JPH11234558A - テレビジョン映像のフリッカ検出方法および装置 - Google Patents

テレビジョン映像のフリッカ検出方法および装置

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JPH11234558A
JPH11234558A JP10028840A JP2884098A JPH11234558A JP H11234558 A JPH11234558 A JP H11234558A JP 10028840 A JP10028840 A JP 10028840A JP 2884098 A JP2884098 A JP 2884098A JP H11234558 A JPH11234558 A JP H11234558A
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television
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリッカの誤り検出をなくす。 【解決手段】 ROM9によりテレビジョン映像のフィ
ールド差を計算し、その計算結果と遅延した計算結果と
の相関をROM12により計算して1コマのフリッカを
検出する。パソコン15によりフリッカの連続性を調べ
ることにより最終的にフリッカの有無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン映像
のフリッカ検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映画制作やテレビジョン番組制作分野
で、特殊効果を演出するため、ひと駒間隔、あるいは、
短い駒の間隔で2つの異なる映像を互い違いに編集する
ことがある。また、ストロボ照明により同様の効果を演
出することがある。これらの映像は、テレビジョン画面
上で著しいフリッカとなって現れ、このような映像を光
のフリッカに敏感に反応する人が視聴すると、発作や痙
攣など体の異常を訴えることがある。
【0003】このような事故を未然に防ぐため、強度の
フリッカを検出し、危険画像と判断される場合はアラー
ムを発し、制作者に知らしめることが行われている。
【0004】フリッカ検出に関する従来技術としては、
フリッカを画面のカットチェンジと見なし、連続するカ
ットチェンジが発生するとき、フリッカとする判断する
技術が考えられる。この手法は、現在のフィールドまた
はフレームの空間的な位置を(i,j)とし、その輝度
をAn(i,j)、1フィールド前または1フレーム前の同一
位置の輝度をAn-1(i,j)とするとき、カットチェンジの
評価は、
【0005】
【数1】
【0006】で表すことができる。ただし、Tは適当な
値に設定したしきい値である。すなわち、連続するフィ
ールドまたはフレームの同一位置のフィールド差または
フレーム差の絶対値をそのフィールドまたはフレーム内
で積分し、その値があるしきい値を越えたときカットチ
ェンジと判断するものである。そして、このカットチェ
ンジが連続して発生するときフリッカと判断する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の欠点は、映
像に激しい動きがある場合やフェード交換の場合、連続
するフィールド差またはフレーム差が発生し、フリッカ
の誤検出が生ずる。さらに、微少なフリッカまで検出し
たい場合、数1式のしきい値Tを小さな値に設定する必
要があり、ますます、映像の動きやフェード切換をフリ
ッカと誤検出する確率が増大する。
【0008】そこで、本発明の目的は、映像の動きやフ
ェード切換えをフリッカと誤検出することのないテレビ
ジョン映像のフリッカ検出方法および装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、フリッカによる特殊効果
を発生するために2つのカットが互い違いになるように
編集されているフリッカ映像を含むテレビジョン映像信
号の中から前記フリッカ映像部分を検出するテレビジョ
ン映像のフリッカ検出方法において、前記テレビジョン
映像信号の中の時系列的な信号レベル変化に周期性があ
る部分を前記フリッカ映像として検出する検出ステップ
と、当該検出に応じてアラームを出力する出力ステップ
とを有することを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のテレ
ビジョン映像のフリッカ検出方法において、前記検出ス
テップは、前記テレビジョン映像信号のフィールド差ま
たはフレーム差を基本とする第1の評価関数の値を出力
するステップと、前記第1の評価関数の値を複数フィー
ルドまたは複数フレーム遅延して前記第1の評価関数の
値との数学的な相関を基本とする第2の評価関数の値を
出力するステップと、該第2の評価関数の値をフィール
ドまたはフレーム内で積分して、前記フリッカ映像の1
カット分を検出するステップと、該1カット分のフリッ
カの時系列的な連続を検出するステップとを有すること
を特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載のテレ
ビジョン映像のフリッカ検出方法において、前記テレビ
ジョン映像信号はNTSC信号またはテレビジョンの3
原色信号を予め定めた比率で混合した信号であることを
特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項2に記載のテレ
ビジョン映像のフリッカ検出方法において、前記検出ス
テップに先立って、前記テレビジョン映像信号に対して
水平方向かつ垂直方向の狭帯域のLPFを施すステップ
と、当該LPFの施された信号をダウンサンプルかつダ
ウンラインするステップとをさらに有し、該ステップに
より得られた信号に対して前記検出ステップを施すこと
を特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項2に記載のテレ
ビジョン映像のフリッカ検出方法において、前記第1評
価関数の各種の値をルックアップテーブルの形態で不揮
発性メモリに記憶しておき、テレビジョン映像信号と、
該テレビジョン映像信号を1フィールドまたは1フレー
ム遅延させた信号とを前記不揮発性メモリに与え、当該
2つの信号により定まるフィールド差またはフレーム差
に対応の第1評価関数の値を前記不揮発性メモリから出
力させることを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項2に記載のテレ
ビジョン映像のフリッカ検出方法において、前記第2評
価関数の各種の値をルックアップテーブルの形態で不揮
発性メモリ記憶しておき、第1評価関数の値と、該第1
の評価関数の値を遅延させた信号とを前記不揮発性メモ
リに与え、当該2つの信号により定まる第2評価関数の
値を前記不揮発性メモリから出力させることを特徴とす
る。
【0015】請求項7の発明は、請求項2に記載のテレ
ビジョン映像のフリッカ検出方法におおいて、前記テレ
ビジョン映像信号は、テレビジョンの3原色信号を予め
定めた比率で混合した複数色の信号であって、当該複数
色のそれぞれについて前記フリッカを検出すためのステ
ップを実行し、当該検出された色毎のフリッカの中の最
大のフリッカを最終的なフリッカとすることを特徴とす
る。
【0016】請求項8の発明は、フリッカによる特殊効
果を発生するために2つのカットが互い違いになるよう
に編集されているフリッカ映像を含むテレビジョン映像
信号の中から前記フリッカ映像部分を検出するテレビジ
ョン映像のフリッカ検出装置において、前記テレビジョ
ン映像信号の中の時系列的な信号レベル変化に周期性が
ある部分を前記フリッカ映像として検出する検出手段
と、当該検出に応じてアラームを出力する出力手段とを
具えたことを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項8に記載のテレ
ビジョン映像のフリッカ検出装置において、前記検出手
段は、前記テレビジョン映像信号のフィールド差または
フレーム差を基本とする第1の評価関数の値を出力する
第1の手段と、前記第1の評価関数の値を複数フィール
ドまたは複数フレーム遅延して前記第1の評価関数の値
との数学的な相関を基本とする第2の評価関数の値を出
力する第2の手段と、該第2の評価関数の値をフィール
ドまたはフレーム内で積分して、前記フリッカ映像の1
カット分を検出する第3の手段と、該1カット分のフリ
ッカの時系列的な連続を検出する第4の手段とを具えた
ことを特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、請求項9に記載のテ
レビジョン映像のフリッカ検出装置において、前記テレ
ビジョン映像信号はNTSC信号またはテレビジョンの
3原色信号を予め定めた比率で混合した信号であること
を特徴とする。
【0019】請求項11の発明は、請求項9に記載のテ
レビジョン映像のフリッカ検出装置において、前記検出
手段による処理に先立って、前記テレビジョン映像信号
に対して水平方向かつ垂直方向の狭帯域のLPFを施す
第5の手段と、当該LPFの施された信号をダウンサン
プルかつダウンラインする第6の手段とをさらに有し、
該第6の手段により得られた信号を前記検出手段に供給
することを特徴とする。
【0020】請求項12の発明は、請求項9に記載のテ
レビジョン映像のフリッカ検出装置において、前記第1
の手段は前記第1評価関数の各種の値をルックアップテ
ーブルの形態で記憶した不揮発性メモリであって、テレ
ビジョン映像信号と、該テレビジョン映像信号を1フィ
ールドまたは1フレーム遅延させた信号とを前記不揮発
性メモリに与え、当該2つの信号により定まるフィール
ド差またはフレーム差に対応の第1評価関数の値を前記
不揮発性メモリから出力させることを特徴とする。
【0021】請求項13の発明は、請求項9に記載のテ
レビジョン映像のフリッカ検出装置において、前記第2
の手段は、前記第2評価関数の各種の値をルックアップ
テーブルの形態で記憶した不揮発性メモリであって、第
1評価関数の値と、該第1の評価関数の値を遅延させた
信号とを前記不揮発性メモリに与え、当該2つの信号に
より定まる第2評価関数の値を前記不揮発性メモリから
出力させることを特徴とする。
【0022】請求項14の発明は、請求項9に記載のテ
レビジョン映像のフリッカ検出装置において、前記テレ
ビジョン映像信号は、テレビジョンの3原色信号を予め
定めた比率で混合した複数色の信号であって、当該複数
色のそれぞれについて複数の前記検出手段によりフリッ
カを検出し、当該検出された色毎のフリッカの中の最大
のフリッカを最終的なフリッカとすることを特徴とす
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0024】本発明のフリッカとは、2つの映像を短い
時間で互い違いに編集することによって生ずる。このこ
とを利用すると、ある時間で映像が明るい方向に変化す
ると、ある遅延を経て、その映像は暗い方向に変化する
はずである。また、逆に、ある時間で映像が暗い方向に
変化すると、ある遅延を経て、その映像は明るい方向に
変化するはずである。本願発明者はこの点に着目し、本
実施形態のフリッカ検出では、映像の輝度が変化した
ら、ある遅延を経て、もとの輝度に戻るか否かを調べ
る。ここで、映像の輝度の変化とはフィールド差または
フレーム差であり、もとの輝度に戻るとは前記フィール
ド差またはフレーム差に適当な遅延を施して、もとのフ
ィールド差またはフレーム差との相関を計算し、強い負
の相関が発生するとき、戻ったと解する。そして、この
ような輝度の変化と戻りが頻繁に発生するとき、すなわ
ち、輝度の変化に周期性があるときフリッカが発生した
と解する。
【0025】次に、本実施形態におけるフリッカ検出の
手法を説明する。図1は、映像のフレーム構成(フィー
ルド構成と読み変えてもよい。この場合、以下、フレー
ムをフィールドと置き換える)を示す。同図の○印と●
印は画素であり、映像は水平と垂直方向、そして、時間
方向のサンプリング構造をもっている。ここで、●印の
輝度を時間(t)方向にプロットした図を図2に示す。
今、フレーム1(t=1)からフレーム2(t=2)で
輝度が変化し、この変化がフレーム3(t=3)からフ
レーム4(t=4)でもとの輝度に戻ったとき、フリッ
カの1サイクル分が検出される。この変化が時間的に連
続して発生するとき、フリッカが検出されたと判断す
る。
【0026】輝度の変化とは、単純に、フレーム差で表
すことができる。今、第nフレームの位置(i,j)に
おけるフレーム差Dn(i,j)は、
【0027】
【数2】Dn(i,j)=An(i,j)−An-1(i,j) で表現できる。ここで、An(i,j)は第nフレームの位置
(i,j)における輝度レベルであり、An-1(i,j)は1
フレーム前の同一位置における輝度レベルである。一
方、n−k番目のフレーム差は、同様に、
【0028】
【数3】Dn-k(i,j)=An-k(i,j)−An-k-1(i,j) で表すことができる。Dn(i,j)とDn-k(i,j)が異符号の
時、輝度が変化し、kフレーム後にもとに戻ったと解す
ることができ、画素(i,j)におけるフリッカの1サ
イクル分が検出される。このような画素がフレーム内に
多くあることがフリッカの条件であり、フリッカの評価
関数を数学的な相関関数を用いて次式で定義する。すな
わち、
【0029】
【数4】
【0030】ただし、Nはフレーム内の画素の総数であ
る。この相関関数の値が負の大きな値をもつときが、フ
リッカの1サイクル分である。そして、このような状態
が時間的に連続して発生するとき、フリッカであると判
断する。
【0031】フリッカの検出において、フィールド差ま
たはフレーム差は重要な役割を演ずる。この値は、人の
刺激により近いものが好ましい。ある輝度変化がある場
合、明るいところにある輝度変化と暗いところにある輝
度変化では、同じレベルの輝度変化でも暗いところにあ
る輝度変化の方が人には敏感に感ずる。そこで、輝度変
化を輝度レベルで正規化したものを定義する。
【0032】
【数5】
【0033】ただし、Ao は分母、分子が小さな値とな
ると精度が低下することを防ぐためのあらかじめ設定さ
れたしきい値である。Bは演算回路のダイナミックレン
ジを調整する定数である。例えば、輝度が8bit(0
〜255)で表され、Dn(i,j)が8bit(−127〜
+127)で表される場合、Ao は最大輝度レベルの1
0%位、Ao =20〜25が適当であり、BはAn(i,j)
とAn-1(i,j)が如何なる値をとろうと数2式がクリップ
しない値、B=128が適当である。実際のハードウエ
アでは、この部分は入力16bit、出力8bitの読
出専用メモリ(ROM)で構成する。このため、フィー
ルド差またはフレーム差を基本とする多くのバリエーシ
ョンが考えられる。
【0034】次に、相関を計算するための数4式は、評
価値の単位がエネルギ(電力)の単位となる。このた
め、Dn(i,j)とDn-1(i,j)の小さな振幅では反応せず、
大きな振幅では急激に反応する欠点がある。このため、
評価値の単位をエネルギから振幅に改め、かつ、大きな
正の値をもったときフリッカの1サイクルが検出された
とするため、相関を基本とする評価関数の例を次のよう
に改める。
【0035】
【数6】
【0036】ただし、Cは出力のダイナミックレンジを
合わせる定数で、2つの入力を8bit(−127〜+
127)、出力を8bit(0〜255)とすると、出
力がクリップを受けない定数としてC=2が適当であ
る。この部分もまた、入力16bit、出力8bitの
読出専用メモリ(ROM)で構成すると便利であり、様
々なバリエーションが考えられる。
【0037】ここで、kとは輝度変化を起こしてもとに
戻るまでの遅延時間を、フィールドまたはフレーム周期
を単位として、その整数倍で表しているが、この遅延時
間は必ずしも一定とは限らない。例えば、フリッカの周
波数を3Hzから30Hzとすると、kの値は1フィー
ルドから10フィールドの全ての遅延をカバーしなけれ
ばならない。次節で述べる実施例では、kの値は1〜1
3フィールドの全ての遅延について相関評価値の演算を
行っている。
【0038】このようなフリッカ検出方法を使用するフ
リッカ検出装置の構成例を図3に示す。この装置は実際
に製作されたものであり良好に動作することが確認され
ている。
【0039】入力信号(IN)は、NTSC信号、また
は、テレビジョンの3原色(赤,緑,青)信号を適当な
比率で混同した信号である。ここで、テレビジョンの3
原色信号を適当な比率で混合することは、フィルムの3
原色(マゼンタ,シアン,黄)がテレビジョンと異な
り、フリッカとしてマゼンタ・シアンの色軸を用いるこ
とが多いためである。しかるに、本実施形態では「入力
信号としてNTSC信号、または、テレビジョンの3原
色(赤,緑,青)信号を適当な比率で混合した信号を用
いる」ことを特徴とする。
【0040】入力信号(IN)をA/D変換器2でデジ
タル化する前にLPF(ローパスフィルタ)1をかけ
る。本実施形態のフリッカ検出は大面積フリッカを検出
するものであり、空間解像度は相当低くてよい。このた
め、A/D変換器2のクロック周波数を70倍のライン
周波数(fH )に選ぶ。このとき、サンプリング周波数
は約1.1MHzとなり、LPF1の帯域はおよそ0.
5MHzである。A/D変換器2は8bitのものを用
い、A/D変換器2の入力を、黒信号がデジタルレベル
で0、白ピークがデジタルレベルで255になるよう調
整する。
【0041】A/D変換器2の出力に簡単な水平LPF
(タップ係数:1/4,1/2,1/4)3を施したあ
と、サンプリング回路4でサンプリング周波数を半分に
ダウンサンプルする。このとき、サンプリング周波数は
35fH に減ずる。次に、16ライン和5で構成される
垂直LPFを施し、10ラインあたり1ラインのダウン
ラインが行われる。ダウンラインはマド発生(器)6で
行われ、マド発生6は同時に、映像のブランキング期間
を除去することも行う。マド発生では、水平の有効画素
数を25画素、垂直の有効ライン数をフィールドあたり
21ラインにダウンラインするマドを発生し、マドの期
間、映像がFIFO(ファーストインファーストアウト
メモリ)7に書き込まれる。FIFO7に書き込まれる
映像は、25画素×21ライン=525サンプル/フィ
ールドである。しかるに、本実施形態では「水平方向、
かつ、垂直方向に狭帯域のLPFを施し、映像信号をダ
ウンサンプル、かつ、ダウンラインする」ことをも特徴
とする。
【0042】FIFO7に書き込まれた信号は、2fH
の速度で読み出され、フィールド遅延(回路)8に入力
される。FIFO7の出力とフィールド遅延8の出力
は、ROM(読出し専用メモリ)9によりフィールド差
を基本とする評価関数の値に変換される。評価関数は、
前で述べたように、必ずしもフィールド差である必要は
なく、フィールド差を輝度レベルで正規化した値など様
々なバリエーションが考えられる。これら考えられるバ
リエーションを図4に示す。しかるに、本実施形態では
「フィールド差またはフレーム差を基本とする第1の評
価関数」を特徴し、また、「フィールド差またはフレー
ム差を基本とする第1の評価関数を読出し専用メモリ
(ROM)で発生させる」ことを特徴とする。
【0043】フィールド差を基本とする評価関数の値
は、kフィールド(k=1〜13)遅延10の遅延を受
け、遅延を受けた信号ともとの信号との間で相関評価値
が出力される。通常、数学でいう相関とは2つの信号の
積の総和で定義され、このとき、相関評価値とは遅延を
受けた信号と、もとの信号の積で定義される。しかしな
がら、このまま、積と定義すると、その値はエネルギ
(電力)の単位となり、前で述べたとおり、小さな変化
で反応しない欠点を有する。ここでは、遅延を受けた信
号ともとの信号の極性が同符号の時0を出力し、異符号
の時、積に“−”(マイナス符号)を施したものの平方
根で定義することによって、エネルギではなく振幅の単
位の信号として出力する。この他にも、図5のような様
々なバリエーションが考えられ、第2の評価関数をRO
M12で発生させると便利である。しかるに、本実施形
態では「前記第1の評価関数を複数フィールドまたは数
フレーム遅延して、前記第1の評価関数と前記第1の評
価関数を遅延した信号を入力し、相関を基本とする第2
の評価関数を出力する」ことを特徴とし、また、「第2
の評価関数を読出し専用メモリ(ROM)で発生させ
る」ことを特徴とする。
【0044】第2の相関評価値は、kフィールド遅延
(k=1〜13)の各kについて発生し、各kについて
それぞれフィールド内(個数:525)で積分される。
kフィールド遅延10の各kのそれぞれを多重回路11
により多重してひとつの信号にしておくと、各kについ
ての相関評価値の発生と積分がひとつの回路(積分回路
13)で実現でき、装置化が単純となる。
【0045】各kについての相関評価値はFIFO14
を介してパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)に
取り込まれる。パソコン15では、相関評価値をオシロ
スコープのように表示(器)16に表示するとともに、
相関評価値があらかじめ設定したしきい値を越え、そが
時間的に連続して発生したことを検出したとき、フリッ
カの周波数とその持続時間を算出し、この周波数と持続
時間があらかじめ定められた危険条件を越えたとき、ア
ラームを発する。また、アラームの記録をファイルに残
し、自動記録する機能も備えている。これら、パソコン
で行う機能は、既知の技術を使用することができる。
【0046】2つのカットを互い違いに編集した映像の
中には、輝度の変化がなく色のみが変化するものがあ
る。入力信号をNTSC信号または輝度信号とする1台
の装置では、このようなフリッカは検出できない。そこ
で同じ特性の図3のシステムを持つフリッカ検出装置を
2台または3台用意し、それぞれのフリッカ検出装置
に、テレビジョンの3原色信号を適当な比率で混合した
新たな3原色信号をそれぞれのフリッカ検出装置に入力
させる。そして、2台または3台のフリッカ検出装置の
中で最大のフリッカが検出されたものを、総合的なフリ
ッカ出力とする。この実施形態を図6に示す。
【0047】図6において、テレビジョンの3原色信号
(赤,緑,青)は、マトリックス21により適当な重み
係数(負の係数も可)で加算混合される。ここで用いる
マトリックスは、NTSCエンコーダで用いるRGBか
らYUVを生成するマトリックスである必要はない。フ
リッカ検出装置22を3台用いる場合は、RGB信号ま
たはYUV信号の3原色信号で問題ないが、2台の場合
は、1台をY信号、もう1台をマゼンタ・シアン系の信
号、例えばR−Bのような混合が適当であろう。2台ま
たは3台で検出したフリッカは、図3の第2番目のFI
FO14を通して1台のパソコン15に取り込まれる。
パソコン15では、最もフリッカの大きなものを総合的
なフリッカ検出の出力として表示すればよい。しかるに
「2台または3台の同じフリッカ検出装置を使用し、そ
れぞれのフリッカ検出装置22にテレビジョンの3原色
信号を適当な比率で混合したそれぞれ2つまたは3つの
信号をそれぞれ入力し、最大のフリッカを検出したもの
をその2台または3台の総合的なフリッカ検出の出力と
すること」も本実施形態の特徴である。
【0048】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、2つの映像を短い時間で互い違いに編集することに
よって生ずるフリッカを検出することを目的として、フ
リッカとは映像の変化に対してある遅延を経て、その変
化がもとに戻るという性質を利用して、その評価関数
を、フィールド差またはフレーム差の遅延を経た数学的
な相関、または、相関を変形した評価関数に基づく、新
しい手法のフリッカ検出手法またはその装置を提供する
ことができる。
【0049】フリッカは大面積フリッカとして扱うこと
ができる。このため、入力信号として狭帯域LPFを用
い、大幅なダウンサンプル、ダウンラインを行うことが
できる。また、本発明の心臓部であるフィールド差また
はフレーム差に基づく評価関数や相関に基づく評価関数
はROMにより発生させることで、ハードウエアを著し
く簡略化している。さらに、相関評価値をパソコンに取
り込むことによって、ビジュアルな表示が可能であり、
あらかじめ危険条件を設定して、これを越えたときアラ
ームを発し、記録をファイルに残すことも可能となる。
【0050】なお、以上の説明における輝度は必ずしも
色光学的な狭義の輝度に限定する必要はなく、各種の映
像信号における信号レベルと読み替えることができるこ
とは勿論である。
【0051】最後に、実際にハードウエア化を行い、そ
の性能を確認した結果、十分な確度でフリッカの検出が
できることが確認された。
【0052】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。
【0053】1)上述の実施形態では複数のデジタル回
路でフリッカ検出装置を構成しているが、デジタル回路
の機能をパソコン15のソフトウェアにより実現するこ
とも可能である。
【0054】2)上述の実施形態では回路9、12にR
OMを使用しているが、ROMの他にEEPROMなど
の不揮発性メモリを使用することができる。
【0055】3)ROM9、12にはルックアップテー
ブルの形態で出力すべき値が記憶されている。ルックア
ップテーブルとは、たとえば、図4の例1で示される計
算式の値をX、Yで定まる記憶領域にZの値を記憶した
テーブルのことである。したがって、計算式に代入する
X、Yの値をアドレスとしてROMに与えると対応する
記憶領域からZのの値が読み出されROMから出力され
る。
【0056】ROM9、12の代わりに予め定めた演算
式(図4、図5参照)を演算回路により実行してもよい
が、ROMを使用する方が計算速度が速い。
【0057】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜14
の発明によれば、フリッカ、すなわち、2つの映像が互
い違いに編集された映像部分には、映像の変化に周期性
があるという点に本願発明者は気が付き、この性質を利
用してテレビジョン映像の中のフリッカ部分を検出す
る。これにより、従来の映像の変化のみだけを検出する
従来例に比べ、誤り検出が大幅に減少する。映像の変化
の周期性を検出するためにはフィールド差またはフレー
ム差の遅延を経た数学的相関(あるいは相関を変形した
評価関数)を使用する。テレビジョン映像信号をダウン
サンプル、ダウンラインすることにより、あるいはフィ
ールド差またはフレーム差の計算や、数学的相関の計算
を不揮発性メモリにより行うことによりフリッカ検出の
ための処理時間を短くすることができる。また、検出対
象のテレビジョン映像信号の輝度信号や特定の混合され
た色信号を使用することによりフリッカは一般的なフリ
ッカや特定色のフリッカを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】映像のフレーム構造を示す説明図である。
【図2】本発明実施形態のフリッカ検出の原理を説明す
るための波形図である。
【図3】本発明実施形態の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図4】ROM9の処理内容を示す説明図である。
【図5】ROM12の処理内容を示す説明図である。
【図6】フリッカ検出装置のたの形態例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 LPF 2 A/D変換器 3 水平LPF 4 サンプリング回路 5 垂直LPF 6 マド発生(器) 7、14 FIFO 8 フィールド遅延 9 フィールド差(ROM) 10 Kフィールド遅延 11 多重回路 12 相関評価値(ROM) 13 積分回路 15 パソコン 16 表示(器)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリッカによる特殊効果を発生するため
    に2つのカットが互い違いになるように編集されている
    フリッカ映像を含むテレビジョン映像信号の中から前記
    フリッカ映像部分を検出するテレビジョン映像のフリッ
    カ検出方法において、 前記テレビジョン映像信号の中の時系列的な信号レベル
    変化に周期性がある部分を前記フリッカ映像として検出
    する検出ステップと、 当該検出に応じてアラームを出力する出力ステップとを
    有することを特徴とするテレビジョン映像のフリッカ検
    出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテレビジョン映像のフ
    リッカ検出方法において、前記検出ステップは、前記テ
    レビジョン映像信号のフィールド差またはフレーム差を
    基本とする第1の評価関数の値を出力するステップと、
    前記第1の評価関数の値を複数フィールドまたは複数フ
    レーム遅延して前記第1の評価関数の値との数学的な相
    関を基本とする第2の評価関数の値を出力するステップ
    と、該第2の評価関数の値をフィールドまたはフレーム
    内で積分して、前記フリッカ映像の1カット分を検出す
    るステップと、該1カット分のフリッカの時系列的な連
    続を検出するステップとを有することを特徴とするテレ
    ビジョン映像のフリッカ検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のテレビジョン映像のフ
    リッカ検出方法において、前記テレビジョン映像信号は
    NTSC信号またはテレビジョンの3原色信号を予め定
    めた比率で混合した信号であることを特徴とするテレビ
    ジョン映像のフリッカ検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のテレビジョン映像のフ
    リッカ検出方法において、前記検出ステップに先立っ
    て、前記テレビジョン映像信号に対して水平方向かつ垂
    直方向の狭帯域のLPFを施すステップと、当該LPF
    の施された信号をダウンサンプルかつダウンラインする
    ステップとをさらに有し、該ステップにより得られた信
    号に対して前記検出ステップを施すことを特徴とするテ
    レビジョン映像のフリッカ検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のテレビジョン映像のフ
    リッカ検出方法において、前記第1評価関数の各種の値
    をルックアップテーブルの形態で不揮発性メモリに記憶
    しておき、テレビジョン映像信号と、該テレビジョン映
    像信号を1フィールドまたは1フレーム遅延させた信号
    とを前記不揮発性メモリに与え、当該2つの信号により
    定まるフィールド差またはフレーム差に対応の第1評価
    関数の値を前記不揮発性メモリから出力させることを特
    徴とするテレビジョン映像のフリッカ検出方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のテレビジョン映像のフ
    リッカ検出方法において、前記第2評価関数の各種の値
    をルックアップテーブルの形態で不揮発性メモリ記憶し
    ておき、第1評価関数の値と、該第1の評価関数の値を
    遅延させた信号とを前記不揮発性メモリに与え、当該2
    つの信号により定まる第2評価関数の値を前記不揮発性
    メモリから出力させることを特徴とするテレビジョン映
    像のフリッカ検出方法。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のテレビジョン映像のフ
    リッカ検出方法におおいて、前記テレビジョン映像信号
    は、テレビジョンの3原色信号を予め定めた比率で混合
    した複数色の信号であって、当該複数色のそれぞれにつ
    いて前記フリッカを検出すためのステップを実行し、当
    該検出された色毎のフリッカの中の最大のフリッカを最
    終的なフリッカとすることを特徴とするテレビジョン映
    像のフリッカ検出方法。
  8. 【請求項8】 フリッカによる特殊効果を発生するため
    に2つのカットが互い違いになるように編集されている
    フリッカ映像を含むテレビジョン映像信号の中から前記
    フリッカ映像部分を検出するテレビジョン映像のフリッ
    カ検出装置において、 前記テレビジョン映像信号の中の時系列的な信号レベル
    変化に周期性がある部分を前記フリッカ映像として検出
    する検出手段と、 当該検出に応じてアラームを出力する出力手段とを具え
    たことを特徴とするテレビジョン映像のフリッカ検出装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のテレビジョン映像のフ
    リッカ検出装置において、前記検出手段は、前記テレビ
    ジョン映像信号のフィールド差またはフレーム差を基本
    とする第1の評価関数の値を出力する第1の手段と、前
    記第1の評価関数の値を複数フィールドまたは複数フレ
    ーム遅延して前記第1の評価関数の値との数学的な相関
    を基本とする第2の評価関数の値を出力する第2の手段
    と、該第2の評価関数の値をフィールドまたはフレーム
    内で積分して、前記フリッカ映像の1カット分を検出す
    る第3の手段と、該1カット分のフリッカの時系列的な
    連続を検出する第4の手段とを具えたことを特徴とする
    テレビジョン映像のフリッカ検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のテレビジョン映像の
    フリッカ検出装置において、前記テレビジョン映像信号
    はNTSC信号またはテレビジョンの3原色信号を予め
    定めた比率で混合した信号であることを特徴とするテレ
    ビジョン映像のフリッカ検出装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のテレビジョン映像の
    フリッカ検出装置において、前記検出手段による処理に
    先立って、前記テレビジョン映像信号に対して水平方向
    かつ垂直方向の狭帯域のLPFを施す第5の手段と、当
    該LPFの施された信号をダウンサンプルかつダウンラ
    インする第6の手段とをさらに有し、該第6の手段によ
    り得られた信号を前記検出手段に供給することを特徴と
    するテレビジョン映像のフリッカ検出装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載のテレビジョン映像の
    フリッカ検出装置において、前記第1の手段は前記第1
    評価関数の各種の値をルックアップテーブルの形態で記
    憶した不揮発性メモリであって、テレビジョン映像信号
    と、該テレビジョン映像信号を1フィールドまたは1フ
    レーム遅延させた信号とを前記不揮発性メモリに与え、
    当該2つの信号により定まるフィールド差またはフレー
    ム差に対応の第1評価関数の値を前記不揮発性メモリか
    ら出力させることを特徴とするテレビジョン映像のフリ
    ッカ検出装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載のテレビジョン映像の
    フリッカ検出装置において、前記第2の手段は、前記第
    2評価関数の各種の値をルックアップテーブルの形態で
    記憶した不揮発性メモリであって、第1評価関数の値
    と、該第1の評価関数の値を遅延させた信号とを前記不
    揮発性メモリに与え、当該2つの信号により定まる第2
    評価関数の値を前記不揮発性メモリから出力させること
    を特徴とするテレビジョン映像のフリッカ検出装置。
  14. 【請求項14】 請求項9記載のテレビジョン映像のフ
    リッカ検出装置において、前記テレビジョン映像信号
    は、テレビジョンの3原色信号を予め定めた比率で混合
    した複数色の信号であって、当該複数色のそれぞれにつ
    いて複数の前記検出手段によりフリッカを検出し、当該
    検出された色毎のフリッカの中の最大のフリッカを最終
    的なフリッカとすることを特徴とするテレビジョン映像
    のフリッカ検出装置。
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