JPH11218446A - 測色装置 - Google Patents

測色装置

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JPH11218446A
JPH11218446A JP10322719A JP32271998A JPH11218446A JP H11218446 A JPH11218446 A JP H11218446A JP 10322719 A JP10322719 A JP 10322719A JP 32271998 A JP32271998 A JP 32271998A JP H11218446 A JPH11218446 A JP H11218446A
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義直 永嶋
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修敏 米田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測色装置を小型軽量化し、顔の測色を簡便に
行えるようにする。また、耐久性を向上させ、メンテナ
ンスを容易とする。 【解決手段】 測色装置1が、測色対象物Sに照射する
光の光源として発光ダイオード(LED)等のルミネッ
セントダイオードを有する照射手段、測色対象物Sから
の反射光を受光し、反射光強度を出力する受光手段(例
えば、フォトダイオード11)、及び反射光強度に基づ
いて測色値を求める演算手段30を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測色対象物に当接
させる測定ヘッドが小型軽量化されており、特に皮膚の
測色に適した測色装置に関する。
【0002】
【従来の技術】測色用分光光度計や光電色彩計等の測色
装置は、一般に、JIS Z 8722[物体色−測定
方法]の規格に準拠して作製されており、その照明用光
源としては、太陽の北側昼光、標準光源(C、D65等)
あるいは人工光源である常用光源(D55、D50等)が使
用され、特に、常用光源としてハロゲンランプ、キセノ
ンランプ等の白色光源が広く使用されている。また、照
明用光源が組み込まれた測定ヘッドには積分球も設けら
れ、光源から発せられた光が積分球の内壁面で拡散反射
され、積分球の底面の開口部から測色対象物の測色部位
が拡散照明されるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
測色装置では、測定ヘッド内にキセノンランプ等の白色
光源が設けられ、さらには積分球も設けられているの
で、測定ヘッドが相当に嵩高くなっている。そのため、
顔等のように凹凸が多くて平坦部分が少なく、狭い範囲
の測色を目的とする場合には測色が困難であった。
【0004】また、キセノンランプ等の白色光源や積分
球が設けられているために測定ヘッドを軽量化すること
もできないので、測定ヘッドを片手で保持し、任意の測
色対象物の測色部位に最適の押圧力で当接させることも
困難であった。そのため、皮膚の測色時には、測定ヘッ
ドを過度の押圧力で皮膚に押しつけ、そのために血流が
滞り、正常な状態での皮膚の測色をすることができない
という問題もあった。
【0005】さらに、キセノンランプは電流効率が低い
ためにランニングコストが高くなり、また、寿命が比較
的短いために、メンテナンスにもコストがかかった。
【0006】本発明は以上のような従来技術の課題に対
し、耐久性があり、メンテナンスが容易で、小型軽量化
を図ることができ、顔をはじめとする皮膚の測色にも簡
便に使用できる測色装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、照明用の
光を測色対象物に照射する照射手段として、従来のハロ
ゲンランプやキセノンランプ等の白色光源に代えて、白
色の発光ダイオード(以下、LEDと略する)又はスー
パールミネッセントダイオード(SLD)等のルミネッ
セントダイオードを使用することにより上記の目的が達
成できることを見出した。
【0008】即ち、本発明は、測色対象物に照射する光
の光源として、白色のルミネッセントダイオードを有す
る照射手段、測色対象物からの反射光を受光し、該反射
光の受光強度を出力する受光手段、及び反射光の受光強
度に基づいて測色値を求める演算手段からなる測色装置
を提供する。
【0009】また、本発明は、皮膚に本発明の測色装置
を当接させ、照射手段から皮膚に白色光を照射し、照射
した光の皮膚からの反射光を受光手段で受光し、その受
光強度に基づいて測色値を求める測色方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、各図中、同一符号は、同一又は同
等の構成要素を表している。
【0011】図2は、本発明の一実施例の測色装置1の
ブロック図である。この測色装置1は、測定ヘッド10
と演算手段30とからなっている。また、図1は測色装
置1の測定ヘッド10の概略断面図(同図(a))及び
底面図(同図(b))である。
【0012】測定ヘッド10は、測色対象物Sに照射す
る光の光源として、白色光を発する発光ダイオード(L
ED)を有しており、これらの設置位置は、図1(b)
に示したように、それぞれ正三角形の頂点となってい
る。この正三角形の一辺の長さは、細部の測色の点か
ら、40mm以下とすることが好ましく、特に、5〜2
0mmとすることが好ましい。また、これらLEDがな
す正三角形の中心には、受光手段として一組のフォトダ
イオード11が設けられている。
【0013】各LEDは測色部位S1に対する設置角度
を垂直から水平まで適宜変えることができるようになっ
ており、これによりLEDから照射された光の測色部位
1への入射角を0°から90°近くまで変えられるよ
うにしている。測色部位Sに対する入射角が小さすぎ
ると、フォトダイオード11が測色対象物Sからの光源
の直接表面反射光を受光しやすくなり、反対に大きすぎ
るとLEDからの直接光又は測定ヘッド10内の反射光
を受光しやすくなるので、通常は測色部位Sに対する
入射角を30°〜60°とすることが好ましく、入射角
45°で受光角0°とすることがより好ましい。
【0014】一組のフォトダイオード11は、各々の前
面に赤色光(R)、緑色光(G)または青色光(B)を
通すバンドパスフィルター16R、16G、16Bが備え
られた合計3個のフォトダイオード11からなってい
る。また、LEDとフォトダイオード11との間には遮
光筒12が設けられている。遮光筒12の先端又は中程
には、必要に応じてレンズが設けられる。LED及びフ
ォトダイオード11は、外筒13で囲まれている。
【0015】外筒13は、その底部に円形の開口部14
を有し、測色時に開口部14の外縁が測色部位S1を囲
むように測色対象物Sに接触し、測色部位S1及びフォ
トダイオード11を外部散乱光から遮蔽する。この場
合、開口部14の直径は、細部の測色の点から30mm
以下とすることが好ましく、特に、3〜20mmとする
ことが好ましい。
【0016】また、測色対象物Sによっては、外筒13
の接触により測色部位S1の温度が変化し、測色値の変
わる場合があることから、測色対象物Sと接触する外筒
13端部の構成材料としては、外筒13が測色対象物S
に接触しても測色部位S1の温度ができるだけ変わらな
いような材料、例えば、熱伝導率0.001〜99Wm
-1-1、より好ましくは0.001〜10Wm-1-1
有機材料を使用することが好ましい。
【0017】一方、演算手段30は、測色部位S1に照
射するLEDの発光強度を制御し、また、バンドパスフ
ィルター16(16R、16G、16B)を通してフォト
ダイオード11で検出された光強度に基づいて測色値を
求めるものであり、ゲート回路32、照明回路31、I
−V回路33R、33G、33B 、サンプルホールド回路
34、減算回路35R、35G、35B、バッファ回路3
6、計算処理回路37からなっている。
【0018】ここで、ゲート回路32は、LEDの発光
タイミングを制御する回路であり、また、照明回路31
は、各LEDに、一定強度の光を発生させる回路であ
る。
【0019】赤色光(R)、緑色光(G)または青色光
(B)を通すバンドパスフィルター16R、16G、16
Bが前面に設けられたフォトダイオード11は、それぞ
れR、G、Bの光を受光し、I−V回路33は、フォト
ダイオード11が出力するR、G、Bそれぞれの受光強
度を電流値から電圧値に変換する。サンプルホールド回
路34は、LEDの発光時のR、G、Bそれぞれの受光
強度をサンプリングして一時保存(ホールド)すると共
に、外部散乱光の受光強度もサンプリングして一時保存
する。そして、減算回路35R、35G、35Bは、サン
プルホールド回路34に一時保存された、LEDの発光
時のR、G、B各色の受光強度と、外部散乱光の受光強
度との差をとり、それにより外部散乱光の影響が除去さ
れたR、G、B各色の受光強度を出力する。バッファ回
路36は、こうして求められたR、G、Bの出力値が外
部検出器(モニター、コンピュータ等)に取り込まれる
場合に、当該外部検出器による影響が除去された値とな
るように、R、G、Bを出力する。そして、計算処理回
路37は、バッファ回路36からのR、G、Bそれぞれ
の出力値と、予め測色対象物Sの測色前に白色板から得
たR、G、Bそれぞれの出力値とから、R、G、Bの各
色の光それぞれについて、測色対象物Sと白色板との出
力値の比を求め、その比の値からL***表色系の値
(即ち、L*値=明るさ、a*値=赤み、b*値=黄色
み)を出力する。
【0020】この測色装置1を用いて測色対象物Sを測
色する場合、まず測定ヘッド10の外筒13の底部の開
口部14を測色部位S1に合わせ、測定ヘッド10を測
色対象物Sに当接させる。ここで、測定ヘッド10には
LEDが内蔵されており、従来の測色装置の測定ヘッド
で使用されていたキセノンランプや積分球が不要となっ
ている。さらに、測定ヘッド10内に組み込まれている
のはLED、バンドパスフィルター16R、16G、16
B、フォトダイオード11及びこれらを作動させるため
に必要な配線等の付帯部品のみで、これら以外の部品
(例えば、演算手段30、電源等に関するもの)は測定
ヘッド10外に設けられている。したがって、この測定
ヘッド10は、手に持った時の重さが付属コードを含め
ても30g以下に小型軽量化される。このため、位置合
わせ時あるいは測色時に、測定ヘッド10を片手で容易
に保持し、任意の測色部位S1に押圧力を調整しつつ当
接させることができる。よって、例えば皮膚を測色対象
物Sとした場合でも、過度に皮膚を圧迫することなく、
血流を滞らせることなく、測色することが可能となる。
なお、押圧力の調整のためには、バネ等を利用した感圧
センサーを測定ヘッド10に設けてもよい。
【0021】測定ヘッド10を測色対象物Sに当接させ
るにあたり、測定ヘッド10と測色対象物Sとのなす角
度は90°とすることが好ましいが、80°から100
°とすればよく、測色対象物Sが皮膚のように柔軟であ
る場合には、さらに許容角度を広げることができる。な
お、測定ヘッド10と測色対象物Sとのなす角度を検出
するためには、上述の感圧センサーを測定ヘッド10の
外筒13端部に少なくとも3個取り付ければよい。即
ち、各感圧センサーにかかる圧力が等しければ測定ヘッ
ド10と測色対象物Sとのなす角度は垂直であり、各感
圧センサーにかかる圧力に差があるほど測定ヘッド10
は垂直から傾いていることとなる。
【0022】また、この測定ヘッド10においては、測
色部位S1に合わせる開口部14の径を30mm以下、
より好ましくは3〜20mm程度と小さくすることがで
きるので、人の皮膚、特に顔等のように凹凸が多くて平
坦部分が少ない部位も測色対象とすることができる。さ
らに、シミのような色素沈着部分、目元、口元、唇、歯
肉、歯、眼球、頭皮、爪等の狭い範囲の表面色を選択的
に測色することも容易になる。また、素肌でも、ファン
デーション、口紅、アイシャドウ、頬紅等のポイントメ
イクを施した化粧肌でも測定可能である。
【0023】測定ヘッド10を測色対象物Sに当接させ
た後は、LEDを発光させ、測色部位S1からの反射光
を、R、G又はBのバンドパスフィルター16R、1
G、16Bを通してフォトダイオード11で受光する。
そしてフォトダイオード11から出力されたR、G、B
の強度に基づき、測色部位S1の三刺激値(X、Y、
Z)あるいはL***表色系の出力値を得る。
【0024】測色時には、各LEDを一定強度で発光さ
せてもよいが、図3に示したようにLEDの発光強度を
時分割で変化させてもよい。発光強度の強弱に応じて、
測定深度を考慮した測色を行うことが可能となる。例え
ば、測色部位S1が皮膚のように半透明で層状構造を有
する場合に、発光強度を弱めた時には測色部位S1の深
度の浅い部分(例えば、表皮まで)を測色し、発光強度
を強めた時にはより深度の深い部分(例えば、真皮ま
で)を測色することが可能となる。
【0025】LEDの発光強度の具体的な値は、LED
と測色部位S1との距離、測色部位S1とフォトダイオー
ド11との距離等に応じて定めることができる。一般に
は、LEDと測色部位S1との距離を1mm〜50m
m、特に1mm〜20mmとし、測色部位S1とフォト
ダイオード11との距離を1mm〜50mm、特に1m
m〜20mmとし、LEDの発光強度を0.1mW〜1
0W、特に1mW〜1Wとすることが好ましい。
【0026】本発明は、図1に示した測色装置1以外に
も種々の態様をとることができる。
【0027】例えば、図4(b)に示したような、外部
散乱光Lの測色部位S1及び受光手段への回り込みをよ
り確実に防止して、弱い光でも正確な測色を可能とする
ため、図4(a)に示すように、外筒13の測色対象物
S側の端部と側色部位S1の外周とを覆う傘状フード1
7を、図1の測定ヘッド10の外筒13に着脱自在に取
り付け、外筒13を二重構造とすることができる。この
場合、測色部位S1への位置合わせを容易にするため、
必要に応じて、測色部位の位置決め用光源を、照射手段
の光源として設けられているLEDの他に設けてもよ
い。位置決め用光源としては、レーザー、発光ダイオー
ド、スーパールミネッセントダイオード等を使用するこ
とができる。
【0028】図1の測色ヘッド10では、LEDが正三
角形の頂点をなすように配されているが、LEDの個数
や配置はこれに限られない。例えば、照射ムラを低減す
るため、図5に示すように、測定ヘッド10内により多
くのLEDを同心円上に配し、その中心にR、G、B受
光用の一組のフォトダイオード11を設けてもよい。ま
た、小型軽量化を一層促進するため、図6に示すよう
に、1個のLEDと一組のフォトダイオード11とを設
けてもよい。後者の場合には、測定ヘッドをより小さく
できるので測定ヘッドの開口部をさらに小さくすること
が可能となるため、より細部の測定を行うことが可能と
なる。また、照射面積が狭くなるので、照射ムラが低減
するという効果も得られる。
【0029】LEDに代えて他のルミネッセントダイオ
ード、例えばスーパールミネッセントダイオード(SL
D)を設けてもよい。
【0030】一方、受光手段として、フォトダイオード
11に代えて、他のフォトディテクター、例えば、フォ
トトランジスター、フォトダイオードアレイ、CCD素
子等を設けることができる。フォトダイオードアレイを
使用することにより、分光反射率曲線を求めることが可
能となる。また、CCDカメラを設けることにより、平
面の色分布を測定することが可能となる。
【0031】さらには、測定ヘッド10内で、測色部位
1からの反射光を、バンドパスフィルター16R、16
G、16Bを通してフォトダイオード11で受光すること
に代えて、測定ヘッド10内では測色部位S1からの反
射光を光ファイバーで受光し、その受光した光を測定ヘ
ッド10外に導光し、フォトディテクターで検出しても
よい。
【0032】測色精度を向上させるため、必要に応じて
積分球を設けてもよい。
【0033】また、本発明の測色装置で出力される測色
値は、XYZあるいはL***表色系の値に限らず、
公知の変換式により、マンセル、L***等の他の表
色系の値にすることもできる。
【0034】本発明の測色装置の応用例としては、皮膚
を測色対象物Sとする場合に、測定ヘッド10の外筒1
3の皮膚との接触部分の温度を変化させて測色すること
により、温熱負荷あるいは冷却負荷をかけたときの皮膚
の生理学的特徴、例えば、皮膚血管の状態を類推するこ
とができ、それにより肌の活性度あるいは健康度を類推
することが可能となる。
【0035】
【実施例】実施例及び比較例 図6に示した測定ヘッドを有する測色装置を用いて、3
0代の日本人女性5名の頬部を測色対象物とし(試料N
o.1〜5)、それぞれ10回ずつ測色し、その平均値と
標準偏差SDを求めた。この場合、測定ヘッドの重量は
約20gであった。
【0036】一方、比較例として、市販の白色光源を使
用し、JIS Z 8722[物体色−測定方法]の規
格に準拠して測色する測色器(ミノルタ社製、CM10
00)を用いて、実施例と同じ測色対象物(試料No.1
〜5)に対して同様に測色した。この測色器の測定ヘッ
ドの重量は約1kgであった。
【0037】測色データを表1に示す。表1から、実施
例と比較例では、ほぼ同様のL***が得られている
が、標準偏差については、a*の値が比較例よりも実施
例で低いことがわかる。これは、比較例で使用した測色
器では、測色部位となった皮膚表面が強く圧迫されて血
流が滞るが、実施例で使用した測色装置ではそのような
皮膚の圧迫がなかったためと考えられる。このことか
ら、実施例の測色装置によれば、測色対象物の本来の色
を正確に測色できることがわかる。
【0038】
【表1】 実施例 L* SD(L*) a* SD(a*) b* SD(b*) No.1 62.6 0.35 7.5 0.32 18.5 0.36 No.2 66.6 0.31 7.1 0.33 12.7 0.35 No.3 66.8 0.33 6.1 0.35 16.6 0.31 No.4 62.3 0.38 8.8 0.36 14.9 0.33 No.5 63.1 0.34 6.9 0.34 19.1 0.32 比較例 L* SD(L*) a* SD(a*) b* SD(b*) No.1 63.1 0.34 7.2 0.63 18.4 0.33 No.2 66.3 0.32 6.7 0.71 12.5 0.36 No.3 66.5 0.36 5.7 0.79 16.3 0.36 No.4 62.6 0.38 8.8 0.68 15.3 0.31 No.5 63.5 0.35 6.6 0.61 19.5 0.34
【0039】
【発明の効果】本発明の測色装置あるいは測色方法によ
れば、測定ヘッドに従来使用されていたハロゲンランプ
あるいはキセノンランプに代えてLED又はSLDを使
用するので、測定ヘッドの小型軽量化を図ることができ
る。したがって、狭い範囲を測色部位とすることが可能
となり、顔をはじめとする身体の種々の部位の測色を簡
便に行うことができる。また測色装置の耐久性を向上さ
せ、メンテナンスを容易とし、ランニングコストを低下
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の測色装置の測定ヘッドの概略断面図
(同図(a))及び底面図(同図(b))である。
【図2】 本発明の測色装置のブロック図である。
【図3】 測色時のLEDの発光強度と時間の関係図で
ある。
【図4】 傘状フードの作用の説明図である。
【図5】 本発明の他の態様の測色装置の測定ヘッドの
底面図である。
【図6】 本発明の他の態様の測色装置の測定ヘッドの
底面図である。
【符号の説明】
1 測色装置 10 測定ヘッド 11 フォトダイオード 12 遮光筒 13 外筒 14 開口部 16、16R、16G、16B バンドパスフィルター 17 傘状フード 30 演算手段 LED 発光ダイオード S 測色対象物 S1 測色部位

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測色対象物に照射する光の光源として、
    白色のルミネッセントダイオードを有する照射手段、測
    色対象物からの反射光を受光し、該反射光の受光強度を
    出力する受光手段、及び反射光の受光強度に基づいて測
    色値を求める演算手段からなる測色装置。
  2. 【請求項2】 照射手段の光源としてのルミネッセント
    ダイオードと受光手段としてのフォトディテクターが測
    定ヘッド内に設けられ、測定ヘッド外に演算手段と電源
    が設けられている請求項1記載の測色装置。
  3. 【請求項3】 ルミネッセントダイオードの発光強度が
    時分割で変化する請求項1又は2記載の測色装置。
  4. 【請求項4】 測色対象物が皮膚である請求項1〜3の
    いずれかに記載の測色装置。
  5. 【請求項5】 皮膚に請求項4記載の測色装置を当接さ
    せ、照射手段から皮膚に白色光を照射し、照射した光の
    皮膚からの反射光を受光手段で受光し、その受光強度に
    基づいて測色値を求める測色方法。
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