JPH112351A - 双方向流体弁モータおよびその製造方法 - Google Patents

双方向流体弁モータおよびその製造方法

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JPH112351A
JPH112351A JP15659497A JP15659497A JPH112351A JP H112351 A JPH112351 A JP H112351A JP 15659497 A JP15659497 A JP 15659497A JP 15659497 A JP15659497 A JP 15659497A JP H112351 A JPH112351 A JP H112351A
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保幸 竹本
Shigeki Yamamoto
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Shinji Sawada
信治 沢田
Mutsuhiro Ogawa
睦広 小川
Kazuhisa Toyama
和久 遠山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス緊急遮断装置などの流体遮断装置に適用
する双方向流体弁モータにおいて、弁体が弁座に貼り付
いた場合でも確実に復元するようにする。 【解決手段】 カップ状のケーシング6の外周にステー
タ4を装着し、ケーシング6の開口部にアウターブッシ
ュ3を嵌着する。アウターブッシュ3にスタッド5を偏
心させて前方に突設し、ケーシング6内にインナーブッ
シュ12を挿設する。アウターブッシュ3およびインナ
ーブッシュ12にリードスクリュー17をその先端の雄
ネジ部17aが当該アウターブッシュ3より前方に突出
した状態で正逆方向に回転自在に支持する。リードスク
リュー17にロータ16をステータ4に対向する形で取
り付け、ロータ16とアウターブッシュ3との間にスラ
スト玉軸受18を介挿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭のガス供
給管路に設置されたガス緊急遮断装置その他の流体遮断
装置に適用するに好適なステッピングモータ等の双方向
流体弁モータおよびその製造方法に関し、さらに詳しく
は、流体経路上に形成された弁座に対して弁体を移動
(前進または後退)させることによって流体経路の開閉
動作を行う弁機構に適用しうる双方向流体弁モータと、
その双方向流体弁モータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の流体遮断装置の一例を示す
断面図である。
【0003】従来この種の流体遮断装置としては、例え
ば特開平5−71655号公報に開示されているよう
に、双方向流体弁モータによるリードスクリューの回転
運動を弁体の直線運動に変換する機構を具備したものが
多用されている。
【0004】この流体遮断装置では、図9に示すよう
に、ロータ16と一体化されたリードスクリュー17が
すべり軸受14、34を介して回転自在に支持されてお
り、リードスクリュー17の先端に弁体25がスプリン
グ33によって常に前方、すなわち弁座26側に付勢さ
れた形で取り付けられている。そして、地震発生時など
の異常時には、外部入力(通常は電池)によってステー
タ4の各マグネットワイヤ9に通電してロータ16を正
回転させると、リードスクリュー17が正方向に回転
し、弁体25がリードスクリュー17側から弁座26側
に前進して弁座26に当接することにより、流体経路を
閉塞して流体を遮断する。また、これを復元するときに
は、外部入力によってリードスクリュー17を逆方向に
回転させ、弁体25を弁座26側からリードスクリュー
17側に後退させ、流体経路を開放して流体の供給を再
開していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、流体経路が閉
塞された状態で長時間放置した場合には、弁体25が弁
座26に貼り付いてしまう事態が発生する恐れがある。
この場合、これを復元すべくマグネットワイヤ9に通電
しても、リードスクリュー17は回転するものの、弁体
25が弁座26に貼り付いているため、弁体25は固定
されたままでリードスクリュー17およびロータ16が
前進してしまう。その結果、ロータ16が軸方向に前進
して前方のすべり軸受14に接触し、その接触部に大き
な摩擦負荷が発生することから、双方向流体弁モータ1
が出し得るトルクの大部分がそこで費やされてロータ1
6が回転しなくなり、そのため弁体25を弁座26から
離して流体経路を開放することができず、復元不能にな
る危険性があるという不都合があった。
【0006】また、弁体25を弁座26側に付勢するス
プリング33は、弁体25が弁座26に近づくほど伸長
するので、スプリング33の弾性力は弁体25と弁座2
6とが当接した状態で最も弱くなる。その上、この種の
流体遮断装置の実際の使用状況を考えると、弁体25が
一番後退した状態、すなわちスプリング33が最も縮ん
だ状態が大半を占めることから、スプリング33の弾性
力が経時的に低下してしまう。そのため、異常時に流体
を遮断したとき弁体25と弁座26との圧接が不十分と
なり、信頼性の高い遮断を実現しにくいという不具合が
あった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、弁体が弁座に
貼り付いた場合でも確実に復元しうるとともに、遮断時
の信頼性を高めることが可能な双方向流体弁モータおよ
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のうち
双方向流体弁モータの発明は、鍔付きカップ状のケーシ
ング(6)を有し、このケーシングの外周にステータ
(4)を装着し、前記ケーシングの開口部にアウターブ
ッシュ(3)を嵌着し、このアウターブッシュにスタッ
ド(5)を偏心させて前方に突設し、前記ケーシング内
にインナーブッシュ(12)を挿設し、前記アウターブ
ッシュおよび前記インナーブッシュにリードスクリュー
(17)をその先端の雄ネジ部(17a)が当該アウタ
ーブッシュより前方に突出した状態で正逆方向に回転自
在に支持し、このリードスクリューにロータ(16)を
前記ステータに対向する形で取り付け、このロータと前
記アウターブッシュとの間にスラスト荷重用ころがり軸
受(18)を介挿するようにして構成される。
【0009】また、鍔付きカップ状のケーシング(6)
を有し、このケーシングの外周にステータ(4)を装着
し、前記ケーシングの開口部にアウターブッシュ(3)
を嵌着し、このアウターブッシュにスタッド(5)を偏
心させて前方に突設し、前記ケーシング内にインナーブ
ッシュ(12)を挿設し、前記アウターブッシュおよび
前記インナーブッシュにリードスクリュー(17)をそ
の先端の雄ネジ部(17a)が当該アウターブッシュよ
り前方に突出した状態で正逆方向に回転自在に支持し、
このリードスクリューにロータ(16)を前記ステータ
に対向する形で取り付け、このロータと前記アウターブ
ッシュとの間に第1のスラスト荷重用ころがり軸受(1
8)を介挿し、前記ロータと前記インナーブッシュとの
間に第2のスラスト荷重用ころがり軸受(24)を介挿
するようにして構成される。
【0010】また、上記ロータ(16)と上記インナー
ブッシュ(12)との間に弾性伸縮部材(30)を設け
るようにして構成される。
【0011】また、上記アウターブッシュ(3)および
上記インナーブッシュ(12)に自己潤滑性を付与する
ようにして構成される。
【0012】また、2枚のワッシャ(20、21)間に
3個以上のボール(19)を円周上に配置して転動自在
に保持し、これを上記スラスト荷重用ころがり軸受(1
8、24)として採用するようにして構成される。
【0013】一方、本発明のうち双方向流体弁モータの
製造方法の発明は、スタッド(5)が偏心して突設され
たアウターブッシュ(3)にスラスト荷重用ころがり軸
受(18)を載置し、リードスクリュー(17)が取り
付けられたロータ(16)を前記スラスト荷重用ころが
り軸受に載置して、当該リードスクリューの先端の雄ネ
ジ部(17a)を前記アウターブッシュより突出させ、
インナーブッシュ(12)が挿設された鍔付きカップ状
のケーシング(6)を前記アウターブッシュに嵌着し、
このケーシングの外周にステータ(4)を前記ロータに
対向する形で装着するようにして構成される。
【0014】また、スタッド(5)が偏心して突設され
たアウターブッシュ(3)に第1のスラスト荷重用ころ
がり軸受(18)を載置し、リードスクリュー(17)
が取り付けられたロータ(16)を載置して、当該リー
ドスクリューの先端の雄ネジ部(17a)を前記アウタ
ーブッシュより突出させ、このロータに第2のスラスト
荷重用ころがり軸受(24)を載置し、インナーブッシ
ュ(12)が挿設された鍔付きカップ状のケーシング
(6)を前記アウターブッシュに嵌着し、このケーシン
グの外周にステータ(4)を前記ロータに対向する形で
装着するようにして構成される。
【0015】また、スタッド(5)が偏心して突設され
たアウターブッシュ(3)に、リードスクリュー(1
7)が取り付けられたロータ(16)を載置して、当該
リードスクリューの先端の雄ネジ部(17a)を前記ア
ウターブッシュより突出させ、このロータに弾性伸縮部
材(30)を載置し、インナーブッシュ(12)が挿設
された鍔付きカップ状のケーシング(6)を前記アウタ
ーブッシュに嵌着し、このケーシングの外周にステータ
(4)を前記ロータに対向する形で装着するようにして
構成される。
【0016】なお、括弧内の番号等は図面における対応
する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発明
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。このこ
とは「特許請求の範囲」の欄についても同様である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0018】図1は本発明が適用された双方向流体弁モ
ータの第1の実施形態を示す断面図、図2は図1に示す
双方向流体弁モータの右側面図、図3は本発明が適用さ
れた双方向流体弁モータの第2の実施形態を示す断面
図、図4は本発明が適用された双方向流体弁モータの第
3の実施形態を示す断面図、図5は図4に示す双方向流
体弁モータの左側面図、図6は本発明が適用された双方
向流体弁モータの第4の実施形態を示す断面図、図7は
図1に示す双方向流体弁モータのシールド構造の別の例
を示す拡大断面図、図8は図1に示す双方向流体弁モー
タのシールド構造のさらに別の例を示す拡大断面図であ
る。
【0019】本発明が適用された双方向流体弁モータ1
は、図1および図2に示すように、鍔付きカップ状のケ
ーシング6を有しており、ケーシング6の外周にはステ
ータ4が装着されている。このステータ4は2個のコイ
ル状のマグネットワイヤ9を具備しており、各マグネッ
トワイヤ9にはそれぞれ外ヨーク10および内ヨーク1
1が周設されている。また、ケーシング6の開口部に
は、自己潤滑性のある合成樹脂(例えば、ポリアセター
ル等)を一体成型したアウターブッシュ3が内接する形
で嵌着されており、このアウターブッシュ3は本体31
およびスタッド5から構成されている。すなわち、アウ
ターブッシュ3は鍔付きカップ状の本体31を有してお
り、本体31の円形底面の中心から偏心した部位にはス
タッド5が前方(図1左方)に突出する形で一体に形設
されている。一方、ケーシング6内には、自己潤滑性の
ある合成樹脂(例えば、ポリアセタール等)からなるイ
ンナーブッシュ12が挿設されている。
【0020】また、アウターブッシュ3およびインナー
ブッシュ12にはリードスクリュー17がその先端をア
ウターブッシュ3より前方に突出させた状態で正逆方向
に回転自在に支持されており、リードスクリュー17の
先端には雄ネジ部17aが形成されている。リードスク
リュー17には、マグネットコア15を樹脂13でモー
ルドしたロータ16がステータ4の内側に対向する形で
取り付けられており、ロータ16とアウターブッシュ3
との間にはスラスト荷重用ころがり軸受としてスラスト
玉軸受18が介挿されている。さらに、ロータ16とイ
ンナーブッシュ12との間には螺旋バネ30がその前後
に位置する2枚のワッシャ22、23に挟まれた形で介
挿されている。
【0021】また、アウターブッシュ3の外周には円盤
状の段付きフランジ2が嵌合しているとともに、ケーシ
ング6の外周には円環状の平板フランジ7が嵌合してお
り、これら段付きフランジ2および平板フランジ7は互
いに固着されて、アウターブッシュ3の鍔部とケーシン
グ6の鍔部を同時に挟み込んでいる。さらに、段付きフ
ランジ2と平板フランジ7との間には、弾性のある合成
樹脂からなる断面円形のシールドリング8が弾性シール
部材として前後方向(図1左右方向)に押圧された状態
で組み付けられている。
【0022】ところで、この双方向流体弁モータ1は次
のようにして簡単に組み立てることができる。なお、こ
の組立作業は軸方向が上下方向(鉛直方向)に一致する
ようにして行う。
【0023】まず、アウターブッシュ3内にスラスト玉
軸受18を載置し、リードスクリュー17を取り付けた
ロータ16をリードスクリュー17の雄ネジ部17aが
アウターブッシュ3より突出するようにスラスト玉軸受
18に載置する。その後、ロータ16上にワッシャ2
2、螺旋バネ30、ワッシャ23を順に載置する。次い
で、前記組立品を予めインナーブッシュ12を挿設して
おいたケーシング6内に挿設し、ロータ組立品を完成さ
せる。
【0024】一方、平板フランジ7を予め取り付けてお
いた外ヨーク10および他の外ヨーク10にそれぞれコ
イル組立品(マグネットワイヤ9とコイルボビンなどか
らなるもの)を挿設し、この挿設品に内ヨーク11を嵌
着し、内ヨーク11同士が背中合わせになるように嵌着
(溶接など)し、ステータ4を完成させる。
【0025】最後に、ステータ4にロータ組立品を装着
し、ケーシング6の鍔部にシールドリング8を載置し、
次に段付きフランジ2を載置し、平板フランジ7と段付
きフランジ2を固定すれば、双方向流体弁モータ1が出
来上がる。
【0026】このように、双方向流体弁モータ1はその
構成部品を単一の方向(軸方向)に組み付けていくだけ
で組立が完了し、しかも、これをロータ16を中心とし
たロータ部組立作業とマグネットワイヤ9を中心とした
ステータ部組立作業とに分け、これらの組立作業を同時
に並行して進めることにより、組立に要する時間を大幅
に短縮できることから、双方向流体弁モータ1の生産効
率を高めることができるとともに、その組立精度ひいて
は品質を改善することが可能となる。
【0027】本発明が適用された双方向流体弁モータ1
は以上のような構成を有するので、この双方向流体弁モ
ータ1をガス緊急遮断装置などの流体遮断装置に適用す
るには次の手順による。
【0028】まず、図1に示すように、双方向流体弁モ
ータ1に弁体25を螺着し、これを流体遮断装置の筺体
27の所定位置に取り付ける。すると弁体25は、筺体
27に形成された弁座26に対して所定の間隔をおいて
対向するように位置決めされる。そして、正常時におい
ては弁座26と弁体25との隙間を通ってガス等の流体
が供給される。この際、段付きフランジ2と平板フラン
ジ7との間にはシールドリング8が設けられているの
で、流体シールド性は高く、流体が段付きフランジ2と
平板フランジ7との隙間を通って外部に漏出してしまう
ことはない。
【0029】ところで、地震発生時などの異常時に流体
を緊急遮断する際には、ステータ4の各マグネットワイ
ヤ9に通電してロータ16を正回転させる。すると、ロ
ータ16に同期してリードスクリュー17が正方向に回
転し、その回転力が弁体25に伝達されるが、弁体25
はスタッド5によって回転を拘束されているので、軸方
向に沿ってリードスクリュー17から離れる方向(図1
左向き)、すなわち弁座26側に前進する。そして、弁
体25が弁座26に当接したところで、流体経路が閉塞
されて流体が遮断される。さらにロータ16を正回転さ
せると、弁体25が弁座26に当接しているので、弁体
25は固定されたままでリードスクリュー17およびロ
ータ16が後退し、螺旋バネ30が縮む。その結果、螺
旋バネ30がロータ16およびリードスクリュー17を
介して弁体25を弁座26側に弾性的に押圧する。
【0030】ここで、流体遮断装置の使用期間の大半を
占める正常時には、弁体25を弁座26側に押圧する螺
旋バネ30は自然長に近い状態であり、螺旋バネ30の
弾性力が経時的に低下することはほとんどなく、また異
常時に流体を遮断したときには、ロータ16が後退する
ほど螺旋バネ30の弾性力が強大になり、弁体25は弁
座26に強く圧接された状態となるので、信頼性の高い
遮断を実現することが可能となる。
【0031】また、こうして閉塞された流体経路を開放
して流体の供給を再開する際には、ステータ4の各マグ
ネットワイヤ9に通電してロータ16を逆回転させる。
すると、ロータ16に同期してリードスクリュー17が
逆方向に回転し、その回転力が弁体25に伝達される
が、弁体25はスタッド5によって回転を拘束されてい
るので、軸方向に沿って弁座26から離れる方向(図1
右向き)、すなわちリードスクリュー17側に後退す
る。その結果、弁座26と弁体25との間に隙間がで
き、再度この隙間を通って流体が供給されるようにな
る。
【0032】この際、ロータ16とアウターブッシュ3
との間にはスラスト玉軸受18が介挿されているので、
ロータ16とアウターブッシュ3との間で発生する軸方
向の荷重をスラスト玉軸受18によってころがりで受
け、トルク損失を大幅に軽減することができる。その結
果、双方向流体弁モータ1の出力トルクを弁体25の後
退動作に効率よく変換できることから、たとえ弁体25
が弁座26に貼り付いていても弁体25を円滑に後退さ
せることが可能となり、復元不能になる事態を回避する
ことができる。
【0033】また、アウターブッシュ3のスタッド5は
本体31と一体に形設されているので、リードスクリュ
ー17とスタッド5とは位置度が高く、リードスクリュ
ー17の回転軸に対してスタッド5が位置ずれを生じる
ことはない。その結果、リードスクリュー17の回転運
動を弁体25の直線運動に支障なく変換することがで
き、従って流体経路の開閉動作を支障なく実施すること
が可能となる。
【0034】さらに、アウターブッシュ3およびインナ
ーブッシュ12は自己潤滑性を有しているので、潤滑剤
を塗布しなくてもリードスクリュー17の円滑な回転を
長期にわたって持続させることができる。
【0035】なお、上述の実施形態においては、ロータ
16とアウターブッシュ3との間にのみスラスト玉軸受
18を介挿した双方向流体弁モータ1について説明した
が、図3に示すように、ロータ16とインナーブッシュ
12(螺旋バネ30)との間にもスラスト玉軸受24を
介挿するようにしてもよい。このようにすれば、ロータ
16とインナーブッシュ12(螺旋バネ30)との間で
発生する軸方向の荷重をスラスト玉軸受24によってこ
ろがりで受け、トルク損失を大幅に軽減できるため、ロ
ータ16がインナーブッシュ12側に後退している場合
(例えば、弁体25を前進させたとき電気的制御の不都
合などによってリードスクリュー17が後方に押しやら
れた状態になっている場合)でも、ロータ16の回転ひ
いては弁体25の移動を円滑に実施することができる。
【0036】また、上述の実施形態においては、スラス
ト荷重用ころがり軸受としてスラスト玉軸受18、24
を用いた双方向流体弁モータ1について説明したが、図
4および図5または図6に示すように、2枚のワッシャ
20、21間に6個の鋼球、合成樹脂球などのボール1
9を円周上に配置して転動自在に保持し、これをスラス
ト荷重用ころがり軸受として採用することもできる。こ
のようにすれば、高価なスラスト玉軸受18、24が不
要となるので、材料コストを低減することができる。ま
た、ボール19の前後両側にはワッシャ20、21が存
在するので、ボール19がアウターブッシュ3や樹脂1
3にめり込む事態は発生せず、ボール19のめり込みに
よる双方向流体弁モータ1のトルク損失を防ぐことが可
能となる。
【0037】さらに、上述の実施形態においては、段付
きフランジ2と平板フランジ7との間に1個の断面円形
のシールドリング8を組み付けた双方向流体弁モータ1
について説明したが、シールドリング8の個数や形状は
これに限るわけではない。例えば、図7に示すように、
2個のシールドリング8を同心円上に配置して組み付け
ることにより、流体シールド性を一層向上させることも
できる。或いはまた、図8に示すように、断面瓢箪形の
シールドリング28を採用することにより、2個の断面
円形のシールドリング8と同程度の流体シールド性を単
一部品で発揮させることも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち双方
向流体弁モータの発明によれば、鍔付きカップ状のケー
シング6を有し、このケーシング6の外周にステータ4
を装着し、前記ケーシング6の開口部にアウターブッシ
ュ3を嵌着し、このアウターブッシュ3にスタッド5を
偏心させて前方に突設し、前記ケーシング6内にインナ
ーブッシュ12を挿設し、前記アウターブッシュ3およ
び前記インナーブッシュ12にリードスクリュー17を
その先端の雄ネジ部17aが当該アウターブッシュ3よ
り前方に突出した状態で正逆方向に回転自在に支持し、
このリードスクリュー17にロータ16を前記ステータ
4に対向する形で取り付け、このロータ16と前記アウ
ターブッシュ3との間にスラスト玉軸受18等のスラス
ト荷重用ころがり軸受を介挿するようにして構成したの
で、ロータ16とアウターブッシュ3との間で発生する
軸方向の荷重をスラスト荷重用ころがり軸受によってこ
ろがりで受け、トルク損失を大幅に軽減できるため、双
方向流体弁モータ1の出力トルクを弁体25の後退動作
に効率よく変換できることから、弁体25が弁座26に
貼り付いた場合でも確実に復元することが可能となる。
また、摩擦負荷の低減によって高周波運転が可能となる
ため、弁体25の開閉レスポンスが向上するとともに、
消費電力も低減し、高信頼性、低消費電力化に寄与する
ところが大きい。
【0039】また、鍔付きカップ状のケーシング6を有
し、このケーシング6の外周にステータ4を装着し、前
記ケーシング6の開口部にアウターブッシュ3を嵌着
し、このアウターブッシュ3にスタッド5を偏心させて
前方に突設し、前記ケーシング6内にインナーブッシュ
12を挿設し、前記アウターブッシュ3および前記イン
ナーブッシュ12にリードスクリュー17をその先端の
雄ネジ部17aが当該アウターブッシュ3より前方に突
出した状態で正逆方向に回転自在に支持し、このリード
スクリュー17にロータ16を前記ステータ4に対向す
る形で取り付け、このロータ16と前記アウターブッシ
ュ3との間にスラスト玉軸受18等の第1のスラスト荷
重用ころがり軸受を介挿し、前記ロータ16と前記イン
ナーブッシュ12との間にスラスト玉軸受24等の第2
のスラスト荷重用ころがり軸受を介挿するようにして構
成したので、ロータ16とアウターブッシュ3との間で
発生する軸方向の荷重を第1のスラスト荷重用ころがり
軸受によってころがりで受け、トルク損失を大幅に軽減
できるため、双方向流体弁モータ1の出力トルクを弁体
25の後退動作に効率よく変換できることから、弁体2
5が弁座26に貼り付いた場合でも確実に復元すること
が可能となる。また、摩擦負荷の低減によって高周波運
転が可能となるため、弁体25の開閉レスポンスが向上
するとともに、消費電力も低減し、高信頼性、低消費電
力化に寄与するところが大きい。さらに、ロータ16と
インナーブッシュ12との間で発生する軸方向の荷重を
第2のスラスト荷重用ころがり軸受によってころがりで
受け、トルク損失を大幅に軽減できることから、ロータ
16がインナーブッシュ12側に後退している場合で
も、ロータ16の回転ひいては弁体25の移動を円滑に
実施することができる。
【0040】また、上記ロータ16と上記インナーブッ
シュ12との間に螺旋バネ30等の弾性伸縮部材を設け
るようにして構成したので、異常時に流体を遮断したと
きには、ロータ16が後退するほど弾性伸縮部材の弾性
力が強大になり、弁体25は弁座26に強く圧接された
状態となることから、遮断時の信頼性を高めることが可
能となる。
【0041】また、上記アウターブッシュ3および上記
インナーブッシュ12に自己潤滑性を付与するようにし
て構成したので、潤滑剤を塗布しなくてもリードスクリ
ュー17の円滑な回転を長期にわたって持続させること
ができ、双方向流体弁モータ1の性能が経時的に低下す
る事態を回避することが可能となる。
【0042】また、2枚のワッシャ20、21間に3個
以上のボール19を円周上に配置して転動自在に保持
し、これを上記第1または第2のスラスト荷重用ころが
り軸受として採用するようにして構成したので、上述し
た作用効果を奏する双方向流体弁モータ1を低コストで
実現することが可能となる。
【0043】一方、本発明のうち双方向流体弁モータの
製造方法の発明によれば、スタッド5が偏心して突設さ
れたアウターブッシュ3にスラスト玉軸受18等のスラ
スト荷重用ころがり軸受を載置し、リードスクリュー1
7が取り付けられたロータ16を前記スラスト荷重用こ
ろがり軸受に載置して、当該リードスクリュー17の先
端の雄ネジ部17aを前記アウターブッシュ3より突出
させ、インナーブッシュ12が挿設された鍔付きカップ
状のケーシング6を前記アウターブッシュ3に嵌着し、
このケーシング6の外周にステータ4を前記ロータ16
に対向する形で装着するようにして構成したので、双方
向流体弁モータ1の組立がその構成部品を単一の方向に
組み付けていくだけで完了し、しかも、これをロータ部
組立作業とステータ部組立作業とに分け、これらの組立
作業を同時に並行して進めることにより、組立に要する
時間を大幅に短縮できることから、双方向流体弁モータ
1の生産効率を高めることができるとともに、その組立
精度ひいては品質を改善することが可能となる。
【0044】また、スタッド5が偏心して突設されたア
ウターブッシュ3にスラスト玉軸受18等の第1のスラ
スト荷重用ころがり軸受を載置し、リードスクリュー1
7が取り付けられたロータ16を載置して、当該リード
スクリュー17の先端の雄ネジ部17aを前記アウター
ブッシュ3より突出させ、このロータ16にスラスト玉
軸受24等の第2のスラスト荷重用ころがり軸受を載置
し、インナーブッシュ12が挿設された鍔付きカップ状
のケーシング6を前記アウターブッシュ3に嵌着し、こ
のケーシング6の外周にステータ4を前記ロータ16に
対向する形で装着するようにして構成したので、双方向
流体弁モータ1の組立がその構成部品を単一の方向に組
み付けていくだけで完了し、しかも、これをロータ部組
立作業とステータ部組立作業とに分け、これらの組立作
業を同時に並行して進めることにより、組立に要する時
間を大幅に短縮できることから、双方向流体弁モータ1
の生産効率を高めることができるとともに、その組立精
度ひいては品質を改善することが可能となる。
【0045】また、スタッド5が偏心して突設されたア
ウターブッシュ3に、リードスクリュー17が取り付け
られたロータ16を載置して、当該リードスクリューの
先端の雄ネジ部17aを前記アウターブッシュ3より突
出させ、このロータ16に螺旋バネ30等の弾性伸縮部
材を載置し、インナーブッシュ12が挿設された鍔付き
カップ状のケーシング6を前記アウターブッシュ3に嵌
着し、このケーシング6の外周にステータ4を前記ロー
タ16に対向する形で装着するようにして構成したの
で、双方向流体弁モータ1の組立がその構成部品を単一
の方向に組み付けていくだけで完了し、しかも、これを
ロータ部組立作業とステータ部組立作業とに分け、これ
らの組立作業を同時に並行して進めることにより、組立
に要する時間を大幅に短縮できることから、双方向流体
弁モータ1の生産効率を高めることができるとともに、
その組立精度ひいては品質を改善することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された双方向流体弁モータの第1
の実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示す双方向流体弁モータの右側面図であ
る。
【図3】本発明が適用された双方向流体弁モータの第2
の実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明が適用された双方向流体弁モータの第3
の実施形態を示す断面図である。
【図5】図4に示す双方向流体弁モータの左側面図であ
る。
【図6】本発明が適用された双方向流体弁モータの第4
の実施形態を示す断面図である。
【図7】図1に示す双方向流体弁モータのシールド構造
の別の例を示す拡大断面図である。
【図8】図1に示す双方向流体弁モータのシールド構造
のさらに別の例を示す拡大断面図である。
【図9】従来の流体遮断装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1……双方向流体弁モータ 2……段付きフランジ 3……アウターブッシュ 4……ステータ 5……スタッド 6……ケーシング 7……平板フランジ 12……インナーブッシュ 16……ロータ 17……リードスクリュー 17a……雄ネジ部 18……第1のスラスト荷重用ころがり軸受(スラスト
玉軸受) 19……ボール 20、21……ワッシャ 24……第2のスラスト荷重用ころがり軸受(スラスト
玉軸受) 30……弾性伸縮部材(螺旋バネ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢田 信治 愛知県名古屋市中区錦二丁目2番13号 リ コーエレメックス株式会社内 (72)発明者 小川 睦広 愛知県名古屋市中区錦二丁目2番13号 リ コーエレメックス株式会社内 (72)発明者 遠山 和久 愛知県名古屋市中区錦二丁目2番13号 リ コーエレメックス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍔付きカップ状のケーシング(6)を有
    し、 このケーシングの外周にステータ(4)を装着し、 前記ケーシングの開口部にアウターブッシュ(3)を嵌
    着し、 このアウターブッシュにスタッド(5)を偏心させて前
    方に突設し、 前記ケーシング内にインナーブッシュ(12)を挿設
    し、 前記アウターブッシュおよび前記インナーブッシュにリ
    ードスクリュー(17)をその先端の雄ネジ部(17
    a)が当該アウターブッシュより前方に突出した状態で
    正逆方向に回転自在に支持し、 このリードスクリューにロータ(16)を前記ステータ
    に対向する形で取り付け、 このロータと前記アウターブッシュとの間にスラスト荷
    重用ころがり軸受(18)を介挿したことを特徴とする
    双方向流体弁モータ。
  2. 【請求項2】 鍔付きカップ状のケーシング(6)を有
    し、 このケーシングの外周にステータ(4)を装着し、 前記ケーシングの開口部にアウターブッシュ(3)を嵌
    着し、 このアウターブッシュにスタッド(5)を偏心させて前
    方に突設し、 前記ケーシング内にインナーブッシュ(12)を挿設
    し、 前記アウターブッシュおよび前記インナーブッシュにリ
    ードスクリュー(17)をその先端の雄ネジ部(17
    a)が当該アウターブッシュより前方に突出した状態で
    正逆方向に回転自在に支持し、 このリードスクリューにロータ(16)を前記ステータ
    に対向する形で取り付け、 このロータと前記アウターブッシュとの間に第1のスラ
    スト荷重用ころがり軸受(18)を介挿し、 前記ロータと前記インナーブッシュとの間に第2のスラ
    スト荷重用ころがり軸受(24)を介挿したことを特徴
    とする双方向流体弁モータ。
  3. 【請求項3】 ロータ(16)とインナーブッシュ(1
    2)との間に弾性伸縮部材(30)を設けたことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の双方向流体弁モ
    ータ。
  4. 【請求項4】 アウターブッシュ(3)およびインナー
    ブッシュ(12)に自己潤滑性を付与したことを特徴と
    する請求項1から請求項3までのいずれかに記載の双方
    向流体弁モータ。
  5. 【請求項5】 2枚のワッシャ(20、21)間に3個
    以上のボール(19)を円周上に配置して転動自在に保
    持し、これをスラスト荷重用ころがり軸受(18、2
    4)として採用したことを特徴とする請求項1から請求
    項4までのいずれかに記載の双方向流体弁モータ。
  6. 【請求項6】 スタッド(5)が偏心して突設されたア
    ウターブッシュ(3)にスラスト荷重用ころがり軸受
    (18)を載置し、 リードスクリュー(17)が取り付けられたロータ(1
    6)を前記スラスト荷重用ころがり軸受に載置して、当
    該リードスクリューの先端の雄ネジ部(17a)を前記
    アウターブッシュより突出させ、 インナーブッシュ(12)が挿設された鍔付きカップ状
    のケーシング(6)を前記アウターブッシュに嵌着し、 このケーシングの外周にステータ(4)を前記ロータに
    対向する形で装着するようにして構成した双方向流体弁
    モータの製造方法。
  7. 【請求項7】 スタッド(5)が偏心して突設されたア
    ウターブッシュ(3)に第1のスラスト荷重用ころがり
    軸受(18)を載置し、 リードスクリュー(17)が取り付けられたロータ(1
    6)を載置して、当該リードスクリューの先端の雄ネジ
    部(17a)を前記アウターブッシュより突出させ、 このロータに第2のスラスト荷重用ころがり軸受(2
    4)を載置し、 インナーブッシュ(12)が挿設された鍔付きカップ状
    のケーシング(6)を前記アウターブッシュに嵌着し、 このケーシングの外周にステータ(4)を前記ロータに
    対向する形で装着するようにして構成した双方向流体弁
    モータの製造方法。
  8. 【請求項8】 スタッド(5)が偏心して突設されたア
    ウターブッシュ(3)に、リードスクリュー(17)が
    取り付けられたロータ(16)を載置して、当該リード
    スクリューの先端の雄ネジ部(17a)を前記アウター
    ブッシュより突出させ、 このロータに弾性伸縮部材(30)を載置し、 インナーブッシュ(12)が挿設された鍔付きカップ状
    のケーシング(6)を前記アウターブッシュに嵌着し、 このケーシングの外周にステータ(4)を前記ロータに
    対向する形で装着するようにして構成した双方向流体弁
    モータの製造方法。
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