JPH11216188A - 外側シースを有するガイドワイヤ - Google Patents

外側シースを有するガイドワイヤ

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JPH11216188A
JPH11216188A JP10321289A JP32128998A JPH11216188A JP H11216188 A JPH11216188 A JP H11216188A JP 10321289 A JP10321289 A JP 10321289A JP 32128998 A JP32128998 A JP 32128998A JP H11216188 A JPH11216188 A JP H11216188A
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JP
Japan
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distal end
end portion
coil
sheath
smooth
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JP10321289A
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Juan A Lorenzo
ジュアン・エイ・ロレンツォ
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Cordis Corp
Original Assignee
Cordis Corp
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Publication date
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    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/09Guide wires
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61M25/09Guide wires
    • A61M2025/09166Guide wires having radio-opaque features
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間の脈管内での長手方向の移動を滑らかに
行なうことが可能なガイドワイヤを提供する。 【解決手段】 本発明のガイドワイヤは、比較的柔軟な
部分,湾曲可能な部分,および拡大された末端部分を有
する遠位端部と、曲げられる部分周囲に配置され末端部
分と柔軟な部分を構造的に相互に連結するX線不透過性
らせん部材と、拡大された末端部の少なくとも一部分を
丁度包囲し湾曲可能な部分を覆う薄肉の柔軟なシースと
を有する。このシ−スは長手方向のガイドワイヤの移動
を滑らかにする滑らかな材料から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脈管系(vascular s
ystems)の管(vessels)を横行移動する(traverse)た
めのガイドワイヤに関し、さらに詳細には、操作用トル
ク(steering torques)を曲げ、しかも信頼性よく伝え
るX線不透過性(radiopaque)遠位端部を有するガイド
ワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】経皮的
血管形成術は、血管を通して血液流を増やせる治療の医
療手技である。それは冠状バイパス外科手術に代わる手
技としてしばしば使用することができる。細長いガイド
ワイヤは鼠蹊部(groin)の切り口を通して患者の脈管系
内に送られる。ガイドワイヤの先端は冠状動脈の所定の
位置にガイドされる。その遠位端部近傍で収縮したバル
ーンを備えたカテーテルが、経皮的血管形成術が行なわ
れる冠状動脈の狭くなった部分まで、患者の心臓血管系
を通してガイドワイヤに沿って送られる。バルーンを適
切に配置したら、そのバルーンを膨らませて冠状動脈の
内壁に溜まった堆積物を圧縮してその動脈内腔を広げ、
血液流を増大させる。
【0003】ガイドワイヤは心臓血管系を通して送り込
まれ、その経過がX線造映スクリーンで見られる。狭く
なった冠状動脈部分にバルーンを配置するためにその部
分にガイドワイヤの先端を送り込む。曲がりくねった
(tortuous)管を通しておよび/又はきつい方向転換部
(tight turns)を必要とする管の接合部を通してガイド
ワイヤ先端を送り込まなければならない。きつい方向転
換部でガイドワイヤの送り込みを容易にするためにその
先端が曲げられる。ガイドワイヤの近位端部をその軸の
周りにねじってガイドワイヤによりトルクを伝えてその
先端を送り込みを可能にする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は患者の脈管系に
挿入し、その脈管系の管を横行移動するために構成され
た脈管ガイドワイヤを提供する。この新しいガイドワイ
ヤは、細長いコア,そのコア先端部のX線不透過性コイ
ルおよび滑らかな輪郭をし滑らかな先端面を形成する薄
肉の柔軟な滑らかなシース(sheath)から成る。
【0005】そのコアは第1直径範囲を有する本体部
と、その本体部分から延出する遠位端部とから成ってい
る。その遠位端部は、本体部から続く直径範囲が縮小さ
れた第1遠位端部分と、拡大した遠位端部の末端を構成
する第2遠位端部分と、その第1遠位端部分と第2遠位
端部分との間の第3遠位端部分とから成っている。第3
遠位端部分は、第1および第2遠位端部分と比べて比較
的簡単に変形可能であり、第1および第2遠位端部分が
遠位端部のガイドを容易にする鈍角の夾角(obtuse inc
luded angle)を構成するように曲げられる。
【0006】X線不透過性コイルは第3遠位端部分周囲
に配置される。このコイルは第1遠位端部分に固定され
た第1端部と、第2遠位端部分に固定された第2端部と
を有する。このコイルは、第3遠位端部分の湾曲部の領
域で弾力的に曲げられる回旋部(convolutions)により
少なくとも一部が構成される。
【0007】本シースは、拡大された遠位末端部分の少
なくとも一部の周囲に配置された第1端部と、第1遠位
端部分周囲にその部分を係合させて配置された第2端部
と、コイル周囲にそのコイルを係合させて配置された中
間シース本体とを有する。第1端部は上記拡大された遠
位末端部分を弾力的に抱え込んで、横行移動される管内
の組織と低摩擦接触で移動する滑らかな形状の滑らかな
遠位端部端面を形成する。第2シース端部は、第2コイ
ル端部を遠位端コア部に固定する場所から手前に配置さ
れる。中間シース本体は、弾力的にコイルと係合し、第
3遠位端部分の湾曲部の領域で曲がる。
【0008】
【発明の実施の形態】ここで図面を参照する。図1およ
び図2は、患者の心臓血管系内に経皮的に挿入でき、X
線造映装置の使用によって遠隔位置にガイドできるよう
に構成され配置される長い柔軟なガイドワイヤ10を示
す。図1には、血管Vを流れる血液流が過度に制約され
る程度に血管壁に溜まった組織で一部閉塞されている血
管の領域を通したガイドワイヤの遠位端部が示されてい
る。ガイドワイヤ10は、患者の鼠蹊領域の切開部から
冠状動脈のような閉塞された血管まで血管を横行移動す
るように十分長く、X線造映を可能にするX線不透過性
先端を備えている。患者の脈管系を通して閉塞された管
まで曲がりくねりの多い通路にガイドワイヤ10を横行
移動させる際に、その手技を行なう医師によりガイドワ
イヤ10が操作される。
【0009】図1は、血管形成が行なえるようにバルー
ンカテーテルBを閉塞部まで送り込むガイドワイヤ10
を示している図である。そのバルーンカテーテルはチュ
ーブ状であり、ガイドワイヤの近位端部(図示せず)面
に挿嵌される。バルーンが閉塞部に配置されるまでガイ
ドワイヤに沿ってそのバルーンカテーテルを前進させ
る。閉塞した管を再度開けるためにバルーンカテーテル
に注入された流体でバルーンを膨らませる。ガイドワイ
ヤ10を閉塞部に通して、手技のためにバルーンを適切
に配置できるようにしなければならない。
【0010】ガイドワイヤ10は、細長いコア12と、
コア先端部16のX線不透過性コイル14と、コイル1
4を被覆し、滑らかな輪郭をし滑らかな先端面20を形
成する薄肉の柔軟な滑らかなシース18とから成る。
【0011】コア12は、第1直径範囲を有する本体部
30と、本体部30から延出する遠位端部32とから成
る。好ましい実施形態では、コア12の長さは175c
m(約69インチ)である。近位端コア当接端部(図示
せず)は、操作用トルクをそのコアにかけるために適切
な治具(tool)で係合可能な適切なレンチフラット(Wr
ench flats)で構成される。操作用トルクはコアを介し
てコア先端16に伝達される。
【0012】図2を参照する。本体部30は、当接端部
から遠位端部32まで一様な直径範囲を有する薄いワイ
ヤー状部材によって構成される。本体部30の外面は管
壁に沿って容易に摺動するように滑らかである。好まし
いガイドワイヤ本体部30にはスプレーにより塗布され
たポリテトラフルオロエチレンのコーティング33がし
てある。本発明の好ましい例示の実施形態では、本体部
30は円筒形であり、ステンレス鋼のような金属材料か
ら構成される。他の適切な材料を使うこともできる。例
示された本体部30は、ガイドワイヤの長さの1/2
(すなわち、約60インチ)より十分長く延在し、研磨
加工によって形成され、0.009インチから0.03
8インチまでの範囲の一定の直径を有する。
【0013】遠位端部32は本体部30から延出し、そ
の本体部30に比べて柔軟性が増したガイドワイヤ端部
領域を構成する。遠位端部32は、本体部分から離れる
につれて直径範囲が縮小していく第1遠位端部分40
と、拡大された遠位末端部を構成する第2遠位端部分4
2と、第1遠位端部分40と第2遠位端部分42との間
の第3遠位端部分44とから成る。
【0014】第1遠位端部分40は、本体部30とその
第1遠位端部分40との間の接合部から離れるにつれて
続いて徐々に縮小する直径範囲でテーパーが付いている
ように図示されている。図示された遠位端部分40は円
筒形であり、一般に円錐状にテーパーが付いている。好
ましい遠位端部分40はステンレス鋼のような金属から
構成され、その最終的な形状に研磨される。他の適切な
材料も使用でき、都合がよければあるいは望ましけれ
ば、遠位端部分40の直径範囲を段階的に縮小すること
ができる。好ましいガイドワイヤでは、遠位端部分40
は、その一つだけが図示されているが、一連のテーパー
付きワイヤーセグメントによって構成される。
【0015】第2遠位端部分42は、第3遠位端部分4
4から延出するワイヤー状セグメント45と、ガイドワ
イヤ末端部46とから成る。末端部46は、セグメント
45および第1遠位端部分40の隣接端部の直径範囲よ
り大きな直径範囲を有する。コイル14がその末端部4
6に固定されている。シース18は少なくとも部分的に
末端部46を包囲する。好ましい図示された末端部46
は、ガイドワイヤの使用時に接触する可能性があるシー
ス,または繊細な組織を摩耗することもあるいは損傷さ
せる傾向も無いガイドワイヤ誘導面を構成する滑らかな
連続外面を有する。図示された末端部46は、セグメン
ト45におよびコイル14に接合される、レーザーある
いはプラズマ溶接によって作られたボール溶接部により
構成される。図示されたセグメント45は遠位端部分4
0の端部に比べて拡大された直径を有する円筒である。
【0016】第3遠位端部分44は、第1遠位端部分お
よび第2遠位端部分40,42に比べて比較的容易に変
形可能であり、第1遠位端部分および第2遠位端部分4
0,42が、ガイドワイヤの操作を容易にする鈍角の夾
角を定義するように、使用時(図1参照)に曲げられ
る。遠位端部分44は、それを平坦化し、第1および第
2遠位端部分40,42間の遠位端部のリボン状の薄い
部分を製造するために遠位端部32の円筒部を型押し
(stamping)および据込み(upsetting)することによっ
て形成するのが好ましい。このようにして遠位端部分4
4は、その厚さ方向に曲げることが比較的容易であり、
しかもその幅方向への曲げにはより強く抵抗する薄い方
形断面形を定義する。遠位端部分44は、第1および第
2遠位端部分40,42が35°の夾角(included ang
le)を定義するように、製造時に普通曲げられる。医師
はその部分44を容易に曲げて、通常、25°および4
5°の間の数種の角度の望ましいどの夾角にもその部分
を調節することができる。
【0017】X線不透過性コイル14は第3遠位端部分
44の周りに配置される。コイルは第1遠位端部分40
に固定された第1端部50と、第2遠位端部分42に固
定された第2端部52とを有する。遠位端部分44を包
囲し、第3遠位端部分湾曲部の領域で弾力的に曲げられ
る回旋部60によって、コイル14は、少なくとも一部
が画定される。図示されたコイル端部50は、第3遠位
端部分44とのその接合部の近傍で遠位端部分40を包
囲し堅固に掴む回旋部62で構成される。本発明の好ま
しい実施形態では、コイル端部50がコア12にしっか
り固定されるように、回旋部62を遠位端部分40に接
合する。本発明の図示実施形態では、接合材料の本体を
回旋部62と遠位端部分40との間に配置する。好まし
い実施形態は、回旋部とコアワイヤー付近およびその間
に流して、その後、所定の位置で硬化してその2つを接
合させるナイロンプラスチック材料を使用する。
【0018】遠位端部分40の形状に倣うようにテーパ
ーを付け、それから拡大したコイル直径までテーパーを
付けて回旋部60に合流するように回旋部62が図示さ
れている。その回旋部62は遠位端部分40に沿って延
在する方形断面形状を有するように図示してある。
【0019】回旋部60は遠位端部分44を近接して包
囲し、末端部46で終了する。図示した回旋部60は、
遠位端部分44を曲げる前に隣接コイル巻き線を僅かに
離すように巻かれる。これによってその部分とコイル内
の応力を最小にした状態で遠位端部分44を曲げること
ができる。図示した回旋部60は円形断面ワイヤーから
構成され、遠位端部分44を曲げる前に真っ直ぐな円筒
状らせん(helix)を形成する。
【0020】コイル端部52は本発明の好ましい実施形
態の末端部46にしっかりと接合してある。コイル14
が遠位端部分40,42に構造的に相互連結するように
そのコイル端部52をボール溶接部に溶接することが好
ましい。コイル14は0.002インチないし0.00
3インチの直径を有する白金線のようなかなりX線不透
過性の材料から作られる。
【0021】シース18は、ガイドワイヤ先端16と、
コイル14と、そのコイル14に隣接する遠位端部分4
0の少なくとも端部領域とを弾力的に包囲する薄肉の滑
らかなチューブ状部材である。シース18は、拡大され
た末端部46の少なくとも一部周囲に包囲して配置され
た第1端部70と、第1遠位端部分42周囲におよび係
合して配置された第2端部72と、コイル14周囲にお
よび係合して配置された中間シース本体74とを有す
る。シース端部70は末端部46を弾力的に抱え込ん
で、横行移動される脈管内の組織と低摩擦接触で移動す
る滑らかな輪郭をした滑らかな遠位端部端面20を形成
する。第2シース端部72は、第2コイル端部52を遠
位端部40に固定する場所から手前に配置される。中間
シース本体74はコイル14に弾力的に係合し、第3遠
位端部分の湾曲部の領域で自由に曲がる。
【0022】本発明の好ましい実施形態では、シース1
8は、熱収縮してガイドワイヤと弾力的に係合するポリ
テトラフルオロエチレンから作られた開口(open-ende
d)チューブである。図3に最もよく示したように、ボ
ール溶接部外面の略全てをシース端部70で覆ってシー
ス18をボール溶接部周囲の場所に収縮させる。好まし
い図示されたシース端部72はコア部30,32間の接
合部まで連続的に延在する。
【0023】図4は、シース18を端部閉鎖のソックス
状チューブから構成し、コイル14を方形断面形状を有
するワイヤーから構成した別の構造を示す。このチュー
ブは、ボール溶接部表面を完全に覆い、丁度係合する熱
収縮可能なポリテトラフルオロエチレンフィルムから作
られる。本発明の好ましい実施形態のチューブ開放端部
(図示せず)はコア部30,32間の接合部まで延在す
る。連続チューブ端部は滑らかなガイドワイヤ端面70
が脈管系通して確実に前進できるようになっている。
【0024】コイルを構成する方形断面ワイヤーは、コ
イルが丸い断面ワイヤーから作られている場合の全直径
範囲より小さな全直径範囲でガイドワイヤ端部を形成で
きるのは勿論、ガイドワイヤに対してより剛性のある強
い支持体を提供する。
【0025】本発明により構成された2種類のガイドワ
イヤ実施形態を詳細に例示し、説明したが、本発明は開
示されたその構成に限定して考える必要はない。例え
ば、コイル14はガイドワイヤ先端に最大の直径範囲を
備えた段付き外径を有するように図示してあるが、コイ
ル14は一定の直径範囲を有するらせんで構成すること
ができる。
【0026】なお本発明の好適な実施態様として、以下
のものがある。 (1)前記第3遠位端部分は少なくとも一部が比較的薄
い一般に方形断面形状で構成される請求項1に記載のガ
イドワイヤ。 (2)前記X線不透過性コイルは少なくとも一部が間隔
を蜜にした回旋部を有するらせんで形成される請求項1
に記載のガイドワイヤ。 (3)前記らせんは前記拡大された末端部に固定された
一方の端部と、前記コアに前記曲げられる部分を越えて
固定されたその反対側の端部とを有する実施態様(2)
に記載のガイドワイヤ。 (4)前記一方のらせん端部は前記コアをしっかり抱え
込む固定回旋部を備え、前記固定回旋部は前記コアに接
合されている実施態様(3)に記載のガイドワイヤ。 (5)前記第2コイル端部は前記第1コイル端部より大
きな直径範囲を有する請求項1に記載のガイドワイヤ。 (6)前記熱収縮シースはポリテトラフルオロエチレン
材料から作られる請求項2に記載のガイドワイヤ。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるガイド
ワイヤによれば、人間の脈管内での長手方向の移動をよ
り滑らかに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内壁に沿って配置された組織で部分的に閉塞し
た血管をその血管に配置された本発明を具体化する柔軟
なガイドワイヤの一部と共に示す概略図である。
【図2】本発明により構成された柔軟なガイドワイヤの
断面図である。
【図3】図2の3−3線で示された平面から大体見られ
た拡大図である。
【図4】図2および図3のガイドワイヤの変形の図3と
同様の図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間の脈管系に挿入し前記脈管系で管を
    横行移動するために構成された脈管ガイドワイヤであっ
    て、 a)第1直径範囲の本体部と、前記本体部から延出する
    遠位端部とを有する細長いコアであって、前記遠位端部
    は、前記本体部から離れるにつれて直径範囲を縮小した
    第1遠位端部分と、拡大された遠位端部末端を構成する
    第2遠位端部分と、前記第1遠位端部分と前記第2遠位
    端部分との間の第3遠位端部分とを備え、前記第3遠位
    端部分は、前記第1および第2遠位端分と比較して比較
    的容易に変形可能であり、患者の脈管系の管から管へ前
    記遠位端部をガイドするのを容易にする鈍角の夾角を前
    記第1および第2遠位端部分で定義するように湾曲可能
    である細長いコアと、 b)前記第3遠位端部分周囲に配置されたX線不透過性
    コイルであって、前記コイルは前記第1遠位端部分に固
    定された第1端部と、前記第2遠位端部分に固定された
    第2端部とを有し、前記第3遠位端部分の湾曲部の領域
    で弾力的に曲げられる回旋部によって少なくとも一部が
    定義されるX線不透過性コイルと、 c)前記拡大された遠位末端部分の少なくとも一部周囲
    にこれを包囲して配置された第1端部と、前記第1遠位
    端部分周囲にその部分と係合して配置された第2端部
    と、前記コイル周囲にそのコイルに係合して配置された
    中間シース本体とを有する薄肉の柔軟な滑らかなシース
    であって、前記第1端部は前記拡大された末端部分を弾
    力的に抱え込むことにより、横行移動される管内の組織
    と低摩擦接触で移動する滑らかな輪郭をし滑らかな遠位
    端部端面を形成し、前記第2シース端部は、前記第2コ
    イル端部が前記遠位端コア部に固定される場所から手前
    に配置され、前記中間シース本体は前記コイルに弾力的
    に係合し、前記第3遠位端部分の湾曲部の領域で曲げら
    れる薄肉の柔軟な滑らかなシースとを具備する脈管ガイ
    ドワイヤ。
  2. 【請求項2】 人間の脈管系に挿入し前記脈管系で管を
    横行移動するために構成された脈管ガイドワイヤであっ
    て、 a)第1直径範囲の本体部と、前記本体部から延出する
    遠位端部とを有する細長いコアであって、前記遠位端部
    は、前記本体部から離れるにつれ直径範囲を縮小した第
    1遠位端部分と、拡大された遠位端部末端を構成する第
    2遠位端部分と、前記第1遠位端部分と前記第2遠位端
    部分との間の第3遠位端部分とを備え、前記第3遠位端
    部分は、前記第1および第2遠位端分と比較して比較的
    容易に変形可能であり、患者の脈管系の管から管へ前記
    遠位端部をガイドするのを容易にする鈍角の夾角を前記
    第1および第2遠位端部分で定義するように湾曲可能で
    ある細長いコアと、 b)前記第1,第2および3遠位端部分周囲に配置され
    たX線不透過性コイルであって、前記コイルは前記第1
    遠位端部分に固定された第1端部と前記第2遠位端部分
    に固定された第2端部とを有し、前記第3遠位端部分の
    湾曲部の領域で弾力的に曲げられる回旋部によって少な
    くとも一部が定義されるX線不透過性コイルと、 c)前記第1,第2および第3遠位端部分周囲で熱収縮
    された薄肉シースであって、前記熱収縮シースの第1端
    部は、前記拡大された末端部分を弾力的に抱え込むこと
    により、横行移動される管内の組織と低摩擦接触で移動
    する滑らかな輪郭をし滑らかな遠位端部端面を形成し、
    前記シースの第2端部は前記第1遠位端コア部に固定さ
    れる薄肉シースとを具備する脈管ガイドワイヤ。
JP10321289A 1997-10-27 1998-10-26 外側シースを有するガイドワイヤ Pending JPH11216188A (ja)

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