JPH11227448A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH11227448A
JPH11227448A JP3005298A JP3005298A JPH11227448A JP H11227448 A JPH11227448 A JP H11227448A JP 3005298 A JP3005298 A JP 3005298A JP 3005298 A JP3005298 A JP 3005298A JP H11227448 A JPH11227448 A JP H11227448A
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air passage
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passage
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内外気2層流モードの設定可能なものにおい
て、暖房用熱交換器13の温水入口側を内気用の第1空
気通路80側に配置し、温水出口側を外気用の第2空気
通路90側に配置するものにおいて、デフロスタ能力の
低下を防止する。 【解決手段】 暖房用熱交換器13の熱交換コア部13
cにおいて、第1空気通路80に位置する部位の熱交換
面積を小とし、第2空気通路90に位置する部位の熱交
換面積を大にする。これにより、温水出口側となる、第
2空気通路90からの吹出空気(デフロスタ吹出空気)
の熱量を第1空気通路80からの吹出空気と近似した熱
量まで高めることが可能となり、デフロスタ能力を確保
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、空調ケース
内通路を内気側の第1空気通路と外気側の第2空気通路
とに区画形成することにより、フット開口部からは暖め
られた高温内気を再循環して吹き出し、一方、デフロス
タ開口部からは低湿度の外気を吹き出す、いわゆる内外
気2層流モードが設定可能な車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の内外気2層流モードが設
定可能な車両用空調装置は、特開平5−124426号
公報等にて知られており、この従来技術の概要を説明す
ると、空調ケースの一端側に内気吸入口および外気吸入
口が形成され、他端側にはフット開口部、デフロスタ開
口部、およびフェイス開口部がそれぞれ形成されてい
る。
【0003】そして、この空調ケース内に、上記内気吸
入口から上記フェイス開口部およびフット開口部にかけ
ての第1空気通路と、上記外気吸入口から上記デフロス
タ開口部にかけての第2空気通路とを区画形成する仕切
り板が設けられている。さらに、上記両空気通路内に
は、暖房用熱交換器、この暖房用熱交換器をバイパスす
るバイパス通路、およびエアミックスドアがそれぞれ設
けられた構成となっている。
【0004】そして、吹出モードとしてフェイスモー
ド、バイレベルモード、およびフットモードのいずれか
が選択されたときは、そのときの内外気モードが内気循
環モードであれば、上記両空気通路内に内気を導入し、
外気導入モードであれば、上記両空気通路内に外気を導
入する。また、吹出モードとしてデフロスタモードが選
択されたときは、上記両空気通路内に外気を導入する。
【0005】さらに、吹出モードとしてフットデフロス
タモードが選択されたときは、第1空気通路内に内気を
導入し、第2空気通路内に外気を導入する2層流モード
とする。これによって、既に温められている内気を再循
環してフット開口部から吹き出して車室内を暖房できる
ので、車室内への吹出空気温度が高くなり、暖房性能を
向上できる。これと同時に、デフロスタ開口部からは低
湿度の外気を窓ガラスへ吹き出すので、窓ガラスの防曇
性能を確保できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記空調装
置において、暖房用熱交換器の温水入口側を内気用の第
1空気通路に設定し、温水出口側を外気用の第2空気通
路に設定した場合には、暖房用熱交換器を温水が第1空
気通路から第2空気通路に向かって流れる。このため、
暖房用熱交換器の熱交換コア部のうち、第1空気通路側
のコア部に高温の温水が流れ、第2空気通路側のコア部
では、第1空気通路側での熱交換により温度低下した温
水が流れることになる。
【0007】その結果、フットデフロスタモード時に、
第2空気通路からのデフロスタ吹出空気温度が第1空気
通路からのフット吹出空気温度に比してかなり低下して
しまい、デフロスタ能力が不足する事態を招く。また、
逆に、暖房用熱交換器の温水入口側を外気用の第2空気
通路に設定し、温水出口側を内気用の第1空気通路に設
定した場合には、第1空気通路側のコア部では、第2空
気通路側での熱交換により温度低下した温水が流れるの
で、第1空気通路からのフット吹出空気温度が十分上昇
せず、足元の暖房能力が不足するという不具合が発生す
る。
【0008】そこで、本発明は上記点に鑑みて、暖房用
熱交換器の、第1空気通路側のコア部および第2空気通
路側のコア部のうち、温水出口側となる側の放熱量の低
下を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、暖房用熱交換器(13)
の熱交換コア部(13c)を温水が内気側の第1空気通
路(8、80)と外気側の第2空気通路(9、90)の
いずれか一方から他方へ向かって流れるようになってい
る、内外気2層流モードが設定可能な車両用空調装置に
おいて、暖房用熱交換器(13)の熱交換コア部(13
c)のうち、第1空気通路(8、80)に位置する部位
と、第2空気通路(9、90)に位置する部位の熱交換
面積を、温水入口側が小で、温水出口側が大となるよう
にしたことを特徴している。
【0010】これによると、暖房用熱交換器(13)の
熱交換コア部(13c)のうち、温水出口側となる方の
部位では、熱交換面積の増加と、これによる通風抵抗低
減による風量増加とが相まって、放熱量を温水入口側と
なる方の部位と同等レベルまで引き上げることが可能と
なる。その結果、温水出口側となる側のコア部の放熱量
低下を防止できる。
【0011】そして、請求項2記載の発明では、第1空
気通路(8、80)が下側に配置され、第2空気通路
(9、90)が上側に配置され、熱交換コア部(13
c)において、第1空気通路(8、80)に位置する部
位が温水の入口側となり、第2空気通路(9、90)に
位置する部位が温水の出口側となり、熱交換コア部(1
3c)のうち、第1空気通路(8、80)に位置する部
位の熱交換面積を小とし、第2空気通路(9、90)に
位置する部位の熱交換面積を大にしている。
【0012】これによると、温水出口側となる、第2空
気通路(9、90)からの吹出空気(デフロスタ吹出空
気)の熱量を第1空気通路(8、80)からの吹出空気
の熱量と同等まで高めることが可能となり、デフロスタ
能力の低下を解消できる。また、請求項3記載の発明で
は、第1空気通路(8、80)が下側に配置され、第2
空気通路(9、90)が上側に配置され、熱交換コア部
(13c)のうち、第1空気通路(8、80)に位置す
る部位が温水の出口側となり、第2空気通路(9、9
0)に位置する部位が温水の入口側となり、熱交換コア
部(13c)のうち、第1空気通路(8、80)に位置
する部位の熱交換面積を大とし、第2空気通路(9、9
0)に位置する部位の熱交換面積を小にしている。
【0013】これによると、温水出口側となる、第1空
気通路(8、80)からの吹出空気(フット吹出空気)
の熱量を第2空気通路(9、90)からの吹出空気(デ
フロスタ吹出空気)の熱量と同等まで高めることが可能
となり、足元暖房能力の低下を解消できる。なお、上記
各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載
の具体的手段との対応関係を示す。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を図に示す実施形態に
ついて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態を示すも
のであり、ディーゼルエンジン車のように、温水(エン
ジン冷却水)温度が比較的低い温度となる低熱源車に適
用したものである。
【0015】空調装置通風系は、大別して、送風機ユニ
ット1と空調ユニット100の2つの部分に分かれてい
る。空調ユニット100部は、車室内の計器盤下方部の
うち、車両左右方向の略中央部に配置されるものであ
り、一方、送風機ユニット1は図1の図示形態では、空
調ユニット100の車両前方側に配置する状態を図示し
ている。すなわち、空調ユニット100を車室内に配置
し、送風機ユニット1はエンジンルーム内において空調
ユニット100の前方位置に配置するレイアウトとして
いる。
【0016】ここで、送風機ユニット1を車室内におい
て空調ユニット100の側方(助手席側)にオフセット
配置するレイアウトとすることもできる。まず、最初
に、送風機ユニット1部を具体的に説明すると、送風機
ユニット1には内気(車室内空気)を導入する第1、第
2の2つの内気導入口2、2aと、外気(車室外空気)
を導入する1つの外気導入口3が備えられている。これ
らの導入口2、2a、3はそれぞれ第1、第2の2つの
内外気切替ドア4、5によって開閉可能になっている。
【0017】この両内外気切替ドア4、5は、それぞれ
回転軸4a、5aを中心として回動操作される平板状の
ものであって、図示しないリンク機構、ケーブル等を介
して、空調操作パネル(図示せず)の内外気切替用手動
操作機構(レバーやダイヤルを用いた機構)に連結さ
れ、連動操作するか、あるいは、両内外気切替ドア4、
5をサーボモータを用いた内外気切替用アクチュエータ
機構により連動操作する。
【0018】本例では、内気導入口2、2aと外気導入
口3と内外気切替ドア4、5と上記手動操作機構または
アクチュエータ機構とにより内外気切替手段が構成され
ている。そして、上記導入口2、2a、3からの導入空
気を送風する第1(内気側)ファン6および第2(外気
側)ファン7が、送風機ユニット1内に配置されてい
る。この両ファン6、7は周知の遠心多翼ファン(シロ
ッコファン)からなるものであって、1つの共通の電動
モータ6bにて同時に回転駆動される。
【0019】図1は後述する2層流モードの状態を示し
ており、第1内外気切替ドア4は第1内気導入口2を開
放して外気導入口3からの外気通路3aを閉塞している
ので、第1(内気側)ファン6の吸入口6aに内気が吸
入される。これに対し、第2内外気切替ドア5は第2内
気導入口2aを閉塞して外気導入口3からの外気通路3
bを開放しているので、第2(外気側)ファン7の吸入
口7aに外気が吸入される。
【0020】従って、この状態では、第1ファン6は、
内気導入口2からの内気を第1空気通路(内気側通路)
8に送風し、第2ファン7は、外気導入口3からの外気
を第2空気通路(外気側通路)9に送風するようになっ
ており、第1、第2空気通路8、9は、第1ファン6と
第2ファン7との間に配置された仕切り板10により仕
切られている。この仕切り板10は、両ファン6、7を
収納する樹脂製のスクロールケーシング10aに一体成
形できる。
【0021】なお、本実施形態では、第1ファン6の外
径を大とし、第2ファン7の外径を小にしている。これ
は、第1ファン6側において、電動モータ6bの存在に
より吸入口6aの開口面積が減少するのを防止するため
である。第1ファン6の吸入口6aはモータ6bの取付
用フランジ部に形成されている。次に、空調ユニット1
00部は空調ケース11内に蒸発器(冷房用熱交換器)
12とヒータコア(暖房用熱交換器)13とを両方とも
一体的に内蔵するタイプのものである。空調ケース11
はポリプロピレンのような、ある程度の弾性を有し、強
度的にも優れた樹脂製の複数の分割ケースからなる。こ
の複数の分割ケース内に、上記熱交換器12、13、後
述するドア等の機器を収納した後に、この複数の分割ケ
ースを金属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体
に結合することにより、空調ユニット100部が組み立
てられる。
【0022】空調ケース11内において、最も車両前方
側の部位に蒸発器12が設置され、空調ケース11内の
第1、第2空気通路80、90の全域を横切るように蒸
発器12が配置されている。この蒸発器12は周知のご
とく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空調空気から吸熱
して、空調空気を冷却するものである。ここで、蒸発器
12は図1に示すように、車両前後方向には薄型の形態
で空調ケース11内に設置されている。
【0023】また、空調ケース11内部の空気通路は、
蒸発器12の上流部からヒータコア13の下流部に至る
まで、仕切り板15a、15b、15cにより車両下方
側の第1空気通路(内気側通路)80と車両上方側の第
2空気通路(外気側通路)90とに仕切られている。こ
の仕切り板15a〜15cは空調ケース11に樹脂にて
一体成形され、車両左右方向に略水平に延びる固定仕切
り部材である。
【0024】なお、蒸発器12は周知の積層型のもので
あって、アルミニュウム等の金属薄板を最中状に2枚張
り合わせて構成した偏平チューブをコルゲートフィンを
介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものであ
る。ヒータコア13は、蒸発器12の空気流れ下流側
(車両後方側)に、所定の間隔を開けて隣接配置されて
いる。このヒータコア13は、蒸発器12を通過した冷
風を再加熱するものであって、その内部に高温のエンジ
ン冷却水(温水)が流れ、この冷却水を熱源として空気
を加熱するものである。このヒータコア13も蒸発器1
2と同様に、車両前後方向には薄型の形態で空調ケース
11内に設置されている。
【0025】また、ヒータコア13は、仕切り板15b
と15cの間において、第1空気通路80と第2空気通
路90の両方に跨がって、かつ、第1、第2空気通路8
0、90の全域を横切るように配置されている。なお、
ヒータコア13は周知のものであって、アルミニュウム
等の金属薄板を溶接等により断面偏平状に接合してなる
偏平チューブをコルゲートフィンを介在して多数積層配
置し、一体ろう付けしたものである。本例のヒータコア
13は、温水入口側タンク13aを下方の第1空気通路
80側に配置するとともに、温水出口側タンク13bを
上方の第2空気通路90側に配置している。
【0026】そして、この両タンク13a、13bの間
に上記偏平チューブおよびコルゲートフィンからなる熱
交換コア部13cを構成している。従って、ヒータコア
13は温水入口側タンク13aからの温水が熱交換コア
部13cの偏平チューブを下方から上方への一方向に流
れる一方向流れタイプ(全パスタイプ)として構成され
ている。
【0027】ここで、ヒータコア13の熱交換コア部1
3cのうち、温水入口側となる第1空気通路80側の熱
交換面積L2 に比して、温水出口側となる第2空気通路
90側の熱交換面積L1 が大きくなるように、仕切り板
15bと15cの位置を設定している。また、ヒータコ
ア13に流入する温水の流量(または温水の温度)を調
整する温水弁14をヒータコア13への温水回路に設け
て、この温水弁14の温水流量(または温水温度)の調
整作用により車室内への吹出空気温度を調整できるよう
にしてある。つまり、本例では、この温水弁14により
車室内への吹出空気温度を調整する温度調整手段を構成
している。
【0028】次に、空調ケース11の上面部には、ヒー
タコア13直後の第2空気通路90に連通するデフロス
タ開口部19が開口している。このデフロスタ開口部1
9は図示しないデフロスタダクトおよびデフロスタ吹出
口を介して、車両窓ガラス内面に向けて風を吹き出すた
めのものである。このデフロスタ開口部19は、回転軸
20aにより回動自在な平板状のデフロスタドア20に
より開閉される。
【0029】空調ケース11の上面部の最も車両後方側
(乗員寄り)部位には、第2空気通路90と直接連通す
るフェイス開口部21が開口している。このフェイス開
口部21は図示しないフェイスダクトを介して計器盤上
方部のフェイス吹出口より乗員頭部に向けて風を吹き出
すためのものである。このフェイス開口部21は、回転
軸22aにより回動自在なバタフライ状のフェイスドア
22により開閉される。
【0030】前述した仕切り板15cの最も空気下流側
の端部と、空調ケース11の壁面11aとの間に、第
1、第2空気通路80、90の間を連通する連通口23
が設けてられている。また、空調ケース11の下面のう
ち、車両後方側の部位にはフット開口部25が開口して
おり、このフット開口部25は第1空気通路80におい
てヒータコア13の空気下流側の部位にフット用入口部
26を介して連通している。このフット開口部25は図
示しないフットダクトを介してフット吹出口から車室内
の乗員足元に温風を吹き出すためのものである。
【0031】フット用入口部26と連通口23との間
に、回転軸27aにより回動自在な平板状のフットドア
27が配置され、このフットドア27によりフット用入
口部26と連通口23が切替開閉される。なお、デフロ
スタドア20、フェイスドア22、およびフットドア2
7は吹出モード切替用のドア手段であって、図示しない
リンク機構、ケーブル等を介して空調操作パネルの吹出
モード切替用手動操作機構に連結されて、連動操作する
か、あるいは、吹出モード切替用のドア手段をサーボモ
ータを用いたモード切替用アクチュエータ機構により連
動操作する。
【0032】また、温水弁14は温度調整手段であっ
て、図示しないリンク機構、ケーブル等を介して空調操
作パネルの温度調整用手動操作機構に連結されて操作す
るか、あるいは、サーボモータを用いた温度調整用アク
チュエータ機構により操作する。次に、上記構成におい
て本実施形態の作動を吹出モード別に説明する。
【0033】(1)フットデフロスタ吹出モード 冬期の暖房始動時のごとく、最大暖房状態を設定すると
きは、内外気切替用操作機構が操作されて、2層流モー
ドが設定される。すなわち、送風機ユニット1におい
て、第1内外気切替ドア4が第1内気導入口2を開放
し、外気導入口3からの外気通路3aを閉塞する。ま
た、第2内外気切替ドア5が第2内気導入口2aを閉塞
し、外気導入口3からの外気通路3bを開放する。
【0034】これにより、第1送風ファン6は、内気を
第1内気導入口2から吸入口6aを経て吸入し、これと
同時に、第2送風ファン7は、外気を外気導入口3から
外気通路3b、吸入口7aを経て吸入する。そして、第
1送風ファン6により送風される内気は、第1空気通路
8を通って、空調ユニット100の第1空気通路80を
流れる。また、第2送風ファン7により送風される外気
は、第2空気通路9を通って、空調ユニット100の第
2空気通路90を流れる。
【0035】一方、吹出モード切替用操作機構が操作さ
れて、デフロスタドア20によりデフロスタ開口部19
を全開する。また、フットドア27によりフット用入口
部26を開放して、連通口23を閉塞し、フェイスドア
22によりフェイス開口部21を閉塞する。最大暖房状
態には温度調整用操作機構により温水弁14を全開する
ことにより、ヒータコア13に最大流量の温水が流れ
る。そして、第1空気通路80を流れる内気は、蒸発器
12を通過した後、ヒータコア13にて加熱されて、温
風となり、フット用入口部26、フット開口部25を経
て車室内の乗員足元に吹き出す。
【0036】これと同時に、第2空気通路90を流れる
外気は、蒸発器12を通過した後、ヒータコア13にて
加熱されて、温風となり、デフロスタ開口部19を経て
車両窓ガラス内面に吹き出す。この場合、第1空気通路
8、80側では、外気に比して高温の内気を再循環して
ヒータコア13で加熱しているので、乗員足元への吹出
温風温度が高くなり、暖房効果を向上できる。一方、デ
フロスタ開口部19からは、内気に比して低湿度の外気
を加熱して吹き出しているので、窓ガラスの曇り止めを
行うことができる。
【0037】ここで、本実施形態においては、ヒータコ
ア13は温水入口側タンク13aからの温水が熱交換コ
ア部13cの偏平チューブを下方から上方への一方向に
流れる一方向流れタイプ(全パスタイプ)として構成さ
れているため、ヒータコア13の熱交換コア部13cの
うち、温水入口側となる第1空気通路80側の部位では
温度の高い温水が流れるが、温水出口側となる第2空気
通路90側の部位では、第1空気通路80側で熱交換
(放熱)して温度の低下した温水が流れることになる。
【0038】しかし、ヒータコア13の熱交換コア部1
3cのうち、温水入口側となる第1空気通路80側の熱
交換面積L2 に比して、温水出口側となる第2空気通路
90側の熱交換面積L1 を大きくしているため、第1空
気通路80に比して第2空気通路90側の通風抵抗(圧
損)が低下して、第2空気通路90側の風量を第1空気
通路80よりも増加できる。
【0039】この風量増加と熱交換面積L1 の増加とが
相まって、熱交換コア部13cのうち、第2空気通路9
0側部位における放熱量を第1空気通路80側部位にお
ける放熱量と同等レベルまで引き上げることが可能とな
る。これにより、温水出口側であっても、第2空気通路
90からの吹出空気(すなわち、デフロスタ吹出空気)
の熱量を十分確保して、窓曇り止め効果(デフロスタ能
力)を良好に確保できる。
【0040】次に、車室内温度が上昇して、暖房負荷が
減少すると、吹出空気温度制御のため、温水弁14を全
開位置(最大暖房状態)から中間開度位置に操作し、ヒ
ータコア13に流入する温水流量を減少させる。中間温
度制御域では、最大暖房能力を必要としていないため、
内外気吸入モードは、通常、第1、第2の内気導入口
2、2aをともに閉塞し、外気導入口3を開放する全外
気モードに設定する。しかし、乗員の手動操作よる設定
にて、外気導入口3を閉塞して、第1、第2の内気導入
口2、2aをともに開放する全内気モードとしたり、前
述のように内気と外気とを同時に導入する内外気2層流
モードとすることもできる。
【0041】(2)フット吹出モード フット吹出モードでは、通常、デフロスタ開口部19か
らの吹出風量を例えば、20%程度、フット開口部25
からの吹出風量を例えば、80%程度の風量割合に設定
するため、デフロスタドア20によりデフロスタ開口部
19の開度を少量にし、かつ、フットドア27によりフ
ット用入口部26を開放すると同時に、連通口23を小
開度だけ開く。これにより、第2空気通路90側の外気
温風の一部を連通口23から第1空気通路80側の内気
温風中に混入できるので、上記風量割合を達成すること
ができる。
【0042】温水弁14を全開する最大暖房時には、内
外気の2層流モードを設定し、暖房効果の向上と窓ガラ
スの防曇性の確保との両立を図ることができるという点
はフットデフロスタ吹出モードと同じである。また、温
水弁14の開度調整により所望の中間温度制御が可能で
あり、また、中間温度制御域では、通常、全外気モード
に設定するが、乗員の手動操作よる設定にて、全内気モ
ードとしたり、内外気2層流モードとすることもでき
る。
【0043】(3)デフロスタ吹出モード デフロスタ吹出モードにおいては、デフロスタドア20
がデフロスタ開口部19を全開し、フェイスドア22が
フェイス開口部21を、また、フットドア27がフット
用入口部26をそれぞれ全閉する。従って、連通口23
は全開状態となる。そのため、第1、第2空気通路8
0、90からの空調空気を全量、デフロスタ開口部19
を通して窓ガラス内面のみに吹き出して、曇り止めを行
う。このときは、窓ガラスの防曇性確保のために、通
常、全外気吸入モードとする。 (4)フェイス吹出モード フェイス吹出モードにおいては、フェイスドア22がフ
ェイス開口部21を全開し、デフロスタドア20がデフ
ロスタ開口部19を、またフットドア27がフット用入
口部26をそれぞれ全閉する。従って、連通口23は全
開状態となる。そのため、第1、第2空気通路80、9
0の下流部はいずれもフェイス開口部21に連通する。
【0044】そのため、蒸発器12により冷却された冷
風がヒータコア13により再加熱されて、温度調整され
た後、すべてフェイス開口部21側へ吹き出す。このと
きも、内外気吸入モードは第1、第2内外気切替ドア
4、5により、全内気、全外気、内外気2層流のいずれ
も選択可能となる。なお、最大冷房状態では、全内気吸
入モードとし、また、温水弁14が全閉状態となり、ヒ
ータコア13への温水循環が遮断される。
【0045】(5)バイレベル吹出モード バイレベル吹出モードにおいては、フェイスドア22が
フェイス開口部21を全開するとともに、フットドア2
7がフット用入口部26を全開し、連通口23を全閉す
る。デフロスタドア20はデフロスタ開口部19を全閉
する。従って、フェイス開口部21とフット開口部25
を通して、車室の上下両方から同時に風を吹き出すこと
ができる。
【0046】ここで、ヒータコア13が一方向流れタイ
プであるため、ヒータコア13の吹出側において、温水
入口側に位置する第1空気通路80側の吹出空気温度を
高くし、温水出口側に位置する第2空気通路90側の吹
出空気温度を低くすることができる。従って、全外気モ
ードあるいは全内気モードであっても、第1空気通路8
0からのフット吹出温度に比して第2空気通路90から
のフェイス吹出温度を低くすることができるので、車室
内温度分布を頭寒足熱形の快適な状態とすることができ
る。
【0047】(第2実施形態)図2は第2実施形態であ
り、本例では、ヒータコア13の温水入口側タンク13
aを上方の第2空気通路90側に配置するとともに、温
水出口側タンク13bを下方の第1空気通路80側に配
置している。従って、ヒータコア13は温水入口側タン
ク13aからの温水が熱交換コア部13cの偏平チュー
ブを上方から下方への一方向に流れる一方向流れタイプ
(全パスタイプ)として構成されている。
【0048】これに伴って、第2実施形態では、ヒータ
コア13の熱交換コア部13cのうち、温水入口側とな
る第2空気通路90側の熱交換面積L1 に比して、温水
出口側となる第2空気通路90側の熱交換面積L2 が大
きくなるように、仕切り板15bと15cの位置を設定
している。これにより、ヒータコア13の熱交換コア部
13cのうち、第1空気通路80側の部位では通風抵抗
低減によって風量を増加させることができる。そのた
め、熱交換コア部13cの第1空気通路80側の部位が
温水出口側となっても、熱交換面積の増加と通風抵抗低
減による風量増加とにより、熱交換コア部13cの第1
空気通路80側部位の放熱量を第2空気通路90側部位
の放熱量と同等レベルまで引き上げることができる。従
って、第1空気通路80からの吹出空気(すなわち、フ
ット吹出空気)の熱量を十分高めて、足元暖房能力を確
保できる。
【0049】(第3実施形態)上記の第1、第2実施形
態では、ヒータコア13を、温水入口側タンク13aか
らの温水が熱交換コア部13cの偏平チューブを通って
温水出口側タンク13bへの一方向に流れる一方向流れ
タイプ(全パスタイプ)として構成しているが、図3に
示す第3実施形態のごとく、ヒータコア13をUターン
流れタイプとして構成してもよい。
【0050】図3において、ヒータコア13の熱交換コ
ア部13cの一端側に出入口タンク13dを配置すると
ともに、熱交換コア部13cの他端側に中継タンク13
eを配置している。出入口タンク13dの内部に仕切り
板13fを配置することにより、出入口タンク13d内
を温水入口13g側の空間と温水出口13h側の空間と
に上下に仕切っている。
【0051】これにより、温水入口13gからの温水は
出入口タンク13d内の下側空間を通って熱交換コア部
13cの下半部13iの偏平チューブを通過する。その
後で、温水は中継タンク13eでUターンして熱交換コ
ア部13cの上半部13jの偏平チューブを通過する。
しかるのち、温水は出入口タンク13d内の上側空間を
通ってヒータコア13外部へ流出する。
【0052】そして、ヒータコア13の熱交換コア部1
3cの下半部13iは図1、2の下側の第1空気通路8
0内に配置され、熱交換コア部13cの上半部13j
は、図1、2の上側の第2空気通路90内に配置され、
下半部13iと上半部13jの間は仕切り板15b、1
5cにより仕切る。このようなUターン流れタイプのヒ
ータコア13を用いる場合においても、温水出口側とな
る側、図3の例では、上半部13jの熱交換面積を温水
出口側となる下半部13iの熱交換面積を大きくするこ
とにより、第1、第2実施形態と同様の作用効果を発揮
できる。
【0053】(他の実施形態)なお、上記の実施形態に
限らず、本発明は種々な形態で実施可能であり、以下、
本発明の他の実施形態について説明する。 上記の実施形態では、ヒータコア13に流入する温水
の流量(または温水の温度)を調整する温水弁14をヒ
ータコア13への温水回路に設けて、この温水弁14の
温水流量(または温水温度)の調整作用により車室内へ
の吹出空気温度を調整できるようにしているが、ヒータ
コア13を通過する温風とヒータコア13をバイパスす
る冷風との風量割合を調整して、吹出空気温度を調整す
る、いわゆるエアミックスタイプの空調装置にも本発明
は適用できる。
【0054】バイレベル吹出モードにおいて、デフロ
スタ開口部19を微少開度開くようにしてもよい。例え
ば、フェイス開口部21、フット開口部25、およびデ
フロスタ開口部19からの吹出風量の割合が、例えば、
45:40:15となるように、各開口部21、25、
19の開度を設定して、各開口部21、25、19のす
べてから同時に風を吹き出すようにしてもよい。
【0055】空調ユニット100内に蒸発器(冷房用
熱交換器)12を配設しないタイプの空調装置にも本発
明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す通風系の全体構成
図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す通風系の全体構成
図である。
【図3】本発明の第3実施形態で用いるヒータコアの概
略斜視図である。
【符号の説明】
1…送風機ユニット、2、2a…内気導入口、3…外気
導入口、4、5…第1、第2内外気切替ドア、6、7…
第1、第2ファン、8、80…第1空気通路、9、90
…第2空気通路、11…空調ケース、12…蒸発器、1
3…ヒータコア、13a…温水入口側タンク、13b…
温水出口側タンク、13c…熱交換コア部、13d…温
水出入口タンク、13e…中継タンク、10、15a〜
15c…仕切り板、19…デフロスタ開口部、20…デ
フロスタドア、21…フェイス開口部、22…フェイス
ドア、23…連通口、25…フット開口部、27…フッ
トドア、100…空調ユニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調空気の吸入モードとして、内気と外
    気の両方を区分して同時に吸入する内外気2層流モード
    を選択可能な内外気切替手段(2、2a、3、4、5)
    と、 この内外気切替手段(2、2a、3、4、5)を通して
    吸入された空調空気を加熱する暖房用熱交換器(13)
    と、 この暖房用熱交換器(13)を通過した空調空気を車室
    内乗員の足元に向けて吹き出すフット開口部(25)
    と、 前記暖房用熱交換器(13)を通過した空調空気を車両
    窓ガラス内面に向けて吹き出すデフロスタ開口部(1
    9)と、 前記内外気切替手段(2、2a、3、4、5)から前記
    フット開口部(25)に向かって前記内気が流れる第1
    空気通路(8、80)と、 前記内外気切替手段(2、2a、3、4、5)から前記
    デフロスタ開口部(19)に向かって前記外気が流れる
    第2空気通路(9、90)と、 前記第1空気通路(8、80)と前記第2空気通路
    (9、90)との間を区画する仕切り板(10、15a
    〜15c)とを備え、 前記暖房用熱交換器(13)の熱交換コア部(13c)
    を前記第1空気通路(8、80)と前記第2空気通路
    (9、90)の両方に跨がって配置するとともに、 前記熱交換コア部(13c)を温水が前記両空気通路
    (8、80)、(9、90)のいずれか一方から他方へ
    向かって流れるようになっており、 前記熱交換コア部(13c)において、前記第1空気通
    路(8、80)に位置する部位と、前記第2空気通路
    (9、90)に位置する部位の熱交換面積を、前記温水
    の入口側が小で、前記温水の出口側が大となるようにし
    たことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記第1空気通路(8、80)が下側に
    配置され、前記第2空気通路(9、90)が上側に配置
    され、 前記熱交換コア部(13c)において、前記第1空気通
    路(8、80)に位置する部位が前記温水の入口側とな
    り、前記第2空気通路(9、90)に位置する部位が前
    記温水の出口側となり、 前記熱交換コア部(13c)において、前記第1空気通
    路(8、80)に位置する部位の熱交換面積が小で、前
    記第2空気通路(9、90)に位置する部位の熱交換面
    積が大であることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    空調装置。
  3. 【請求項3】 前記第1空気通路(8、80)が下側に
    配置され、前記第2空気通路(9、90)が上側に配置
    され、 前記熱交換コア部(13c)において、前記第1空気通
    路(8、80)に位置する部位が前記温水の出口側とな
    り、前記第2空気通路(9、90)に位置する部位が前
    記温水の入口側となり、 前記熱交換コア部(13c)において、前記第1空気通
    路(8、80)に位置する部位の熱交換面積が大で、前
    記第2空気通路(9、90)に位置する部位の熱交換面
    積が小であることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    空調装置。
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