JPH11232564A - 侵入検知システム - Google Patents

侵入検知システム

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JPH11232564A
JPH11232564A JP10316585A JP31658598A JPH11232564A JP H11232564 A JPH11232564 A JP H11232564A JP 10316585 A JP10316585 A JP 10316585A JP 31658598 A JP31658598 A JP 31658598A JP H11232564 A JPH11232564 A JP H11232564A
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JP
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light
detection system
intrusion detection
light beam
unnecessary
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JP10316585A
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English (en)
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David I Mckenney
アイ. マッケンニー デビッド
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C&K Systems Inc
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C&K Systems Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/18Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength
    • G08B13/189Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems
    • G08B13/19Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using infrared-radiation detection systems
    • G08B13/193Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using infrared-radiation detection systems using focusing means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤警報の少ない侵入検知システムを提供する。 【解決手段】侵入検知システム11は、入ってきた赤外
線を光線検知器26上で集光させるための複合レンズ1
4と、赤外線を入り込ませて湾曲鏡24によって光線検
知器26上に集光させる窓とを備えている。また、光線
検知器26を覆うように、昆虫の侵入を遮断する昆虫排
除囲いが設けられている。昆虫排除用囲いは、複合レン
ズ14−光線検知器26間、窓−光線検知器26間の光
路を確保しており、光路に影響を及ぼす直径約1mm以上
の物体の侵入を防止している。そして、昆虫排除用囲い
は、光線検知器26上に集光しない不要光線を吸収した
り、散乱させたりするために、着色されたり、内壁が織
物地状にされたり、起伏が設けられたりしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線を利用した
防犯用侵入検知システム(以下、単に侵入検知システム
という)に関するものであり、特に、光線検知器上に焦
点が合わない不要な光線を抑制するための方法、および
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤外線を利用した侵入検知システムは、
入ってきた赤外線を光線検知器上に集光させるための複
数の焦点ラインを有するレンズを有している。また、光
線検知器の周囲を覆う囲い部材が、昆虫の侵入を排除す
る。囲い部材には、レンズ−光線検知器間の光路として
の空間が確保されている。レンズによって光線検知器以
外の場所に焦点が合った光線は、不要な光線(以下、単
に不要光線という)であり、そのような光線が昆虫排除
用の囲いの内側で再度反射することによって、誤った侵
入の検知を誘発する線源となってしまうものと考えられ
る。光線検知器に届く不要光線を減少させることは、赤
外線を利用した侵入検知システムを改良することにつな
がり、誤警報(誤検知)を最小限にすることに帰結す
る。
【0003】US特許No.4268347号(Ric
hard B.Stephens1981.5.19発
効)は、誘電性材料の表面をエッチング処理(particle
track etching)して、表面の反射性を変化させる方法
について述べている。織物地状の表面には、円錐形の空
洞部が形成されている。かかる織物地状の表面が、光線
の反射を減少させることについては記載されているが、
赤外線への応用については、何ら記述されていない。
【0004】US特許No.4271358号(Fra
nk Schwarz 1981.6.2発効)は、赤
外線検知器のハウジングに、ポリエチレンのようなポリ
オレフィン樹脂(polyhydrocarbon plastics)を使用す
ること、およびそれらの樹脂に、可視光線を良く吸収し
赤外線より長い波長の光線をあまり吸収しない染料ある
いは色素を加えることについて述べている。
【0005】US特許No.5424718号(Kur
t Muhler他 1995.1.13発効)は、必
要な周波数の光線以外の光線による誤警報を防止するた
めに光線の散乱を利用した赤外線侵入検知器について述
べている。光線を集光させる鏡は、必要な赤外線を選び
出すための粗い表面を有している。赤外線光線は、6〜
15μmの波長領域において、鏡の形状にしたがって反
射し、集光される。かかる際に、約0.4μm以下から
3μmの波長を有する可視光線、近赤外線の範囲外の波
長を有する光線は散乱される。しかしながら、赤外線以
外の光線は散乱しないため、それらの光線が誤って検知
される事態を防止することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、赤外
線を利用した侵入検知システムに入り込む不必要な光線
(以下、不要光線という)を吸収すること、または散乱
させることにある。本発明の他の目的は、不要光線を吸
収する手段を設けることにより、侵入検知システムの性
能を改良し、誤警報(誤検知)を減少させることにあ
る。また、本発明の目的は、不要光線を吸収するため
に、侵入検知システムの昆虫排除囲いの周壁に着色を施
すことにある。本発明の他の目的は、不要光線を散乱さ
せるために、侵入検知システム内の昆虫排除囲いの内壁
に、織物地状の表面を設けることにある。本発明の他の
目的は、侵入検知システムの昆虫排除囲いの内側に起伏
状の表面を設け、その起伏状表面の谷の部分において不
要光線を多重に反射させて、不要光線を減衰させること
にある。本発明の他の目的は、昆虫排除囲いの内部へ所
定の部材を挿入するとともに、不要光線を吸収させ、あ
るいは散乱させるために、その部材の壁に着色を施した
り、その部材の壁を織物地状にしたり、起伏状にしたり
して、既存の侵入検知システムの性能を改良することで
ある。本発明のさらなる目的は、昆虫を排除するための
密閉式ハウジングと、不要な赤外線を吸収し、または散
乱させるための囲い部材とを有する侵入検知システムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
に記載された発明の構成は、光線を焦点に集めるための
複合レンズを有する前側組立部材と、前記光線を検知す
るための光線検知手段およびその光線検知手段によって
検知された光線を処理する回路を有する回路基板と、前
記前側組立部材とともに前記回路基板を覆う後側組立部
材とを有しており、かつ、前記前側組立部材が、前記複
合レンズに、前記光線検知器への昆虫の侵入を防ぐ昆虫
排除手段と、光線検知器への不要光線の到達を防止する
防止手段とを有している侵入検知システムにある。請求
項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された
発明において、前記昆虫排除手段が、前記複合レンズと
隣接する第1の端部に設けられた第1の開口部と、前記
回路基板から突出した光線検知器を嵌め込むための前記
第1の開口部より小さい第2の開口部とを有しているこ
とにある。請求項3に記載された発明の構成は、請求項
1に記載された発明において、前記昆虫排除手段が、前
記不要光線を吸収するための着色を施したものであるこ
とにある。請求項4に記載された発明の構成は、請求項
1に記載された発明において、前記昆虫排除手段が、前
記不要光線を散乱させるための織物地状表面を有してい
ることにある。請求項5に記載された発明の構成は、請
求項1に記載された発明において、前記昆虫排除手段
が、前記不要光線を前記光線検知手段上に反射させるこ
とを防止するための起伏状表面を有していることにあ
る。請求項6に記載された発明の構成は、請求項1に記
載された発明において、前記前側組立部材が、下端に光
線を受けるためのもう一つの窓を有しており、かつ、前
記窓から入った光線が、前記光線検知器上に光線を反射
させるために光線検知器の上部に設けられた鏡に当たる
ことにある。請求項7に記載された発明の構成は、請求
項3に記載された発明において、前記昆虫排除手段に施
された着色が黒色であることにある。請求項8に記載さ
れた発明の構成は、請求項4に記載された発明におい
て、前記織物地状の表面が、平滑な基準面から上下にラ
ンダムな変位を繰り返しており、三次元凹凸構造を形成
していることにある。請求項9に記載された発明の構成
は、請求項5に記載された発明において、前記起伏状の
表面が、前記不要光線の反射を減衰させるための谷部分
と、山部分とを有していることにある。請求項10に記
載された発明の構成は、請求項2に記載された発明にお
いて、前記昆虫排除手段の前記第2の開口部が、前記回
路基板に取り付けられたときに、第2の開口部の周囲が
シール部材によってシールされることにある。
【0008】請求項11に記載された発明の構成は、光
線を焦点に集めるための複合レンズを有する前側組立部
材と、前記光線を検知するために前記複合レンズと向か
い合うように配置させた光線検知器および検知した光線
を処理するための回路を有する回路基板と、前記前側組
立部材とともに前記回路基板を覆う後側組立部材とを有
しており、かつ、前記前側組立部材が、前記複合レンズ
に、前記光線検知器への昆虫の侵入を防ぐ昆虫排除手段
を付設したものであるとともに、その昆虫排除手段の内
部に、不要光線を抑制する抑制手段を設けたものである
侵入検知システムにある。請求項12に記載された発明
の構成は、請求項11に記載された発明において、前記
昆虫排除手段と前記抑制手段が、前記複合レンズと隣接
する第1の端部に設けられた第1の開口部と、前記回路
基板から突出した光線検知器を嵌め込むための前記第1
の開口部より小さい第2の開口部とを有していることに
ある。請求項13に記載された発明の構成は、請求項1
1に記載された発明において、前記抑制手段が、前記不
要光線を吸収するための着色を施したものであることに
ある。請求項14に記載された発明の構成は、請求項1
1に記載された発明において、前記抑制手段が、前記不
要光線を散乱させるための織物地状表面を有しているこ
とにある。請求項15に記載された発明の構成は、請求
項11に記載された発明において、前記抑制手段が、前
記不要光線を前記光線検知手段上に反射させることを防
止するための起伏状表面を有していることにある。請求
項16に記載された発明の構成は、請求項11に記載さ
れた発明において、前記前側組立部材が、下端に光線を
受けるためのもう一つの窓を有しており、かつ、前記窓
から入った光線が、前記光線検知器上に光線を反射させ
るために光線検知器の上部に設けられた鏡に当たること
にある。請求項17に記載された発明の構成は、請求項
13に記載された発明において、前記昆虫排除手段に施
された着色が黒色であることにある。請求項18に記載
された発明の構成は、請求項14に記載された発明にお
いて、前記織物地状の表面が、平滑な基準面から上下に
ランダムな変位を繰り返しており、三次元凹凸構造を形
成していることにある。請求項19に記載された発明の
構成は、請求項15に記載された発明において、前記起
伏状の表面が、前記不要光線の反射を減衰させるための
谷部分と、山部分とを有していることにある。
【0009】請求項20に記載された発明の構成は、光
線を焦点に集めるための複合レンズを有する前側組立部
材と、前記光線を検知するための光線検知手段およびそ
の光線検知手段によって検知された光線を処理する回路
を有する回路基板と、前記光線検知器の周囲に配置され
る第1の開口部および前記複合レンズと向かい合う第2
の開口部を備えており、不要光線を抑制する隔壁部材
と、前記前側組立部材とともに前記回路基板を覆って昆
虫の侵入を排除する後側組立部材とを有している侵入検
知システムにある。請求項21に記載された発明の構成
は、請求項20に記載された発明において、前記隔壁部
材が、前記焦点に集められる光線を受け入れるために、
前記第2の開口部を前記複合レンズの前面に位置させて
いるとともに、その第2の開口部によって受け入れられ
た光線を前記回路基板から突出した光線検知器に検知さ
せるように、前記第1の開口部を前記第2の開口部より
小さく開口していることにある。請求項22に記載され
た発明の構成は、請求項20に記載された発明におい
て、前記隔壁部材が、前記不要光線を吸収するために着
色を施したものであることにある。請求項23に記載さ
れた発明の構成は、請求項20に記載された発明におい
て、前記隔壁部材が、前記不要光線を散乱させるための
織物地状表面を有していることにある。請求項24に記
載された発明の構成は、請求項20に記載された発明に
おいて、前記隔壁部材が、前記不要光線を前記光線検知
手段上に反射させることを防止するための起伏状表面を
有していることにある。請求項25に記載された発明の
構成は、請求項20に記載された発明において、前記前
側組立部材が、下端に光線を受けるためのもう一つの窓
を有しており、かつ、前記窓から入った光線が、前記光
線検知器上に光線を反射させるために光線検知器の上部
に設けられた鏡に当たることにある。請求項26に記載
された発明の構成は、請求項22に記載された発明にお
いて、前記昆虫排除手段に施された着色が黒色であるこ
とにある。請求項27に記載された発明の構成は、請求
項23に記載された発明において、前記織物地状の表面
が、平滑な基準面から上下にランダムな変位を繰り返し
ており、三次元凹凸構造を形成していることにある。請
求項28に記載された発明の構成は、請求項24に記載
された発明において、前記起伏状の表面が、前記不要光
線の反射を減衰させるための谷部分と、山部分とを有し
ていることにある。
【0010】請求項29に記載された発明の構成は、光
線を焦点に集めるための複合レンズを有する前側組立部
材を設ける工程、検知された光線を処理するための回路
を有する回路基板上に設けられた光線検知手段によって
光線を検知する工程、前記回路基板の片面に取り付け可
能に形成されており前記前側組立部材と合着する後側組
立部材を用いて全体を覆う工程、前記光線検知器への不
要光線の到達を防止するために、前側組立部材の内部に
おいて、昆虫の侵入を排除するとともに光線検知器へ悪
影響が及ぶことを防止するために前記複合レンズに抑制
手段を取り付ける工程を含んでいる侵入検知システムに
おける不要光線の除去方法にある。請求項30に記載さ
れた発明の構成は、請求項29に記載された発明におい
て、前記不要光線を吸収するために、前記抑制手段を着
色する工程を含んでいることにある。請求項31に記載
された発明の構成は、請求項29に記載された発明にお
いて、前記不要光線を散乱させるために、前記抑制手段
に織物地状表面を設ける工程を含んでいることにある。
請求項32に記載された発明の構成は、請求項29に記
載された発明において、前記不要光線を前記光線検知手
段上へ反射させることを防止するするために、前記抑制
手段に起伏状表面を設ける工程を含んでいることにあ
る。請求項33に記載された発明の構成は、請求項29
に記載された発明において、前記起伏状の表面を設ける
工程が、前記不要光線の反射を減衰させるための谷部分
と、山部分とを設ける工程を含んでいることにある。
【0011】請求項34に記載された発明の構成は、光
線を焦点に集めるための複合レンズを有する前側組立部
材を備える工程、検知された光線を処理するための回路
を有する回路基板上に設けられた光線検知手段によって
光線を検知する工程、前記回路基板の片面に取り付け可
能に形成されており前記前側組立部材と合着する後側組
立部材を用いて全体を覆う工程、前記複合レンズに付設
されているとともに前記前側組立部材内に位置した遮蔽
手段によって前記光線検知手段から昆虫を排除する工
程、不要光線を抑制するために前記遮蔽手段を内部に設
置する工程を含んでいる侵入検知システムにおける不要
光線の抑制方法にある。請求項35に記載された発明の
構成は、請求項34に記載された発明において、前記不
要光線を吸収するために、前記遮蔽手段を着色する工程
を含んでいることにある。請求項36に記載された発明
の構成は、請求項34に記載された発明において、前記
不要光線を散乱させるために、前記遮蔽手段に織物地状
表面を設ける工程を含んでいることにある。請求項37
に記載された発明の構成は、請求項34に記載された発
明において、前記不要光線を前記光線検知手段上へ反射
させることを防止するするために、前記遮蔽手段に起伏
状表面を設ける工程を含んでいることにある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、侵入検知システム11の
前側組立部材10の分解斜視図であり、光線検知器(赤
外線検知器)26上に集光しない不要光線を吸収した
り、散乱させたりするための手段を設けた昆虫排除囲い
12(昆虫排除手段、遮蔽手段)の具体例が示されてい
る。昆虫排除囲い12は、光路を妨げる(光路に影響を
及ぼす)直径約1mm以上の物体の侵入を排除すること
によって、複合レンズ14−光線検知器26間、窓(窓
枠18)−光線検知器26間の光路としての空間を確保
している。不要光線を低減することは、本発明の如き侵
入検知システムにとっては、誤警報を最小限に留めるこ
とにより作動性能を改良することに帰着する。複合レン
ズ14は、昆虫排除囲い12の前方に取り付けられてお
り、システムの中に入る赤外線を光線検知器26上に集
光させるための複数の焦点線を有している。光線検知器
26は、複合レンズ14の焦点およびカーブした湾曲鏡
24の近くに位置している。窓枠18は、複合レンズ1
4とともに、光線検知器26に到達する光線の侵入路と
なる。前側ハウジング16は、複合レンズ14と昆虫排
除囲い12とを囲んでいる。
【0013】図2は、侵入検知システム11の後側組立
部材20の分解斜視図である。回路基板22は、光線検
知器26、光線検知器26の上方に位置しており光線検
知器26上に光線を反射させるためのカーブした湾曲鏡
24、光線検知器26の周縁に当着されており昆虫排除
囲い12の片端と接合するガスケット28、その他の回
路等を有しており、前側組立部材16、およびその前側
組立部材16と嵌合合着する後側組立部材20との中間
に設けられている。前側組立部材16および後側組立部
材20は、互いに、嵌合合着するようになっている。な
お、種々の目的で、後側組立部材20に開口部分(隙
間)が形成されてしまうこともあるが、この開口部分が
昆虫の侵入口となってしまう。
【0014】図3は、複合レンズ14に近接した広幅な
第1の開口部(前方開口部)30と、湾曲鏡24および
光線検知器26を嵌め込むための第2の開口部(小型開
口部)32とを有する昆虫排除囲い12の斜視図であ
る。また、図4は、昆虫排除囲い12の正面図であり、
側壁31と、後方に設けられた第1の開口部32とが示
されている。
【0015】図5は、昆虫排除囲い12、複合レンズ1
4、および光線検知器26の断面図であり、昆虫排除囲
い12に着色が施されていない場合、織物地状部分、お
よび/または起伏状部分が設けられていない場合におけ
る不要光線の光路の一例が示されている。また、直接的
に光線検知器26へ到達する有用な光線(不要でない光
線)の光路36も示されている。光路34で示される不
要光線は、昆虫排除囲い12の内部で、反射を繰り返し
た後に、光線検知器26へ到達する。
【0016】図6は、着色された昆虫排除囲い12を示
す断面図である(着色部分は40で示されている)。光
路38で示される不要光線が、昆虫排除囲い12の側壁
41で吸収されている様子が示されている。最も効果的
に不要光線を吸収するためには、昆虫排除囲い12を黒
色に着色することが必要である。なお、昆虫排除囲い1
2を射出成形するための材料としては、たとえば、ゼネ
ラルエレクトリック社(マサチューセッツ州 ピッツフ
ィールド)製のレクサン141の如き、ポリカーボネー
ト樹脂を、好適に用いることができる。レクサン141
には、着色染料である粒径24nmのカーボンブラック
が0.2%添加されている。
【0017】図7は、織物地状に形成された表面(織物
地状表面42)を有する昆虫排除囲い12の断面図を示
したものである。光路44で示される不要光線は、昆虫
排除囲い12の織物地状表面42に当たって散乱するた
め、反射して光線検知器26に到達したりしない。な
お、本発明でいう織物地状表面とは、平滑な基準面から
上下に、ランダムにあるいは規則正しい繰り返し状に変
位しており、三次元凹凸構造を形成している表面をい
う。図8Aは、織物地状表面を示したものである。図8
Bは、昆虫排除囲い12の織物地状表面の部分斜視図で
ある。図8Cは、図8A、図8Bで示される織物地状表
面の拡大断面図であり、織物地を形成している一つの凹
凸の幅43は、約0.008インチであり、高さ45
は、約0.003インチである。
【0018】図9は、内壁の表面を起伏状に形成した昆
虫排除囲い12の断面図である。光路48で示される不
要光線が、起伏47が設けられた昆虫排除囲い12の内
壁(側面46)で、反射を繰り返すことによって、減衰
する様子が示されている。起伏47は、図8A、図8C
に示されているような織物地状表面において、凹凸の高
さを凹凸の幅よりも大きく形成することによって得られ
る。そのように凹凸の高さを凹凸の幅よりも大きく形成
した起伏状表面においては、図9に示されているよう
に、起伏47のうちの谷の部分で、光線の反射が繰り返
されて光線が減衰する。
【0019】図10A、図10Bは、侵入検知システム
の変更例(侵入検知システム50)を示す分解斜視図で
ある。図10Aは、後側組立部材20と、光線検知器2
6が設けられており、かつ、先端をカーブさせた湾曲鏡
24が光線検知器26の上側に隣接するように設けられ
た回路基板22と、前側組立部材16とからなる侵入検
知システム50の分解斜視図である。また、図10B
は、前側ハウジング16と、昆虫排除囲い12と、昆虫
排除囲い12のフック13を複合レンズ14のタブ17
に嵌入することによって、昆虫排除囲い12に付設され
た状態で昆虫排除囲い12および複合レンズ14の内部
に位置しており、着色が施され、および/または起伏が
形成された挿入部材(抑制手段)52とからなる前側組
立部材16の分解斜視図である。窓枠18は、周縁をス
ライドさせるようにして、昆虫排除囲い12の下端際に
設置されている。複合レンズ14、および窓枠18を取
り付け挿入部材52を内蔵した昆虫排除囲い12は、前
側ハウジング16の背後に、嵌め込むようにして取り付
けられる。また、前側組立部材15は、後側組立部材2
0と嵌合合着され、昆虫排除囲い12は、昆虫排除ガス
ケット28を介して、回路基板22に当着される。かか
る侵入検知システム50は、市販の侵入検知システムの
中へ挿入部材52を挿入することによって、不要光線を
吸収する機能、および/または不要光線を散乱させる機
能を付加したものである。
【0020】図11A、図11Bは、侵入検知システム
の他の変更例(侵入検知システム60)を示す分解斜視
図である。図11Aは、後部ハウジング62と、回路基
板64と、その回路基板64に取り付けられており、先
述の如く着色され、および/または内壁が織物地状に形
成され、および/または内壁が起伏状に形成された不要
光線の吸収部材(隔壁部材)67とからなるシステム6
0の分解斜視図である。回路基板64は、後側ハウジン
グ62に取り付けられており、前側組立部材68は、後
側組立部材62と嵌合合着され、システム60内に昆虫
が侵入しないようにシールされている。
【0021】図11Bは、前側組立部材68の分解斜視
図である。前側組立部材68は、ラッチ76によって前
部ハウジング70に取り付けられた複合レンズ72を有
している。窓枠部材74は、係着ラッチ77によって、
前側ハウジング70の下端際に取り付けられている。こ
の変更例の侵入検知システム60においては、不要光線
の吸収部材67が前側ハウジング70と接触していな
い。後側ハウジング62と前側ハウジング68とが合着
されることによって、侵入検知システム60が組み付け
られた場合には、昆虫が入り込む開口部が形成されな
い。また、昆虫が侵入可能な穴もない。不要光線を吸収
したり、散乱させたりするため、着色され、および/ま
たは表面が織物地状に形成され、および/または起伏状
に形成された吸収部材67は、回路基板64上に設けら
れた光線検知器65の周辺に取り付けられている。検知
システム60が使用される場合には、吸収部材67は、
テープ等によって後部ハウジング62に取り付けられ
る。
【0022】なお、上記実施形態は一実施態様を示した
ものにすぎない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、
説明した装置を適宜変更できることは明白である。それ
ゆえ、上記請求項に記載された発明は、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲内にあるすべての変更、改良を含んだも
のであると言える。
【0023】
【発明の効果】本発明の侵入検知システムによれば、入
り込む光線のうち、光線検知器に集光しない不要光線
を、着色部分、織物地状部分、起伏状部分によって、吸
収したり、散乱させたりできるため、不要光線が検知さ
れることによって生じる誤警報を、効果的に低減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】侵入検知システムの前側組立部材を示す分解斜
視図である。
【図2】侵入検知システムの後側組立部材を示す分解斜
視図である。
【図3】昆虫排除囲いを示す斜視図である。
【図4】昆虫排除囲いの正面図である。
【図5】複合レンズと光線検知器とを設置した昆虫排除
囲いの断面図である(鎖線は、光線検知器に検知される
光線の光路を示しており、一点鎖線は、不要光線の光路
を示している)。
【図6】複合レンズと光線検知器と設置した昆虫排除囲
いの断面図である(鎖線は、着色部分によって不要光線
が反射しない様子を示したものである)。
【図7】複合レンズと光線検知器と設置した昆虫排除囲
いの断面図である(鎖線は、織物地状部分によって不要
光線が散乱する様子を示したものである)。
【図8】Aは、図7の昆虫排除囲いの内壁の織物地状表
面を示したものであり、Bは、図7の昆虫排除囲いの織
物地状表面を示す部分斜視図であり、Cは、図7の昆虫
排除囲いの織物状表面の凹凸を示す拡大図である。
【図9】複合レンズと光線検知器と設置した昆虫排除囲
いの断面図である(一点鎖線は、起伏状部分によって不
要光線が散乱する様子を示したものである)。
【図10】Aは、不要光線を吸収し、または散乱させる
挿入部材を設けた侵入検知システムの変更例を示す分解
斜視図であり、Bは、昆虫排除用囲いの内部に設置され
た挿入部材(着色されたり、内壁が織物地状や起伏状に
形成されたりしている挿入部材)を示す前側ハウジング
の分解斜視図である。
【図11】Aは、シールされた状態で昆虫を排除する前
側ハウジングを有しており、不要光線を吸収したり散乱
させたりするために、回路基板上の赤外線検知器の周縁
部に吸収部材が取り付けられた侵入検知システムの変更
例を示す分解斜視図であり、Bは、複合レンズを取り付
けた前側ハウジングを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10・・前側組立部材、11・・侵入検知システム、1
2・・昆虫排除囲い、13・・フック、14・・複合レ
ンズ、15・・前側組立部材、16・・前側ハウジン
グ、17・・タブ、18・・窓枠、20・・後側組立部
材、22・・回路基板、24・・湾曲鏡、26・・光線
検知器、28・・ガスケット、30・・第1の開口部、
31・・側壁、32・第2の開口部・、34・・不要光
線の光路、36・・光路、38・・不要光線の光路、4
0・・着色、41・・側壁、42・・織物地状、43・
・凹凸の幅、44・・不要光線の光路、45・・凹凸の
高さ、46・・側面、47・・起伏、48・・不要光線
の光路、50・・侵入検知システム、52・・挿入部
材、60・・侵入検知システム、62・・後側ハウジン
グ、64・・回路基板、65・・光線検知器、67・・
吸収部材、68・・前側組立部材、70・・前側ハウジ
ング、72・・複合レンズ、74・・窓枠部材、76・
・ラッチ、77・・係着ラッチ。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線を焦点に集めるための複合レンズを
    有する前側組立部材と、 前記光線を検知するための光線検知手段およびその光線
    検知手段によって検知された光線を処理する回路を有す
    る回路基板と、 前記前側組立部材とともに前記回路基板を覆う後側組立
    部材とを有しており、かつ、 前記前側組立部材が、前記複合レンズに、前記光線検知
    器への昆虫の侵入を防ぐ昆虫排除手段と、光線検知器へ
    の不要光線の到達を防止する防止手段とを有しているこ
    とを特徴とする侵入検知システム。
  2. 【請求項2】 前記昆虫排除手段が、前記複合レンズと
    隣接する第1の端部に設けられた第1の開口部と、前記
    回路基板から突出した光線検知器を嵌め込むための前記
    第1の開口部より小さい第2の開口部とを有しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の侵入検知システム。
  3. 【請求項3】 前記昆虫排除手段が、前記不要光線を吸
    収するための着色を施したものであることを特徴とする
    請求項1に記載の侵入検知システム。
  4. 【請求項4】 前記昆虫排除手段が、前記不要光線を散
    乱させるための織物地状表面を有していることを特徴と
    する請求項1に記載の侵入検知システム。
  5. 【請求項5】 前記昆虫排除手段が、前記不要光線を前
    記光線検知手段上に反射させることを防止するための起
    伏状表面を有していることを特徴とする請求項1に記載
    の侵入検知システム。
  6. 【請求項6】 前記前側組立部材が、下端に光線を受け
    るためのもう一つの窓を有しており、 かつ、前記窓から入った光線が、前記光線検知器上に光
    線を反射させるために光線検知器の上部に設けられた鏡
    に当たることを特徴とする請求項1に記載の侵入検知シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記昆虫排除手段に施された着色が黒色
    であることを特徴とする請求項3に記載の侵入検知シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記織物地状の表面が、平滑な基準面か
    ら上下にランダムな変位を繰り返しており、三次元凹凸
    構造を形成していることを特徴とする請求項4に記載の
    侵入検知システム。
  9. 【請求項9】 前記起伏状の表面が、前記不要光線の反
    射を減衰させるための谷部分と、山部分とを有している
    ことを特徴とする請求項5に記載の侵入検知システム。
  10. 【請求項10】 前記昆虫排除手段の前記第2の開口部
    が、前記回路基板に取り付けられたときに、第2の開口
    部の周囲がシール部材によってシールされることを特徴
    とする請求項2に記載の侵入検知システム。
  11. 【請求項11】 光線を焦点に集めるための複合レンズ
    を有する前側組立部材と、 前記光線を検知するために前記複合レンズと向かい合う
    ように配置させた光線検知器および検知した光線を処理
    するための回路を有する回路基板と、 前記前側組立部材とともに前記回路基板を覆う後側組立
    部材とを有しており、かつ、 前記前側組立部材が、前記複合レンズに、前記光線検知
    器への昆虫の侵入を防ぐ昆虫排除手段を付設したもので
    あるとともに、その昆虫排除手段の内部に、不要光線を
    抑制する抑制手段を設けたものであることを特徴とする
    侵入検知システム。
  12. 【請求項12】 前記昆虫排除手段と前記抑制手段が、 前記複合レンズと隣接する第1の端部に設けられた第1
    の開口部と、前記回路基板から突出した光線検知器を嵌
    め込むための前記第1の開口部より小さい第2の開口部
    とを有していることを特徴とする請求項11に記載の侵
    入検知システム。
  13. 【請求項13】 前記抑制手段が、 前記不要光線を吸収するための着色を施したものである
    ことを特徴とする請求項11に記載の侵入検知システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記抑制手段が、前記不要光線を散乱
    させるための織物地状表面を有していることを特徴とす
    る請求項11に記載の侵入検知システム。
  15. 【請求項15】 前記抑制手段が、前記不要光線を前記
    光線検知手段上へ反射させることを防止するための起伏
    状表面を有していることを特徴とする請求項11に記載
    の侵入検知システム。
  16. 【請求項16】 前記前側組立部材が、下端に光線を受
    けるためのもう一つの窓を有しており、 かつ、前記窓から入った光線が、前記光線検知器上に光
    線を反射させるために光線検知器の上部に設けられた鏡
    に当たることを特徴とする請求項11に記載の侵入検知
    システム。
  17. 【請求項17】 前記昆虫排除手段に施された着色が黒
    色であることを特徴とする請求項13に記載の侵入検知
    システム。
  18. 【請求項18】 前記織物地状の表面が、平滑な基準面
    から上下にランダムな変位を繰り返しており、三次元凹
    凸構造を形成していることを特徴とする請求項14に記
    載の侵入検知システム。
  19. 【請求項19】 前記起伏状の表面が、前記不要光線の
    反射を減衰させるための谷部分と、山部分とを有してい
    ることを特徴とする請求項15に記載の侵入検知システ
    ム。
  20. 【請求項20】 光線を焦点に集めるための複合レンズ
    を有する前側組立部材と、 前記光線を検知するための光線検知手段およびその光線
    検知手段によって検知された光線を処理する回路を有す
    る回路基板と、 前記光線検知器の周囲に配置される第1の開口部および
    前記複合レンズと向かい合う第2の開口部を備えてお
    り、不要光線を抑制する隔壁部材と、 前記前側組立部材とともに前記回路基板を覆って昆虫の
    侵入を排除する後側組立部材とを有していることを特徴
    とする侵入検知システム。
  21. 【請求項21】 前記隔壁部材が、前記焦点に集められ
    る光線を受け入れるために、前記第2の開口部を前記複
    合レンズの前面に位置させているとともに、その第2の
    開口部によって受け入れられた光線を前記回路基板から
    突出した光線検知器に検知させるように、前記第1の開
    口部を前記第2の開口部より小さく開口していることを
    特徴とする請求項20に記載の侵入検知システム。
  22. 【請求項22】 前記隔壁部材が、前記不要光線を吸収
    するために着色を施したものであることを特徴とする請
    求項20に記載の侵入検知システム。
  23. 【請求項23】 前記隔壁部材が、前記不要光線を散乱
    させるための織物地状表面を有していることを特徴とす
    る請求項20に記載の侵入検知システム。
  24. 【請求項24】 前記隔壁部材が、前記不要光線を前記
    光線検知手段上へ反射させることを防止するための起伏
    状表面を有していることを特徴とする請求項20に記載
    の侵入検知システム。
  25. 【請求項25】 前記前側組立部材が、下端に光線を受
    けるためのもう一つの窓を有しており、かつ、前記窓か
    ら入った光線が、前記光線検知器上に光線を反射させる
    ために光線検知器の上部に設けられた鏡に当たることを
    特徴とする請求項20に記載の侵入検知システム。
  26. 【請求項26】 前記昆虫排除手段に施された着色が黒
    色であることを特徴とする請求項22に記載の侵入検知
    システム。
  27. 【請求項27】 前記織物地状の表面が、平滑な基準面
    から上下にランダムな変位を繰り返しており、三次元凹
    凸構造を形成していることを特徴とする請求項23に記
    載の侵入検知システム。
  28. 【請求項28】 前記起伏状の表面が、前記不要光線の
    反射を減衰させるための谷部分と、山部分とを有してい
    ることを特徴とする請求項24に記載の侵入検知システ
    ム。
  29. 【請求項29】 光線を焦点に集めるための複合レンズ
    を有する前側組立部材を設ける工程、 検知された光線を処理するための回路を有する回路基板
    上に設けられた光線検知手段によって光線を検知する工
    程、 前記回路基板の片面に取り付け可能に形成されており前
    記前側組立部材と合着する後側組立部材を用いて全体を
    覆う工程、 前記光線検知器への不要光線の到達を防止するために、
    前側組立部材の内部において、昆虫の侵入を排除すると
    ともに光線検知器へ悪影響が及ぶことを防止するために
    前記複合レンズに抑制手段を取り付ける工程を含んでい
    ることを特徴とする侵入検知システムにおける不要光線
    の除去方法。
  30. 【請求項30】 前記不要光線を吸収するために、前記
    抑制手段を着色する工程を含んでいることを特徴とする
    請求項29に記載の侵入検知システムにおける不要光線
    の除去方法。
  31. 【請求項31】 前記不要光線を散乱させるために、前
    記抑制手段に織物地状表面を設ける工程を含んでいるこ
    とを特徴とする請求項29に記載の侵入検知システムに
    おける不要光線の除去方法。
  32. 【請求項32】 前記不要光線を前記光線検知手段上へ
    反射させることを防止するするために、前記抑制手段に
    起伏状表面を設ける工程を含んでいることを特徴とする
    請求項29に記載の侵入検知システムにおける不要光線
    の除去方法。
  33. 【請求項33】 前記起伏状の表面を設ける工程が、前
    記不要光線の反射を減衰させるための谷部分と、山部分
    とを設ける工程を含んでいることを特徴とする請求項2
    9に記載の侵入検知システムにおける不要光線の除去方
    法。
  34. 【請求項34】 光線を焦点に集めるための複合レンズ
    を有する前側組立部材を備える工程、 検知された光線を処理するための回路を有する回路基板
    上に設けられた光線検知手段によって光線を検知する工
    程、 前記回路基板の片面に取り付け可能に形成されており前
    記前側組立部材と合着する後側組立部材を用いて全体を
    覆う工程、 前記複合レンズに付設されているとともに前記前側組立
    部材内に位置した遮蔽手段によって前記光線検知手段か
    ら昆虫を排除する工程、 不要光線を抑制するために前記遮蔽手段を内部に設置す
    る工程を含んでいることを特徴とする侵入検知システム
    における不要光線の抑制方法。
  35. 【請求項35】 前記不要光線を吸収するために、前記
    遮蔽手段を着色する工程を含んでいることを特徴とする
    請求項34に記載の侵入検知システムにおける不要光線
    の抑制方法。
  36. 【請求項36】 前記不要光線を散乱させるために、前
    記遮蔽手段に織物地状表面を設ける工程を含んでいるこ
    とを特徴とする請求項34に記載の侵入検知システムに
    おける不要光線の抑制方法。
  37. 【請求項37】 前記不要光線を前記光線検知手段上へ
    反射させることを防止するするために、前記遮蔽手段に
    起伏状表面を設ける工程を含んでいることを特徴とする
    請求項34に記載の侵入検知システムにおける不要光線
    の抑制方法。
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