JP2014016176A - 測光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源から出た光を集光して被測定物の表面に当て該表面を反射した反射光をセンサに導いて被測定物表面のスペクトル反射率を測定する。光源から出た光を集光するためのレンズを光源から出た光の光路上に配置し、該レンズに反射光を通す空洞を設ける。被測定物の表面を反射した反射光はレンズの空洞を通って光センサに到達し、光センサの検出信号に基づき被測定物表面のスペクトル反射率が測定される。
【選択図】 図1
Description
本発明の主たる目的は、光源から照射された光を被測定物表面に集光し被測定物表面から反射した反射光を受光部で検出する光度計や測色計などに使用される測光装置において、光源から出た光をレンズによって集光し、焦点距離を短くできるようにして発光部から測定物までの距離を小さくすることにより上記問題点を解決することである。
また、本発明の他の目的は、被測定物の測定表面がせまい場所であっても、容易に反射光の検出を行うことができる分光光度計などに使用される測光装置を提供することである。
また本発明は、前記光センサの検出した信号を前記被測定物の表面の色を表すデータに変換し出力する電子回路を設け、測色器として機能させたことを特徴とする。
また本発明は、前記光センサの検出した信号によって前記被測定物の表面のスペクトル反射率を測定する電子回路を設け、分光光度計として機能させたことを特徴とする。
また本発明は、前記光源と前記レンズとの間に光照射光路用の導光体を配置し、前記レンズの空洞と前記光センサとの間に光反射光路用の導光体を配置し、前記光照射光路用の導光体を通った光が前記レンズに照射され、該レンズを通過し、被測定物に当たった光の反射光がレンズの空洞を通って前記光反射光路用の導光体に入るようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記光源を複数個設け、該各光源を前記レンズの直上で円周に沿って配置し、各光源から出た光が前記レンズによって集光されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記各光源は異なった波長帯域を有していることを特徴とする。
また本発明は、前記光源を複数個設け、各光源は異なった波長帯域を有し、前記光センサが複数の光検出回路からなることを特徴とする。
また本発明は、前記光源を複数個設け、該各光源を前記レンズの直上で円周に沿って等間隔に配置し、各光源から出た光が前記レンズによって集光されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、光照射光路用の導光体と光反射光路用の導光体が光ファイバーからなることを特徴とする。
また本発明は、前記光源と前記センサと前記レンズとを本体カバーに内蔵し、該本体カバーの開口部から前記レンズを通った光が被測定物に照射され、前記開口部から前記被測定物から反射した光が前記本体カバー内に入るようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記光源と前記センサとを本体カバーに内蔵し、前記本体カバーとは別体の先端カバーに前記空洞付きレンズを配置し、前記本体カバーと先端カバーとを前記光照射光路用導光体と光反射光路用導光体とで連結し、前記光照射光路用の導光体を通った光が前記レンズに照射され、前記レンズの空洞を通った反射光が前記光反射光路用の導光体を通って前記光センサに導かれるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記レンズは、フレネルレンズであることを特徴とするものである。
また、反射光はレンズの空洞を通るので、レンズによる光の減衰を防止することができ、直接センサでの受光ができる。また、導光体によって光源の光をレンズに導くようにすれば装置本体に設けたLEDや受光部の直径に比べ、導光体の集合による直径分だけの大きさで構成できるので、装置先端部分での径を小さくすることができ、そこに小径の穴あきレンズを使用することで、先端の径を小さくする事と導光体から測定物までの距離を小さくすることができるので、光の減衰が少なくレンズの径を小さくでき、せまい場所での反射光の検出が可能となる測光装置を作成することができる。
図1は、本発明にかかる測光装置を測色器での用途にて使用している分光光度計2の内部構造の説明図である。
CPU、メモリ、入出力インターフェイス、ドライバ、受信回路などの回路が形成された回路基板4に発光ダイオード(LED)からなる光源6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6hが複数個、図3に示すように円周上に等間隔で配列して取り付けられている。
回路基板4に発光ダイオードからなる光源6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6hが複数個、図3に示すように円周上に、等間隔で配列して取り付けられている。複数個の光源6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6hは、カバー28内のチャンバーに照射方向を下向きにして回路基板4の下面から突出して配置されている。各光源6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6hの下側には屈曲自在で柔軟性のある細長状の光照射光路用導光体30が配置され、各導光体30は、カバー28の底壁に形成された孔32から外部に導かれている。
また、各LEDは、異なる中心波長を有する所定のスペクトル帯域幅を有しており、全LEDのスペクトル帯域幅は、組み合わされると白色光を作り出す。この白色光は、色測定の目的で被測定物を照射するのに使用する。様々なLEDを光源として使用する分光光度計は、光源のLEDの内の少なくとも1つを紫外線放射を発する形式とすることで、印刷用媒体及び着色剤のような他の材料内の蛍光の状態を検査するのに使用することができる。
また、波長域の違う複数のLEDは個々に選択され、波長域の違う組み合わせにすれば測定する目的に応じた解析に使用できる。
本発明は光源の光を被測定物の表面に集光して照射し、その反射光を検出して適当な電子回路でそれを測定する光度計、照度計、測色計等の測光装置に用いることが可能であり、実施形態として説明した上記分光光度計に特に限定されるものではない。
4 回路基板
6a 光源
6b 光源
6c 光源
6d 光源
6e 光源
6f 光源
6g 光源
6h 光源
8 カバー
10 被測定物
12a 空洞
14 遮光仕切体
16 フィルタ
18 ジオメトリーコンバータ
20 検出部
22 光センサ
24 エタロン
26 フェースプレート
28 カバー
30 導光体
32 孔
34 導光体
36 先端カバー
38a 空洞
38 レンズ
Claims (12)
- 光源から出た光を集光して被測定物の表面に当て該表面を反射した反射光を光センサに導いて反射光を検出する測光装置であって、前記光源から出た光を集光するためのレンズを前記光源から出た光の光路上に配置し、該レンズに反射光を通す空洞を設け、前記被測定物の表面を反射した反射光が前記空洞を通って前記光センサに到達するようにしたことを特徴とする測光装置。
- 前記光センサの検出した信号を前記被測定物の表面の色を表すデータに変換し出力する電子回路を設け、測色器として機能させたことを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
- 前記光センサの検出した信号によって前記被測定物の表面のスペクトル反射率を測定する電子回路を設け、分光光度計として機能させたことを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
- 前記光源と前記レンズとの間に光照射光路用の導光体を配置し、前記レンズの空洞と前記光センサとの間に光反射光路用の導光体を配置し、前記光照射光路用の導光体を通った光が前記レンズに照射され、該レンズを通過し、被測定物に当たった光の反射光がレンズの空洞を通って前記光反射光路用の導光体に入るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
- 前記光源を複数個設け、該各光源を前記レンズの直上で円周に沿って配置し、各光源から出た光が前記レンズによって集光されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
- 前記各光源は異なった波長帯域を有していることを特徴とする請求項5に記載の測光装置。
- 前記光源を複数個設け、各光源は異なった波長帯域を有し、前記光センサが複数の光検出回路からなることを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
- 前記光源を複数個設け、該各光源を前記レンズの直上で円周に沿って等間隔に配置し、各光源から出た光が前記レンズによって集光されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
- 光照射光路用の導光体と光反射光路用の導光体が光ファイバーからなることを特徴とする請求項4に記載の測光装置。
- 前記光源と前記センサと前記レンズとを本体カバーに内蔵し、該本体カバーの開口部から前記レンズを通った光が被測定物に照射され、前記開口部から前記被測定物から反射した光が前記本体カバー内に入るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
- 前記光源と前記センサとを本体カバーに内蔵し、前記本体カバーとは別体の先端カバーに前記空洞付きレンズを配置し、前記本体カバーと先端カバーとを前記光照射光路用導光体と光反射光路用導光体とで連結し、前記光照射光路用の導光体を通った光が前記レンズに照射され、前記レンズの空洞を通った反射光が前記光反射光路用の導光体を通って前記光センサに導かれるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の測光装置。
- 前記レンズは、フレネルレンズであることを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
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