JPH11227714A - ロータリー型真空包装機の真空制御方法及びロータリー型真空包装機 - Google Patents
ロータリー型真空包装機の真空制御方法及びロータリー型真空包装機Info
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- JPH11227714A JPH11227714A JP4870798A JP4870798A JPH11227714A JP H11227714 A JPH11227714 A JP H11227714A JP 4870798 A JP4870798 A JP 4870798A JP 4870798 A JP4870798 A JP 4870798A JP H11227714 A JPH11227714 A JP H11227714A
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Abstract
激な沸騰及び吹きこぼれを防止する。 【解決手段】 袋毎に充填物の温度を検出する温度測定
手段5と、真空チャンバー4内を順次高真空に引く複数
段階の真空吸引手段6、7と、真空チャンバー内の真空
度を検知する真空度測定手段17、27と、測定した温
度及び真空度に基づいて真空吸引手段を制御する真空制
御手段9を備え、上記真空吸引手段6、7が、真空ライ
ンの一部として並列に設置された複数の真空流路A〜
C、D〜Fと、それらの開閉を行う流路開閉手段15、
16、25、26を備え、真空制御手段は、予め設定し
ていた充填物の温度と目標真空度の対応関係に基づき、
測定した温度に対応する目標真空度に真空チャンバー内
を脱気するとともに、予め設定していた充填物の温度と
真空流路の対応関係に基づき、測定した温度に対応する
真空流路を選択する。
Description
した袋を真空チャンバー内に収容して真空処理し、その
袋口をシールするロータリー型真空包装機の改良、特に
その真空制御方法及び装置の改良に関する。
ャンバーに収容し、真空チャンバー内を真空に引くと、
袋内の液体が沸騰現象を起こして袋口から吹きこぼれる
ことがある。この沸騰現象は充填物の温度が高いほど低
真空度で発生するようになり、また、真空チャンバー内
を急激に減圧状態にすると発生しやすい。袋から充填物
が吹きこぼれると、充填物の計量不足、袋や機器の汚れ
という問題が発生する。そのため、チャンバー内の真空
度の制御に関し、従来から種々の提案がなされてきた。
は、充填物の液体の沸騰温度と真空度の関係から、充填
物の温度に対応する真空チャンバーの目標真空度(袋内
の液体が沸騰する直前の真空度)を予め設定しておき、
充填物の温度を測定し、当該袋を収容した真空チャンバ
ー内の真空度がその温度に対応する設定真空度に達した
とき、真空ラインを遮断してそれ以上真空度が上昇しな
いようにし、液体の急激な沸騰及び吹きこぼれを防止す
ることが記載されている。この種のものとしては、ほか
に、特開平61−273318号公報、特開平2−72
017号公報、特開平4−339723号公報、特開平
9−48408号公報等が挙げられる。
は、真空チャンバーに通ずる真空ラインに、大口径の主
管と小口径のバイパス管を並列状に設け、タイマーによ
り主管とバイパス管を順に切り換えるようにした真空包
装機が記載されている。これは、一定時間主管のみ開放
してチャンバー内の真空度を比較的短時間で上昇させ、
続いて主管を閉鎖すると同時にバイパス管を開放し、そ
こからは比較的緩やかに真空度を上昇させるようにした
もので、沸騰点近傍での真空度の上昇を緩やかにするこ
とで急激な沸騰及び吹きこぼれを防止できるとされてい
る。
1号公報等に記載された制御手段は、袋内の充填物の温
度により目標真空度が予め設定され、その真空度に到達
したとき真空ラインが遮断され、それ以上の真空度の上
昇が停止して沸騰を防止しているが、減圧時における流
量は充填物の温度に関わらず一定であったため、充填物
の温度が高い(目標真空圧が低い)ときは脱気速度が大
きすぎて急激な沸騰が生じたり、また、目標真空圧近傍
でも脱気速度が大きいので切換バルブの動作遅れ等に起
因して真空圧の値のばらつきが大きくなるという問題が
ある。
載された制御手段は、沸騰点近傍では脱気速度(流量)
を小さくして真空度の上昇速度を緩やかにし、これによ
り充填物の沸騰を防止しているが、充填物の温度に対応
して真空圧や脱気速度を自動的に制御する機構をもたな
いため、例えば脱気速度の設定を充填物の温度が高い状
態に対応させていたとすると、充填作業中に充填物の温
度が低下していくと脱気不足になる可能性があり、ま
た、充填物の温度に対応してこれらの設定を変えようと
すれば、タイマーや流量調整弁の設定を手動で調整する
必要がある。そのため、充填物の温度に応じた細かい対
応ができないだけでなく、脱気状態にばらつきが大きく
出るという問題がある。
れたもので、減圧時における急激な沸騰による吹きこぼ
れを防止すると同時に、切換バルブの動作遅れ等に起因
する真空圧の値のばらつきが大きくならないようにし、
さらに、充填物の温度に応じて脱気速度を自動的に変化
させ安定した脱気状態を得ることを目的とする。
収納した袋を真空チャンバー内に収容し、真空チャンバ
ー内を複数段階にわたり順次高真空に引いて袋内を脱気
し、その袋口をシールするロータリー型真空包装機の制
御方法において、充填物の温度に対応する目標真空度を
各段階毎に予め設定するとともに、少なくとも最終段階
の脱気に関しては充填物の温度に対応する脱気速度を予
め設定しておき、充填物の温度を各袋毎に測定し、前記
予め設定していた充填物の温度と目標真空度の対応関係
に基づき、測定した充填物の温度に対応する目標真空度
に真空チャンバー内を脱気するとともに、その少なくと
も最終段階においては、前記予め設定していた充填物の
温度と脱気速度の対応関係に基づき、測定した充填物の
温度に対応する脱気速度で真空引きすることを特徴とす
る。
めの装置であり、充填物を収納した袋を真空チャンバー
内に収容し、真空チャンバー内を真空に引いて袋内を脱
気し、その袋口をシールするロータリー型真空包装機に
おいて、袋毎に充填物の温度を検出する温度測定手段
と、真空チャンバー内を順次高真空に引く複数段階の真
空吸引手段と、真空チャンバー内の真空度を検知する真
空度測定手段と、測定した温度及び真空度に基づいて真
空吸引手段を制御する真空制御手段を備え、上記複数段
階の真空吸引手段のうち少なくとも最終段階の真空吸引
手段が、真空チャンバーと真空源を連結する真空ライン
の一部として脱気速度を可変とする真空流路を備え、上
記真空制御手段には、充填物の温度に対応する目標真空
度が各段階毎に予め設定され、かつ少なくとも最終段階
の脱気に関しては充填物の温度に対応して選択されるべ
き脱気速度が予め設定されており、該真空制御手段は、
前記予め設定していた充填物の温度と目標真空度の対応
関係に基づき、測定した充填物の温度に対応する目標真
空度に真空チャンバー内を脱気するとともに、少なくと
も最終段階においては、前記予め設定していた充填物の
温度と脱気速度の対応関係に基づき、測定した充填物の
温度に対応する脱気速度を選択することを特徴とする。
ては、具体的に、並列に設置された複数の真空流路と、
その開閉を行う流路開閉手段(この流路開閉手段が設置
されていない真空流路があってもよい)を挙げることが
できる。この場合、真空制御手段には充填物の温度に対
応して選択されるべき真空流路が予め設定されており、
真空制御手段はその対応関係に基づいて、測定した充填
物の温度に対応する真空流路を選択する(これにより充
填物の温度に対応する脱気速度が得られる)。上記の並
列に設置された複数の真空流路は、それぞれ異なる流量
に設定されていることが選択の幅が広くなるため望まし
い。あるいは、上記の並列に設置された複数の真空流路
と流路開閉手段に代えて、流量を変化させ得る可変絞り
弁を用いることもできる。その場合、上記真空制御手段
には、充填物の温度に対応して可変絞り弁の絞り量が予
め設定されており、該真空制御手段により、その対応関
係に基づき、測定した充填物の温度に対応する絞り量に
調整する(これにより充填物の温度に対応する脱気速度
が得られる)ことになる。
と、その開閉を行う流路開閉手段を用いたロータリー型
真空包装機として、温度制御を要件としない次のような
ものも本発明に含まれる。すなわち、真空チャンバー内
を順次高真空に引く複数段階の真空吸引手段を備え、該
複数段階の真空吸引手段のうち少なくとも最終段階の真
空吸引手段が、真空チャンバーと真空源を連結する真空
ラインの一部として並列に設置された複数の真空流路
と、並列の個々の真空流路の開閉を行う流路開閉手段を
備え、該流路開閉手段により真空流路を自在に選択でき
るようになっていることを特徴とするロータリー型真空
包装機である。
示したもので、ロータリー型袋詰め装置1とロータリー
型真空包装機2が隣接して設置され、ロータリー型袋詰
め装置1において袋3をテーブルT1と共に間欠回動さ
せながら、その内部に充填物及び充填液を収納した後、
ロータリー型真空包装機2へ受渡し、ロータリー型真空
包装機2において袋3を真空チャンバー4内に受入れて
図示しない袋把持装置で把持し、テーブルT2と共に間
欠回動させながら真空チャンバー4内を真空に引き、袋
内を脱気し、さらに袋口をシールしたのち、次工程へ排
出するようになっている。なお、このロータリー型真空
包装機2の真空制御装置に関係する部分以外は、従来の
装置と変わりがない(例えば特開平8−318910号
公報等参照)。
置の構成を図1に示す。このロータリー型真空包装機2
は、袋毎に内容物の温度を検出する温度測定手段5と、
真空チャンバー4内を2段階に真空引きする1次及び2
次真空吸引手段6、7と、真空チャンバー内の真空度を
測定する真空度測定手段8、28と、測定した温度及び
真空度に基づいて真空吸引手段6、7を制御する真空制
御手段9を備えている。温度測定手段5は、袋3の中の
充填物の温度を測定する温度センサーであり、各真空チ
ャンバーに設置して、真空引き直前の袋の温度を測定す
る(特開昭61−273318号公報参照)、充填物タ
ンクの出口に設置して充填物の温度を直接測定する(特
開平4−339723号公報参照)、袋詰め包装機から
真空包装機への受渡し位置に設置して、受け渡し直前又
は直後の袋の温度を測定する(特開平9−48408号
公報参照)等、種々の方法が提案されているが、各袋毎
の充填物の温度を測定できるならどの方法でも利用でき
る。
ポンプ11と、真空ポンプ11と真空チャンバー4を連
結する真空ラインの一部として並列に設置された複数の
真空流路A〜C(流量がそれぞれ異なるように設定され
た絞り弁12〜14が介在)、真空流路A〜Cのうちの
真空流路B、Cに設けられ、該真空流路B、Cを開閉す
る電磁弁15、16、真空ラインを開閉する電磁弁17
等からなる。ここで、真空流路A〜Cの流量は、絞り弁
の開度を調整して例えばA<B<Cと設定されていて、
測定された温度に応じてこれらのうち1又は2以上の流
路が選択され、種々の脱気速度が得られるようになって
いる。2次真空吸引手段7も同様の構造で、並列に設置
された複数の真空流路D〜Fの流量は、絞り弁22〜2
4の開度を調整して例えばD<E<Fと設定されてい
て、測定された温度に応じてこれらのうち1又は2以上
の流路が選択され、やはり種々の脱気速度が得られるよ
うになっている。
うに、予め、充填物の温度に対応する目標真空度が各段
階(1次及び2次)毎に予め設定されており、同時に、
充填物の温度に対応して選択される真空流路が予め設定
されている(A〜C又はD〜Fのうちどの流路を選択す
るか、いいかえれば電磁弁15〜16、25〜26のど
れをONとし、どれをOFFとするか)。表1によれ
ば、温度が高いほど減圧の程度が低く、流量の小さい真
空流路で緩やかに吸引する(脱気速度が小さい)ように
なっており、例えば充填物の温度が85〜90℃の範囲
内であれば、1次真空で選択された流路はA+C(電磁
弁15をON、16をOFF)、その目標真空度は26
0mmHg、2次真空で選択された流路はDのみ(電磁
弁25、26をON)、目標真空度は420mmHgと
なっている。なお、表1の真空度は吸引量を表す。真空
制御手段9は、上記の設定に基づき、温度測定手段5で
検知された袋(充填物)の温度に対応して真空流路を選
択し、また、真空度測定手段8、28により検知された
真空チャンバー4の真空度が目標真空度に到達したと
き、真空ラインを遮断するように電磁弁17、27を作
動させる。なお、真空流路を選択するということは、脱
気速度を選択するということと同等である。
リー型真空包装機2の作動について説明すると、袋(充
填物)の温度は温度測定手段5により検知されており、
当該袋が真空チャンバー4内に収容されて間欠回動する
過程でまず1次真空引きされるとき、真空制御手段9は
上記の設定に基づいて当該袋の温度に対応する真空流路
を選択し(電磁弁15、16のON−OFFにより)、
電磁弁17をOFF(連通)として1次真空引きを開始
させる。間欠回動する過程で真空度測定手段8により検
知された真空チャンバー4内の真空圧が、当該温度に対
応する目標真空度に到達すると、真空制御手段9は電磁
弁17をON(遮断)として1次真空引きを終了させ
る。
段9は上記の設定に基づいて当該袋の温度に対応する真
空流路を選択し(電磁弁25、26のON−OFFによ
り)、電磁弁27をOFF(連通)として2次真空引き
を開始させる。同じく真空度測定手段18により検知さ
れた真空チャンバー4内の真空圧が、当該温度に対応す
る目標真空度に到達すると、真空制御手段9は電磁弁2
7をON(遮断)として2次真空引きを終了させる。続
いて袋口がシールされたのち、真空チャンバー内が大気
に還元され、蓋が開かれて真空処理された袋はこのロー
タリー型真空包装機から排出される。
(22〜24)の絞り量を変えることで真空流路A〜C
(D〜F)の流量を変え、脱気速度を調整する手段とし
て用いたが、このような絞り弁の代わりに内径の異なる
パイプのような単純なものでも使用できる。また、上記
の例では真空流路A(D)は電磁弁で開閉せず、その代
わり真空ライン全体を遮断できる電磁弁17(27)を
設置したが、真空流路A(D)にも電磁弁等を配置して
開閉自在としてもよい。その場合、真空ライン全体を遮
断する電磁弁17(27)を省略してよい。また、上記
の例では、2段階の真空引きを説明したが、3段階以上
の真空引きにしてもよいし、最終段階以外の脱気速度を
温度に応じて制御しなくてもよい。
填物)の温度に応じてきめ細かく制御する必要がなく、
包装開始時に設定しておくだけでよい場合があるが、そ
のようなときは、その製品に好適な脱気速度が得られる
ように、包装開始時に電磁弁15、16、25、26に
より真空流路(A〜C、D〜F)を選択しておけばよ
い。いうまでもないが、途中で選択を変えることも可能
である。この場合も、複数段階で順次真空度を上げ、か
つ脱気速度が調整されているので、急激な沸騰とそれに
基づく吹きこぼれを防止できる。
を上げ、さらに少なくとも最後の段階では袋の充填物の
温度に応じて脱気速度を選択できるようになっているの
で、急激な沸騰とそれに基づく吹きこぼれを防止するに
好都合である。また、切換バルブの動作(遮断)遅れ等
が多少あっても、特に急激な沸騰が起こりやすい最後の
段階では袋の充填物の温度に応じて緩やかな脱気速度が
選択され、真空圧のばらつきは余り大きくなく、安定し
た脱機状態を得ることができる。
る。
包装システムの概要図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 充填物を収納した袋を真空チャンバー内
に収容し、真空チャンバー内を複数段階にわたり順次高
真空に引いて袋内を脱気し、その袋口をシールするロー
タリー型真空包装機の真空制御方法において、充填物の
温度に対応する目標真空度を各段階毎に予め設定すると
ともに、少なくとも最終段階の脱気に関しては充填物の
温度に対応する脱気速度を予め設定しておき、充填物の
温度を各袋毎に測定し、前記予め設定していた充填物の
温度と目標真空度の対応関係に基づき、測定した充填物
の温度に対応する目標真空度に真空チャンバー内を脱気
するとともに、その少なくとも最終段階においては、前
記予め設定していた充填物の温度と脱気速度の対応関係
に基づき、測定した充填物の温度に対応する脱気速度で
真空引きすることを特徴とするロータリー型真空包装機
の真空制御方法。 - 【請求項2】 充填物を収納した袋を真空チャンバー内
に収容し、真空チャンバー内を真空に引いて袋内を脱気
し、その袋口をシールするロータリー型真空包装機にお
いて、袋毎に充填物の温度を検出する温度測定手段と、
真空チャンバー内を順次高真空に引く複数段階の真空吸
引手段と、真空チャンバー内の真空度を検知する真空度
測定手段と、測定した温度及び真空度に基づいて真空吸
引手段を制御する真空制御手段を備え、上記複数段階の
真空吸引手段のうち少なくとも最終段階の真空吸引手段
が、真空チャンバーと真空源を連結する真空ラインの一
部として脱気速度を可変とする真空流路を備え、上記真
空制御手段には、充填物の温度に対応する目標真空度が
各段階毎に予め設定され、かつ少なくとも最終段階の脱
気に関しては充填物の温度に対応して選択されるべき脱
気速度が予め設定されており、該真空制御手段は、前記
予め設定していた充填物の温度と目標真空度の対応関係
に基づき、測定した充填物の温度に対応する目標真空度
に真空チャンバー内を脱気するとともに、少なくとも最
終段階においては、前記予め設定していた充填物の温度
と脱気速度の対応関係に基づき、測定した充填物の温度
に対応する脱気速度を選択することを特徴とするロータ
リー型真空包装機。 - 【請求項3】 充填物を収納した袋を真空チャンバー内
に収容し、真空チャンバー内を真空に引いて袋内を脱気
し、その袋口をシールするロータリー型真空包装機にお
いて、袋毎に充填物の温度を検出する温度測定手段と、
真空チャンバー内を順次高真空に引く複数段階の真空吸
引手段と、真空チャンバー内の真空度を検知する真空度
測定手段と、測定した温度及び真空度に基づいて真空吸
引手段を制御する真空制御手段を備え、上記複数段階の
真空吸引手段のうち少なくとも最終段階の真空吸引手段
が、真空チャンバーと真空源を連結する真空ラインの一
部として並列に設置された複数の真空流路と、並列の個
々の真空流路の開閉を行う流路開閉手段を備え、上記真
空制御手段には、充填物の温度に対応する目標真空度が
各段階毎に予め設定され、かつ少なくとも最終段階の脱
気に関しては充填物の温度に対応して選択されるべき真
空流路が予め設定されており、該真空制御手段は、前記
予め設定していた充填物の温度と目標真空度の対応関係
に基づき、測定した充填物の温度に対応する目標真空度
に真空チャンバー内を脱気するとともに、少なくとも最
終段階においては、前記予め設定していた充填物の温度
と真空流路の対応関係に基づき、測定した充填物の温度
に対応する真空流路を選択することを特徴とするロータ
リー型真空包装機。 - 【請求項4】 充填物を収納した袋を真空チャンバー内
に収容し、真空チャンバー内を真空に引いて袋内を脱気
し、その袋口をシールするロータリー型真空包装機にお
いて、真空チャンバー内を順次高真空に引く複数段階の
真空吸引手段を備え、該複数段階の真空吸引手段のうち
少なくとも最終段階の真空吸引手段が、真空チャンバー
と真空源を連結する真空ラインの一部として並列に設置
された複数の真空流路と、並列の個々の真空流路の開閉
を行う流路開閉手段を備え、該流路開閉手段により真空
流路を自在に選択できるようになっていることを特徴と
するロータリー型真空包装機。 - 【請求項5】 並列に設置された真空流路は、それぞれ
異なる流量に設定されていることを特徴とする請求項3
又は4に記載されたロータリー型真空包装機。 - 【請求項6】 充填物を収納した袋を真空チャンバー内
に収容し、真空チャンバー内を真空に引いて袋内を脱気
し、その袋口をシールするロータリー型真空包装機にお
いて、袋毎に充填物の温度を検出する温度測定手段と、
真空チャンバー内を順次高真空に引く複数段階の真空吸
引手段と、真空チャンバー内の真空度を検知する真空度
測定手段と、測定した温度及び真空度に基づいて真空吸
引手段を制御する真空制御手段を備え、上記複数段階の
真空吸引手段のうち少なくとも最終段階の真空吸引手段
が、真空チャンバーと真空源を連結する真空ラインの一
部として流量を変化させ得る可変絞り弁を備え、上記真
空制御手段には、充填物の温度に対応する目標真空度が
各段階毎に予め設定され、かつ少なくとも最終段階の脱
気に関しては充填物の温度に対応して可変絞り弁の絞り
量が予め設定されており、該真空制御手段は、前記予め
設定していた充填物の温度と目標真空度の対応関係に基
づき、測定した充填物の温度に対応する目標真空度に真
空チャンバー内を脱気するとともに、少なくとも最終段
階においては、前記予め設定していた充填物の温度と可
変絞り弁の絞り量の対応関係に基づき、測定した充填物
の温度に対応する絞り量に調整することを特徴とするロ
ータリー型真空包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4870798A JPH11227714A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ロータリー型真空包装機の真空制御方法及びロータリー型真空包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4870798A JPH11227714A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ロータリー型真空包装機の真空制御方法及びロータリー型真空包装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11227714A true JPH11227714A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12810801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4870798A Pending JPH11227714A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ロータリー型真空包装機の真空制御方法及びロータリー型真空包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11227714A (ja) |
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- 1998-02-13 JP JP4870798A patent/JPH11227714A/ja active Pending
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