JPH11235131A - 植物栽培用トレイ - Google Patents

植物栽培用トレイ

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JPH11235131A
JPH11235131A JP10040263A JP4026398A JPH11235131A JP H11235131 A JPH11235131 A JP H11235131A JP 10040263 A JP10040263 A JP 10040263A JP 4026398 A JP4026398 A JP 4026398A JP H11235131 A JPH11235131 A JP H11235131A
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JP
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tray
plant
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adhesive layer
cultivation
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JP10040263A
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Inventor
Chie Misawa
千恵 三澤
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】種蒔作業の煩雑さが解消されるとともに、一般
家庭での室内栽培およびガーデニングにも適した植物栽
培用トレイの提供。 【解決手段】その内部で植物を栽培するためのトレイ17
には、所定面積の皿状の本体19が設けられ、この本体19
の底面に粘着力を有する接着層20が層状に形成されてい
る。トレイ17の接着層20に植物の種子21を固着させ、こ
の状態で水22を入れ、植物を栽培する。ここで、本体19
が皿状であるため、内部が観察しやすく、家庭で鑑賞さ
れる植物を栽培するのに適切であり、底部に通水孔を開
けなくとも使用できるため、専用の排水設備を設ける必
要がなく、一般家庭での室内栽培やガーデニングに利用
するのに最適なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土壌を用いずに植
物を育成する水耕栽培等に利用される植物栽培用トレイ
に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、土壌を用いずに植物を育成する
水耕栽培が行われている。このような水耕栽培では、実
開平7−13132号公報に示されるように、ウレタン
マットおよびロックウール等の人工的な培地を保持する
栽培ケースが利用される。この栽培ケースは、図22に
示されるように、本体121 の内部を格子状の仕切壁122
で仕切ることにより、複数の栽培区画123 が形成され、
この栽培区画123の各々に培地となる栽培マット127 が
設けられたものである。各栽培区画123 の底面には、当
該底面を貫通する通水孔124 と、この通水孔124 の周囲
に立設された堰125 と、栽培マット127 を支持する多数
の突起部128 とが設けられている。ここで、堰125 およ
び突起部128 の高さは、同程度となっているので、堰12
5によって堰き止められた水が、毛細管現象により栽培
マット127 の全域にまんべんなく吸収される。これによ
り、少ない散水量でも、すべての貝割れ大根126 に偏り
なく水が補給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の栽培
ケースでは、仕切壁の高さが高く、内部が観察しにくい
ため、家庭で鑑賞用の植物を栽培するのには不適切であ
るうえ、底部に通水孔が多数開いているため、専用の排
水設備が必要となり、一般家庭での室内栽培やガーデニ
ングに利用することが困難であるという問題がある。ま
た、業務用に利用する場合には、多数の種子を蒔くにあ
たり、丸い種子が転がりやすいので、単に種子を栽培マ
ットの上方から撒いたのでは、種子が平らな栽培マット
の表面を転がって偏ってしまう。このため、種子を均等
に配置することが難しく、場合によっては、種子を一つ
ずつ栽培マットの表面に配置する必要があり、種蒔作業
が煩雑であるという問題がある。なお、種蒔作業の煩雑
さを軽減するために、所定の間隔をおいて多数の孔が開
けられた播種シートを備えた播種用具(実開平7−11
145号公報)が知られている。しかしながら、この播
種用具は、育苗マットの切込溝の内部に種子を一つずつ
ピンセットで挿入する種蒔作業の煩わしさを軽減するも
ので、播種シートの各孔に一つずつ種子を入れる必要が
あることから、当該播種用具では、平坦な部分に多数の
種子を蒔く際の煩雑さが充分解消されるとは考えられな
い。
【0004】本発明の目的は、種蒔作業の煩雑さが解消
されるとともに、一般家庭での室内栽培およびガーデニ
ングにも適した植物栽培用トレイを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、図
3をも参照して説明すれば、その内部で植物を栽培する
ためのトレイ17であって、所定面積の皿状の本体19を備
え、この本体19の底面に粘着力を有する接着層20が層状
に形成され、この接着層20に植物の種子21および菌株の
少なくとも一方が固着されていることを特徴とする。こ
のような本発明では、本体が皿状であるため、内部が観
察しやすく、家庭で鑑賞される植物を栽培するのに適切
であり、底部に通水孔を開けなくとも使用できるため、
専用の排水設備を設ける必要がなく、一般家庭での室内
栽培やガーデニングに利用するのに最適なものとなる。
【0006】この際、植物としては、モヤシ、葉菜、果
菜、花卉、ハーブ類および観葉植物、クローン植物、な
らびに、茸が採用できるだけでなく、遺伝子操作等のバ
イオテクノロジーにより生み出された新種、例えば、空
気中の水分だけで育成可能なエアープラントも採用でき
る。例えば、葉菜としては、三つ葉、葉ネギ、貝割れ大
根、シソ、サラダナ、リーフレタス、春菊、小松菜、パ
セリ、セルリー、ほうれん草、クレソン、アシタバ、お
よび、ニラが採用できる。果菜としては、トマト、キュ
ウリ、イチゴ、ピーマン、メロン、スイカ、なす、イン
ゲン、枝豆、および、サヤエンドウが採用できる。花卉
としては、バラ、ガーベラ、キク、カーネーション、ト
ルコギキョウ、スターチス、ストック、ベコニア、シク
ラメン、スイートピー、および、洋ラン類が採用でき
る。ハーブ類としては、バジル、タイム、ディル、ロー
ズマリー、ソレル、オレガノ、マジョラム、コリアンダ
ー、サボリー、タラゴン、チャービル、ミント、およ
び、メリッサが採用できる。茸としては、椎茸、マッシ
ュルーム、榎茸、ヒラタケ、マンネンタケ、マイタケ、
ナメコ、および、タモギタケが採用できる。上記の他、
芝、タバコ、イネ、および、ワサビ等も採用できる。
【0007】以上において、前記トレイの材質として
は、自然界において微生物が関与して低分子化合物に分
解される高分子化合物およびその配合品である、いわゆ
るバイオプラスチック(生分解性プラスチック)を採用
するのが望ましい。ここで、生分解性プラスチックとし
ては、微生物産生系のもの、化学合成系のもの、およ
び、天然高分子系のもののいずれもが採用できる。微生
物産生系の生分解性プラスチックとは、自然界において
微生物がエネルギー貯蔵物質として生成する脂肪族ポリ
エステルをいう。このような微生物産生系の脂肪族ポリ
エステルとしては、例えば、ポリハイドロキシブチレー
ト−ポリハイドロキシバリレート共重合体である「バイ
オポール」(ゼネカ株式会社の商品名)等が採用でき
る。化学合成系の生分解性プラスチックとは、微生物に
よって分解されやすい高分子(ポリカプロラクトン、ポ
リ乳酸およびポリブチレンサクシネート等)を化学合成
したものをいう。このような化学合成系の生分解性プラ
スチックとしては、例えば、「ビオノーレ」(昭和高分
子株式会社の商品名)や、「ラクティ」(株式会社島津
製作所の商品名)が採用できる。天然高分子系の生分解
性プラスチックとは、澱粉やセルロース等の天然高分子
に化学的修飾を施して、その物性を向上したものをい
う。このような天然高分子系の生分解性プラスチックと
しては、例えば、「マタービー」(ノバモント社の商品
名)や、「NOVON」(ワーナーランバート社の商品
名)が採用できる。
【0008】このような生分解性プラスチックでトレイ
本体を形成すれば、植物の根がトレイ本体に接触し、根
に付着した微生物もトレイ本体に接触する。すると、生
分解性プラスチック製の本体は、根と接触した部分が徐
々に分解し始める。これにより、根はトレイ本体の内部
に進入し、トレイ本体の内部にも根付くようになる。こ
のため、植物の茎が上方に長く延びても、倒れることが
なくなるうえ、トレイ本体を形成する生分解性プラスチ
ックは、分解されて植物の養分となる。
【0009】また、前記接着層には、植物の生育に必要
な元素が含まれていることが好ましい。ここで、植物の
生育には、炭素、水素、酸素、窒素、リン、カリウム、
カルシウム、マグネシウム、硫黄、鉄、マンガン、ホウ
素、銅、亜鉛、モリブデン、塩素等の元素が必要であ
り、前記接着層には、これらの元素がバランスよく混合
され、かつ、根に吸収されやすい形となって含まれてい
ることが望ましい。このようにすれば、接着層に含まれ
る元素が尽きるまで、トレイに注がれる水だけで、植物
が栽培可能となり、種子から水耕栽培するにあたり、栄
養素を含んだ培養液を最初から与える必要がなく、培養
液の無駄が抑制される。さらに、前記接着層には、水分
を多量に吸収可能な高分子吸収体が含まれていることが
望ましい。このようにすれば、接着層に水分が蓄積され
るので、頻繁に水を補給する必要がなくなり、水耕栽培
を行う上での便宜が図れるようになる。
【0010】また、前記本体の底面には、前記植物の種
子を収納する凹部が複数形成されていることが好まし
い。このようにすれば、水分や養分の補給を行うため
に、本体の内部に液体を流動させても、種子が流出する
ことがなくなるので、トレイ本体の水耕栽培装置への適
用が容易となる。さらに、前記本体としては、平面視で
略正方形の皿形ブロックとして形成されたものも採用で
きる。このように略正方形の皿形ブロックに形成された
トレイ本体の寸法を、このトレイとともに利用されるプ
ランターおよび敷石ブロックに応じて設定すれば、トレ
イ、プランターおよび敷石ブロックの組み合わせにおけ
る自由度が拡大され、これらのトレイ、プランターおよ
び敷石ブロックを用いてガーデニングを行うにあたり、
多様なバリエーションが実現可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の第1実施形態
に係る植物展示台10が示されている。この植物展示台10
は、室内で栽培されるハーブ類を展示するものであり、
上下三段階に形成された円形の棚部11〜13を備えてい
る。これらの棚部11〜13は、上方のものほど小さくなっ
ている。最も下方に設けられた棚部11は、円筒状の基部
14に支持され、他の棚部12,13は、基部14に立設された
支柱15に支持されている。この支柱15の上端には、照明
16が設けられている。各棚部11〜13の上には、本発明に
基づく植物栽培用トレイ17が複数配置されている。これ
らの植物栽培用トレイ17の各々には、ハーブ18が栽培さ
れている。図2および図3には、ハーブ18が発芽する前
の植物栽培用トレイ17が示されている。図において、植
物栽培用トレイ17は、所定面積、例えば、直径30cm程
度の皿状の本体19を備え、この本体19の底面に粘着力を
有する接着層20が層状に形成され、この接着層20にハー
ブ18の種子21が固着されたものである。そして、本体19
に水22を注入することで、ハーブ18の種子21が発芽可能
となっている。ここで、トレイ17の本体19の厚さ寸法
は、接着層20の厚さ寸法よりも著しく大きくなってい
る。
【0012】トレイ17の本体19の材質としては、自然界
において微生物が関与して低分子化合物に分解される生
分解性プラスチックのうち、天然高分子系の生分解性プ
ラスチックが採用されている。さらに詳しく説明すれ
ば、本体19の材質は、馬鈴薯澱粉に水を加えて加熱する
ことにより得られたペースト状のものに、柔軟性付与剤
としての乳化剤、安定剤および品質改良剤、ならびに、
耐水性付与剤としてゼラチンを添加したものが採用され
ている。本体19は、前述の生分解性プラスチックを開放
加圧プレスで成形することにより得られたものである。
また、接着層20は、馬鈴薯澱粉に水を加えて加熱するこ
とにより得られたペーストを主成分とする粘着物質を、
スプレーガンで本体19の底面に吹き付けることにより形
成されたものである。この接着層20には、植物の生育に
必要な元素と、水分を多量に吸収可能な高分子吸収体と
が含まれている。ここで、植物の生育に必要な元素につ
いて、さらに詳しく説明すれば、植物の生育には、炭
素、水素、酸素、窒素、リン、カリウム、カルシウム、
マグネシウム、硫黄、鉄、マンガン、ホウ素、銅、亜
鉛、モリブデン、塩素等の元素が必要となるが、接着層
20には、前述したもののうち、リン、カリウム、カルシ
ウム、マグネシウム、硫黄、鉄、マンガン、ホウ素、
銅、亜鉛、モリブデン等がバランスよく混合され、か
つ、根に吸収されやすい形となって含まれている。
【0013】このような本実施形態では、次のような手
順でハーブ18を発芽させる。すなわち、植物栽培用トレ
イ17の底面に接着層20を形成しておき、接着層20が形成
されたトレイ17を、図4(A)に示されるように、複数
並べる。そして、図4(B)に示されるように、これら
のトレイ17の上方でふるい23を揺すりながら、このふる
い23を通して種子21をトレイ17の上から振り撒く。これ
により、トレイ17の底面に均等に種子21が配置される。
種蒔作業が完了したら、図4(C)に示されるように、
各トレイ17に水を注ぐ。すると、図4(D)に示される
ように、ハーブ18が発芽する。
【0014】ここで、ハーブ18の種子21からは、図5
(A)に示されるように、根18A が芽よりも先に外部に
出る。根18A は、図5(B)にも示されるように、初め
のうち接着層20に沿って延び、トレイ17の本体19に接触
し、根18A に付着した微生物とも接触する。すると、生
分解性プラスチック製の本体19は、根18A と接触した部
分が徐々に分解し始め、根18A は、図5(C)に示され
るように、本体19の内部に進入する。これにより、図5
(D)に示されるように、ハーブ18の根18A がトレイ本
体19の内部にも広がるので、その茎18B が上方に長く延
びても、ハーブ18が倒れることがない。また、本体19を
形成する生分解性プラスチックは、分解することによ
り、ハーブ18の養分となる。
【0015】前述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果が得られる。すなわち、その内部でハーブ18等
の植物を栽培するためのトレイ17として、所定面積の皿
状の本体19を備え、本体19の底面に粘着力を有する接着
層20を層状に形成し、この接着層20に種子21を固着する
ようにしたので、ふるい23を揺すりながら、このふるい
23を通して種子21をトレイ17の上に振り撒くことで、ト
レイ17の底面に均等に種子21を配置することができ、種
子21を蒔く作業を容易に行うことができる。しかも、本
体19が皿状であるため、内部が観察しやすく、家庭で鑑
賞されるハーブ18等の植物を栽培するのに適切であり、
底部に通水孔が開いていないため、専用の排水設備が不
要であるので、一般家庭での室内栽培やガーデニングに
利用するのに最適なものとできる。
【0016】また、トレイ17の本体19の材質としては、
天然高分子である馬鈴薯澱粉を主成分とする生分解性プ
ラスチックを採用したので、植物の根18A の接触ととも
に、根18A に付着した微生物が本体19に接触し、微生物
が生分解性プラスチック製の本体19を分解し始めるよう
になり、本体19は、根18A と接触した部分が徐々に分解
し始め、根18A が本体19の内部に根付く。これにより、
植物の茎18B が上方に長く延びても倒れることがなく、
植物を自立させることができる。
【0017】さらに、植物の生育に必要な元素をバラン
スよく、かつ、根に吸収されやすい形にして接着層20に
含有させるとともに、水分を多量に吸収可能な高分子吸
収体をも接着層20に含有させたので、接着層20に含まれ
る元素が尽きるまで、トレイ17に注がれる水だけで、植
物が栽培可能となり、種子21から水耕栽培するにあた
り、栄養素を含んだ培養液を最初から与える必要がな
く、培養液の無駄を抑制できるうえ、高分子吸収体によ
り接着層20に水分が蓄積されるので、頻繁に水を補給す
る必要がなくなり、水耕栽培を行う上での便宜を図るこ
とができる。
【0018】図6には、本発明の第2実施形態が示され
ている。本実施形態は、前記第1実施形態におけるトレ
イ17を生け垣24の頂上に設置するようにしたものであ
る。図において、生け垣24の枝の間を通って、当該生け
垣24の頂上まで達する支柱25が地面に立設されている。
この支柱25の頂部には、円盤状の受け台26が設けられて
いる。この受け台26の上には、内部でキク27が栽培され
ているトレイ17が載置されている。ここで、支柱25の内
部には、送水路25A が設けられている。この送水路25A
は、一端がトレイ17の上方に開口されたノズル25B に接
続され、他端が時限制御弁28を介して水道の蛇口29に接
続されている。これにより、トレイ17のキク27には、所
定時間毎に自動給水されるようになっている。このよう
な本実施形態においても、前記第1実施形態と同様な作
用、効果を得ることができる他、頂部に花が配置される
ので、生け垣24の外観を向上できるうえ、キク27への給
水が自動的に行われるので、水やり作業の手間を省くこ
とができるという効果が得られる。
【0019】図7〜図9には、本発明の第3実施形態が
示されている。本実施形態は、本発明に基づくトレイ
を、住宅の二階部分と同じ高さレベルに形成された空中
庭園30に適用したものである。図において、住宅31は、
二つの外壁32,33が交差する入隅部分34と、この入隅部
分34において屋外側へ張り出した一階分部35と、この一
階部分35の上に形成された下屋バルコニ36とを備えてい
る。このうち、下屋バルコニ36は、外壁32,33と対向す
る手摺壁37,38と、手摺壁38および外壁33の間に架け渡
されたパーゴラ39とを備えたものである。この下屋バル
コニ36の床は、図9に示されるように、下屋バルコニ36
の本来の床である床スラブ等の水平構面40の上に、一対
の軽量モルタル板41,42を重ねるとともに、これらの軽
量モルタル板41,42の間に、防水シート43および透水シ
ート44が介装されたものとなっている。また、下屋バル
コニ36には、手摺壁38の近傍に、潅水用の指向性スプリ
ンクラー45と、この指向性スプリンクラー45からの放水
を制御する潅水コントローラ46とが設けられている。潅
水コントローラ46は、植物にとって良好な生育環境が維
持されるように、潅水動作を自動制御するものである。
【0020】空中庭園30は、図7および図8にも示され
るように、皿形ブロックとして形成されるとともに、芝
を水耕栽培するためのトレイ50、植木51等が植えられた
升状のプランター52(図9にのみ示す)、表面が木質あ
るいは石質等の仕上部材で形成された敷石ブロック53お
よび土壌で栽培された芝が植え込まれた芝生ブロック54
を適宜配置することにより形成され、これにより、実際
よりも奥行きを感じさせるものとなっている。ここで、
これらのトレイ50、プランター52、敷石ブロック53およ
び芝生ブロック54の平面形状は、同じ寸法の正方形に統
一されている。これにより、トレイ50、プランター52、
敷石ブロック53および芝生ブロック54の平面配置におけ
る組み合わせが自由に行え、ガーデニングを行うにあた
り、多様なバリエーションが実現可能となっている。そ
して、下屋バルコニ36の床、換言すれば、空中庭園30の
地面には、表面が芝に覆われるトレイ50および芝生ブロ
ック54と、敷石ブロック53とで、市松模様が形成されて
いる。
【0021】トレイ50は、図10に示されるように、内
部に芝50A が水耕栽培されるとともに、周縁部分に立ち
上がり部55が設けられた皿状の本体56と、この本体56を
内部に嵌合させる凹部57が設けられた基部58とを備えた
ものとなっている。本体56は、前述の本体19と同様に、
生分解性プラスチック等の合成樹脂を成形したものであ
り、底面に接着層(図示略)が形成されている。一方、
芝50A は、本体56の接着層に固着されていた種子が成長
したものである。基部58は、発泡樹脂等の合成樹脂を成
形したものであり、本体56を支持する複数のリブ59が凹
部57の底面に設けられている。この基部58には、必要に
応じて配管挿通孔や、排水口が形成可能となっている。
【0022】敷石ブロック53は、図11に示されるよう
に、前述の基部58と同じく、発泡樹脂等の合成樹脂を成
形した基部60を備え、この基部60の上面に仕上部材61を
固着したものである。仕上部材61としては、ウッドパウ
ダーを熱可塑成形した木質プラスチック板、天然の木製
板、御影石や人工大理石等の石板の中から選択されたも
のが設置可能となっている。芝生ブロック54は、前述の
基部58と同形状の基部(図示略)の凹部に、発泡樹脂か
らなる人工土壌または天然土壌を充填し、この土壌で育
成された芝を備えたものである。なお、芝生ブロック54
の基部には、排水口が開けられている。ここで、空中庭
園50の市松模様の各升目には、トレイ50および芝生ブロ
ック54のいずれか一方が配置されるが、トレイ50の芝
は、水耕栽培であるので、トレイ50は、なるべく足場と
ならない位置に配置するのが好ましい。
【0023】このような本実施形態では、次の手順でト
レイ50の芝50A を発芽させる。すなわち、図12(A)
に示されるように、トレイ50の底面に接着層20を形成し
ておき、次いで、図12(B)に示されるように、接着
層20が形成されたトレイ50の上方でふるい23を揺すりな
がら、このふるい23を通して芝の種子50B をトレイ50の
上から振り撒く。これにより、トレイ50の底面に均等に
種子50B が配置される。種蒔作業が完了したら、各トレ
イ50に水を注ぐ。すると、図12(C)に示されるよう
に、芝50A が発芽する。
【0024】このような本実施形態においても、前記第
1および第2実施形態と同様な作用、効果を得ることが
できる他、トレイ50の平面形状を正方形にするとととも
に、プランター52、敷石ブロック53および芝生ブロック
54の平面形状も、トレイ50と同じ寸法の正方形に統一し
たので、これらのトレイ50、プランター52、敷石ブロッ
ク53および芝生ブロック54の平面配置における組み合わ
せが自由に行えるようになり、ガーデニングを行うにあ
たり、多様なバリエーションを実現することができるう
え、表面が芝に覆われるトレイ50および芝生ブロック54
と、敷石ブロック53とで市松模様が形成され、空中庭園
30の外観を良好なものとできるという効果が得られる。
【0025】図13には、本発明の第4実施形態が示さ
れている。本実施形態は、本発明に基づくトレイを、植
物の自動育成を行う水耕栽培装置に適用したものであ
る。図において、水耕栽培装置70は、内部に植物71を収
めたトレイ72が傾斜した状態で配置された植物培養チャ
ンバ73を有し、この植物培養チャンバ73に、混合培養液
タンク74から混合培養液をポンプ75で適宜供給しなが
ら、トレイ72内の植物71を育成するものである。この水
耕栽培装置70には、上記の他に、植物の生育に適した混
合培養液を生成するための原液タンク76〜79と、植物培
養チャンバ73に送られた混合培養液を回収するための還
液タンク80と、これらの原液を搬送するためのポンプ81
〜84と、還液タンク80から混合培養液タンク74へ混合培
養液を戻す還液ポンプ85と、これら一連のポンプ75、81
〜85を制御するコントローラ86とが設けられている。
【0026】植物培養チャンバ73は、トレイ72が載置さ
れる傾斜した載置台87を備えたものである。この載置台
87の上縁側には、培養液を噴出するノズル88が設けられ
ている。載置台87の内部には、トレイ72の温度を確保す
るために、電気ヒータ89が設けられている。載置台87の
下縁側には、トレイ72から流れ出る培養液の温度を検出
する温度センサ90が設けられ、この温度センサ90は、電
気ヒータ89を温度制御する温度調節器91に接続されてい
る。これにより、電気ヒータ89は、トレイ72から流れ出
る培養液の温度に基づいて温度制御されるようになって
いる。混合培養液タンク74は、内部で原液タンク76〜79
からの濃厚な原液を混合するとともに水で希釈し、植物
の生育に適した混合培養液を生成するためのものであ
る。混合培養液タンク74には、混合培養液のpHを検出
するpHセンサ92と、混合培養液の電気伝導度を検出す
る電気伝導度センサ93と、混合培養液の温度を検出する
温度センサ94と、混合培養液の液面レベルを検出するた
めの電極棒95とが設けられている。これらのセンサ92〜
94および電極棒95は、コントローラ86と電気的に接続さ
れている。また、混合培養液タンク74には、水を供給す
る給水管96と、混合比率を均等にするために内部の混合
培養液を撹拌する撹拌ポンプ97に連結された配管とが接
続されている。このうち、給水管96には、電磁弁98が設
けられ、この電磁弁98は、コントローラ86により動作が
制御されるようになっている。
【0027】原液タンク76,77は、植物の成長に必要と
なる栄養素を含んだ濃厚な培養液を貯めておくものであ
り、二台を交互に使用することが可能となっている。な
お、培養液としては、市販の、水耕栽培あるいは溶液栽
培用の肥料を水に溶かしたものが採用できる。原液タン
ク78は、植物の成長に必要となる硫黄を含む硫酸の水溶
液を貯めておく硫酸溶液タンクである。この硫酸溶液タ
ンク78の硫酸は、pH調整にも用いられるようになって
いる。原液タンク79は、植物の成長に必要となるカリウ
ムを含む苛性カリ溶液タンクとなっている。硫酸溶液タ
ンク78の硫酸および苛性カリ溶液タンク79のカリウム
は、混合培養液タンク74に貯められた混合培養液のpH
調整にも使用されるものである。還液タンク80は、植物
培養チャンバ73のトレイ72の下流側に設けられ、トレイ
72を通過した混合培養液をある程度貯めてから、まとめ
てポンプ85で混合培養液タンク74へ送り返すためのもの
であり、ポンプ85の駆動を制御するための電極棒80A を
備えている。この電極棒80A は、コントローラ86と電気
的に接続されている。そして、混合培養液タンク74と還
液タンク80とを接続する配管には、ポンプ85の他に、排
液口へ接続を切り換える電動切替弁99が設けられてい
る。この電動切替弁99は、コントローラ86により動作が
制御され、必要に応じて、ポンプ85および電動切替弁99
の動作により、還液タンク80の混合培養液が外部に排出
可能となっている。
【0028】コントローラ86は、マイクロコンピュータ
を搭載した制御装置である。このコントローラ86が、ポ
ンプ75,81〜85,97、電磁弁95および電動切替弁99の動
作を制御することにより、トレイ72への混合培養液の供
給が適切に行われるとともに、混合培養液タンク74内の
混合培養液が適切な混合比率となるように調節されてい
る。例えば、ポンプ75を所定時間毎に駆動することによ
り、トレイ72に混合培養液が適切に供給され、また、ポ
ンプ81〜84,97の駆動により、混合培養液タンク74内の
混合培養液のpH調整および電気伝導度が調節され、さ
らに、ポンプ75,85、電磁弁98および電動切替弁99の駆
動により、混合培養液タンク74内の混合培養液の液面レ
ベルが調節されるようになっている。
【0029】トレイ72は、図14に示されるように、長
方形の平面形状をした皿状の容器である。このトレイ72
の底部の表面には、縦横に延びる格子状のリブ100 が設
けられるとともに、リブ100 の表面をも覆うように接着
層(図示略)が形成されている。これらのリブ100 で仕
切られて凹部となった部分の各々は、植物71の種子101
が一個ずつ配置される培養セル102 となっている。この
際、接着層の表面は、種子101 が配置されるべき部分の
みが露出し、この部分のみが粘着力を有し、他の部分は
マスクされ、粘着力を備えていない。また、接着層の粘
着力を有する部分は、配置される種子の大きさに応じた
面積の粘着面を備えている。これにより、種子101 のト
レイ72への種蒔作業が容易に行えるようになっている。
このような本実施形態においても、前記第1ないし第3
実施形態と同様な作用、効果を得ることができる他、ポ
ンプ75,81〜85,97、電磁弁95および電動切替弁99等の
機器を設け、これらの機器をコントローラ86で自動制御
するようにしたので、植物71の育成を自動的に行うこと
ができるという効果と、トレイ72に設けたリブ100 によ
り、培養液がトレイ72の内部を流動するようにしても、
種子101がトレイ72の外部へ流出しないため、植物71の
育成を確実に行うことができるという効果とが得られ
る。
【0030】図15には、本発明の第5実施形態が示さ
れている。本実施形態は、前記第4実施形態における傾
斜状態で配置されたトレイ72を、水平状態で配置された
トレイ103 としたものである。すなわち、トレイ103 が
載置される載置台104 は、水平となった上面を有するも
のとなっている。また、載置台104 に設けられている電
気ヒータ89A は、それ自体が温度検出機能を有するもの
となっており、これにより、温度センサが省略されてい
る。また、トレイ103 の端部には、混合培養液を排出す
る排出口105 が設けられ、この排出口105 には、還液タ
ンク80へ混合培養液を導く配管105Aが接続されている。
【0031】トレイ103 は、図16に示されるように、
前述のトレイ72と同様に、長方形の平面形状をした皿状
の容器であり、縦横に延びる格子状のリブ106,107を有
している。トレイ103 の長辺103A方向に延びるリブ106
は、高さが一様に低くなっている。一方、トレイ103 の
短辺103B方向に延びるリブ107 は、その上辺が傾斜し、
一端から他端に向かって高さが変化している。リブ107
の高い部分は、トレイ103 の立ち上がり部103Dの上端に
達している。これらのリブ107 は、互いに隣同士となっ
たものの上辺の傾斜方向が互いに逆向きとなっている。
これにより、ノズル88から流れ出た培養液は、トレイ10
3 をジグザグに流れて排出口105 に到達するようになっ
ている。このような本実施形態においても、前記第1な
いし第4実施形態と同様な作用、効果を得ることができ
る他、上辺が傾斜したリブ107 を複数設けるとととも
に、互いに隣同士となったものの傾斜方向を互いに逆向
きとし、培養液がトレイ103 をジグザグに流れるように
したので、少ない流量でも培養液をトレイ103 の隅々ま
で行き渡らせることができるという効果が得られる。
【0032】なお、本発明は、前述の各実施形態に限定
されるものではなく、次に説明するような変形などをも
含むものである。すなわち、トレイの本体としては、底
部の表面が平面のもの、あるいは、底部の表面にリブ等
の突起を設けたものに限らず、図17および図18に示
されるように、本体19A の底部表面を凹まして凹部19B
を設け、この凹部19B に種子21を収納するようにしたト
レイ17A でもよい。このようにすれば、リブを設けた場
合と同様の作用、効果が得られる。また、トレイとして
は、接着層を備えた本体のみを備えたものに限らず、補
助器具を備えたものでもよい。例えば、図19および図
20に示されるように、背の高い植物18C の茎を支える
支持具19C を補助器具として備えたものでもよい。さら
に、トレイの使用方法としては、最後まで水耕栽培を行
うものに限らず、図21に示されるように、水耕栽培で
生育した植物18D がある程度成長したら、植物18D の根
をトレイ17の本体19とともに、地中に埋めてしまっても
よい。ここで、トレイ17の本体19を生分解性プラスチッ
ク製のものとすれば、本体19を埋めても、本体19が自然
に分解され、無害なものとなるので、環境問題が何ら生
じることはない。なお、前記実施形態では、種子から植
物を育成したが、菌株から茸の育成を行ったり、あるい
は、土壌栽培や水耕栽培を行う必要がなく、空気中の水
分だけで育成可能なエアープラントの栽培を行ってもよ
い。
【0033】
【発明の効果】前述のように、本発明によれば、種蒔作
業の煩雑さを解消することができるうえ、一般家庭での
室内栽培およびガーデニングにも利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の全体を示す斜視図であ
る。
【図2】前記実施形態のトレイを示す斜視図である。
【図3】前記実施形態のトレイの要部を示す拡大断面図
である。
【図4】前記実施形態のトレイの使用手順を説明する図
である。
【図5】前記実施形態の植物の成長過程を説明する図で
ある。
【図6】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態の空中庭園の全体を示す
斜視図である。
【図8】前記実施形態の空中庭園を別の角度から示す斜
視図である。
【図9】前記実施形態の空中庭園を示す模式断面図であ
る。
【図10】前記実施形態のトレイを示す斜視図である。
【図11】前記実施形態のタイル状のブロックユニット
を示す斜視図である。
【図12】前記実施形態のトレイの使用手順を説明する
図である。
【図13】本発明の第4実施形態に係る溶液栽培装置を
示す模式図である。
【図14】前記実施形態のトレイを示す斜視図である。
【図15】前記第5実施形態に係る溶液栽培装置を示す
模式図である。
【図16】前記実施形態のトレイを示す斜視図である。
【図17】本発明の変形例を示す斜視図である。
【図18】前記変形例の要部を示す拡大断面図である。
【図19】本発明の異なる変形例を示す斜視図である。
【図20】前記変形例の使用状態を示す断面図である。
【図21】本発明のさらに異なる変形例を示す断面図で
ある。
【図22】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
19,72,103 植物栽培用トレイの本体 19B 凹部 20 接着層 21,50B,101 植物の種子 50 皿形ブロックとして形成されたトレイ本体 102 凹部としての培養セル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定面積の皿状の本体を備え、この本体の
    底面に粘着力を有する接着層が層状に形成され、この接
    着層に植物の種子および菌株の少なくとも一方が固着さ
    れていることを特徴とする植物栽培用トレイ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の植物栽培用トレイにおい
    て、前記トレイの材質は、自然界において微生物が関与
    して低分子化合物に分解される高分子化合物およびその
    配合品であることを特徴とする植物栽培用トレイ。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の植物栽培
    用トレイにおいて、前記接着層には、植物の生育に必要
    な元素が含まれていることを特徴とする植物栽培用トレ
    イ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の植物栽培用トレイにおいて、前記接着層には、水分を
    多量に吸収可能な高分子吸収体が含まれていることを特
    徴とする植物栽培用トレイ。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の植物栽培用トレイにおいて、前記本体の底面には、前
    記植物の種子を収納する凹部が複数形成されていること
    を特徴とする植物栽培用トレイ。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の植物栽培用トレイにおいて、前記本体は、平面視で略
    正方形の皿形ブロックとして形成されていることを特徴
    とする植物栽培用トレイ。
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