JPH112167A - 燃料噴射ポンプの等圧弁装置 - Google Patents

燃料噴射ポンプの等圧弁装置

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JPH112167A
JPH112167A JP17127897A JP17127897A JPH112167A JP H112167 A JPH112167 A JP H112167A JP 17127897 A JP17127897 A JP 17127897A JP 17127897 A JP17127897 A JP 17127897A JP H112167 A JPH112167 A JP H112167A
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fuel
ball valve
valve
seat
spring
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JP17127897A
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Masatane Hayashida
匡胤 林田
Shingo Nakada
晋吾 中田
Takeshi Terada
武史 寺田
Takeshi Ichinose
健史 一ノ瀬
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料吸戻し時におけるボールバルブ19
およびスプリングシート20の分離に起因するボールバ
ルブ19およびそのシート部23の傷発生を防止して油
密不良を解消するとともに、等圧弁スプリング21の破
損を防止することができる燃料噴射ポンプの等圧弁装置
を提供すること。 【解決手段】 ボールバルブ19の周囲を回り込んで流
れてくる燃料がスプリングシート20部分を滑らかに通
過させること、スプリングシート20の周囲ではなくそ
の中央部を燃料が通過するようにすることに着目したも
ので、スプリングシート20に貫通して案内流路31を
形成し、スプリングシート20におけるボールバルブ1
9の第2のシート部(凹状シート面34)から案内流路
31を通して燃料圧室7方向に、ボールバルブ19に沿
って流れる燃料を案内可能としたことことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料噴射ポンプの等
圧弁装置にかかるもので、とくに燃料噴射ポンプから燃
料噴射ノズルに至る噴射管内の残圧を調整する燃料噴射
ポンプの等圧弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料噴射ポンプにおいては、燃料
圧送後の噴射管内の残圧を調節するために等圧弁装置を
装備している。たとえば特開平2−125959号、実
開平3−92563号などがある。
【0003】図5ないし図7にもとづき概説する。図5
は、従来の等圧弁装置を備えた燃料噴射ポンプ1の要部
断面図であって、燃料噴射ポンプ1は、ポンプハウジン
グ2と、デリバリバルブホルダー3と、デリバリバルブ
シート4と、デリバリバルブ5と、等圧弁装置6と、を
有する。
【0004】ポンプハウジング2は、デリバリバルブ5
が臨む燃料圧室7を形成してあり、燃料噴射ポンプ1の
ポンプ作用により、燃料圧室7の燃料をデリバリバルブ
5、デリバリバルブホルダー3の燃料出口8、および噴
射管9を介して燃料噴射ノズル10に圧送する。
【0005】デリバリバルブホルダー3は、その内部の
スプリング室11にデリバリバルブ5および等圧弁装置
6を収容し、デリバリバルブシート4を固定している。
【0006】デリバリバルブシート4のデリバリバルブ
シート部12にはデリバリバルブ5がシートし、デリバ
リバルブスプリング13の付勢力により所定開弁圧でデ
リバリバルブ5をデリバリバルブシート部12にシート
させている。燃料噴射ポンプ1のプランジャ14の上昇
により、燃料圧室7の燃料圧力が上昇し、デリバリバル
ブスプリング13の付勢力に抗してデリバリバルブ5が
デリバリバルブシート部12からリフトし、デリバリバ
ルブ5の燃料吐出通路15、スプリング室11および燃
料出口8、さらに噴射管9を介して燃料噴射ノズル10
に燃料を圧送する。
【0007】デリバリバルブ5は、これと一体に等圧弁
装置6を装備しているもので、その頭部に開口形成した
等圧弁収容部16に等圧弁装置6を収容している。
【0008】等圧弁装置6は、等圧弁収容部16にはめ
込んだ等圧弁ホルダー17と、等圧弁ホルダー17の内
部のスプリング室18に収容したボールバルブ19、ス
プリングシート20および等圧弁スプリング21と、を
有する。
【0009】図6は、等圧弁装置6のセット時(ボール
バルブ19の着座時)における要部拡大断面図であり、
等圧弁ホルダー17には、スプリング室11に連通する
オリフィス22を開口し、ボールバルブ19が等圧弁ホ
ルダー17のシート部23(第1のシート部)に等圧弁
スプリング21の付勢力により所定開弁圧でシートして
いる。またボールバルブ19は、スプリングシート20
の凹状シート面24(第2のシート部)にシートしてい
る。
【0010】なお、スプリングシート20にはその周面
に切欠き面25を形成して、等圧弁ホルダー17の内壁
面とスプリングシート20との間の間隙通路26に加え
て、オリフィス22とスプリング室18の燃料圧室7側
との連通路断面積を確保している。
【0011】またデリバリバルブ5には、燃料圧室7お
よびスプリング室18を連通可能な吸戻し通路27(図
5)を形成してある。
【0012】こうした構成の燃料噴射ポンプ1および等
圧弁装置6において、デリバリバルブ5の開弁後、燃料
噴射ノズル10からの燃料噴射が終了し、噴射管9内の
圧力が低下してデリバリバルブ5がデリバリバルブスプ
リング13の付勢力によりデリバリバルブシート部12
に着座したとき、噴射管9からの反射圧が燃料出口8、
スプリング室11およびオリフィス22を介して等圧弁
装置6のボールバルブ19に作用し、ボールバルブ19
は等圧弁スプリング21の付勢力に抗してシート部23
からリフトし、オリフィス22からスプリング室18さ
らに吸戻し通路27を介して所定量の燃料を燃料圧室7
に吸い戻し、噴射管9内の残圧を所定範囲に調節する。
【0013】図7は、この等圧弁装置6の作動時(ボー
ルバルブ19のリフト時)における要部拡大断面図であ
って、図示のように、等圧弁装置6の等圧弁ホルダー1
7内に吸い戻された燃料は、ボールバルブ19の球状の
表面に沿って流れてゆくため、この流れの圧力を凹状シ
ート面24以外の上端面28およびスプリングシート2
0の凹状シート面24が直接受ける結果、ボールバルブ
19とスプリングシート20とが互いに分離してしまう
という問題がある。
【0014】したがって、燃料の吸戻し終了時に、ボー
ルバルブ19がスプリングシート20に着座する際に、
凹状シート面24以外の上端面28ないしその境界エッ
ジ部29にボールバルブ19が乗り上げ、この衝撃によ
りボールバルブ19の表面に傷がついてしまう(表面が
剥離してしまう)という問題がある。さらに、この傷が
発生したボールバルブ19が等圧弁ホルダー17のシー
ト部23に着座するとシート部23部分にも傷が転移
し、シート部23部分における油密不良を起こすという
問題がある。
【0015】さらに、燃料の吸戻し時に、スプリングシ
ート20がボールバルブ19から分離してリフトするた
め、スプリングシート20単体のリフト量が設計検討値
よりも大きくなり、等圧弁スプリング21が破損すると
いう問題がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、ボールバルブおよび
スプリングシートの分離に起因する油密不良を解消する
ことができる燃料噴射ポンプの等圧弁装置を提供するこ
とを課題とする。
【0017】また本発明は、ボールバルブおよびスプリ
ングシートの分離に起因するボールバルブおよびそのシ
ート部の傷発生を防止可能な燃料噴射ポンプの等圧弁装
置を提供することを課題とする。
【0018】また本発明は、燃料の吸戻し時にボールバ
ルブおよびスプリングシートが分離することがないよう
にした燃料噴射ポンプの等圧弁装置を提供することを課
題とする。
【0019】また本発明は、等圧弁スプリングの破損を
防止することができる燃料噴射ポンプの等圧弁装置を提
供することを課題とする。
【0020】また本発明は、燃料吸戻し時における燃料
の流れを改善した燃料噴射ポンプの等圧弁装置を提供す
ることを課題とする。
【0021】また本発明は、燃料吸戻し時における燃料
の流れを滑らかにした燃料噴射ポンプの等圧弁装置を提
供することを課題とする。
【0022】また本発明は、燃料吸戻し時におけるボー
ルバルブに沿った燃料の圧力がスプリングシートに直接
作用する割合を減少させた燃料噴射ポンプの等圧弁装置
を提供することを課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ボー
ルバルブの周囲を回り込んで流れてくる燃料がスプリン
グシート部分を滑らかに通過することができるようにす
ればよいこと、およびスプリングシートの周囲ではなく
その中央部を燃料が通過するようにすることに着目した
もので、第一の発明は、燃料圧室から噴射管を介して燃
料噴射ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプの等圧弁
装置であって、上記噴射管側の第1のシート部からリフ
トすることにより上記噴射管内の上記燃料を上記燃料圧
室方向に吸い戻し可能とするボールバルブと、このボー
ルバルブを着座させる第2のシート部を形成したスプリ
ングシートと、このスプリングシートを介して上記ボー
ルバルブを上記第1のシート部の方向に付勢する等圧弁
スプリングと、を有するとともに、上記スプリングシー
トに貫通して案内流路を形成し、上記スプリングシート
における上記ボールバルブの上記第2のシート部からこ
の案内流路を通して上記燃料圧室方向に、上記ボールバ
ルブに沿って流れる燃料を案内可能としたことを特徴と
する燃料噴射ポンプの等圧弁装置である。
【0024】上記案内流路は、上記ボールバルブ側から
上記燃料圧室側に貫通する単一の貫通孔と、この貫通孔
に連通している傾斜溝と、からこれを構成することがで
きる。
【0025】上記傾斜溝はこれを複数個形成するととも
に、各傾斜溝の間に上記第2のシート部を形成すること
ができる。
【0026】第二の発明は、燃料圧室から噴射管を介し
て燃料噴射ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプの等
圧弁装置であって、上記噴射管側の第1のシート部から
リフトすることにより上記噴射管内の上記燃料を上記燃
料圧室方向に吸い戻し可能とするボールバルブと、この
ボールバルブを着座させる第2のシート部を形成したス
プリングシートと、このスプリングシートを介して上記
ボールバルブを上記第1のシート部の方向に付勢する等
圧弁スプリングと、を有するとともに、上記ボールバル
ブの表面に沿って流れる燃料を、上記スプリングシート
の内方部および上記等圧弁スプリングの内側に案内可能
な案内流路を上記スプリングシートに形成したことを特
徴とする燃料噴射ポンプの等圧弁装置である。
【0027】本発明による燃料噴射ポンプの等圧弁装置
においては、ボールバルブを回り込んでスプリングシー
ト方向に流れてくる燃料が滑らかに燃料圧室方向に通過
することができるようにスプリングシートのシート形状
を工夫したので、すなわち、スプリングシートに案内流
路を形成した。たとえばスプリングシートの中心部に貫
通孔を加工し、さらにこの貫通孔に吸い戻した燃料を導
くための傾斜溝を貫通孔の周囲に加工した。したがっ
て、ボールバルブの周面に沿って流れる燃料は、従来の
ようにスプリングシートの上部から外周部に流れるので
はなく、その流線に沿ってスプリングシートの案内流路
(たとえば傾斜溝および貫通孔)に滑らかに流れ、スプ
リングシートの上端部に圧力を及ぼす程度をきわめて小
さくすることができる。したがって、スプリングシート
がボールバルブから分離してしまうことを回避しつつ、
燃料を吸い戻すことができる。
【0028】かくして、ボールバルブおよびスプリング
シートの分離に起因する既述のような諸問題を解消し、
油密性を維持することができるとともに、スプリングシ
ートの過剰なリフトによる等圧弁スプリングの破損も発
生することがない。
【0029】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施の形態による
燃料噴射ポンプの等圧弁装置30を図1ないし図4にも
とづき説明する。ただし、図5ないし図7と同様の部分
には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。図1
は、等圧弁装置30およびデリバリバルブ5部分の要部
拡大断面図であって、等圧弁装置30においては、スプ
リングシート20の加工形態を従来とは変えてあり、そ
の他の構造は等圧弁装置6と事実上同様である。
【0030】すなわち図2は、スプリングシート20の
拡大斜視図、図3は、等圧弁装置30のセット時(ボー
ルバルブ19の着座時)における要部拡大断面図であ
り、スプリングシート20にはボールバルブ19に向か
う側(シート部23に対向する側)からスプリング室1
8の燃料圧室7側に連通するように、案内流路31を形
成してある。
【0031】この案内流路31は、ボールバルブ19に
向かって拡開した傾斜溝32と、この傾斜溝32に連通
する中央部の貫通孔33と、からこれを構成し、各傾斜
溝32の間の凹状シート面34(第2のシート部)を形
成してある。
【0032】傾斜溝32は、図示の例では4本形成して
あるが、オリフィス22およびボールバルブ19からの
燃料をその流線に沿って滑らかに貫通孔33にガイドす
ることができるように、その数、傾斜角度、幅などは、
任意にこれを設計する。
【0033】貫通孔33は、傾斜溝32に続いてオリフ
ィス22からスプリング室18の燃料圧室7側へと、で
きるだけ直線的に燃料を吸い戻すことができればよく、
その孔径などは任意である。
【0034】凹状シート面34は、各傾斜溝32の間に
おいてボールバルブ19をシートさせるもので、等圧弁
スプリング21の付勢力をボールバルブ19に伝達する
ことができるものであればよい。
【0035】こうした構成の等圧弁装置30において、
図4は、等圧弁装置30の作動時(ボールバルブ19の
リフト時)における要部拡大断面図であり、図示のよう
に、ボールバルブ19に作用してこれを等圧弁ホルダー
17のシート部23からリフトさせた燃料は、ボールバ
ルブ19の周囲を回り込むようにして流れるとともに、
スプリングシート20において傾斜溝32に沿ってその
中央部に誘導され、貫通孔33を通ってスプリング室1
8さらに吸戻し通路27に至る。
【0036】したがってボールバルブ19からスプリン
グシート20に至る燃料は、スプリングシート20に殆
ど作用を及ぼすことなく、スプリング室18さらに吸戻
し通路27に流れることができるので、スプリングシー
ト20はボールバルブ19から分離することがない。か
くして、ボールバルブ19およびスプリングシート20
の分離に起因するボールバルブ19の傷、さらには等圧
弁ホルダー17のシート部23部分の傷の発生を効果的
に抑制し、油密不良を解消することができる。
【0037】またスプリングシート20がボールバルブ
19からリフトすることがないので、等圧弁スプリング
21も設計通りの圧縮作用を行い、等圧弁スプリング2
1の破損を回避することもできる。
【0038】さらに、燃料は、従来の等圧弁装置6のよ
うに流路が絞られやすいスプリングシート20の外周部
の間隙通路26および切欠き面25部分ではなくその中
央部の貫通孔33さらには等圧弁スプリング21の内側
を通過することになるので、流体圧が小さくなり、ボー
ルバルブ19およびスプリングシート20が分離しにく
いことと相まってボールバルブ19のリフト量が小さく
なり、吸戻しの応答性が向上し、高圧および高速噴射ポ
ンプに対応することができる。しかも、ボールバルブ1
9およびスプリングシート20のリフトストロークが小
さくなるので、ボールバルブ19のシート部23への着
座時の衝突加速度による摩耗および破損の可能性も低減
する。
【0039】なお上述の実施の形態においては、案内流
路31を傾斜溝32および貫通孔33から構成したが、
既述のような燃料を流れをスプリングシート20の内方
部および等圧弁スプリング21の内側部に円滑にガイド
することができるように、すなわち、流れる燃料がスプ
リングシート20に力を作用することがないような、た
とえば断面に折れ曲がり部がないようなものであれば、
任意の形状の案内流路とすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スプリン
グシートに傾斜溝および貫通孔などによる案内流路を形
成し、ボールバルブの表面に沿って、かつスプリングシ
ートの内側に燃料をガイドし、スプリングシートに燃料
圧力を極力かけないように流れを制御したので、ボール
バルブおよびスプリングシートの分離が発生せず、等圧
弁装置としての信頼性および確実性を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による燃料噴射ポンプの等
圧弁装置30およびデリバリバルブ5部分の要部拡大断
面図である。
【図2】同、案内流路31を形成したスプリングシート
20の拡大斜視図である。
【図3】同、等圧弁装置30のセット時(ボールバルブ
19の着座時)における要部拡大断面図である。
【図4】同、等圧弁装置30の作動時(ボールバルブ1
9のリフト時)における要部拡大断面図である。
【図5】従来の等圧弁装置6を備えた燃料噴射ポンプ1
の要部断面図である。
【図6】同、等圧弁装置6のセット時(ボールバルブ1
9の着座時)における要部拡大断面図である。
【図7】同、等圧弁装置6の作動時(ボールバルブ19
のリフト時)における要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射ポンプ(図5) 2 ポンプハウジング 3 デリバリバルブホルダー 4 デリバリバルブシート 5 デリバリバルブ 6 燃料噴射ポンプ1の等圧弁装置(図5〜図7) 7 燃料圧室 8 燃料出口 9 噴射管 10 燃料噴射ノズル 11 スプリング室 12 デリバリバルブシート4のデリバリバルブシート
部 13 デリバリバルブスプリング 14 プランジャ 15 燃料吐出通路 16 等圧弁収容部 17 等圧弁ホルダー 18 スプリング室 19 ボールバルブ 20 スプリングシート 21 等圧弁スプリング 22 オリフィス 23 等圧弁ホルダー17のシート部(第1のシート
部) 24 スプリングシート20の凹状シート面24(第2
のシート部) 25 切欠き面 26 間隙通路 27 吸戻し通路 28 スプリングシート20の上端面 29 スプリングシート20の境界エッジ部 30 燃料噴射ポンプ1の等圧弁装置(実施の形態、図
1〜図4) 31 スプリングシート20の案内流路 32 スプリングシート20の傾斜溝 33 スプリングシート20の貫通孔 34 スプリングシート20の凹状シート面(第2のシ
ート部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一ノ瀬 健史 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ゼクセル東松山工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料圧室から噴射管を介して燃料噴射
    ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプの等圧弁装置で
    あって、 前記噴射管側の第1のシート部からリフトすることによ
    り前記噴射管内の前記燃料を前記燃料圧室方向に吸い戻
    し可能とするボールバルブと、 このボールバルブを着座させる第2のシート部を形成し
    たスプリングシートと、 このスプリングシートを介して前記ボールバルブを前記
    第1のシート部の方向に付勢する等圧弁スプリングと、 を有するとともに、 前記スプリングシートに貫通して案内流路を形成し、前
    記スプリングシートにおける前記ボールバルブの前記第
    2のシート部からこの案内流路を通して前記燃料圧室方
    向に、前記ボールバルブに沿って流れる燃料を案内可能
    としたことを特徴とする燃料噴射ポンプの等圧弁装置。
  2. 【請求項2】 前記案内流路は、 前記ボールバルブ側から前記燃料圧室側に貫通する単一
    の貫通孔と、 この貫通孔に連通している傾斜溝と、からこれを構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射ポンプの等
    圧弁装置。
  3. 【請求項3】 前記傾斜溝はこれを複数個形成すると
    ともに、 各傾斜溝の間に前記第2のシート部を形成したことを特
    徴とする請求項2記載の燃料噴射ポンプの等圧弁装置。
  4. 【請求項4】 燃料圧室から噴射管を介して燃料噴射
    ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプの等圧弁装置で
    あって、 前記噴射管側の第1のシート部からリフトすることによ
    り前記噴射管内の前記燃料を前記燃料圧室方向に吸い戻
    し可能とするボールバルブと、 このボールバルブを着座させる第2のシート部を形成し
    たスプリングシートと、 このスプリングシートを介して前記ボールバルブを前記
    第1のシート部の方向に付勢する等圧弁スプリングと、 を有するとともに、 前記ボールバルブの表面に沿って流れる燃料を、前記ス
    プリングシートの内方部および前記等圧弁スプリングの
    内側に案内可能な案内流路を前記スプリングシートに形
    成したことを特徴とする燃料噴射ポンプの等圧弁装置。
JP17127897A 1997-06-13 1997-06-13 燃料噴射ポンプの等圧弁装置 Pending JPH112167A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000001936A2 (de) * 1998-07-02 2000-01-13 Robert Bosch Gmbh Druckventil
JP2014013042A (ja) * 2013-10-11 2014-01-23 Denso Corp 高圧ポンプ
CN112610383A (zh) * 2020-12-09 2021-04-06 一汽解放汽车有限公司 共轨供油泵计量阀

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