JPH03257509A - プラント運転操作装置とその表示方法 - Google Patents

プラント運転操作装置とその表示方法

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JPH03257509A
JPH03257509A JP2055134A JP5513490A JPH03257509A JP H03257509 A JPH03257509 A JP H03257509A JP 2055134 A JP2055134 A JP 2055134A JP 5513490 A JP5513490 A JP 5513490A JP H03257509 A JPH03257509 A JP H03257509A
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JP2055134A
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Shinya Tanifuji
真也 谷藤
Hidekazu Matsumoto
松本 秀和
Junzo Kawakami
川上 潤三
Mitsuo Takei
三雄 武井
Takayuki Morioka
隆行 森岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラント運転操作装置に係り、特に、初心者や
非熟練者が容易且つ正確な手順でプラント操作を行うに
好適なプラント運転操作装置とその表示方法に関する。
〔従来の技術〕
プラント稼働初期段階やたまにしか発生しない異常状態
下の操作においては、オペレータは運転マニュアルを参
考にしながらプラント操作を行う。
しかし紙に書かれたマニュアルを片手に実際の操作を行
うのは、オペレー・夕の注意がプラントとマニュアルに
分散され、かえって誤操作の原因ともなる。緊急の操作
を要求されている時に、マニュアルの中から所望の情報
を探しだすのも大変煩わしい。最近ではマニュアルを電
子化し、マニュアルをデイスプレィ上で見ることができ
るようになりつつあるが、実際の運転の最中にマニュア
ルを参照しようとすると、紙のマニュアルとほとんど同
じ問題が発生する。
一方、オペレータが次に行うべき操作をメッセ−ジの形
でデイスプレィ上に表示し、オペレータ操作を誘導する
運転ガイダンス機能を設けているシステムも多いが、多
数の選択肢があるような状況では簡単なガイダンスだけ
では運転ができない。
また分かりやすい運転ガイダンスを作るには多大のプロ
グラム開発が必要で、コストの高いシステムになってし
まう。また大規模なシステム開発では基本設計者とプロ
グラム開発者が別れているため、運転ガイダンスの内容
が設計者の意図と異なってしまい、正しい誘導が行われ
ないということもおこる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、マニュアルの参照という行為とプラ
ント操作という行為が独立な行為であるという前提のも
とにシステムの設計が行われている。このため、プラン
ト操作時にマニュアルを参照しながら操作を行うことが
困難で、マニュアルを無視したような操作が行われるこ
とがあるという問題が生じる。
本発明の目的は、運転操作マニュアル通りのプラント操
作を行うことができ、誤りのない運転操作を可能とする
システムを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、プラントの運転操作マニュアルを表示装置
に表示させ該運転操作マニュアル中に記載された操作手
順ステップのあるステップを実行させたい場合に当該ス
テップを指定手段で指定するだけで該ステップに対応す
るプラント操作指令が自動的に制御対象のプラントに出
力される構成とすることで、遠戚される。
また、上記目的は、プラントの運転操作マニュアルを表
示装置に表示させ該運転操作マニュアル中に記載された
シーケンス図のあるブロックを実行させたい場合に当該
ブロックを指定手段で指定するだけで該ブロックの示す
操作機器に対応するプラント操作指令が自動的に制御対
象のプラントに出力される構成とすることでも、遠戚さ
れる。
更に、表示方向の目的は、プラントの運転操作マニュア
ルを表示装置に表示し該運転操作マニュアル中の操作ス
テップを選択し該操作ステップに対応する操作指令を自
動的にプラントに出力したときに該操作ステップの表示
を他のステップと区別化して行うことで、或いは、プラ
ントの運転操作マニュアルを表示装置に表示し該運転操
作マニュアル中の操作ステップを選択し該操作ステップ
に対応する操作指令が自動的にプラントに出力されたと
き次に選択できる或いは選択すべき操作ステップを他の
操作ステップと区別化して表示することで、遠戚される
〔作 用〕
初心者や非熟練者が必ず参照するものに運転操作マニュ
アルがある。この運転操作マニュアルには、プラントの
操作手順をフローチャート等で示す他に、文書による説
明が多くあり、非熟練者等にとっては多くの有益な情報
が系統的に且つ項目別に記載されている。従って、この
運転操作マニュアルに従う限り、非熟練者でも安心して
プラント操作が可能となる。そこで、本発明では、電子
化された運転操作マニュアルを更に工夫し、表示された
操作手順中のステップを指定することで、自動的に対応
する操作指令が出力される構成としたので、操作者はプ
ラント操作を意識せずに簡単にプラント操作ができ、し
かもその操作は運転操作マニュアルに従っているので、
誤操作がなくなる。
また、表示に当たっては、操作指令が出力されたステッ
プ、次に指定すべきステップ等を他と区別化して表示し
て、マニュアル通りの手順に誘導することができ、更に
誤操作の発生が回避される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照して説
明する。
第1図においては、1はデイスプレィ、2はキーボード
、3はマウス、4はプラント運転操作処理装置、5は操
作対象のプラント表わす。さらに、401はマニュアル
の表示処理とオペレータの入力を処理する対話処理部、
403は記憶装置で、マニュアル404と操作指令情報
405を記憶する。マウス3は、公知のように、画面上
のカーソル101(矢印)の位置をコントロールする機
能を持っている。
マウス3にはボタン301が付いている。ユーザがその
ボタン301を押すと、その情報(通常″イベント″と
呼ばれる。)が計算機内のソフトウェアに伝えられる。
第2図は、デイスプレィ1にマニュアル404を表示し
た状態を表わしている。このマニュアル404の中程に
、プラント起動時の操作手順が記述されている。矩形で
囲まれている一つ一つが操作の各ステップを表わしてい
る。マニュアル404は基本的に文書情報であり、テキ
ストや図形、表などから構成される。従って、このマニ
ュアル情報は、ワープロのような文書編集機能を使って
作られるが、文書情報の編集や記憶のしかたは公知であ
り、本発明の本質と直接関係ないので詳しい説明は省略
する。
第3図は、第2図の各ステップに対応する操作指令情報
405である。第3図のCOMI、C0M2などが操作
のステップを表わす名前であり、以下では「操作項目名
」とよぶ。操作項目名の後に続く部分が具体的な操作指
令(この実施例では操作コマンド)を表わしている。例
えばC0M1の操作指令情報は「マスタースイッチ(m
aster 5w1ch)をオン(power On)
にせよ」というコマンドを表わしている。
第4図は、第2図のマニュアルを用いてプラントの起動
を行う様子を示したものである。操作の指示はマウス3
を使って行う。すなわち、オペレータがマウス3を使っ
て画面上のカーソル101を目標とするステップに移動
し、マウスボタン301を押すと、そのイベントが対話
処理部401に伝えられる。対話処理部401では、カ
ーソル101の下にある操作ステップが選択されたもの
として処理を進める。例えば、第1ステツプの上(正確
にはそれを囲んでいる矩形の内側)にカーソルを移動し
てマウスボタン301を押すと、それに対応するCOM
I (第3図)の操作指令を取出し、それをプラント5
へ送る。その操作指令に対する処理の完了がプラント5
から伝えられると、対話処理部401はマニュアル40
4の第1ステツプの矩形を反転表示し、それが実行され
たことを明示する。次にカーソル301で第2の操作ス
テップを選ぶと(第4図の状態)、第1ステツプの場合
と同様、コマンド(C0M2)の送信から完了信号の受
信や矩形の反転までの処理を行う。以下同様にして、マ
ニュアルの各ステップを選択する形で処理を進める。
次に、マニュアルに記載された操作ステップと操作指令
の項目を対応付ける方法を、第5図を使って説明する。
第5図は、マニュアルの各操作ステップと操作情報内の
操作項目名の対応図であり。
さらに各操作ステップがマニュアルのどこに記述されて
いるかを表わす位置情報も一緒に格納されている。この
表の一つの行が一つの対応関係を表わしている。ユーザ
がマウスボタンを押してイベントが対話処理部に入力さ
れた時、対話処理部はカーソル座標値と各操作ステップ
の位置情報を比較し、カーソルが現在どの操作ステップ
矩形の中にあるかの判定を行う。次に、カーソルが所属
している操作ステップから操作項目名を取出す。その操
作項目名が、実際に処理すべき操作指令の項目を表わす
以上の実施例によれば、マニュアルに向かって直接操作
を行うことにより、プラントを実際に操作する指令が発
せられるので、オペレータは注意をマニュアル上に集中
できる。従って、従来のようにオペレータの注意がプラ
ント操作とマニュアル参照に分散されるということがな
くなり、マニュアル通りの正しい操作を実行することが
できる。
上記実施例では、オペレータがマニュアル上の操作ステ
ップを順序正しく指示するものとして説明してきた。通
常、第2図にも示したように、プラントの操作手順は文
書の上でもその順序を保っているので、これで特に問題
はない。しかし、処理が多様に分岐したり、何頁にもま
たがっているような場合は、操作対象の選択を誤ってし
まう危険性がある。第6図は、操作が分岐する場合の実
施例によるマニュアル表示画面を示したものである。第
4図と同様に、すでに処理が完了したステップは反転表
示されている。一方、ハーフトーンに表示されているス
テップは、次に選択を許されている操作ステップを表わ
している。オペレータがこのハーフトーンのいずれかの
操作ステップを指示した場合にのみ、操作指令情報がプ
ラントに送られる。
このような処理を実現する機構は第2図と基本的に変わ
りがないが、第5図に示すマニュアルと操作指令情報の
対応図のかかわりに、第7図の対応表を使う、第7図の
対応図は、第5図の情報の他に、次の操作ステップへの
ポインタ情報を保持する。この図で「次ステップ名」は
、次に選択を許される操作ステップを表わす。例えば第
7図の第1行目は、操作ステップ(stop) 1を実
行したら、次に操作ステップ(step) 2を実行す
べきことを表わしている。
同様に「選択ステップ名」は、操作の可能性が複数ある
場合、それらの候補となる操作ステップの組を表わすた
めに用いられる。例えば第2行目には選択ステップ名と
して“5tep 6”が格納されている。これは、操作
ステップ(step) 3とともに操作ステップ(st
ep) 6が選択の候補となることを表わしている。す
なわち、操作ステップ2を実行した直後は、対話処理部
401は、次ステツプ候補として操作ステップ3と操作
ステップ6をハーフトーン表示する(第6図の状態)。
一方、操作ステップ1の場合は、「選択ステップ名」が
空白なので他に候補はなく、ステップ2だけがハーフト
ーン表示される。
本実施例によれば、次に実行すべき操作ステップがマニ
ュアル上に明示されるので、操作誤りが一段と少なくな
る。もちろん次候補以外のものを選択した場合には、上
記の対応図から選択不可能であることがただちにわかる
ので、その入力を無視したり、オペレータに警告を発す
ることも容易に実現できる。
以上は、マニュアル情報と操作指令情報をオペレータが
使うという面に焦点を当てた実施例を示したが、プロセ
スの機能は一定不変ではなく、変更されることも多い、
このようにシステムの機能が変更された場合には、当然
、操作マニュアルの変更と操作指令情報の更新を行う必
要がある。第8図の実施例はこのようなケースに対応す
ることを目的にしたものである。第8図において、第1
図と同一の番号をもつものは同一の機能をもつ。
さらに、第8図において、410は対話処理部、411
はマニュアル編集処理部、412は操作指令情報編集部
を表わす。対話処理部410の機能は、第1図の対話処
理部401とほぼ同じ機能(マニュアルを使ってプラン
トを操作する機能)をもっているが、後述のモード切り
替えにより、マニュアル編集部411や操作指令編集部
412を呼び出す機能も有している。
第9図及び第10図は、本実施例によるデイスプレィ表
示の例を表わしている。第9図はマニュアル編集時の画
面を表わし、第10図は操作指令情報の編集画面を表わ
す。
各画面の上部には、三つのモードを切り替えるためのモ
ードメニュが表示されている。ユーザ(システムの変更
を行う人)がモードメニュを選択することで、rマニュ
アルの編集」やr操作指令情報の編集」をしたり、実際
にオペレータによって「プラントのオンライン実行制御
」のモードに切り替えることができる。対話処理部41
0は、この、モードの切り替えも管理する。ユーザがカ
ーソル101をモードメニュの項目「マニュアル編集」
の上に移動してマウスボタン301を押すと、対話処理
部/110はそのイベントに応じてマニュアル編集処理
部411を起動する。マニュアル編集部411は、以後
、文書情報の編集に入り、マニュアルデータ404の更
新を行う、第9図(a)の画面はこの編集処理の途中状
況を表わしている。この編集処理は、前にも述べたよう
に、文書データの編集処理であり、公知であるので詳し
い説明は省略するが、本発明に固有の機能であるタグ付
加機能だけを説明する。
一般に、マニュアルの中には、操作方法を記述した部分
と、装置の保守方法など直接操作に関係ない記述が含ま
れる。タグ付加機能は、そのうち、操作方法を記述した
部分に名前(第5図や第7図の対話図の操作ステップ名
のこと)を付ける機能である。このタグ付加機能を使う
には、先ず、第9図(a)において、マニュアル編集メ
ニュのうち項目「タグ」を選択する0次に名前を付ける
操作ステップの矩形をカーソルで指定すると、第9図(
b)のような入力欄が表示される。その操作ステップに
名前が付けられていない場合は1名前欄が空白表示され
るので、キーボード2から適当な名前を打ち込む。すで
に名前が付けられている場合は、名前欄にその名前が表
示される。もし名前を変更したい場合は、やはりキーボ
ード2から新しい名前を入力する。以上がタグ付加機能
の概要である。
第9図のモードメニュの中から「操作指令情報編集」モ
ードを選択すると、対話処理部410は、操作指令情報
編集部412を呼び出し、操作指令の編集を開始する。
操作指令情報は、第3図に示したように、テキスト情報
であるので、操作指令情報編集部412は文字列編集を
行うテキストエディタの機能をもっている。第10図(
a)は、記憶装置403から操作指令情報405を読み
出して、編集している状況を表わす。この編集機能その
ものはテキストエディタなどで公知であり、本発明と直
接関係ないので説明を省略する。
−通り編集が終わった段階で、第10図(a)の画面の
右端にあるメニュ項目のうち、「対応表Jを選ぶと、操
作指令情報編集部412は第1O図(b)のようなマニ
ュアルとの対応図を表示し、マニュアルと操作指令情報
の対応関係の定義を開始する。
この対応図の操作指令情報の濃くハイライトされた項目
は、新たに操作指令として追加された項目であり、薄い
ハーフトーンで表示されたものは、削除された項目にを
表わす。当然、新たに追加された項目に対応する操作ス
テップ名や位置情報はこの段階では空欄になっている。
ユーザはこの追加項目とマニュアル上の操作ステップを
対応付ける場合、対応図の下部に表示されている「生成
」という項目をマウス3を使って指定する。次に対応図
の中の追加項目の一つを選び(第10図(b)でき行3
)を選び、されにカーソルをそれに対応する操作ステッ
プの上に移動し、マウスボタン301を押す。この時、
操作指令情報編集部412は、対応表の空欄に操作ステ
ップ名とその位置情報をセットする。この操作ステップ
名はタグ情報部で定義されたものである。
同様に第10図(b)の「削除」を選んで当該する行(
第10図(b)では第5行目)を指定すると、対応図か
らその行が削除される。
マニュアル中の既存の操作ステップの位置が変更された
場合には、対応表の位置情報を更新する必要がある。こ
の場合には第10図(b)のメニュ項目「位置更新」を
指定したのち、マニュアル上の操作ステップを指定する
。すると、操作指令情報編集部412はその操作ステッ
プ名を持つ行を対応テーブルから選び出し、操作ステッ
プを囲む矩形の位置情報で対応図のそれを更新する。
時にはマニュアル上の操作ステップの順序が変更される
。これは第7図の心裏の1次ステップ名」の関係を修正
しなければならないことを意味する。
この修正を行うには、まず、第10図(b)のメニュ項
目「リンク更新」を選択する。次に、対応図の呼び出し
元の1次ステップ名」 (第7図参照〉の欄を選択し、
新しい呼び出し先の操作ステップ名をキーボード2から
入力する。このような操作を他の行に対しても繰り返す
ことにより、新しい操作手順が確立する。
マニュアル上で候補選択の選択項目が追加されたり削除
された場合には、第7図の対応図の「選択ステップ名J
の欄を更新する必要がある。この場合も「リンク更新」
を指定してから選択ステップ名の中に表示されている選
択ステップ名を書き替える。
以上の機能により、対応図のデータの更新を行うことが
できるが、第10図の「リンク確認」は、対応図の処理
手順とマニュアルの処理手順の一致を確認する手段を提
供する。「リンク確認」を選択すると、マニュアル上の
操作第一ステップが反転表示される。ここで1次」を押
すと、対応図の「次ステップ名」情報に基づき、マニュ
アル上でハイライトすべき項目を決定し、反転表示する
これがマニュアル上の第2ステツプになっていれば、対
応図の次ステツプ情報は正しいと確認できる。もし全く
違う情報が反転表示されれば5対応図に誤りがあること
になる。これを繰り返すことで、対応図の手順とマニュ
アルの操作ステップが一致しているかどうかを調べるこ
とができる。
同様に対応図の「選択ステップ名」情報に基づき選択ス
テップをハーフトーンでハイライト表示し、選択項目が
対応図とマニュアルで一致しているかどうかを確認する
。さらにこの中からいずれかの項目を選んで、それ以降
の処理手順が対応図とマニュアルで一致しているかどう
かを確認するには、「選択移動」を指定する。これを−
回指定する毎にいずれかの項目が反転表示され、それが
選択されたことを表わす。この状態で1次」を指定すれ
ばそれ以降の手順の確認ができる6以上の処理を繰り返
すことで、マニュアルと対応図の手順の一致を確認し、
矛盾が検出された時にはただちに修正を行うことが可能
になる。
以上のようにして、マニュアルの更新や操作指令情報の
更新、さらにその二つの対応関係の更新ができることに
なる。さらに、第1O図のモードメニュ「オンライン実
行」を選択すると、対話処理部410は、オペレータの
マニュアル指定により、マニュアルからプラント指令を
送出するモードを開始する。この対話処理部410の機
能は、第1図の説明と同様である。
以上、本実施例によれば、機能変更の多いシステムにお
いてもマニュアルや操作指令情報を容易に変更でき、シ
ステム変更に対してもタフなプラントの運転操作システ
ムを構築できる。
上述した実施例では、プラントの運転操作マニュアルの
操作手順に実際のプラント操作指令を対応付けて記憶装
置に記憶させておき、オペレータのマニュアル中の操作
ステップ指示にて自動的にプラント操作指令がプラント
に出力される構成としたので、初心者でもプラントを間
違いなく操作できるようになる利点がある。
従来から運転ガイダンスを表示装置に表示させる技術は
あるが、従来の運転ガイダンスシステムは、プラントに
事故等が発生した非常時に、事故原因に対応した緊急操
作の手順を記憶装置に格納しておき、事故発生時に記憶
装置から対応する緊急操作手順を表示してオペレータを
支援することを目的としている。従って、従来からの運
転ガイダンスシステムでは、表示されるものが操作手順
を示すデータだけであり、その他のデータは何もない。
これでは、その運転ガイダンスシステムは、熟練者だけ
が使用できるシステムとなってしまい、初心者や非熟練
者にとってあまり利用価値のあるものではない、これに
対し、初心者や非熟練者が必ず利用するものとして運転
操作マニュアルがある。この運転操作マニュアルの電子
化が進んだ近年にあっては、実施例で述べた様に、大部
分が説明文書となっている運転操作マニュアル中の操作
手順を示すステップを指定することで、プラントを実際
に操作する指令が自動的に出力されるようにすると、他
の説明文書を読みながら実際の誤りのないプラント操作
ができ、非熟練者でも容易且つ正確な操作が可能となる
。これは、熟練者の少なくなってきた近年において、使
い勝手の上で非常に有効な技術である。尚、実施例の説
明では、操作手順を示すフローチャートの各ステップを
指定することで、実際の操作指令が出力されるようにし
たが、例えば第2図表示画面の中段右側に表示された系
統図の操作機器をカーソルで指定することで、当該操作
機器に対し操作指令が出力される構成とすることもでき
る。例えば、第2図の「右サーボ弁」を指定することで
、この弁の開弁指令が出力されるようにすることは、当
該ステップの指定により開弁指令が出力されるようにす
ることと同様の技術で可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、初心者や非熟練者でも、容易且つ確実
にプラント操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るプラント運転操作装置
の構成国、第2図は電子化された運転操作マニュアルの
あるページを表示したところを示す図、第3図は実際の
プラント操作指令の説明図。 第4図は運転操作マニュアルの操作手順のあるステップ
を指定したときの画面表示状態図、第5図は第4図にお
ける運転操作マニュアルの各操作ステップと操作指令と
の対応を示す図、第6図は運転操作マニュアルの別ペー
ジのあるステップを指定したときの画面表示状態図、第
7図は第6図における運転操作マニュアルの各操作ステ
ップと操作指令との対応図、第8図は本発明の別実施例
に係るプラント運転操作装置の構成図、第9図(a)。 (b)は運転操作マニュアルの変更編集画面図、第10
図(a)、(b)は操作指令の編集画面図である。 1・・・デイスプレィ装置、2・・・キーボード、3・
・マウス、4・・・プラント運転操作処理装置、5・・
・操作対象プラント、101・・・マウスカーソル、3
01・・・マウスボタン、401,410・・・対話処
理部、403・・・記憶装置、404・・・電子化運転
操作マニュアル情報、405・・・操作指令情報、41
1・・・マニュアル編集処理部、412・・・操作指令
編集部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラントの操作を記述した文書の他に操作手順を記
    述した運転操作マニュアル及びプラントの各操作指令及
    び各操作手順と各操作指令とを対応付けて記憶した記憶
    装置と、前記運転操作マュアルを表示する表示装置と、
    該表示装置に表示された運転操作マニュアルの操作手順
    のステップを選択する選択手段と、該選択手段で選択さ
    れたステップに対応する操作指令を前記記憶操装置から
    読み出して自動的に制御対象プラントに出力するプラン
    ト指令手段とを備えることを特徴とするプラント運転操
    作装置。 2、請求項1において、表示装置は選択済みと未選択の
    ステップとを区別化して表示する手段を備えることを特
    徴とするプラント運転操作装置。 3、請求項1において、表示装置は、次に選択すべきス
    テップ或いは次に選択できるステップを他のステップと
    区別化して表示する手段を備えることを特徴とするプラ
    ント運転操作装置。 4、請求項1において、記憶装置は、選択手段にて操作
    手順の任意のステップを選択したとき該ステップに対す
    る操作指令を定義する操作情報定義部と、該操作情報定
    義部で定義された操作指令情報を記憶する記憶部とで構
    成したことを特徴とするプラント運転操作装置。 5、請求項4において、操作指令情報を定義するにあた
    り、運転操作マニュアルの中に操作指令情報とのリンク
    を張るタグを埋め込み、該プラント指令情報対応をこの
    タグを用いて検出する手段を備えることを特徴とするプ
    ラント運転操作装置。 6、請求項1において、プラント運転操作マニュアルの
    操作手順の編集とプラント操作指令の編集を行う手段を
    備えることを特徴とするプラント運転操作装置。 7、請求項6において、操作手順の編集とプラント操作
    指令の編集との対応関係を検証する手段を備えることを
    特徴とするプラント運転操作装置。 8、プラントの操作を記述した文書の他に操作機器の系
    統図を記述した運転操作マニュアル及びプラントの各操
    作指令及び各操作機器と各操作指令とを対応付けて記憶
    した記憶装置と、前記運転操作マニュアルを表示する表
    示装置と、該表示装置に表示された運転操作マニュアル
    の操作機器順を選択する選択手段と、該選択手段で選択
    された操作機器に対応する操作指令を前記記憶装置から
    読み出して自動的に制御対象プラントに出力するプラン
    ト指令手段とを備えることを特徴とするプラント運転操
    作装置。 9、プラントの運転操作マニュアルを表示装置に表示さ
    せ該運転操作マニュアル中に記載された操作手順ステッ
    プのあるステップを実行させたい場合に当該ステップを
    指定手段で指定するだけで該ステップに対応するプラン
    ト操作指令が自動的に制御対象のプラントに出力される
    ことを特徴とするプラント運転操作装置。 10、プラントの運転操作マニュアルを表示装置に表示
    させ該運転操作マニュアル中に記載されたシーケンス図
    のあるブロックを実行させたい場合に当該ブロックを指
    定手段で指定するだけで該ブロックの示す操作機器に対
    応するプラント操作指令が自動的に制御対象のプラント
    に出力されることを特徴とするプラント運転操作装置。 11、プラントの運転操作マニュアルと、該運転操作マ
    ニュアル中に記載された操作手順ステップ対応に設けた
    操作指令とを格納したことを特徴とするプラント運転操
    作装置用の記憶装置。 12、プラントの運転操作マニュアルと、該運転操作マ
    ニュアル中に記載されたシーケンス図の各ブロック対応
    に設けた操作指令とを格納したことを特徴とするプラン
    ト運転操作装置用の記憶装置。 13、プラントの運転操作マニュアルを表示装置に表示
    し該運転操作マニュアル中の操作ステップを選択し該操
    作ステップに対応する操作指令を自動的にプラントに出
    力したときに該操作ステップの表示を他のステップと区
    別化して行うことを特徴とするプラント運転操作装置の
    表示方法。 14、プラントの運転操作マニュアルを表示装置に表示
    し該運転操作マニュアル中の操作ステップを選択し該操
    作ステップに対応する操作指令が自動的にプラントに出
    力されたとき次に選択できる或いは選択すべき操作ステ
    ップを他の操作ステップと区別化して表示することを特
    徴とするプラント運転操作装置の表示方法。 15、請求項13または請求項14において、操作ステ
    ップの代わりにシーケンス図のブロックを用いることを
    特徴とするプラント運転操作装置の表示方法。 16、プラントの運転操作マニュアル中の操作手順と当
    該操作手順に係る操作指令とを編集するときに、操作手
    順と操作指令との対応関係を記述するテーブルを表示画
    面上に表示することを特徴とするプラント運転操作装置
    の表示方法。
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