JPH11216079A - 浴室用壁パネル - Google Patents

浴室用壁パネル

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Publication number
JPH11216079A
JPH11216079A JP10020884A JP2088498A JPH11216079A JP H11216079 A JPH11216079 A JP H11216079A JP 10020884 A JP10020884 A JP 10020884A JP 2088498 A JP2088498 A JP 2088498A JP H11216079 A JPH11216079 A JP H11216079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
bathroom
panel body
fixing
wall panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10020884A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Koizumi
洋一 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10020884A priority Critical patent/JPH11216079A/ja
Publication of JPH11216079A publication Critical patent/JPH11216079A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各浴室用器具がしっかりと表面に固定でき、全
体の厚みが薄く、しかも、軽量な浴室用壁パネルを提供
することを目的としている。 【解決手段】裏面に無機質ボードが接着されたパネル本
体と、このパネル本体の裏面側に配置され、パネル本体
の表面側に固定される浴室用器具の固定ねじまたはパネ
ル自体の固定用の固定ねじが螺合するねじ受け部材とを
備える浴室用壁パネルにおいて、前記ねじ受け部材は、
固定ねじがねじ込み可能な剛性材によってコ字の一方の
横辺が他方の横辺より長い断面形状に形成されていて、
前記他方の横辺の外壁面がパネル本体裏面に接着され、
前記一方の横辺の先端部内壁面が、このねじ受け部材に
隣接してパネル本体裏面に接着された無機質ボードの裏
面側壁に接着されている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室用壁パネルに
関する。
【0002】
【従来の技術】浴室ユニットの浴室用壁パネルとして、
図7および図8に示すように、ポリ塩化ビニル被覆化粧
鋼板(以下、「塩ビ鋼板」と記す)や表面に化粧面を有
する珪酸カルシウム板からなるパネル本体101の裏面
に石膏ボードなどの無機質ボード102が接着一体化さ
れた壁パネル100が使用されている。
【0003】このような壁パネル100は、照明器具、
手すり,鏡、洗面用具等の棚、水洗器具などの浴室用器
具がパネル本体101の表面の所定位置にタッピングね
じ等の固定用ねじを用いて固定されるようになってい
る。
【0004】また、無機質ボード102に固定用ねじを
ねじ込んで固定しようとしても十分な固定強度が得られ
ないため、図7および図8に示すように、固定用ねじが
ねじ込まれる位置の無機質ボード102の裏面側に合板
103を接着し、この合板103に固定用ねじを無機質
ボード越しにねじ込んで浴室用器具の取り付けを行うよ
うにしている。
【0005】さらに、無機質ボード102の裏面側に
は、積み重ね時の合板103によって段差が生じないよ
うに、発泡スチロール等の緩衝材104も合板と並ぶよ
うに接着されている。
【0006】しかし、上記壁パネル100の場合、製造
時に合板103以外に緩衝材104を接着する作業も行
わなくてはならず、製造作業が煩雑であるとともに、固
定用ねじのねじ込み長さを確保して十分な固定強度を得
るため、合板103の厚みを厚くしており、壁パネル全
体の厚みも厚くならざるを得ない。したがって、図9に
示すように、壁パネル100を積み重ねて保管したり搬
送したりする際に多くのスペースを必要とすると言う問
題がある。また、合板103の場合水濡れに対して弱い
と言う問題もある。
【0007】一方、合板103に代えて、無機質ボード
の裏面側にねじ受け部材として平鋼板を接着し、この平
鋼板に固定用ねじをねじ込む構造とすれば、上記のよう
な問題は解消されるのであるが、鋼板の場合、無機質ボ
ードとの接着性が悪いため、固定用ねじを螺合させる時
に、鋼板が無機質ボードから剥離しやすいと言う問題が
ある。そこで、この問題を回避するために、大きな平鋼
板を用い接着面積を大きくする必要があるが、大きい平
鋼板を用いると、壁パネルの全体の重量が大きくなり、
搬送作業性や施工性が悪くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、固定用ねじによってしっかりとした固定
強度の固定状態が得られ、全体の厚みが薄く、しかも、
軽量な浴室用壁パネルを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる浴室用壁
パネルは、このような目的を達成するために、裏面に無
機質ボードが接着されたパネル本体と、このパネル本体
の裏面側に配置され、パネル本体の表面側に固定される
浴室用器具の固定ねじまたはパネル自体の固定用の固定
ねじが螺合するねじ受け部材とを備える浴室用壁パネル
において、前記ねじ受け部材は、固定ねじがねじ込み可
能な剛性材によってコ字の一方の横辺が他方の横辺より
長い断面形状に形成されていて、前記他方の横辺の外壁
面がパネル本体裏面に接着され、前記一方の横辺の先端
部内壁面が、このねじ受け部材に隣接してパネル本体裏
面に接着された無機質ボードの裏面側壁に接着されてい
る構成とした。
【0010】上記構成において、ねじ込み可能な剛性材
とは、ねじ込みが可能で十分な固定強度が得られれば特
に限定されないが、たとえば、鋼板やエンジニアリング
プラスチック等が挙げられる。パネル本体としては、塩
ビ鋼板や珪酸カルシウム化粧板(積水化学工業社製アス
ベール化粧面板)等が挙げられる。
【0011】無機質ボードとしては、耐火性や断熱性を
備えたものであれば、特に限定されないが、一般に石膏
ボードが用いられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1〜図3は本発明
にかかる浴室用壁パネルの1つの実施の形態をあらわし
ている。
【0013】図1〜図3に示すように、この浴室用壁パ
ネル(以下、「壁パネル」とのみ記す)1は、パネル本
体2と、無機質ボードとしての石膏ボード3と、ねじ受
け部材4とを備えている。パネル本体2は、塩ビ鋼板が
裏面側に凹部21を形成するように略箱型に成形されて
いる。
【0014】石膏ボード3は、パネル本体2の凹部21
の深さと略同じ厚みをした板状をしていて、パネル本体
2の長手方向の一端に後述するようにねじ受け部材4の
一部が嵌まり込む隙間22を形成するようにパネル本体
2の凹部21に嵌まり込み接着剤を介してパネル本体2
の裏面に接着一体化されている。
【0015】ねじ受け部材4は、図2および図3に示す
ように、コ字の一方の横辺41が他方の横辺42より長
い断面形状に鋼板を折り曲げて形成されていて、他方の
横辺42の外壁面が浴室用器具に対応するパネル本体2
の裏面に接するようにパネル本体2の裏面に設けられた
隙間22に嵌まり込み接着剤を介してパネル本体2の裏
面に接着され、一方の横辺41の先端部41aの内壁面
が隣接してパネル本体2に接着された石膏ボード3の裏
面側壁に接着されている。
【0016】この壁パネル1は、上記のように、ねじ受
け部材4がパネル本体2の裏面と、石膏ボード3の裏面
のそれぞれに接着されているので、固定ねじをねじ込ん
でも、ねじ受け部材4が剥離したりすることがない。し
かも、ねじ受け部材4とパネル本体2との接着性がよい
ため、ねじ受け部材4が小さいものでも十分な接着強度
が得られる。したがって、ねじ受け部材4に鋼板を用い
ても壁パネル1全体の重量があまり重くならず、取扱い
作業性に優れている。
【0017】また、緩衝材を設ける必要がなく、図4に
示すように、積み重ねても嵩張らず、保管や輸送時の保
管スペースが合板を用いた従来のものに比べ少なくて済
む。
【0018】図5および図6は本発明にかかる浴室用壁
パネルの他の実施の形態をあらわしている。図5およひ
図6に示すように、この壁パネル1´は、パネル本体2
の中央部に器具が取り付けられるようになっていて、こ
のパネル本体2の中央部の器具取り付け位置の裏面側の
石膏ボード3´が切りかかれていて,この切欠部31に
ねじ受け部材4´の他方の横辺42の外壁面が接着さ
れ、一方の横辺41の先端部41a内壁面が切欠部31
の周縁で石膏ボード3´の裏面と接着されている以外
は、上記壁パネル1と同様になっている。
【0019】本発明にかかる壁パネルは、上記の実施の
形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態で
は、ねじ受け部材が1つであったが、2つ以上でも構わ
ない。
【0020】
【発明の効果】本発明にかかる浴室用壁パネルは、以上
のように構成されているので、固定用ねじによるしっか
りとした固定状態が得られることは勿論のこと、積み重
ねても嵩張らず、保管や輸送時の保管スペースが合板を
用いた従来のものに比べ少なくて済むとともに、軽量で
作業性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる浴室用壁パネルの1つの実施の
形態であって、その裏面側から見た斜視図である。
【図2】図1の壁パネルの断面図である。
【図3】図1の壁パネルの分解斜視図である。
【図4】図1の壁パネルを積み重ねた状態の断面図であ
る。
【図5】本発明にかかる浴室用壁パネルの他の実施の形
態であって、その裏面側から見た斜視図である。
【図6】図5の壁パネルの断面図である。
【図7】従来の浴室用壁パネルを裏面側から見た斜視図
である。
【図8】図7の壁パネルの断面図である。
【図9】図7の壁パネルを積み重ねた状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1,1´ 壁パネル 2 パネル本体 3,3´ 石膏ボード(無機質ボード) 4,4´ ねじ受け部材 41 一方の横辺 41a 先端部 42 他方の横辺

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面に無機質ボードが接着されたパネル本
    体と、このパネル本体の裏面側に配置され、パネル本体
    の表面側に固定される浴室用器具の固定ねじまたはパネ
    ル自体の固定用の固定ねじが螺合するねじ受け部材とを
    備える浴室用壁パネルにおいて、前記ねじ受け部材は、
    固定ねじがねじ込み可能な剛性材によってコ字の一方の
    横辺が他方の横辺より長い断面形状に形成されていて、
    前記他方の横辺の外壁面がパネル本体裏面に接着され、
    前記一方の横辺の先端部内壁面が、このねじ受け部材に
    隣接してパネル本体裏面に接着された無機質ボードの裏
    面側壁に接着されていることを特徴とする浴室用パネ
    ル。
JP10020884A 1998-02-02 1998-02-02 浴室用壁パネル Pending JPH11216079A (ja)

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JP10020884A JPH11216079A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 浴室用壁パネル

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JP (1) JPH11216079A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016217081A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 株式会社ノーリツ 壁パネルおよび壁パネルの製造方法
JP2017197936A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 株式会社ノーリツ 壁パネルの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016217081A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 株式会社ノーリツ 壁パネルおよび壁パネルの製造方法
JP2017197936A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 株式会社ノーリツ 壁パネルの製造方法

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