JPH11216904A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11216904A
JPH11216904A JP10021243A JP2124398A JPH11216904A JP H11216904 A JPH11216904 A JP H11216904A JP 10021243 A JP10021243 A JP 10021243A JP 2124398 A JP2124398 A JP 2124398A JP H11216904 A JPH11216904 A JP H11216904A
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screen
image forming
color
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Pending
Application number
JP10021243A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kitagawara
淳志 北川原
Shunichiro Shishikura
俊一郎 宍倉
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 スクリーン形状や角度、あるいは解像度
が変化した場合でも、常に良好な階調再現を得ることが
できるようにするため、画像形成のパラメータを補正し
て所望の値に設定できる機能を有する画像形成装置を提
供することを課題とする。 【解決手段】 入力された画像信号に基づいて、像担持
体上に画像露光を行なう画像露光手段を備えた画像形成
装置において、入力画像信号に施されたスクリーン処理
に応じて、1画素に対する露光時間及び強度、並びに像
担持体の表面電位及び現像バイアスの画像形成パラメー
タの少なくとも1つを補正することによって、画像の形
成条件を補正する補正手段を備えるように構成して課題
を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタやディ
ジタル複写機等の画像形成装置に関し、特に、カラープ
リンタやディジタルカラー複写機等のカラーの画像形成
装置に好適な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタやディジタル複
写機等の画像形成装置においては、像担持体としての感
光体ドラム等の表面を一様に帯電した後、所定の解像度
でレーザービームを画像情報に応じて照射し、感光体ド
ラムの表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像す
ることによって、画像のプリントやコピー等を行うよう
に構成されている。
【0003】かかるプリンタやディジタル複写機等の画
像形成装置では、特開平7−92749号公報等に開示
されているように、画像形成モードの選択に伴ってレー
ザー解像度を変更するものにおいて、各モードそれぞれ
で良好な画像を得ることができるようにするため、モー
ド選択手段である複写モード指定キーあるいはプリント
モード指定キーの操作に伴って、レーザー解像度を40
0dpiあるいは300dpiに変更した際に、CPU
で兼用される変更手段により半導体レーザ発振器のレー
ザーパワー、感光体ドラムの表面電位、および現像装置
の現像ローラの現像バイアスをそれぞれ適正値に変更す
るように構成したものが既に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開平7−92749号公報に係る画像形
成装置の場合には、線の再現や最大濃度などのように、
2値及び白黒プリンタや複写機において支配的である画
質項目について良好な画像を得ることができるが、ディ
ジタルカラープリンタや複写機においては十分でないと
いう問題点があった。
【0005】更に詳しく説明すると、最近のディジタル
カラープリンタや複写機では、感光体ドラム上にレーザ
ービームを照射する際、任意のスクリーン形状をユーザ
ーが選択、使用することができるように構成したものが
ある。また、スクリーン形状以外に画像を出力する際の
解像度においても、主走査方向ではメモリによる拡張、
副走査方向では画像形成部のプロセス速度やイメージ処
理部での処理等により、比較的容易に変更できるように
構成したものが提案されている。
【0006】このようにスクリーン形状や解像度を変更
可能に構成した画像形成装置においては、スクリーン形
状が異なったり、解像度が異なると、出力画像の中間濃
度領域を中心に全再現領域の階調再現(再現曲線)と、
ハイライトの再現開始点及び階調再現特性が変換する。
例えば、上記ディジタルカラープリンタや複写機の画像
形成装置においては、画像形成部のレーザービームの露
光特性に対する応答追従性が、スクリーン形状によって
異なるため、スクリーン部への入力信号であるCin
(Caverage input)と出力濃度との関係
が、図7に示すように、集中ドット型や万線型等のよう
にスクリーン形状に応じて変化してしまい、良好な画質
のカラー画像を得ることができないという問題点があっ
た。また、階調再現が異なることにより、各色のトナー
像を重ね合わせたときの色再現特性も変化してしまい、
良好な画質のカラー画像を得ることができないという問
題点があった。
【0007】また、上記ディジタルカラープリンタや複
写機の画像形成装置においては、形成された画像にモア
レ模様が生じるのを回避するため、形成する画像の色等
にスクリーン角度を変化させることも行われているが、
形成する色毎にスクリーン角度が異なると、画像を形成
する色間の階調再現も変化するという問題点があった。
【0008】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、スクリーン形状や角度、あるいは解像度が
変化した場合でも、常に良好な階調再現を得ることがで
きるようにするため、画像形成のパラメータを補正して
所望の値に設定できる機能を有する画像形成装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明は、入力された画像信号に基づいて、像担持体
上に画像露光を行なう画像露光手段を備えた画像形成装
置において、入力画像信号に施されたスクリーン処理に
応じて、1画素に対する露光時間及び強度、並びに像担
持体の表面電位及び現像バイアスの画像形成パラメータ
の少なくとも1つを補正することによって、画像の形成
条件を補正する補正手段を備えるように構成したもので
ある。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置において、スクリーン形状及び解
像度によって画像の形成条件を補正することを特徴とす
る画像形成装置である。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の画像形成装置において、画像を形成する色に
よって画像の形成条件を補正することを特徴とする画像
形成装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
【0013】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係るカラー画像形成装
置を示すシステム構成図である。
【0014】図2において、01は像担持体としての感
光体ドラムを示すものであり、この感光体ドラム01
は、帯電部02によって所定の初期表面電位に一様に帯
電された後、露光部03によって画像情報に応じてレー
ザービームが照射され、静電潜像が形成される。上記露
光部03には、後述するように、イメージ処理部04で
所定の処理が施された画像データが、スクリーン処理部
05及びレーザー駆動部06を介して入力される。上記
イメージ処理部04においては、図示しない複写機のス
キャナーや外部のパーソナルコンピュータ等のクライア
ントから入力された画像データに対して、色補正及びガ
ンマ補正等の画像処理が施されて、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック、及び特定の色等の印字色でのラ
スタ画像信号に変換される。このイメージ処理された画
像は、スクリーン処理部05において、各種のスクリー
ンパラメータでの面積階調方式の変調処理により、半導
体レーザーのレーザー点灯時間と点灯位置の信号に変換
される。そして、上記スクリーン処理部05で変換され
たレーザー点灯時間と点灯位置の信号に基づいて、レー
ザー駆動部06を介して露光部03の半導体レーザーが
駆動される。
【0015】上記感光体ドラム01の表面に形成された
静電潜像は、現像部07により現像されてトナー像とな
り、この感光体ドラム01上に形成されたトナー像は、
転写ドラム08との対向位置において、当該転写ドラム
08の表面に吸着された転写用紙上に転写され、定着部
09で定着処理されて永久画像とされる。
【0016】図3はこの発明の実施の形態1に係る画像
形成装置としての、プリンタとしての機能を備えたデジ
タルカラー複写機を具体的に示す構成図である。
【0017】図3において、1はデジタルカラー複写機
の本体を示すものであり、このデジタルカラー複写機本
体1内の上端部には、原稿2の画像を読み取るImag
eInput Terminal(以下、「IIT」と
いう。)3が配置されている。このIIT3は、プラテ
ンガラス4上に載置された原稿2をプラテンカバー5に
よって押圧した状態で、このプラテンガラス4上に載置
された原稿2の画像を光源6によって照明するととも
に、原稿2の反射光像を第1、第2の走査ミラー7、8
及び結像レンズ9を介してCCDセンサー10に走査露
光して、このCCDセンサー10によって原稿2の色材
反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/m
m)で読み取るようになっている。
【0018】上記IIT3によって読み取られた原稿2
の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青
(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとして
画像処理部12に送られ、この画像処理部12では、原
稿2の反射率データに対して、シェーディング補正、位
置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、
色/移動編集等の所定の画像処理が施される。
【0019】そして、上記の如く画像処理部12で所定
の画像処理が施された画像データは、黒(K)、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bi
t)の3色の原稿色材階調データに変換されて、次のよ
うに構成される画像出力部であるエンジン13によって
カラー画像として出力される。上記画像処理部12で所
定の画像処理が施された画像データは、黒(K)、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bi
t)の3色の原稿色材階調データに変換されて、IOT
13のRaster Output Scanner
(以下、「ROS」という。)15に送られ、このRO
S15では、原稿色材階調データに応じてレーザー光に
よる画像露光が行われる。
【0020】上記ROS15は、図3に示すように、半
導体レーザー16を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー16からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー16から
出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡17によって
偏向走査され、反射ミラー18を介して感光体ドラム2
0上に走査露光される。
【0021】上記ROS15によってレーザー光LBが
走査露光される感光体ドラム20は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム20の表面は、
予め帯電コロトロン21によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム20上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器22K、22Y、22M、22C
を備えたロータリー方式の現像装置22によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
【0022】上記感光体ドラム20上に形成されたトナ
ー像は、当該感光体ドラム20に隣接して配置された転
写ドラム23上に保持された転写用紙等からなる転写材
24上に、転写コロトロン25の帯電によって順次転写
される。上記転写材24は、図3に示すように、複写装
置本体1内の下部に収納された複数の給紙カセット2
8、29、30の何れかから給紙ロール31によって給
紙されるか、又は複写装置本体1外の側面に配置された
手差しトレイ38からも給紙可能となっており、給紙さ
れた転写材24は、搬送ローラ32及びレジストローラ
33によって転写ドラム23の表面に所定のタイミング
でそれぞれ搬送される。そして、上記転写材24は、静
電吸着用の帯電器も兼ねる転写コロトロン25の帯電に
よって転写ドラム23の表面に静電的に吸着された状態
で、当該転写ドラム23の表面に保持される。なお、上
記手差しトレイ38からは、ハガキ等の定形外の転写用
紙以外にオーバーヘッドプロジェクター用の透明なOH
Pシート等も給紙可能であり、OHPシート等にも画像
を形成することができるようになっている。また、上記
手差しトレイ38からは、片面に画像が形成された転写
材24を裏返しにして給紙することにより、両面コピー
が可能となっている。
【0023】また、上記感光体ドラム20上から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離用のコ
ロトロン34の除電によって転写ドラム23の表面から
剥離された後、定着装置35へ搬送され、この定着装置
35によって熱及び圧力によってトナー像が転写材24
上に定着され、排紙トレイ36上に排出されてカラー画
像の形成工程が終了する。
【0024】なお、図3中、37は転写ドラム23の除
電を行うための除電コロトロン対を示している。
【0025】図4は上記多重転写方式のデジタルカラー
複写装置の画像形成部を示す構成図である。
【0026】図4において、20は上記感光体ドラムで
あり、この感光体ドラム20の表面に接触又は微小な間
隙を介して対向するように転写材担持体としての転写ド
ラム23が配設されている。上記転写ドラム23は、図
示しない駆動機構によって感光体ドラム20の周速と同
一の速度で回転駆動されるようになっている。この転写
ドラム23は、図5に示すように、軸方向の両端部に配
置される一対の円環状部材としてのリング部材40、4
0と、これらのリング部材40、40を互いに連結する
連結部材としてのタイバープレート41とを有するドラ
ム状の枠体を備え、上記タイバープレート41にポリエ
チレンテレフタレートやポリフッ化ビニリデン等の誘電
体フィルムからなる転写フィルム42の円周方向の先端
縁部42aを固定するとともに、両側端部をリング部材
40、40の外周面に沿わせて枠体に巻き付け、転写フ
ィルム42の円周方向の後端縁部42bを、タイバープ
レート41に固定して中空円筒状に形成されている。
【0027】上記転写ドラム23には、上述したよう
に、複数の給紙カセット28、29、30の何れかから
転写材24が供給され、この転写材24は、転写ドラム
23の裏面側から吸着用の帯電器を兼ねる転写コロトロ
ン25によって帯電を受け、転写ドラム23の転写フィ
ルム42上に静電的に吸着される。この転写ドラム23
上に吸着された転写材24には、感光体ドラム20上に
順次形成される黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のトナー像が、転写コロトロン2
5の帯電によって転写される。
【0028】そして、上記感光体ドラム20から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離コロト
ロン34によって除電されるとともに、剥離装置44に
よって転写ドラム23の表面から剥離された後、搬送ガ
イド45を介して定着装置35に搬送されて、この定着
装置35の定着ローラ35a及び圧力ローラ35bによ
ってトナー像が熱及び圧力により転写材24上に定着さ
れ、フューザ出口ロール46によって装置外部の排紙ト
レイ36上に排出される。
【0029】図1は上記デジタルカラー複写機の制御部
を示すブロック図である。
【0030】図1において、50はパーソナルコンピュ
ータ等のクライアントを示すものであり、このクライア
ント50は、通信回線51を介してプリンタ52に接続
されている。上記クライアント50では、アプリケーシ
ョンソフト53を用いて、文書や図表あるいはスキャナ
ー等から入力された写真画像などからなる原稿データが
作成される。また、このクライアント50で作成された
画像データは、印刷命令の際に、スクリーン形状や解像
度がユーザーインターフェイス(UI)によって指定さ
れる。このスクリーン形状が指定された原稿データは、
ドライバ54によってページ記述言語(PDL)に変換
され、通信回線51を介してプリンタ52に送られる。
その後、プリンタ内部の画像処理部55においては、色
補正処理部56で色補正が施された後、ラスタ化処理部
57でラスタ画像に展開される。このラスタ化処理部5
7でラスタ画像に展開処理した後に、スクリーン種類信
号に応じて、階調補正処理部58でトーンリダクション
カーブ(TRC)に基づいて最適な階調補正処理が施さ
れ、プリンタ動作制御部59に画像データが出力され
る。
【0031】このプリンタ動作制御部59のスクリーン
処理部60において、指定されたスクリーン形状に応じ
て画像データにスクリーンがかけられる。その後、画像
データは、レーザー駆動部61によって変調され、画像
形成部であるエンジン62に出力されて、画像の形成が
行われる。スクリーン種類信号は、ROSパワー、初期
表面電位Vh、現像電位Vd等の画像形成プロセスパラ
メータを補正する補正手段とての補正テーブル63にも
送られ、この補正テーブル63によって後述するように
最適なパラメータが選択され、設定信号に基づいてエン
ジン62に設定される。
【0032】上記プリンタ52のスクリーン処理部60
では、ユーザーインターフェイスによって指定されたス
クリーン指定信号に基づいて、画像データに対してスク
リーンをかけるスクリーン処理が施される。このスクリ
ーン処理部60で施されるスクリーンの形状は、複数の
画素(例えば、3×3画素や4×4画素等)から構成さ
れる基本セルにおける印字順及び位置によって特徴付け
され、その印字順及び位置、すなわち成長方法がパラメ
ータとなる。このスクリーン形状としては、例えば、図
6に示すように、基本セルの中央から成長させる集中ド
ット型、または線の形状で成長させる万線型、その他
に、分散ドット、誤差拡散法などがあり、最終出力画像
品質に大きく影響する。また、基本セルを構成する画素
の数も同様に、最終出力画像品質に大きく影響する。例
えば、図7に示すように、集中ドット方式と万線方式で
は、スクリーン処理部60への入力信号に対する出力濃
度の曲線が異なり、また同じスクリーン形状でも、基本
セルを構成する画素の数(解像度)が異なることによっ
て、出力濃度の曲線は異なる。さらに、スクリーン処理
部60への入力信号で印字が開始される再現開始点、及
びその近傍のハイライト出力濃度の曲線も変化する。
【0033】図8及び図9は、印字エンジンにおける画
像形成プロセスのパラメータについて示すものである。
【0034】図8は、レーザー駆動部61、帯電部0
2、露光部03についての関係を示すものであり、スク
リーン処理部60への入力信号が、8レベルの例であ
る。ケースAは、図8(a)に示すように、感光体ドラ
ム20の初期表面電位Vhが大きく、且つレーザー露光
時間及び強度が大きい場合を示すものであり、ケースB
は、図8(b)に示すように、感光体ドラム20の初期
表面電位Vh、且つレーザー露光時間及び強度が両者と
も小さい場合である。このような両者が、ある現像電位
Vdで現像された場合、図9に示す現像特性に従い、ス
クリーン処理部60への入力信号における感光体ドラム
20の表面電位Vhと現像電位Vdとの差である現像電
位差に応じて、出力濃度が変化する。更に説明すると、
ケースAの場合には、感光体ドラム20の初期表面電位
Vhが大きく、且つレーザー露光時間及び強度が大きい
ため、8レベルの階調データに応じて出力濃度は、図9
に破線で示すように、レーザー露光時間及び強度が小さ
いところでは、出力濃度がゼロであり、レーザー露光時
間及び強度が徐々に大きくなるに従い、再現開始点を越
えて出力濃度がゼロより徐々に大きくなっていき、最大
値に達する。一方、ケースBの場合には、感光体ドラム
20の初期表面電位Vh、且つレーザー露光時間及び強
度が共に小さいため、8レベルの階調データに応じて出
力濃度は、図9に実線で示すように、レーザー露光時間
及び強度が小さいところに、既に出力濃度がゼロを越え
る再現開始点があり、レーザー露光時間及び強度が徐々
に大きくなるに従い、再現開始点を越えて出力濃度がゼ
ロより徐々に大きくなっていき、最大値に達する。な
お、図9においては、ケースA及びBの場合ともに、最
低の濃度はゼロであるため、横軸が7つの現像電位差と
して表現されている。
【0035】このように、ケースAの場合には、図9に
示すように、8レベルの階調データが増加するに従っ
て、最初は出力濃度がゼロであるのに対し、途中の再現
開始点を越えて出力濃度が増加する特性を有しているの
に対し、ケースBの場合には、8レベルの階調データの
最初から出力濃度がゼロより大きく、再現開始点を越え
て階調データに応じて出力濃度が増加する特性を有して
いる。そのため、ケースAのプロセスパラーメータは、
画像の濃度変化が大きく、階調データの低い値である誤
差等は再現せずに、高濃度の階調データが忠実に再現さ
れる文字等の画像データに適している。一方、ケースB
のプロセスパラーメータは、画像の濃度が低濃度部から
高濃度部に向けて徐々に変化する中間調画像を含む写真
やグラフ等の画像データに適している。
【0036】また、上記スクリーン処理部60でスクリ
ーン処理を施す際、画像が文字画像である場合には、図
6に示すように、万線型のスクリーンを用いて画像露光
を行う方が、文字画像の縦方向及び横方向の線が綺麗に
出るため、画像の再現性に優れており、万線方式のスク
リーンが選択される。一方、画像が写真やグラフ等の中
間調画像である場合には、図6に示すように、集中ドッ
ト型のスクリーンを用いて画像露光を行う方が、写真等
の画像の濃度変化が忠実に再現できるため、画像の再現
性に優れており、集中ドット方式のスクリーンが選択さ
れる。
【0037】そのため、この実施の形態に係るプリンタ
の場合には、例えば、画像が文字画像であると、万線型
のスクリーンが用いられ、且つ文字画像の再現性に優れ
たケースAのプロセスパラメータが選択される。一方、
画像が写真やグラフ等の中間調画像である場合には、集
中ドット型のスクリーンが用いられ、且つ中間調画像の
再現性に優れたケースBのプロセスパラメータが選択さ
れるように、補正テーブル63によって設定されてい
る。
【0038】以上の構成において、この実施の形態に係
るデジタルカラー複写機としての機能をも備えたプリン
タでは、次のようにして、スクリーン形状や解像度が変
化した場合でも、常に良好な階調再現を得ることがで
き、画像形成のパラメータを補正して所望の値に設定す
るようになっている。
【0039】すなわち、この実施の形態に係るデジタル
カラー複写機としての機能をも備えたプリンタでは、図
1に示すように、パーソナルコンピュータ等のクライア
ント50から、通信回線51を介してプリンタ52に画
像データが送られてくる。その際、上記クライアント5
0のユーザーインターフェイスでは、プリントする画像
データに応じてスクリーン形状が指定されるようになっ
ている。このスクリーン形状の指定は、例えば、クライ
アント50で、プリントすべき画像が白黒の画像か、カ
ラーの文字か写真か等を選択することによって、この画
像の種類に応じて自動的に適したスクリーン形状を指定
するものであっても良い。
【0040】次に、上記の如きクライアント50から出
力されるページ記述言語に変換済みの画像データは、プ
リンタ52の画像処理部55へ入力され、色補正、ラス
タ化、階調補正等の処理が施された後、プリンタの動作
制御部59において、スクリーン処理等が施される。そ
の際、上記ラスタ化処理部57からは、スクリーン種類
信号が階調補正処理部58、スクリーン処理部60及び
補正テーブル63へと出力される。そして、上記スクリ
ーン処理部60では、スクリーン種類信号に応じて、図
6に示すように、集中ドット型や万線型等のスクリーン
処理が施される。このスクリーン処理部60では、上述
したように、画像が文字画像であると、万線型のスクリ
ーンが用いられ、画像が写真やグラフ等の中間調画像で
ある場合には、集中ドット型のスクリーンが用いられ
る。また、上記補正テーブル63では、スクリーン種類
信号に応じて、図6に示すように、集中ドット型や万線
型等のスクリーン処理が施される。このスクリーン処理
部60では、上述したように、画像が文字画像である
と、万線型のスクリーンが用いられ、画像が写真やグラ
フ等の中間調画像である場合には、写真等の中間調画像
の再現性に優れた集中ドット型のスクリーンが選択され
る。
【0041】また、上記補正テーブル63では、画像デ
ータが文字画像の場合、図8(a)に示すケースAの如
く、感光体ドラム20の初期表面電位Vhが高く、かつ
レーザー露光時間及び光量が大きくなるようなプロセス
パラメータが選択され、かかるプロセスパラメータがエ
ンジン部62に出力される。また、画像データが写真等
の中間調画像である場合には、図8(b)に示すケース
Bの如く、感光体ドラム20の初期表面電位Vhが低
く、かつレーザー露光時間及び光量が小さくなるような
プロセスパラメータが選択され、かかるプロセスパラメ
ータがエンジン部62に出力される。
【0042】このように、上記プリンタでは、スクリー
ン形状や解像度が変化した場合でも、画像形成のパラメ
ータを補正して所望の値に設定することにより、常に良
好な階調再現を得ることができ、高画質のカラー画像を
形成することができる。
【0043】実施の形態2 図10はこの発明の実施の形態2を示すものであり、こ
の実施の形態2では、画像形成部が1つで、転写ドラム
が4回転する4サイクル方式ではなく、画像形成部を各
色毎に合計4つ有するタンデム方式であり、高速のカラ
ー画像の形成が可能であって、しかも各画像形成部での
各プロセスのパラメータを独立で高速設定及び制御でき
る特徴を有するものである。
【0044】図10はこの発明の実施の形態2に係る画
像形成装置としてのタンデム方式のデジタルカラー複写
機を示す構成図である。
【0045】図10において、70K、70Y、70
M、70Cは黒色、イエロー色、マゼンタ色、シアン色
の4つの各画像形成部をそれぞれ示すものであり、各画
像形成部70K、70Y、70M、70Cでは、黒色、
イエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像がそれぞ
れ形成されるようになっている。上記各画像形成部70
K、70Y、70M、70Cは、同様に構成されてお
り、その感光体ドラム71K、71Y、71M、71C
は、帯電部72K、72Y、72M、72Cによって、
所定の初期表面電位に一様に帯電された後、露光部73
K、73Y、73M、73Cによって画像情報に応じて
レーザービームが照射され、静電潜像が形成される。上
各記露光部73K、73Y、73M、73Cには、1つ
のイメージ処理部74で所定の処理が施された画像デー
タが、各スクリーン処理部75K、75Y、75M、7
5C及びレーザー駆動部76K、76Y、76M、76
Cを介して入力される。上記イメージ処理部74におい
ては、図示しない複写機のスキャナーや外部のパーソナ
ルコンピュータ等のクライアントから入力された画像デ
ータが、色補正及びガンマ補正等の画像処理が施され
て、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、及び特定
の色等の印字色でのラスタ画像信号に変換される。この
イメージ処理された画像は、各スクリーン処理部75
K、75Y、75M、75Cにおいて、各種のスクリー
ンパラメータでの面積階調方式の変調処理により、半導
体レーザーのレーザー点灯時間と点灯位置の信号に変換
される。そして、上記スクリーン処理部75K、75
Y、75M、75Cで変換されたレーザー点灯時間と点
灯位置の信号に基づいて、レーザー駆動部76K、76
Y、76M、76Cを介して各露光部73K、73Y、
73M、73Cの半導体レーザーが駆動される。
【0046】上記各感光体ドラム71K、71Y、71
M、71Cの表面に順次形成された静電潜像は、現像部
74K、74Y、74M、74Cにより現像されてトナ
ー像となり、この感光体ドラム71K、71Y、71
M、71C上に形成されたトナー像は、各画像形成部の
70K、70Y、70M、70Cの転写位置にわたって
配設された転写ベルト77上に保持された転写用紙上に
転写され、定着部78で定着処理されて永久画像とされ
る。
【0047】図11は上記デジタルカラー複写機の構成
を具体的に示す全体構成図である。
【0048】図11において、プラテンガラス101上
に載置された原稿102は、光源及び走査ミラー等から
なる走査光学系を介して、カラーCCDセンサー103
を備えたイメージスキャナーによりR(赤)、G
(緑)、B(青)のアナログ画像信号として読み取られ
る。そして、上記カラーCCDセンサー103によって
読み取られたRGBのアナログ画像信号は、画像処理部
104によってK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)のデジタル画像信号に変換されて、
所定の画像処理が施された後、画像処理部104の内部
に設けられたメモリーに一時蓄積される。なお、このデ
ジタルカラー複写機は、カラー原稿102の画像を読み
取ってカラー画像を形成する以外にも、図示しないパー
ソナルコンピュータ等のクライアントから送信されてく
るカラー画像情報に基づいて、カラー画像を形成するこ
とも可能となっている。この場合には、画像処理部10
4に対して外部のパーソナルコンピュータ等のクライア
ントからカラー画像情報が入力されるようになってい
る。
【0049】上記画像処理部4からは、図11及び図1
2に示すように、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色の画像形成ユニット105
K、105Y、105M、105CのROS(Rast
er Output Scanner)108K、10
8Y、108M、108Cに各色の画像データが順次出
力され、これらのROS108K、108Y、108
M、108Cから画像データに応じて出射されるレーザ
ービームLBが、それぞれの感光体ドラム106K、1
06Y、106M、106Cの表面に走査露光されて静
電潜像が形成される。上記各感光体ドラム106K、1
06Y、106M、106C上に形成された静電潜像
は、現像器109K、109Y、109M、109Cに
よって、それぞれ黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色のトナー像として現像され
る。
【0050】上記各感光体ドラム106K、106Y、
106M、106C上に形成された各色のトナー像を転
写するシートとしての転写用紙114は、図12に示す
ように、複数の給紙カセット115、116、117の
うちの何れかから所定のサイズのものが、給紙ローラ1
18及び用紙搬送用のローラ対119、120、121
からなる用紙搬送経路122を介して搬送される。上記
給紙カセット115、116、117のうちの何れかか
ら供給された転写用紙114は、所定のタイミングで回
転駆動されるレジストロール123によって無端状担持
体としての転写ベルト124上へ送出される。この転写
ベルト124は、ドライブロール125と、ストリッピ
ングロール126と、テンションロール127と、アイ
ドルロール128との間に一定のテンションで無端状に
掛け回されており、図示しない定速性に優れた専用の駆
動モーターによって回転駆動されるドライブロール12
5により、矢印方向に所定の速度で循環駆動されるよう
になっている。上記転写ベルト124としては、例え
ば、可撓性を有するPET等の合成樹脂フィルムを帯状
に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両
端を溶着等の手段によって接続することにより、無端ベ
ルト状に形成したものが用いられる。
【0051】上記転写ベルト124によって搬送された
転写用紙114の先端と、第1の画像形成ユニット10
5Kにて形成される第一の感光体ドラム106K上の画
像の先端は、感光体ドラム106Kの最下点の転写ポイ
ントにて一致するように、その紙送りタイミングや画像
書き込みタイミングが決められている。転写ポイントに
達した転写用紙114は、転写用のコロトロン111K
によって、感光体ドラム106K上の可視画像が転写さ
れ、更に感光体ドラム106Yの真下の転写ポイントに
達する。この感光体ドラム106Yの真下の転写ポイン
トに達した転写用紙114は、感光体ドラム106Kで
転写されたのと同様に感光体ドラム106Y上の可視画
像が転写される。同様に全ての転写を終えた転写用紙1
14は、更に転写ベルト124によって搬送され、スト
リッピングロール126の近傍まで達すると、剥離用の
除電コロトロン129によって除電されるとともに、曲
率半径が小さく設定された当該ストリッピングロール1
26及び剥離爪130によって、転写ベルト124から
剥離される。その後、4色のトナー像が転写された転写
用紙114は、定着装置131によって加熱ロール13
2a及び加圧ロール132bにより定着され、排出ロー
ラ対133によって図2に示す排出トレイ134上に排
出されて、カラー画像の複写が行われるが、この実施の
形態では、4色のトナー像が転写された転写用紙114
を、そのまま排出トレイ134上に排出するのではな
く、当該デジタル複写機から排出される転写用紙114
に対してステープリング等の後処理を行う後処理装置
が、図11に示すように、排出トレイ134の代わりに
接続されている。
【0052】なお、上記転写用紙114の両面にフルカ
ラーの画像を複写する場合には、図12に示すように、
片面にカラー画像が形成された転写用紙114を排出ロ
ール対133によってそのまま排出せずに、切替えプレ
ート135によって転写用紙114の搬送方向を下向き
に切替えて、用紙搬送用のロール対136、137、1
38、139等からなる用紙搬送経路140を介して、
転写用紙114の表裏を裏返した状態で再度用紙搬送経
路122を通して、転写ベルト124上へと搬送し、上
記と同様のプロセスによって転写用紙114の裏面にカ
ラー画像が形成される。
【0053】上記黒色、イエロー色、マゼンタ色及びシ
アン色の4つの画像形成ユニット105K、105Y、
105M、105Cは、図12に示すように、すべて同
様に構成されており、これら4つの画像形成ユニット1
05K、105Y、105M、105Cでは、上述した
ように、それぞれ黒色、イエロー色、マゼンタ色及びシ
アン色のトナー像が所定のタイミングで順次形成される
ように構成されている。上記各色の画像形成ユニット1
05K、105Y、105M、105Cは、像担持体と
しての感光体ドラム106K、106Y、106M、1
06Cを備えており、これらの感光体ドラム106K、
106Y、106M、106Cの表面は、一次帯電用の
スコロトロン107K、107Y、107M、107C
によって一様に帯電された後、ROS108K、108
Y、108M、108Cから画像データに応じて出射さ
れる像形成用のレーザービームLBが走査露光されて、
各色に対応した静電潜像が形成される。上記感光体ドラ
ム106K、106Y、106M、106Cの表面に形
成された静電潜像は、各画像形成ユニット105K、1
05Y、105M、105Cの現像器109K、109
Y、109M、109Cによってそれぞれ黒色、イエロ
ー色、マゼンタ色、シアン色の各色のトナーにより現像
されて可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、
転写前帯電器110K、110Y、110M、110C
により転写前帯電を受けた後、転写帯電器111K、1
11Y、111M、111Cの帯電により転写ベルト1
24上に保持された転写用紙114に順次転写される。
上記黒色、イエロー色、マゼンタ色、シアン色の各色の
トナー像が転写された転写用紙114は、転写ベルト1
24から分離された後、上述したように定着装置131
によって定着処理を受け、カラー画像の形成が行われ
る。
【0054】さらに、上記転写用紙114は、上述した
ように、複数の給紙カセット115、116、117の
何れかから供給され、レジストロール123によって所
定のタイミングで転写ベルト124上に搬送されるとと
もに、用紙保持用の帯電器141及び帯電ロール142
によって転写ベルト124上に保持搬送される。
【0055】なお、上記感光体ドラム106K、106
Y、106M、106Cは、図12に示すように、トナ
ー像の転写工程が終了した後、清掃前除電器112K、
112Y、112M、112Cによって除電されるとと
もに、クリーナー113K、113Y、113M、11
3Cによって残留トナー等が除去されて、次の画像形成
プロセスに備える。
【0056】また、上記転写ベルト124は、転写用紙
114が剥離された後、周回する軌道中において、転写
ベルト用の除電コロトロン対143、144によって除
電されるとともに、当該転写ベルト124の表面は、回
転ブラシ145及びブレード146からなるクリーニン
グ装置147によってトナーや紙粉等が除去される。
【0057】ところで、この実施の形態2に係るデジタ
ルカラー複写機は、図10に示すように、各画像形成部
毎にスクリーン処理部75K、75Y、75M、75C
とレーザー駆動部76K、76Y、76M、76Cを備
えており、各画像形成部毎にスクリーン形状や解像度を
設定することができるとともに、形成されたカラー画像
にモアレ模様が生じるのを回避するため、各画像形成部
毎にスクリーン角度を変化させるように設定されてい
る。
【0058】そして、上記各画像形成部のスクリーン処
理部75K、75Y、75M、75Cでスクリーン形状
及びスクリーン角度を変更した場合には、補正テーブル
によって、スクリーン形状及びスクリーン角度に応じ
て、感光体ドラム71K、71Y、71M、71Cの初
期表面電位Vh、レーザービームの露光時間及び/又は
強度、現像電位Vdの少なくとも1つ以上を変更するよ
うに構成されている。
【0059】このように、上記初期表面電位、レーザー
露光時間及び強度、現像電位によって、階調再現特性及
び再現開始点を制御することが可能となり、以上のパラ
メータを、スクリーン形状及び解像度、またスクリーン
線数や角度の異なる色毎に可変することによって、良好
な階調再現、色再現を達成することができる。さらに、
上記初期表面電位、レーザー露光時間及び強度、現像電
位の目標値を設定し、その状態と出力濃度をセンシング
し、フィードバック制御することにより、環境及び機種
間による変動も制御することができる。以上によって、
スクリーン等に最適化なプロセスパラメータによる調整
を実施することができる。
【0060】なお、この発明は、すべての印字エンジン
に適用できるが、トナー濃度が固定である一成分現像方
式に有用である。
【0061】さらに、印字エンジン間で印字パラメータ
を有し、設定が容易なタンデムエンジン方式に有用であ
る。
【0062】
【発明の効果】以上のとおり、この発明によれば、スク
リーン形状や角度、あるいは解像度が変化した場合で
も、常に良好な階調再現を得ることができるようにする
ため、画像形成のパラメータを補正して所望の値に設定
できる機能を有する画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る画像形成装置の一実施
の形態としてのプリンタの制御部を示すブロック図であ
る。
【図2】 図2はこの発明に係る画像処理装置の一実施
の形態としてのプリンタを示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係るデジタ
ルカラー複写機を示す構成図である。
【図4】 図4は画像形成部を示す構成図である。
【図5】 図5は転写ドラムを示す斜視図である。
【図6】 図6はスクリーン形状を示す説明図である。
【図7】 図7はスクリーン部への入力信号と出力濃度
との関係を示すグラフである。
【図8】 図8はプロセスパラメータを示す説明図であ
る。
【図9】 図9はプロセスパラメータを示す説明図であ
る。
【図10】 図10はこの発明に係る画像形成装置の実
施の形態2としてのプリンタの制御部を示すブロック図
である。
【図11】 図11はこの発明の実施の形態2に係るデ
ジタルカラー複写機を示す構成図である。
【図12】 図12はこの発明の実施の形態2に係るデ
ジタルカラー複写機を示す構成図である。
【符号の説明】
50:クライアント、51:通信回線、52:プリン
タ、53:アプリケーションソフト、54:ドライバ、
55:画像処理部、56:色補正処理部、57:ラスタ
化処理部、58:階調補正処理部、59:プリンタ動作
制御部、60:スクリーン処理部、61:レーザー駆動
部、62:エンジン、63:補正テーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像信号に基づいて、像担持
    体上に画像露光を行なう画像露光手段を備えた画像形成
    装置において、入力画像信号に施されたスクリーン処理
    に応じて、1画素に対する露光時間及び強度、並びに像
    担持体の表面電位及び現像バイアスの画像形成パラメー
    タの少なくとも1つを補正することによって、画像の形
    成条件を補正する補正手段を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、スクリーン形状及び解像度によって画像の形成条件
    を補正することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、画像を形成する色によって画像の形成条件を補正す
    ることを特徴とする画像形成装置。
JP10021243A 1998-02-02 1998-02-02 画像形成装置 Pending JPH11216904A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7631955B2 (en) 2000-10-23 2009-12-15 Canon Kabushiki Kaisha Printing system and printing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7631955B2 (en) 2000-10-23 2009-12-15 Canon Kabushiki Kaisha Printing system and printing method

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