JPH11227385A - 塗膜転写具 - Google Patents
塗膜転写具Info
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- JPH11227385A JPH11227385A JP10044224A JP4422498A JPH11227385A JP H11227385 A JPH11227385 A JP H11227385A JP 10044224 A JP10044224 A JP 10044224A JP 4422498 A JP4422498 A JP 4422498A JP H11227385 A JPH11227385 A JP H11227385A
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- tape
- coating film
- pressing
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H37/002—Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
- B65H37/005—Hand-held apparatus
- B65H37/007—Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T156/17—Surface bonding means and/or assemblymeans with work feeding or handling means
- Y10T156/1702—For plural parts or plural areas of single part
- Y10T156/1705—Lamina transferred to base from adhered flexible web or sheet type carrier
-
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- Y10T156/1788—Work traversing type and/or means applying work to wall or static structure
- Y10T156/1795—Implement carried web supply
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- Y10T156/00—Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
- Y10T156/18—Surface bonding means and/or assembly means with handle or handgrip
Landscapes
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写作業の妨げとならないで、転写テープの
幅方向移動を規制し、良好な塗膜転写が行なえる塗膜転
写具を提供すること。 【解決手段】 本体１２内に回転可能に取付けられた回
転シャフト２０には、先端に押圧転写部２２を具えたＴ
字状の転写ヘッド１４が一体的に形成され、本体１２か
ら外部に突出している。押圧転写部２２の幅方向両端部
には、転写後のテープ基材が反転して走行する側にの
み、テープ規制部材３０，３０が形成されている。テー
プ規制部材３０，３０は、転写後の反転したテープ基材
の幅方向移動を規制するが、転写前の塗膜が塗布された
転写テープＴには接触しない。
幅方向移動を規制し、良好な塗膜転写が行なえる塗膜転
写具を提供すること。 【解決手段】 本体１２内に回転可能に取付けられた回
転シャフト２０には、先端に押圧転写部２２を具えたＴ
字状の転写ヘッド１４が一体的に形成され、本体１２か
ら外部に突出している。押圧転写部２２の幅方向両端部
には、転写後のテープ基材が反転して走行する側にの
み、テープ規制部材３０，３０が形成されている。テー
プ規制部材３０，３０は、転写後の反転したテープ基材
の幅方向移動を規制するが、転写前の塗膜が塗布された
転写テープＴには接触しない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写テープ基材の
表面にコーティングされた修正用塗膜、接着用粘着剤、
装飾用塗膜等を被転写面に転写するための塗膜転写具の
技術分野に属する。
表面にコーティングされた修正用塗膜、接着用粘着剤、
装飾用塗膜等を被転写面に転写するための塗膜転写具の
技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】従来の塗膜転写具として、実開平７−１
３８６０号公報に記載のものがある。このものは、基本
的に、図３（ａ）に示される構造であり、この塗膜転写
具５０においては、転写ヘッド５４は、本体５２（カセ
ット）内部に回転可能に取付けられた回転シャフト６０
によって回転可能になっている。また、本体外で転写テ
ープの幅方向移動規制をするためのテープガイド５６，
５６が設けられている。転写ヘッド５４の先端部に形成
された幅方向に細長い押圧転写部６２は、テープガイド
５６，５６の端部から僅かに外部に突出している。本体
５２内部には、テープ繰出し回転部５１及びテープ巻取
り回転部５３が、それぞれ回転可能に取付けられてい
る。表面に塗膜がコーティングされた転写テープＴが、
塗膜を外側にしてテープ繰出し回転部５１に巻かれてお
り、テープガイド５６，５６から外部に突出する押圧転
写部６２を経て、被転写面に転写される塗膜と残りのテ
ープ基材とに分かれ、テープ基材のみがテープ繰出し回
転部５１からテープ巻取り回転部５３に巻き取られるよ
うになっている。
３８６０号公報に記載のものがある。このものは、基本
的に、図３（ａ）に示される構造であり、この塗膜転写
具５０においては、転写ヘッド５４は、本体５２（カセ
ット）内部に回転可能に取付けられた回転シャフト６０
によって回転可能になっている。また、本体外で転写テ
ープの幅方向移動規制をするためのテープガイド５６，
５６が設けられている。転写ヘッド５４の先端部に形成
された幅方向に細長い押圧転写部６２は、テープガイド
５６，５６の端部から僅かに外部に突出している。本体
５２内部には、テープ繰出し回転部５１及びテープ巻取
り回転部５３が、それぞれ回転可能に取付けられてい
る。表面に塗膜がコーティングされた転写テープＴが、
塗膜を外側にしてテープ繰出し回転部５１に巻かれてお
り、テープガイド５６，５６から外部に突出する押圧転
写部６２を経て、被転写面に転写される塗膜と残りのテ
ープ基材とに分かれ、テープ基材のみがテープ繰出し回
転部５１からテープ巻取り回転部５３に巻き取られるよ
うになっている。
【０００３】図３（ｂ）は、図３（ａ）の塗膜転写具５
０において転写テープＴの図示を省略した要部拡大斜視
図である。転写ヘッド５４の両側面には、三角形板状の
テープガイド５６，５６が形成されているが、既に述べ
たように、押圧転写部６２は、テープガイド５６，５６
からさらに突出している。従って、回転シャフト６０の
回転に伴って、このテープガイド５６，５６も本体５２
に対して回転する。図示しない転写テープＴが転写ヘッ
ド５４から押圧転写部６２にかけて移動して被転写面に
塗膜を転写し、残りのテープ基材が転写ヘッド５４から
本体５２内部に戻るまでの間、転写テープＴは三角形板
状のテープガイド５６，５６によって幅方向に位置規制
されて案内される。
０において転写テープＴの図示を省略した要部拡大斜視
図である。転写ヘッド５４の両側面には、三角形板状の
テープガイド５６，５６が形成されているが、既に述べ
たように、押圧転写部６２は、テープガイド５６，５６
からさらに突出している。従って、回転シャフト６０の
回転に伴って、このテープガイド５６，５６も本体５２
に対して回転する。図示しない転写テープＴが転写ヘッ
ド５４から押圧転写部６２にかけて移動して被転写面に
塗膜を転写し、残りのテープ基材が転写ヘッド５４から
本体５２内部に戻るまでの間、転写テープＴは三角形板
状のテープガイド５６，５６によって幅方向に位置規制
されて案内される。
【０００４】この塗膜転写具５０の使用に際しては、本
体５２を手で把持し、押圧転写部６２を被転写面の所望
の位置に圧着させながら、図３（ａ）の矢印で示した作
動方向へ移動させると、それに伴ってテープ繰出し回転
部５１及びテープ巻取り回転部５３が回転し、テープ繰
出し回転部５１から転写テープＴが引出されて被転写面
の方向に移動し、押圧転写部６２によって転写テープＴ
表面の塗膜が被転写面に転写され、残ったテープ基材
は、テープ巻取り回転部５３に巻き取られる。
体５２を手で把持し、押圧転写部６２を被転写面の所望
の位置に圧着させながら、図３（ａ）の矢印で示した作
動方向へ移動させると、それに伴ってテープ繰出し回転
部５１及びテープ巻取り回転部５３が回転し、テープ繰
出し回転部５１から転写テープＴが引出されて被転写面
の方向に移動し、押圧転写部６２によって転写テープＴ
表面の塗膜が被転写面に転写され、残ったテープ基材
は、テープ巻取り回転部５３に巻き取られる。
【０００５】回転シャフト６０の先端部に形成された押
圧転写部は、本体５２に対して回転可能に取付けられて
いるので、押圧転写部６２の先端部に案内される転写テ
ープＴも押圧転写部６２の回転に追従してひねられる。
従って、この塗膜転写具５０は、塗膜を被転写面に転写
する際に、本体５２が被転写面に対して傾いても、転写
ヘッド５４が回転し、追従して転写テープＴも捻られ、
転写テープＴの幅方向全域が均等に被転写面に密着する
ので、塗膜を所定の箇所に正確に転写することができ
る。
圧転写部は、本体５２に対して回転可能に取付けられて
いるので、押圧転写部６２の先端部に案内される転写テ
ープＴも押圧転写部６２の回転に追従してひねられる。
従って、この塗膜転写具５０は、塗膜を被転写面に転写
する際に、本体５２が被転写面に対して傾いても、転写
ヘッド５４が回転し、追従して転写テープＴも捻られ、
転写テープＴの幅方向全域が均等に被転写面に密着する
ので、塗膜を所定の箇所に正確に転写することができ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】図４は、図３の塗膜転
写具５０を図３（ｂ）の４−４線から見た図であり、図
４（ａ）は転写ヘッド５４が回転していない状態、図４
（ｂ）は転写ヘッド５４が回転した状態をそれぞれ示
す。図４（ｂ）に示されるように、このような塗膜転写
具５０は、本体５２が被転写面に対して傾き、それに追
従して回転シャフト６０が回転すると、転写ヘッド５４
に形成されたテープガイド５６，５６も回転し、テープ
ガイド５６，５６が転写テープＴに接触することによっ
て転写テープＴの走行が妨げられ、転写テープＴの塗膜
がテープ基材から剥がれたり、押圧転写部６２から外れ
たりして、良好に転写することが難しいという問題があ
る。さらには、回転したテープガイド５６，５６が転写
テープＴに強く接触して転写テープＴに無理な力が働
き、転写テープＴが切断されてしまうこともある。
写具５０を図３（ｂ）の４−４線から見た図であり、図
４（ａ）は転写ヘッド５４が回転していない状態、図４
（ｂ）は転写ヘッド５４が回転した状態をそれぞれ示
す。図４（ｂ）に示されるように、このような塗膜転写
具５０は、本体５２が被転写面に対して傾き、それに追
従して回転シャフト６０が回転すると、転写ヘッド５４
に形成されたテープガイド５６，５６も回転し、テープ
ガイド５６，５６が転写テープＴに接触することによっ
て転写テープＴの走行が妨げられ、転写テープＴの塗膜
がテープ基材から剥がれたり、押圧転写部６２から外れ
たりして、良好に転写することが難しいという問題があ
る。さらには、回転したテープガイド５６，５６が転写
テープＴに強く接触して転写テープＴに無理な力が働
き、転写テープＴが切断されてしまうこともある。
【０００７】なお、このような塗膜転写具では、特に、
被転写面に押し付けられる押圧転写部６２の下面に集中
的に力が加わっており、使用者の手元がふらついたりす
ることによって、転写テープＴが幅方向に移動しやす
い。ところが、従来の塗膜転写具５０では、図３（ｂ）
から明らかなように、押圧転写部６２自体では転写テー
プＴの移動を規制することができない。
被転写面に押し付けられる押圧転写部６２の下面に集中
的に力が加わっており、使用者の手元がふらついたりす
ることによって、転写テープＴが幅方向に移動しやす
い。ところが、従来の塗膜転写具５０では、図３（ｂ）
から明らかなように、押圧転写部６２自体では転写テー
プＴの移動を規制することができない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体内に繰出
し回転部と巻取り回転部が回転可能に収納され、転写テ
ープが転写ヘッドを経由して被転写面に転写される塗膜
と残りのテープ基材とに分かれ、前記テープ基材が前記
繰出し回転部から巻取り回転部に巻き取られるようにな
っており、前記転写ヘッドが軸芯周りに回転可能である
塗膜転写具において、前記転写ヘッドの先端に、前記本
体から突出する押圧転写部が形成され、前記押圧転写部
のテープ基材が反転して走行する側のみ、且つ、前記押
圧転写部の幅方向両端部に、テープ規制部材が設けられ
ていることを特徴とする塗膜転写具によって、前記の課
題を解決した。
し回転部と巻取り回転部が回転可能に収納され、転写テ
ープが転写ヘッドを経由して被転写面に転写される塗膜
と残りのテープ基材とに分かれ、前記テープ基材が前記
繰出し回転部から巻取り回転部に巻き取られるようにな
っており、前記転写ヘッドが軸芯周りに回転可能である
塗膜転写具において、前記転写ヘッドの先端に、前記本
体から突出する押圧転写部が形成され、前記押圧転写部
のテープ基材が反転して走行する側のみ、且つ、前記押
圧転写部の幅方向両端部に、テープ規制部材が設けられ
ていることを特徴とする塗膜転写具によって、前記の課
題を解決した。
【０００９】
【作用】押圧転写部の両端に形成されたテープ規制部材
は、押圧転写部のテープ基材が反転して走行する側のみ
に設けられており、被転写面に塗膜を転写して反転した
直後の転写テープのテープ基材が幅方向に移動しないよ
うに規制する。しかし、転写前の塗膜が塗布された転写
テープに接触することはない。しかも、テープ規制部材
は押圧転写部の両端に形成されていて、それ以後には設
けられていないので、転写ヘッドが大きく回転しても、
テープ基材がテープ規制部材に強く接触して、転写テー
プの走行が妨げられたり、破損したりすることがない。
また、テープ規制部材が転写テープのテープ基材に対し
て所定の立ち上がり角度を持って形成されていると、本
体に対して回転ヘッドが回転して転写テープが捻られて
も、転写テープがテープ規制部材を乗り越えることがな
く、転写位置の確認の妨げにもならない。
は、押圧転写部のテープ基材が反転して走行する側のみ
に設けられており、被転写面に塗膜を転写して反転した
直後の転写テープのテープ基材が幅方向に移動しないよ
うに規制する。しかし、転写前の塗膜が塗布された転写
テープに接触することはない。しかも、テープ規制部材
は押圧転写部の両端に形成されていて、それ以後には設
けられていないので、転写ヘッドが大きく回転しても、
テープ基材がテープ規制部材に強く接触して、転写テー
プの走行が妨げられたり、破損したりすることがない。
また、テープ規制部材が転写テープのテープ基材に対し
て所定の立ち上がり角度を持って形成されていると、本
体に対して回転ヘッドが回転して転写テープが捻られて
も、転写テープがテープ規制部材を乗り越えることがな
く、転写位置の確認の妨げにもならない。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１（ａ）は、本発明の塗膜転写
具１０の転写テープＴの図示を省略した要部拡大斜視
図、図１（ｂ）は転写テープＴを図示した図１（ａ）に
おける転写ヘッド１４の部分拡大斜視図を示す。この塗
膜転写具１０に使用される転写テープＴの構成、転写テ
ープＴを塗膜転写具に回転可能に取付ける構造、及び塗
膜を被転写面に転写する方法は、従来のものと同様であ
るので、説明を省略する。
具１０の転写テープＴの図示を省略した要部拡大斜視
図、図１（ｂ）は転写テープＴを図示した図１（ａ）に
おける転写ヘッド１４の部分拡大斜視図を示す。この塗
膜転写具１０に使用される転写テープＴの構成、転写テ
ープＴを塗膜転写具に回転可能に取付ける構造、及び塗
膜を被転写面に転写する方法は、従来のものと同様であ
るので、説明を省略する。
【００１１】この塗膜転写具１０は、本体１２と、本体
１２に回転可能に取付けられた回転シャフト２０と一体
になっているＴ字状の転写ヘッド１４を有し、回転シャ
フト２０の回転に伴って転写ヘッド１４も軸芯周りに回
転する。転写ヘッド１４の先端に形成された転写テープ
Ｔの幅方向に細長い押圧転写部２２は本体１２から突出
し、さらに押圧転写部２２の幅方向両端部には、比較的
高さが低い円柱を軸方向に４分の１に分割した形状のテ
ープ規制部材３０，３０が一体に形成されている。
１２に回転可能に取付けられた回転シャフト２０と一体
になっているＴ字状の転写ヘッド１４を有し、回転シャ
フト２０の回転に伴って転写ヘッド１４も軸芯周りに回
転する。転写ヘッド１４の先端に形成された転写テープ
Ｔの幅方向に細長い押圧転写部２２は本体１２から突出
し、さらに押圧転写部２２の幅方向両端部には、比較的
高さが低い円柱を軸方向に４分の１に分割した形状のテ
ープ規制部材３０，３０が一体に形成されている。
【００１２】図１（ｃ）は、図１（ａ）における転写ヘ
ッド１４のｃ−ｃ線縦断面図である。テープ規制部材３
０，３０は、押圧転写部２２において、転写後のテープ
基材が反転して走行する面にのみ形成されているので、
転写テープＴを被転写面に押し付けるとき妨げとなるこ
とがないばかりでなく、本体１２に対して回転シャフト
２０が大きく回転して転写テープＴが捻れても、転写前
の塗膜が塗布された転写テープＴには接触しないので、
転写テープＴの塗膜がテープ基材から剥がれたりするこ
とがない。また、押圧転写部２２に形成された２つのテ
ープ規制部材３０，３０の間隔Ａは、転写テープＴの幅
より僅かに大きくされ、転写テープＴの走行を妨げるこ
とがないようになっている。
ッド１４のｃ−ｃ線縦断面図である。テープ規制部材３
０，３０は、押圧転写部２２において、転写後のテープ
基材が反転して走行する面にのみ形成されているので、
転写テープＴを被転写面に押し付けるとき妨げとなるこ
とがないばかりでなく、本体１２に対して回転シャフト
２０が大きく回転して転写テープＴが捻れても、転写前
の塗膜が塗布された転写テープＴには接触しないので、
転写テープＴの塗膜がテープ基材から剥がれたりするこ
とがない。また、押圧転写部２２に形成された２つのテ
ープ規制部材３０，３０の間隔Ａは、転写テープＴの幅
より僅かに大きくされ、転写テープＴの走行を妨げるこ
とがないようになっている。
【００１３】本体１２を移動させながら、塗膜を被転写
面に転写させるとき、転写テープＴを幅方向に移動させ
るような力がかかっても、転写された後に残って反転し
たテープ基材は、テープ規制部材３０，３０によって、
確実に、幅方向の移動が規制されるため、押圧転写部で
被転写面に接する転写テープの幅方向の移動が規制され
ることになる。
面に転写させるとき、転写テープＴを幅方向に移動させ
るような力がかかっても、転写された後に残って反転し
たテープ基材は、テープ規制部材３０，３０によって、
確実に、幅方向の移動が規制されるため、押圧転写部で
被転写面に接する転写テープの幅方向の移動が規制され
ることになる。
【００１４】図１（ｄ）は、図１（ａ）における転写ヘ
ッド１４のｄ−ｄ線縦断面の部分拡大図を示し、図１
（ａ）において図示していない転写テープＴを図示した
ものである。押圧転写部２２に形成されたテープ規制部
材３０，３０は、押圧転写部２２で塗膜が転写された
後、本体１２に戻るテープ基材とテープ規制部材３０，
３０の押圧転写部２２の先端からの外接線Ｓとが作る角
度（テープ規制部材３０の立ち上げ角度）θが、２０°
乃至９０°となるように形成される。このように、テー
プ規制部材３０，３０の転写テープＴ基材に対する立ち
上げ角度θを２０°乃至９０°としておくと、使用中に
本体１２に対する転写ヘッド１４の回転角度が大きくな
っても、転写テープＴがテープ規制部材３０，３０を乗
り越えることがない。
ッド１４のｄ−ｄ線縦断面の部分拡大図を示し、図１
（ａ）において図示していない転写テープＴを図示した
ものである。押圧転写部２２に形成されたテープ規制部
材３０，３０は、押圧転写部２２で塗膜が転写された
後、本体１２に戻るテープ基材とテープ規制部材３０，
３０の押圧転写部２２の先端からの外接線Ｓとが作る角
度（テープ規制部材３０の立ち上げ角度）θが、２０°
乃至９０°となるように形成される。このように、テー
プ規制部材３０，３０の転写テープＴ基材に対する立ち
上げ角度θを２０°乃至９０°としておくと、使用中に
本体１２に対する転写ヘッド１４の回転角度が大きくな
っても、転写テープＴがテープ規制部材３０，３０を乗
り越えることがない。
【００１５】なお、図１（ａ）及び図１（ｂ）には、比
較的高さが低い円柱を軸方向に４分の１に分割した形状
を、図１（ｄ）にはほぼ三角形板状のテープ規制部材３
０，３０をそれぞれ示したが、この他にも、例えば、半
円柱形や台形等の形状であってもよい。
較的高さが低い円柱を軸方向に４分の１に分割した形状
を、図１（ｄ）にはほぼ三角形板状のテープ規制部材３
０，３０をそれぞれ示したが、この他にも、例えば、半
円柱形や台形等の形状であってもよい。
【００１６】なお、テープ規制部材３０，３０の転写テ
ープＴ基材に対する立ち上げ角度θが２０°以下である
と、本体１２に対する転写ヘッド１４の回転角度が大き
くなると、転写テープＴが一方のテープ規制部材３０を
乗り越えて外れてしまう恐れがある。
ープＴ基材に対する立ち上げ角度θが２０°以下である
と、本体１２に対する転写ヘッド１４の回転角度が大き
くなると、転写テープＴが一方のテープ規制部材３０を
乗り越えて外れてしまう恐れがある。
【００１７】また、テープ規制部材３０，３０の転写テ
ープＴ基材に対する立ち上げ角度θが９０°以上である
と、テープ規制部材３０，３０によって転写位置が遮ら
れて、使用者が転写位置を確認しにくくなる。
ープＴ基材に対する立ち上げ角度θが９０°以上である
と、テープ規制部材３０，３０によって転写位置が遮ら
れて、使用者が転写位置を確認しにくくなる。
【００１８】図２は、本発明の第２実施形態の塗膜転写
具１００の要部拡大斜視図である。この塗膜転写具１０
０の本体１２０には、転写ヘッド１４の両側に沿って延
びる三角形板状のテープガイド１６０，１６０が一体に
形成されている。転写ヘッド１４の先端に形成された押
圧転写部２２は、本体１２０のテープガイド１６０，１
６０から僅かに突出している。この塗膜転写具１００に
使用される本体１２０以外の構成は、第１実施形態のも
のと同様であるので、説明を省略する。この塗膜転写具
１００は、本体１２０にテープガイド１６０，１６０が
設けられているので、押圧転写部２２のテープ規制部材
３０，３０だけでなく、このテープガイド１６０，１６
０によっても転写テープＴの幅方向移動をより確実に規
制することができる。
具１００の要部拡大斜視図である。この塗膜転写具１０
０の本体１２０には、転写ヘッド１４の両側に沿って延
びる三角形板状のテープガイド１６０，１６０が一体に
形成されている。転写ヘッド１４の先端に形成された押
圧転写部２２は、本体１２０のテープガイド１６０，１
６０から僅かに突出している。この塗膜転写具１００に
使用される本体１２０以外の構成は、第１実施形態のも
のと同様であるので、説明を省略する。この塗膜転写具
１００は、本体１２０にテープガイド１６０，１６０が
設けられているので、押圧転写部２２のテープ規制部材
３０，３０だけでなく、このテープガイド１６０，１６
０によっても転写テープＴの幅方向移動をより確実に規
制することができる。
【００１９】本発明の塗膜転写具１０，１００の実施例
として具体的数値を挙げると、押圧転写部２２の長手方
向の幅Ｂが８ｍｍ、押圧転写部２２に形成された２つの
テープ規制部材３０，３０間の間隔Ａが５．３ｍｍ、転
写テープＴに対するテープ規制部材３０，３０の立ち上
げ角度θが３０°、押圧転写部２２の奥行Ｃ、及びテー
プ規制部材３０，３０の高さＥがいずれも２．５ｍｍで
ある（図１（ｂ）参照）。なお、転写テープＴの幅は５
ｍｍ、本体１２、１２０の幅は９ｍｍである。
として具体的数値を挙げると、押圧転写部２２の長手方
向の幅Ｂが８ｍｍ、押圧転写部２２に形成された２つの
テープ規制部材３０，３０間の間隔Ａが５．３ｍｍ、転
写テープＴに対するテープ規制部材３０，３０の立ち上
げ角度θが３０°、押圧転写部２２の奥行Ｃ、及びテー
プ規制部材３０，３０の高さＥがいずれも２．５ｍｍで
ある（図１（ｂ）参照）。なお、転写テープＴの幅は５
ｍｍ、本体１２、１２０の幅は９ｍｍである。
【００２０】塗膜転写具１０，１００の回転シャフト２
０は、本体１２，１２０に対して自由に回転するもので
もよく、或いは、弾性力によって基準位置に戻るように
したものでもよい。
０は、本体１２，１２０に対して自由に回転するもので
もよく、或いは、弾性力によって基準位置に戻るように
したものでもよい。
【００２１】また、本発明の塗膜転写具１０，１００の
構造は、回転シャフト２０の軸線に対して押圧転写部２
２を被転写面方向にずらせて、本体１２，１２０と被転
写面との間に大きな空間ができるようにし、転写終了位
置を確認し易くした塗膜転写具にも適用することができ
る。
構造は、回転シャフト２０の軸線に対して押圧転写部２
２を被転写面方向にずらせて、本体１２，１２０と被転
写面との間に大きな空間ができるようにし、転写終了位
置を確認し易くした塗膜転写具にも適用することができ
る。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、押圧転写部の幅方向両
端部に形成したテープ規制部材により、被転写面に塗膜
を転写した直後の転写テープのテープ基材が幅方向に移
動することが規制される。また、テープ規制部材が、転
写ヘッドの先端部にある押圧転写部のみに設けられてい
るため、テープ基材が捻られても、規制部材に強く接触
することがない。そして、このテープ規制部材は、押圧
転写部のテープ基材が反転して走行する側のみに形成さ
れているので、転写作業の妨げになることがない。
端部に形成したテープ規制部材により、被転写面に塗膜
を転写した直後の転写テープのテープ基材が幅方向に移
動することが規制される。また、テープ規制部材が、転
写ヘッドの先端部にある押圧転写部のみに設けられてい
るため、テープ基材が捻られても、規制部材に強く接触
することがない。そして、このテープ規制部材は、押圧
転写部のテープ基材が反転して走行する側のみに形成さ
れているので、転写作業の妨げになることがない。
【００２３】本体に対して回転シャフトが大きく回転
し、それに追従して転写テープが捻られるようなことが
あったとしても、テープ規制部材が接触するのは転写完
了後のテープ基材のみであるから、転写前の塗膜が塗布
された転写テープに接触して塗膜を傷つけることはない
ので、良好な転写が行なえるという効果を奏する。
し、それに追従して転写テープが捻られるようなことが
あったとしても、テープ規制部材が接触するのは転写完
了後のテープ基材のみであるから、転写前の塗膜が塗布
された転写テープに接触して塗膜を傷つけることはない
ので、良好な転写が行なえるという効果を奏する。
【００２４】また、請求項２のように、転写テープ基材
に対する押圧転写部のテープ規制部材の立ち上げ角度を
２０°乃至９０°とすると、本体に対する転写ヘッドの
回転角度が大きくなっても、転写テープがテープ規制部
材を乗り越えて転写ヘッドから外れることがなく、転写
位置を確認する妨げにもならない。
に対する押圧転写部のテープ規制部材の立ち上げ角度を
２０°乃至９０°とすると、本体に対する転写ヘッドの
回転角度が大きくなっても、転写テープがテープ規制部
材を乗り越えて転写ヘッドから外れることがなく、転写
位置を確認する妨げにもならない。
【図１】 本発明の第１実施形態の塗膜転写具を示し、
図１（ａ）は要部拡大斜視図、図１（ｂ）は図１（ａ）
の転写ヘッドの拡大斜視図、図１（ｃ）は図１（ａ）の
ｃ−ｃ線縦断面図、図１（ｄ）は図１（ａ）のｄ−ｄ線
縦断面図である。
図１（ａ）は要部拡大斜視図、図１（ｂ）は図１（ａ）
の転写ヘッドの拡大斜視図、図１（ｃ）は図１（ａ）の
ｃ−ｃ線縦断面図、図１（ｄ）は図１（ａ）のｄ−ｄ線
縦断面図である。
【図２】 本発明の第２実施形態の塗膜転写具の要部拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図３】 従来の塗膜転写具を示し、図３（ａ）は縦断
面図、図３（ｂ）は要部拡大斜視図である。
面図、図３（ｂ）は要部拡大斜視図である。
【図４】 従来の塗膜転写具の図３（ｂ）の４−４線縦
断面図であり、図４（ａ）は転写ヘッドが回転していな
い状態、図４（ｂ）は転写ヘッドが回転している状態を
それぞれ示す。
断面図であり、図４（ａ）は転写ヘッドが回転していな
い状態、図４（ｂ）は転写ヘッドが回転している状態を
それぞれ示す。
１０，１００：塗膜転写具 １２，１２０：
本体 １４：転写ヘッド ２０：回転シャ
フト ２２：押圧転写部 ３０：テープ規
制部材 Ｔ：転写テープ
本体 １４：転写ヘッド ２０：回転シャ
フト ２２：押圧転写部 ３０：テープ規
制部材 Ｔ：転写テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峰岸 慶一郎 大阪府大阪市西淀川区御幣島五丁目４番14 号 フジコピアン株式会社技術センター内
Claims (2)
- 【請求項１】 本体内に繰出し回転部と巻取り回転部が
回転可能に収納され、転写テープが転写ヘッドを経由し
て被転写面に転写される塗膜と残りのテープ基材とに分
かれ、前記テープ基材が前記繰出し回転部から巻取り回
転部に巻き取られるようになっており、前記転写ヘッド
が軸芯周りに回転可能である塗膜転写具において、 前記転写ヘッドの先端に、前記本体から突出する押圧転
写部が形成され、 前記押圧転写部のテープ基材が反転して走行する側の
み、且つ、前記押圧転写部の幅方向両端部に、テープ規
制部材が設けられていることを特徴とする、 塗膜転写具。 - 【請求項２】 前記テープ規制部材が、前記テープ規制
部材の前記押圧転写部先端からの外接線と前記テープ基
材との間の角度が２０°乃至９０°となるように形成さ
れている、請求項１の塗膜転写具。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10044224A JPH11227385A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 塗膜転写具 |
| EP99301000A EP0936171A3 (en) | 1998-02-12 | 1999-02-11 | Coating film transfer tool |
| US09/249,457 US6273169B1 (en) | 1998-02-12 | 1999-02-12 | Coating film transfer tool |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10044224A JPH11227385A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 塗膜転写具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11227385A true JPH11227385A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12685583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10044224A Pending JPH11227385A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 塗膜転写具 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6273169B1 (ja) |
| EP (1) | EP0936171A3 (ja) |
| JP (1) | JPH11227385A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2003523905A (ja) * | 2000-02-25 | 2003-08-12 | ビック ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント ツェーオー | 角度付き塗布部材を有する、フィルムを転写する手持ち型装置 |
| JP2010260674A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Nitto Denko Corp | 両面粘着テープ貼付け方法と両面粘着テープ貼付け装置 |
| JP2010260675A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Nitto Denko Corp | 両面粘着テープ貼付け装置 |
| JP2012006231A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Fujicopian Co Ltd | 塗膜転写具 |
| WO2014203756A1 (ja) * | 2013-06-20 | 2014-12-24 | フジコピアン株式会社 | 塗膜転写具 |
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| CA2400275A1 (en) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Bic Deutschland Gmbh & Co. | Dispenser with conveyor coil |
| US6675856B2 (en) | 2001-10-23 | 2004-01-13 | Fujicopian Co., Ltd. | Coating film transfer tool |
| US7204287B2 (en) * | 2003-01-23 | 2007-04-17 | Xyron, Inc. | Transfer devices |
| JP3747285B2 (ja) * | 2003-03-07 | 2006-02-22 | 光浩 柳 | 接着テープ転写具 |
| US7228882B2 (en) * | 2003-09-15 | 2007-06-12 | Sanford, L.P. | Tape dispenser with a cushioned applicator tip |
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| US7163040B2 (en) * | 2004-01-13 | 2007-01-16 | Sanford L.P. | Correction tape applicator tip with cylindrical projection |
| US7001476B2 (en) * | 2004-02-03 | 2006-02-21 | Flynn Timothy J | Apparatus and method for transferring a label portion from a label assembly onto an object |
| JP4899023B2 (ja) * | 2008-07-16 | 2012-03-21 | コクヨ株式会社 | 転写具 |
| US8397784B2 (en) | 2010-08-31 | 2013-03-19 | Sanford, L.P. | Correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
| US8746313B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Correction tape re-tensioning mechanism and correction tape dispenser comprising same |
| US8578999B2 (en) | 2010-12-29 | 2013-11-12 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
| US8746316B2 (en) | 2011-12-30 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
| FR3046786B1 (fr) | 2016-01-15 | 2018-02-09 | Societe Bic | Dispositif manuel d'application par ruban d'un revetement sur un support presentant un embout d'application ameliore |
| JP7095856B2 (ja) * | 2017-07-04 | 2022-07-05 | 株式会社トンボ鉛筆 | 塗膜転写具 |
| WO2019008687A1 (ja) | 2017-07-04 | 2019-01-10 | 株式会社トンボ鉛筆 | 塗膜転写具 |
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| JPS6413860U (ja) | 1987-07-14 | 1989-01-24 | ||
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| JPH05502211A (ja) * | 1989-12-27 | 1993-04-22 | クツェーヴォープラスト・クンストシュトッフテヒニク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 接着剤材料の塗布用分配装置 |
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| JP2829699B2 (ja) | 1993-12-03 | 1998-11-25 | シードゴム工業株式会社 | 塗膜転写具 |
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| DE29511439U1 (de) * | 1995-04-28 | 1995-09-21 | Czewo Plast Kunststofftechnik Gmbh, 93073 Neutraubling | Vorrichtung zur Applizierung von Auftragsmaterial |
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1998
- 1998-02-12 JP JP10044224A patent/JPH11227385A/ja active Pending
-
1999
- 1999-02-11 EP EP99301000A patent/EP0936171A3/en not_active Withdrawn
- 1999-02-12 US US09/249,457 patent/US6273169B1/en not_active Expired - Lifetime
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| JPWO2014203756A1 (ja) * | 2013-06-20 | 2017-02-23 | フジコピアン株式会社 | 塗膜転写具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6273169B1 (en) | 2001-08-14 |
| EP0936171A3 (en) | 1999-09-15 |
| EP0936171A2 (en) | 1999-08-18 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041207 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070116 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070522 |