JPH11218194A - 無端状チェーンおよび動力伝達システム - Google Patents

無端状チェーンおよび動力伝達システム

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JPH11218194A
JPH11218194A JP10322818A JP32281898A JPH11218194A JP H11218194 A JPH11218194 A JP H11218194A JP 10322818 A JP10322818 A JP 10322818A JP 32281898 A JP32281898 A JP 32281898A JP H11218194 A JPH11218194 A JP H11218194A
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JP
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moving
endless chain
sprocket
members
chain
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JP10322818A
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Philip J Mott
フィリップ・ジェイ・モット
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Original Assignee
Borg Warner Automotive Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G1/00Driving-belts
    • F16G1/22Driving-belts consisting of several parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G1/00Driving-belts
    • F16G1/28Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/02Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
    • F16H7/023Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts with belts having a toothed contact surface or regularly spaced bosses or hollows for slipless or nearly slipless meshing with complementary profiled contact surface of a pulley

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 破損を生じさせることなく、高トルクに耐え
られるようにする。 【解決手段】 チェーン20の全長にわたって延びる複
数の無端状キャリア102と、該キャリア102に沿っ
て配置される複数の移動部材110,120とを設け、
各キャリア102を各移動部材110,120の対応す
る凹部104内に支持させる。そして、移動部材のうち
の荷重支持部材(第1の移動部材)110が第1の形状
を有し、移動部材のうちの非荷重支持部材(第2の移動
部材)120が第2の形状を有しており、第1の形状が
スプロケット歯132と係合して噛み合うことにより、
スプロケット歯132との間で動力を伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端状チェーンに
関し、さらに詳細には、複数の回転部材を有する動力伝
達システムにおいて、回転部材間に巻き掛けられる無端
状チェーンに関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】発明の背景 本発明は、一般に、ある回転軸から少なくとも一つの他
の回転軸に動力を伝達するシステムに関し、さらに、回
転軸間で動力を伝達するチェーンに関する。本発明は、
とくに、一定径のスプロケットが軸に取り付けられると
ともに、チェーンがスプロケット歯と噛み合うシステム
に関する。その一方、本発明によるチェーンは、回転軸
を用いた種々の型式の動力伝達システムとともに用いら
れる。
【0003】動力伝達用チェーンは、自動車産業におい
てエンジンのタイミング駆動装置のみならずトランスミ
ッションシステムにおいて広く用いられている。エンジ
ンタイミングシステムは、一般に、クランクシャフトに
配置された少なくとも一つの駆動スプロケットと、カム
シャフトに配置された少なくとも一つの従動スプロケッ
トとを有している。クランクシャフトが回転すると、チ
ェーンを通じてカムシャフトの回転が起こる。
【0004】自動車用トランスミッションシステムにお
いては、動力伝達用チェーンは、たとえば、トルクコン
バータと自動車用トランスミッションへの入力との間で
用いられている。動力伝達用チェーンはまた、四輪駆動
車両のトランスファケース内でも用いられている。
【0005】回転軸間で動力の伝達を行うために、多く
のさまざまな手法が採用されている。そのうちの一つの
手法は、CVTシステム(a continuously variable tra
nsmission system) である。不連続な数の固定トランス
ミッション比を提供するスプロケットやギヤを採用した
トランスミッションシステムと異なり、CVTシステム
は、許容範囲内で任意のトランスミッション比を提供す
る。
【0006】一般に、無端状ベルトは、駆動軸プーリ
と、少なくとも一つの従動軸プーリとの間で動力の伝達
を行う。各プーリは、その収束側端部が互いに対向した
一対の円錐状ディスクすなわちシーブから構成されてお
り、各円錐状ディスク間には溝が形成され、該溝内にベ
ルトが配置されている。少なくとも一つのプーリにおい
て、一方の円錐状ディスクが他方のディスクに対して軸
方向に移動可能になっている。円錐状ディスクの直径が
ディスクの軸に沿って変化するので、可動ディスクの軸
方向移動がプーリの回りのベルトの走行径を変化させ
る。この走行径の変化がトランスミッション比の変化に
つながる。
【0007】一般に、CVTベルトは、多数枚重ね合わ
されかつループ状に形成された金属製薄板のような多数
の無端状金属ベルトから構成されている。その溝内にベ
ルトを受け入れた状態で、複数の移動部材がベルトに沿
って配置されている。移動部材は、典型的には、プレス
打抜きされた金属板であり、無端状ベルトのループに沿
って前方から後方に配置されている。また移動部材は、
一般に、台形状をしており、その少なくとも二つの面が
プーリの面に接触するように設けられており、これによ
り、ベルトおよびプーリ間で動力の伝達が行われるよう
になっている。引用することによって本明細書の中に含
まれる米国特許第 4,894,049号は、当該分野で知られる
典型的なCVTベルトを開示している。
【0008】動力伝達システムのもう一つのタイプは、
サイレントチェーンとも呼ばれる内向き歯付リンクを備
えたチェーンと、各回転軸に配置された少なくとも一つ
の歯付スプロケットとを採用している。各スプロケット
およびチェーン間の動力伝達、したがって一方のスプロ
ケットと他方のスプロケットとの間の動力伝達は、スプ
ロケット歯とチェーンの内向き歯との噛合いによって行
われる。
【0009】内向き歯チェーンは、横方向および縦方向
にリンクプレートを配置することによって構成されてい
る。各リンクプレートは、交互に組み合わされ、ピンに
よって連結されている。典型的なチェーンは、スプロケ
ット歯と接触して動力伝達を行う内側リンクと、動力伝
達を行わないガイドリンクとから構成されている。
【0010】ガイドリンクは、チェーンがスプロケット
の回りに巻き掛けられるときにチェーンをスプロケット
中央に維持するために用いられている。横方向に配置さ
れたリンクプレートの列は、一般に、列の中央または両
縁部にガイドリンクが組み合わされた多数の内側リンク
を有している。各内側リンクプレートは、典型的には、
ピンを受け入れるための一対の開孔を有する本体部と、
スプロケット歯間に係合しかつスプロケット歯との間で
動力の伝達を行うように形成された少なくとも一つの垂
れ下がったつま先部とから構成されている。引用するこ
とによって本明細書の中に含まれる米国特許第 5,347,5
81号は、当該分野で知られた内向き歯チェーンを示して
いる。
【0011】内向き歯チェーンおよびCVTベルトは、
強度および耐久性に関してある欠点を有している。CV
Tベルトは、一般に、小径のプーリの回りに巻き掛けら
れた場合、金属製ベルトに鋭角の曲げが要求されること
により、容量に限界がある。
【0012】一方、ピンの回りをリンクプレートが回転
することによって屈曲する内向き歯チェーンは、小径の
スプロケットとともに用いられる場合でもこのような問
題が生じない。しかしながら、内向き歯チェーンは、一
方の回転軸に与えられる高トルクにより生じるダメージ
の影響を受けやすい。内向き歯チェーンに過大なトルク
が与えられると、ピン孔の回りの領域においてリンクプ
レートの破損やピンの曲げが生じる場合がある。
【0013】これに対して、CVTベルトに与えられた
過大なトルクは、移動部材が互いに圧縮されることによ
り、チェーンの長さに沿って伝達される。このような過
大なトルクによる破損は、CVTベルトの曲げによる引
張破損または移動部材の変形を生じさせるほどトルクが
十分に大きい場合にのみ生じる。したがって、CVTベ
ルトは、一般に、大径の回転部材で運転される場合でも
過大なトルクによる破損の影響を受けにくい。
【0014】このように、回転部材に与えられる高トル
クに耐えることができる動力伝達システムを提供するこ
とが本発明の目的である。CVTベルトおよびサイレン
トチェーンの双方の利点を備えた動力伝達システムを提
供することが本発明の他の目的である。固定比の動力伝
達システムに使用するのに適した構成部材の圧縮により
トルクを吸収するチェーンを含む動力伝達システムを提
供することが本発明のさらに他の目的である。歯付スプ
ロケットとともに用いられかつ歯付スプロケットとの間
で動力の伝達を行うように設けられた構成部材が圧縮さ
れることによりトルクを吸収するチェーンを備えた動力
伝達システムを提供することが本発明の別の目的であ
る。本発明の他の目的は、当該分野の当業者にとって明
らかであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る無
端状チェーンは、複数の回転部材を有する動力伝達シス
テムにおいて、前記回転部材に巻き掛けられる無端状チ
ェーンであって、前記チェーンの全長にわたって延びる
複数の無端状キャリアと、前記キャリアの回りに縦方向
に配置された複数の移動部材とを有し、前記各キャリア
が前記各移動部材の対応する凹部内に受け入れられてお
り、前記複数の移動部材のうちの第1の移動部材が第1
の形状を有し、前記複数の移動部材のうちの第2の移動
部材が第2の形状を有するとともに、前記第1の形状
が、前記回転部材と係合して該回転部材と噛み合うとと
もに、該回転部材との間で動力を伝達するように配置さ
れかつ構成されていることを特徴としている。
【0016】請求項2の発明に係る無端状チェーンは、
請求項1において、前記各移動部材が、前記凹部の最下
点と該移動部材の最下点との間の距離である高さを有し
ており、前記第1の移動部材の高さが前記第2の形状の
高さよりも高くなっていることを特徴としている。
【0017】請求項3の発明に係る無端状チェーンは、
請求項2において、前記第1の形状が、前記第1の移動
部材の底部に配置された歯部を有しており、前記歯部
が、前記第1,第2の移動部材の間の高さの違いに相等
する長さを有していることを特徴としている。
【0018】請求項4の発明に係る無端状チェーンは、
請求項3において、前記歯部が前記回転部材と接触して
該回転部材との間で動力を伝達するように構成されかつ
配置されていることを特徴としている。
【0019】請求項5の発明に係る無端状チェーンは、
請求項1において、前記第1の形状が、前記第1の移動
部材の底部に配置された歯部を有し、前記歯部が前記第
1,第2の移動部材の間の高さの違いに相等する長さを
有しており、前記歯部が前記回転部材と噛み合って該回
転部材との間で動力を伝達するように構成されかつ配置
されていることを特徴としている。
【0020】請求項6の発明に係る無端状チェーンは、
請求項1において、前記移動部材の各々が、その外縁部
間の横方向距離である幅を有し、前記第1の移動部材の
幅が前記第2の移動部材の幅と異なっていることを特徴
としている。
【0021】請求項7の発明に係る無端状チェーンは、
請求項6において、前記第1の移動部材が、その横方向
外側部分に一対のフランク部を有していることを特徴と
している。
【0022】請求項8の発明に係る無端状チェーンは、
請求項7において、前記各フランク部が前記回転部材と
接触して、該回転部材との間で動力を伝達するように構
成されかつ配置されていることを特徴としている。
【0023】請求項9の発明に係る動力伝達システム
は、それぞれ外周に複数の歯を有する複数のスプロケッ
トと、前記スプロケットに巻き掛けられた無端状チェー
ンとを備え、前記チェーンが、該チェーンの全長にわた
って延びる複数の無端状キャリアと、前記キャリアの回
りに縦方向に配置された複数の移動部材とを有し、前記
各キャリアが前記各移動部材の対応する凹部内に受け入
れられており、前記複数の移動部材のうちの第1の移動
部材が第1の形状を有し、前記複数の移動部材のうちの
第2の移動部材が第2の形状を有するとともに、前記第
1の形状が、前記スプロケットと係合して噛み合うとと
もに、該スプロケットとの間で動力を伝達するように配
置されかつ構成されていることを特徴としている。
【0024】請求項10の発明に係る動力伝達システム
は、請求項9において、前記第1の移動部材の各々が、
その横方向外側部に一対のフランク部を有しており、前
記フランク部が、前記スプロケットの歯と噛み合って動
力を伝達するように構成されかつ配置されていることを
特徴としている。
【0025】請求項11の発明に係る動力伝達システム
は、請求項9において、前記スプロケット歯の各々が、
半径方向に延びかつ中央の溝を形成する一対のフランジ
を有し、前記溝が、前記第1の移動部材の幅よりも小さ
くかつ前記第2の移動部材の幅よりも大きな幅を有して
いることを特徴としている。
【0026】本発明に係る無端状チェーンでは、チェー
ン全長にわたって延びる無端状キャリアと、該キャリア
に配置された複数の移動部材とが設けられるとともに、
移動部材のうちの第1の移動部材が回転部材(スプロケ
ット)と噛み合って動力を伝達するように構成されてい
る。したがって、リンクがピンの回りを屈曲することに
より動力を伝達する内向き歯チェーンと異なりピンが存
在しないので、高トルク伝達時でもピンの曲げが発生す
ることがなく、これにより、CVTベルトと同様に、高
トルクに耐えることができる。また、本発明では、内向
き歯チェーンと同様に、回転部材と噛み合って動力を伝
達するようになっているので、高トルク下での運転が可
能になる。
【0027】
【発明の実施の形態】発明の要約 本発明は、動力伝達システムに関し、詳細には、一つの
駆動回転軸および複数の従動回転軸間で動力の伝達を行
うシステムに関する。各回転部材は、たとえば歯付スプ
ロケットのように一定の径を有しており、各軸に設けら
れている。本発明は、さらに、無端状ループ内の縦方向
に配置された複数の移動部材から構成された動力伝達用
チェーンに関する。各部材は、そのうちのいくつかの部
材がスプロケット歯と噛み合うとともに、移動部材の圧
縮によりチェーン長さ方向に沿って動力が伝達されるよ
うに、構成されている。
【0028】本件出願の目的のために定義すると、縦方
向とは、チェーン走行方向のことである。横方向とは、
軸に取り付けられたスプロケットをチェーンが越えてい
くときの軸線方向と平行な方向のことである。半径方向
または垂直方向とは、横方向および縦方向の双方に垂直
な方向のことである。すなわち、チェーンがスプロケッ
トと噛み合うときには、スプロケットの半径方向のこと
である。
【0029】チェーンの底部または半径方向内側部と
は、チェーンがスプロケットの回りに巻き付くときのス
プロケット中心と接近するチェーン部分のことである。
また、チェーンの頂上部とは、チェーンの底部の半径方
向逆側に配置されたチェーン部分のことである。移動部
材の主面とは、縦方向と概略直交するように配置された
該移動部材の面のことである。移動部材の形状とは、該
移動部材の主面の形状のことである。
【0030】本発明の一実施態様においては、動力伝達
用チェーンがCVTベルトと同様の構成を有している。
一連の移動部材が無端状ループ内で前方から後方にかけ
て配置されている。複数の金属製キャリアベルトが、移
動部材の溝内に受け入れられている。複数の荷重支持移
動部材が他の移動部材の間に挟み込まれている。これら
の荷重支持部材は、スプロケット歯と噛み合いあるいは
接触するように構成されている。このようにして、スプ
ロケットから荷重支持部材にまたはその逆方向に動力が
伝達される。チェーン内部においては、動力は、移動部
材の主面間の接触によりチェーン長さ方向に沿って伝達
される。したがって、過大な荷重による破損は、移動部
材の変形または曲げを通じてのみ発生する。
【0031】本発明の他の実施態様においては、各荷重
支持部材は、チェーンがスプロケットと噛み合う時に非
荷重支持部材の底部の下方まで延びるつま先部をそれぞ
れ有している。運転中には、非荷重支持部材はスプロケ
ット歯の上方を通過し、荷重支持部材のつま先部はスプ
ロケット歯の歯元部内に延びる。これにより、荷重支持
部材がスプロケット歯との間で動力を伝達する。
【0032】このような一般的な型式のチェーンの他の
実施態様においては、荷重支持部材が2つ以上の組で配
置されている。たとえば、二つの荷重支持部材の後に二
つの非荷重支持部材が続き、あるいは、三つの荷重支持
部材の後に三つの非荷重支持部材が続くというような配
列である。
【0033】本発明の他の実施態様においては、各荷重
支持部材が、その横方向外側面に少なくとも一つのフラ
ンジを有している。スプロケット歯は、非荷重支持部材
がスプロケット歯と接触しないで通過できるほど広い溝
をその横方向中央部に有している。一方、荷重支持部材
のフランジは、スプロケット歯と接触するように、スプ
ロケット歯の凹部の幅を超えて延びている。
【0034】本発明のこれらおよびその他の特徴・目的
をよく理解するためには、添付図面に関連して以下の詳
細な記述が参照されるべきである。
【0035】好ましい実施態様の詳細な説明 本発明は、圧縮チェーンを採用した固定比の動力伝達シ
ステムに関する。このチェーンは、無端状ループ内に積
層された移動部材の圧縮によりチェーンに沿って動力が
伝達されるように構成されており、また該チェーンは、
固定比のスプロケットシステムの歯に動力を伝達するよ
うに構成されている。
【0036】図について説明すると、図1は、本発明の
一実施態様による無端状チェーン20を示しており、該
チェーン20は、回転軸40,42にそれぞれ取り付け
られた複数のスプロケット30,32の回りに巻き掛け
られている。スプロケットは、その外周36の回りに均
等に配置された複数の歯34を有している。これらのス
プロケット歯は、後述するようにチェーン20と噛み合
う。駆動スプロケット32が回転するとチェーン20の
回転が起こり、次に、複数の従動スプロケット30の回
転が生じる。
【0037】図1に示すシステムは、各軸に取り付けら
れたスプロケットを採用しているが、本発明によるチェ
ーンは、本発明の範囲内において、可変比のプーリを有
する少なくとも一つの軸を含む他の構成に用いることも
可能である。
【0038】図2ないし図6は、本発明の一実施態様を
示している。チェーン100は、一連の移動部材から構
成されている。各移動部材の凹部104内には、キャリ
ア102が受け入れられている。典型的には、キャリア
102は、複数の無端状金属ベルト106から構成され
ているが、当該分野で周知の他の構成を採用するように
してもよい。
【0039】移動部材は、複数の荷重支持部材110と
ともに、複数の非荷重支持部材120を有している。図
4は、図2および図3に示すチェーンの荷重支持部材の
前面図である。図5は、図2および図3に示すチェーン
の非荷重支持部材の前面図である。
【0040】図4および図5に示す実施態様において
は、移動部材は、頭部,支柱部,本体部からなる構成を
有している。具体的には、各部材110,120は、上
方の頭部115,125と、下方の本体部114,12
4とを有し、これらは支柱部117,127によって連
結されている。頭部,支柱部,本体部は、キャリア10
2が受け入れられる、相対する一対の凹部119,12
9を形成している。
【0041】荷重支持部材110は、非荷重支持部材1
20の底部122の半径方向下方に延びるつま先部11
2を有している。運転中には、動力は、スプロケットお
よび荷重支持部材間で伝達される。図2および図3に示
すように、荷重支持部材110のつま先部112は、ス
プロケット130の歯132と噛み合って、スプロケッ
ト歯132との間で動力を伝達する。これに対して、非
荷重支持部材120の底部122は、スプロケット歯1
32の半径方向外側を通過し、スプロケット歯132と
は接触しない。動力は、移動部材の主面160,162
間の接触によりチェーン100に沿って伝達される。
【0042】また、各荷重支持部材のつま先部は、スプ
ロケット歯と接触する少なくとも一つの面を有してい
る。図3に示す実施態様では、各荷重支持部材110の
つま先部112は、スプロケット歯132と噛み合う少
なくとも二つの面116,118を有している。これら
の面は、図3では直線状に示されているが、本発明の範
囲内において、その他の種々の形状を採用するようにし
てもよい。また、チェーン内部の異なる荷重支持部材
が、異なる接触面形状を有していてもよい。たとえば、
動力伝達システムの運転時に所望の摩耗特性やノイズ特
性を得るために、湾曲面を採用するようにしてもよい。
【0043】図7ないし図12は、本発明の他の実施態
様を示している。図7および図8から分かるように、こ
の実施態様は、一連の移動部材302から構成されたチ
ェーン300を採用している。各移動部材302の横方
向の溝304内には、キャリア306が受け入れられて
いる。移動部材302は、非荷重支持部材320の間に
挟み込まれた荷重支持部材310を有している。
【0044】図9および図10は、それぞれ荷重支持部
材および非荷重支持部材の前面図を示している。各移動
部材は、頭部,支柱部,本体部からなる構成を有してい
る。一方、荷重支持部材310の本体部314は、その
横方向外側に一対のフランジ312を有している。この
フランジ312により、荷重支持部材の本体部314
は、非荷重支持部材320の本体部324よりも広い幅
を有している。
【0045】図7ないし図12に示す実施態様では、動
力伝達システムが、圧縮チェーンとの間での動力の伝達
を容易にするように設けられた歯338を備えたスプロ
ケット330を有している。図10に示すように、スプ
ロケット歯は、中央の溝336を形成する一対のフラン
ジ337,338を有している。この溝336の幅は、
非荷重支持部材320の本体部324の幅よりも大きく
なっている。また、スプロケット歯の溝336の幅は、
荷重支持部材310の本体部314の幅よりも小さくな
っている。
【0046】チェーン320がスプロケット330上を
走行するとき、非荷重支持部材320の本体部324
は、スプロケット歯330の溝336を通ってスプロケ
ットの歯元部340を通過する。その一方、荷重支持部
材310のフランジ312はスプロケットの歯元部を通
過するが、フランジ312はスプロケット歯のフランジ
337,338と接触する。このような接触により、荷
重支持部材およびスプロケット歯間で動力の伝達が行わ
れる。スプロケット歯からまたはスプロケット歯に作用
する力は、移動部材の主面間の接触によりチェーンに沿
って伝達される。
【0047】このような設計上の利点は、高トルク下で
運転できるということである。というのは、半径方向に
短いスプロケット歯は、横方向に幅の広いスプロケット
を提供することによって強化されるからである。
【0048】図3に示す実施態様では、一対の荷重支持
部材110の後に一対の非荷重支持部材120が続くと
いう一連の組合せによって、移動部材が連続して配置さ
れている。図8に示す実施態様では、単一の荷重支持部
材310の後に一対の非荷重支持部材320が続くとい
う一連の組合せによって、移動部材が連続して配置され
ている。
【0049】なお、本発明の範囲内において、連続する
他の配置を採用することも可能である。たとえば、一対
の荷重支持部材の後に単一の非荷重支持部材が続くよう
な一連の組合せで配置されていてもよい。どのような連
続配置にするかは、とりわけ、スプロケット歯から受け
ると予想される荷重の大きさで決まる。
【0050】再び図1に戻って説明すると、チェーン2
0の一部がスプロケット30,32に巻き付くとき、各
移動部材における半径方向内側の底部140は、半径方
向外側の頂上部142よりも小さな円弧を描く。その結
果、移動部材の頂上部が底部よりもさらに離れて移動部
材が互いに傾く。このような傾きを容易にしかつ傾きに
より生じる主面への応力を最小に抑えるために、移動部
材の底部は、頂上部よりも厚みが薄く、テーパ状になっ
ている。
【0051】図2および図3から分かるように、移動部
材の厚みは、頂上部から底部にかけて変化しており、垂
直方向(半径方向)にテーパ状になっている。たとえ
ば、荷重支持部材110のつま先部112は、本体部1
14よりも薄くなっている。さらに、いずれかの移動部
材のテーパは、他の移動部材のテーパと異なっていても
よい。たとえば、二つの荷重支持部材が互いに隣接して
配置されており、各部材が、真っ直ぐな一つの主面と、
垂直方向にテーパを有する一つの主面とを有している。
さらに、第1の部材の前面がテーパ状になっており、第
2の部材の背面がテーパ状になっていてもよい。
【0052】このようにして、二つの荷重支持部材のつ
ま先部が、テーパ面を有する単一の歯の形状に近づくこ
とになる。同様に、図7ないし図12に示す実施態様の
移動部材についても、垂直方向にテーパが設けられてい
てもよい。
【0053】図4および図5に示す実施態様の移動部材
は、頭部,支柱部,本体部からなる構成であるが、他の
構成も当該分野ではよく知られており、本発明の範囲内
で採用可能である。
【0054】たとえば、図13に示す移動部材は、支柱
部によってその一側面で連結された頭部および本体部か
ら構成されており、これにより、単一のキャリアを受け
入れるための単一の凹部520が形成されている。ある
いは、図12に示す移動部材は、下方の本体部と上方に
延びる一対のフランジとを有し、キャリアベルトが本体
部の上方においてフランジ間の凹部519に着座してい
る。図12および図13に示す移動部材は、図4および
図9に示すような下方に延びるつま先部または横方向の
フランジを含むように設けられ得る。あるいは、図12
および図13に示す移動部材は、本発明の範囲内におい
て、歯付スプロケットとで動力を伝達できるような特徴
部分を有するように設けられ得る。
【0055】移動部材110,120はまた、隣り合う
移動部材との配列を容易にするように構成されている。
図6に示すように、このような配列を容易にする一つの
手段は、第1の移動部材420の前側の主面424とこ
れに隣接配置された第2の移動部材410の後側の主面
412との間に、ある種の係合状態を提供することであ
る。
【0056】たとえば図4ないし図6に示すように、各
部材は、一連の屈曲部または斜面432によって形成さ
れた張出し部430を有している。縦方向に沿って、張
出し部430は一方向に突出するとともに、逆方向に凹
部を形成している。これにより、ある移動部材の張出し
部430は、隣り合う移動部材の凹部434内に受け入
れられており、移動部材の配列を容易にする係合状態を
形成している。隣り合う移動部材との間を結合するこの
種の設計は、CVTベルトの分野でよく知られている手
法である。
【0057】本発明が関連する技術分野の当業者は、と
くに上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神ある
いは本質的な特徴から外れることなく、本発明の原理を
利用する種々の変形例やその他の実施態様を構築し得
る。上述の実施態様はあらゆる点で単なる例示としての
みみなされるべきものであり、限定的なものではない。
【0058】それゆえ、本発明の範囲は、上記記述内容
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該分野の当業者にとって
明らかであろう。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、チ
ェーン全長にわたって延びる無端状キャリアと、該キャ
リアに配置された複数の移動部材とを設けるとともに、
移動部材のうちの第1の移動部材を回転部材(スプロケ
ット)と噛み合わせて動力を伝達させるようにしたの
で、破損を生じさせることなく高トルクに耐えることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である、一対のスプロケッ
ト間で運転される動力伝達用チェーンの側面図である。
【図2】本発明の一実施態様によるチェーンの側面拡大
図である。
【図3】図2に示すチェーンがスプロケットと噛み合う
状態を示す図である。
【図4】図2に示すチェーンの荷重支持部材の前面図で
ある。
【図5】図2に示すチェーンの非荷重支持部材の前面図
である。
【図6】図2に示すチェーンの平面図である。
【図7】本発明の他の実施態様によるチェーンの側面図
である。
【図8】図7に示すチェーンがスプロケットと噛み合う
状態を示す図である。
【図9】図7に示すチェーンの荷重支持リンクプレート
をスプロケットの歯元部とともに示す前面図である。
【図10】図7に示すチェーンの非荷重支持リンクプレ
ートをスプロケットの歯元部とともに示す前面図であ
る。
【図11】図7に示すチェーンの平面図である。
【図12】本発明の他の実施態様による移動部材の前面
図である。
【図13】本発明のさらに他の実施態様による移動部材
の前面図である。
【符号の説明】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回転部材を有する動力伝達システ
    ムにおいて、前記回転部材に巻き掛けられる無端状チェ
    ーンであって、 前記チェーンの全長にわたって延びる複数の無端状キャ
    リアと、前記キャリアの回りに縦方向に配置された複数
    の移動部材とを有し、前記各キャリアが前記各移動部材
    の対応する凹部内に受け入れられており、 前記複数の移動部材のうちの第1の移動部材が第1の形
    状を有し、前記複数の移動部材のうちの第2の移動部材
    が第2の形状を有するとともに、 前記第1の形状が、前記回転部材と係合して該回転部材
    と噛み合うとともに、該回転部材との間で動力を伝達す
    るように配置されかつ構成されている、ことを特徴とす
    る無端状チェーン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無端状チェーンにおい
    て、 前記各移動部材が、前記凹部の最下点と該移動部材の最
    下点との間の距離である高さを有しており、前記第1の
    移動部材の高さが前記第2の形状の高さよりも高くなっ
    ている、ことを特徴とする無端状チェーン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の無端状チェーンにおい
    て、 前記第1の形状が、前記第1の移動部材の底部に配置さ
    れた歯部を有しており、前記歯部が、前記第1,第2の
    移動部材の間の高さの違いに相等する長さを有してい
    る、ことを特徴とする無端状チェーン。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の無端状チェーンにおい
    て、 前記歯部が前記回転部材と接触して該回転部材との間で
    動力を伝達するように構成されかつ配置されている、こ
    とを特徴とする無端状チェーン。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の無端状チェーンにおい
    て、 前記第1の形状が、前記第1の移動部材の底部に配置さ
    れた歯部を有し、前記歯部が前記第1,第2の移動部材
    の間の高さの違いに相等する長さを有しており、前記歯
    部が前記回転部材と噛み合って該回転部材との間で動力
    を伝達するように構成されかつ配置されている、ことを
    特徴とする無端状チェーン。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の無端状チェーンにおい
    て、 前記移動部材の各々が、その外縁部間の横方向距離であ
    る幅を有し、前記第1の移動部材の幅が前記第2の移動
    部材の幅と異なっている、ことを特徴とする無端状チェ
    ーン。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の無端状チェーンにおい
    て、 前記第1の移動部材が、その横方向外側部分に一対のフ
    ランク部を有している、ことを特徴とする無端状チェー
    ン。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の無端状チェーンにおい
    て、 前記各フランク部が前記回転部材と接触して、該回転部
    材との間で動力を伝達するように構成されかつ配置され
    ている、ことを特徴とする無端状チェーン。
  9. 【請求項9】 動力伝達システムであって、 それぞれ外周に複数の歯を有する複数のスプロケット
    と、前記スプロケットに巻き掛けられた無端状チェーン
    とを備え、 前記チェーンが、該チェーンの全長にわたって延びる複
    数の無端状キャリアと、前記キャリアの回りに縦方向に
    配置された複数の移動部材とを有し、前記各キャリアが
    前記各移動部材の対応する凹部内に受け入れられてお
    り、 前記複数の移動部材のうちの第1の移動部材が第1の形
    状を有し、前記複数の移動部材のうちの第2の移動部材
    が第2の形状を有するとともに、 前記第1の形状が、前記スプロケットと係合して噛み合
    うとともに、該スプロケットとの間で動力を伝達するよ
    うに配置されかつ構成されている、ことを特徴とする動
    力伝達システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の動力伝達システムにお
    いて、 前記第1の移動部材の各々が、その横方向外側部に一対
    のフランク部を有しており、前記フランク部が、前記ス
    プロケットの歯と噛み合って動力を伝達するように構成
    されかつ配置されている、ことを特徴とする動力伝達シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の動力伝達システムにお
    いて、 前記スプロケット歯の各々が、半径方向に延びかつ中央
    の溝を形成する一対のフランジを有し、前記溝が、前記
    第1の移動部材の幅よりも小さくかつ前記第2の移動部
    材の幅よりも大きな幅を有している、ことを特徴とする
    動力伝達システム。
JP10322818A 1997-10-27 1998-10-27 無端状チェーンおよび動力伝達システム Pending JPH11218194A (ja)

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