JPH11224207A - マルチクラスタシステムを構成する計算機 - Google Patents

マルチクラスタシステムを構成する計算機

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JPH11224207A
JPH11224207A JP10302051A JP30205198A JPH11224207A JP H11224207 A JPH11224207 A JP H11224207A JP 10302051 A JP10302051 A JP 10302051A JP 30205198 A JP30205198 A JP 30205198A JP H11224207 A JPH11224207 A JP H11224207A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の計算機が外部記憶装置を共用するマル
チクラスタシステムに関し、システム内のクラスタが運
用不可能となったとき、外部記憶装置を用いた処理の引
継ぎを簡単にする。 【解決手段】 システム内の計算機が外部記憶装置内の
記憶領域の要求量と自計算機の識別記号を外部記憶装置
に通知する手段3a,...と、自計算機の識別記号を
用いて外部記憶装置内で自計算機に割り当てられ、該領
域の識別記号によって指定される領域にアクセスする手
段4a,...を備え、外部記憶装置が手段3
a,...からの通知に応じて計算機に割り当てるべき
領域の識別記号を計算機に通知する手段5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の計算機、すな
わちクラスタから構成されるマルチクラスタシステムに
係り、更に詳しくはシステムを構成する1つ、あるいは
複数のクラスタが何らかの要因で運用不可能となった場
合、システムの中の他のクラスタが運用不可能となった
クラスタに代わって業務を続行するマルチクラスタシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】マルチク
ラスタシステムは複数の計算機、すなわちクラスタによ
って構成され、例えば共通に利用可能なディスク装置を
用いてデータベース処理などを実行する。
【0003】これに対してCPUや入出力装置の二重、
あるいは三重化を行って、システムの停止を完全に回避
して、24時間稼働を実現するコンピュータシステムと
して、例えばフォールトトレラントシステムがある。本
発明が対象とするマルチクラスタシステムでは、一部の
クラスタが何らかの要因で運用可能となった場合には、
そのクラスタの行っていた処理はシステムの中の他のク
ラスタによって実行され、一部のクラスタが実行してい
た業務の短時間の停止は行われるが、システム全体とし
ては連続稼働可能な計算機システムである。
【0004】このようなマルチクラスタシステムにおい
て、共通に利用可能な外部記憶装置を用いて処理を実行
している時、一部のクラスタが故障した場合には、その
クラスタが行っていた処理の他のクラスタによる引き継
ぎのために、故障したクラスタが使用していたディスク
内のアドレスを含む細かいディスク情報の引き継ぎを行
う必要があり、故障時の処理の引き継ぎが面倒であると
いう問題点があった。
【0005】共通に利用可能なディスク装置が、例えば
複数のディスク装置で構成されているような場合には、
どのディスク装置、すなわちデバイスか、またはどのパ
ーティッションの中のどの部分かなど、データ格納位置
の細部までを指定した引き継ぎが必要であるという問題
点があった。
【0006】本発明は、例えばローカルエリアネットワ
ークのMACアドレスを各クラスタ、およびディスク装
置内の各データ格納領域とそれぞれ1対1に対応させる
ことによって、故障したクラスタの処理を引き継ぐクラ
スタはそのデータ格納領域を示すMACアドレスを引き
継ぐだけで処理の引き継ぎを可能とし、引き継ぎに要す
る処理を簡単にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
ブロック図である。同図において共用可能な記憶装置1
に接続された複数の計算機2a,2b,2c,・・・2
nによってシステムが構成されている。
【0008】図1において、各計算機の内部に備えられ
る記憶領域要求手段、例えば3aは、記憶装置1の内部
での記憶領域の要求量と、自計算機2aの識別記号とを
記憶装置側に通知するものである。
【0009】また記憶装置アクセス手段4aは、自計算
機の識別記号を用いて、記憶装置1の内部で自計算機2
aに割り当てられた領域であって、その領域の識別記号
によって指定される領域にアクセスを行うものである。
これらの記憶領域要求手段および記憶装置アクセス手段
は、システムを構成する複数の計算機2a,2
b,...,2nのそれぞれに備えられる。
【0010】また、システムは、上記構成のシステムに
限定されない。記憶装置を備えるシステムにおける装置
に、上記記憶装置内の記憶領域の要求量と上記装置の識
別情報とを上記記憶装置側に通知する記憶領域要求手段
と、上記装置の前記識別情報を用いて、上記記憶装置内
で上記装置に割り当てられた領域にアクセスを行う記憶
装置アクセス手段とを備えるようにすることも可能であ
る。
【0011】また、少なくとも1つの装置と組まれた、
記憶装置を持つシステムにおける記憶装置に、上記装置
に割り当てるべき領域の領域識別情報を与える手段と、
上記記憶領域の要求量と、上記装置からの上記装置の識
別情報との通知に従って、上記装置に上記領域識別記号
を通知する記憶領域割当手段を備えるようにすることも
可能である。また、記憶装置は外部記憶装置に限定され
ず、内部記憶装置でもよい。
【0012】図1において、記憶装置1の内部に備えら
れる記憶領域割当手段5は、各計算機内の記憶領域要求
手段、例えば3aからの記憶領域の要求量、その計算機
の識別記号の通知に応じて、その計算機に割り当てられ
る領域に対する領域識別記号を記憶領域要求手段3aに
通知するものである。これによって計算機2aの記憶装
置アクセス手段4aは、以後この通知された領域識別記
号によって指定される領域にアクセスを行うことにな
る。
【0013】このように本発明の1つの実施形態におい
てはシステムを構成する複数の計算機は、それぞれ自計
算機の識別記号、例えばMACアドレスを用いて、外部
記憶装置1の内部で自計算機に割り当てられた領域、す
なわち領域識別記号、例えばMACアドレスによって指
定される領域にアクセスを行うことになる。そこで複数
の計算機のうちの任意の計算機が運用不可能となった時
には、その任意の計算機によって実行されていたアプリ
ケーションの引き継ぎのために、他の計算機の記憶装置
アクセス手段が、運用不可能となった任意の計算機の識
別記号を用いて、その任意の計算機に割り当てられた領
域の識別記号に基づいてアクセスを行うことになる。そ
して運用不可能となった計算機に割り当てられた領域に
格納されたジョブ等の最終ステータスを読み取ることに
よって、アプリケーションアクセスの引き継ぎは簡単に
実行される。
【0014】本発明の他の実施形態としては、システム
を構成する複数の計算機のうちで少数の計算機、例えば
1台だけが記憶装置アクセス手段を備えるように構成す
ることも可能である。すなわちこの記憶装置アクセス手
段は、各計算機の識別記号を用いて、外部記憶装置の内
部で各計算機に1対1に対応する領域識別記号によって
指定される各計算機に割り当てられた領域にアクセスを
行う。この時複数の計算機のうちのその他の計算機は、
記憶装置アクセス手段に対して自計算機の識別記号を用
いて自計算機に割り当てられた領域に対するアクセスを
依頼する記憶装置アクセス依頼手段を備えることにな
る。
【0015】本発明の実施形態としては、図1の記憶装
置1が主系と従系とに二重化された実施形態も可能であ
る。この実施形態においては、従系の記憶装置側に、前
述の記憶装置アクセス手段によるアクセスのうちで書込
みアクセスに対しては主系と同様に記憶装置への書込み
を実行し、主系の記憶装置と前記システムを構成する計
算機との間で一定時間通信が行われない時、主系の記憶
装置に切換え信号を送り、以後主系の記憶装置として動
作するための制御を行う動作制御手段が備えられる。こ
れによって主系と従系との記憶装置はお互いにミラード
構成となり、記憶装置の故障時における切換えが容易と
なる。
【0016】また、図1に示す各計算機がインターネッ
トを介して分散している場合であっても、本発明の実施
形態を適用することは可能である。先に延べたシステム
においては、各計算機の識別記号としてMACアドレス
を例としてあげた。インターネットにおいて本発明を適
用する場合には、図1の各計算機は、各計算機の識別情
報として例えば電話番号等を用いることになる。
【0017】インターネットにおいて、本発明を適用す
る場合についての1例を、先に述べたシステムにおいて
の1つの実施形態に則して、以下に述べる。インターネ
ットに接続されている任意の計算機の1つが、通信して
いる最中に何らかの理由によりセッションが中断された
場合について考える。上記のセッションが中断された計
算機によって実行されていた処理の引き継ぎのために、
インターネットに接続されている他の計算機の記憶装置
アクセス手段は、上記セッションが中断された計算機の
識別情報、この場合は例えば発信者番号を用いて、上記
セッションが中断された計算機内もしくは外に設けられ
た記憶装置内の、上記セッションが中断された計算機に
割り当てられた記憶領域の識別記号に基づいて、上記記
憶領域にアクセスを行う。
【0018】これにより、上記インターネットに接続さ
れている他の計算機は、上記セッションが中断された計
算機に割り当てられた記憶領域に格納された、セッショ
ン再開に必要な情報を読み取る。上記インターネットに
接続されている他の計算機は、読み取った情報を用い
て、上記セッションが中断された計算機のセッションを
引き継ぐ。
【0019】以下、本発明の実施形態について、図面を
参照しながら、より詳細に述べる。以下の説明では、各
装置はLANを介して接続されているが、各装置を接続
するネットワークは、LANに限定されない。本発明
は、WAN(Wide Area Network)等
の他のネットワークを介して計算機が接続されている場
合においても適用可能である。さらに、以下の説明で
は、マルチクラスタシステムをとりあげているが、本発
明のシステムはマルチクラスタシステムに限定されな
い。
【0020】また、上述のように、各計算機が1つのシ
ステムを構成している場合だけではなく、インターネッ
トを介して分散している場合においてであっても、本発
明を適用することは可能である。
【0021】さらに、以下の説明において、記憶装置は
外部記憶装置でも、内部記憶装置でも、本発明を適用す
ることは当然可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】図2は本発明の1つの実施形態の
構成ブロック図である。同図において、マルチクラスタ
システムは3つのクラスタ11a〜11c、主系の共用
記憶装置12、従系の共用記憶装置13、2つの記憶装
置と3つのクラスタとを接続する第1のローカルエリア
ネットワーク(LAN)14、3つのクラスタ相互間を
接続する第2のLAN15から構成されている。
【0023】各クラスタ11a〜11c内部には、第1
のLAN14との接続を制御するLAN制御装置、例え
ば16aと、第2のLAN15との接続を制御するLA
N制御装置、例えば17aが備えられている。
【0024】主系の共用記憶装置12は3台の記憶デバ
イス(ディスクデバイス)18a〜18cとLAN制御
部20から構成されており、また従系の共用記憶装置1
3は3台の記憶デバイス19a〜19cおよびLAN制
御部21から構成されている。
【0025】図2において主系の共用記憶装置12が、
通常動作時には使用される。この時、従系共用記憶装置
13には主系共用記憶装置12に格納されるデータが全
く同様に格納され、2つの共用記憶装置はミラード構成
となる。
【0026】主系の共用記憶装置12が故障した場合に
は、共用記憶装置12と各クラスタとの間の通信が停止
されることによって、その停止状態が従系の共用記憶装
置13によって検出され、共用記憶装置13は主系の共
用記憶装置12に対して切換え指示を出し、以後主系の
共用記憶装置として動作することになる。
【0027】なお図2において、第1のLAN14と2
つの共用記憶装置12、13とはそれぞれ実線で示され
る1つのポートによって接続されているが、それぞれの
3つの記憶デバイス、例えば18a〜18cに対応する
3つのポートに接続されてもよい。
【0028】また図2では2つのLAN14と15が用
いられ、共用記憶装置へのアクセスとクラスタ間の通信
の経路が分離されているが、これを分離することなく、
1つのLANだけを用いて接続することも可能である。
【0029】本発明においては各クラスタおよび共用記
憶装置内で各クラスタに割り当てられた領域(記憶デバ
イスまたはパーティッション)をそれぞれLAN内のハ
ードウェア固有の識別記号としてのMACアドレスに対
応させることにする。
【0030】図2においてクラスタ側ではクラスタ11
aに対してMACアドレス01(実際は6バイトの××
×× ×× ×× ××01を“01”と略す)、1
1bに対して02、11cに対して03が割り当てられ
ている。また共用記憶装置12および13側では、例え
ば3つの記憶デバイスのうち、18aに対してMACア
ドレス10、18bに対して11、18cに対して12
が割り当てられている。
【0031】図3は図2の共用記憶装置12、または1
3におけるLAN制御部の詳細構成ブロック図である。
ここでは主系の共用記憶装置12のLAN制御部20の
構成について説明する。
【0032】LAN制御部20は、主系の共用記憶装置
12の内部の3つの記憶デバイス18a〜18cのそれ
ぞれに対するMACアドレスを格納する1バイトのフラ
ッシュメモリ25、第1のLAN14を流れるフレーム
の宛先MACアドレスを検出し、フラッシュメモリ25
に格納されているアドレスと一致するか否かをチェック
し、一致している場合にはそのフレームをMAC層制御
回路27に引き渡す自MAC比較回路26、MAC層制
御回路27、制御のために必要なデータなどを格納する
ローカルメモリ28、および3つの記憶デバイス18a
〜18cに接続されたシステムバス上のデータの転送制
御などを行うシステムバス制御回路29から構成されて
いる。
【0033】フラッシュメモリ25に対してはMACア
ドレスの下位1バイトだけが書き込まれ、自MAC比較
回路26はMACアドレス6バイトのうち下位1バイト
のみでフラッシュメモリ25にアクセスする。この書込
みは、例えばシステムの初期化時に共用記憶装置内での
環境定義に基づいて行われる。共用記憶装置内の記憶デ
バイス18a〜18cのそれぞれ、あるいは更に分割さ
れた領域に対応するMACアドレスが例えば3つの場合
には、フラッシュメモリ25の6つの格納領域のうち、
3つの領域にはFFが格納される。すなわち本発明にお
いては下位1バイトがFFとなるMACアドレスは使用
しないことにする。
【0034】図4は本発明の1つの実施形態としての図
2のLAN14,15において用いられるフレームフォ
ーマットの説明図である。同図はフレームの例としてイ
ーサネットにおけるフレームのフォーマットを示してい
る。同図において、プリアンブルとスタートフレームデ
リミタの後に格納される宛先MACアドレス6バイトと
送り元MACアドレス6バイトとを用いて、共用記憶装
置へのアクセスが行われる。フレーム内のデータ部に
は、共用記憶装置へのアクセス時においてはユーザデー
タが設定され、後述するクラスタの故障時などにはLA
N15を通じてクラスタ間で受け渡されるデータが設定
される。
【0035】図2において、各クラスタ11a〜11c
がそれぞれ独立に、共用記憶装置12に対するアクセス
を実行する場合について説明する。クラスタ11a,1
1b、および11cは、それぞれ記憶デバイス18a,
18b、および18cを使用するものとする。この記憶
デバイスの割当ては、各クラスタからの自クラスタのM
ACアドレスとディスク使用量の通知に対応して共用記
憶装置12側で行われ、記憶装置12は割り当てた記憶
デバイスに対応する各MACアドレスを各クラスタに通
知する。この時、例えばクラスタ11aは図4の宛先M
ACアドレスとして記憶デバイス18aに対するMAC
アドレス10を設定し、送り元MACとしてMACアド
レス01を設定して、LAN14を経由して、主系の共
用記憶装置12に対するアクセスを実行する。
【0036】共用記憶装置12側では、事前の環境設
定、またはLAN経由のネゴシエーションの結果に対応
して、自装置内の記憶デバイス18aに対するアクセス
であることを認識し、また相手クラスタ11aのMAC
アドレスとして01を認識する。以後クラスタ11a
は、実際にアクセスする記憶デバイス18aを意識する
ことなく、MACアドレス10の記憶装置としてアクセ
スを続行する。クラスタ11b、および11cによるア
クセスについても全く同様である。
【0037】次に共用記憶装置12に対する実際のアク
セスが1つのクラスタのみを経由して行われる場合につ
いて説明する。主系の共用記憶装置12に対するアクセ
スを実行するクラスタは、例えばクラスタ11aとし、
クラスタ11b、および11cは、第2のLAN15を
経由して、クラスタ11aに主系の共用記憶装置12に
対するアクセスを依頼する。
【0038】クラスタ11aは、初期化時の処理として
主系の共用記憶装置12から、例えば前述の環境定義に
よって設定された各クラスタのMACアドレスを用い
て、各クラスタ11a〜11cに送り出されたフレーム
に対応して、各クラスタ11a〜11cで使用されるデ
ィスクの容量を通知するフレームを主系の共用記憶装置
12に送り、共用記憶装置12は各クラスタから要求さ
れたディスクの使用量に応じて、3つの記憶デバイス1
8a〜18cのいずれか、または1つの記憶デバイス内
の分割されたパーティッションを割り当てる。
【0039】その後クラスタ11b、および11cは、
クラスタ11aを経由してディスクアクセスを行うが、
この時図4の宛先MACアドレスとしては自クラスタに
割り当てられた記憶デバイス、または1つの記憶デバイ
スを分割したパーティッションに対応するMACアドレ
スを設定し、また送り元MACアドレスとしては自クラ
スタに割り当てられたMACアドレス、例えばクラスタ
11bでは02を設定して、クラスタ11aにディスク
アクセスを依頼する。共用記憶装置12側では、このア
クセスに対応してデータを送信する場合には、相手クラ
スタのMACアドレス、例えばクラスタ11bに対して
はMACアドレス02を用いて、データを第1のLAN
14を経由して直接にクラスタ11bに送信する。
【0040】図2において、3つのクラスタ11a〜1
1cがそれぞれある処理、例えばデータベース処理を実
行中に、例えばクラスタ11aが故障し、処理の遂行が
不可能になった場合を考える。この場合クラスタ11a
によって実行されていた処理は、例えば事前の環境設定
に対応して、クラスタ11bによって引き継がれる。こ
の時、クラスタ11aはLAN15を経由して、クラス
タ11bに対して自クラスタが主系の共用記憶装置12
において使用していた記憶デバイス、またはパーティッ
ションに対応するMACアドレス、例えば10を通知し
て、処理を停止する。クラスタ11b側では、自分自身
が実行していたジョブに加えて、クラスタ11aから引
き継いだジョブを実行し、共用記憶装置12へのアクセ
スに際しては、動作ジョブに応じてMACアドレス、例
えば10と11とを使い分ける。
【0041】図5はこのようなクラスタの故障時におけ
る処理の引き継ぎの説明図である。同図においては、共
用記憶装置として主系の共用記憶装置30のみが示さ
れ、この装置は記憶デバイス31と32とによって構成
され、記憶デバイス31は更に2つのパーティッション
に分割され、記憶デバイス31の0〜19で示されるパ
ーティッションに対してはMACアドレスとして10、
20〜29までのパーティッションに対して11、記憶
デバイス32に対しては20が割り当てられているもの
とする。またクラスタとしては2つのクラスタ11aと
11bとが示されている。
【0042】図5において、前述と同様にクラスタ11
aに故障が生じ、動作していたジョブ、すなわちJOB
01がクラスタ11bによって引き継がれる場合の処理
について図6を用いて説明する。まずクラスタ11a側
での処理は次のステップS1〜S3の順序で実行され
る。この処理は図2におけるクラスタ11a側のLAN
制御装置17aによって実行される。
【0043】S1:クラスタ11aで故障が生じたこと
を検出し、故障が生じたときにクラスタ11aで処理が
行われていたJOB01の処理を中断する。その際、J
OB01は、共用記憶装置30に中断時の処理のステー
タスを書き込む。
【0044】S2:第2のLAN15を経由して、クラ
スタ11bに対して自クラスタが異常停止し、引き継ぎ
を依頼すべきJOB01があることを通知する。同時に
自クラスタのMACアドレス01、および共用記憶装置
30内で使用している記憶デバイス、またはパーティッ
ションに対応するMACアドレス例えば10を通知す
る。
【0045】S3:S2における通知後、クラスタ11
aのシステムを停止する。上述のクラスタ11a側のL
AN制御装置17aにより実行される処理に対応して、
故障したクラスタ11aで行われていたJOB01の処
理を引き継ぐ、クラスタ11b側のLAN制御装置17
bにおける処理の手順を、図7を用いて以下に説明す
る。
【0046】S11:クラスタ11a側のLAN17a
からJOB01の引き継ぎの依頼と、クラスタ11aに
対応するMACアドレス01、および共用記憶装置30
の内部でクラスタ11aが使用していた、記憶領域に対
応する記憶デバイス、またはパーティッションのMAC
アドレス10の通知を受け取る。
【0047】S12:自LAN制御装置17bの中に記
憶されているクラスタ11bに対応するMACアドレス
に、S11で通知を受けたクラスタ11aに対応するM
ACアドレス01を追加するとともに、共用記憶装置3
0でクラスタ11aが使用していた記憶領域に対応する
MACアドレス10を記憶する。
【0048】S13:JOB01をステップS11で受
け取った情報を元にして起動する。 S14:JOB01の起動にあたって、共用記憶装置3
0からジョブのステータスをリードし、最後のステータ
スの値に基づいてJOB01の処理を再開する。
【0049】1つのクラスタが故障して他のクラスタに
ジョブを引き継ぐ場合のそれぞれのクラスタ側における
処理は以上の通りであるが、この場合共用記憶装置30
側においては何ら独自の処理は行われない。
【0050】次にクラスタの復旧時の処理について説明
する。図5において、前述のように故障を起こし、動作
を停止していたクラスタ11aが復旧する場合の処理に
ついて説明する。まず、図8を用いて、クラスタ11a
側のLAn制御装置17aによって実行される処理を説
明する。
【0051】S21:クラスタ11aは、LAN15を
経由して、クラスタ11bに対して自クラスタが復旧し
たことを通知する。 S22:クラスタ11b側から、LAN15を経由して
JOB01の動作が停止したという通知を受け取るま
で、処理待ちとなる。
【0052】S23:クラスタ11b上でJOB01の
動作が停止したという通知を受け取った時点で、JOB
01の起動を行う。 S24:前述のステップS14におけると同様にしてJ
OB01の処理を再開する。
【0053】上述のクラスタ11aの復旧の際に、クラ
スタ11a側のLAN制御装置17aにより実行される
処理に対応して、クラスタ11b側のLAN制御装置1
7bにより行われる処理の手順を図9を用いて以下に説
明する。
【0054】S31:第2のLAN15を経由してクラ
スタ11aが復旧可能であるという通知を受け取る。 S32:故障するまでクラスタ11aで実行されていた
JOBであって、故障の後はクラスタ11bが処理を引
き継いでいたJOB01の動作を停止する。動作の停止
時に、JOB01自身は記憶装置上に最後の処理プロセ
スのステータスを書き込む。
【0055】S33:第2のLAN15を経由して、ク
ラスタ11a側にJOB01の動作を停止したことを通
知する。前述のクラスタ故障時のジョブの引き継ぎの場
合と同様に、復旧時にも共用記憶装置側では何らの処理
も実行されない。
【0056】図2において、前述のように例えばクラス
タ11aだけが共用記憶装置に対するアクセスを担当
し、他のクラスタはクラスタ11aにディスクアクセス
を依頼する場合に、例えばクラスタ11bが故障して処
理を続行できなくなった時には、例えばクラスタ11c
が第2のLAN15を経由してMACアドレスなどの必
要な情報を引き継ぎ、クラスタ11bによって行われて
いたジョブの引き継ぎが行われ、マルチクラスタシステ
ム全体としての処理は引き続き実行される。
【0057】本発明の計算機等は、その機能をファーム
ウェアやソフトウェアにより実行する事も可能である。
図10は、本発明の実施形態を実現する計算機101の
構成例を示す図である。上述の計算機101は、本体1
04及びRAMやハードディスク等のメモリ105で構
成される。上述した実施形態を実現するソフトウェアの
プログラムコードがかかれたプログラムデータは、例え
ば、回線103を介して、プログラム供給者から、メモ
リ105にダウンロードされる。計算機101は、メモ
リ105にロードされたプログラムを実行する。
【0058】なお、プログラムデータは、上述のように
回線103を介してダウンロードする代わりに、あらか
じめCD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記憶
媒体102に格納するようにしてもよい。本体104に
可搬型記憶媒体102をマウントし、可搬型記憶媒体1
02から記憶されたプログラムデータを読み出すことに
より、プログラムデータはメモリ105にロードされ
る。
【0059】この場合、上記プログラムデータ自体が本
発明の実施形態の新規な機能を実現することになり、そ
のプログラムデータが格納される、RAMやハードディ
スク等のメモリ105及びCD−ROMやフロッピーデ
ィスク等の可搬型記憶媒体102も本発明の実施形態を
構成することになる。
【0060】以上の説明に関してさらに以下の項を開示
する。 (1)共用可能な外部記憶装置に接続された複数の計算
機によって構成されるマルチクラスタシステムにおける
計算機であって、前記外部記憶装置内の記憶領域の要求
量と自計算機の識別記号とを該外部記憶装置側に通知す
る記憶領域要求手段と、自計算機の識別記号を用いて、
前記外部記憶装置内で自計算機に割り当てられた領域で
あって、該領域の識別記号によって指定される領域にア
クセスを行う記憶装置アクセス手段とを備え、前記外部
記憶装置が複数のディスク装置によって構成され、前記
領域識別記号によって指定される領域が該複数のディス
ク装置内の1つのディスク装置の記憶領域であるマルチ
クラスタシステムを構成する計算機。 (2)共用可能な外部記憶装置に接続された複数の計算
機によって構成されるマルチクラスタシステムにおける
計算機であって、前記外部記憶装置内の記憶領域の要求
量と自計算機の識別記号とを該外部記憶装置側に通知す
る記憶領域要求手段と、自計算機の識別記号を用いて、
前記外部記憶装置内で自計算機に割り当てられた領域で
あって、該領域の識別記号によって指定される領域にア
クセスを行う記憶装置アクセス手段とを備え、前記外部
記憶装置が複数のディスク装置によって構成され、前記
領域識別記号によって指定される領域が該複数のディス
ク装置内の1つのディスク装置の記憶領域、または該1
つのディスク装置の記憶領域を複数に分割した領域であ
るマルチクラスタシステムを構成する計算機。 (3)第1項または第2項記載のマルチクラスタシステ
ムを構成する計算機であって、前記外部記憶装置側に、
前記記憶領域要求手段からの記憶領域の要求量と、計算
機の識別記号との通知に応じて、該計算機に割り当てる
べき領域に対する領域識別記号を該記憶領域要求手段に
通知する記憶領域割当手段を備え、前記記憶装置アクセ
ス手段が該通知された領域識別記号によって指定される
領域にアクセスを行う。 (4)共用可能な外部記憶装置に接続された複数の計算
機によって構成されるマルチクラスタシステムにおける
計算機であって、前記外部記憶装置内の記憶領域の要求
量と自計算機の識別記号とを該外部記憶装置側に通知す
る記憶領域要求手段と、自計算機の識別記号を用いて、
前記外部記憶装置内で自計算機に割り当てられた領域で
あって、該領域の識別記号によって指定される領域にア
クセスを行う記憶装置アクセス手段とを備え、前記複数
の計算機のうちの任意の計算機が運用不可能となった
時、該任意の計算機によって実行されていたアプリケー
ションの引き継ぎのために、他の計算機の前記記憶装置
アクセス手段が、該運用不可能となった任意の計算機の
識別記号を用いて、該任意の計算機に割り当てられた領
域にアクセスを行うマルチクラスタシステムを構成する
計算機。 (5)共用可能な外部記憶装置に接続された複数の計算
機によって構成されるマルチクラスタシステムにおける
計算機であって、前記外部記憶装置内の記憶領域の要求
量と自計算機の識別記号とを該外部記憶装置側に通知す
る記憶領域要求手段と、自計算機の識別記号を用いて、
前記外部記憶装置内で自計算機に割り当てられた領域で
あって、該領域の識別記号によって指定される領域にア
クセスを行う記憶装置アクセス手段とを備え、前記外部
記憶装置が主系と従系とに二重化され、該従系側に、前
記記憶装置アクセス手段によるアクセスのうちで書込み
のアクセスに対しては主系と同様に外部記憶装置への書
込みを実行し、主系の外部記憶装置と前記マルチクラス
タシステムを構成する計算機との間で一定時間通信が行
われない時、該主系の外部記憶装置に切換え指示を送
り、以後主系の外部記憶装置として動作するための制御
を行う動作制御手段を備えるマルチクラスタシステムを
構成する計算機。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればシステムにおいて記憶装置を共通に使用する場合、
各クラスタが使用する記憶装置内の記憶デバイス、また
はパーティッションなどをそれぞれMACアドレスに対
応させ、また各クラスタに対してもそれぞれMACアド
レスを対応させることによって、ディスクアクセスが簡
単化され、また故障したクラスタ上で実行されていたジ
ョブの引き継ぎの場合にも引き継ぎに要する処理が簡単
化される。
【0062】また、本発明は各計算機がインターネット
を介して分散している場合であっても、本発明の実施形
態を適用することは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成ブロック図である。
【図2】本発明の1つの実施形態としてのマルチクラス
タシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】図2の共用記憶装置におけるLAN制御部の詳
細構成を示すブロック図である。
【図4】図2のマルチクラスタシステムにおけるLAN
フレームのフォーマットの例を示す図である。
【図5】故障したクラスタによって実行されていたジョ
ブの引き継ぎを説明する図である。
【図6】図5に示すマルチクラスタの故障時における、
故障したクラスタ11a側のLAN制御装置17aによ
って実行される、JOB01の引継ぎのための処理を示
すフローチャートである。
【図7】図5に示すマルチクラスタの故障時における、
JOB01を引き継ぐ、クラスタ11b側のLAN制御
装置17bによって実行される、JOB01の引継ぎの
ための処理を示すフローチャートである。
【図8】図5に示すマルチクラスタの故障時における、
故障したため動作を停止していたクラスタ11aが復旧
する際に、クラスタ11a側のLAN制御装置17aに
よって実行される処理を示すフローチャートである。
【図9】図5に示すマルチクラスタの故障時における、
故障したため動作を停止していたクラスタ11aが復旧
する際に、クラスタ11aの処理を引き継いでいたクラ
スタ11b側のLAN制御装置17bによって実行され
る処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態を実現する計算機の構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1 外部記憶装置 2a,2b,… 計算機 3a,3b,… 記憶領域要求手段 4a,4b,… 記憶装置アクセス手段 5 記憶領域割当手段 11a,11b,11c クラスタ 12 主系共用記憶装置 13 従系共用記憶装置 14 第1のローカルエリアネットワーク(LAN) 15 第2のローカルエリアネットワーク(LAN) 16a,16b,16c 第1のLAN14に接続さ
れる各クラスタ内のLAN制御装置 17a,17b,17c 第2のLAN15に接続さ
れる各クラスタ内のLAN制御装置 20 主系共用記憶装置のLAN制御部 21 従系共用記憶装置のLAN制御部 18a,18b,18c 主系共用記憶装置内の記憶
デバイス 19a,19b,19c 従系共用記憶装置内の記憶
デバイス

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共用可能な外部記憶装置に接続された複
    数の計算機によって構成されるマルチクラスタシステム
    における計算機であって、 前記外部記憶装置内の記憶領域の要求量と自計算機の識
    別記号とを該外部記憶装置側に通知する記憶領域要求手
    段と、 自計算機の識別記号を用いて、前記外部記憶装置内で自
    計算機に割り当てられた領域であって、該領域の識別記
    号によって指定される領域にアクセスを行う記憶装置ア
    クセス手段とを備えることを特徴とするマルチクラスタ
    システムを構成する計算機。
  2. 【請求項2】 前記外部記憶装置側に、 前記記憶領域要求手段からの記憶領域の要求量と、計算
    機の識別記号との通知に応じて、該計算機に割り当てる
    べき領域に対する領域識別記号を該記憶領域要求手段に
    通知する記憶領域割当手段を備え、 前記記憶装置アクセス手段が該通知された領域識別記号
    によって指定される領域にアクセスを行うことを特徴と
    する請求項1記載のマルチクラスタシステムを構成する
    計算機。
  3. 【請求項3】 記憶装置を備えるシステムにおける装置
    であって、 前記記憶装置内の記憶領域の要求量と前記装置の識別情
    報とを前記記憶装置側に通知する記憶領域要求手段と、 前記装置の前記識別情報を用いて、前記記憶装置内で前
    記装置に割り当てられた領域にアクセスを行う記憶装置
    アクセス手段とを備えることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの装置と組まれた、記憶
    装置を持つシステムにおける前記記憶装置であって、 前記装置に割り当てるべき領域の領域識別情報を与える
    手段と、 前記装置からの記憶領域の要求量と、前記装置からの前
    記装置の識別情報との通知に従って、前記装置に前記領
    域識別情報を通知する記憶領域割当手段を備え、 前記装置は、前記通知された領域識別情報によって指定
    される領域にアクセスを行うことを特徴とする記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記憶装置が複数の記憶部によって構
    成され、 前記領域識別情報によって指定される領域が、前記複数
    の記憶部のうちの1つの記憶部の記憶領域であることを
    特徴とする請求項4記載の記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶装置が複数の記憶部によって構
    成され、 前記領域識別情報によって指定される領域が、前記複数
    の記憶部のうちの1つの記憶部の記憶領域、または前記
    記憶部のうちの1つの記憶部の記憶領域を複数に分割し
    た領域であることを特徴とする請求項4記載の記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記システムにおいて他の任意の装置が
    運用不可能となった時、前記運用不可能となった任意の
    装置によって実行されていた処理を引き継ぐのために、
    前記記憶装置アクセス手段が、前記運用不可能となった
    任意の装置の識別情報を用いて、前記任意の装置に割り
    当てられた領域にアクセスを行うことを特徴とする請求
    項3記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶装置が主系と従系とに二重化さ
    れ、 該従系側に、前記記憶装置アクセス手段によるアクセス
    のうちで書込みのアクセスに対しては主系と同様に記憶
    装置への書込みを実行し、前記主系の記憶装置と前記装
    置との間で一定時間通信が行われない時、前記主系の記
    憶装置に切換え指示を送り、以後前記従系の記憶装置が
    前記主系の記憶装置として動作するよう制御を行う動作
    制御手段を備えることを特徴とする請求項4記載の記憶
    装置。
  9. 【請求項9】 記憶装置に接続された複数の装置を持つ
    システムであって、 各々の前記装置の識別情報を用いて、前記記憶装置内で
    各々の前記装置に割り当てられた領域にアクセスを行う
    記憶装置アクセス手段を備える少なくとも1台以上の装
    置と、 該記憶装置アクセス手段に対して、自装置の識別情報を
    用いて、自装置に割り当てられた領域に対するアクセス
    を依頼する記憶装置アクセス依頼手段を備える装置とに
    よって構成されることを特徴とするシステム。
  10. 【請求項10】 前記記憶装置側に、 前記記憶装置アクセス手段からの各装置の記憶領域要求
    量と、該各装置の識別情報との通知に応じて、該各装置
    に割り当てられる領域に対する領域識別情報を該記憶装
    置アクセス手段に通知する記憶領域割当手段を備え、 該記憶装置アクセス手段が該通知された領域識別情報に
    よって指定される領域にアクセスを行うことを特徴とす
    る請求項9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記記憶装置が複数の記憶部によって
    構成され、 前記領域識別情報によって指定される領域が該複数の記
    憶部のうちの1つの記憶部の記憶領域であることを特徴
    とする請求項9、または10記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記記憶装置が複数の記憶部によって
    構成され、 前記領域識別情報によって指定される領域が該複数の記
    憶部のうちの1つの記憶部の記憶領域、または該複数の
    記憶部のうちの1つの記憶部の記憶領域を複数に分割し
    た領域であることを特徴とする請求項9、または10記
    載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記複数の装置のうちの任意の装置が
    運用不可能となった時、 該任意の装置によって実行されていた処理を引き継ぐ装
    置の記憶装置アクセス依頼手段が、該任意の装置の識別
    情報を用いて該任意の装置に割り当てられた領域に対す
    るアクセスを前記記憶装置アクセス手段に依頼して、該
    記憶装置アクセス手段がアクセスを実行するか、 または前記1台以上の装置のうちで前記任意の装置によ
    って実行されていた処理を引き継ぐ装置の記憶装置アク
    セス手段が、該任意の装置の識別情報を用いて該任意の
    装置に割り当てられた領域に対するアクセスを行うこと
    を特徴とする請求項9記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記記憶装置側に、 前記記憶装置アクセス手段によってアクセスされた前記
    記憶装置内のデータを、各装置の識別情報に基づいて、
    該記憶装置アクセス手段を備える1台以上の装置、また
    は前記記憶装置アクセス依頼手段を備える装置に直接に
    転送するデータ転送制御手段を備えることを特徴とする
    請求項9記載のシステム。
  15. 【請求項15】 記憶装置に接続された複数の装置によ
    って構成されるシステムにおいて、 各装置の識別情報を用いて、前記記憶装置内で各装置に
    割り当てられた領域にアクセスを行う記憶装置アクセス
    手段を備える少なくとも1台以上の装置と、 該記憶装置アクセス手段に対して該記憶装置に対するア
    クセスを依頼する記憶装置アクセス依頼手段を備える装
    置によって構成され、 該記憶装置アクセス手段がアクセスを依頼してきた装置
    の識別情報と該記憶装置内で該装置に割り当てられた領
    域の識別記号とを用いてアクセスを行うことを特徴とす
    るシステム。
  16. 【請求項16】 記憶装置に接続された複数の装置によ
    って構成されるシステムの制御方法であって、 各々の前記装置から前記記憶装置の記憶領域の要求量
    と、前記装置の識別情報の通知を受ける過程と、 前記装置の識別情報と前記記憶領域の要求量の通知に従
    って、前記装置に記憶領域を割り当てた後、前記装置に
    前記割り当てられた領域の領域識別情報を通知する過程
    を含むシステム制御方法。
  17. 【請求項17】 記憶装置に接続された複数の装置によ
    って構成されるシステムの制御方法であって、 前記複数の装置のうちの任意の装置が運用不可能になっ
    た場合に、前記運用が不可能になった装置から、引き継
    ぐべき処理の存在、前記運用不可能になった装置の識別
    情報及び前記記憶装置で割り当てられた領域の領域識別
    情報の通知を受ける過程と、 通知された、前記運用不可能となった装置の前記識別情
    報及び前記領域識別情報に従って、前記処理を引き継ぐ
    過程を含むシステム制御方法。
  18. 【請求項18】 任意の他の装置から、記憶装置の記憶
    領域の要求量と、前記他の装置の識別情報の通知を受け
    る過程と、 前記他の装置の識別情報と前記記憶領域の要求量の通知
    に従って、前記他の装置に記憶領域を割り当てた後、前
    記他の装置に前記割り当てられた領域の領域識別情報を
    通知する過程をコンピュータに行わせるプログラムを記
    憶する記憶媒体。
  19. 【請求項19】 任意の他の装置が運用不可能になった
    場合に、前記運用が不可能になった装置から、引き継ぐ
    べき処理の存在、前記運用不可能になった装置の識別情
    報及び前記運用不可能になった装置に割り当てられた記
    憶装置内の記憶領域の領域識別情報の通知を受ける過程
    と、 前記通知された前記運用不可能となった装置の前記識別
    情報及び前記領域識別情報に従って、前記処理を引き継
    ぐ過程をコンピュータに行わせるプログラムを記憶する
    記憶媒体。
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