JPH11216684A - 燃焼動力式締結具駆動工具 - Google Patents

燃焼動力式締結具駆動工具

Info

Publication number
JPH11216684A
JPH11216684A JP10312000A JP31200098A JPH11216684A JP H11216684 A JPH11216684 A JP H11216684A JP 10312000 A JP10312000 A JP 10312000A JP 31200098 A JP31200098 A JP 31200098A JP H11216684 A JPH11216684 A JP H11216684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trigger
combustion
combustion chamber
cylinder
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10312000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4312860B2 (ja
Inventor
Yury Shkolnikov
シュコルニコフ ユリー
Tony Deieso
デイエソ トニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Illinois Tool Works Inc
Original Assignee
Illinois Tool Works Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Illinois Tool Works Inc filed Critical Illinois Tool Works Inc
Publication of JPH11216684A publication Critical patent/JPH11216684A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4312860B2 publication Critical patent/JP4312860B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/08—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンが初期位置に復帰するまで、燃焼室
のシール状態を遅延させるように改良した燃焼動力式締
結具駆動工具を提供すること。 【解決手段】 締結具をワーク内に打ち込む燃焼動力式
締結具駆動工具において、ハウジング１２の上方部に形
成された燃焼室３６と、燃焼室３６に連通するシリンダ
５８と、シリンダ５８内においてシリンダの上端部の初
期位置と、シリンダのした端部にある駆動位置との間で
往復移動できるように配設されたピストン６４と、燃焼
室を繰り返し外気に開放するガス制御手段と、ガス制御
手段に連結され、締結具を駆動した後にピストン６４が
初期位置に復帰するまで、燃焼室３６の開放を遅らせる
遅延装置８４とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬型燃焼動力式
締結具駆動工具に関し、特に、燃焼に引き続く燃焼室の
開放を遅らせて、ピストンが初期位置へ適正に復帰でき
るようにした燃焼動力式締結具駆動工具に関する。
【０００２】
【従来の技術】締結具をワーク内に打込むために可搬型
燃焼動力式締結具、例えば IMPULSE（商標名）が用いら
れる。この種の燃焼動力式締結具駆動工具は、例えば、
米国特許第３２４５２号、４５２２１６２号、４４８３
４７３号、４４８３４７４号、４４０３７２２号、５２
６３４３９号に開示されており、これらを本明細書と一
体のものとして参照する。同様の燃焼動力式釘打ち工具
またはステープル打ち工具が、IMPULSE の商標名でイリ
ノイ州所在の ITW-Paslode社から市販されている。
【０００３】この種の燃焼動力式締結具駆動工具は、一
般的に、ハウジング内に小型の内燃原動機を収納してい
る。この原動機は、所謂燃料セルと称される加圧された
燃料ガスにより動力を発生する。高出力のバッテリ電源
式の電気分配装置により点火用スパークを発生させる。
前記燃焼室内にはファンが配設されており、燃焼室内の
燃焼を促進すると共に、燃焼により発生する排気ガスを
効果的に掃気する。この原動機はピストンを有してお
り、該ピストンには前記シリンダ本体内に配設された長
尺の硬質駆動ブレードが設けられている。
【０００４】シリンダの周囲にはスリーブ状の弁部材が
往復自在に配設されており、該弁部材は、リンク機構を
介して、該リンク機構の先端に設けられたワーク当接部
がワークに対して押圧されたときに燃焼室を閉じる。こ
の押圧作用により、燃料軽量弁が作動して所定体積の燃
料が燃焼室内に導入される。
【０００５】トリガースイッチを引き込むと、導入され
た燃料ガスに点火して、ピストンおよび駆動ブレードが
下動し、締結具に衝接して該締結具がワーク内に打ち込
まれる。次いで、ピストンはシリンダ内の差圧により初
期位置に復帰する。締結具は、ノーズ部に供給され適切
な方向に向けられた状態で保持され、駆動ブレードによ
る衝接作用を待機している。
【０００６】従来の燃焼動力式締結具駆動工具の１つの
特徴は、ノーズ部がワークに対して押圧されるまで、ト
リガーを操作できないようにした点である。この構成
が、燃焼室が閉じられるまで点火を遅らせるのである。
適当なトリガー係止機構が米国特許第４４８３４７４号
に開示されており、これを本明細書と一体のものとして
参照する。米国特許第４４８３４７４号では、ノーズ部
がワークに対して押圧され燃焼室が閉じられるまで、カ
ムとレバーを具備する係止機構が、トリガーが押し込ま
れることを防止する。点火すると、トリガーが解放され
るまで燃焼室は開くことができない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】燃焼動力式工具におけ
る近時の開発目的は、締結具をワーク内に打ち込むため
の力を増大させた高エネルギ工具の提供である。こうし
た工具には、ピストンが移動するシリンダを延長して、
ピストン行程を長くしたものがある。また、燃焼室の容
積を大きくしたものもある。こうした構成では、増大す
る燃焼室内やシリンダの表面積を可及的に小さくしよう
としている。燃焼エネルギが増大しても、それに比例し
て冷却面が大きくならないので、ピストンを初期位置へ
復帰させる差圧が大きくならず、ピストンの復帰動作が
緩慢になってしまう。
【０００８】工具が長くなりシリンダが長くなると、ピ
ストンの復帰動作に要する時間が長くなる。比較的最近
の高エネルギ燃焼動力式工具では、それまでの短いシリ
ンダを有する工具と比較して、ピストンが初期位置に復
帰するまでに二倍の時間を要するようになっている。ピ
ストンが完全に初期位置に復帰するまで、点火できない
ことは言うまでもない。
【０００９】燃焼動力式工具では、既述したように、ピ
ストンが初期位置に復帰する前に、トリガースイッチが
解放され、工具がワークから離反されたとき、前記リン
ク機構が燃焼室を開放することが可能な状態となる。燃
焼室が開くと、ピストンの復帰動作を補助する差圧が消
失する。一定の燃焼を得るためには、燃焼室の大きさは
常に同じでなければならない。
【００１０】従って、本発明の目的は、ピストンが初期
位置に復帰するまで、燃焼室のシール状態を遅延させる
ように改良した燃焼動力式締結具駆動工具を提供するこ
とである。
【００１１】本発明の目的は、ピストンが初期位置に復
帰するまで燃焼室を閉じた状態に保持するように改良し
た燃焼動力式締結具駆動工具を提供することである。
【００１２】本発明の目的は、トリガースイッチの解放
を遅らせる機構により、係止機構への連結を通じて、ピ
ストンが初期位置に復帰するまで燃焼室を閉じた状態に
保持するように改良した燃焼動力式締結具駆動工具を提
供することである。
【００１３】本発明の他の目的は、初期位置へ戻るより
も容易に押し込みまたは作動させることができるトリガ
ースイッチを特徴とする燃焼動力式締結具駆動工具を提
供することである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、燃焼後にピストンが初期位置に戻るま
で燃焼室の開放を遅らせる遅延装置を備えたことを特徴
とする燃焼動力式締結具駆動工具を提供する。好ましく
は、前記工具にはトリガーにより作動するトリガー係止
機構を備えている。トリガー係止機構は燃焼後トリガー
が解放されるまで燃焼室が意図せずに開いてしまうこと
を防止する。遅延装置は、トリガーのオン位置からオフ
位置への動作を遅らせ、以て、ピストンが初期位置へ復
帰するための時間を提供する。
【００１５】より詳細には、本発明は、駆動ブレードを
押し出して締結具をワーク内に打ち込むための燃焼を起
こす内燃式の動力源を備えた燃焼動力式締結具駆動工具
において、前記動力源を包囲するハウジングと、前記ハ
ウジングの上方部に形成された燃焼室と、前記燃焼室と
連通するように前記ハウジング内に配設されたシリンダ
と、前記シリンダ内において前記シリンダの第１の端部
にある初期位置と、前記シリンダの第２の端部にある駆
動位置との間で往復移動できるように配設され前記駆動
ブレードを有するピストンと、前記燃焼室を繰り返し外
気に開放するガス制御手段と、前記ガス制御手段に連結
され、締結具を駆動した後に前記ピストンが前記初期位
置に復帰するまで、前記燃焼室の開放を遅らせる遅延手
段とを具備する燃焼動力式締結具駆動工具を要旨とす
る。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１、２を参照すると、燃焼動力
式締結具駆動工具１０はハウジング１２を有している。
ハウジング１２は、主室１４、燃料セル室１８およびハ
ンドル部２０を含む。主室１４は内燃動力源１６を包囲
している。燃焼セル室１８は主室１４に概ね平行に隣接
配置されている。ハンドル部２０は、主室１４に対して
燃料セル室１８の反対側から延びている。
【００１７】主室１４の下端部２８つまり第１の端部か
らノーズ部２６が垂下されており、ノーズ部２６との係
合点からハンドル部２０に対して概ね平行に締結具マガ
ジン２２が設けられている。燃焼動力式締結具駆動工具
１０に電力を供給するためのバッテリ（図示せず）が、
ハウジング１２において締結具マガジン２２の反対側に
設けられた中空部内に配設されている。
【００１８】本明細書において、「下方」および「上
方」との語は、図１、２に示すように燃焼動力式締結具
駆動工具１０を使用する向きに配置した状態にて定義す
る。然しながら、本発明は適用例に応じて燃焼動力式締
結具駆動工具１０を種々の向きにて使用することができ
る。主室の下端部２８に対して反対側の上端部３０つま
り第２の端部には複数の吸気孔３２が形成されている。
【００１９】好ましい実施形態において、周知となって
いるように燃焼室内に燃料を導入するために米国特許第
５２６３４３９号に開示されているタイプの電磁弁型の
燃料計量弁または噴射弁が設けられている。米国特許第
５２６３４３９号を本明細書と一体をなすものとして参
照する。加圧された液体炭化水素燃料、例えばＭＡＰＰ
が、燃料セル室１８内に配置された燃料セル内に含まれ
ており、そして周知となっているように推進剤により加
圧される。
【００２０】主室１４の上端部３０にはシリンダヘッド
３４が設けられており、該シリンダヘッド３４は燃焼室
３６の上端を構成し、スイッチ３８、スパークプラグ４
０、電動ファンモータ４２、Ｏリング４４の取付部を提
供する。
【００２１】モータ４２の電機子４８に連結された燃焼
室ファン４６が、燃焼プロセス、冷却および掃気を促進
するために燃焼室内に配置されている。ファンモータ４
２はスイッチ３８により制御されている。
【００２２】概ね円筒形の弁部材５０が、主室１４内に
設けられている。弁部材５０は、主室１４内において、
周知の態様にて弁リンク装置５４を用いてノーズ部２６
に取り付けられたワーク接触部材５２により往復動作す
る。弁部材５０は、燃焼室３６内においてガス制御装置
として作用し、燃焼室３６の側壁が前記弁部材により画
成される。燃焼室３６の上端はＯリング４４に係合し
て、燃焼室の上端部をシールする（図２参照）。弁部材
５０の下方部５６は、シリンダ本体５８に接している。
シリンダ本体５８の上端部には、外Ｏリング６０が設け
られている。外Ｏリング６０は弁部材５０の対応する部
分６２に係合して（図２参照）、燃焼室３６の下端部を
シールする。
【００２３】シリンダ本体５８内にはピストン６４が往
復動自在に配設されている。ピストン６４には締結具を
ワーク内に駆動または打ち込むための長尺の剛体より成
る駆動ブレード６６が連結されている。シリンダ本体の
下端部には、バンパー７０のための座６８が形成されて
いる。バンパー７０は、ピストン６４の移動範囲の下限
を画成する。シリンダ本体５８の反対側の端部には、ピ
ストン６４の動作の上端を限定するリング７２が取着さ
れている。
【００２４】ハウジング１２のハンドル部２０内には、
燃焼動力式締結具駆動工具１０の制御装置が配設されて
いる。トリガースイッチ組立体７４が、トリガースイッ
チ７６、トリガー７８、および、付勢戻り部材８０を含
んでいる。付勢戻り部材８０は、好ましい実施形態では
コイルバネである。トリガースイッチ７６の作用の下
で、電気制御装置８２がスパークプラグ４０を励起す
る。
【００２５】トリガー係止機構としてのカム連動装置８
４が、トリガー７８をオフ位置（図１）とオン位置（図
２）の間で作動させる。カム連動装置は、燃焼動力式締
結具駆動工具１０がワークに対して押圧されるまでトリ
ガーの作動を防止する。燃焼動力式締結具駆動工具１０
がワークに押圧されることにより、ノーズ部２６が後退
し、弁リンク装置５４により弁部材５０が上動し、燃焼
室３６が閉じて外気から遮断される。
【００２６】より詳細には、図１から図４を参照する
と、カム連動装置８４は、トリガーブラケット８６を含
んでいる。トリガーブラケット８６は、一端においてト
リガー７８に取着され、他端において角度の付いた腕８
８を有している。腕８８には横断方向の回動ピン９０が
設けられている。
【００２７】ピン９０には、概ね三角形の解除カム９２
が係合している。解除カム９２には一端が開いたスロッ
ト９４が設けられている。スロット９４は、摺動自在に
ピン９０と係合する寸法にて形成されている。また、カ
ム９２には貫通孔９６が設けられている。貫通孔９６
は、回動ブッシュ９８およびカムローブ１００に相補形
に係合する。図１を参照すると、燃焼室３６が外気に開
くと、カムローブ１００は概ねＵ字形を呈するロッド１
０２の一端に係合する。この係合により、トリガー７８
が押されることを防止し点火を防止する。
【００２８】図２を参照すると、Ｕ字型のロッド１０２
が弁部材５０に連結されているので、前記弁部材により
燃焼室３６が閉じると、ロッド１０２が弁部材と共に上
動する。これにより、解除カム９２が前記ロッドを通過
して移動するための隙間が形成される。解除カム９２が
移動可能になると、トリガー７８を押し込み点火可能と
なる。この係止機構７４の詳細は米国特許第４４８３４
７４号に開示されており、この米国特許を本明細書と一
体のものとして参照する。
【００２９】トリガー７８が引き込まれると、電気制御
装置８２が信号を発生し、スパークプラグ４０のスパー
クギャップに放電が生じる。これにより燃焼室３６内に
既に噴射されファン４６により蒸発または細分化されて
いた燃料が点火する。その燃焼圧によりピストン６４お
よび駆動ブレード６６がシリンダ本体５８内を下動し、
駆動ブレードが締結具に接触して、この技術分野におい
て周知となっているように、該締結具を基体またはワー
ク内に押し込む。次いで、前記ピストンは、燃焼室のシ
ールされた状態によりシリンダ内に部分的に維持されて
いるシリンダ本体内の差圧により初期位置または作動可
能位置に復帰する。図１、２に示すように、ピストンが
初期位置に復帰する前に燃焼室３６がピストンが開くと
差圧関係が消滅し、ビスとンが復帰できなくなる。
【００３０】比較的長尺のシリンダ本体５８、または、
長い燃焼室を有する高エネルギ燃焼動力型工具では、ピ
ストン６４が初期位置に復帰するためには、余分に時間
が掛かることを発見した。こうしたモデルにおいて、ト
リガー７８が解放されたときに、燃焼室が早期に開いて
しまう可能性がある。図１、２から理解されるように、
トリガー７８が押し込まれている間、Ｕ字形のロッド１
０２は、燃焼室をシールする位置から下方に移動して弁
部材５０を解放することができない。然しながら、トリ
ガー７８が解放されると、解除カム９２が図１に示す位
置に移動し、ロッド１０２が下動可能となり、燃焼室が
開いてしまうことがある。
【００３１】既述したように、ピストンが初期位置に復
帰する前に燃焼室３６が開かないことが重要である。従
って、本発明の重要な特徴は、燃焼室が開くことを遅ら
せる遅延装置を設けた点である。好ましい実施形態にお
いてこれは、ピストン６４が完全に復帰するまで、押し
込んだオン位置からのトリガー７８を解放を遅らせるこ
とにより達成される。
【００３２】図３、４を参照すると、本発明の遅延装置
１０４は、トリガー７８を図３に示すオフ位置に復帰さ
せる復帰部材つまりコイルバネ８０の作用を遅らせる逆
止弁として構成されている。この逆止弁は、トリガー７
８に形成された円筒形の側壁１０８を有する空所１０６
を含んでいる。プランジャ１１０が、その基端部１１２
においてハウジング１２の支持部に固定されている。プ
ランジャ１１０は、その先端部１１４において空所１０
６と係合する。
【００３３】好ましくは、プランジャ１１０はシール部
材１１６を含んでいる。シール部材１１６は、先端部１
１４に隣接させて設けられた環状溝１１８に固定されて
いる。シール部材１１６は、摩擦嵌合および／または接
着剤にて固定される。シール部材１１６は、好ましく
は、所謂「Ｕカップ」シール部材であり、プランジャ１
１０の長手の中心軸線に対して所定角度を以て傾斜して
突き出して矢尻状に形成された外リップ１２０を有して
いる。従って、リップ１２０は空所１０６の側壁１０８
を拭うように係合し、コイルバネ８０の作用に対抗する
摩擦力を発生し、トリガー７８がオフ位置へ復帰する動
作を遅らせる。つまり、シール部材１１６は、トリガー
がオン位置（図４）へは容易に移動できるがオフ位置
（図３）へは復帰しにくくなるように、プランジャ１１
０内に配設されている。
【００３４】トリガー７８が押し込まれると、トリガー
７８はプランジャ１１０の上に移動して、空所１０６か
ら空気を押出し、シール部材１１６の後方の空間に比較
的低圧の真空領域１２２が形成される。シール部材１１
６は、ブナＮゴムまたはブチレンゴムから形成される
が、完全にはシールできないので、上記の真空は完全な
ものではなく真空領域１２２へ空気が漸次漏れ入ること
なり、コイルバネ８０による付勢力のために、トリガー
７８はオフ位置へ復帰することができる。シール部材１
１６は完全なシールを提供する必要はなく、トリガー７
８がオフ位置へ復帰することを阻害する程度の真空が形
成されればよい。リップ１０２にグリースを適用して空
所１０６内での移動を円滑にしてもよい。
【００３５】好ましい実施形態において、ピストン６４
が初期位置へ復帰するまで、トリガー７８のオフ位置へ
の復帰を遅らせることのできる真空が領域１２２に形成
されるように、プランジャ１１０および空所１０６は相
対的な寸法にて形成されている。本発明の遅延装置１０
４を燃焼動力式締結具駆動工具１０に組み込むことによ
り、従来の燃焼動力式締結具駆動工具と比較して、トリ
ガー７８のオフ位置への復帰に要する時間が約二倍とな
った。本発明の遅延装置を備えることにより、トリガー
７８がオン位置からオフ位置へ到達するために要する時
間は約２００ミリ秒である。
【００３６】
【発明の効果】本発明の空圧式遅延装置により、トリガ
ーのオフ位置への復帰動作が充分に遅くなり、ピストン
が初期位置へ復帰するまで燃焼室の開放動作が遅れる。
【００３７】本発明は既述の実施形態に限定されず、本
発明の範囲と精神とを逸脱することなく種々の変更、改
良が可能であることは当業者の当然とするところであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明実施形態による燃焼動力式締結具駆動工
具の断面図であり、燃焼室は開放され、トリガーがオフ
位置にある状態を示す図である。
【図２】図１と同様の燃焼動力式締結具駆動工具の断面
図であり、燃焼室は閉じ、トリガーがオン位置にある状
態を示す図である。
【図３】オフ位置にて示すトリガー組立体の断面図であ
る。
【図４】オン位置にて示すトリガー組立体の断面図であ
る。
【符号の説明】
１０…燃焼動力式締結具駆動工具 １２…ハウジング １４…主室 １８…燃料セル室 ２０…ハンドル部 ３６…燃焼室 ７４…トリガースイッチ組立体 ７６…トリガースイッチ ７８…トリガー ８４…トリガー係止機構 １０４…遅延装置 １１０…プランジャ １１６…シール部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１２月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 駆動ブレードを押し出して締結具をワー
    ク内に打ち込むための燃焼を起こす内燃式の動力源を備
    えた燃焼動力式締結具駆動工具において、 前記動力源を包囲するハウジングと、 前記ハウジングの上方部に形成された燃焼室と、 前記燃焼室と連通するように前記ハウジング内に配設さ
    れたシリンダと、 前記駆動ブレードを有し、前記シリンダ内において前記
    シリンダの第１の端部にある初期位置と、前記シリンダ
    の第２の端部にある駆動位置との間で往復移動できるよ
    うに配設されたピストンと、 前記燃焼室を繰り返し外気に開放するガス制御手段と、 前記ガス制御手段に連結され、締結具を駆動した後に前
    記ピストンが前記初期位置に復帰するまで、前記燃焼室
    の開放を遅らせる遅延手段とを具備する燃焼動力式締結
    具駆動工具。
  2. 【請求項２】 前記工具がオン位置とオフ位置との間で
    動作するトリガーを有するトリガースイッチ組立体を含
    み、 前記遅延手段は、前記ピストンが前記初期位置へ復帰す
    るまで、前記トリガーを前記オン位置からオフ位置への
    復帰動作を遅らせるように形成されている請求項１に記
    載の燃焼動力式締結具駆動工具。
  3. 【請求項３】 前記トリガースイッチ組立体が、前記ト
    リガーと、トリガースイッチと、戻り付勢部材と、前記
    戻り付勢部材の作用を遅らせる空気式逆止弁とを具備す
    る請求項２に記載の燃焼動力式締結具駆動工具。
  4. 【請求項４】 前記空気式逆止弁が、前記トリガーに形
    成された空所と、前記ハウジングに固定され前記空所に
    係合するプランジャとを含み、前記プランジャが前記空
    所の内壁を拭うように係合するシール部材を含み、前記
    シール部材と前記空所との係合による摩擦が前記付勢戻
    り部材の作用に対抗して、前記トリガーのオフ位置への
    復帰が遅れるようになっている請求項３に記載の燃焼動
    力式締結具駆動工具。
  5. 【請求項５】 前記シール部材が、前記プランジャの長
    手のちゅうしんじくせんい対して角度を以て突出するリ
    ップを有する請求項４に記載の燃焼動力式締結具駆動工
    具。
  6. 【請求項６】 前記ガス制御手段が、ワーク接触部材に
    より前記ハウジング内で移動する弁部材であり、前記弁
    部材が前記燃焼室を外気へ開放可能にシールし、前記工
    具がトリガースイッチ組立体を含み、前記トリガースイ
    ッチ組立体がオン位置とオフ位置の間で作動するトリガ
    ーと、トリガーにより作動する係止機構とを含み、前記
    遅延手段が、前記トリガーのオフ位置への動作を遅らせ
    ることにより、前記係止機構により、前記弁の開放を遅
    らせるようになっている請求項１に記載の燃焼動力式締
    結具駆動工具。
  7. 【請求項７】 前記トリガースイッチ組立体が、前記ト
    リガーと、トリガースイッチと、戻り付勢部材と、前記
    戻り付勢部材の作用を遅らせる空気式逆止弁とを具備す
    る請求項６に記載の燃焼動力式締結具駆動工具。
  8. 【請求項８】 前記空気式逆止弁が、前記トリガーに形
    成された空所と、前記ハウジングに固定され前記空所に
    係合するプランジャとを含み、前記プランジャが前記空
    所の内壁を拭うように係合するシール部材を含み、前記
    シール部材と前記空所との係合による摩擦が前記付勢戻
    り部材の作用に対抗して、前記トリガーのオフ位置への
    復帰が遅れるようになっている請求項７に記載の燃焼動
    力式締結具駆動工具。
  9. 【請求項９】 駆動ブレードを押し出して締結具をワー
    ク内に打ち込むための燃焼を起こす内燃式の動力源を備
    えた燃焼動力式締結具駆動工具において、 前記動力源を包囲するハウジングと、 前記ハウジングの上方部に形成された燃焼室と、 前記燃焼室と連通するように前記ハウジング内に配設さ
    れたシリンダと、 前記駆動ブレードを有し、前記シリンダ内において前記
    シリンダの第１の端部にある初期位置と、前記シリンダ
    の第２の端部にある駆動位置との間で往復移動できるよ
    うに配設されたピストンと、 オン位置とオフ位置との間で動作するトリガーを有し、
    前記ハウジング内に配設され、前記動力源に連結され前
    記燃焼室内で点火させるトリガースイッチ組立体と、 前記燃焼室を前記外気へ開放可能にシールする弁組立体
    と、 前記トリガースイッチ組立体に連結され、締結具を駆動
    した後に前記ピストンが前記初期位置に復帰するまで、
    前記燃焼室の開放を遅らせる遅延手段とを具備し、 前記トリガーのオン位置からオフ位置への復帰動作を前
    記ピストンが前記初期位置へ復帰するまで遅らせるため
    の、真空により補助される摩擦力を用いている燃焼動力
    式締結具駆動工具。
  10. 【請求項１０】 駆動ブレードを押し出して締結具をワ
    ーク内に打ち込むための燃焼を起こす内燃式の動力源を
    備えた燃焼動力式締結具駆動工具において、 前記動力源を包囲するハウジングと、 前記ハウジングの上方部に形成された燃焼室と、 前記燃焼室と連通するように前記ハウジング内に配設さ
    れたシリンダと、 前記駆動ブレードを有し、前記シリンダ内において前記
    シリンダの第１の端部にある初期位置と、前記シリンダ
    の第２の端部にある駆動位置との間で往復移動できるよ
    うに配設されたピストンと、 オン位置とオフ位置との間で動作するトリガーを有し、
    前記ハウジング内に配設され、前記動力源に連結され前
    記燃焼室内で点火させるトリガースイッチ組立体と、 前記燃焼室を前記外気へ開放可能にシールする弁組立体
    と、 前記トリガースイッチ組立体および前記弁組立体に連結
    され、前記トリガーが前記オン位置から解放されるまで
    前記燃焼室を外気に開放することを防止する係止機構
    と、 前記トリガースイッチ組立体に連結され、締結具を駆動
    した後に前記ピストンが前記初期位置に復帰するまで、
    前記燃焼室の開放を遅らせる遅延手段とを具備する燃焼
    動力式締結具駆動工具。
JP31200098A 1997-10-31 1998-11-02 燃焼動力式締結具駆動工具 Expired - Fee Related JP4312860B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/961811 1997-10-31
US08/961,811 US5909836A (en) 1997-10-31 1997-10-31 Combustion powered tool with combustion chamber lockout

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11216684A true JPH11216684A (ja) 1999-08-10
JP4312860B2 JP4312860B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=25505051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31200098A Expired - Fee Related JP4312860B2 (ja) 1997-10-31 1998-11-02 燃焼動力式締結具駆動工具

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5909836A (ja)
EP (1) EP0913234B1 (ja)
JP (1) JP4312860B2 (ja)
KR (1) KR100301421B1 (ja)
CN (1) CN1080624C (ja)
AU (1) AU703870B1 (ja)
BR (1) BR9804258A (ja)
CA (1) CA2250457C (ja)
DE (1) DE69834888T2 (ja)
NZ (1) NZ332544A (ja)
TW (1) TW426589B (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000334676A (ja) * 1999-05-20 2000-12-05 Illinois Tool Works Inc <Itw> 燃焼式動力工具
JP2004074295A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式打込み工具
JP2005288607A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Jpf Works Kk 携帯式ファスナー打ち込み工具
WO2007018178A1 (ja) * 2005-08-08 2007-02-15 Max Co., Ltd. ガス燃焼式打込み工具
WO2007034850A1 (ja) * 2005-09-22 2007-03-29 Max Co., Ltd. 打込み工具
JP2007083360A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Max Co Ltd ガス燃焼式打込み工具のコンタクト打ち防止機構
JP2007125692A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Hilti Ag 燃焼力作動型打ち込み機
JP2009045700A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式打込機
JP2009095935A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Max Co Ltd ガス燃焼式打込み工具
CN103213097A (zh) * 2013-04-25 2013-07-24 朱益民 一种燃气钉枪

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6123241A (en) 1995-05-23 2000-09-26 Applied Tool Development Corporation Internal combustion powered tool
US5680980A (en) * 1995-11-27 1997-10-28 Illinois Tool Works Inc. Fuel injection system for combustion-powered tool
DE19962696C1 (de) * 1999-12-23 2001-06-07 Hilti Ag Brennkraftbetriebenes Arbeitsgerät mit Bremseinrichtung für seinen Kolben
DE10006560A1 (de) * 2000-02-15 2001-08-23 Disetronic Licensing Ag Zweikomponentiger Kolbenstopfen
DE10032310C2 (de) * 2000-07-04 2003-07-17 Hilti Ag Tragbares, brennkraftbetriebenes Arbeitsgerät, insbesondere Setzgerät für Befestigungselemente, und Verfahren zu seiner Betriebssteuerung
US7051686B2 (en) * 2001-02-28 2006-05-30 Illinios Tool Works Inc. Variable volume valve for a combustion powered tool
US6651862B2 (en) * 2001-04-30 2003-11-25 Illinois Tool Works Inc. Trim-type fastener driving tool
US6655570B2 (en) 2001-05-04 2003-12-02 Illinois Tool Works Inc. Constant volume valve for a combustion powered tool
US6584945B2 (en) * 2001-08-23 2003-07-01 Illinois Tool Works Inc. Spark unit for combustion-powered driving tool
US6983871B2 (en) * 2002-08-09 2006-01-10 Hitachi Koki Co., Ltd. Combustion-powered nail gun
JP4135069B2 (ja) * 2002-08-09 2008-08-20 日立工機株式会社 燃焼式打込み工具
US6695192B1 (en) * 2002-09-30 2004-02-24 Illinois Tool Works Inc. Adjustable depth control for fastener driving tool
DE10259777B4 (de) * 2002-12-19 2016-06-30 Hilti Aktiengesellschaft Brennkraftbetriebenes Arbeitsgerät, insbesondere Setzgerät für Befestigungselemente
US6715655B1 (en) 2003-01-03 2004-04-06 Illinois Tool Works Inc. Combustion chamber lock-out mechanism
US6755159B1 (en) * 2003-01-20 2004-06-29 Illinois Tool Works Inc. Valve mechanisms for elongated combustion chambers
DE10308359B4 (de) * 2003-02-27 2020-12-10 Hilti Aktiengesellschaft Brennkraftbetriebenes Setzgerät
FR2852546B1 (fr) * 2003-03-19 2006-08-11 Prospection & Inventions Procedes de reglage de la puissance d'un appareil a fonctionnement a gaz
DE602004013860D1 (de) * 2003-03-19 2008-07-03 Hitachi Koki Kk Verbrennungskraftbetriebenes Werkzeug mit Vorrichtung zur Vermeidung von Überhitzung der mechanischen Komponenten im Werkzeug
DE10319647B3 (de) * 2003-05-02 2004-09-02 Hilti Ag Setzgerät, Befestigungselemente-Magazin und Treibmittelbehälter
DE10325920B4 (de) * 2003-06-07 2005-09-01 Hilti Ag Über expandierbare Gase antreibbares Setzgerät
DE10326473B3 (de) * 2003-06-12 2004-12-16 Hilti Ag Brennkraftbetriebenes Setzgerät
FR2858261B1 (fr) * 2003-07-29 2005-09-09 Prospection & Inventions Appareil a fonctionnement a gaz d'entrainement d'un element par piston
JP4147403B2 (ja) * 2003-07-31 2008-09-10 マックス株式会社 ガス燃焼式衝撃工具の燃焼室構造
JP4144472B2 (ja) * 2003-08-11 2008-09-03 日立工機株式会社 燃焼式動力工具
JP4385743B2 (ja) * 2003-11-27 2009-12-16 日立工機株式会社 燃焼式動力工具
JP4385772B2 (ja) * 2004-01-16 2009-12-16 日立工機株式会社 燃焼式動力工具
JP2005212060A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式動力工具
US7163134B2 (en) * 2004-02-09 2007-01-16 Illinois Tool Works Inc. Repetitive cycle tool logic and mode indicator for combustion powered fastener-driving tool
US7487898B2 (en) * 2004-02-09 2009-02-10 Illinois Tool Works Inc. Combustion chamber control for combustion-powered fastener-driving tool
US7201301B2 (en) * 2004-02-09 2007-04-10 Illinois Tool Works Inc. Exhaust system for combustion-powered fastener-driving tool
US7673779B2 (en) * 2004-02-09 2010-03-09 Illinois Tool Works Inc. Combustion chamber distance control combustion-powered fastener-driving tool
JP4063233B2 (ja) * 2004-03-12 2008-03-19 マックス株式会社 燃焼ガス式釘打機
FR2870771B1 (fr) * 2004-05-27 2006-08-11 Prospection Et D Inv S Techniq Appareil de fixation a moteur a combustion interne a thermistance de regulation
EP1812208A2 (en) * 2004-08-30 2007-08-01 Black & Decker, Inc. Combustion fastener
US7097083B2 (en) * 2004-09-01 2006-08-29 Illinois Tool Works Inc. Cage and offset upper probe assembly for fastener-driving tool
US7040521B2 (en) * 2004-09-01 2006-05-09 Illinois Tool Works Inc. Gas driven actuation feed tube for combustion powered fastener-driving tool
JP4492310B2 (ja) * 2004-11-25 2010-06-30 日立工機株式会社 燃料ガス、該燃料ガスにより駆動する燃焼式動力工具および燃焼式動力工具用ガスボンベ
US7931181B2 (en) * 2005-02-18 2011-04-26 Hitachi Koki Co., Ltd. Combustion-type power tool with trigger control arrangements
US7591236B2 (en) * 2005-03-15 2009-09-22 Illinois Tool Works Inc. Venting check valve for combustion nailer
US7314025B2 (en) * 2005-07-15 2008-01-01 Illinois Tool Works Inc. Combustion powered fastener-driving tool with interconnected chambers
JP4923436B2 (ja) * 2005-05-10 2012-04-25 マックス株式会社 ガス燃焼式打込み工具
JP4930672B2 (ja) * 2005-08-09 2012-05-16 マックス株式会社 ガス燃焼式打込み工具のファスナー送り機構
WO2007061910A2 (en) * 2005-11-17 2007-05-31 Illinois Tool Works Inc. Selectable firing mode with electromechanical lockout for combustion-powered fastener-driving tool
JP4720551B2 (ja) * 2006-03-08 2011-07-13 日立工機株式会社 燃焼式動力工具
US7296719B1 (en) * 2006-04-26 2007-11-20 Illinois Tool Works Inc. Fuel cell actuator and associated combustion tool
EP2043820B1 (en) * 2006-05-01 2014-01-01 Laboratoire Primatech Inc. Actuator housing having a releasable actuator cartridge for use on hardwood flooring pneumatic nailers
JP2008062309A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式動力工具
DK2076363T3 (da) * 2006-10-16 2013-09-23 Illinois Tool Works Genopladningscyklusfunktion til forbrændingsdrevet sømpistol
EP2397275A1 (en) * 2007-04-02 2011-12-21 Max Co., Ltd. Gas internal combustion type nailing machine
DE102007055904A1 (de) * 2007-12-21 2009-06-25 Hilti Aktiengesellschaft Brennkraftbetriebenes Setzgerät
TW200933016A (en) * 2008-01-18 2009-08-01 qin-ming Lai Drainage valve
JP5104536B2 (ja) 2008-05-16 2012-12-19 マックス株式会社 燃料充填容器及びガス燃焼式打込み工具
US7686198B2 (en) * 2008-07-25 2010-03-30 De Poan Pneumatic Corp. Nail gun bushing and cylinder valve arrangement
EP2483037B1 (en) 2009-09-30 2013-08-28 Hitachi Koki Co., Ltd. Fastener driving tool
JP5431975B2 (ja) * 2010-01-07 2014-03-05 株式会社マキタ 電動工具
JP5447285B2 (ja) 2010-08-12 2014-03-19 マックス株式会社 ガス燃焼式打ち込み工具
US9486906B2 (en) 2012-05-11 2016-11-08 Illinois Tool Works Inc. Lockout for fastener-driving tool
WO2015143762A1 (en) 2014-03-27 2015-10-01 Techtronic Power Tools Technology Limited Powered fastener driver and operating method thereof
US10759031B2 (en) 2014-08-28 2020-09-01 Power Tech Staple and Nail, Inc. Support for elastomeric disc valve in combustion driven fastener hand tool
US9862083B2 (en) 2014-08-28 2018-01-09 Power Tech Staple and Nail, Inc. Vacuum piston retention for a combustion driven fastener hand tool
EP3090836A1 (de) 2015-05-06 2016-11-09 Illinois Tool Works Inc. Eintreibwerkzeug mit verbesserter sicherheitseinrichtung
EP3184253A1 (de) 2015-12-22 2017-06-28 HILTI Aktiengesellschaft Brennkraftbetriebenes setzgerät und verfahren zum betreiben eines derartigen setzgeräts
US10898995B2 (en) * 2017-02-22 2021-01-26 Illinois Tool Works Inc. Powered fastener driving tool having fuel/gas mixture compressed ignition
JP6780772B2 (ja) * 2017-03-29 2020-11-04 工機ホールディングス株式会社 打込機
US11624314B2 (en) 2018-08-21 2023-04-11 Power Tech Staple and Nail, Inc. Combustion chamber valve and fuel system for driven fastener hand tool
US11034006B2 (en) * 2019-01-25 2021-06-15 Robert Bosch Tool Corporation Pneumatic linear fastener driving tool
US11491623B2 (en) 2019-10-02 2022-11-08 Illinois Tool Works Inc. Fastener driving tool

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178676A (en) * 1981-01-22 1982-11-02 Signode Corp Portable fastener driving tool and its driving method
JPS5976780A (ja) * 1982-10-26 1984-05-01 株式会社立川ピン製作所 釘打機に於けるトリガ−バルブ
JPS6393573A (ja) * 1986-10-09 1988-04-23 日立工機株式会社 内燃式ピストン駆動工具の掃気装置
JPS63185586A (ja) * 1987-01-23 1988-08-01 日立工機株式会社 内燃式ピストン駆動装置
JPH0428971U (ja) * 1990-06-22 1992-03-09
JPH068158A (ja) * 1992-03-09 1994-01-18 Illinois Tool Works Inc <Itw> 燃焼ガス駆動の工具組立体
JPH06206178A (ja) * 1992-11-13 1994-07-26 Illinois Tool Works Inc <Itw> ファスナの内燃式打込み工具用燃料系統
JPH07156076A (ja) * 1993-08-30 1995-06-20 Illinois Tool Works Inc <Itw> 組合せの内燃式工具用点火燃料系統

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US32452A (en) * 1861-05-28 Improvement in telegraphic apparatus
US3042008A (en) * 1958-10-18 1962-07-03 Liesse Maurice Striking machine, chiefly nailing, clamping and the like percussion machines
DE2062116C3 (de) * 1970-12-17 1981-10-22 Knorr-Bremse GmbH, 8000 München Ventilverschlußstück für Rückschlag- oder STeuerventile, insbesondere für ein selbsttätiges Entlüftungsventil in pneumatischen Anlagen
US3967771A (en) * 1974-12-16 1976-07-06 Smith James E Self-contained impact tool
US3964659A (en) * 1975-03-12 1976-06-22 Senco Products, Inc. Safety firing control means for a fluid operated tool
US4483474A (en) * 1981-01-22 1984-11-20 Signode Corporation Combustion gas-powered fastener driving tool
IN157475B (ja) * 1981-01-22 1986-04-05 Signode Corp
US4483473A (en) * 1983-05-02 1984-11-20 Signode Corporation Portable gas-powered fastener driving tool
US4629106A (en) * 1985-05-29 1986-12-16 Signode Corporation Actuating means for fastener driving tool
US4717060A (en) * 1986-07-02 1988-01-05 Senco Products, Inc. Self-contained internal combustion fastener driving tool
US4739915A (en) * 1986-07-02 1988-04-26 Senco Products, Inc. Simplified self-contained internal combustion fastener driving tool
DE4032204C2 (de) * 1990-10-11 1999-10-21 Hilti Ag Setzgerät für Befestigungselemente
DE9305760U1 (de) * 1993-04-16 1993-06-17 Joh. Friedrich Behrens AG, 2070 Ahrensburg Auslösesicherung an einem Eintreibgerät für Befestigungsmittel
US5687897A (en) * 1995-07-28 1997-11-18 Campbell Hausfeld/Scott Fetzer Company Dual mode pneumatic tool
IT1279670B1 (it) * 1995-11-02 1997-12-16 Fasco Spa Fissatrice ad aria compressa a valvola in testa funzionante a colpo singolo e a ripetizione.
US5680980A (en) * 1995-11-27 1997-10-28 Illinois Tool Works Inc. Fuel injection system for combustion-powered tool

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178676A (en) * 1981-01-22 1982-11-02 Signode Corp Portable fastener driving tool and its driving method
JPH01188284A (ja) * 1981-01-22 1989-07-27 Signode Corp フアスナ打込み方法
JPS5976780A (ja) * 1982-10-26 1984-05-01 株式会社立川ピン製作所 釘打機に於けるトリガ−バルブ
JPS6393573A (ja) * 1986-10-09 1988-04-23 日立工機株式会社 内燃式ピストン駆動工具の掃気装置
JPS63185586A (ja) * 1987-01-23 1988-08-01 日立工機株式会社 内燃式ピストン駆動装置
JPH0428971U (ja) * 1990-06-22 1992-03-09
JPH068158A (ja) * 1992-03-09 1994-01-18 Illinois Tool Works Inc <Itw> 燃焼ガス駆動の工具組立体
JPH06206178A (ja) * 1992-11-13 1994-07-26 Illinois Tool Works Inc <Itw> ファスナの内燃式打込み工具用燃料系統
JPH07156076A (ja) * 1993-08-30 1995-06-20 Illinois Tool Works Inc <Itw> 組合せの内燃式工具用点火燃料系統

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000334676A (ja) * 1999-05-20 2000-12-05 Illinois Tool Works Inc <Itw> 燃焼式動力工具
JP4685212B2 (ja) * 1999-05-20 2011-05-18 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 燃焼式動力工具
JP2004074295A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式打込み工具
JP2005288607A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Jpf Works Kk 携帯式ファスナー打ち込み工具
JP4570893B2 (ja) * 2004-03-31 2010-10-27 日本パワーファスニング株式会社 携帯式ファスナー打ち込み工具
US7703648B2 (en) 2005-08-08 2010-04-27 Max Co., Ltd. Gas combustion type driving tool
WO2007018178A1 (ja) * 2005-08-08 2007-02-15 Max Co., Ltd. ガス燃焼式打込み工具
JP2007083360A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Max Co Ltd ガス燃焼式打込み工具のコンタクト打ち防止機構
WO2007034850A1 (ja) * 2005-09-22 2007-03-29 Max Co., Ltd. 打込み工具
TWI421155B (zh) * 2005-09-22 2014-01-01 Max Co Ltd Into the tool
JP2007125692A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Hilti Ag 燃焼力作動型打ち込み機
JP2009045700A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式打込機
JP2009095935A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Max Co Ltd ガス燃焼式打込み工具
US8544710B2 (en) 2007-10-17 2013-10-01 Max Co., Ltd. Gas combustion type driving tool
CN103213097A (zh) * 2013-04-25 2013-07-24 朱益民 一种燃气钉枪

Also Published As

Publication number Publication date
AU703870B1 (en) 1999-04-01
CA2250457C (en) 2004-01-06
EP0913234B1 (en) 2006-06-14
US5909836A (en) 1999-06-08
KR19990036951A (ko) 1999-05-25
JP4312860B2 (ja) 2009-08-12
EP0913234A2 (en) 1999-05-06
DE69834888T2 (de) 2007-01-18
TW426589B (en) 2001-03-21
EP0913234A3 (en) 2004-06-16
CA2250457A1 (en) 1999-04-30
KR100301421B1 (ko) 2001-10-27
CN1080624C (zh) 2002-03-13
BR9804258A (pt) 1999-12-21
NZ332544A (en) 2000-05-26
DE69834888D1 (de) 2006-07-27
CN1217967A (zh) 1999-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4312860B2 (ja) 燃焼動力式締結具駆動工具
JP4685212B2 (ja) 燃焼式動力工具
EP1914041B1 (en) Gas combustion type driving tool
JP4833864B2 (ja) 燃焼動力式締結具駆動工具のための排気システム
US7721927B2 (en) Power drive nailing machine
US7931181B2 (en) Combustion-type power tool with trigger control arrangements
EP1666571A2 (en) Fuel gas, combustion type power tool driven by the fuel gas, and compressed gas container for the combustion type power tool
WO2006123693A1 (ja) ガス燃焼式打込み工具
EP3572189B1 (en) Driving tool
KR20080098501A (ko) 가스 네일러에 있어서의 타격 피스톤 보유 지지 구조
JP2007237328A (ja) 燃焼式動力工具
JP4780282B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具におけるファスナー送り作動遅延機構
US9114516B2 (en) Portable combustion gas-powered tools with combustion chamber lockout system
US20230158652A1 (en) Combustion chamber ring for fastener driving tool
CA3238373A1 (en) Combustion chamber ring for fastener driving tool
JP2006305660A (ja) 燃焼式作業工具
MXPA98008983A (en) Tool driven by combustion with a closure for the combust camera

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051101

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees