンバイル
されてアセンブラソースとされオブジェクトプログラム
化され、スタッカにストアされる。以上のモジュールの
コンバイル、アセンブラ化を全モジュールについて行う
(ステップ1110,1112)。
【0072】次に各PLC毎にモジュールの編集を行
う。運転制御仕様書(演算ブロック図)50について
は、各ボックスのLPCは予めLPCコンバイラ10
1、アセンブラ部120等を介してオブジェクトプログ
ラム化されてスタッカ156にストアされているため、
それを用いるのみでロードモジュールを作成できるため
コンバイル化不要であり、従って、LBD110即ちモ
ジュールの配列定義情報(モジュールの実行レベル、実
行順番の情報)としてモジュール管理情報ファイル15
7に与えられる。コンバイラ101,102、プログラ
ム合成部103の出力のうちのモジュールの実行レベ
ル、実行順番の情報もしBDとしてファイル157に与
えられる。
【0073】また、プログラム合成部103、コンバイ
ラ101,102の出力であるモジュールのアセンブラ
ソースに基づきメモリ割付けファイル151は該モジュ
ールの入出力信号(デバイスNo.)のファイルを作成
し、それは、インターフェース処理部111に送られ、
該ファイル卯151や運転制御仕様書50に基づきモジ
ュール間の信号の関係付けが行なわれモジュール間の接
続情報の一覧表が作成され、ファイル157に与えられ
る。
【0074】上記ファイル151,157にはPLC毎
にモジュールの情報がファイル化される。
【0075】モジュール管理システム130はファイル
157の情報(モジュールの並び、接続関係等)を基に
スタッカ155内のオブジェクトプログラム群をPLC
に対応する1セットのプログラムとして結合編集し絶対
アドレス化しロードモジュールとしてロードモジュール
ファイル158に与える。
【0076】即ち、PLC毎に1セットのロードモジュ
ールの編集、即ちアドレス変換を行う。この処理につい
ては図20,21及び図22のフローチャートを用いて
後述する。
【0077】こうして編集されたロードモジュールはP
LCの識別コードに従った対応するPLC31A〜31
Nのいずれかのプログラム用メモリ32aにダウンロー
ド即ちストアされる。
【0078】モジュール編集が終了すると各モジュール
毎にモジュールの絵情報をスタッカ155から読み出し
てFG(Foreground)情報、BG(Back
ground)情報に分離してFGファイル10b、ス
タッカ155等にストアし、運転方案(各モジュール)
のモニタを可能とする処理がステップ1114において
モニター用情報作成部10C3において行なわれる。モ
ニターの詳細については図25のフローチャートを参照
して後述する。
【0079】尚、本発明では、この様に各モジュールの
最終的なアドレス情報の付加をコンバイル後のソースプ
ログラムに対して行うのでは無く、アセンブルしたオブ
ジェクトプログラム作成後のモジュール編集時に行なっ
てから各モジュールを配列してダウンロードするため、
図20〜22を用いて後述する様にモジュールの配列が
大変容易であり、またモジュールの修正、変更の際のア
ドレス変更も容易である。
【0080】次に、運転方案としてのSFCを1つのモ
ジュールとして設定する手順、ここでは一例として図6
(B)に示す非標準モジュールの設定手順を図14のフ
ローチャートを参照して説明する。先ず、キーボード5
を操作してエディターモードを選択することによりCR
T制御装置20を介してプログラム生成システム10C
が起動される(ステップ1201)。尚、図6(B)の
シーケンスはここでは図中左から右方向に順次設定す
る。
【0081】次にこれから設定する非標準モジュールの
PLCのNo.をキー入力し、キーボードによりSFC
入力モードを選択すると運転方案情報処理部20aのS
FCエディタ20a12が起動され、標準モジュールス
タッカー156にストアされているSFCプログラム用
の小モジュールを読み出し可能となる(ステップ120
2)。SFCプログラム用の小モジュールとしては例え
ば図6(A)に示すものがあり、予めキーボードより情
報処理部20aを介してファイル20cにストアされた
後、システム10cを経由してスタッカー156にスト
アされている。
【0082】次いでCRT画面上のスタートシンボル作
画位置にカーソルを合わせ(ステップ1203)、スタ
ートシンボル402に対応するキーコード(例えば00
1)を入力するとスタートシンボルがスタッカー156
から読み出されてモニタ処理部20bを介してCRT2
1に表示される(ステップ1204)。キーボードから
入力されたキーコードはスタートシンボルのCRT21
上の画面の座標と関係づけられて共にファイル20cに
ストアされる。
【0083】カーソルを移動し(ステップ1205)同
様に、キーボードからボックスシンボル404に対応す
るキーコード(例えば002)を入力して該シンボルを
表示すると共にその画面座標と共にファイル20cにス
トアする(ステップ1206)。
【0084】尚、カーソルでモジュールを指定する命令
語(キーコード)を入力する位置を指定することで、各
命令語の実行順が決まる。
【0085】次に該ボックスシンボルの機能を特定すべ
く、Aに相当するデバイスNo.をキーボードにより入
力しファイル20cにストアするとともにCRT21に
表示する(ステップ1207)。ここで指定するデバイ
スNo.はフロッピー3から予めファイル10aにリス
ト情報としてストアされている図11に示されるデバイ
スNo.であり、この指定により第6図(B)の例では
図6(C)にAで示される制御論理が指定される。図6
(C)に示す各制御論理A,B等はそれぞれ一つの標準
モジュールとしてスタッカ156にストアされている。
【0086】尚、このでバイスNo.はプラント毎に個
別に定められ、又モジュール間の信号の接続関係はこの
でバイスNo.を用いて規定する。
【0087】次にカーソルを動かして、(ステップ12
06)、AND条件を示すANDインタロック406を
キー入力し、更に、信号名aに相当するデバイスNo.
をキーボードより入力するとANDインタロック及び信
号名が表示されると共に、該キーコードとデバイスN
o.及び画面座標がファイル20cにストアされる(ス
テップ1209)。
【0088】この信号名に相当するデバイスNo.は図
11のリストに示すデバイスNo.であり各プラント毎
に個別に定められており、又モジュール間の信号の接続
関係はこの信号デバイスNo.を用いて規定される。
【0089】次いでカーソルを更に移動し、同様にして
ボックスシンボルBに相当するデバイスNo.をキー入
力して表示を行い(ステップ1210〜1212)、そ
の後カーソルの移動を行い信号名bに相当するデバイス
No.をキー入力する(ステップ1213,121
4)。
【0090】次にカーソルを移動して終了シンボル40
8をキー入力することによりSFCモジュールの設定を
完了する(ステップ1215,1216)。こうして小
モジュールの組合わせより成る図6(B)のSFC非標
準モジュールが完成し、該モジュールは図6(c)のモ
ジュールを示すこととなる。
【0091】そこで次に設定されたSFCモジュールの
モジュールNo.をキー入力する(ステップ121
7)。するとモジュールNo.と共に設定されたSFC
非標準モジュールのキーコードがファイル20cからE
WS10内のモジュール管理システム130を介して非
標準モジュールスタッカ155にストアされる(ステッ
プ1218)。
【0092】この様にして一機能毎にSFCのモジュー
ルがモジュールとしてスタッカ155に格納される。モ
ジュールNo.はスタッカ155への格納の際、及びス
タッカ155からの読み出しの際の識別コードとして使
用される。
【0093】上記は非標準モジュールの設定方法につい
て説明したが、図6(c)に示す様な標準モジュール
A,B等の設定も同様にして行え、それを標準モジュー
ルスタッカー156にストアしておくことができる。
又、標準モジュール、非標準モジュールはEWS10の
キーボード(図示せず)により設定入力するようにして
も良い。
【0094】次に上記の様にして設定されたSFCの非
標準モジュールの実行レベル及び同一レベル内での実行
順位の設定方法について図15のフローチャートを用い
て説明する。
【0095】先ず、キーボードを操作してINDEX情
報入力モードを設定し、PLC No.を指定して対象
とするSFC非標準モジュールNo.をキー入力する。
すると、スタッカ155より該モジュールNo.に相当
するモジュールが読み出されてモジュール管理システム
130を介してファイル20cにストアされると共に処
理部20a,ファイル20d、モニタ処理部20bを介
してCRT21に表示される。
【0096】次に読み出されたモジュールのタスクレベ
ル、例えば起動周期をキー入力すると、それはCRT2
1に表示されると共にファイル20cにストアされる。
【0097】更に同一実行レベルのモジュールが他にあ
る場合に、同一レベルのモジュール間での該モジュール
の実行順番をキー入力して、表示及びストアを行う。
【0098】こうして実行レベル、実行順番を設定する
とシステム130を介して非標準スタッカ155へ格納
する。尚、この設定動作は図12のステップ1216の
後に連続して行なっても良い。
【0099】図6(B)に示すSFCモジュールは分岐
の無いシーケンスであるが、次に図7に示す様な分岐の
あるシーケンスの作成手順について図16,17のフロ
ーチャートを用いて説明する。図7に示すシーケンスは
ボックス内の情報としてデバイスNo.とそれに対応す
るファイル10a内のリスト情報を表示するものであ
り、ボックスのシーケンスはここでは図中左から右方向
に、上から下方向に順次設定する。
【0100】先ず、キーボードでSFC入力モードを選
択し、スタッカー156にストアされている小モジュー
ルを読み出し可能とする(ステップ1401)。
【0101】次にスタートシンボル520をキー入力し
(ステップ1402)、ANDインタロック522をキ
ー入力し(ステップ1403)、該ANDインタロック
のデバイスNo.として例えばMをキー入力する(ステ
ップ1404)。
【0102】次に同様にしてANDインタロック及びそ
のデバイスNo.として例えばNをキー入力する(ステ
ップ1405,1406)。
【0103】次にボックスシンボル524をキー入力し
てそのデバイスNo.AV−1TR−01−Rをキー入
力する(ステップ1407,1408)。ここで指定さ
れたデバイスNo.は図11に示す様なファイル10a
にストアされているリスト情報のデバイスNo.であ
り、図7のボックス内に示す文字情報は該デバイスN
o.に対応する図11のリスト情報中の文字情報であ
り、駆動機等の制御内容(プログラム合成部103によ
り合成された該デバイスNo.に対応する標準回路)を
示す。例えば、ボックス503のデバイスNo.におい
てはAVが可変速誘導モータ、1TRがNo.のテンシ
ョンリール、01がモータの番号、Rがモータの運転を
示すものとする。
【0104】次に分岐命令をキー入力し(ステップ14
09)、折れ点526と終了点528の位置をカーソル
で指定してキー入力する(ステップ1410)。ボック
スシンボルをキー入力してボックス503の下にボック
ス504を描き、該ボックスのデバイスNo.AV−1
TR−02−Rをキー入力する(ステップ1411,1
412)。次いでAND合流530の命令をキー入力
し、折れ点532と終了点534をカーソルで位置決め
してキー入力する(ステップ1413,1414)。A
ND命令505を入力し(ステップ1415)、AND
入力に相当するデバイスNo.例えばPH−1TR−0
2をキー入力する(ステップ1416)。
【0105】このでバイスNo.はPHがフォトセル、
1TRがNo.1のテンションリール、02がフォトセ
ルが2番目のものであることを示す。
【0106】この様にして順次ボックス506〜510
及びAND入力509等をキー入力して第5図のモジュ
ールを完成する(ステップ1417)。
【0107】次に、完成したモジュールの実行レベル及
び実行順番を設定し(ステップ1418)、このモジュ
ールを非標準モジュールとしてシステム130を介して
対応する非標準モジュールスタッカ155A〜155N
の一つにストアする(ステップ1419)。
【0108】図9にてブロック図からのプログラミング
例を説明する。運転方案では、まず機能を実現するため
のプログラムもジュールのNo.を入力する。一般的に
ブロックを構成するPLCにはプログラムの種別として
周期タスクとベースタスクというプログラムの種別があ
る。この種別を入力し次にプログラム種別内のプログラ
ムの並びをLBDより入力する。この結果、プログラム
モジュールスタッカ155より各ブロックに対応するオ
ブジェクトプログラム化されているモジュール(例えば
PLCのオブジェクトプログラム)がひき出されタスク
種別毎に必要数並べられる。次にファイル157からの
ブロック間の接続情報によりモジュールの入出力メモリ
ーアドレスが決定され最終的なロードモジュールが生成
される。
【0109】尚、ブロック図においては、各ブロックで
規定されるデバイスNo.によってスタッカ155内の
オブジェクトプログラム化されたロジック図51等と対
応付けされる。次に上記の様にプログラミングされる運
転方案としての演算ブロック図、例えば図8(E)の演
算ブロック図を一モジュールとして設定する手順を図1
8,19のフローチャートを用いて説明する。
【0110】各演算ブロックは図8(A)に示す様に予
め標準モジュールとしてスタッカ156にストアされて
いる。該標準モジュールの設定方法としては、以下の通
りである。先ず、キーボードによりブロック図入力モー
ドを選択してブロック図エディタ20a13を起動し、
ブロックに対応するキーコードを入力して図8(D)に
示すブロックシンボルをスタッカ156から読み出して
表示すると共にファイル20cにストアし、次にデバイ
スNo.例えばINV−01を入力して該デバイスN
o.を図8(A)の様にブロック内に表示し、次いでシ
ステム130を介してスタッカー156にストアする。
ここでINVは例えばインバータを示すとする。
【0111】次にこうして設定された演算ブロックの標
準モジュールを用いて以下に説明する手順で図8(E)
の非標準モジュールである演算ブロック図を作成する。
【0112】先ず、キー入力によりPLC No.をキ
ー入力し、エディタモードを選択すると共にブロック図
入力モードを選択し、更に被設定対象の非標準モジュー
ルのプラントコントローラNo.をキー入力する(ステ
ップ1501)。次に、モジュールNo.、ここではI
NV−01を入力し、該モジュールNo.に対応する標
準モジュールをスタッカー156から読み出して表示す
る(ステップ1502)。次に、次のブロック(図8
(E)ではブロックINV−01の下のブロック)の配
置位置をマウス6で指定し、該ブロックのモジュールN
o.をINV−02としてキー入力し対応する標準モジ
ュールを表示する(ステップ1503,1504)。同
様にして次の標準モジュールINV−03を表示する
(ステップ1505,1506)。
【0113】次に結線モードにマウス6を切替えて(ス
テップ1507)、モジュールINV−01の出力点、
例えば出力1とモジュールINV−03の入力点、例え
ば入力1とをマウスを用いてCRT21の画面上で結線
する(ステップ1507,1508)。
【0114】同様にしてモジュール間の入出力間を全て
結線する(ステップ1509)。図において、各モジュ
ールの入力又は出力の結線に示された( )内の記号は
図8(E)に示すモジュールが接続されるスタッカ15
5にストアされた他のブロック図の非標準モジュールの
シートNo.を意味する。
【0115】標準モジュールINV−01等は、例えば
図8(B)に示す様に入力及び出力に対応するファイル
10aのリストのデバイスNo.(信号名)が予め設定
され、更に図8(C)に示す様に入力1,入力2,出力
1間の関係を示す論理回路LPC51が予め設定されて
おり、これは上気した標準モジュール設定段階で設定す
る。
【0116】次に、INDEX入力モードに切り変え、
モジュールNo.、例えばINV−01をキー入力で指
定し(ステップ1510,1511)、指定したモジュ
ールNo.の実行レベル、例えば起動周期Bをキー入力
し、更に同一起動周期のモジュールが複数ある場合に該
モジュールNo.の実行順番をキー入力する(ステップ
1512〜1513)。これら設定内容はCRT21に
表示されると共にファイル20cにストアされる。こう
して全標準モジュールについて実行レベル及び実行順番
のキー入力を終了すると、図8(E)のブロック図に対
して一つの非標準モジュールとしてのモジュールNo.
(シートNo.)をキー入力し非標準モジュールスタッ
カにストアする(ステップ1514,1515)。
【0117】従って、図8(E)の場合は3つの標準モ
ジュールから成る一つの非標準モジュールであり、モジ
ュールINV−01とINV−02は同一実行レベルで
あるがINV−01の方がINV−02より実行の優先
順位が高いことを示す。
【0118】次に図20〜22を用いてプログラムの編
集(図13のステップ1114)がどの様に行なわれる
かを説明する。
【0119】図22は、モジュール編集処理の流れを示
す。図20は、ステップ17bで決定されたローディン
グ先頭アドレス情報によって各モジュールの先頭アドレ
スがどの様に変わるかを示し、第16B,16C図はス
テップ17c〜17eで決ったメモリーアドレス変更情
報によってどの様に各モジュールのメモリアドレスが変
るかを示す。
【0120】図22で該モジュール管理システム130
の処理の流れを説明する。
【0121】まず、ステップ17aでプログラム・モジ
ュール配列をLBD110より入力されたモジュール配
列情報、即ちモジュールの並びを決める一貫番号によっ
て決定する。次にステップ17bで各モジュールの先頭
アドレス(ここでは一定の16進数で4000番地とし
てある)と各モジュールの容量により、各プログラム・
モジュールの先頭アドレスの変更情報を決定する。各モ
ジュールの入出力メモリーアドレスに関しては、まずス
テップ17cで、出力メモリーアドレスを決定するが、
これはモジュールの並びに従って若い並びのモジュール
の出力であるデバイスNo.に対して順番にアドレス付
けしていく。即ち、図21(B)に示す様にモジュール
Aの出力デバイスNo.d,e,f,gに対して順次M
001,M002…とアドレス付けする。ステップ17
dで各モジュール内の内部メモリアドレス情報を決定す
る。出力メモリが割付されると、さらに内部メモリを出
力メモリーの後の空いているエリアに割付する。出力メ
モリとのリンケージによりステップ17eで入力メモリ
ーアドレス情報を決定する。入力メモリーは、インター
フェースモジュール処理部111からの除法で入力され
た各モジュールの接続情報即ちどのモジュールの何番目
の出力メモリーが入力となるかと言う情報より、既に割
付けられた出力メモリアドレスを該当モジュールの入力
メモリーアドレスとする。即ち、例えば、モジュールA
の入力でバイスNo.aに対してはモジュールBの出力
メモリデバイスNo.aと同一アドレスM005とす
る。ステップ17fでは、プログラム・モジュールの先
頭アドレスと各メモリーのアドレス変更を行ない、最後
にステップ17gでロードもジュールを出力する。
【0122】図20でプログラム・モジュール先頭アド
レスの決定方法を説明する。
【0123】ある処理が4つのモジュール、即ち、モジ
ュールA,B,C,Dにより構成される場合を例として
説明する。モジュールA1620のアドレスは4000
〜401F、モジュールB1621は4000〜402
F、モジュールC1622は4000〜401F、モジ
ュールD1623は4000〜403Fの様に非標準ス
タッカに登録されており、モジュール編集処理によりモ
ジュールA,B,C,Dの順に配列処理され、その時、
各モジュールの容量に応じて先頭アドレスが決定され
る。
【0124】この例の場合は、1630に示す様に各モ
ジュールのアドレスはモジュールAは4000〜401
F、モジュールBは4020〜404F、モジュールC
は4050〜406F、モジュールDは4070〜40
AFとなる。
【0125】図21(A),(B)でメモリーアドレス
の決定方法について説明する。モジュール編集前は各モ
ジュール毎に入力はM400より、出力はM600より
アドレス付けされている。本例の場合モジュールAの入
力デバイスNo.aはM400、bはM401、cはM
402、出力デバイスNo.dはM600、eはM60
1、fはM602、gはM603となっている。モジュ
ールB,Cに関しても図21(A)に示す様になってい
る。
【0126】モジュール編集後は、配列情報に基づきモ
ジュールA,B,Cの順となり、出力メモリがM001
より順にM007まで割付られる。次に入力メモリーが
デバイスNo.a,b,c,e,g,dによりリンケー
ジがとられ、各々M005,M006,M007,M0
02,M004,M001とアドレス付けされる。ここ
でシステム130でのモジュールの編集時におけるモジ
ュール編集のための非標準モジュール呼び出しの説明を
行う。
【0127】上記した様に、LPC51,SFC52に
ついては、モジュールを作画しコンバイルして登録する
際にモジュールNo.を入力して非標準スタッカ155
A〜155Nに登録する。この時に入力したモジュール
No.はLBD110にモジュール間の並びの情報とし
て与えられる。ブロック図50についてはエディター時
に、各ブロックに対応付けて使用する標準モジュールに
対して非標準モジュールNo.を付けて作画されてコン
バイルされるが、このモジュールNo.もLBD110
にモジュール間の並びの情報として与えられる。モジュ
ール管理システム130では、LBD110に与えられ
たこれらの情報やファイル111の内容により作られる
モジュール管理情報ファイル157の内容、即ち、LB
Dの情報やモジュール間の接続情報によって各PLCに
使用するモジュールNo.を知り非標準モジュールスタ
ッカ155A〜155Nよりこれらモジュールの呼び出
しを行いこれらを結合編集してロードモジュールを作成
する。
【0128】次に図23のフローチャートを用いて上記
の様にPLCにダウンロードされたモジュールを該PL
Cの設計変更等に合わせて修正又は変更を行う手順を説
明する。
【0129】先ず、エディタモードを選択し、対象のモ
ジュールがSFCかブロック図かによりSFC入力モー
ド又はブロック図入力モードを選択する(ステップ18
01)。
【0130】次に対象とするPLC No.をキー入力
し、更に変更又は修正対象のモジュールNo.をキー入
力してスタッカ155A〜155Nの対応する一つから
コンバイルに使用した該モジュールの作画情報(FG,
BG)を読み出しファイル20cにストアすると共にC
RT21に表示する(ステップ1502,1503)。
尚、スタッカ155には各モジュールについてコンバイ
ル前のもの(コンバイルに使用されたもの)、オブジェ
クトプログラム化されたもの、ロードモジュール化され
たもの全てのものがストアされている。
【0131】次に図14又は図15のフローチャートに
示す手続きに準じた方法で小モジュールの消去及び又は
入力により該モジュールの変更又は修正を行い、再び同
一スタッカ155にストアする(ステップ1504,1
505)。
【0132】次に当該修正又は変更されたモジュールの
みの編集を行うための部分編集モードをキー入力により
選択するとモジュール管理システム130が該モードを
起動する(ステップ1806)。
【0133】該モードが起動されると先ず、部分編集の
対象となる上記変更又は修正後のモジュールのモジュー
ルNo.をキー入力すると(ステップ1807)、該モ
ジュールのみが対応するスタッカ155から読み出され
てコンバイル及びアセンブラされる(ステップ180
8)。次に該モジュールにおいて変更又は修正がされた
デバイスNo.を対応する非標準モジュールスタッカ1
55から読み出し、更にそのデバイスNo.に対応した
アドレスも読み出し、該モジュールの該変更又は修正さ
れたデバイスNo.のアドレスを該読み出したアドレス
で書き変える(ステップ1809,1810)。
【0134】即ち非標準モジュールスタッカ155には
図21(B)に示す編集後のアドレスもストアされてい
る。従って、図24(A)に示す様に例えばモジュール
Bの第1入力の入力信号デバイスNo.eをfに変更す
る場合は、該変更されたデバイスNo.であるfに対応
するアドレスM003を図24(A)(スタッカ15
5)から読み出し、図24(B)に示す様に今までのア
ドレスM002からM003に書き換える。
【0135】尚、モジュールに新たに信号デバイスを追
加する場合も同様な方法で行なえる。
【0136】次に、変更されたロードモジュールを対応
するPLCのメモリ32aにダウンロードする(ステッ
プ1811,1812)。
【0137】以上の様に、あるモジュールを変更、修正
する場合は該モジュールのみを変更してコンバイル、ア
センブラして編集すれば良く、他のモジュールのアドレ
ス変更等は一切不要となる。
【0138】次に、上記の様にして作成されたプログラ
ムモジュールの絵情報のモニタについて図25のフロー
チャート及び図1、図26を用いて説明する。
【0139】図13のフローチャートで説明した様に、
エディターモードでモジュールを作成してスタッカ15
5に登録すると共に、コンバイル、アセンブリを行い更
に編集が行なわれて対応するPLCにダウンロードされ
る(ステップ2001,2001)。
【0140】次に全てのスタッカ155から順次1つず
つコンバイル前のモジュールの絵情報を読み出してモニ
ター用の情報作成部10c3において絵情報をFGとB
Gに分離する。
【0141】FGとはデータ値やON/OFF状態の様
にデータが変化する情報をいい、例えば図26(A)〜
(C)で太線で示したものをいい、BGとはデータの変
化しない固定情報をいい、図26(A)〜(C)で細線
で示したものをいう。FGは数値を変化させたり又は表
示色を変化させて表示され、BGは画面上では変化しな
い固定画として表示される。
【0142】従ってデバイスNo.で示される絵情報は
FG情報であり、それは各PLC31内のメモリ32a
内に図21(B)に示す様にストアされているため、各
FG情報はメモリ32aのアドレスと関係付けられてい
る。従ってメモリ32a内の情報のうちどれがFG情報
かは予めモジュール編集時にモニター用情報作成部によ
り認識される。
【0143】次に、CRT制御装置20は、BGに対し
ての画面座標上のFGの位置情報(モジュール入力時に
FGの位置情報でEWS10のファイル10c3aにス
トアされている)及びそれが色替え情報か(例えばボッ
クスシンボルであればそれは色替え情報)、数値表示情
報か(例えば演算ロジックの入出力デバイスNo.であ
れば数値表示情報)をEWS10のファイル10c3a
から通信線を介してFGファイル201にストアされる
(ステップ2004)。ファイル20fはこれらの情報
をモジュール毎、一モジュールが複数画面にまたがる場
合は該モジュールの全画面を一単位として記憶する。
【0144】次に、EWS10は、編集された結果のモ
ジュールのデバイスNo.と各PLC31のメモリ32
aの絶対アドレスとの対応関係を示す情報を作成しファ
イル10c3aからCRT制御用のPLC30に伝送す
る(ステップ2005)。
【0145】以上の手順は図13のステップ1107に
続き自動的に行なわれる。
【0146】ところで各PLC31においては、それに
接続されたセンサ、駆動機等の状態を示す信号が与えら
れてデータ用メモリ32bにストアされる。メモリ32
bは他にデータの演算結果等をストアする。
【0147】ここで、キーボード5よりモニタ開始要
求、モニター対象のモジュールNo.及びそのPLC
No.がキー入力されるとそれは処理部20a,20b
を介してPLC30に伝送される(ステップ200
7)。
【0148】すると、PLC30は、ステップ2005
でEWS10より送付されているメモリーアドレス対応
情報に基づき、モニタ要求のあったPLC No.とモ
ジュールNo.より対応するモジュールのFG情報を内
部メモリより取り出し、該PLC30は対応するPLC
31内のメモリ32bよりFG情報の状態(データ値、
データの状態等)を読み出してCRT制御装置20のF
Gファイル20fに与える(ステップ2007)。
【0149】CRT制御装置20内のオンラインモニタ
処理部20bではファイル20fのFGデータ及びファ
イル20d内のBG情報に基づき要求のあったモジュー
ルを絵情報として作画し表示すると共にそのFG情報を
色表示したり数値として26(A)〜(C)の様に表示
する。表示の方法として例えばON状態とOFF状態を
色を変えて表示したり、現在運転中のボックスシンボル
を赤等の色で表示する等がある。
【0150】こうして任意のモジュールの運転状態が絵
情報としてCRT21に表示される。
【0151】尚、モニタとしては操業監視を行うための
プラント設備の運転状況を示す絵情報をキーボードで入
力してCRT21に表示し、それにFG情報を更に図1
の4bとして示す様に表示させる様にしても良い。
【0152】又、上記の説明は運転中のモジュールのモ
ニタに関するが、スタッカ155内のモジュールを読み
出してCRT21でモニタしても良い。
【0153】以上の実施例では本発明を圧延プラントに
適用した場合について説明したが本発明はこの様なプラ
ントに限定されず、コンピュータにより制御されるシス
テムを制御するためのプログラムであればいかなるもの
にも適用可能である。本発明で使用されるプログラム言
語は特に制限は無く、COBOL,C,BASIC等の
任意の言語で良い。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば運
転機能書形式の図情報で作成したプログラムの機能を確
認できると共に修正も行えるのでコンピュータプログラ
ミングの専門家でなくとも容易に行える。
【0155】また、プラント運転時の実行中のプログラ
ム内容を運転機能仕様書形式でモニタ表示できるのでプ
ログラムモジュールの試験を簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1におけるエンジニアリングワークステーシ
ョンの要部の機能ブロック図である。
【図3】CRT制御装置の要部の機能ブロック図であ
る。
【図4】CRT制御装置の要部の機能ブロック図であ
る。
【図5】エンジニアリングワークステーション内のプロ
グラム生成システムの機能ブロック図である。
【図6】SFCの標準モジュール及び非標準モジュール
の例を示す図である。
【図7】SFCの非標準モジュールの他の例を示す図で
ある。
【図8】ブロック図で使用されるブロックの例を示す図
である。
【図9】ブロック図のロードもジュール化手順を示す概
念図である。
【図10】プラントで使用されるデバイスのリストの例
を示す図である。
【図11】リストデータの一例を示す図である。
【図12】本発明を適用しうる圧延システムの概略構成
図である。
【図13】図1の実施例における運転方案プログラム自
動作成手順を示すフローチャートである。
【図14】図6(B)に示すSFCの作成手順を示すフ
ローチャートである。
【図15】作成されたSFC非標準モジュールへの実行
レベル等の設定手順を示すフローチャートである。
【図16】図7のSFCの作成手順を示すフローチャー
トである。
【図17】図7のSFCの作成手順を示すフローチャー
トである。
【図18】図9のブロック図の作成手順を示すフローチ
ャートである。
【図19】図9のブロック図の作成手順を示すフローチ
ャートである。
【図20】モジュール編集を説明するための図である。
【図21】モジュール編集を説明するための図である。
【図22】モジュール編集手順を示すフローチャートで
ある。
【図23】モジュールの変更、修正手順を示すフローチ
ャートである。
【図24】モジュールの修正を説明するための図であ
る。
【図25】モジュールのモニタ手順を示すフローチャー
トである。
【図26】モニタ画面表示の例を示す図である。
【符号の説明】
3…フロッピーディスク、 5…キーボード 6…マウス 10…エンジニアリングワークステーション 20…CRT制御装置 30,31A〜31N…プラントコントローラ 155A〜155N…非標準モジュールスタッカ 156…標準モジュールスタッカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新堀 俊昭 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 土井 克彦 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 上原 義人 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントの運転方案を、所定の表記法に従
    って機能に対応した絵情報として入力し、 上記表記法とプログラムとのあらかじめ定められた対応
    関係に基づいて、モジュールに対応した運転実行プログ
    ラムを生成し、かつ、 複数の前記モジュール間の接続関係を示す情報を入力し
    て、前記モジュールに対応した運転実行プログラムから
    前記運転法案に対応した運転実行プログラムを生成する
    ことを特徴とするコンピュータ制御システムの制御用プ
    ログラム自動生成方法。
  2. 【請求項2】コンピュータにより制御されるプラントの
    制御用プログラムの自動生成装置であって、 汎用性のある制御論理を示す高級言語である標準モジュ
    ールを複数生成する手段と、プラントの運転方案に従っ
    て、上記標準モジュールを組合わせて上記プラントを構
    成する機器の制御論理を示す非標準モジュールを複数生
    成する手段と、 上記非標準モジュールをストアするメモリ手段と、 上記メモリ手段内の各非標準モジュールをコンパイル
    し、アセンブルして中間段階の言語であるオブジェクト
    プログラムモジュールを生成し上記メモリ手段にストア
    する手段と、 上記オブジェクトプログラムモジュールを編集して運転
    方案に対応したロードモジュールを生成する手段とを備
    えることを特徴とするプログラム自動生成装置。
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