JPH11221612A - 管材へのプロフィルスリット加工方法およびプロフィル溝加工装置 - Google Patents

管材へのプロフィルスリット加工方法およびプロフィル溝加工装置

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JPH11221612A
JPH11221612A JP2306398A JP2306398A JPH11221612A JP H11221612 A JPH11221612 A JP H11221612A JP 2306398 A JP2306398 A JP 2306398A JP 2306398 A JP2306398 A JP 2306398A JP H11221612 A JPH11221612 A JP H11221612A
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die
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JP2306398A
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Toshio Inoue
上 敏 雄 井
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KATSUMA KOKAN KK
Sanwa Kokan Co Ltd
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KATSUMA KOKAN KK
Sanwa Kokan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管材に軸方向プロフィルスリットを変形を極
力抑えて加工する方法を提供する。 【解決手段】 外周面に軸線方向の突起8が形成された
プラグ16、及びそれを囲むダイス18を設け、プラグ
16及びダイス18の間の環状成形隙間に管材2を挿通
し、管材2を管材引張り機構14により引張ることによ
り、管材2をプラグ16及びダイス18の間で絞り込ん
で縮径させて引抜く。この時、突起8が管材2の内面に
食い込んで塑性変形により軸線方向のプロフィル溝51
を形成する。プロフィル溝51が形成された管材2の外
面をプロフィル溝に沿ってバイト53により切削して、
内外に連通するプロフィルスリットSを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管材にその長手軸
線方向にプロフィルスリットを加工する方法、及び管材
にその長手軸線方向のプロフィル溝を加工する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば、スケートリンクにおいて
滑走中の選手をその近傍でとらえて放映するために、ス
ケートリンクに沿ってTVカメラを走行させることが行
われている。このためには、図26に示すように、スケ
ートリンクに沿って長手方向にスリット1の形成された
管材2が敷設され、管材2の内部にはTVカメラ3の走
行機構が設けられており、その走行機構に設けられる腕
部材4を管材2のスリット1から突出させてこの腕部材
4にTVカメラ3を装着し、TVカメラ3を選手の滑走
スピードに合わせて走行させることにより選手の滑走中
の状況をTVで放映できるようになる。
【0003】このような用途に用いる管材2は、図27
に示す通常の管材2´を機械加工(平削り盤あるいはブ
ローチ盤等の工作機械による)によって図28に示すよ
うに管材2の軸線方向にスリット1を形成するとともに
スリット1の板厚方向の角縁部5を所定のプロフィル6
に形成することが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、工作機械等
による上記機械加工方法では、管材2の加工長さに制限
があって長尺の管材2の加工は無理であり、しかも、プ
ロフィルスリットを切削により加工するため手間がかか
りコストが増加する原因になる等の問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、従来の機械加工よりも長尺の管材
に対応することができるとともに、プラグとダイスを使
用して管材を引抜くときに一つの作業工程でスリットと
なるべき部分の板厚方向の角縁部に所要のプロフィルを
形成することができ、しかもスリットの加工を簡単に行
える、管材へのプロフィルスリット加工方法、及び管材
へのプロフィル溝加工装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するため、本発明の管材へのプロフィルスリット加工
方法は、外周面に軸線方向突起が形成されたプラグ、内
周面に軸線方向突起が形成されたダイス、突起が形成さ
れないプラグ、及び突起が形成されないダイスのうちか
ら、少なくとも一方が軸線方向突起を有するプラグとダ
イスの対を選び、この対を固定台の所定の位置にダイス
内にプラグが同心状に位置するように固定し、ダイスと
プラグの間に形成される環状隙間に管材を挿入し、プラ
グ及びダイスに対して管材をその軸線方向に送ることに
よって、管材をプラグ及びダイスにより絞り込んで縮径
させ引抜くとともに、その際、プラグ及びダイスの少な
くとも一方の軸線方向突起による押圧による塑性変形に
より、管材の内面および外面の少なくとも一方に、前記
軸線方向突起の断面形状に対応する断面プロフィルを有
する軸線方向プロフィル溝を形成し、次いで、管材に形
成された軸線方向プロフィル溝に沿って管材に直線溝を
切削し、管材の内外を連通させて軸線方向のプロフィル
スリットを形成することを特徴とする。
【0007】また、本発明の管材へのプロフィル溝加工
装置は、ベッドと、ベッド上に設置したダイスと、ダイ
ス内に固定状態で同心的に挿入したプラグと、ダイスと
プラグの間を通って管材を引抜くように管材を引張る管
材引張り手段とを有する管材加工装置において、前記プ
ラグが、円柱状のシャンクと、外周面に軸線方向突起を
有し前記シャンクの周面に固着された筒体とからなるこ
とを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の管材へのプロフィ
ルスリット加工方法、及びをそれを実施するためのプロ
フィル溝加工装置の実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1及び図2は、管材2をプラグとダイスによって
引抜き縮径するための伸管機10(冷間引抜機)を示し
ている。本発明の加工装置は、この伸管機10を使用す
るものであって、伸管機10は、ベッド11と、ロッド
固定部12、ダイス固定台13と、管材引張り手段14
と、ロッド20とを有している。また、図2に示すよう
に、ダイス固定台13の内部には、プラグ16と、ダイ
ス18とが設けられている。
【0009】ベッド11は、細長い架台状で、ほぼ中央
には前記ダイス固定台13が設けられている。そして、
ダイス固定台13は、ベッド11の上面より上方に位置
する部分にベッド11の長手方向のダイス装着部19が
設けられており、このダイス装着部19にはダイス18
が装着されている。また、前記ロッド固定部12は、ベ
ッド11の長手方向一端部に設けられており、プラグ1
6を先端に固定したロッド20の基端がロッド固定部1
2に固定され、プラグ16がダイス18の中央の挿入孔
部21に挿入され、プラグ16がその位置に固定される
ようになっている。
【0010】また、ロッド固定部12の反対側のベッド
11上には管材引張手段14がベッド11の上面をその
長手方向に移動可能として設けられている。この管材引
張手段14は、ベッド11上を車輪22により移動可能
とする本体23と、この本体23のダイス固定台13側
に固着されて管材2の端部を咬持するチャック24と、
チャック24の反対側で本体23に固着されたフック2
5と、スプロケット26に巻回されフック25を咬止す
るチエーン27とを備えている。そして、チエーン27
は図示しない駆動スプロケットにより図1において左方
へ走行するようになっている。なお、28は管材2を引
抜くときのプラグ16、ダイス18及び管材2への塗油
装置を示している。
【0011】加工開始時の管材は、図3に示すように周
面に長手軸線方向にスリットが形成されていない管を使
用する。
【0012】プラグ16は、図4、図5および図6に示
すように、シャンク17を有し、このシャンク17の一
端には軸線方向のめねじ部29が形成されている。ま
た、めねじ部29と反対の、シャンク17の端は小径部
17aとなっており、その小径部17aの先端部にはお
ねじ17bが形成されている。そして、小径部17aの
外周には筒体7が嵌められている。筒体7はその先端側
にテ−パ部7aが形成されるとともに、周囲方向の一部
には長手軸線方向突起8が形成されている。この突起8
のねじ部29側の端部8aは先へ向かって細くなるよう
に形成されている。また、おねじ17bには固定用ナッ
ト9が筒体7へ向かってねじ込まれており、これによっ
て筒体7はシャンク17に対し固定され、従ってプラグ
16のシャンク17の外周面には軸線方向の突起8が一
体的に形成されることになる。この突起8は、後述のよ
うに管材2の内面に軸線方向のプロフィル溝を塑性変形
により形成する機能を果たす。前記めねじ部29にはロ
ッド20の先端のおねじ部が螺合されロッド20の基端
部は前述のようにロッド固定部12へ固定される。
【0013】前記ダイス18は、図7及び図8に示すよ
うなカラー形のものであって、ダイス受け33とダイス
本体34とを備えており、図7の右側が管材2の挿入
側、左側が出口側となっている。ダイス受け33はフラ
ンジ形で図7の中央やや左側にはダイス本体34の嵌合
される段付部35が形成され、この段付部35の左側に
は出口側に向かって開く方向の漏斗形の出口部36が形
成されている。
【0014】ダイス本体34はカラー形で、挿入側は挿
入側に向かって開く方向のらっぱ形の挿入部21とさ
れ、管材2が容易に挿入されるようになっている。そし
て、この挿入部21に続く出口側には、軸線に平行でス
トレートな精密加工された寸法形成部37が形成されて
おり、この寸法形成部37は、管材2の外径を精密に仕
上げるために高精度に仕上げられている。
【0015】次に、この加工装置としての伸管機10を
使用して、管材2にプロフィルスリットを加工する方法
について説明する。
【0016】図9及び図10は、プラグ16とダイス1
8を使用して管材2にプロフィル溝を加工する状態を示
している。この場合、プロフィル溝は、管材2の内面に
その長手軸線方向に形成され、かつその管材板厚方向の
内側角部に所要形状のプロフィルを有する溝である。ま
ず、図9に示すように先端に絞り部40を形成した管材
2の絞り部40をダイス18に通し、絞り部40をチャ
ック24で咬持する。そして、プラグ16のめねじ部2
9(図10)にロッド20のおねじ部41を螺合し、プ
ラグ16を、管材2の後端から管材2の内部へ挿入す
る。そして、プラグ16の先端がダイス18の挿入部2
1近傍に位置するようにするとともに、管材2をダイス
18の挿入部21へ当接させてロッド20の後端をロッ
ド固定部12に固定する。しかるのち、管材引張手段1
4の駆動装置を駆動してチェーン27を図1において左
方へ走行させると、フック25がダイス固定台13から
離れる方向に左方へ移動して、管材2が引張られる。こ
れによって、管材2は、図10に示すようにダイス本体
34の挿入部21とプラグ16の外周面で絞り込まれ、
その間、プラグ16の外周面及びダイス18の寸法形成
部37で管材2が全体的に縮径されるとともに、プラグ
16の前記突起8に対向する管材内面は、突起8により
半径方向外側へ押圧されて塑性変形する。即ち、管材2
の内面に突起8が食い込んで軸線方向のプロフィル溝が
形成される。そして、プロフィル溝は、管材2を軸方向
に移動させることにより管材2の全長にわたって形成さ
れる。
【0017】プロフィル溝は、ダイス18とプラグ16
の間の成形隙間を連続的に変化させることにより成形さ
れていく。その例を図11ないし図13に示す。図11
ないし図13において、符号50はダイス18とプラグ
16の間の環状成形隙間を示し、この成形隙間50は管
材2を全体的に縮径するにつれて径が小さくなってい
き、また、突起8の高さは漸次増加していく。そして、
成形隙間50の径と突起8の高さは最終的には成形しよ
うとする管材2の径とプロフィル溝の形に一致するよう
になっている。突起8の最終的断面プロフィルによっ
て、得られるプロフィル溝の形状が決められる。
【0018】以上のようにして絞り成形された管材2A
の断面形状を図14に示す。管材2Aは、円筒状の主体
の内面に所定の形状のプロフィル溝51が形成されてい
る。
【0019】このようにして形成されたプロフィル溝付
き管材2Aには、図15に示すように、プレーナなどの
工作機械のバイト53により、プロフィル溝51に沿っ
てその外側から管材の軸線方向に直線溝54を切削す
る。なお、56はツールホルダを示す。以上のようにし
て、図16に示すようにプロフィルスリットSを有する
管材2Aが得られる。プロフィルスリットSの内側のプ
ロフィルは使用した突起8の最終断面形状によって定ま
る。したがって、所望断面形状をもつ突起8を用いるこ
とによって所望のプロフィルをもつプロフィルスリット
をもった管材を加工することができる。
【0020】上述のようにしてプロフィルスリットをも
った管材を加工する方法は次の点で有用である。即ち、
この方法では最初の素材として予めスリットが形成され
ていない管を用いる。スリットのある管を用いてプロフ
ィルスリットを加工したとすると、加工の段階で管が変
形しやすいが、この加工方法を用いると、最初全周のあ
る管に加工を施すことになるから、その段階では曲り、
歪み等の変形が生じにくい。そして、切削加工は、プロ
フィル溝の加工が完了した後、直線溝を切削する時のみ
にしか行われないから、変形は最低限に抑えられる。
【0021】なお、ダイスとプラグによるプロフィル溝
の加工は、小型のものでは1段階の加工で済ませること
もできるが、必要によって複数段階の工程で行うことも
できる。
【0022】図17ないし図19は、図11ないし図1
6に示した加工方法の変形例を示す。この変形加工方法
ではプラグ16の突起8の先端縁に四角形状の突部8a
がさらに形成される。これによって、図19に示すよう
に管材2Bにプロフィル溝51が形成された時にその底
部に四角形断面の溝58がさらに加工される。この溝5
8は図21に示すようにバイト53により直線溝を切削
する時に、管の一端から見える溝58が、バイト53の
切削位置の目安になる。したがって、図21に示すよう
にプロフィルスリットSを正確に形成することができ
る。なお、四角形断面溝58の幅は、図20に示すよう
に、バイト53の幅よりわずかに小さくしておくのが好
ましい。これによって、バイト53による切削がプロフ
ィルスリットSの寸法的仕上げにもなる。
【0023】以上に説明した実施形態では、プラグ16
の側に突起8を設けているが、突起はダイスの側に設け
ることもできる。図22及び図23の形態では、ダイス
18Aのダイス本体34の内側に軸線方向の突起38が
形成されている。このようにダイスの側に突起を設けた
場合には、プラグの側には突起を設けず、プラグは単な
る円柱状に形成しても良いし、プラグ側にも突起を設け
て良い。いずれにしても、プラグおよびダイスの突起が
互いに管材に内外に通じるプロフィルスリットを一気に
形成してしまうようにはせず、一旦、互いに連通しない
プロフィル溝を内外側に加工した後、切削によりプロフ
ィルスリットを形成する。
【0024】図24は、本発明の管材のプロフィルスリ
ット加工方法によって得られる管材2のプロフィルスリ
ットSの内側角縁部に形成されるプロフィル32の例を
示すものであって、(a)は、円弧状のプロフィル3
2、(b)は、円弧状とその両側の凹形溝とを有するプ
ロフィル32、(c)は、直線状のプロフィル32、
(d)は、スリットSの外側から内側に向かって広がる
方向に形成された円弧状のプロフィル32、(e)は、
スリットSの外側から内側に向かって広がる方向に形成
された直線状のプロフィル32、(f)は、コ字状のプ
ロフィル32を示している。これらのプロフィル32の
形状は、プラグ16の突起8の断面形状に応じて決まる
ものである。なお、(b)の場合はプラグ上の1本の突
起のほかにその両側の2つの小さい突起が必要になる。
【0025】図25は、本発明の管材のプロフィルスリ
ット加工方法によって得られる管材2のスリットSの外
側角縁部に形成されるプロフィル32の例を示すもので
あって、(a)は、スリットSの両側が平行なプロフィ
ル32、(b)は、外向きの円弧状とこのスリットSの
両側の内周面に凹形溝を有するプロフィル32、(c)
は、円弧状のプロフィル32、(d)は、スリットSの
内側から外側に向かって広がる方向に形成された円弧状
のプロフィル32、(e)は、コの字状のプロフィル3
2、(f)は、スリットSの内側から外側に向かって広
がる方向に形成された直線状のプロフィル32を示して
いる。
【0026】なお、本発明のプロフィル溝加工装置に使
用されるプラグの外径、ダイスの内径及び突起の形状
は、管材の外径、内径と、この管材のプロフィルスリッ
トに対して必要とされる突起の形状に対応して選択され
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の管材へのプロフィルスリット加
工方法では、スリットを有する管材に面倒な切削加工を
施す方法によらずに、軸線方向突起を有するプラグ又は
(及び)ダイスを用いるのみで、従来の伸管機を用いて
長尺の管材にプロフィル溝を形成した後、それに簡単な
直線溝を切削により形成することによってプロフィルス
リットを正確に加工することができる。
【0028】スリットのある管を用いてプロフィルスリ
ットを加工したとすると、加工の段階で管が変形しやす
いが、本発明の加工方法を用いると、最初全周のある管
に加工を施すことになるから、その段階では曲り、歪み
等の変形が生じにくく、切削加工は、プロフィル溝の加
工が完了した後、直線溝を切削する時のみにしか行われ
ないから、変形は最低限に抑えられる。そして、本発明
では、プラグとダイスによって管材を引抜くだけの一つ
の作業の中でプロフィル溝が簡単に形成されるので、大
幅な加工時間の短縮を達成することができる。
【0029】また、本発明のプロフィル溝加工装置で
は、プラグのシャンクに着脱自在に固定される筒体に突
起を設けているから、異なるプロフィル及び寸法の突起
をもつプラグを着脱作業により容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管材へのプロフィルスリット加工方法
に使用する加工装置の概略側面図。
【図2】図1のダイス固定台部分の一部縦断側面図。
【図3】加工前の管材の斜視図。
【図4】プラグの断面図。
【図5】図4の平面図。
【図6】図4の左端面図。
【図7】ダイスの縦断側面図
【図8】図7の左端面図。
【図9】管材にプロフィル溝を加工する場合の最初の段
階の説明図。
【図10】管材にプロフィル溝を加工する場合の絞り段
階の説明図。
【図11】プロフィル溝を加工する最初の段階のダイス
とプラグの断面形状を示す図。
【図12】プロフィル溝を加工する次の段階のダイスと
プラグの断面形状を示す図。
【図13】プロフィル溝を加工する最終段階のダイスと
プラグの断面形状を示す図。
【図14】図13の状態で得られたプロフィル溝付き管
材の断面図。
【図15】図13の状態のプロフィル溝付き管材に直線
溝を切削してプロフィルスリットを形成する段階を示す
図。
【図16】プロフィルスリットを形成した管材の断面
図。
【図17】プロフィル溝を加工する初めの段階のダイス
とプラグの他の実施形態における断面形状を示す図。
【図18】プロフィル溝を加工する図17に続く段階の
ダイスとプラグの断面形状を示す図。
【図19】図18の段階によって得られたプロフィル溝
付き管材の断面図。
【図20】図19の状態のプロフィル溝付き管材に直線
溝を切削してプロフィルスリットを形成する段階を示す
図。
【図21】図20においてプロフィルスリットを形成し
た管材の断面図。
【図22】ダイスの変形実施形態を示す断面図。
【図23】図22の右端面図。
【図24】プロフィルスリットの種々の形を示す図。
【図25】プロフィルスリットの他の種々の形を示す
図。
【図26】スリットが形成された管材の使用例を示す説
明図。
【図27】管材の斜視図。
【図28】スリットを形成した管材の斜視図。
【符号の説明】
2 管材 7 筒体 8 突起 8a 四角形突起 9 ナット 10 伸管機 12 ロッド固定部 13 ダイス固定台 14 管材引張り手段 16 プラグ 17 シャンク 18 ダイス 33 ダイス受け 34 ダイス本体 37 精密加工部 38 突起 50 成形間隙 51 プロフィル溝 53 バイト 56 バイトホルダ S プロフィルスリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に軸線方向突起が形成されたプラ
    グ、内周面に軸線方向突起が形成されたダイス、突起が
    形成されないプラグ、及び突起が形成されないダイスの
    うちから、少なくとも一方が軸線方向突起を有するプラ
    グとダイスの対を選び、この対を固定台の所定の位置に
    ダイス内にプラグが同心状に位置するように固定し、ダ
    イスとプラグの間に形成される環状隙間に管材を挿入
    し、プラグ及びダイスに対して管材をその軸線方向に送
    ることによって、管材をプラグ及びダイスにより絞り込
    んで縮径させ引抜くとともに、その際、プラグ及びダイ
    スの少なくとも一方の軸線方向突起による押圧による塑
    性変形により、管材の内面および外面の少なくとも一方
    に、前記軸線方向突起の断面形状に対応する断面プロフ
    ィルを有する軸線方向プロフィル溝を形成し、次いで、
    管材に形成された軸線方向プロフィル溝に沿って管材に
    直線溝を切削し、管材の内外を連通させて軸線方向のプ
    ロフィルスリットを形成することを特徴とする、管材へ
    のプロフィルスリット加工方法。
  2. 【請求項2】ベッドと、ベッド上に設置したダイスと、
    ダイス内に固定状態で同心的に挿入したプラグと、ダイ
    スとプラグの間を通って管材を引抜くように管材を引張
    る管材引張り手段とを有する管材加工装置において、前
    記プラグは、円柱状のシャンクと、外周面に軸線方向突
    起を有し前記シャンクの周面に固着された筒体とからな
    ることを特徴とする管材へのプロフィル溝加工装置。
JP2306398A 1998-02-04 1998-02-04 管材へのプロフィルスリット加工方法およびプロフィル溝加工装置 Withdrawn JPH11221612A (ja)

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