JPH11220490A - マルチメディア情報配信装置 - Google Patents

マルチメディア情報配信装置

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JPH11220490A
JPH11220490A JP10033563A JP3356398A JPH11220490A JP H11220490 A JPH11220490 A JP H11220490A JP 10033563 A JP10033563 A JP 10033563A JP 3356398 A JP3356398 A JP 3356398A JP H11220490 A JPH11220490 A JP H11220490A
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terminal device
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multimedia information
receiver
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JP10033563A
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Iwao Mogi
巖 茂木
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信者にあった形態でメディアの配信を行う
ことのできるマルチメディア情報配信装置を実現する。 【解決手段】 マルチメディア情報配信装置21はネッ
トワーク22、23、交換網26、27を通じて、ある
いは直接に情報処理装置24、25、28、29、31
あるいはプリンタ32と接続されている。ユーザが複数
の受信端末装置を備えているとき、マルチメディア情報
配信装置21は配信するメディアの形態に応じてこの中
から受信者に最も適する端末装置を選択してこれにマル
チメディア情報111の配信を行う。1つの受信端末装
置ではデータ量やデータの種類から完全な配信が不可能
なときにはユーザの所有する複数の受信端末装置に分割
して配信が行われる。ユーザは自己の受信端末装置の種
類や内容をマルチメディア情報配信装置21側にウエブ
等を介して通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータを受信者に配
信するマルチメディア情報配信装置に係わり、特に受信
者が複数の受信端末装置を備えている場合に有効なマル
チメディア情報配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを初めとした情報処理装置
の発展やイーサネットの普及に伴って、各種のメディア
を使用したデータが作成され、配布されるようになって
いる。このようなデータとしては、テキストデータ、白
黒のイメージデータ、カラーのイメージデータ、音声デ
ータ、プリントアウトされた用紙上の画像情報、動画デ
ータのような各種のものが存在する。一方、データの送
信者や受信者は、データを送受信する手段として、従来
の郵便物や電話という手段以外にもファクシミリ装置や
電子メールあるいはネットワークに接続されたプリンタ
やコンピュータ等の各種の手段を備えることが多くなっ
ている。
【0003】このように送信するデータの種類が多くな
ったのに伴い、従来ではデータの送信者がデータの最も
ふさわしい送信方法を考えながら送信を行うようにして
いた。例えば、通常の白黒のドキュメントについては受
信者にこれをファクシミリ装置で送信し、カラーのドキ
ュメントについてはファクシミリ装置で伝送すると白黒
の画像になってしまうので、これを郵送するようにして
いた。もちろん、カラー送受信を行うことのできる機械
を送信者と受信者が備えているといった特殊な状況で
は、送信者がそのファクシミリ装置を使用してカラーの
ドキュメントの送信を行うことも行われた。また、音声
データや動画データについては、これを収録したカセッ
トテープのような記憶媒体を郵送したり、これらを適当
なファイルに変換して伝送路を通じて送信者が受信者に
向けてファイル転送を行うこともあった。
【0004】このようにそれぞれの受信者に対して最適
の配信方法を選択することは送信者にかなりの負担を強
いることになる可能性がある。そこで、送信者の負担を
軽減するマルチメディア情報配信装置が提案されるに至
っている。
【0005】図11は、この従来提案されたマルチメデ
ィア情報配信装置の構成の概要を表わしたものである。
特開平5−327768号公報に示されたマルチメディ
ア情報配信装置11は、複数の端末装置121、……、
12M、……、12Nを接続している。マルチメディア情
報配信装置11は、各種のメディアを所望のメディアに
変換するためのメディア変換手段13を内蔵している。
メディア変換手段13は、テキスト、ファクシミリ、音
声、イメージと言った各種メディアを受信側にそれぞれ
指定された特定のメディアに変換するための装置であ
る。例えば第1の端末装置121が第Mの端末装置12M
に対してメディアの配信を行うものとして、第Mの端末
装置12Mがファクシミリ端末であるとする。この場合
には、第1の端末装置121から送られてきた元々のメ
ディアがファクシミリ信号のときにはこれを変換せずに
マルチメディア情報配信装置11が第Mの端末装置12
Mに送信するし、イメージデータのときにはこれをメデ
ィア変換手段13でファクシミリ信号に変換して第Mの
端末装置12Mに送信することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この提案さ
れたマルチメディア情報配信装置11では、一人の受信
者に幾つもの種類の端末装置が用意されている場合に、
特定の1種類の端末装置しか利用されないという問題が
あった。すなわち、第Mの端末装置12Mも第(M+
1)の端末装置12M+1も共にAという受信者の部署に
配置されている端末装置であって、第(M+1)の端末
装置12M+1の方はイメージデータを受信できるモデム
を配置したコンピュータであったとする。このような場
合には、ファクシミリ信号というメディアがAという受
信者に送信される場合には第Mの端末装置12Mを選択
すれば理想的であるし、イメージデータを送信する際に
は第(M+1)の端末装置12M+1の方を選択すれば理
想的であるが、このような選択が行われず、データの変
換によって重要な情報が欠落する場合があるといった問
題が発生することになった。
【0007】これに対して、前者の従来技術では受信者
に送るデータの性格あるいはメディアの種類に応じて送
信者が送信形態を検討しなければならず、煩雑であっ
た。また、送信者がそのメディアについて選択した送信
形態が、必ずしも受信者に最も適するものであるとはい
えない場合があり、最悪の場合にはそのメディアの配信
自体一時的あるいは恒久的に不可能になる場合があっ
た。すなわち、受信者がファクシミリ装置を有している
ことを送信者が知っていて、ファクシミリ送信を指示し
たとして、そのファクシミリ装置が障害によって長期間
使用不可能な状態になっていたとすると、障害が回復す
るまで通信を行うことができない。また、ファクシミリ
装置を撤去した後であれば、ファクシミリ通信を行うこ
とが全くできなくなる。
【0008】そこで本発明の目的は、受信者にあった形
態でメディアの配信を行うことのできるマルチメディア
情報配信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)受信者別にそれぞれに属する受信端末装置の
種類を記憶した受信端末装置種類記憶手段と、(ロ)送
信者から受信者側に送るマルチメディア情報が送られて
きたときでその受信者についての受信端末装置種類記憶
手段に記憶された受信端末装置が複数存在するときこの
中からその情報をすべて伝送可能な1つの受信端末装置
を選択する受信端末装置選択手段と、(ハ)この受信端
末装置選択手段によって選択された受信端末装置に対し
て送信者から送られてきたそのマルチメディア情報を送
信する送信手段とをマルチメディア情報配信装置に具備
させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、マルチ
メディア情報配信装置に受信者(ユーザ)単位でそれら
に属する受信端末装置を記憶しておくようにする。本明
細書で「属する」とは、必ずしも所有するという意味で
はない。近くに配置されていて受信者がそれを利用でき
るものであれば、属するとしてよい場合が多い。したが
って、例えばあるフロアにA、B、Cという3つの課が
この順序に配置されていて受信者がAという課(あるい
は課に属する人)である場合には、Bという課が位置的
に近くこれらの受信端末装置を受信者Aが利用可能な場
合には、この課の受信端末装置の一部または全部を受信
者Aに「属する」としてもよい。この意味で、受信者A
と受信者Cが共に受信者Bの受信端末装置を共通に自己
に属する受信端末装置とすることも可能である。現実に
も、例えばレーザビームを使用したカラープリンタのよ
うに比較的高価な受信端末装置は、同一フロアで複数の
部課が共用することは大いに有り得ることである。
【0011】請求項1記載の発明では、このように受信
端末装置種類記憶手段に受信者別の受信端末装置を記憶
させておき、送信者からマルチメディア情報が転送のた
めに送られてきたときには、テキスト情報、画像情報あ
るいは音声情報といったその情報の種類や組み合わせに
応じて、同一の受信者でその全部の情報を送信できる受
信端末装置を選択して送信するようにしている。これに
より、複数の情報を組み合わせたようなマルチメディア
情報が送られてきた場合にも、それらすべてを受信する
ことのできる受信端末装置を選択することができるよう
になる。
【0012】請求項2記載の発明では、(イ)受信者別
にそれぞれに属する受信端末装置の種類を記憶した受信
端末装置種類記憶手段と、(ロ)送信者から受信者側に
送るマルチメディア情報が送られてきたときでその受信
者についての受信端末装置種類記憶手段に記憶された受
信端末装置が複数存在するときこの中にその情報をすべ
て伝送可能な受信端末装置が存在するかどうかを判別す
る判別手段と、(ハ)この判別手段が複数の受信端末装
置を伝送可能な受信端末装置として判別したときこの中
から受信者側が定めた最も優先順位の高い1つの受信端
末装置を選択する受信端末装置選択手段と、(ニ)この
受信端末装置選択手段によって選択された受信端末装置
に対して送信者から送られてきたそのマルチメディア情
報を送信する送信手段とをマルチメディア情報配信装置
に具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、受信者
ごとに受信端末装置の優先順位を予め定めておき、マル
チメディア情報の内容によって1つの受信者について複
数の受信端末装置が条件を具備するものとして選択し得
るものとなったとき、受信者の意思に則した最適の受信
端末装置を選択できるようにしたものである。この請求
項2記載の発明でも「受信者別にそれぞれに属する受信
端末装置」の意味するところは、請求項1記載の発明の
説明と同様である。
【0014】請求項3記載の発明では、(イ)受信者別
にそれぞれに属する受信端末装置の種類を記憶した受信
端末装置種類記憶手段と、(ロ)送信者から受信者側に
送るマルチメディア情報が送られてきたときでその受信
者についての受信端末装置種類記憶手段に記憶された受
信端末装置が複数存在するときこの中にその情報をすべ
て伝送可能な受信端末装置が存在するかどうかを判別す
る判別手段と、(ハ)この判別手段が該当するマルチメ
ディア情報をすべて伝送可能な受信端末装置が存在しな
いと判別したとき、複数存在する受信端末装置のうちの
2以上の装置を選択してこれらの装置にこのマルチメデ
ィア情報を分配するマルチメディア情報分配手段と、
(ニ)このマルチメディア情報分配手段によって選択さ
れた受信端末装置ごとにマルチメディア情報の分担部分
を送信する送信手段とをマルチメディア情報配信装置に
具備させる。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、マルチ
メディア情報を送信する先の受信者に属する受信端末装
置が複数存在する場合に、それらのいずれもがそのマル
チメディア情報を1台だけで完全に受信することができ
ない場合の問題を扱っている。ここで「受信者別にそれ
ぞれに属する受信端末装置」の意味するところは、請求
項1記載の発明の説明と同様である。本発明の場合に
は、複数の受信端末装置がマルチメディア情報を分担す
ることで、全体としてその情報の完全な受信を可能にす
るものである。例えば該当するマルチメディア情報がテ
キスト情報と音声情報によって構成されていた場合に
は、テキスト情報を担当する受信端末装置と、音声情報
を担当する受信端末装置に分けることで、1つの受信者
としてマルチメディア情報全体の受信が可能になる。こ
のようにマルチメディアの種類に応じて受信端末装置を
割り振るだけでなく、同一の種類のマルチメディア情報
でもそのデータ量が1つの受信端末装置にとっては大き
すぎるような場合には、同様に複数の受信端末装置が分
配することでマルチメディア情報全体の受信が可能にな
ることもある。
【0016】請求項4記載の発明では、(イ)受信者別
にそれぞれに属する受信端末装置の種類を記憶した受信
端末装置種類記憶手段と、(ロ)受信者別にそれぞれの
個人情報を記憶した受信者個人情報記憶手段と、(ハ)
送信者から受信者側に送るマルチメディア情報が送られ
てきたときでその受信者についての受信端末装置種類記
憶手段に記憶された受信端末装置が複数存在するとき、
受信者個人情報記憶手段に記憶された受信者の個人情報
とその受信者に送るマルチメディア情報の関係で最適の
受信端末装置を選択する受信端末装置選択手段と、
(ニ)この受信端末装置選択手段によって選択された受
信端末装置に対して送信者から送られてきたそのマルチ
メディア情報を送信する送信手段とをマルチメディア情
報配信装置に具備させる。
【0017】すなわち請求項4記載の発明では、請求項
2記載の発明と同様に送信者から受信者側に送るマルチ
メディア情報が送られてきたときでその受信者について
の受信端末装置種類記憶手段に記憶された受信端末装置
が複数存在する場合を扱っている。請求項4記載の発明
の場合には、受信者側が優先順位を定めてはおらず、単
に受信者の個人情報をマルチメディア情報配信装置側に
提供している。マルチメディア情報配信装置では、この
個人情報とマルチメディア情報の双方を参照して、最適
の受信端末装置を選択するようにしている。例えば受信
端末装置が目の不自由な人であれば、なるべく他の感覚
器官を使用して受信できる受信端末装置を選択したり、
あるいは大きな文字や見やすい表示が可能な受信端末装
置を選択することで、受信者に適した受信端末装置の選
択を可能にしている。
【0018】請求項5記載の発明では、(イ)受信者別
にそれぞれに属する受信端末装置の種類を記憶した受信
端末装置種類記憶手段と、(ロ)送信者から受信者側に
送るマルチメディア情報が送られてきたときでその受信
者についての受信端末装置種類記憶手段に記憶された受
信端末装置が複数存在するときこの中からその情報をす
べて伝送可能な1つの受信端末装置を選択する受信端末
装置選択手段と、(ハ)この受信端末装置選択手段によ
って選択された受信端末装置に対して送信者から送られ
てきたそのマルチメディア情報を送信する送信手段と、
(ニ)この送信手段が選択された受信端末装置にマルチ
メディア情報を完全に送信する前にその受信端末装置の
受信が不可能となったときでそのマルチメディア情報を
すべて伝送可能な他の受信端末装置が存在するときこの
受信端末装置に送信先を変更する送信先変更手段とをマ
ルチメディア情報配信装置に具備させる。
【0019】すなわち請求項5記載の発明では、受信端
末装置種類記憶手段に記憶された受信端末装置が複数存
在するときでこの中からその情報をすべて伝送可能な1
つの受信端末装置を選択したときの、障害発生時の対応
を問題にしている。この発明でも「受信者別にそれぞれ
に属する受信端末装置」の意味するところは、請求項1
記載の発明の説明と同様である。マルチメディア情報を
すべて送信することのできる受信端末装置を選択したの
であるから、うまくいけば何ら問題が生じない。その受
信端末装置の受信が不可能となったときには、そのマル
チメディア情報をすべて伝送可能な他の受信端末装置が
存在することを条件として送信先すなわち受信端末装置
を変更することで、このような障害発生時にも同一の受
信者に対するマルチメディア情報の配信を可能にしてい
る。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項1〜請求
項5記載のマルチメディア情報配信装置に、(イ)各受
信者に受信端末装置の種類を申告させる申告要求手段
と、(ロ)この申告要求手段の要求によって得られたデ
ータを取り出して受信端末装置種類記憶手段に記憶する
内容を更新する更新手段とを具備させることを特徴とし
ている。
【0021】すなわち請求項6記載の発明では、マルチ
メディア情報配信装置がその受信端末装置種類記憶手段
に記憶する内容を、それぞれの受信者の申告に頼るよう
にしている。この申告のためにマルチメディア情報配信
装置側が、例えばインターネットの書込自在なホームペ
ージのように、申告の場を提供してもよいし、これらの
受信者がマルチメディア情報配信装置に直接、受信端末
装置の変更等を通知するようにしてもよい。このように
申告制にすると、マルチメディア情報配信装置側では、
各受信者にアクセスを頻繁に行う必要なく、必要な最新
情報を得ることができるようになる。
【0022】請求項7記載の発明では、請求項1〜請求
項5記載のマルチメディア情報配信装置に、(イ)マル
チメディア情報を送信する対象者としての受信者のあら
かじめ定められた受信端末装置にその受信者に属する受
信端末装置の種類を問い合わせる受信端末装置種類問い
合わせ手段と、(ロ)この受信端末装置種類問い合わせ
手段に対する問い合わせによって得られたデータを取り
出して受信端末装置種類記憶手段に記憶する内容を更新
する更新手段とを具備させることを特徴としている。
【0023】すなわち請求項7記載の発明では、請求項
6記載の発明と異なり、マルチメディア情報配信装置側
が受信者に属する受信端末装置を問い合わせることにし
ている。この問い合わせによってマルチメディア情報配
信装置側の負担は増大するが、各受信者はマルチメディ
ア情報配信装置との関係で予め定めた受信端末装置に変
更等のデータを通知しておくだけで足りる。また、マル
チメディア情報配信装置はこの予め定めた受信端末装置
に直接アクセスするので、その障害の有無等をチェック
することができる。したがって、その受信端末装置がダ
ウンしたような場合には、申告制で申告後にダウンした
ときにはその発見が不可能であるが、請求項7記載の発
明の場合には迅速に状況を把握することができ、他の受
信端末装置を受信可能な受信端末装置にする等の対応を
行うことができるようになる。
【0024】請求項8記載の発明では、請求項4記載の
マルチメディア情報配信装置で、受信者個人情報記憶手
段は、その受信者の年齢等の受信端末装置の扱いの適否
を判断する個人情報を記憶しており、受信端末装置選択
手段は、マルチメディア情報を構成する情報の性格とそ
れに対応する受信端末装置のうちで受信者の個人情報か
ら最も情報の理解に容易な受信端末装置を選択すること
を特徴としている。すなわち請求項8記載の発明では、
請求項4記載のマルチメディア情報配信装置における個
人情報の一例を扱っている。個人情報は、マルチメディ
ア情報の性格によって参照する情報の内容が異なってく
ることは当然である。
【0025】
【発明の実施の形態】
【0026】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0027】図1は本発明の一実施例におけるマルチメ
ディア情報配信装置を使用したマルチメディア情報配信
システムの構成を表わしたものである。本実施例のマル
チメディア情報配信装置21は、通常のLAN(ローカ
ルエリアネットワーク)等のネットワーク22、23を
仲介するように接続されており、これを通じてこれらネ
ットワーク22、23上のワークステーション、パーソ
ナルコンピュータあるいは各種サーバ等の情報処理装置
24、25と接続されている。また、交換網26、27
を仲介するように接続されており、これらの交換網2
6、27はファクシミリ装置、電話、モデム等の情報発
信装置28、29と接続されている。更に、マルチメデ
ィア情報配信装置21には、ワークステーション、パー
ソナルコンピュータ、ファクシミリ装置等の情報処理装
置31およびプリンタ32が直接接続されている。な
お、ネットワーク22、23、交換網26、27等に接
続された情報処理装置24、25、28、29、31は
図ではそれぞれ1台ずつ示しているが、複数台ずつ備え
られていてよいことは当然である。
【0028】図2は、マルチメディア情報配信装置の回
路構成を表わしたものである。マルチメディア情報配信
装置21は、CPU(中央処理装置)41を備えてい
る。CPU41はデータバス等のバス42を介して各部
と接続されている。このうちROM(リード・オンリ・
メモリ)43は、マルチメディア情報配信装置21を構
成するコンピュータとしての基本的な制御手順を格納し
たメモリである。作業用メモリ44は、マルチメディア
情報配信装置21が各種制御を行う際のデータあるいは
プログラムを一時的に格納するためのメモリであり、通
常はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)によって構
成されている。入力回路45はデータの入力のための回
路であり、マウス46を接続したキーボード47が接続
されている。磁気ディスクドライバ48は、磁気ディス
ク49に対するデータの入出力を行うための回路であ
る。磁気ディスク49には、基本的なオペレーションシ
ステム(OS)の他に、マルチメディア情報配信装置2
1としての機能を果たすためのアプリケーションプログ
ラムが格納されている。また、必要に応じて各種のデー
タを格納するようになっている。
【0029】フロッピディスク(FD)ドライバ51
は、図示しないフロッピディスクをマルチメディア情報
配信装置本体52にセットした際にこれに対してデータ
の入出力を行うためのドライバ回路である。通信制御回
路53は、図1に示したネットワーク22、23および
交換網26、27ならびに情報処理装置31との図示し
ない通信ケーブルと接続するための回路である。表示制
御回路54はモニタ55に各種データを視覚的に表示す
るためのドライバ回路である。
【0030】図3は、このマルチメディア情報配信装置
の機能的な構成を表わしたものである。マルチメディア
情報配信装置21のマルチメディア情報配信装置本体5
2は、各種情報処理装置24、25、28、29、31
から転送すべきデータを入力する入力手段61と、これ
ら情報処理装置24、25、28、29、31あるいは
プリンタ32のうちのデータの転送先あるいはプリント
先にデータを送出する出力手段62と、これら情報処理
装置24、25、28、29、31あるいはプリンタ3
2よりなる受信者側の情報としてのユーザ情報を管理す
るユーザ情報管理手段63と、データの転送に際して必
要なデータ変換を実行する変換手段64とによって構成
されている。
【0031】なお、ユーザ情報やデータ変換のための情
報等の所定の情報は、マルチメディア情報配信装置21
自体がすべて管理する必要はなく、各種の端末装置から
ネットワーク22、23等を通じて、あるいはマルチメ
ディア情報配信装置本体52に直接セットすることでこ
れらを必要に応じて入力することができる。このような
情報源としての記憶媒体としては、例えばハードディス
ク71や、フロッピディスク72、磁気テープ73ある
いは光ディスク74を代表的なものとして挙げることが
できる。
【0032】図4は、本実施例でマルチメディア情報配
信装置に接続されたプリンタの構成の概要を表わしたも
のである。プリンタ32の制御部81はCPU82を備
えている。CPU82はデータバス等のバス83を介し
て各部と接続されている。このうちROM84は、この
プリンタ32を制御するためのプログラムや、情報処理
装置24、25、28、29、31が共通して使用する
ような基本的なフォントや基本的な電子的なフォーム等
のような使用頻度の高い印刷資源等の固定的なデータあ
るいはプログラムを格納している。ROM84に格納す
る印刷資源等のデータ量が多い場合には、ハードディス
ク等の他の記憶手段をROM84の代わりに使用した
り、これと併用することも可能である。作業用メモリ8
5は、プリンタ32のプリント処理のために一時的に使
用されるデータを格納するためのRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)から構成されている。作業用メモリ8
5には一時的に使用されるフォント等の印刷資源も格納
されるようになっている。入力回路86は、マウス87
を接続したキーボード88と接続されており、ユーザが
このプリンタ32に立ち寄った際のデータの直接的な入
力や保守用に使用されるようになっている。
【0033】通信制御回路91は図1に示したマルチメ
ディア情報配信装置21と図示しないケーブルを介して
接続するための回路である。この通信制御回路91を介
してプリンタ32はマルチメディア情報配信装置21か
ら印刷データを受信すると共に、自分の装置に備えられ
ていない印刷資源をネットワーク22、23等の手段を
通じて取得するようになっている。表示制御回路92は
液晶ディスプレイ93に各種データを視覚的に表示する
ためのドライバ回路である。プリンタインターフェース
(I/F)回路95は、レーザプリンタ96との間で印
刷のためのデータや制御信号の入出力を行う回路であ
る。レーザプリンタ96は、図示しないが感光体ドラム
あるいは感光体ベルトを備えており、静電潜像を利用し
て画像を形成する。これについての説明は省略する。
【0034】図1に示した各種の情報処理装置24、2
5、28、29、31は、図2および図4に示したマル
チメディア情報配信装置21あるいはプリンタ32と同
様にCPUを備えており、それらの回路構成の基本もこ
れらと同様になっている。そこで、これらの情報処理装
置24、25、28、29、31の回路構成についての
説明は省略する。
【0035】ところでユーザ情報は、大きく分けると、
受信するメディアに関する受信メディア情報と、ユーザ
の個人的あるいはその特性を示す個人情報とに分けられ
る。ユーザ情報はユーザあるいはこのマルチメディア情
報配信装置を使用するマルチメディア情報配信システム
の管理者が、ネットワーク22、23等を介して行うリ
モート操作や、インターネットのホームページ等のウエ
ブ・ページ(Web Page)を利用して入力を行うような
手法で、図3に示したユーザ情報管理手段63を通して
登録したりその登録内容を変更するようになっている。
【0036】ホームページを使用したユーザ情報の登録
について説明を補足すると、マルチメディア情報配信装
置21側がウエブ上にユーザ情報を入力するためのホー
ムページを開設する。既存のユーザあるいはユーザとし
て新規登録してマルチメディア情報配信装置を利用する
者は、新規登録事項あるいは変更事項が発生したときに
このホームページをアクセスする。ホームページにはユ
ーザ(受信者)別に、所有する端末装置等の情報を登録
する欄が設けられており、各ユーザが最新のユーザ情報
をこの欄に反映させることでマルチメディア情報配信装
置21側はユーザ情報を管理することができる。
【0037】ユーザ情報の最新の登録内容は、ユーザ情
報管理手段63がこれを受信して保持するようになって
いる。具体的にはユーザ情報は図2に示した通信制御回
路53によって取得され、作業用メモリ44に一時記憶
された後、磁気ディスク49内の図示しない第1または
第2のユーザ情報登録エリアに格納されて逐次その内容
が更新されるようになっている。
【0038】図5は一方のユーザ情報を格納した第1の
ユーザ情報登録エリアについて所定のユーザの登録内容
を表わしたものである。第1のユーザ情報登録エリア1
01には、プリンタ32(図1)でプリントアウトし
た用紙の郵送先の住所と、電子メールで送った場合の
アドレスと、ファイル転送を行う場合のホスト名(I
Pアドレス)等のファイルの転送経路としてのパスと、
ファクシミリ装置で電送を行う場合のファクシミリの
電話番号と、音声で電話を行う場合の電話番号とがユ
ーザ別に登録される。例えばユーザによってはファクシ
ミリ装置を持っていない場合や電子メールのアドレスを
所有していない場合があるので、この場合にはこれらに
ついての登録は行われない。
【0039】これら〜についての登録は、メディア
の種類ごとに行われる。本実施例の第1のユーザ情報登
録エリア101では、「テキスト」、「画像」および
「音声」に分けてメディアの通信の可否が登録される。
この図で「○」は通信可を、「×」は通信不可を示して
いる。また、この通信の際に送ることのできるデータ量
が「適用データ量」としてユーザごとに登録される。
【0040】例えば「郵送」については、テキスト情報
や画像情報は用紙にプリントアウトして郵送することが
できるので、通信可であるが、音声についてはプリント
アウトすることができないので不可となっている。「適
用データ量」については、郵送についてはユーザが受け
取ることのできるデータ量について特に制限がないの
で、「無制限」となっている。また、「電子メール」に
ついてはテキスト情報も画像情報も、さらには音声情報
も添付して送信することができるので、共に通信可とな
っている。「適用データ量」については、電子メールを
受信する側の一度に受信できる受信量が、自装置の記憶
装置の記憶量あるいは電子メールの仲介を行っているプ
ロバイダとの約束によって制限される場合がある。本実
施例ではこのようなことから、この図に示したユーザの
電子メールの1件当たりのデータ量は1メガバイト以内
に制限されている。
【0041】「ファイル転送」については、電子メール
と同様にテキスト、画像および音声の送信が可能であ
る。ファイルの蓄積については、電子メールよりも大き
なデータサイズを可能としていることが多い。本実施例
のユーザは、これを100メガバイト以内に設定してい
る。「ファクシミリ」については、プリンタ32による
プリントアウトと同様に音声の送信を行うことができな
い。また、データの転送量については、原則として制限
されないはずであるが、実際にはファクシミリ装置の種
類によって裁断紙や感熱ロール紙の収容量やメモリの蓄
積量に制限がある。そこでユーザ側では1件当たりのデ
ータ量を制限しておいた方が都合がいい場合が多い。本
実施例で示したユーザは、10メガバイト以下にこれを
制限している。「電話」については、現実にテキストデ
ータや画像データを音声で説明しながら送ることは困難
であり、音声データのみを伝送することができることに
している。本実施例で示したユーザは、音声によるデー
タ量を特に制限していない。
【0042】図5に示した第1のユーザ情報登録エリア
101は、ユーザごとにこれらの所有する情報処理装置
に応じて個別に登録することになるが、受信端末装置の
種類に対する通信の可否や適応データ量については、あ
る程度固定化されたデータとなることが考えられる。そ
こで、各ユーザの登録に際しては、受信端末装置ごとに
デフォルト値を設定しておき、特別な場合以外はこのデ
フォルト値を採用できるようにしておくことも便利であ
る。
【0043】図6は他方のユーザ情報を格納した第2の
ユーザ情報登録エリアについて所定のユーザの登録内容
を表わしたものである。第2のユーザ情報登録エリア1
02には、ユーザごとの個人情報が登録される。本実施
例では、ユーザごとに「年齢」、「視力」、「受信端末
装置の優先順位」および「休日の特例」が登録されるよ
うになっている。このうち「年齢」(あるいは生年月
日)を登録することにしているのは、「受信端末装置の
優先順位」の登録が行われないような場合に、年齢によ
って適用がもっとも適する受信端末装置を自動的に設定
するためである。例えば一般に高齢者の場合には、ファ
クシミリ装置が備わっている場合で通常のテキストデー
タを伝送する場合には、ファクシミリ装置の方が電子メ
ールやファイル転送よりも優先順位が高くなるような設
定がマルチメディア情報配信装置11側で自動的に行わ
れることになる。
【0044】「視力」についても同様に「受信端末装置
の優先順位」の登録が行われないような場合の優先順位
の設定に資料として用いられる他、ファクシミリ装置等
で印字または表示されるフォントのサイズについても考
慮される。「受信メディアの優先順位」は、ユーザが登
録した場合にはこれが最優先でメディアの選択が行われ
る。「休日の特例」は、ユーザがオフィスと自宅にそれ
ぞれ独自にファクシミリ装置を所有していたり、自宅で
使用する電子メールのアドレスがオフィスのそれと違う
ような場合等に、休日の各種メディアの配信を有効に行
うための注記事項を登録するものである。本実施例のユ
ーザの場合には、自宅にファクシミリ装置がなく、また
簡易型の情報端末を自宅では使用しているので、電子メ
ールのみを自宅で受信可能としている。
【0045】図7は、マルチメディア情報配信装置に対
して入出力されるデータとしてのマルチメディア情報の
データ構成を表わしたものである。マルチメディア情報
111の先頭には宛先情報112が付されている。宛先
情報112は、最終的なユーザを指定する情報である
が、そのユーザの受信端末装置を併せて指定することも
可能である。宛先情報112の次には、送信するマルチ
メディア情報111全体のデータ長としての総データ長
113が記され、続いてデータ種別114が記される。
データ種別114とは、本実施例ではテキスト、画像お
よび音声のいずれかを表わした情報である。これらの複
数が含まれた情報も当然存在するが、これらは出現する
1種類ずつのデータの種類ごとに区分けして伝送され
る。したがって、データ種別114は次に説明するデー
タ長115とデータ116を併せた組としてマルチメデ
ィア情報111を構成する。
【0046】ここでデータ長115とは、直前に記され
たデータ種別114で示されたデータ種別のデータの長
さであり、データ116とはそのデータ種別のデータの
本体である。1つのマルチメディア情報111の終端は
総データ長113から判別することができるが、最後の
データ116の終わりにはエンドマークが付されていて
もよい。
【0047】図8は、本実施例のマルチメディア情報配
信装置がユーザに対して最適な受信端末装置を選択する
自動選択処理の流れを表わしたものである。マルチメデ
ィア情報配信装置21に対していずれかの情報処理装置
(例えば情報処理装置24)からマルチメディア情報1
11が送られてくると、まず宛先情報112(図7)が
ユーザのみを指定しているかどうかの判別が行われる
(ステップS101)。ユーザのみではなくそのユーザ
の受信端末装置まで具体的に指定している場合には
(N)、その受信端末装置を選択する(ステップS10
2)。この場合には、これで選択処理が終了する(エン
ド)。
【0048】これに対して宛先情報112ではユーザの
みの指定が行われている場合、そのユーザに最適な受信
端末装置を選択する必要が生じる。そこで、図2に示し
たCPU41(図3のユーザ情報管理手段63)は、マ
ルチメディア情報111に含まれるデータの種別やデー
タ量を調べる(ステップS103)。そして、そのマル
チメディア情報111に含まれている全データ種別の受
信を行うことのできる受信端末装置が存在するかどうか
を判別する。例えばマルチメディア情報111がテキス
トと画像と音声を含んでいる場合で、ユーザがファクシ
ミリ装置しか受信端末装置を所有していないような場
合、全データ種別を取り扱える受信端末装置が存在しな
いことになる。このような場合には(N)、そのユーザ
にマルチメディア情報111を送ることは不可能であ
る。そこでこの場合には処理を終了して送信者にその旨
の通知を行う(ステップS105)。
【0049】これに対して、ステップS104で受信可
能な受信端末装置が存在すると判別された場合には
(Y)、マルチメディア情報111の総データ長113
(図7)を問題なく受信できる受信端末装置が存在する
かどうかのチェックが行われる(ステップS106)。
マルチメディア情報111の総データ長113が非常に
大きな場合で、ユーザがそのデータ量に見合う電子メー
ル等の受信が不可能な場合には(N)、同様にステップ
S105に進んでそのユーザに送信を行うことなく送信
者にその旨の通知を行って処理を終了させる。
【0050】このように送信自体が中断したマルチメデ
ィア情報111については、システムの管理者が送信す
る受信端末装置を決定することができる。このとき、例
えばテキストデータは送信できるが音声データの部分は
欠落するといったような事態が発生することになる。ま
た、システムの管理者は、送信側の情報処理装置の対応
を待つことも可能である。すなわち、ステップS105
の処理が行われたときには送信者にその旨の通知が行わ
れるので、送信者がデータの形態を変えたり、当初のユ
ーザと地理的に近い他のユーザに同一のマルチメディア
情報111を送信し、これを手渡し等で渡すように指示
することも場合によって可能であるからである。
【0051】ステップS106の条件を満たす受信端末
装置が存在した場合には(Y)、そのような条件を満た
す受信端末装置が同一ユーザに複数存在するかどうかの
判別が行われる(ステップS107)。複数存在する場
合には、図6に示した第2のユーザ情報登録エリア10
2に「受信端末装置の優先順位」が登録されているかど
うかの判別が行われる(ステップS108)。登録され
ている場合には(Y)、これら複数の受信端末装置のう
ちでもっとも優先順位の高い受信端末装置を選択して
(ステップS109)、自動選択処理を終了する(エン
ド)。
【0052】優先順位の登録が行われていなかった場合
には(ステップS108:N)、これら複数の受信端末
装置の中で通信料金が最も安価な受信端末装置を選択し
て(ステップS110)、処理を終了する。一般には、
ファイル転送が最も安価であり、続いて電子メール、フ
ァクシミリ送信、電話、郵送の順となる。ユーザが所有
している受信端末装置の中で条件に合致した受信端末装
置が電子メールを受信する端末装置とファクシミリ装置
であった場合には、この処理で電子メールを受信する端
末装置が選択されることになる。
【0053】なお、マルチメディア情報配信装置21は
図3に示したその出力手段63(図4の通信制御回路5
3)からマルチメディア情報111を出力するときその
先頭に配置された宛先情報112を、ユーザの決定され
た受信端末装置に書き換える。そして、その受信端末装
置が例えば図1に示した情報処理装置25であるとする
と、これをネットワーク23上に送出することになる。
また、受信端末装置によっては、データ形式の相違等に
よって、送信端末装置から送られてきたマルチメディア
情報111をそのまま受信することができない場合があ
る。このような場合には図3に示した変換手段64が受
信端末装置側の判読することのできるデータ形式に変換
してこれをその受信端末装置に送出することになる。
【0054】例えば、送信端末装置としての情報処理装
置24がマルチメディア情報配信装置21に対してファ
イルを転送してきたにもかかわらず、受信端末装置とし
ての情報処理装置が電話回線に接続されたファクシミリ
装置であった場合には、そのファイルのテキストデータ
や画像データを一度、ページ単位のビットマップデータ
に変換し、更にこれをファクシミリ信号として走査ライ
ンごとに圧縮を行って、得られたデータを電話回線を介
してその情報処理装置(ファクシミリ装置)に電送する
ことになる。変換手段64のこのような変換処理は、す
でに知られた技術を用いることができるので、本実施例
では詳細な説明を省略する。
【0055】図9は、マルチメディア情報配信装置の送
信処理の流れを表わしたものである。マルチメディア情
報配信装置21は送信先が決定したらそれに合わせてマ
ルチメディア情報111の送信準備を行う(ステップS
201)。この送信準備には、先に説明した変換手段6
4(図3)による変換作業が含まれる。この後、マルチ
メディア情報111の送信が開始される(ステップS2
02)。送信は、全データの送信が終了するか、送信の
続行が不可能となるエラーが発生するまで続行される
(ステップS203、S204)。
【0056】送信の続行が不可能となるエラーが発生し
たら(ステップS204:Y)、図8のステップS10
7で説明した他の送信可能な受信端末装置が存在するか
どうかを判別が行われる(ステップS205)。存在す
れば(Y)、ステップS201に戻ってその受信端末装
置への送信の準備が行われ、送信が開始される(ステッ
プS202)。以下同様である。
【0057】ステップS205で同一ユーザについての
代わりの受信端末装置が存在しないと判別された場合に
は(N)、そのマルチメディア情報111の送信者およ
びマルチメディア情報配信システムの管理者にその旨を
通知して(ステップS206)、送信処理を終了する
(エンド)。ステップS203でマルチメディア情報1
11の送信が無事終了した場合にも送信処理が終了す
る。なお、システム管理者の対応方法によっては、送信
者に直ちに配信不可能である旨の通知を出すことを要し
ない。
【0058】変形例
【0059】先の実施例では、図8のステップS106
で処理データ量に適応する受信端末装置が存在するかど
うかをチェックして、存在しない場合には処理をペンデ
ィングすることにした。しかしながら、配信するマルチ
メディア情報111の性格によっては同一ユーザに送信
する限り受信端末装置が複数にまたがっても構わない場
合がある。そこでこの変形例のマルチメディア情報配信
装置では、同一受信端末装置に送信することができない
マルチメディア情報111であっても、これを複数の受
信端末装置に分担して送信可能な場合には分担させるよ
うにして、より多くのマルチメディア情報を配信できる
ようにしている。
【0060】図10は本発明の変形例におけるマルチメ
ディア情報配信装置の送信処理の要部を表わしたもので
ある。なお、装置の構成は制御用のプログラムを格納す
る記憶媒体の記憶内容を除いて先の実施例と本質的に相
違するところはないので、先の実施例で使用した図を適
宜準用する。マルチメディア情報配信装置21はまず送
信者から送られてきたマルチメディア情報111に含ま
れるデータの種類やデータ量をチェックする(ステップ
S301)。そして、送信する全データ種別あるいはデ
ータ量を一括して取り扱うことのできる受信端末装置が
そのユーザに存在するかどうかを判別する(ステップS
302)。存在すれば(Y)、先の実施例と同様にその
受信端末装置を選択して(ステップS303)、送信を
開始することになる(エンド)。
【0061】これに対して、ステップS302で送信す
る全データ量を一括して取り扱うことのできる受信端末
装置が存在しないと判別された場合には(N)、まずそ
のマルチメディア情報111を構成するデータ種別のう
ちのなるべく多くのデータ種別を扱える受信端末装置あ
るいはなるべく大量にデータを送信することのできる受
信端末装置を1つ選択する(ステップS304)。そし
て、その選択された受信端末装置に対して、取り扱える
最大種別あるいは最大量のデータを割り当てる(ステッ
プS305)。そして、この割り当て後にマルチメディ
ア情報111として残りのデータが存在するかどうかの
判別を行う(ステップS306)。
【0062】まだ送信できないデータが残っている場合
には(Y)、そのユーザに他の受信端末装置としての候
補が存在するかどうかをチェックする(ステップS30
7)。存在する場合には(Y)、ステップS304に戻
ってその候補となる1または複数の受信端末装置の中で
なるべく多くのデータ種別を扱える受信端末装置あるい
はなるべく大量にデータを送信することのできる受信端
末装置を1つ選択する。そして、その選択された受信端
末装置に対して、取り扱える最大種別あるいは最大量の
データを割り当て(ステップS305)、この割り当て
後にマルチメディア情報111として残りのデータが存
在するかどうかの判別を行う(ステップS306)。残
りのデータが存在しなくなれば(N)、マルチメディア
情報111の分割配信が可能となるので、処理を終了し
てそれら決定された複数の受信端末装置に対してそれぞ
れ持ち分のデータを送信することになる(エンド)。
【0063】この段階でもまだ残りのデータが存在する
場合には(ステップS306:Y)、他の受信端末装置
としての候補が残っているかどうか判別して(ステップ
S307)、残っていれば先に説明したのと同様の処理
を更に繰り返すことになる。このようにして、順次、受
信可能な受信端末装置を選択してそれらにマルチメディ
ア情報111を分割して与えていくが、残りのデータが
存在する状態で受信端末装置が存在しなくなる場合があ
る(ステップS307:N)。この場合には、処理をペ
ンディングにして(ステップS308)、システム管理
者に判断を委ねることになる。
【0064】なお、以上説明した実施例および変形例で
は受信者に関するデータや、受信者に属する受信端末装
置の種類等に関するデータをそれぞれの受信者がインタ
ーネットのホームページ等を通じて申告し、マルチメデ
ィア情報配信装置21がこれを適宜取り出して自己の記
憶媒体内の第1あるいは第2のユーザ情報登録エリア1
01、102の内容を更新することにしたが、これに限
るものではない。例えばマルチメディア情報配信装置2
1は、受信者ごとに特定の受信端末装置を指定してお
き、その受信者に配信すべきマルチメディア情報が到来
したときにはその特定の受信端末装置にその受信者に現
在属する受信端末装置の全体を問い合わせ、あるいはそ
の受信者の個人情報の最新のものを問い合わせて、これ
ら最新の情報を基にして受信端末装置を決定するように
してもよい。
【0065】更に実施例および変形例では、マルチメデ
ィア情報配信装置は送信者と受信者の仲介をなすものと
して説明したが、自装置が送信側の情報処理装置として
の性格を有するものであってもよい。例えば、ネットワ
ーク上に接続されたそれぞれの情報処理装置が受信者ご
との受信端末装置を把握して、データの送信を行うとき
には該当の受信者の受信端末装置のうちから最適のもの
を選択するようにすることも本発明の範囲内に包含され
るものである。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項8
記載の発明によれば、マルチメディア情報の受信先を、
受信者という概念とこの受信者に属する受信端末装置と
いう概念の二層構造で構成したので、いままで実質的に
1台の受信端末装置を送信先として配信したマルチメデ
ィア情報をその内容に応じて幾つかの受信端末装置から
適正なものを選択できる可能性が生じ、情報の無駄な配
信あるいは質の悪い配信といった事態を避けることがで
きるようになり得るという効果がある。
【0067】また請求項1記載の発明では、マルチメデ
ィア情報配信装置側に受信者別にそれぞれに属する受信
端末装置の種類を記憶した受信端末装置種類記憶手段を
具備させたので、この記憶内容に応じて自装置内で迅速
に受信端末装置を決定することができ、その都度通信を
行って決定する場合に比べて通信のトラフィックを軽減
させることができるという長所がある。
【0068】更に請求項2記載の発明によれば、受信者
ごとに受信端末装置の優先順位を予め定めておくことに
している。すなわち、従来では送信者の意に沿って、あ
るいは送信者の知っている受信端末装置に対して送信者
が一方的に情報の伝達を行っていたのを、受信端末装置
の優先順位を設定しておくことで、受信者の意思あるい
は受信側の端末装置の能力や機能に応じた情報伝達の経
路を設定することができ、より適切な情報伝達が可能に
なるという効果がある。
【0069】更に請求項3記載の発明によれば、受信端
末装置種類記憶手段に記憶された受信端末装置が複数存
在するときこの中にその情報をすべて伝送可能な受信端
末装置が存在するかどうかを判別して、そのような受信
端末装置が存在すればそれにマルチメディア情報を送信
することにしたので、情報の伝達先の一本化を極力推し
進めることができる一方、このような受信端末装置が存
在しない場合には同一受信者内で情報の分担の可能性を
探ることにしたので、従来、1つの受信端末装置を選択
してマルチメディア情報の伝送を行わなければならなか
ったことと比較すると、より便利かつ確実な情報の配信
が可能になるという効果がある。
【0070】また請求項4記載の発明によれば、マルチ
メディア情報配信装置が個人情報とマルチメディア情報
の双方を参照して、最適の受信端末装置を選択するよう
にしているので、マルチメディア情報が多肢にわたりそ
の受信を行う最適な受信端末装置の選択に専門的な知識
を必要とする場合であっても、受信者の状況に応じてマ
ルチメディア情報配信装置が最適な受信端末装置を選択
することができ、受信者側の負担を軽減することができ
るという効果がある。
【0071】更に請求項5記載の発明によれば、受信端
末装置種類記憶手段に記憶された受信端末装置が複数存
在するときこの中にその情報をすべて伝送可能な受信端
末装置が存在するかどうかを判別して、そのような受信
端末装置が存在すればそれにマルチメディア情報を送信
することにしたので、情報の伝達先の一本化を極力推し
進めることができる一方、その受信端末装置に何らかの
障害が発生した場合にそのマルチメディア情報をすべて
伝送可能な他の受信端末装置が存在するかどうかを判別
して存在するときにはこの受信端末装置に送信先を変更
することにしたので、送信者に意識させることなく、受
信者側への確実な情報伝達が可能になるという効果があ
る。
【0072】また、請求項6記載の発明では、マルチメ
ディア情報配信装置がその受信端末装置種類記憶手段に
記憶する内容を、それぞれの受信者の申告に頼るように
しているので、受信者の意思を反映したマルチメディア
情報の受信が可能になる。また。このように申告制にす
ることで、マルチメディア情報配信装置側では、各受信
者にアクセスを頻繁に行う必要なく、必要な最新情報を
得ることができるようになる。
【0073】更に請求項7記載の発明では、マルチメデ
ィア情報配信装置側が受信者に属する受信端末装置を問
い合わせることにしているので、各受信者はマルチメデ
ィア情報配信装置との関係で予め定めた受信端末装置に
変更等のデータを通知しておくだけで足り、簡便であ
る。また、マルチメディア情報配信装置は予め定めた受
信端末装置に直接アクセスするので、その障害の有無等
をチェックすることができる。
【0074】また請求項8記載の発明では、受信者個人
情報記憶手段が、その受信者の年齢等の受信端末装置の
扱いの適否を判断する個人情報を記憶しており、受信端
末装置選択手段は、マルチメディア情報を構成する情報
の性格とそれに対応する受信端末装置のうちで受信者の
個人情報から最も情報の理解に容易な受信端末装置を選
択することにしているので、受信者がマルチメディア情
報のそれぞれの性格に合わせて優先順位の選択や受信す
べき受信端末装置を通知する必要なく、マルチメディア
情報配信装置側で最も情報の理解に容易な受信端末装置
を選択して配信を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるマルチメディア情
報配信装置を使用したマルチメディア情報配信システム
の構成を表わしたシステム構成図である。
【図2】 本実施例のマルチメディア情報配信装置の回
路構成を表わしたブロック図である。
【図3】 本実施例のマルチメディア情報配信装置の機
能的な構成を表わしたブロック図である。
【図4】 本実施例でマルチメディア情報配信装置に接
続されたプリンタの構成の概要を表わしたブロック図で
ある。
【図5】 第1のユーザ情報登録エリアについて所定の
ユーザの登録内容を表わした説明図である。
【図6】 第2のユーザ情報登録エリアについて所定の
ユーザの登録内容を表わした説明図である。
【図7】 本実施例のマルチメディア情報のデータ構成
を表わしたデータ構成図である。
【図8】 本実施例のマルチメディア情報配信装置がユ
ーザに対して最適な受信端末装置を選択する自動選択処
理を表わした流れ図である。
【図9】 本実施例のマルチメディア情報配信装置の送
信処理を表わした流れ図である。
【図10】 本発明の変形例におけるマルチメディア情
報配信装置の送信処理の要部を表わした流れ図である。
【図11】 従来提案されたマルチメディア情報配信装
置の構成の概要を表わしたブロック図である。
【符号の説明】
21…マルチメディア情報配信装置、22、23…ネッ
トワーク、24、25、28、29、31…情報処理装
置、26、27…交換網、32…プリンタ、41、82
…CPU、43、84…ROM、44、85…作業用メ
モリ、49…磁気ディスク、53、91…通信制御回
路、62…出力手段、63…ユーザ情報管理手段、64
…変換手段、96…レーザプリンタ、101…第1のユ
ーザ情報登録エリア、102…第2のユーザ情報登録エ
リア、111…マルチメディア情報

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信者別にそれぞれに属する受信端末装
    置の種類を記憶した受信端末装置種類記憶手段と、 送信者から受信者側に送るマルチメディア情報が送られ
    てきたときでその受信者についての前記受信端末装置種
    類記憶手段に記憶された受信端末装置が複数存在すると
    きこの中からその情報をすべて伝送可能な1つの受信端
    末装置を選択する受信端末装置選択手段と、 この受信端末装置選択手段によって選択された受信端末
    装置に対して送信者から送られてきたそのマルチメディ
    ア情報を送信する送信手段とを具備することを特徴とす
    るマルチメディア情報配信装置。
  2. 【請求項2】 受信者別にそれぞれに属する受信端末装
    置の種類を記憶した受信端末装置種類記憶手段と、 送信者から受信者側に送るマルチメディア情報が送られ
    てきたときでその受信者についての前記受信端末装置種
    類記憶手段に記憶された受信端末装置が複数存在すると
    きこの中にその情報をすべて伝送可能な受信端末装置が
    存在するかどうかを判別する判別手段と、 この判別手段が複数の受信端末装置を伝送可能な受信端
    末装置として判別したときこの中から受信者側が定めた
    最も優先順位の高い1つの受信端末装置を選択する受信
    端末装置選択手段と、 この受信端末装置選択手段によって選択された受信端末
    装置に対して送信者から送られてきたそのマルチメディ
    ア情報を送信する送信手段とを具備することを特徴とす
    るマルチメディア情報配信装置。
  3. 【請求項3】 受信者別にそれぞれに属する受信端末装
    置の種類を記憶した受信端末装置種類記憶手段と、 送信者から受信者側に送るマルチメディア情報が送られ
    てきたときでその受信者についての前記受信端末装置種
    類記憶手段に記憶された受信端末装置が複数存在すると
    きこの中にその情報をすべて伝送可能な受信端末装置が
    存在するかどうかを判別する判別手段と、 この判別手段が該当するマルチメディア情報をすべて伝
    送可能な受信端末装置が存在しないと判別したとき、複
    数存在する受信端末装置のうちの2以上の装置を選択し
    てこれらの装置にこのマルチメディア情報を分配するマ
    ルチメディア情報分配手段と、 このマルチメディア情報分配手段によって選択された受
    信端末装置ごとにマルチメディア情報の分担部分を送信
    する送信手段とを具備することを特徴とするマルチメデ
    ィア情報配信装置。
  4. 【請求項4】 受信者別にそれぞれに属する受信端末装
    置の種類を記憶した受信端末装置種類記憶手段と、 受信者別にそれぞれの個人情報を記憶した受信者個人情
    報記憶手段と、 送信者から受信者側に送るマルチメディア情報が送られ
    てきたときでその受信者についての前記受信端末装置種
    類記憶手段に記憶された受信端末装置が複数存在すると
    き、受信者個人情報記憶手段に記憶された受信者の個人
    情報とその受信者に送るマルチメディア情報の関係で最
    適の受信端末装置を選択する受信端末装置選択手段と、 この受信端末装置選択手段によって選択された受信端末
    装置に対して送信者から送られてきたそのマルチメディ
    ア情報を送信する送信手段 とを具備することを特徴とす
    るマルチメディア情報配信装置。
  5. 【請求項5】 受信者別にそれぞれに属する受信端末装
    置の種類を記憶した受信端末装置種類記憶手段と、 送信者から受信者側に送るマルチメディア情報が送られ
    てきたときでその受信者についての前記受信端末装置種
    類記憶手段に記憶された受信端末装置が複数存在すると
    きこの中からその情報をすべて伝送可能な1つの受信端
    末装置を選択する受信端末装置選択手段と、 この受信端末装置選択手段によって選択された受信端末
    装置に対して送信者から送られてきたそのマルチメディ
    ア情報を送信する送信手段と、 この送信手段が前記選択された受信端末装置にマルチメ
    ディア情報を完全に送信する前にその受信端末装置の受
    信が不可能となったときでそのマルチメディア情報をす
    べて伝送可能な他の受信端末装置が存在するときこの受
    信端末装置に送信先を変更する送信先変更手段 とを具備
    することを特徴とするマルチメディア情報配信装置。
  6. 【請求項6】 各受信者に受信端末装置の種類を申告さ
    せる申告要求手段と、 この申告要求手段の要求によって得られたデータを取り
    出して前記受信端末装置種類記憶手段に記憶する内容を
    更新する更新手段とを具備することを特徴とする請求項
    1〜請求項5記載のマルチメディア情報配信装置。
  7. 【請求項7】 マルチメディア情報を送信する対象者と
    しての受信者のあらかじめ定められた受信端末装置にそ
    の受信者に属する受信端末装置の種類を問い合わせる受
    信端末装置種類問い合わせ手段と、 この受信端末装置種類問い合わせ手段に対する問い合わ
    せによって得られたデータを取り出して前記受信端末装
    置種類記憶手段に記憶する内容を更新する更新手段とを
    具備することを特徴とする請求項1〜請求項5記載のマ
    ルチメディア情報配信装置。
  8. 【請求項8】 前記受信者個人情報記憶手段は、その受
    信者の年齢等の受信端末装置の扱いの適否を判断する個
    人情報を記憶しており、前記受信端末装置選択手段は、
    マルチメディア情報を構成する情報の性格とそれに対応
    する受信端末装置のうちで受信者の個人情報から最も情
    報の理解に容易な受信端末装置を選択することを特徴と
    する請求項4記載のマルチメディア情報配信装置。
JP10033563A 1998-02-02 1998-02-02 マルチメディア情報配信装置 Pending JPH11220490A (ja)

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